JP2576689B2 - 車両内装用複合シート及びその製造方法 - Google Patents

車両内装用複合シート及びその製造方法

Info

Publication number
JP2576689B2
JP2576689B2 JP33974290A JP33974290A JP2576689B2 JP 2576689 B2 JP2576689 B2 JP 2576689B2 JP 33974290 A JP33974290 A JP 33974290A JP 33974290 A JP33974290 A JP 33974290A JP 2576689 B2 JP2576689 B2 JP 2576689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
adhesive
resin
composite sheet
skin material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP33974290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04208452A (ja
Inventor
俊二 大久保
利治 中江
理 和田
優之 東郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP33974290A priority Critical patent/JP2576689B2/ja
Priority to US07/799,212 priority patent/US5254402A/en
Priority to CA 2056464 priority patent/CA2056464A1/en
Priority to DE69129489T priority patent/DE69129489T2/de
Priority to EP19910311076 priority patent/EP0488762B1/en
Priority to KR1019910021921A priority patent/KR100216696B1/ko
Publication of JPH04208452A publication Critical patent/JPH04208452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576689B2 publication Critical patent/JP2576689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表皮材と架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体
を貼合せ積層したことからなる車両内装用複合シートに
関する。特に本発明の車両用内装材はインストルメント
パネルやドアトリムなどの自動車の内装用複合シートと
して好適に用いられる。
〔従来の技術〕
従来、車両用内装材、より具体的には積層発泡体シー
トはポリ塩化ビニルやレザーなど比較的肉薄の表皮材と
ポリオレフィン系発泡体など比較的肉厚の発泡体シート
を接着剤により積層することにより製造され、さらに発
泡体側の面に接着剤を塗布するなどにより芯材となる自
動車のインストルメントパネルやドアトリムの基材に接
着され、内装に用いられる。例えば特公昭57-55067号に
示されるように飽和ポリエステル系またはウレタン系熱
溶着性接着剤にイソシアネート系の架橋剤を添加したも
のを表皮材とポリオレフィン系発泡体のいずれか一方又
は両方に塗布し、加熱・圧着し貼合せ複合シートとして
いる。また、特公昭63-228号では発泡体としてポリプロ
ピレン系重合体を用いて複合シートを製造し、これをイ
ンストルメントパネルやドアトリム等の自動車部品の基
材側の表面に同じ飽和ポリエステル系またはウレタン系
熱溶着性接着剤にイソシアネート系架橋剤を添加した接
着剤層を介して接着し、加熱・圧着して車両用内装部品
を得ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、これらの従来技術においては、用いられる接
着剤は有機溶媒型(トルエン、酢酸エチル等)であるた
め、人体に対する悪影響や大気汚染の原因となるなどの
問題を抱えている。また、これらの有機溶媒は引火性も
有するので、接着剤の塗布、貼合せ工程は防爆型設備を
用いる必要があり、安全性や費用の面で難点がある。
さらに、従来の接着剤、例えば特公昭57-55067号や特
公昭63-228号において用いている飽和ポリエステル系ま
たはウレタン系熱溶着性接着剤にイソシアネート系の架
橋剤を添加したものは伸び特性が悪く、展開率の大きい
部分では接着剤層が破壊を起こし剥がれるという欠点も
