JP2576031B2 - マガジンキャップ挿入装置 - Google Patents

マガジンキャップ挿入装置

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JP2576031B2
JP2576031B2 JP5332521A JP33252193A JP2576031B2 JP 2576031 B2 JP2576031 B2 JP 2576031B2 JP 5332521 A JP5332521 A JP 5332521A JP 33252193 A JP33252193 A JP 33252193A JP 2576031 B2 JP2576031 B2 JP 2576031B2
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magazine
cap
magazine cap
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feeder
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全克 森谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マガジンキャップ挿
入装置に関し、さらに詳しくは、ICパッケージを収容
するマガジンにマガジンキャップを効率的にしかも確実
に自動挿入することができるマガジンキャップ挿入装置
に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】両側に複
数のピンを列設配置してなる構造を有するICパッケー
ジは、壊れ易いので、通常、両端が開口する長尺状の筒
体であるマガジン内に直列に収容された状態で運搬等さ
る。このとき、前記マガジン内から前記ICパッケー
ジが脱落しないように、前記マガジンの両端にはゴム等
の弾性部材によるマガジンキャップが装着される。
【0003】従来においては、作業者が、一方の手に持
ったマガジンの一端開口部に、他方の手に持ったマガジ
ンキャップを押し込み、挿入するという手作業により
前記マガジンキャップを前記マガジンに装着していた。
【0004】しかしながら、このような従来の場合に
は、以下のような問題がある。即ち、ICパッケージは
壊れ易いので、マガジンキャップをマガジンに要領よく
装着するには熟練を要する。作業者が熟練者であったと
しても、手作業である以上、効率的でない。また、装着
にムラが生じ、マガジンキャップの装着が十分でないこ
とがあり、マガジンキャップをマガジンに装着し忘れる
とか、装着が不十分であるという事態が発生することも
ある。その結果、運搬途中等においてマガジンからIC
パッケージが脱落し、破損してしまうおそれがある。
【0005】この発明は、前記従来における問題を解決
し、ICパッケージを収容するマガジンにマガジンキャ
ップを効率的にしかも確実に挿入することができるマガ
ジンキャップ挿入装置を提供することを目的とする。
【0006】
題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、マガジンを固定するマガジ
ン固定手段と、マガジンキャップを供給するマガジンキ
ャップ供給手段と、前記マガジン内に挿入可能に形成さ
れ、前記マガジンキャップを把持するマガジンキャップ
把持部材を備えてなり、前記マガジンキャップ供給手段
から供給されるマガジンキャップを前記マガジンに挿入
するマガジンキャップ挿入手段とを有することを特徴と
するマガジンキャップ挿入装置であり、求項2に記載
の発明は、マガジンを挿入して固定するマガジン挿入固
定部材と、マガジンキャップを収容し、供給するフィー
ダと、前記フィーダに振動を与えて前記フィーダ内に収
容されるマガジンキャップを移動させる加振装置と、前
記フィーダから供給されるマガジンキャップを定位置に
載置する載置装置と、前記マガジン内に挿入可能に形成
され、前記載置装置に載置されたマガジンキャップを把
持し、前記マガジンに挿入するマガジンキャップ把持部
材を備えてなるマガジンキャップ把持装置とを有するこ
