JP2577109B2 - 撮像装置の映像ぶれ防止装置 - Google Patents

撮像装置の映像ぶれ防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、撮像装置を構成する固体撮像素子の駆動
信号を制御することにより、前映像から現映像の映像ぶ
れを防止する撮像装置の映像ぶれ防止装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
近年、固体撮像素子が開発されたことにより、小型化
および軽量化した撮像装置が利用されている。このよう
な撮像装置の小型化および軽量化に伴い映像ぶれのない
安定した映像を得るために、映像ぶれに対する補正機能
の開発も盛んに行われている。
従来の撮像装置の映像ぶれ防止装置は、レンズと、固
体撮像素子と、この固体撮像素子の出力を処理する信号
処理部と、この信号処理部から出力される映像信号によ
り電気的に映像ぶれを検出する映像ぶれ検出部と、この
映像ぶれ検出部の出力信号より、映像ぶれを補正する方
向に走査映像画素領域を移動させる走査映像画素領域制
御部と、固体撮像素子を駆動するための駆動信号を発生
する駆動信号発生部および水晶発振子とから構成され
る。
第5図は従来の撮像装置の映像ぶれ防止装置の機能を
説明するための説明図である。
第5図において、501は固体撮像素子の画素領域、502
は第1の走査映像画素領域、503は第2の走査映像画素
領域、504は第1の走査映像画素領域502の水平CCD転送
信号、505は第2の走査映像画素領域503の水平CCD転送
信号,506は第1の走査映像画素領域502の垂直CCD転送信
号、507は第2の走査映像画素領域503の垂直CCD転送信
号、508は水平CCD転送信号504の高速転送部、509は水平
CCD転送信号505の高速転送部、510は垂直CCD転送信号50
6の高速転送部、511は垂直CCD転送信号507の高速転送部
である。
このように構成された従来の撮像装置の映像ぶれ防止
装置の動作を説明する。
レンズにより被写体が固体撮像素子に投影されるとと
もに、水晶発振子を備えた駆動信号発生部により固体撮
像素子に駆動信号が入力され、固体撮像素子が駆動され
る。駆動された固体撮像素子により出力された信号が信
号処理部に入力され、処理される。そして信号処理部に
より映像信号が映像ぶれ検出部に入力され、映像ぶれ検
出部により前映像と現映像との映像ぶれが検出され、走
査映像画素領域制御部により映像ぶれを補正する方向に
走査映像画素領域が移動される。
すなわち走査映像画素領域制御部では、第5図に示す
ように第1の走査映像画素領域502および第2の走査映
像画素領域503を水平方向Aおよび垂直方向Bに移動で
きるように、水平CCD転送信号504,505および垂直CCD転
送信号506,507に電荷を高速に転送する高速転送部508,5
09,510,511が設けられ、これら高速転送部508,509,510,
511の転送段数の比率を変化させることによって、映像
ぶれ検出部により検出した第1の走査映像画素領域502
と、第2の走査映像画素領域503との映像ぶれを補正す
る方向に第2の走査映像画素領域503が移動される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の撮像装置の映像ぶれ
装置の構成では、水平CCD転送信号504,505および垂直CC
D転送信号506,507に高速転送部508,509,510,511が設け
られるため、水平CCD転送信号504,505に設けた高速転送
部508,509により画素の黒レベル基準であるオプティカ
ルブラック部(図示せず)へ悪影響が発生したり、また
垂直CCD転送信号506,507に設けた高速転送部510,511に
より電荷の取り残しが発生したりし、映像信号に悪影響
を及ぼすという問題があった。さらに高速転送部508,50
9を設けるため駆動信号発生部では、水平CCD転送信号50
4,505の発振周波数より高い周波数の信号を発生しなけ
ればならないという問題もあった。
この発明の目的は、上記問題点に鑑み、水平CCD転送
信号および垂直CCD転送信号に高速転送部を設けること