有している。
これらの問題点を解決するために有機溶媒系に代えて
水溶媒系の接着剤の開発が望まれている。例えば、特公
昭63-33518号公報に示されているように架橋剤にアジリ
ジン化合物を用いた水系接着剤が知られている。しか
し、これらの水溶媒系接着剤及びその処理法では、高温
下での高い剥離強度や高い伸び率を要求される車両内装
用複合シートとして実用に耐えうるものは得られてはい
ない。
本発明は上記の問題を解決するものであって、有機溶
媒による人体や大気への悪影響の問題や防爆型設備が必
要とされる難点を解消し、さらには接着層の剥離の欠点
も少ない自動車用内装材の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の車両内装用複合シートは、アクリル系または
ウレタン系樹脂を主成分とする樹脂の極性残基部分で次
式に示される構造により架橋された接着層を介して、表
皮材と架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体が積層され、
常温および120℃における180度法剥離強度試験で接着層
の破壊が生じないこと、を特徴とする。
−(CH22NH−R−NH(CH22− または (R:低分子架橋剤残基) 本発明におけるアクリル系樹脂とは、極性官能基を有
する公知のものが広く使用できる。特に限定されるもの
ではないが、2−エチルヘキシルアクリレート、メチル
メタアクリレート、アクリル酸、スチレン、2−ヒドロ
キシエチルメタアクリレート、ブチルアクリレート、エ
チルアクリレート、アクリルアミドなどからなるアクリ
ル共重合ポリマ等があげられる。
本発明におけるウレタン系樹脂とは、極性官能基を有
する公知のものが広く使用できる。特にカルボキシ基含
有芳香族イソシアネート系ポリエステル型水溶性もしく
は水分散性ウレタン樹脂が望ましい。特に限定されるも
のではないが、例えば特公昭42-224192号公報、特公昭5
3-38760号公報、特開昭50-126795号公報などに記載され
ているウレタン樹脂が広く使用できる。
本発明における極性残基とは、該アクリル系またはウ
レタン系樹脂に一般的に存在する極性官能基の残基であ
り、例えば、次式で示すものがあげられる。
本発明における低分子架橋剤残基(R)とは、4,4′
−ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフェニル
メタンまたは2,2−ビスヒドロキシメチル−ブタノール
−トリス〔3−(1−アジリジニル)プロピオネート〕
のアジリジン環が開環し架橋した残基であり、それぞれ
(A)、(B)式で表される。
また、本発明の車両内装用複合シートの製造方法は、
表皮材と架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体との互いに
接合する対向面の少なくとも一方に、活性水素を有する
エマルジョンに水分散化したアジリジン環化合物の硬化
剤が添加された水系接着剤を塗布、乾燥し、赤外線ヒー
ターで、表面温度は60℃〜該発泡体を構成する樹脂の融
点の温度範囲で焼付けした後、該表皮材と該架橋型ポリ
オレフィン系樹脂発泡体を加熱、圧着することを特徴と
する。
ウレタン系エマルジョンはポリエステルをイソシアネ
ートで反応、高分子化したエマルジョンあるいは水分散
体で、末端に水酸基、カルボキシル基を持ったものであ
る。
アクリル系エマルジョンは常法により乳化重合により
得られるのもで、水酸基、カルボキシル基、アミノ基を
有するモノマーを共重合して導入するものである。
これらのウレタン系、アクリル系エマルジョンは単独
で用いても良く、乾燥性、密着性等の性能バランスを良
くするため、任意に混合しても良い。
本発明の水分散化したアジリジン環化合物とは、4,
4′−ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフェ
ニルメタン、2,2ビスヒドロキシメチルブタノール−ト
リス〔3−(1−アジリジニル)プロピオネート〕等が
あげられ、これらの少なくとも一種が硬化剤として用い
られる。
これらのアジリジン環化合物は水に不溶のため、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミドに溶解した
後、少量の乳化剤をいれ、水の強制分散化したものが使
用しやすい。エマルジョンと硬化剤の配合比率は100:1
〜100:20の範囲で良い。
本発明における架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体と
は、エチレンまたはブテンが0.5〜35%、ランダムまた
はブロックあるいはランダム−ブロック状に共重合され
たポリプロピレン樹脂を用いるのが好ましいが、密度0.
