JP2895766B2 - 遮蔽装置 - Google Patents

遮蔽装置

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JP2895766B2
JP2895766B2 JP1842095A JP1842095A JP2895766B2 JP 2895766 B2 JP2895766 B2 JP 2895766B2 JP 1842095 A JP1842095 A JP 1842095A JP 1842095 A JP1842095 A JP 1842095A JP 2895766 B2 JP2895766 B2 JP 2895766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建物の窓や開口
等を遮蔽する網戸、日除け、間仕切り等に適用可能な遮
蔽装置に係り、特に遮蔽体の側縁部の支持構造を改良し
た遮蔽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の窓等の遮蔽装置としては、例えば
特開平5−239977号公報等に記載されているよう
なワイヤピアススクリーン装置が知られている。このよ
うな遮蔽装置は、例えば一対ずつの側枠及び端枠からな
る方形の枠体と、この枠体の両側枠間に側枠に沿って移
動可能に掛け渡された少なくとも1本の可動枠と、この
可動枠と一方の端枠との間若しくは両可動枠間に掛け渡
され、上記枠体の開口領域を開閉可能に遮蔽する折畳み
可能なプリーツ状の遮蔽体とを備えている。また、上記
可動枠を平行移動可能に保持すると共に上記遮蔽体を保
持するために、線材(ワイヤ)が配線されている。
【0003】ところで、このような遮蔽装置において
は、遮蔽体の側縁部がフリーになっていることから風圧
等によって揺動し易く、遮蔽体の側縁部が側枠から食み
出してこれらの間に隙間が生じる問題がある。この問題
を解決するために、上記側枠に沿って軌条部を設け、こ
の軌条部に移動可能に設けた支持部材を上記遮蔽体の側
縁部に沿って適宜間隔で上記線材に引っ掛けることによ
り、上記遮蔽体の側縁部を側枠に沿って移動可能に支持
するようにしたものも提案されている(特開平5−29
5969号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た遮蔽装置においては、線材に支持部材を引っ掛けてい
る構造上、支持部材が傾き易く不安定であり、このため
遮蔽体の側縁部の支持が不安定になり易いばかりでな
く、遮蔽体の開閉時に支持部材が線材ないし軌条部上を
移動途中で引っ掛かって線材や遮蔽体を傷めたり、遮蔽
体の円滑な開閉を阻害する場合がある。
【0005】そこで、本発明は、上記課題を解決すべく
なされたもので、遮蔽体の側縁部を安定して支持するこ
とができ、遮蔽体の開閉の円滑化等が図れる遮蔽装置を
提供することを目的とする。また、本発明の目的は、網
状遮蔽体の側縁部に何等加工を施すことなく支持体を容
易に且つ強固に取付けることができ、遮蔽体側縁部の支
持の安定化が図れる遮蔽装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は、一対ずつの側枠及び端枠から
なる方形の枠体と、この枠体の両側枠間に側枠に沿って
移動可能に掛け渡された1本若しくは2本の可動枠と、
該可動枠と一方の端枠との間若しくは両可動枠間に掛け
渡され、上記枠体の開口領域を開閉可能に遮蔽する折畳
み可能なプリーツ状の遮蔽体と、該遮蔽体の側縁部に適
宜間隔で配置されて遮蔽体の折返し部を挟持する挟持部
を有すると共に、上記側枠に沿って形成された軌条部に
移動可能に係止される係止部を有し、上記遮蔽体の側縁
部を側枠に沿って移動可能に支持する支持体とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る発明は、一対ずつの
側枠及び端枠からなる方形の枠体と、この枠体の両側枠
間に側枠に沿って移動可能に掛け渡された1本若しくは
2本の可動枠と、この可動枠と一方の端枠との間若しく
は両可動枠間に掛け渡され、上記枠体の開口領域を開閉
可能に遮蔽する折畳み可能なプリーツ状の網状遮蔽体
と、該遮蔽体の側縁に適宜間隔で配置されて遮蔽体の