とを特徴とするマガジンキャップ挿入装置である。
【0007】求項3に記載の発明は、前記マガジンキ
ャップ把持部材が、前記マガジンキャップを把持するた
めの第1押え面および第2押え面を有する請求項1また
2に記載のマガジンキャップ挿入装置であり、求項
4に記載の発明は、前記第1押え面および第2押え面の
少なくとも一部が粗面に形成されてなる請求項3に記
載のマガジンキャップ挿入装置であり、求項5に記載
の発明は、前記第1押え面および第2押え面が凹面に
形成されてなる請求項3に記載のマガジンキャップ挿入
装置であ、請求項6に記載の発明は、前記第1押え面
および第2押え面が平坦面に形成されてなる請求項3
に記載のマガジンキャップ装入装置である。
【0008】
【作用】求項1に記載のマガジンキャップ挿入装置に
おいては、マガジン固定手段が、マガジンを固定する。
マガジンキャップ供給手段が、マガジンキャップを供給
する。マガジンキャップ挿入手段に備えられ、前記マガ
ジン内に挿入されるマガジンキャップ把持部材が、前記
マガジンキャップ供給手段から供給されるマガジンキャ
ップを把持し、これを前記マガジンに挿入する。こうし
て、マガジンキャップはマガジンに装着される。
【0009】求項2に記載のマガジンキャップ挿入装
置においては、マガジン挿入固定部材が、マガジンを挿
入して固定する。フィーダが、マガジンキャップを収容
する。加振装置が、前記フィーダに振動を与えて前記フ
ィーダ内に収容されるマガジンキャップを移動させる。
そして、前記フィーダが前記マガジンキャップを供給す
る。載置装置が、前記フィーダから供給されるマガジン
キャップを定位置に載置する。マガジンキャップ把持装
に備えられ、前記マガジン内に挿入されるマガジンキ
ャップ把持部材が、前記載置装置に載置されたマガジン
キャップを把持し、これを前記マガジンに挿入する。こ
うして、マガジンキャップはマガジンに装着される。
【0010】求項3に記載のマガジンキャップ挿入装
置においては、第1押え面および第2押え面を有するマ
ガジンキャップ把持部材により、前記マガジンキャップ
把持される。
【0011】求項4に記載のマガジンキャップ挿入装
置においては、少なくとも一部が粗面に形成されてな
第1押え面および第2押え面により、前記マガジンキャ
ップ把持される。
【0012】求項5に記載のマガジンキャップ挿入装
置においては、凹面に形成されてなる第1押え面および
第2押え面により、前記マガジンキャップ把持され
る。
【0013】請求項6に記載のマガジンキャップ挿入装
置においては、平坦面に形成されてなる第1押え面およ
び第2押え面により、前記マガジンキャップ把持され
る。
【0014】
【実施例】
(実施例)以下、この発明に係るマガジンキャップ挿入
装置につき、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明に係るマガジンキャップ
挿入装置の一例を示す上面概略説明図である。図2は、
その正面図である。
【0016】このマガジンキャップ挿入装置は、マガ
ジン固定手段2とマガジンキャップ供給手段3とマガジ
ンキャップ挿入手段4とを有する。
【0017】この発明におけるマガジン固定手段2は、
マガジンを固定することができればどのような構造を有
していてもよい。この実施例において、マガジン固定手
段2は、マガジン挿入固定部材9を備えてなる。
【0018】前記マガジン挿入固定部材9には、図8に
示すように、マガジン11を水平に固定するためのマ
ジン挿入口9aが設けられている。前記マガジン挿入口
9aは、その軸方向に垂直な断面がマガジンのそれより
もわずかに大きな長方形状の貫通孔である。この実施例
において、前記マガジン挿入固定部材9は、前記マガジ
ン11を自動的に脱着することができるように設計され
ている。また、前記マガジン11への前記マガジンキャ
ップ10の挿入が完了する毎に、前記マガジンキャップ
10の挿入されたマガジン11を前記マガジン挿入口9
aから外し、新たなマガジン11を前記マガジン挿入口
9aに挿入することができるように設計されている。
【0019】図10に示すように、ICパッケージ12
は、その外部リード12aが上向きになるように前記マ