897〜0.955g/ccでMIが0.5〜55の範囲にあるポリエチレ
ン樹脂やエチレンとα−オレフィンの共重合ポリエチレ
ン樹脂、エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル
酸エステル等のモノマーが共重合されたポリエチレン樹
脂、または共重合されたポリエチレン樹脂の混和物から
なる発泡体などで、放射線(電子線、α、β、γ線等)
架橋法、化学架橋法(ジクミルパーオキサイド等)及び
紫外線架橋法で架橋された発泡体である。
本発明における表皮材としては、天然、人工の繊維を
用いた布帛状物、ポリ塩化ビニル樹脂を主成分としたシ
ート、熱可塑性エラストマーシート、レザー等を言う。
硬化剤を混入したエマルジョンはワイヤーコーター、
ドクターナイフ、ロールコーター、リバースコーターを
用いて架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体に5〜200g/m
2塗布する。塗布する場合、作業性を良くする上で、エ
マルジョンの粘度を調整する必要があり、通常使用され
るポリカルボン酸ポリマー、カルボキシルメチルセルロ
ース等の増粘剤が適当量使用できる。
焼き付け法としては赤外線による焼き付けが効果的で
ある。赤外線の平均波長は0.75〜1000μm、望ましくは
2〜14μmである。また接着剤を塗布した表面温度は60
℃〜該発泡体を構成する樹脂の融点、好ましくは90〜14
0℃である。ここで、焼き付け時の表面温度が60℃以下
であったり、従来法のように焼き付けを行わなかった
り、もしくは赤外線ヒーター以外の乾燥機、例えば温風
機で乾燥させたり、すると十分な接着強度を得ることが
できず、界面剥離を起こす。一方、該発泡体を構成する
樹脂の融点以上になると発泡体の表面が荒れを起こすた
め製品価値がなくなる。
次に本発明の製造方法の一態様について述べる。ただ
し、本発明は以下の製造方法に限定されるものではな
い。
表皮材としてポリ塩化ビニル樹脂シート(軟質0.7m
m)を、発泡体としてとゲル分率40%、見掛密度0.050g/
cm3で厚み3mmのポリオレフィン系樹脂発泡体を用いる。
活性水素を有するエマルジョン100重量部に水分散化し
たアジリジン環化合物の硬化剤が10重量部添加された水
系接着剤をまず該発泡体と該表皮材のお互いが接合すべ
き面の少なくとも一方に50g/m2の割合で塗布して接着層
を形成する。
該接着層を90〜150℃の範囲で水分蒸発させ、赤外線
ヒーターにより焼き付けした後、両者を50〜100℃に加
熱し圧着貼合せする。
さらに発泡体の面に同様にして該接着層を形成し、該
水分蒸発、硬化処理を施す。
本発明に用いる特性値の測定方法並びに評価方法は次
ぎの通りである。
1.剥離強度 車両内装用複合シートを幅25mmのタンザク状に切断
し、オートグラフで常温下(23℃)と高温下(120℃)
で180度法により、速度500mm/分で剥離強度を測定し
た。
なお、接着層で破壊が起こらなかった。 ○ 部分的に接着層の破壊が起こった。 △ 接着層で破壊が起きた。 × で表わした。
(剥離強度で、(−)は測定困難であることを示す。) 2.成形性能 車両内装用複合シートを160〜180℃に加熱した後、雌
型の金型(直径(D)50mm,深さ(H)50、60、70mm)
で真空成形した結果の接着層の界面剥離の有無を評価し
た。
成形品の表皮材、発泡部分の破壊や接着剤層の界面剥離
がない ○ 接着層の界面剥離は見られないが最も深い底の部分で発
泡体の一部が破壊した。 △ 接着層の界面剥離は見られないが発泡体が破壊を起こし
た。 × で表わした。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1 水酸基とカルボキシル基を有する固形分45%のアクリ
ルエマルジョン100重量部、アジリジン環化合物“ケミ
タイトDZ-22"(4,4′−ビス(エチレンイミノカルボニ
ルアミノ)ジフェニルメタン:日本触媒化学工業製)を
10重量部混合し、増粘剤として非イオン系界面活性剤で
ある“ビスサーフF"(花王株式会社製)で粘度5000cPに
調整したエマルジョン型の接着剤を見掛密度0.067g/cm3
のポリプロピレン系樹脂発泡体の一方の面にグラビアロ
ール法で50g/m2の割合で塗布した。
接着剤層を乾燥し、赤外線ヒーターで焼き付けした
後、加熱(表面温度80℃)された表皮材(ポリ塩化ビニ
ル樹脂/ABSの混合シート、厚さ0.7mm)と圧着貼合せを
した。
この車両内装用複合シートを用いて接着剥離性と成形
性能を測定評価した。
実施例2 ポリプロピレン系樹脂発泡体の見掛密度を0.050g/cm3
としたほかは実施例1と同様にして車両内装用複合シー
トを作製し、評価した。
実施例3 水酸基とカルボキシル基を有する固形分50%のウレタ
ン系エマルジョン60重量部と実施例1で用いたアクリル
系エマルジョン60重量部、アジリジン環化合物“ケミタ
イトDZ-22"(4,4′−ビス(エチレンイミノカルボニル
アミノ)ジフェニルメタン:日本触媒化学工業製)を10
重量部混合し、増粘剤で粘度8000cPに調整したエマルジ
ョン型の接着剤をドクターナイフ法で見掛密度0.050g/c
m3のポリプロピレン系樹脂発泡体の一方の面に50g/m2
割合で塗布した。