なく走査映像画素領域を移動させることにより、映像信
号に悪影響を与えることなく映像ぶれを防止することの
できる撮像装置の映像ぶれ防止装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の撮像装置の映像ぶれ防止装置は、前映像か
ら現映像の映像ぶれを検出する映像ぶれ検出部と、この
映像ぶれ検出部により検出した映像ぶれに基づいてこの
映像ぶれを打ち消す方向に走査映像画素領域を移動制御
する走査映像画素領域制御部とを備え、水平CCD転送信
号および垂直CCD転送信号の転送期間を映像信号のブラ
ンキング期間でシフトすることにより走査映像画素領域
を移動するようにしたものである。
〔作用〕
この発明の構成によれば、映像ぶれ検出部により検出
した前映像と現映像との映像ぶれを走査映像画素領域制
御部に入力し、この映像ぶれに基づいて水平CCD転送信
号および垂直CCD転送信号の転送期間を映像信号のブラ
ンキング期間でシフトし、映像ぶれを打ち消す方向に走
査映像画素領域を移動制御することにより映像ぶれを防
止することができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて
説明する。
第1図は撮像装置の映像ぶれ防止装置の構成を示す概
念図である。
第1図において、11はレンズ、12は固体撮像素子、13
は固体撮像素子12の出力を処理する信号処理部、14は信
号処理部13から出力される映像信号により電気的に映像
ぶれを検出する映像ぶれ検出部、15は映像ぶれ検出部14
の出力信号より、映像ぶれを打ち消す方向に走査映像画
素領域を移動させる走査映像画素領域制御部、16は固体
撮像素子12を駆動するための駆動信号を発生する駆動信
号発生部16、17は水晶発振子である。
第2図はこの発明の一実施例の撮像装置の映像ぶれ装
置の機能を説明するための説明図である。
第2図において、201は固体撮像素子の画素領域、202
は第1の走査映像画素領域、203は第2の走査映像画素
領域、204は水平映像ブランキング期間(水平方向Aの
映像信号のブランキング期間)、205は垂直映像ブラン
キング期間(垂直方向Bの映像信号のブランキング期
間)、206は第1の走査映像画素領域202の水平CCD転送
信号、207は第2の走査映像画素領域203の水平CCD転送
信号、208は第1の走査映像画素領域202の垂直CCD転送
信号、209は第2の走査映像画素領域203の垂直CCD転送
信号および310は余裕画素領域の電荷を掃き出し期間で
ある。
第3図はこの発明の一実施例の撮像装置の映像ぶれ防
止装置の垂直CCD転送信号を示すタイミング図、第4図
は同撮像装置の映像ぶれ防止装置の水平CCD転送信号を
示すタイミング図である。
第3図において、301は複合同期信号、302は複合ブラ
ンキング信号、303は垂直映像ブランキング期間(垂直
方向の映像信号のブランキング期間)、304はフォトダ
イオード(図示せず)より電荷を読み出すための電荷読
み出し信号、305および306は垂直CCD転送信号、307は電
荷掃き出し期間、308は垂直CCD転送信号305,306のオフ
セット期間および309は垂直CCD転送信号を示す。なお複
合同期信号301のパルス幅は1Hである。
また第4図において、401は水平同期信号、402は水平
ブランキング信号、403は水平映像ブランキング期間
(水平方向の映像信号のブランキング期間)、404およ
び405は水平CCD転送信号、406は水平CCD転送期間(水平
CCD転送信号404,405の転送期間)を示す。
このような構成した撮像装置の映像ぶれ防止装置の動
作を以下説明する。
第1図に示すように、レンズ11により固体撮像素子12
に被写体を投影するとともに、水晶発振子17を備えた駆
動信号発生部16により固体撮像素子12に駆動信号を入力
し、固体撮像素子12を駆動する。駆動した固体撮像素子
12の出力信号を信号処理部13に入力し、処理する。そし
て信号処理部13により映像信号を映像ぶれ検出部14に入
力し、映像ぶれ検出部14により第1の走査映像画素領域
202と第2の走査映像画素領域203との映像ぶれを検出
し、走査映像画素領域制御部15により映像ぶれを打ち消