ガジン11内に収容される。前記マガジン11には、収
容したICパッケージ12における前記外部リード12
aに荷重がかからないようにするための、押え部11b
が形成されている。前記マガジン11は、前記外部リー
ド12aが上向きになるようにして、前記マガジン挿入
口9aに挿入される。前記マガジン挿入固定部材9は、
水平な台の水平面上に配置される。図2に示すように、
この水平面が基準面Aである。
【0020】この発明におけるマガジンキャップ供給手
は、マガジンキャップを後述の昇降載置台にマガジ
ンキャップを供給することができればいかなる構造を有
していてもよい。この実施例において、マガジンキャッ
プ供給手段3は、フィーダ5と加振装置6とを有する。
【0021】前記フィーダ5は、マガジンキャップ10
を収容可能な構造を有する。前記マガジンキャップ10
は、図5に示すように、長さ方向の断面がL字形状であ
、凸部10aと挿入部10bとを有する。前記挿入部
10bには、通常、段差が何段か形成されており、この
実施例では段差が4つ連続して形成されている。
【0022】連続した前記段差は、長さ方向の断面が同
じ鋸波形となっている。前記段差は、マガジンキャップ
10がマガジン11に挿入された場合に、脱落防止のた
めの抜止めとして機能する。
【0023】前記フィーダ5は、長さの等しい3つの長
方形状の平板により構成された樋形状であり、その長さ
方向に垂直な断面が、上方を開口するコ字形状である。
【0024】前記フィーダ5は、前記3つの平板の内、
最も大きな板面を有する第1の平板を水平に置いた場合
において、その長さ方向の2つの端面それぞれに、互い
に大きさが等しく前記平板よりも板面の小さな2つの第
2の平板を、その板面が前記第1の平板の板面と直交す
るように一体的に接合してなる。
【0025】前記マガジンキャップ10は、図3に示す
ように、その挿入部10bと前記第1の平とが接し、
その凸部10aと前記第2の平板とが接し、かつその長
さ方向の軸と前記第1の平板の長さ方向の軸とが直交す
るように、前記フィーダ5内に直列に収容されている。
【0026】前記加振装置6は、前記フィーダ5に振動
を与えて前記フィーダ5内に収容されるマガジンキャッ
プ10を移動させる構造を有する。前記加振装置6
は、前記基準面A上に配置され、前記マガジンキャップ
10における凸部10aが上を向くようにして、前記フ
ィーダ5をその上方において斜めに保持する。このと
き、図4に示すように、前記基準面Aを基準にして、前
記フィーダ5の長さ方向の端面の内、下方に位置する端
面がマガジンキャップ出口5aである。前記加振装置6
は、前記フィーダ5をその長さ方向および前記基準面A
に対して上下方向に振動させる。この実施例において
前記加振装置6は、それ自体公知の振とう器と前記フィ
ーダ5を固定するための固定具とにより設計されてい
る。
【0027】前記マガジンキャップ挿入手段4は、前記
マガジンキャップ供給手段3から供給されるマガジンキ
ャップ10を前記マガジン11に挿入する。この実施例
において、前記マガジンキャップ挿入手段4は、載置装
置8とマガジンキャップ把持装置7とを備えてなる
【0028】前記載置装置8は、昇降載置台8aとスト
ッパ8cとを有する。前記昇降載置台8aは、四角柱形
状の載置部と、前記載置部の下に配置され、前記載置部
を昇降可能に駆動させる駆動部(図示せず。)とを有す
る。前記載置部は、その長さ方向に垂直な断面が、前記
マガジンキャップ10と幅および長さが同じ長方形状で
ある。
【0029】前記昇降載置台8aは、前記載置部の長さ
方向の軸が前記基準面Aに直交するようにして配置され
る。図4に示すように、前記昇降載置台8aにおける、
前記基準面Aに平行でかつ前記基準面Aを基準にして上
方に位置する端面が、マガジンキャップ10を載置する
ための載置面8dである。前記載置面8dには、管状の
孔である吸引孔8bが2つ形成されている。前記吸引孔
8bの他端には、空気吸引装置(図示せず。)が接続さ
れている。前記載置面8dは、前記フィーダ5における
マガジンキャップ出口5aが臨む位置に配置される。前
記ストッパ8cは、その長さ方向に垂直な断面が前記載