返し部を挟持する挟持部を有すると共に、上記側枠に沿
って形成された軌条部に移動可能に係止される係止部を
有し、上記遮蔽体の側縁部を側枠に沿って移動可能に支
持する支持体とを備え、上記挟持部が対の挟持片を有
し、その少なくとも一方の挟持片には上記遮蔽体の網目
を通って他方の挟持片に係合する複数の係合突起部が設
けられていることを特徴とする。
【0008】なお、本発明に係る遮蔽装置は、片開き
式、両開き式、或いは遮蔽体の両端に可動枠を有する形
式等、種々の開閉形式を採用することが可能である。ま
た、上記遮蔽体としては、請求項2に係る発明において
は例えば防虫用の網体が適用可能であり、請求項1に係
る発明においては網体だけであなく日除け機能や装飾的
機能等を有する布材、シート材等も適用可能である。
【0009】
【作用】請求項1に係る発明によれば、プリーツ状の遮
蔽体の側縁部に適宜間隔で配置されて遮蔽体の折返し部
を挟持する挟持部を有すると共に、上記側枠に沿って形
成された軌条部に移動可能に係止される係止部を有し、
上記遮蔽体の側縁部を側枠に沿って移動可能に支持する
支持体を備えているため、上記支持体が傾いたり回転し
たりすることがなく、遮蔽体の側縁部を安定して支持す
ることができ、遮蔽体の円滑な開閉を保証することがで
きる。
【0010】また、請求項2に係る発明によれば、プリ
ーツ状の網状遮蔽体の側縁に適宜間隔で配置されて遮蔽
体の折返し部を挟持する挟持部を有すると共に、上記側
枠に沿って形成された軌条部に移動可能に係止される係
止部を有し、上記遮蔽体の側縁部を側枠に沿って移動可
能に支持する支持体を備え、上記挟持部が対の挟持片を
有し、その少なくとも一方の挟持片には上記遮蔽体の網
目を通って他方の挟持片に係合する複数の係合突起部が
設けられているため、網状遮蔽体の側縁部に何等加工を
施すことなく支持体を容易に且つ強固に取付けることが
でき、遮蔽体側縁部の支持の安定化が図れる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。本発明を防虫用の遮蔽装置、具体的には
片開き構造の折畳み式網戸に適用した一実施例を示す図
1〜図3において、1は遮蔽装置である折畳み式網戸
で、この折畳み式網戸1は建物の開口周縁部の躯体や窓
サッシの枠体等に取付けられる方形の枠体2を備えてい
る。この枠体2は、樹脂製若しくは金属製の形材からな
る上下一対の側枠2a,2b及び左右一対の端枠2c,
2dにより方形に組立てられている。
【0012】上記枠体2の両側枠2a,2b間には樹脂
製若しくは金属製の形材からなる可動枠3が側枠2a,
2bに沿って移動可能に掛け渡され、この可動枠3と一
方の端枠2cとの間には枠体2の開口領域Hを開閉可能
に遮蔽する折畳み可能なプリーツ状ないし蛇腹状の網状
遮蔽体である防虫用網体4が掛け渡されている。すなわ
ち、上記網体4は、山折りと谷折りを交互に繰り返した
断面角波状、いわゆるプリーツ状に形成されており、そ
の伸縮方向の一端が可動枠3に、且つ他端が一方の端枠
2cにそれぞれ固定されている。上記可動枠3の両端部
には上記両側枠2a,2bの対向する内面を摺動する摺
動片部が設けられている。なお、摺動片部の代りに車輪
が設けられていてもよい。また、上記枠体2には、可動
枠3を平行移動可能に保持すると共に上記網体4を保持
する例えば樹脂製の線材(ワイヤ)5が後述するように
配線されている。
【0013】上記端枠2c,2d及び可動枠3は上記線
材5を挿通できるように中空ないし中空状に形成され、
端枠2c,2dの対向する内面側は相対向して開放され
た断面溝状に形成されている。上記両側枠2a,2bは
中空ないし中空状に形成されると共に、対向する内面側
は可動枠3の両端部及び網体の両側縁部を側枠2a,2
bの長手方向に沿って案内ないし規制できるようにリブ
等の立上り部により断面溝状に形成されている。また、
両側枠2a,2bの溝の一側(室内側)には後述する支
持体6を案内するための内面側に開放した断面略U字状
の軌条部(ガイドレール)7が長手方向に連続して形成
されている。
【0014】本実施例の線材5は、図1に示すように2
本の線材からなり、次のように配線されている。先ず、