す方向に走査映像画素領域を移動させる。この際、固体
撮像素子12の水平CCD転送信号206,207および垂直CCD転
送信号208,209の転送期間を水平映像ブンキング期間204
および垂直映像ブランキング期間205でシフトすること
により走査映像画素領域を移動させ、映像ぶれを防止す
る。
走査映像画素領域制御部15における走査映像画素領域
の移動制御は、第3図に示すように、垂直方向Bの映像
ぶれは、垂直映像ブランキング期間303内で垂直CCD転送
信号305,306の電荷転送開始点にオフセット期間308を設
け、オフセット期間308の幅および位置を変化させ、垂
直CCD転送期間309を垂直映像ブランキング期間303でシ
フトすることによって、走査映像画素領域を移動させ、
映像ぶれを防止する。また第4図に示すように、水平方
向Aの映像ぶれは、水平方向の画素を読み出すための一
定の水平CCD転送期間406を水平映像ブランキング期間40
3でシフトすることによって、走査映像画素領域を移動
させ、映像ぶれを防止する。
但しこの水平CCD転送期間406のシフトは同一フィール
ド内で行われることはない。
なお垂直方向Bにおける余裕の画素領域に残存した電
荷は、掃き出し期間307により放出する。
以上のように、実施例の撮像装置の映像ぶれ防止装置
は、第5図に示す従来例のように水平CCD転送信号504,5
05および垂直CCD転送信号506,507に高速転送部508,509,
510,511を設けることなく、水平CCD転送信号206,207お
よび垂直CCD転送信号208,209の転送期間を水平映像ブラ
ンキング期間204および垂直映像ブランキング期間205で
シフトすることにより走査映像画素領域を移動させて映
像ぶれを防止するため、電荷の高速転送による映像信号
への悪影響をなくすことができる。
〔発明の効果〕
この発明の撮像装置の映像ぶれ防止装置によれば、水
平CCD転送信号および垂直CCD転送信号の転送期間を映像
信号のブランキング期間でシフトすることにより走査映
像画素領域を移動させるため、従来のように水平CCD転
送信号および垂直CCD転送信号に高速転送部を設けるこ
となく、前映像と現映像との映像ぶれを防止することが
できる。その結果、高速転送した電荷による黒レベル規
準であるオプティカルブラック部への悪影響および電荷
の取り残しを防ぐことができる。したがって、高速転送
した電荷が映像信号に与えていた悪影響をなくすことが
でき、優れた撮像装置の映像ぶれ防止装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は撮像装置の映像ぶれ防止装置の構成を示す概念
図、第2図はこの発明の一実施例の撮像装置の映像ぶれ
防止装置の機能を説明するための説明図、第3図はこの
発明の一実施例の撮像装置の映像ぶれ防止装置の垂直CC
D転送信号を示すタイミング図、第4図は同撮像装置の
映像ぶれ防止装置の水平CCD転送信号を示すタイミング
図、第5図は従来の撮像装置の映像ぶれ防止装置の機能
を説明するための説明図である。 14……映像ぶれ検出部、15……走査映像画素領域制御
部、206,207,404,405……水平CCD転送信号、208,209,30
5,306……垂直CCD転送信号、309……垂直CCD転送信号、
404,405……水平CCD転送信号、406……水平CCD転送期
間、204,403……水平映像ブランキング期間、205,303…
…垂直映像ブランキング期間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前映像から現映像の映像ぶれを検出する映
    像ぶれ検出部と、この映像ぶれ検出部により検出した映
    像ぶれに基づいてこの映像ぶれを打ち消す方向に走査映
    像画素領域を移動制御する走査映像画素領域制御部とを
    備え、 水平CCD転送信号および垂直CCD転送信号の転送期間を映
    像信号のブランキング期間でシフトすることにより前記
    走査映像画素領域を移動するようにした撮像装置の映像
    ぶれ防止装置。
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