JP2576468C - - Google Patents

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JP2576468C
JP2576468C JP2576468C JP 2576468 C JP2576468 C JP 2576468C JP 2576468 C JP2576468 C JP 2576468C
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JP
Japan
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liquid crystal
seal
light
crystal display
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶駆動用素子を用いた基板と組み合わされ液晶カラー画像表示用
セルに用いられるカラーフィルターを有する液晶表示体に関するものである。 [従来技術] 従来の遮光部をもつカラーフィルターは、遮光部が画像や文字を点灯する画像
表示部(第5図22)にのみ形成されているものであった。これは、例えば、バ
ックライトを用いて表示を見る場合に、対向基板の直接液晶を駆動する透明電極
(ITO等)の間からバックライトが点灯の状態に関わらず透過して表示コント
ラストを低下させるのを防ぐためのものであった。 そのため、従来の液晶表示体は、第4図に示すように点灯と見切りと呼ばれる
表示体を納める製品との間に隙間20ができ、ここからもれる光がパネル点灯時
の表示品質を悪くするためこの隙間20に黒インクを用いて印刷を行うことで遮
光を行っていた。 [発明が解決しようとする問題点] このため、印刷工程がセル製造工程内に入り、工場内のクリーン度を低下させ
る要因になっていた。また、パネル製造上工数がかかりコスト高の要因ともなっ
ていた。本発明はこのような従来の問題点を容易に解決する高品質のカラーフィ
ルターを提供することにある。 [問題を解決するための手段] 本発明の液晶表示体は、対向する基板内面に電極を有する一対の基板間に液晶
を扶持してなり、前記一対の基板は該基板内面上に形成されたシールによって接
着され、前記シールが形成されるシール部によって囲まれる領域内に画像表示部
を形成してなる液晶表示体において、前記シール部により囲まれ、且つ該シール
部よりも内側であると共に、前記画像表示部の全周を囲む領域の前記基板内面側
であって、前記基板からみて前記電極よりも下層に遮光膜が形成されてなること
を特徴とする。 また、対向する基板内面に電極を有する一対の基板間に液晶を扶持してなり、
前記一対の基板は該基板内面上に形成されたシールによって接着され、前記シー
ルが形成されるシール部によって囲まれる領域内に複数の画素を有する画像表示
部を形成してなる液晶表示体において、前記シール部により囲まれ、且つ該シー
ル部よりも内側であると共に、前記画像表示部の全周を囲む領域及び隣接する前
記画素の間の領域の前記基板内面側であって、前記基板からみて前記電極よりも
下層に遮光膜が形成されてなることを特徴とする。 [実施例] 第1図は、本発明の液晶表示体の正面図である。画像表示部1の周囲全てを遮
光部とするのではなく、対向基板との組立に必要となるシール部3と呼ばれる接
着部分には遮光部を除いてある。これは、遮光部を形成するとき染色法と呼ばれ
る染色基質を染料で染色することによって作られるような場合、シール部3の密 着強度が染色基質があることによって低下するのを避ける場合に有効であるため
である。 第4図は、液晶表示体の構成を示したものである。第4図では、透明基板8の
一方の面にカラーフィルター14が赤(R)、緑(G)、青(B)とそれぞれ分
離されて形成されている。透明基板8と対向するTFT基板には画素電極12が
形成されている。そして、透明基板上より見ると、表示画素はマトリクス状に配
置されているのである。この表示画素の周辺、つまりカラーフィルターの周囲と
非画像表示部に遮光膜を形成したものである。そこで、本発明は第1図に示した
ように透明基板8とTFT基板7とをシール材により接合している部分には遮光
部を除いた構成である。 次に、第2図に参考例を示す。第2図は画像表示部1以外の領域を全て遮光し
たものである。つまり、基板上の画素周辺を遮光する遮光部を形成すると同時に