接着層を乾燥し、赤外線ヒーターで焼き付けをした
後、加熱(表面温度80℃)された表皮材(ポリ塩化ビニ
ル樹脂シート、厚さ0.45mm)と圧着貼合せをした。
この車両内装用複合シートの表皮材側を140〜150℃、
ポリプロピレン系樹脂発泡体側を170℃に加熱し、縦200
mm、横600mm、高さ50mmのインストルメンタルパネル形
状のオス・メス型(型間隙2.5mm)で真空圧縮成形し、
成形時の界面剥離性を評価した。
実施例4 赤外線焼き付け時の表面温度を130℃としたほかは実
施例1と同様にして車両内装用複合シートを作成した。
結果は第2表に示した。
比較例1 赤外線焼き付け時の表面温度を50℃としたほかは実施
例1と同様にして車両内装用複合シートを作成した。結
果は第2表に示した。
比較例2 赤外線焼き付けに代えて温風乾燥を行ったほかは実施
例1と同様にして車両内装用複合シートを作成した。結
果は第2表に示した。
比較例3 接着剤としては、飽和ポリエステル系接着剤を、硬化
剤としてはイソシアネートを用い、接着剤と硬化剤の比
を100:10としたほかは実施例1と同様にして車両内装用
複合シートを作成した。結果は第2表に示した。
〔発明の効果〕 第1表に示したように、本発明の車両内装用複合シー
トは優れた高温剥離強度と真空成形絞り性を有してお
り、自動車の内装用複合シートとして好適に用いること
ができる。また、第2表に示したように、本発明におけ
る赤外線焼き付け工程による剥離強度の向上は、焼き付
けをしない水溶媒系の従来例と比較して顕著なものがあ
る。そしてその強度は従来の有機溶媒系の接着剤を用い
た車両内装用複合シートと同等のものである。以上よ
り、本発明により、有機溶剤による引火、環境汚染、人
体への悪影響などの問題を解消し、かつ従来の水溶媒系
接着剤を用いた場合よりもよりも優れた剥離強度を有す
る車両内装用複合シートを提供するものである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル系またはウレタン系樹脂を主成分
    とする樹脂の極性残基部分で次式に示される構造により
    架橋された接着層を介して、表皮材と架橋型ポリオレフ
    ィン系樹脂発泡体が積層され、常温および120℃におけ
    る180度法剥離強度試験で接着層の破壊が生じないこと
    を特徴とする車両内装用複合シート。 −(CH22NH−R−NH(CH22− または (R:低分子架橋剤残基)
  2. 【請求項2】アクリル系またはウレタン系樹脂を主成分
    とする樹脂の極性残基部分で次式に示される構造により
    架橋された接着剤からなる層を介して、表皮材と架橋型
    ポリオレフィン系樹脂発泡体が積層され、発泡体側の面
    に、さらに該接着剤からなる層を設けており、常温およ
    び120℃における180度法剥離強度試験で接着層の破壊が
    生じないことを特徴とする車両内装用複合シート。 −(CH22NH−R−NH(CH22− または (R:低分子架橋剤残基)
  3. 【請求項3】表皮材と架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡
    体との互いに接合する対向面の少なくとも一方に、活性
    水素を有するエマルジョンに水分散化したアジリジン環
    化合物の硬化剤が添加された水系接着剤を塗布、乾燥
    し、赤外線ヒーターで、表面温度は60℃〜該発泡体を構
    成する樹脂の融点の温度範囲で焼付けした後、該表皮材
    と該架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体を加熱、圧着す
    ることを特徴とする車両内装用複合シートの製造方法。
  4. 【請求項4】表皮材と架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡
    体との互いに接合する対向面の少なくとも一方に、活性
    水素を有するエマルジョンに水分散化したアジリジン環
    化合物の硬化剤が添加された水系接着剤を塗布、乾燥
    し、赤外線ヒーターで、表面温度は60℃〜該発泡体を構
    成する樹脂の融点の温度範囲で焼付けした後、該表皮材
    と該架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体を加熱、圧着し
    たのち、発泡体側の面にさらに該水系接着剤を塗布し、
    乾燥し、赤外線ヒーターで、表面温度は60℃〜該発泡体
    を構成する樹脂の融点の温度範囲で焼付けして接着層を
    設けることを特徴とする車両内装用複合シートの製造方
    法。
JP33974290A 1990-11-30 1990-11-30 車両内装用複合シート及びその製造方法 Ceased JP2576689B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33974290A JP2576689B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 車両内装用複合シート及びその製造方法
US07/799,212 US5254402A (en) 1990-11-30 1991-11-27 Molding laminate