両線材5の一端が可動枠3内に止め具8で固定され、線
材5は上記可動枠3両端の案内部9から方向転換されつ
つ引き出され、側枠2a,2bの溝内を通って開口領域
Hを挟んで対向する一方(右側)の端枠2d内の両端部
に導かれ、この端枠2d両端の案内部10で方向転換さ
れて端枠2d内を互に反対側の端部まで導かれている。
更に、上記線材5は上記端枠2d両端の案内部11で再
度方向変換された後、側枠2a,2bの溝内(中空部内
であってもよい)を通って反対側の端枠2c内の両端部
に導かれ、この端枠2c両端の案内部12,13を順に
経由して略180度方向転換された後、上記網体4を略
水平方向に貫通して可動枠3内に導かれ、可動枠3内の
案内部14で方向転換された後、線材5の他端が可動枠
3内に止め具15で固定されている。上記線材5は、可
動枠3を平行移動可能に保持すると共に上記網体4を保
持するために、網体4の折目の中間すなわち中心線に沿
って挿通されると共に所定のテンションが掛けられてい
る。
【0015】そして、上記網体4の両側縁部には適宜間
隔で側縁部を側枠2a,2bに沿って移動可能に支持す
る上記支持体6が設けられている。この支持体6は自己
潤滑性及び耐摩耗性の高い樹脂材料例えばポリアセター
ルにより形成されている。上記支持体6は、図4に示す
ように網体4の折返し部4aを挟持する挟持部16と、
上記側枠2a,2bに沿って形成された軌条部7に移動
可能(摺動可能)に係止される係止部(フック部)17
とを有している。また、上記挟持部16は、図5ないし
図6に示すように一対の方形板状の挟持片16a,16
b有し、その一方の挟持片16aには上記網体4の網目
を通って他方の挟持片16bに係合する複数の係合突起
部18が設けられている。
【0016】上記両挟持片16a,16bは一端(一側
辺)で薄肉部からなるヒンジ部19を介して回動開閉可
能な接合状態に一体成型され、その一方の挟持片16a
の対向する内面の自由端側に先端が鈎状の上記係合突起
部18が自由端側側辺に沿って適宜間隔で起立状態で複
数本(実施例では3本)一体成型されている。上記係合
突起部18は網体4の網目に挿通し得るように横断面が
網目の大きさと略同一か、それより少し小さく設定され
ている。また、他方の挟持片16bにおける上記係合突
起部18と対応する位置には係合突起部18の先端鈎状
部18aが挿入係止される係合孔20が設けられている
と共に、この挟持片16bの基部側下端にこれより水平
に延出させて上記係止部17がL字状に一体成型されて
いる。また、両挟持片16a,16bの対向する内面に
は粘着層21が設けられ、両粘着層21が網体4の網目
を介して互に接合することにより網体4に対する支持体
6の取付強度の一層の向上が図られている。なお、上記
粘着層21としては、例えば両面粘着テープが好適であ
るが、単に粘着材を塗布ないし積層形成したものであっ
てもよい。
【0017】上記支持体6は、挟持部16の挟持片16
a,16bにより網体4の折返し部4aを両側から挟持
する状態で網体4の側縁部に取付けられるが、この場
合、図7に示すように挟持片16a,16bの自由端側
先端部が網体4の中心線c上に位置するように、換言す
れば挟持片16a,16bが網体4の一つの断面V字状
折返し部4aの中心線cから半分を挟持するように設定
されている。網体4の中心線cの位置は網体4の開閉、
すなわち網体4が図7の(a)に示すように収縮した状
態及び同図の(b)に示すように伸張した状態に拘らず
一定であるため、上述のように支持体6を取付けること
により、支持体6が側枠2a,2bの軌条部7から常に
一定間隔Sを保持して網体4を支持することができ、網
体4の円滑な開閉を確保できるように構成されている。
【0018】以上のように構成された折畳み式網戸1に
おいては、例えば網戸を閉める場合、上記可動枠3を開
口領域Hを挟んで対向する端枠2dまで移動させればよ
く、これによりプリーツ状の網体4が伸開されて開口領
域Hを遮蔽する。網戸を開ける場合には、上記可動枠3
を反対側の端枠2c側へ移動させればよく、これにより
上記網体4が縮閉されて開口領域Hが拡開される。
【0019】そして、上記折畳み式網戸1においては、
プリーツ状の網体4の側縁部に適宜間隔で配置されて網