、画像表示部の周囲、または画像を表示しない部分も遮光部を形成したものであ
る。 次に、別の参考例を第3図に示す。第3図のようにダイシングライン部分6の
幅の分だけ遮光部を除いて画像表示部1の周囲を遮光部としたものであり、この
ダイシングライン部分6に沿って切断されて第2図のようになるものである。こ
こで、ダイシングライン6を除いてあるのは、多数個取りされた製造基板5より
画像表示部1と遮光部が形成された透明基板を切り出す場合に、ダイシングの刃
の回転切削により遮光部を形成している金属膜(ニッケル、クロム等)もしくは
染色基質がダイシング中にはがれてくるのを避けるためである。 更に、遮光部分の製造方法について述べると、金属薄膜によるものと、染色法
によるもの及び印刷による方法があげられる。 金属薄膜によるものは2方法あり、まず二酸化クロム膜を蒸着もしくはスパッ
タによって形成する方法である。次に、ニッケル膜をメッキ方法により形成する
ものである。 また、染色によるものは、黒染料によりゼラチンなどの染色基質を形成する方
法、または染色基質赤染料で染色した層と青染料で染色した層を積層して形成す
る等がある。 印刷による方法では、黒インクを遮光する部分に印刷することで形成ができる ものである。 以上、いずれの方法でも本発明では同様の効果を得られるものである。なお、
本実施例で示した遮光部は透明基板の一方の面に直接形成したが、これに限定す
るものではなく、カラーフィルター上でもかまわない。 [発明の効果] 本発明によれば、シール部により囲まれ、旦つ該シール部よりも内側であると
共に、前記画像表示部の全周を囲む領域の前記基板内面上に遮光膜が形成される
ことによりシール部の密着強度の向上をはかることができる。また、シールと基
板に介在する部材の増加を招くことが無いため、より高精度な基板間隔が得られ
るものである。 したがって、高い表示品質と強度及び精度を伴った、液晶表示体が得られるも
のである。 また、隣接する画素の間に遮光膜が形成されてなることにより、表示領域にお
ける光漏れを防止することができ、コントラストを向上させることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示した液晶表示体の正面図 第2図は、参考例を示した液晶表示体の正面図 第3図は、別の参考例を示した図 第4図は、液晶表示体の構造を示した図 第5図は、従来の液晶表示体の表示部を示す図 1・・・画像表示部 2・・・遮光部 3・・・シール部 4・・・シール部を除いた遮光部 5・・・製造基板 6・・・ダイシングライン部 7・・・TFT基板 8・・・透明基板 9・・・シール 10・・・液晶 11・・・偏光板 12・・・画素電極 13・・・ソースライン 14・・・カラーフィルター 15・・・保護膜 16・・・透明導電膜 17・・・遮光部 18・・・非画像表示部 19・・・ケースの開口部 20・・・画像表示部とケースの開口部との隙間 21・・・カラーフィルターの外形 22・・・画像表示部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)対向する基板内面に電極を有する一対の基板間に液晶を扶持してなり、前
    記一対の基板は該基板内面上に形成されたシールによって接着され、前記シール
    が形成されるシール部によって囲まれる領域内に画像表示部を形成してなる液晶
    表示体において、 前記シール部により囲まれ、且つ該シール部よりも内側であると共に、前記画
    像表示部の全周を囲む領域の前記基板内面側であって、前記基板からみて前記電
    極よりも下層に遮光膜が形成されてなることを特徴とする液晶表示体。 (2)対向する基板内面に電極を有する一対の基板間に液晶を扶持してなり、前
    記一対の基板は該基板内面上に形成されたシールによって接着され、前記シール
    が形成されるシール部によって囲まれる領域内に複数の画素を有する画像表示部
    を形成してなる液晶表示体において、 前記シール部により囲まれ、且つ該シール部よりも内側であると共に、前記画
    像表示部の全周を囲む領域及び隣接する前記画素の間の領域の前記基板内面側で
    あって、前記基板からみて前記電極よりも下層に遮光膜が形成されてなることを
    特徴とする液晶表示体。

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