JP2577016Y2 - 車両のアウトサイドモールディングの構造 - Google Patents

車両のアウトサイドモールディングの構造

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JP2577016Y2
JP2577016Y2 JP1991076468U JP7646891U JP2577016Y2 JP 2577016 Y2 JP2577016 Y2 JP 2577016Y2 JP 1991076468 U JP1991076468 U JP 1991076468U JP 7646891 U JP7646891 U JP 7646891U JP 2577016 Y2 JP2577016 Y2 JP 2577016Y2
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、段差を有する第1の直
線部と第2の直線部とがそれぞれアール部で接続され、
そして内部に芯材を有しドアウエスト部に取付けられる
車両のアウトサイドモールディングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すトラックキャブのドアウエス
ト部に設けられているアウトサイドモールディング10
には、図1にも示すように側下方視界を拡げるために、
アール部A、Aを介し段差Bの段差部10bが形成され
ており、また、このモールディング10は、通常、合成
樹脂(例えばPVC)で成形され、内部には図5に示す
ような芯材12が埋設されている。この芯材12の形状
はモールディング10の本体11とドアパネル13との
間に位置しているので、一辺が曲線的に屈曲した深いU
字状に形成されていて、曲げ成形が困難である。
【0003】したがって、アウトサイドモールディング
10の段差Bは、芯材12の成形性から一般的に例えば
50〜70mmに制約されている。このため、側下方視
界を拡げるため段差Bを大きくとるようなデザインが制
約されていた。
【0004】これに対し、直線部10a、10cと段差
部10bとを別体に形成し、図6に示す例えば直線部1
0aの接合面Cで接着する構造が知られている。しか
し、この接着による構造では、両部分10a、10bの
剛性が異なるので、運搬時に折損することが多い。
【0005】また実開昭63−85525号公報にはア
ウトサイドモールディングの端末をコーナカバーの下端
部に押え込む技術が開示されている。しかしながら、か
かる公知技術では、単に突起部によってモール端末を押
えるのみなので段差のあるアウトサイドモールディング
を一体化することはできず、しかも段差部の寸法に対し
て自由度をもたせることはできない。
【0006】さらに、実開平2−106910号公報に
は彎曲しているモールを爪で係合させて一体化する技術
が開示されている。しかしながら、かかる公知技術は加
工工程が多く、製造が面倒である。
【0007】そして特開平1−289716号公報に
は、断面形状が連続的に変化するモールディングを接続
する場合に、芯材同士を係合させて所定の断面形状の成
形型でモールディングを作る技術が開示されている。し
かしながら、かかる公知技術は、芯材がなく柔軟性を必
要とするモールディングには適用できない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】したがって、本考案の
目的は、デザインの自由度を拡げることができ、段差部
が柔軟でしかも接合部の強度が大きい段差部で接合され
た第1および第2の直線部を有する車両のアウトサイド
モールディングを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、段差
(B)を有する第1の直線部(1a)と第2の直線部
(1c)とがそれぞれアール部(A)で接続され、そし
て第1の直線部(1a)および第2の直線部(1c)の
内部に芯材(12)を有しドアウエスト部に取付けられ
る車両のアウトサイドモールディングの構造において、
前記アール部(A)が直線部(1a、1c)に移る部分
でそれぞれ分割されており、その分割された接合面
(C)からそれぞれ芯材(12)の突出部(12a)が
露出して突出しており、それらの突出部(12a)はい
ずれも段差部(1b)の成形部を構成する金型(2)に
挿入されて合成樹脂を注入することにより、段差部(1
b)と第1および第2の直線部(1a、1c)とが一体
に結合されて構成されており、そして段差部(1b)に
は芯材が設けられていないことを特徴としている。
【0010】
【作用効果の説明】したがって、段差部を形成するため
に、車両とは別に準備した金型内に2つの直線部の芯材
の突出部をそれぞれ挿入し、金型内に合成樹脂を注入す
れば、2つの直線部と一体化した段差部を得ることがで
きる。
【0011】このように本考案では直線部の芯材の突出
部と一体化した段差部ができるので、段差の寸法に応じ
た金型を準備すればよく、デザインの自由度が大きく、
したがって、側下方の視界を広くすることができる。
【0012】また、直線部と段差部との接合部におい
て、直線部芯材の突出部が段差部のアール部に埋設さ
れ、接合面積が大きいので、接合部の強度が大きくな
る。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
【0014】図1において、アウトサイドモールディン
グ1は、第1の直線部1a及び第2の直線部1cが段差
部1bのアール部Aが直線部1a、1cに移る部分を接
合面Cとして結合されているところが示されている。
【0015】図2に示すように、第1の直線部1aの接
合面Cには、芯材12の突出部12aが露出されてい
る。なお、図示していないが第2の直線部1cも同様に
構成されている。
【0016】第1および第2の直線部1a、1cと段差
部1bの結合は図3に示すように、段差部1bの金型2
に、第1および第2の直線部1a、1cの芯材12の突
出部12a、12aを挿入し、注入孔2aから合成樹脂
材を注入し、段差部1bにより第1および第2の直線部
1a、1cを一体に結合して行う。
【0017】このように、アウトサイドモールディング
1の段差部1bの段差Bは、任意に設定することがで
き、また、接合部の強度を増すことができる。
【0018】
【考案の効果】以上の通り、本考案によれば、下記のす
ぐれた効果を奏する。 (a) 2つの直線部を段差部で接続したアウトサイド
モールディングのデザインの自由度が大となり、側下方
の視界を拡げるのに役立つ。 (b) 2つの直線部の芯材の突出部が段差部のアール
部内に埋設され、接合面積が大きく接合部の強度が大で
ある。 (c) 段差部は芯材がないので柔軟性があり、適合性
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の接合面を示す斜視図。
【図3】結合成形の態様を示す斜視図。
【図4】従来のアウトサイドモールディングを示す斜視
図。
【図5】図4のX−X線矢視断面図。
【図6】従来の接合面を示す斜視図。
【符号の説明】
A・・・アール部 B・・・段差 C・・・接合面 1a、1c、10a、10c・・・直線部 1b、10b・・・段差部 2・・・金型 2a・・・注入孔 12・・・芯材 12a・・・突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B60R 13/06 B60J 1/10 C (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/00 501 - 5/04 B60J 1/02 - 1/17 B60R 13/04 - 13/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段差(B)を有する第1の直線部(1
    a)と第2の直線部(1c)とがそれぞれアール部
    (A)で接続され、そして第1の直線部(1a)および
    第2の直線部(1c)の内部に芯材(12)を有しドア
    ウエスト部に取付けられる車両のアウトサイドモールデ
    ィングの構造において、前記アール部(A)が直線部
    (1a、1c)に移る部分でそれぞれ分割されており、
    その分割された接合面(C)からそれぞれ芯材(12)
    の突出部(12a)が露出して突出しており、それらの
    突出部(12a)はいずれも段差部(1b)の成形部を
    構成する金型(2)に挿入されて合成樹脂を注入するこ
    とにより、段差部(1b)と第1および第2の直線部
    (1a、1c)とが一体に結合されて構成されており、
    そして段差部(1b)には芯材が設けられていないこと
    を特徴とする車両のアウトサイドモールディングの構
    造。
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