体4の折返し部4aを挟持する挟持部16を有すると共
に、上記側枠2a,2bに沿って形成された軌条部7に
移動可能に係止される係止部17を有し、上記網体4の
側縁部を側枠2a,2bに沿って移動可能に支持する支
持体6を備えている。従って、上記支持体6が網体4の
比較的剛性のある折返し部4aに配置されていること、
支持体6が網体4の折返し部4aを挟持するように取付
けられ一定の姿勢が保持されること、及び支持体6が網
体4の折返し部4aを挟持してずれたりしないことか
ら、上記支持体6が網体4の開閉移動に伴い傾いたり回
転したりするようなことがなく一定の姿勢に維持され、
網体4の側縁部を安定して支持することができ、網体4
の側縁部の風圧等による側枠2a,2bからの食み出し
を防止することができると共に網体4の円滑な開閉を保
証することができる。
【0020】この場合、支持体6の挟持片16a,16
bが網体4の断面V字状の折返し部4aにおける中心線
cから半分を挟持しているため、支持体6が側枠2a,
2bの軌条部7から常に一定間隔Sを保持して網体4を
支持することができ、一層円滑な網体4の開閉を確保す
ることができる。また、上記支持体6の挟持部16が対
の挟持片16a,16bを有し、その少なくとも一方の
挟持片16aには上記網体4の網目を通って他方の挟持
片16bに係合する複数の係合突起部18が設けられて
いるため、網体4の側縁部に何等加工を施すことなく
(網体4を傷めることなく)支持体6を容易に且つ強固
に取付けることができ、網体4の側縁部の支持の安定化
に寄与し得る。
【0021】しかも、上記挟持片16a,16bの対向
する内面には粘着層21が設けられているため、両粘着
層21が網体4の網目を介して互に接着することにより
網体4に対する支持体6の取付強度の一層の向上が図ら
れる。また、上記支持体6は側枠2a,2bの一側に形
成された断面U字状の軌条部に係止されるL字状の係止
部17を有しているため、支持体6を軌条部7に容易に
係止させることができると共に一旦係止したら風圧等で
勝手に外れるようなことはない。更に、上記軌条部7が
側枠2a,2bの一側の立上り部を利用して形成されて
いるため、側枠2a,2bの内面に溝状の軌条部を設け
る場合よりも側枠2a,2bの厚さを薄く形成できると
共に軌条部7におけるごみやほこりの付着堆積を低減で
き、しかも、支持体6の大部分が軌条部7の内側に隠れ
て目立たなくなり、見栄えもよい。
【0022】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば、上記実施例には、本発明を片
開きの折畳み式網戸に適用した一実施例が示されている
が、本発明は両開きの折畳み式網戸、或いは網体4の両
端部に可動枠3を有する形式の網戸等、種々の開閉形式
の折畳み式網戸に適用可能である。また、請求項1に係
る発明の遮蔽装置は、網戸に限らず、遮蔽体として例え
ば布材、シート材等の適宜の材料を使用することによ
り、例えば日除け機能や装飾的機能等を有するシェー
ド、カーテン、間仕切り等にも適用可能である。
【0023】上記実施例では、端枠2c,2dの端部に
案内部10,11,12を設けているが、端枠2c,2
dの端部が側枠2a,2bの内側に当接している場合
は、側枠2a,2bの端部に上記案内部10,11,1
2を設けることが好ましい。上記可動枠3の移動操作手
段としては、手動に限らず、例えばモータ、シリンダ等
の自動若しくはバネ等を利用した半自動の駆動装置を採
用してもよい。また、上記実施例の配線構造は一例に過
ぎず、本発明に係る遮蔽装置は、例えば線材5を可動枠
3内に挿通させて線材5の両端部を枠体2の端枠2c,
2d内に固定した固定式配線構造のもの、線材5を連続
した1本構成としたもの、或いは遮蔽体4に多数本の線
材5を貫通させて配線したものなど種々の配線構造が適
用可能である。
【0024】なお、上記線材5は主として可動枠3を平
行移動可能に保持するものであるから、可動枠3をガイ
ド等で平行移動可能に保持できれば、必ずしも必要とさ
れるものではない。また、上記実施例における支持体6
の挟持片16a,16bは、ヒンジ部19を介して接合
一体化されているが、切り離されて独立していてもよ
い。更に、一方の挟持片16aのみに係合突起部18が
