JP2576472B2 - 可動部における信号線接続構造 - Google Patents
可動部における信号線接続構造Info
- Publication number
- JP2576472B2 JP2576472B2 JP18916186A JP18916186A JP2576472B2 JP 2576472 B2 JP2576472 B2 JP 2576472B2 JP 18916186 A JP18916186 A JP 18916186A JP 18916186 A JP18916186 A JP 18916186A JP 2576472 B2 JP2576472 B2 JP 2576472B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal line
- movable
- movable shaft
- connection structure
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可動部における信号線接続構造に関する。
従来の可動部における信号線接続構造は、第４図のよ
うに可動部41の回路基板47に直接半田付けされた信号線
43を可動軸42とは別の所を通し固定部46のコネクターへ
接続するか、第５図のように可動部51の回路基板57に直
接半田付けされた信号線53を可動軸52の内部を通し固定
部56のコネクターへ接続していた。
うに可動部41の回路基板47に直接半田付けされた信号線
43を可動軸42とは別の所を通し固定部46のコネクターへ
接続するか、第５図のように可動部51の回路基板57に直
接半田付けされた信号線53を可動軸52の内部を通し固定
部56のコネクターへ接続していた。
しかし、前述の従来技術では信号線が見えるためデザ
イン面に悪影響を及ぼしたり、可動角度が大きくなると
信号線の限界を超える回転運動、あるいはひねり運動が
働き、信号線が切断されるという問題点を有する。
イン面に悪影響を及ぼしたり、可動角度が大きくなると
信号線の限界を超える回転運動、あるいはひねり運動が
働き、信号線が切断されるという問題点を有する。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは可動部においてデザイン的にす
ぐれ、しかも耐久性の高い信号線接続構造を可能にする
ところにある。
その目的とするところは可動部においてデザイン的にす
ぐれ、しかも耐久性の高い信号線接続構造を可能にする
ところにある。
本発明の可動部における信号線接続構造は、本体部
と、可動部と、前記本体部と前記可動部とを電気的に接
続する信号線とから構成される可動部における信号線接
続構造において、 前記可動部は、前記本体部に対し回動可能に接続され
るとともに内部が空洞に形成される可動軸を有し、 前記可動軸は、外周部に溝が形成され、 前記信号線はフレキシブルでフラットな信号線であっ
て、一端が前記可動部内に配置される回路と接続される
とともに、前記可動軸内部に挿通され前記溝から前記可
動部外部に引き出されてなり、該信号線のフラットな面
が前記可動軸と平行に且つ接するように配置され前記可
動部の回動に伴う当該信号線の両端間の動きに応じて、
回動方向に巻き込まれ、また解かれる巻き込み部が形成
され、該巻き込み部側の一端が前記本体内部に配置され
た回路に接続されてなることを特徴とする。
と、可動部と、前記本体部と前記可動部とを電気的に接
続する信号線とから構成される可動部における信号線接
続構造において、 前記可動部は、前記本体部に対し回動可能に接続され
るとともに内部が空洞に形成される可動軸を有し、 前記可動軸は、外周部に溝が形成され、 前記信号線はフレキシブルでフラットな信号線であっ
て、一端が前記可動部内に配置される回路と接続される
とともに、前記可動軸内部に挿通され前記溝から前記可
動部外部に引き出されてなり、該信号線のフラットな面
が前記可動軸と平行に且つ接するように配置され前記可
動部の回動に伴う当該信号線の両端間の動きに応じて、
回動方向に巻き込まれ、また解かれる巻き込み部が形成
され、該巻き込み部側の一端が前記本体内部に配置され
た回路に接続されてなることを特徴とする。
本発明の上記の構成によれば、信号線は可動軸の外径
と等しい一定の屈曲運動を行うのみであるので、限界を
超えた屈曲による信号線の断線を防止できる。
と等しい一定の屈曲運動を行うのみであるので、限界を
超えた屈曲による信号線の断線を防止できる。
また、巻き込み部において信号線が溝部に配置される
ため、信号線が巻き込まれるとき及び巻き解かれると
き、回動方向に対して信号線の動きに自由度があるた
め、特定箇所にのみ回動によって生じる負荷がかかるこ
とはない。
ため、信号線が巻き込まれるとき及び巻き解かれると
き、回動方向に対して信号線の動きに自由度があるた
め、特定箇所にのみ回動によって生じる負荷がかかるこ
とはない。
さらに、信号線が可動軸内部の空洞に挿通されるた
め、外観上信号線が見えずデザイン的にも優れた構造と
することができる。
め、外観上信号線が見えずデザイン的にも優れた構造と
することができる。
第１図は、本発明の実施例における電子機器の可動部
分の図であって、可動部１に例えば円筒状の形状をして
いる内部が空洞な可動軸２が設けられており、可動部１
側から回路基板７に直接半田付けされているフレキシブ
ルでフラットな信号線３が通され、溝４から可動軸２と
例えば直角方向に信号線３が外に出され、可動軸２の外
周に沿ってコネクター５方向に向かっている。溝４は円
筒状の可動軸２の一部に設けられており、少なくとも信
号線３の幅以上の長さをもっている。６は固定部に設け
られた可動軸２の軸受けである。また信号線３は第１図
のＡ、Ｂで図示されるように折り曲げ、その進行方向を
変えている。
分の図であって、可動部１に例えば円筒状の形状をして
いる内部が空洞な可動軸２が設けられており、可動部１
側から回路基板７に直接半田付けされているフレキシブ
ルでフラットな信号線３が通され、溝４から可動軸２と
例えば直角方向に信号線３が外に出され、可動軸２の外
周に沿ってコネクター５方向に向かっている。溝４は円
筒状の可動軸２の一部に設けられており、少なくとも信
号線３の幅以上の長さをもっている。６は固定部に設け
られた可動軸２の軸受けである。また信号線３は第１図
のＡ、Ｂで図示されるように折り曲げ、その進行方向を
変えている。
第２図、第３図は第１図の側面図であり第２図は可動
前、第３図は可動後である。可動部１を可動させていく
と第３図のように、信号線３は可動軸２の外周に沿って
巻かれる。また、可動部１を戻すと信号線３は可動軸２
の外周に沿って解かれる。よって信号線３は可動部１の
可動角度が何度になろうとも可動軸２の外周に沿った一
定の屈曲運動をするだけである。又、以上の実施例では
可動軸２と直角に信号線３を出したが、直角には限らず
他の角度でもよい。
前、第３図は可動後である。可動部１を可動させていく
と第３図のように、信号線３は可動軸２の外周に沿って
巻かれる。また、可動部１を戻すと信号線３は可動軸２
の外周に沿って解かれる。よって信号線３は可動部１の
可動角度が何度になろうとも可動軸２の外周に沿った一
定の屈曲運動をするだけである。又、以上の実施例では
可動軸２と直角に信号線３を出したが、直角には限らず
他の角度でもよい。
本発明によれば、可動部は、本体部に対し回動可能に
接続されるとともに内部が空洞に形成される可動軸を有
し、可動軸は、外周部に溝が形成され、信号線はフレキ
シブルでフラットな信号線であって、一端が可動部内に
配置される回路と接続されるとともに、可動軸内部に挿
通され溝から可動部外部に引き出されてなり、信号線の
フラットな面が可動軸と平行に且つ接するように配置さ
れ可動部の回動に伴う信号線の両端間の動きに応じて、
回動方向に巻き込まれ、また解かれる巻き込み部が形成
され、巻き込み部側の一端が本体内部に配置された回路
に接続されることにより、巻き込み部において信号線が
溝部に配置されるため、信号線が巻き込まれるとき及び
巻き解かれるとき、回動方向に対して信号線の動きに自
由度があるため、特定箇所にのみ回動によって生じる負
荷がかかることはなく、必要とする余裕配線を最小限の
長さにでき、信号線が長くなることによるノイズ混入及
び部品コストの増加を抑えることができるものである。
接続されるとともに内部が空洞に形成される可動軸を有
し、可動軸は、外周部に溝が形成され、信号線はフレキ
シブルでフラットな信号線であって、一端が可動部内に
配置される回路と接続されるとともに、可動軸内部に挿
通され溝から可動部外部に引き出されてなり、信号線の
フラットな面が可動軸と平行に且つ接するように配置さ
れ可動部の回動に伴う信号線の両端間の動きに応じて、
回動方向に巻き込まれ、また解かれる巻き込み部が形成
され、巻き込み部側の一端が本体内部に配置された回路
に接続されることにより、巻き込み部において信号線が
溝部に配置されるため、信号線が巻き込まれるとき及び
巻き解かれるとき、回動方向に対して信号線の動きに自
由度があるため、特定箇所にのみ回動によって生じる負
荷がかかることはなく、必要とする余裕配線を最小限の
長さにでき、信号線が長くなることによるノイズ混入及
び部品コストの増加を抑えることができるものである。
また、信号線は可動軸の外径と等しい一定の屈曲運動
を行うのみであるので、限界を越えた屈曲による信号線
の断線を防止することができるものである。
を行うのみであるので、限界を越えた屈曲による信号線
の断線を防止することができるものである。
さらに、信号線が可動軸内部の空洞に挿通されるた
め、外観上信号線が見えずデザイン的にも優れた構造と
することができるものである。
め、外観上信号線が見えずデザイン的にも優れた構造と
することができるものである。
第１図は本発明における１実施例の可動軸付近の断面を
示す図。 第２図は本発明における１実施例の可動前の側面を示す
図。 第３図は本発明における１実施例の可動後の側面を示す
図。 第４図、第５図は従来技術を示す図。 １……可動部。２……可動軸。３……信号線。４……
溝。５……コネクター。６……軸受け。７……回路基
板。
示す図。 第２図は本発明における１実施例の可動前の側面を示す
図。 第３図は本発明における１実施例の可動後の側面を示す
図。 第４図、第５図は従来技術を示す図。 １……可動部。２……可動軸。３……信号線。４……
溝。５……コネクター。６……軸受け。７……回路基
板。
Claims (1)
- 【請求項１】本体部と、可動部と、前記本体部と前記可
動部とを電気的に接続する信号線とから構成される可動
部における信号線接続構造において、 前記可動部は、前記本体部に対し回動可能に接続される
とともに内部が空洞に形成される可動軸を有し、 前記可動軸は、外周部に溝が形成され、 前記信号線はフレキシブルでフラットな信号線であっ
て、一端が前記可動部内に配置される回路と接続される
とともに、前記可動軸内部に挿通され前記溝から前記可
動部外部に引き出されてなり、該信号線のフラットな面
が前記可動軸と平行に且つ接するように配置され前記可
動部の回動に伴う当該信号線の両端間の動きに応じて、
回動方向に巻き込まれ、また解かれる巻き込み部が形成
され、該巻き込み部側の一端が前記本体内部に配置され
た回路に接続されてなることを特徴とする可動部におけ
る信号線接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18916186A JP2576472B2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 可動部における信号線接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18916186A JP2576472B2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 可動部における信号線接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6348116A JPS6348116A (ja) | 1988-02-29 |
| JP2576472B2 true JP2576472B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=16236475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18916186A Expired - Lifetime JP2576472B2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 可動部における信号線接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576472B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0235219U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-07 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62207114A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-11 | 三菱電機株式会社 | 旋回部におけるケ−ブルの配線構造 |
| JPS62172225U (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-31 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP18916186A patent/JP2576472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6348116A (ja) | 1988-02-29 |
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