JP2575750Y2 - 家具用シャッター扉 - Google Patents
家具用シャッター扉Info
- Publication number
- JP2575750Y2 JP2575750Y2 JP1992080665U JP8066592U JP2575750Y2 JP 2575750 Y2 JP2575750 Y2 JP 2575750Y2 JP 1992080665 U JP1992080665 U JP 1992080665U JP 8066592 U JP8066592 U JP 8066592U JP 2575750 Y2 JP2575750 Y2 JP 2575750Y2
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- JP
- Japan
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- shutter
- shutter door
- furniture
- door
- flat plate
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種家具用のシャッタ
ー扉で、特に鎧状の家具本体内に湾曲させながら収納、
もしくは、これから引き出して家具本体の戸口を開閉す
るようにしたシャッター扉に関するものである。
ー扉で、特に鎧状の家具本体内に湾曲させながら収納、
もしくは、これから引き出して家具本体の戸口を開閉す
るようにしたシャッター扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、多数の孔を形成し
た基布の表面に狭幅の多数の化粧板を近接して連続接着
するとともに、該化粧板に対応する基布の裏面には化粧
板幅と略一致した横幅を有し且つ断面が台形状の補強杆
を同様に連続接着し、連設した前記補強杆の間には外方
へ開いた谷部を形成してなるシャッター扉構造(実開平
4−95987号公報参照)が存在している。
た基布の表面に狭幅の多数の化粧板を近接して連続接着
するとともに、該化粧板に対応する基布の裏面には化粧
板幅と略一致した横幅を有し且つ断面が台形状の補強杆
を同様に連続接着し、連設した前記補強杆の間には外方
へ開いた谷部を形成してなるシャッター扉構造(実開平
4−95987号公報参照)が存在している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術においては、シャッター扉として、基布の表面
に狭幅の多数の化粧板を近接して連続接着するととも
に、該化粧板に対応する基布の裏面には化粧板幅と略一
致した横幅を有し且つ断面が台形状の補強杆を同様に連
続接着し、連設した前記補強杆の間には外方へ開いた谷
部を形成してあるため、せっかく補強板が設けられてい
ても、この各補強板間を案内にして、基布をカッター等
で切断されてしまうという問題点があった。本考案は、
以上の事情に鑑み、前記従来技術の欠点を解消し、簡単
な構成により、狭幅のシャッター部材の脚部に相当する
T字形の縦平板部の適宜位置に孔を穿設して、一本以上
のワイヤ部材で連結するようにした家具用シャッター扉
を提供することを目的とするものである。
従来技術においては、シャッター扉として、基布の表面
に狭幅の多数の化粧板を近接して連続接着するととも
に、該化粧板に対応する基布の裏面には化粧板幅と略一
致した横幅を有し且つ断面が台形状の補強杆を同様に連
続接着し、連設した前記補強杆の間には外方へ開いた谷
部を形成してあるため、せっかく補強板が設けられてい
ても、この各補強板間を案内にして、基布をカッター等
で切断されてしまうという問題点があった。本考案は、
以上の事情に鑑み、前記従来技術の欠点を解消し、簡単
な構成により、狭幅のシャッター部材の脚部に相当する
T字形の縦平板部の適宜位置に孔を穿設して、一本以上
のワイヤ部材で連結するようにした家具用シャッター扉
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記の課題を
解決するため、以下の技術手段を採用した。すなわち、
請求項1記載の考案においては、家具用シャッター扉と
して、断面が略T字形の狭幅のシャッター部材をT字形
の横平板部の各側縁を近接するように可撓性合成樹脂シ
ートに連続張設し、このシャッター部材のT字形の縦平
板部の適宜位置に孔を穿設し、この孔にワイヤ部材を挿
通して連結するという技術手段を採用した。請求項2記
載の考案においては、請求項1記載の家具用シャッター
扉において、シャッター扉を開閉した際、湾曲しやすい
ように断面が略T字形のシャッター部材の突き合わす側
縁を、3角形状の間隙部を形成するように斜めに切り欠
くという技術手段を採用した。
解決するため、以下の技術手段を採用した。すなわち、
請求項1記載の考案においては、家具用シャッター扉と
して、断面が略T字形の狭幅のシャッター部材をT字形
の横平板部の各側縁を近接するように可撓性合成樹脂シ
ートに連続張設し、このシャッター部材のT字形の縦平
板部の適宜位置に孔を穿設し、この孔にワイヤ部材を挿
通して連結するという技術手段を採用した。請求項2記
載の考案においては、請求項1記載の家具用シャッター
扉において、シャッター扉を開閉した際、湾曲しやすい
ように断面が略T字形のシャッター部材の突き合わす側
縁を、3角形状の間隙部を形成するように斜めに切り欠
くという技術手段を採用した。
【0005】
【作用】本考案は、以上の技術手段を採用した結果、シ
ャッター扉を家具本体内に収納、引き出しできると共
