JP2576146Y2 - 埋め込み型照明装置 - Google Patents
埋め込み型照明装置Info
- Publication number
- JP2576146Y2 JP2576146Y2 JP1991106107U JP10610791U JP2576146Y2 JP 2576146 Y2 JP2576146 Y2 JP 2576146Y2 JP 1991106107 U JP1991106107 U JP 1991106107U JP 10610791 U JP10610791 U JP 10610791U JP 2576146 Y2 JP2576146 Y2 JP 2576146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- lighting fixture
- spring piece
- terminal block
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ダウンライトのような
埋め込み型照明器具に関するものである。
埋め込み型照明器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ダウンライトのような埋め込み型
照明器具においては、例えば、照明器具本体の対向する
外面より係止片が下方に向けて突設されており、天井板
への取付けは天井板に設けられた開口部に照明器具本体
を挿合し、係止片を開口部の開口縁の上面に係止するこ
とで取付けが行われるようになっており、照明器具本体
への電線の接続は係止片の位置とは関係なく配置された
端子台に対して行われるようになっている。つまり、端
子台の位置は係止片の位置を避けるようにして係止片と
隣合うように照明器具本体の外面に設けられている。
照明器具においては、例えば、照明器具本体の対向する
外面より係止片が下方に向けて突設されており、天井板
への取付けは天井板に設けられた開口部に照明器具本体
を挿合し、係止片を開口部の開口縁の上面に係止するこ
とで取付けが行われるようになっており、照明器具本体
への電線の接続は係止片の位置とは関係なく配置された
端子台に対して行われるようになっている。つまり、端
子台の位置は係止片の位置を避けるようにして係止片と
隣合うように照明器具本体の外面に設けられている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、照明器具本体を開口部に設置した後
に端子台に電線を接続する場合、端子台に電線を差し込
むと端子台は照明器具本体を保持している係止片の側方
に配置されているために照明器具本体は係止片が設けら
れていない方向に押されることとなり、照明器具本体は
簡単に傾いたり、位置ずれを起こすこととなり、これに
よって開口部の周縁部に傷を付けてしまうという問題が
あった。また、送り配線を行うような場合においても電
線が引っ張られると照明器具本体は簡単に傾くこととな
り、この点においても開口部の周縁部に傷が付くという
問題があった。
従来例にあっては、照明器具本体を開口部に設置した後
に端子台に電線を接続する場合、端子台に電線を差し込
むと端子台は照明器具本体を保持している係止片の側方
に配置されているために照明器具本体は係止片が設けら
れていない方向に押されることとなり、照明器具本体は
簡単に傾いたり、位置ずれを起こすこととなり、これに
よって開口部の周縁部に傷を付けてしまうという問題が
あった。また、送り配線を行うような場合においても電
線が引っ張られると照明器具本体は簡単に傾くこととな
り、この点においても開口部の周縁部に傷が付くという
問題があった。
【０００４】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、照明器具本体の取付部位に傷を付けたりする
ことなく、簡単に配線作業を行うことができる埋め込み
型照明器具を提供しようとするものである。
のであり、照明器具本体の取付部位に傷を付けたりする
ことなく、簡単に配線作業を行うことができる埋め込み
型照明器具を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、天井板１に設けられた開口部２内に照
明器具本体３を挿合して天井板１に設置される埋め込み
型照明器具であって、開口部２内に挿合されることとな
る照明器具本体３の下部に開口部２の開口縁下面に係止
されるフランジ４を設け、フランジ４の上方において照
明器具本体３の対向する両側に、開口部２の開口縁の内
周に係止させるための弾性を有するバネ片５を斜め外側
上方に向けて突設し、このバネ片５が突設された側の面
に電線接続用の端子台６を設けたものである。
達成するために、天井板１に設けられた開口部２内に照
明器具本体３を挿合して天井板１に設置される埋め込み
型照明器具であって、開口部２内に挿合されることとな
る照明器具本体３の下部に開口部２の開口縁下面に係止
されるフランジ４を設け、フランジ４の上方において照
明器具本体３の対向する両側に、開口部２の開口縁の内
周に係止させるための弾性を有するバネ片５を斜め外側
上方に向けて突設し、このバネ片５が突設された側の面
に電線接続用の端子台６を設けたものである。
【０００６】
【作用】しかして、バネ片５を開口部２の開口縁に係止
し、フランジ４を開口部２の開口縁下面に当接すること
で照明器具本体３が開口部２に取付けられる。そして、
バネ片５が設けられた方向から端子台６に電線を挿入し