設けられているが、両方の挟持片16a,16bに互に
緩衝しないように交互に係合突起部18が設けられてい
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
【0026】(1)請求項1に係る発明によれば、プリ
ーツ状の遮蔽体の側縁部に適宜間隔で配置されて遮蔽体
の折返し部を挟持する挟持部を有すると共に、上記側枠
に沿って形成された軌条部に移動可能に係止される係止
部を有し、上記遮蔽体の側縁部を側枠に沿って移動可能
に支持する支持体を備えているため、上記支持体が傾い
たり回転したりすることがなく、遮蔽体の側縁部を安定
して支持することができ、遮蔽体の円滑な開閉を保証す
ることができる。
【0027】(2) 請求項2に係る発明によれば、プ
リーツ状の網状遮蔽体の側縁に適宜間隔で配置されて遮
蔽体の折返し部を挟持する挟持部を有すると共に、上記
側枠に沿って形成された軌条部に移動可能に係止される
係止部を有し、上記遮蔽体の側縁部を側枠に沿って移動
可能に支持する支持体を備え、上記挟持部が対の挟持片
を有し、その少なくとも一方の挟持片には上記遮蔽体の
網目を通って他方の挟持片に係合する複数の係合突起部
が設けられているため、網状遮蔽体の側縁部に何等加工
を施すことなく支持体を容易に且つ強固に取付けること
ができ、遮蔽体側縁部の支持の安定化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を防虫用の遮蔽装置たる折畳み式網戸に
適用した一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1の遮蔽装置における支持体部分の斜視図で
ある。
【図5】開状態の支持体を示す斜視図である。
【図6】同支持体の平面図である。
【図7】網体の開閉時における支持体の位置関係を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 折畳み式網戸(遮蔽装置) 2 枠体 2a,2b 側枠 2c,2d 端枠 3 可動枠 4 網体(遮蔽体) 4a 折返し部 6 支持体 7 軌条部 16 挟持部 16a,16b 挟持片 17 係止部 18 係合突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/52 E06B 9/262

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対ずつの側枠及び端枠からなる方形の
    枠体と、この枠体の両側枠間に側枠に沿って移動可能に
    掛け渡された1本若しくは2本の可動枠と、該可動枠と
    一方の端枠との間若しくは両可動枠間に掛け渡され、上
    記枠体の開口領域を開閉可能に遮蔽する折畳み可能なプ
    リーツ状の遮蔽体と、該遮蔽体の側縁部に適宜間隔で配
    置されて遮蔽体の折返し部を挟持する挟持部を有すると
    共に、上記側枠に沿って形成された軌条部に移動可能に
    係止される係止部を有し、上記遮蔽体の側縁部を側枠に
    沿って移動可能に支持する支持体とを備えたことを特徴
    とする遮蔽装置。
  2. 【請求項2】 一対ずつの側枠及び端枠からなる方形の
    枠体と、この枠体の両側枠間に側枠に沿って移動可能に
    掛け渡された1本若しくは2本の可動枠と、この可動枠
    と一方の端枠との間若しくは両可動枠間に掛け渡され、
    上記枠体の開口領域を開閉可能に遮蔽する折畳み可能な
    プリーツ状の網状遮蔽体と、該遮蔽体の側縁に適宜間隔
    で配置されて遮蔽体の折返し部を挟持する挟持部を有す
    ると共に、上記側枠に沿って形成された軌条部に移動可
    能に係止される係止部を有し、上記遮蔽体の側縁部を側
    枠に沿って移動可能に支持する支持体とを備え、上記挟
    持部が対の挟持片を有し、その少なくとも一方の挟持片
    には上記遮蔽体の網目を通って他方の挟持片に係合する
    複数の係合突起部が設けられていることを特徴とする遮
    蔽装置。
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