に、可撓性合成樹脂シートに狭幅の各シャッター部材の
側縁を突き合わすように連続並列して接着されている
が、この各シャッター部材間を案内にしてカッター等で
可撓性合成樹脂シートが切断される恐れのないようにワ
イヤ部材で各シャッター部材を連結したものである。
ャッター扉を家具本体内に収納、引き出しできると共
に、可撓性合成樹脂シートに狭幅の各シャッター部材の
側縁を突き合わすように連続並列して接着されている
が、この各シャッター部材間を案内にしてカッター等で
可撓性合成樹脂シートが切断される恐れのないようにワ
イヤ部材で各シャッター部材を連結したものである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例に関して添付図面で
説明する。図1に示したものは、本考案の一実施例に係
るシャッター扉を家具本体に取り付けた状態を示す概略
外観斜視図で、図中1はキャビネット、保管庫等の家具
本体、2はその戸口に設けたシャッター扉、3はその引
手部、4は図2に示すように、シャッター部材5を連結
しているワイヤ部材である。次に、このシャッター扉2
について、図2に基づき詳細に説明すると、シャッター
扉2は、狭幅で断面形状が略T字形で縦長の硬質合成樹
脂製のシャッター部材5,5・・・を可撓性合成樹脂シ
ート6等の基布に連続張設してなるものである。該シャ
ッター部材5のT字形の横平板部7の側縁が突き合わさ
れるように、可撓性合成樹脂シート6等の基布に並列接
着され、各シャッター部材5,5・・・は相互に湾曲す
るように曲がりながら回動し得るように順次湾曲自在に
連結してなるものである。さらに、このシャッター部材
5のT字形の縦平板部8の適宜位置に孔を穿設し、この
孔にワイヤ部材4を挿通して、可撓性合成樹脂シート6
等の基布をカッター等で切断しようとしても、連結状態
を保持できるようにしたものである。そして、このシャ
ッター扉2が家具本体1の戸口上下に設けたレールの間
に、シャッター部材5のT字形の横平板部7が案内され
るように前記表装用の可撓性合成樹脂シート6等の基布
の面が表側になるように摺動自在に嵌装されている。し
たがって、このシャッター扉2を引手部3により開く時
は、各シャッター部材5,5・・・は、戸口側部から家
具本体外側板9の内側に湾曲しながら回動収納できるも
のである。そして、シャッター扉2を閉めるときには、
開ける時と逆の作動を行うことにより容易に閉鎖するこ
とができる。さらに、シャッター扉2の具体的な構成に
ついて詳細に説明する。シャッター部材5の形状は、断
面形状が略T字形をなしている。このT字形の横平板部
7の側縁は、斜めに切り取ってあり、各シャッター部材
5を多数並列的に連結して可撓性合成樹脂シート6に接
着した際、3角形状の間隙部10ができるようになって
いる。こうすることにより、シャッター扉2を開閉する
時、家具本体外側板9と家具本体内側板11の間を摺動
しながら、出入りする際湾曲するが、この湾曲に対して
対応できるように切り欠いてある。さらに、T字形の縦
平板部8の先端部12は、人体あるいは家具本体内に収
納した内容物を傷つけないように図示のように丸めてあ
る。なお、前記可撓性合成樹脂シート6にある程度伸縮
性のある材料を使用すれば、さらに有効である。また、
本考案のシャッター扉は、左右方向だけでなく上下方向
に開閉するシャッター扉にも適用することができる。
説明する。図1に示したものは、本考案の一実施例に係
るシャッター扉を家具本体に取り付けた状態を示す概略
外観斜視図で、図中1はキャビネット、保管庫等の家具
本体、2はその戸口に設けたシャッター扉、3はその引
手部、4は図2に示すように、シャッター部材5を連結
しているワイヤ部材である。次に、このシャッター扉2
について、図2に基づき詳細に説明すると、シャッター
扉2は、狭幅で断面形状が略T字形で縦長の硬質合成樹
脂製のシャッター部材5,5・・・を可撓性合成樹脂シ
ート6等の基布に連続張設してなるものである。該シャ
ッター部材5のT字形の横平板部7の側縁が突き合わさ
れるように、可撓性合成樹脂シート6等の基布に並列接
着され、各シャッター部材5,5・・・は相互に湾曲す
るように曲がりながら回動し得るように順次湾曲自在に
連結してなるものである。さらに、このシャッター部材
5のT字形の縦平板部8の適宜位置に孔を穿設し、この
孔にワイヤ部材4を挿通して、可撓性合成樹脂シート6
等の基布をカッター等で切断しようとしても、連結状態
を保持できるようにしたものである。そして、このシャ
ッター扉2が家具本体1の戸口上下に設けたレールの間
に、シャッター部材5のT字形の横平板部7が案内され
るように前記表装用の可撓性合成樹脂シート6等の基布
の面が表側になるように摺動自在に嵌装されている。し
たがって、このシャッター扉2を引手部3により開く時
は、各シャッター部材5,5・・・は、戸口側部から家
具本体外側板9の内側に湾曲しながら回動収納できるも
のである。そして、シャッター扉2を閉めるときには、
開ける時と逆の作動を行うことにより容易に閉鎖するこ
とができる。さらに、シャッター扉2の具体的な構成に
ついて詳細に説明する。シャッター部材5の形状は、断
面形状が略T字形をなしている。このT字形の横平板部
7の側縁は、斜めに切り取ってあり、各シャッター部材
5を多数並列的に連結して可撓性合成樹脂シート6に接
着した際、3角形状の間隙部10ができるようになって
いる。こうすることにより、シャッター扉2を開閉する
時、家具本体外側板9と家具本体内側板11の間を摺動
しながら、出入りする際湾曲するが、この湾曲に対して