CA 2056464 CA2056464A1 (en) 1990-11-30 1991-11-28 Molding laminate
DE69129489T DE69129489T2 (de) 1990-11-30 1991-11-29 Mehrschichtplatte zum Formen
EP19910311076 EP0488762B1 (en) 1990-11-30 1991-11-29 Moulding laminate
KR1019910021921A KR100216696B1 (ko) 1990-11-30 1991-11-30 성형 적층물

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33974290A JP2576689B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 車両内装用複合シート及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04208452A JPH04208452A (ja) 1992-07-30
JP2576689B2 true JP2576689B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=18330378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33974290A Ceased JP2576689B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 車両内装用複合シート及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576689B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2745818B2 (ja) * 1990-12-26 1998-04-28 東レ株式会社 スタンピングモールド用複合シート及びその成形品並びにその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04208452A (ja) 1992-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5821294A (en) Water-based laminating adhesives
CA2376503A1 (en) Water-based pressure sensitive adhesives having enhanced characteristics
WO1998046669A1 (en) Foam article containing energy absorbing phase change material
JP7323360B2 (ja) 両面粘着テープ
KR100216696B1 (ko) 성형 적층물
US5837089A (en) Heat reactivatable adhesive
US5430094A (en) Water-based vacuum forming laminating adhesive
JPH0633022A (ja) 粘着シートもしくはテープ用基材の製造方法、及び粘着シートもしくはテープ用基材、並びに粘着シートもしくはテープ
KR100623809B1 (ko) 수성 진공성형 적층 점착 조성물, 기판 및 이의 제조방법
JP2576689B2 (ja) 車両内装用複合シート及びその製造方法
JP2745818B2 (ja) スタンピングモールド用複合シート及びその成形品並びにその製造方法
CA2099902A1 (en) Adhesive composition with high adhesivity
JP2785538B2 (ja) 車輌用内装材及びその製造方法
JP3591641B2 (ja) リサイクル型プライマー組成物、その再剥離方法
JP2525526B2 (ja) スタンピングモ―ルド用複合シ―ト、スタンピングモ―ルド用複合シ―トの製造方法、スタンピングモ―ルド成形品及びスタンピングモ―ルド成形品の製造方法
JP2513833B2 (ja) 車輌用内装材
JP3352553B2 (ja) 内装材の製造方法
JP2965964B1 (ja) 熱可塑性ポリオレフィン樹脂表皮材
JP3014727B2 (ja) 水分散体
JP2634222B2 (ja) 発泡シートの製造方法
JP3077842B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂発泡体積層物
JPH0352206Y2 (ja)
JP3170370B2 (ja) 内装用材料
JP3352522B2 (ja) ポリオレフィン系架橋樹脂発泡体及び該発泡体の製造方法
JP3296613B2 (ja) 樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RVOP Cancellation by post-grant opposition
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370