て照明器具本体３への電線の接続を行う。
し、フランジ４を開口部２の開口縁下面に当接すること
で照明器具本体３が開口部２に取付けられる。そして、
バネ片５が設けられた方向から端子台６に電線を挿入し
て照明器具本体３への電線の接続を行う。
【０００７】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。埋め込み型照明器具は図１に示されるように
照明器具本体３と、照明器具本体３の外面より突設され
た弾性を有するバネ片５とで主体が構成されている。７
は照明器具本体３の下部より突設されたガイド筒であ
り、灯具８からの光を所定方向にガイドすることができ
るようになっている。
詳述する。埋め込み型照明器具は図１に示されるように
照明器具本体３と、照明器具本体３の外面より突設され
た弾性を有するバネ片５とで主体が構成されている。７
は照明器具本体３の下部より突設されたガイド筒であ
り、灯具８からの光を所定方向にガイドすることができ
るようになっている。
【０００８】照明器具本体３は固着具９にて連結固定さ
れる下ケース３ａと上ケース３ｂとで構成されており、
下ケース３ａ内には灯具８及び反射板１０が収納配置さ
れ、上ケース３ｂ内には灯具支持台１１が収納配置され
ている。下ケース３ａの下端には側方に向けてフランジ
４が突設されており、このフランジ４は照明器具本体３
が挿合されることとなる天井板１に設けられた開口部２
の開口縁下面に当接されるようになっている。照明器具
本体３を構成する下ケース３ａの対向する外側からはフ
ランジ４の上方において斜め上方に向けて弾性を有する
バネ片５がそれぞれ突設されている。
れる下ケース３ａと上ケース３ｂとで構成されており、
下ケース３ａ内には灯具８及び反射板１０が収納配置さ
れ、上ケース３ｂ内には灯具支持台１１が収納配置され
ている。下ケース３ａの下端には側方に向けてフランジ
４が突設されており、このフランジ４は照明器具本体３
が挿合されることとなる天井板１に設けられた開口部２
の開口縁下面に当接されるようになっている。照明器具
本体３を構成する下ケース３ａの対向する外側からはフ
ランジ４の上方において斜め上方に向けて弾性を有する
バネ片５がそれぞれ突設されている。
【０００９】バネ片５の一端には取付片５ａが設けられ
ており、この取付片５ａを固着具１２にて下ケース５ａ
の外面に連結固定することでバネ片５が斜め上方に向け
て突設されている。照明器具本体３を構成する上ケース
３ｂの外面には上記バネ片５が突設された側の面に電線
接続用の端子台６が取付けられている。この端子台６は
速結端子１３を内蔵したものであり、電線イを端子台６
内に差し込むだけで電線イの接続を行うことができるよ
うになっている。
ており、この取付片５ａを固着具１２にて下ケース５ａ
の外面に連結固定することでバネ片５が斜め上方に向け
て突設されている。照明器具本体３を構成する上ケース
３ｂの外面には上記バネ片５が突設された側の面に電線
接続用の端子台６が取付けられている。この端子台６は
速結端子１３を内蔵したものであり、電線イを端子台６
内に差し込むだけで電線イの接続を行うことができるよ
うになっている。
【００１０】しかして、埋め込み型照明器具は図２に示
されるようにバネ片５を撓ませた状態で照明器具本体３
を天井板１に設けられた開口部２内に挿合し、照明器具
本体３の下部より突設されたフランジ４を開口部２の開
口縁下面に係止すると共に照明器具本体３の外面より突
設されたバネ片５を開口部２の開口縁に係止することに
よって開口部２に取付けが行われている。
されるようにバネ片５を撓ませた状態で照明器具本体３
を天井板１に設けられた開口部２内に挿合し、照明器具
本体３の下部より突設されたフランジ４を開口部２の開
口縁下面に係止すると共に照明器具本体３の外面より突
設されたバネ片５を開口部２の開口縁に係止することに
よって開口部２に取付けが行われている。
【００１１】そして、端子台６に電線イを接続した後に
照明器具本体３を開口部２に取付けするような場合には
図３に示されるように、端子台６はバネ片５が突設され
た側の面に配置されているために電線イの引き込み方向
に突設されたバネ片５を開口縁に係止して取付けするこ
とができるものであり、開口部２に対してのバネ片５の
位置が決めやすく、施工しやすいものである。また、開
口部２に照明器具本体３を取付けた後に電線イの接続を
端子台６に対して行うような場合には、端子台６への電
線イの差し込みで照明器具本体３が側方に位置ずれしよ
うとするのをバネ片５にて吸収することができ、開口部
２の周縁部に傷が付いたりすることがないようになって
いる。
照明器具本体３を開口部２に取付けするような場合には
図３に示されるように、端子台６はバネ片５が突設され
た側の面に配置されているために電線イの引き込み方向
に突設されたバネ片５を開口縁に係止して取付けするこ
とができるものであり、開口部２に対してのバネ片５の
位置が決めやすく、施工しやすいものである。また、開
口部２に照明器具本体３を取付けた後に電線イの接続を
端子台６に対して行うような場合には、端子台６への電
線イの差し込みで照明器具本体３が側方に位置ずれしよ
うとするのをバネ片５にて吸収することができ、開口部
２の周縁部に傷が付いたりすることがないようになって
いる。
【００１２】
【考案の効果】本考案は上述のように、開口部内に挿合
されることとなる照明器具本体の下部に開口部の開口縁
下面に係止されるフランジを設け、フランジの上方にお