対応できるように切り欠いてある。さらに、T字形の縦
平板部8の先端部12は、人体あるいは家具本体内に収
納した内容物を傷つけないように図示のように丸めてあ
る。なお、前記可撓性合成樹脂シート6にある程度伸縮
性のある材料を使用すれば、さらに有効である。また、
本考案のシャッター扉は、左右方向だけでなく上下方向
に開閉するシャッター扉にも適用することができる。
【0007】
【考案の効果】本考案は、以上の構成に基いて次の効果
を得ることができる。 (1)各シャッター部材間を案内にして可撓性合成樹脂
シート等の基布をカッター等で切断しようとしても、ワ
イヤ部材で連結しているのでシャッター扉を壊されるこ
とがないものである。 (2)戸口上下に設けたレールに対してシャッター扉の
摺動する部分が、断面略T字形のシャッター部材にした
ため、このT字形の横平板部がレールに対して摺動する
ことになる。従って結果として、摺動する時の接触面が
極力少なくされるので、摩擦が少なく軽く摺動すること
ができる。これと相俟ってシャッター扉の重量も軽量化
される。 (3)シャッター部材が湾曲できるように切り欠いてあ
るので、シャッター扉の円滑な開閉が可能である。
を得ることができる。 (1)各シャッター部材間を案内にして可撓性合成樹脂
シート等の基布をカッター等で切断しようとしても、ワ
イヤ部材で連結しているのでシャッター扉を壊されるこ
とがないものである。 (2)戸口上下に設けたレールに対してシャッター扉の
摺動する部分が、断面略T字形のシャッター部材にした
ため、このT字形の横平板部がレールに対して摺動する
ことになる。従って結果として、摺動する時の接触面が
極力少なくされるので、摩擦が少なく軽く摺動すること
ができる。これと相俟ってシャッター扉の重量も軽量化
される。 (3)シャッター部材が湾曲できるように切り欠いてあ
るので、シャッター扉の円滑な開閉が可能である。
【図1】本考案の一実施例におけるシャッター扉を家具
本体に取り付けた状態を示す概略外観斜視図である。
本体に取り付けた状態を示す概略外観斜視図である。
【図2】前記実施例におけるシャッター扉の要部を拡大
して示す横断面図である。
して示す横断面図である。
1‥‥家具本体 2‥‥シャッター
扉 3‥‥引手部 4‥‥ワイヤ部材 5‥‥シャッター部材 6‥‥可撓性合成
樹脂シート 7‥‥T字形の横平板部 8‥‥T字形の縦
平板部 9‥‥家具本体外側板 10‥‥3角形状の
間隙部 11‥‥家具本体内側板 12‥‥先端部
扉 3‥‥引手部 4‥‥ワイヤ部材 5‥‥シャッター部材 6‥‥可撓性合成
樹脂シート 7‥‥T字形の横平板部 8‥‥T字形の縦
平板部 9‥‥家具本体外側板 10‥‥3角形状の
間隙部 11‥‥家具本体内側板 12‥‥先端部
Claims (2)
- 【請求項1】 断面が略T字形の狭幅のシャッター部材
5.5・・・をT字形の横平板部7の各側縁を近接する
ように可撓性合成樹脂シート6に連続張設し、このシャ
ッター部材5のT字形の縦平板部8の適宜位置に孔を穿
設し、この孔にワイヤ部材4を挿通して連結した家具本
体1の戸口を開閉するようにしたことを特徴とする家具
用シャッター扉。 - 【請求項2】 シャッター扉2を開閉した際、湾曲しや
すいように、断面が略T字形のシャッター部材5.5・
・・を突き合わす側縁が3角形状の間隙部10を形成す
るように斜めに切り欠いたことを特徴とする請求項1記
載の家具用シャッター扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992080665U JP2575750Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 家具用シャッター扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992080665U JP2575750Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 家具用シャッター扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640291U JPH0640291U (ja) | 1994-05-27 |
JP2575750Y2 true JP2575750Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=13724666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992080665U Expired - Fee Related JP2575750Y2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 家具用シャッター扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575750Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP1992080665U patent/JP2575750Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0640291U (ja) | 1994-05-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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