置部と同じ形状である四角柱形状の部材である。前記ス
トッパ8cは、前記基準面A上に前記載置部に接して配
置される。このとき、前記ストッパ8cにおける長さ方
向に垂直な端面が、前記基準面Aを基準にして前記載置
面8dよりも上方に位置するように構成される。
【0030】前記マガジンキャップ把持装置7は、前記
載置装置8に載置されたマガジンキャップ10を把持
し、前記マガジン11に挿入する。この実施例におい
、前記マガジンキャップ把持装置7は、前記マガジン
キャップ11を把持するマガジンキャップ把持部材7a
と、前記マガジンキャップ把持部材7aを駆動させ、前
後移動させる駆動部とを有する。
【0031】図9に示すように、前記マガジンキャップ
把持部材7aは、支持体7fと第1把持体7bと第2把
持体7dとを有する。前記支持体7fは、平板で構成さ
れる。前記第1把持体7bおよび第2把持体7dは、そ
の長さ方向の先端部が先細に形成され、マガジン11内
に挿入可能に形成されている。また、前記載置面8d上
に載置されたマガジンキャップ10の長さ方向に平行な
端面を押えるための第1押え面7cと第2押え面7eと
をそれぞれ有する。なお、この実施例において前記第
1押え面7cおよび第2押え面7eの表面は、滑り止め
防止のため、ローレット目状に粗面化されている。
【0032】前記第1把持体7bおよび第2把持体7d
は、それぞれの長さ方向の軸と前記支持体7fの長さ方
向の軸とが直交するように、前記支持体7fに設けられ
る。前記支持体7fにおける前記第1把持体7bおよび
第2把持体7dが設けられている平面が、マガジンキャ
ップ押面7gである。
【0033】前記マガジンキャップ把持装置7は、前記
第1押え面7cおよび第2押え面7cが前記基準面Aに
直交するように、前記基準面A上に配置される。このと
き、前記第1把持体7bおよび第2把持体7dの長さ方
向における、対向する位置に、前記マガジン挿入口9a
に挿入された前記マガジン11の開口部11aが位置
ている。前記第1把持体7bおよび第2把持体7dは、
前記基準面Aに平行な平面上で、その長さ方向に垂直な
方向に水平移動可能に設計されている。また、前記マガ
ジンキャップ把持部材7aは、前記基準面Aに平行な平
面上で、前記第1把持体7bおよび第2把持体7dの長
さ方向に前後移動可能に設計されている。
【0034】この実施例のマガジンキャップ挿入装置に
おいては、以下のようにしてマガジンキャップ10のマ
ガジン11への挿入が行われる。まず、前記加振装置6
を駆動させると、前記フィーダ5に振動が与えられる。
前記フィーダ5内に収容されたマガジンキャップ10
は、前記振動と重力とによりマガジンキャップ出口5a
に向かって移動する。すると、前記フィーダ5における
前記マガジンキャップ出口5aに臨む位置にある前記マ
ガジンキャップ10は、図4に示すように、前記マガジ
ンキャップ出口5aからフィーダ5外に出され、前記昇
降載置台8aにおける載置面8d上に載置される。
【0035】このとき、前記マガジンキャップ出口5a
に対向する位置に前記ストッパ8cが配置されているの
で、前記マガジンキャップ5cは前記載置面8dから落
ちることはない。前記載置面8dに前記マガジンキャッ
プ10が載置されると同時に、前記空気吸引装置により
前記吸引孔8b内に空気が吸引される。その結果、前記
マガジンキャップ10は、前記載置面8d上に吸引され
た状態で載置される。
【0036】次に、図6に示すように、前記マガジンキ
ャップ10を載置した前記昇降載置台8aは、その長さ
方向に、かつ前記マガジンキャップ把持部材7aが前記
マガジンキャップ10を把持することができる高さま
で、上昇する。このとき、前記マガジンキャップ把持部
材7aは、図7に示すように、その支持体7fにおける
マガジンキャップ押面7gと前記昇降載置台8aとが接
する位置まで、水平に直進移動する。
【0037】マガジンキャップ10の長さ方向に平行な
端面と、前記第1押え面7cおよび第2押え面7eとが
接するように、前記第1把持体7bおよび第2把持体7
dが、前記基準面Aに平行な平面上で、その長さ方向に
垂直な方向に移動する。
【0038】こうして、前記マガジンキャップ10は、
前記マガジンキャップ把持部材7aに把持される。
【0039】前記昇降載置台8aは、もとの位置まで降
下する。前記マガジンキャップ把持部材7aは、前記マ
ガジンキャップ10を把持したまま、直進移動する。そ
の結果、図11に示すように、その進行先に位置する前
記マガジン11の開口部11aから前記マガジン11内
に、前記マガジンキャップ10の挿入部10b、ならび
に、前記マガジンキャップ10を把持する第1把持体7
bおよび第2把持体7dが、前記挿入部10bと前記マ
ガジン11の開口端11aとが接するまで挿入される。
【0040】前記マガジン11内に挿入された前記第1
把持体7bおよび第2把持体7dは、前記マガジンキャ
ップ10を把持するために移動したのと逆向きに移動す
る。前記マガジンキャップ把持部材7aは元の位置に戻
る。こうして、前記マガジンキャップ10は、前記マガ
ジンに挿入され、装着される。
【0041】この実施例においては、これら一連の動作
が自動的にシークエンス制御されるように構成されてい
る。前記マガジンキャップ10は、連続的に次々と前記
マガジン11内に挿入される。
【0042】この実施例のマガジンキャップ挿入装置に
よると、マガジンへのマガジンキャップの挿入を、手作
業によらずにシークエンス制御された機械で行うので効
率がよい。しかも、挿入し忘れや、挿入ムラ等の事態の
発生を招くことなく、確実に行うことができる。その結
果、運搬途中等においてマガジンからICパッケージが
脱落し、破損してしまうことはない。
【0043】(変形例)この発明は、上述した実施例の
マガジンキャップ挿入装置に何ら限定されるものではな
く、たとえば以下のように、目的に応じて適宜変更を加
えることができる。
【0044】前記マガジン固定手段は、マガジンを固定
することができれば前記マガジン挿入固定部材に限られ
ず、たとえば、複数のマガジンを水平方向に並列した状
態、あるいは垂直方向に重ねた状態で保持するように
し、マガジンキャップの挿入が完了する毎に水平方向あ
るいは垂直方向に移動することができるように構成して
もよい。
【0045】前記マガジンキャップ供給手段は、マガジ
ンキャップ供給することができれば、前記フィーダおよ
び加振装置に限られず、たとえば、前記フィーダにベル
トコンベア等のマガジンキャップを搬送する搬送手段を
設けてもよい。この場合、前記加振装置は不要となり、
前記フィーダを水平に設けてもよく、また斜めに設けて
もよい。
【0046】前記マガジンキャップ挿入手段は、前記マ
ガジンキャップ供給手段から供給されるマガジンキャッ
プを前記マガジンに挿入することができれば、特に制限
はない。たとえば、前記マガジンキャップ把持装置は、
前記マガジンキャップを把持するための第1押え面およ
び第2押え面を有するマガジンキャップ把持部材を備え
るのが好ましい。
【0047】前記第1押え面7dおよび第2押え面7e
は、平坦面に形成されても、曲面に形成されてもよい
が、前記マガジンキャップを安定に把持することができ
る点で、図12に示されるように、平坦面に形成され、
あるいは図13に示されるように、上端および下端が中
央よりもせり出した凹面に形成されてなるのが好まし
い。前記第1押さえ面7dおよび第2押さえ面7eのそ
の少なくとも一部が、粗面7hに形成されてなるのが好
ましい。前記粗面は、滑り止めとして機能する。前記粗
面の例としては、ローレット目状、梨地状、エンボス
状、網目状、波形状などの各種粗面が挙げられる。
【0048】また、前記載置装置における昇降載置台
を、昇降可能に構成する代わりにターンテーブルとして
回転可能に構成してもよい。前記マガジンキャップ把持
装置を水平移動あるいは垂直移動可能に構成し、前記水
平方向に並列したマガジンに、あるいは垂直方向に重ね
たマガジンに、マガジンキャップを次々に挿入すること
ができるように構成してもよい。
【0049】前記各手段は、その大きさ、形状、構造、
材質等につき特に制限はなく、この発明の目的を害しな
い範囲内において、適宜選択することができる。これら
は、1つの装置として構成してもよく、またそれぞれ別
個の装置として構成してもよい。以上の変形例において
も、前記実施例と同様の作用、効果を奏する。
【0050】
【発明の効果】この発明によると、ICパッケージを収
容するマガジンにマガジンキャップを効率的にしかも確
実に挿入することができるマガジンキャップ挿入装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係るマガジンキャップ挿入
装置の一例を示す上面概略説明図である。
【図2】図2は、図1に示すマガジンキャップ挿入装置
を正面から見た状態の一例を示す概略説明図である。
【図3】図3は、フィーダから昇降載置台にマガジンキ
ャップが供給される状態の一例を示す上面概略説明図。
【図4】図4は、図3に示す、フィーダから昇降載置台
にマガジンキャップが供給される状態を正面から見た場
合の一例を示す概略説明図である。
【図5】図5は、マガジンキャップの一例を示す断面概
略説明図である。
【図6】図6は、昇降載置台が上昇した状態の一例を示
す概略説明図である。
【図7】図7は、マガジンキャップ把持部材がマガジン
キャップを把持する前の状態を示す概略説明図である。
【図8】図8は、マガジンキャップ把持部材がマガジン
キャップを把持した状態を示す概略説明図である。
【図9】図9は、マガジンキャップ把持部材の一例を示
す概略説明図である。
【図10】図10は、ICパッケージが収容されたマガ
ジンの一例を示す概略説明図である。
【図11】図11は、ICパッケージが収容されたマガ
ジンに、マガジンキャップが挿入された状態の一例を示
す概略説明図である。
【図12】図12は第1押え面および第2押え面の各
種変形例の一を示す概略斜視図である。
【図13】図13は第1押え面および第2押え面の各
種変形例の一を示す概略斜視図である。
【図14】図14は第1押え面および第2押え面の各
種変形例の一を示す概略斜視図である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マガジンを固定するマガジン固定手段
    と、マガジンキャップを供給するマガジンキャップ供給
    手段と、前記マガジン内に挿入可能に形成され、前記マ
    ガジンキャップを把持するマガジンキャップ把持部材を
    備えてなり、前記マガジンキャップ供給手段から供給さ
    れるマガジンキャップを前記マガジンに挿入するマガジ
    ンキャップ挿入手段とを有することを特徴とするマガジ
    ンキャップ挿入装置。
  2. 【請求項2】 マガジンを挿入して固定するマガジン挿
    入固定部材と、マガジンキャップを収容し、供給するフ
    ィーダと、前記フィーダに振動を与えて前記フィーダ内
    に収容されるマガジンキャップを移動させる加振装置
    と、前記フィーダから供給されるマガジンキャップを定
    位置に載置する載置装置と、前記マガジン内に挿入可能
    に形成され、前記載置装置に載置されたマガジンキャッ
    プを把持し、前記マガジンに挿入するマガジンキャップ
    把持部材を備えてなるマガジンキャップ把持装置とを有
    することを特徴とするマガジンキャップ挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記マガジンキャップ把持部材が、前記
    マガジンキャップを把持するための第1押え面および第
    2押え面を有する請求項1または2に記載のマガジンキ
    ャップ挿入装置。
  4. 【請求項4】 前記第1押え面および第2押え面の少な
    くとも一部が、粗面に形成されてなる請求項3に記載の
    マガジンキャップ挿入装置。
  5. 【請求項5】 前記第1押え面および第2押え面が、凹
    面に形成されてなる請求項3に記載のマガジンキャップ
    挿入装置。
  6. 【請求項6】 前記第1押え面および第2押え面が
    坦面に形成されてなる請求項3に記載のマガジンキャッ
    プ装入装置。
JP5332521A 1993-12-27 1993-12-27 マガジンキャップ挿入装置 Expired - Lifetime JP2576031B2 (ja)

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