いて照明器具本体の対向する両側に、開口部の開口縁の
内周に係止させるための弾性を有するバネ片を斜め外側
上方に向けて突設し、このバネ片が突設された側の面に
電線接続用の端子台を設けてあるので、照明器具本体を
開口部に取付けた後、端子台に電線を差し込んで接続す
るようにしても、端子台はバネ片が突設された側の面に
配置されているためにバネ片の屈曲力で照明器具本体が
大きく傾いたり、位置ずれしたりするのを防止すること
ができ、開口部の周縁部が傷ついたりすることなく端子
台への電線の接続を行うことができるものである。ま
た、送り配線を行うような場合に電線と共に端子台が側
方に引っ張られたとしてもバネ片の屈曲力で吸収するこ
とができ、照明器具本体が大きく傾いたり、位置ずれし
たりするのを防止できるものである。さらに、端子台に
電線を接続した後に照明器具本体を開口部に取付けする
ような場合、端子台はバネ片が突設された側の面に配置
されているために電線の引き込み方向と同方向に突設さ
れたバネ片を開口縁に係止して取付けすることができ、
バネ片の取付位置を決めやすくて施工を行いやすいもの
である。
されることとなる照明器具本体の下部に開口部の開口縁
下面に係止されるフランジを設け、フランジの上方にお
いて照明器具本体の対向する両側に、開口部の開口縁の
内周に係止させるための弾性を有するバネ片を斜め外側
上方に向けて突設し、このバネ片が突設された側の面に
電線接続用の端子台を設けてあるので、照明器具本体を
開口部に取付けた後、端子台に電線を差し込んで接続す
るようにしても、端子台はバネ片が突設された側の面に
配置されているためにバネ片の屈曲力で照明器具本体が
大きく傾いたり、位置ずれしたりするのを防止すること
ができ、開口部の周縁部が傷ついたりすることなく端子
台への電線の接続を行うことができるものである。ま
た、送り配線を行うような場合に電線と共に端子台が側
方に引っ張られたとしてもバネ片の屈曲力で吸収するこ
とができ、照明器具本体が大きく傾いたり、位置ずれし
たりするのを防止できるものである。さらに、端子台に
電線を接続した後に照明器具本体を開口部に取付けする
ような場合、端子台はバネ片が突設された側の面に配置
されているために電線の引き込み方向と同方向に突設さ
れたバネ片を開口縁に係止して取付けすることができ、
バネ片の取付位置を決めやすくて施工を行いやすいもの
である。
【図１】本考案の一実施例を示す一部破断した正面図で
ある。
ある。
【図２】同上の施工状態を示す一部破断した正面図であ
る。
る。
【図３】同上の施工手順を説明する説明図である。
【図４】同上のバネ片を取り付ける前の状態の平面図で
ある。
ある。
１ 天井板 ２ 開口部 ３ 照明器具本体 ４ フランジ ５ バネ片 ６ 端子台
Claims (1)
- 【請求項１】 天井板に設けられた開口部内に照明器具
本体を挿合して天井板に設置される埋め込み型照明器具
であって、開口部内に挿合されることとなる照明器具本
体の下部に開口部の開口縁下面に係止されるフランジを
設け、フランジの上方において照明器具本体の対向する
両側に、開口部の開口縁の内周に係止させるための弾性
を有するバネ片を斜め外側上方に向けて突設し、このバ
ネ片が突設された側の面に電線接続用の端子台を設けて
成る埋め込み型照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106107U JP2576146Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 埋め込み型照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106107U JP2576146Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 埋め込み型照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553036U JPH0553036U (ja) | 1993-07-13 |
| JP2576146Y2 true JP2576146Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=14425267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106107U Expired - Lifetime JP2576146Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 埋め込み型照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576146Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6168411U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP1991106107U patent/JP2576146Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0553036U (ja) | 1993-07-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980331 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |