JP2575677Y2 - トラクタのルーフ付き安全フレーム - Google Patents
トラクタのルーフ付き安全フレームInfo
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- JP2575677Y2 JP2575677Y2 JP1991042893U JP4289391U JP2575677Y2 JP 2575677 Y2 JP2575677 Y2 JP 2575677Y2 JP 1991042893 U JP1991042893 U JP 1991042893U JP 4289391 U JP4289391 U JP 4289391U JP 2575677 Y2 JP2575677 Y2 JP 2575677Y2
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- Japan
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- frame
- bracket
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- tractor
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、トラクタのルーフ付き
安全フレームの折りたたみに関する。
安全フレームの折りたたみに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、トラクタの運転座席上方を覆うよ
うなルーフを取付けた安全フレームは、その基部をトラ
クタの座席の両側のフェンダの後部上面に複数のボルト
で固定されており、また、ルーフは安全フレームの上部
に取付けたルーフフレームに複数のボルト・ナットで取
付けられていた。
うなルーフを取付けた安全フレームは、その基部をトラ
クタの座席の両側のフェンダの後部上面に複数のボルト
で固定されており、また、ルーフは安全フレームの上部
に取付けたルーフフレームに複数のボルト・ナットで取
付けられていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そのため、ルーフを取
付けた安全フレームを取付けたトラクタが格納庫へ出入
りする時に格納庫の出入口の高さが低い場合、及び、ビ
ニールハウス内で耕耘作業等を行おうとする時、該ビニ
ールハウスの出入口の高さが低くて出入りができない場
合等には、その都度、安全フレームに取付けたルーフの
みならず、安全フレーム自体をも取り外し、取付けをせ
ねばならず不便であった。また、その着脱作業は複数の
ボルトやナットの取り外しや取付けを行なわねばならず
面倒であった。
付けた安全フレームを取付けたトラクタが格納庫へ出入
りする時に格納庫の出入口の高さが低い場合、及び、ビ
ニールハウス内で耕耘作業等を行おうとする時、該ビニ
ールハウスの出入口の高さが低くて出入りができない場
合等には、その都度、安全フレームに取付けたルーフの
みならず、安全フレーム自体をも取り外し、取付けをせ
ねばならず不便であった。また、その着脱作業は複数の
ボルトやナットの取り外しや取付けを行なわねばならず
面倒であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本考案が講じた技術的手段は、作業機を後部に装着
するトラクタの左右両側フェンダ上面にブラケットを固
設し、該ブラケットに正面視逆Ｕ字状のフレームの基部
を前後方向へ回動可能に取付け、該フレームの上部にル
ーフを固着したルーフフレームを回動可能に取付けたも
のにおいて、前記フレームの前側で前記ルーフフレーム
の左右両側と前記ブラケットの前方に設けた支点部材と
に上下両端をそれぞれ枢着した左右支持ステーを設ける
と共に、該支持ステー、フレーム、ルーフフレーム、及
びブラケットで側面視逆ハ字状のリンク機構を構成し、
前記フレームをブラケットに対して垂直状の作用状態に
固定した際には、前記リンク機構によりルーフが略水平
姿勢となって座席に座乗する運転者の上方を覆い、ま
た、前記フレームをブラケットに対して後方に倒し格納
状態に固定した際には、前記ルーフの前端を座席に座乗
する運転者の首元程度の高さとし、かつ、当該ルーフの
後端を後部に装着した作業機が最大上昇した場合でも干
渉しない高さとして、全体にルーフの前端が後端よりも
高い傾斜姿勢に折りたたむように構成したものである。
めに本考案が講じた技術的手段は、作業機を後部に装着
するトラクタの左右両側フェンダ上面にブラケットを固
設し、該ブラケットに正面視逆Ｕ字状のフレームの基部
を前後方向へ回動可能に取付け、該フレームの上部にル
ーフを固着したルーフフレームを回動可能に取付けたも
のにおいて、前記フレームの前側で前記ルーフフレーム
の左右両側と前記ブラケットの前方に設けた支点部材と
に上下両端をそれぞれ枢着した左右支持ステーを設ける
と共に、該支持ステー、フレーム、ルーフフレーム、及
びブラケットで側面視逆ハ字状のリンク機構を構成し、
前記フレームをブラケットに対して垂直状の作用状態に
固定した際には、前記リンク機構によりルーフが略水平
姿勢となって座席に座乗する運転者の上方を覆い、ま
た、前記フレームをブラケットに対して後方に倒し格納
状態に固定した際には、前記ルーフの前端を座席に座乗
する運転者の首元程度の高さとし、かつ、当該ルーフの
後端を後部に装着した作業機が最大上昇した場合でも干
渉しない高さとして、全体にルーフの前端が後端よりも
高い傾斜姿勢に折りたたむように構成したものである。
【０００５】
【作用】トラクタの座席の左右両側フェンダの後部上面
に設けたブラケットの支点に基部を前後方向へ回動可能
に取付けた逆Ｕ字状のフレームの上部には、略水平姿勢
にルーフを固着したルーフフレームを回動可能に取付
け、該ルーフフレームの左右夫々で前後方向中間部と前
記ブラケットの支点部材との間に左右の支持ステーを枢
支介在させた側面視逆ハ字状のリンク機構により、前記
フレームを後方へ回動して、ルーフの前端が後端よりも
高い傾斜姿勢に折りたたんで格納状態になし、出入り口
の高さの低い格納庫やビニールハウスへの出入りをす
る。
に設けたブラケットの支点に基部を前後方向へ回動可能
に取付けた逆Ｕ字状のフレームの上部には、略水平姿勢
にルーフを固着したルーフフレームを回動可能に取付
け、該ルーフフレームの左右夫々で前後方向中間部と前
記ブラケットの支点部材との間に左右の支持ステーを枢
支介在させた側面視逆ハ字状のリンク機構により、前記
フレームを後方へ回動して、ルーフの前端が後端よりも
高い傾斜姿勢に折りたたんで格納状態になし、出入り口
の高さの低い格納庫やビニールハウスへの出入りをす
る。
【０００６】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。１はトラクタで、エンジン４の動力を後方下部のミ
ッションケース５を介し両側の前輪２，２と両側の車軸
ケース６，６により支承される後輪３，３とからなる走
行装置へ伝達する。ミッションケース５の上方には運転
者が座乗し操縦する座席７を設けており、該座席７の左
右両側に設けたフェンダ８，８の外側に位置し、前記両
側の車軸ケース６，６に支柱座９ａ，９ａをボルト９ｂ
・・で取付け、該支柱座９ａ，９ａの上面に支柱９，９
及びフェンダ８，８をそれぞれボルト９ｃ・・で固定す
る。該支柱９，９の上方で前記フェンダ８，８を挟んで
その後部上面にはブラケット１０，１０がボルト１０ｄ
・・で固定されている。
る。１はトラクタで、エンジン４の動力を後方下部のミ
ッションケース５を介し両側の前輪２，２と両側の車軸
ケース６，６により支承される後輪３，３とからなる走
行装置へ伝達する。ミッションケース５の上方には運転
者が座乗し操縦する座席７を設けており、該座席７の左
右両側に設けたフェンダ８，８の外側に位置し、前記両
側の車軸ケース６，６に支柱座９ａ，９ａをボルト９ｂ
・・で取付け、該支柱座９ａ，９ａの上面に支柱９，９
及びフェンダ８，８をそれぞれボルト９ｃ・・で固定す
る。該支柱９，９の上方で前記フェンダ８，８を挟んで
その後部上面にはブラケット１０，１０がボルト１０ｄ
・・で固定されている。
【０００７】ブラケット１０は、固定座１０ａの上側を
平面視逆コ字状の箱型状１０ｂになし上面と後面を開口
１０ｃしており、該開口１０ｃ部分には逆Ｕ字状のフレ
ーム１５の両側の基部１５ａを挿入する。該フレーム１
５の両側の基部１５ａには貫通孔１５ｂ・・，１５ｃ・
・が穿孔されている。前記ブラケット１０の箱型状１０
ｂ両側面には支点孔１１及び前記フレーム１５を立設固
定するピン孔１２が設けてあり、ボルト１６を支点孔１
１と貫通孔１５ｂに挿通してナット１７，１８で前記フ
レーム１５を回動可能に取付ける。そして、ピン１９を
ピン孔１２と貫通孔１５ｃに挿通することにより前記フ
レーム１５は作用状態４０に立設でき、ピン１９はリン
チピン２１で抜け止めする。また、ブラケット１０の前
面にはネジ部２２が設けられており、前記フレーム１５
が支点孔１１及びピン孔１２にボルト１６及びピン１９
を挿入して立設されたときボルトやピンによるガタツキ
をネジ部２２にボルト２３を螺合し、該ボルト２３でフ
レーム１５を押圧して防止し、ロックナット２４で固定
する。
平面視逆コ字状の箱型状１０ｂになし上面と後面を開口
１０ｃしており、該開口１０ｃ部分には逆Ｕ字状のフレ
ーム１５の両側の基部１５ａを挿入する。該フレーム１
５の両側の基部１５ａには貫通孔１５ｂ・・，１５ｃ・
・が穿孔されている。前記ブラケット１０の箱型状１０
ｂ両側面には支点孔１１及び前記フレーム１５を立設固
定するピン孔１２が設けてあり、ボルト１６を支点孔１
１と貫通孔１５ｂに挿通してナット１７，１８で前記フ
レーム１５を回動可能に取付ける。そして、ピン１９を
ピン孔１２と貫通孔１５ｃに挿通することにより前記フ
レーム１５は作用状態４０に立設でき、ピン１９はリン
チピン２１で抜け止めする。また、ブラケット１０の前
面にはネジ部２２が設けられており、前記フレーム１５
が支点孔１１及びピン孔１２にボルト１６及びピン１９
を挿入して立設されたときボルトやピンによるガタツキ
をネジ部２２にボルト２３を螺合し、該ボルト２３でフ
レーム１５を押圧して防止し、ロックナット２４で固定
する。
【０００８】また、前記ブラケット１０の側面には前記
フレーム１５を後方へ回動したときに位置決めをするピ
ン孔１３，１４が設けてあり、支点孔１１のボルト１６
を中心として前記フレーム１５を後方へ回動した際に、
前記ピン１９をピン孔１３又はピン孔１４と貫通孔１５
ｃに挿通することにより、ピン孔１３の位置又はピン孔
１４の位置に前記フレーム１５を位置決めすることがで
きる。
フレーム１５を後方へ回動したときに位置決めをするピ
ン孔１３，１４が設けてあり、支点孔１１のボルト１６
を中心として前記フレーム１５を後方へ回動した際に、
前記ピン１９をピン孔１３又はピン孔１４と貫通孔１５
ｃに挿通することにより、ピン孔１３の位置又はピン孔
１４の位置に前記フレーム１５を位置決めすることがで
きる。
【０００９】前記フレーム１５の上部に設けた貫通孔１
５ｄ，１５ｄに、該フレーム１５の前側でブラケット２
５，２５を固着する。該ブラケット２５，２５には左右
両端にブラケット２６ａ，２６ａを有するルーフ回動軸
２６を回動自在に挿通する。該ルーフ回動軸２６の左右
のブラケット２６ａ，２６ａにはルーフフレーム２７の
後端左右のブラケット２７ａ，２７ａをボルト２６ｂ・
・，ナット２６ｃ・・で固着する。そして、ルーフフレ
ーム２７のブラケット２７ｂ・・に上下にねじ部２８ａ
を有するクッション２８・・の下ねじ部２８ａ・・を取
付け、ナット２８ｂ・・で固定する。また、上ねじ部２
８ａ・・にルーフ２９の孔２９ａ・・を挿入し、ナット
３１・・，ロックナット３１ａ・・で固定するのでルー
フ２９は略水平姿勢の状態でルーフフレーム２７に取付
けられる。
５ｄ，１５ｄに、該フレーム１５の前側でブラケット２
５，２５を固着する。該ブラケット２５，２５には左右
両端にブラケット２６ａ，２６ａを有するルーフ回動軸
２６を回動自在に挿通する。該ルーフ回動軸２６の左右
のブラケット２６ａ，２６ａにはルーフフレーム２７の
後端左右のブラケット２７ａ，２７ａをボルト２６ｂ・
・，ナット２６ｃ・・で固着する。そして、ルーフフレ
ーム２７のブラケット２７ｂ・・に上下にねじ部２８ａ
を有するクッション２８・・の下ねじ部２８ａ・・を取
付け、ナット２８ｂ・・で固定する。また、上ねじ部２
８ａ・・にルーフ２９の孔２９ａ・・を挿入し、ナット
３１・・，ロックナット３１ａ・・で固定するのでルー
フ２９は略水平姿勢の状態でルーフフレーム２７に取付
けられる。
【００１０】ルーフフレーム２７の後端左右のブラケッ
ト２７ａ，２７ａの前方に設けた孔２７ｃ，２７ｃと前
記ブラケット１０の前方に設けた支点部材３２，３２の
孔３２ａ，３２ａとの間に両側の左右支持ステー３３，
３３を介在し、該支持ステー３３，３３の上下両端はそ
れぞれボルト３３ｂ・・，ナット３３ｃ・・で枢着す
る。従って、該支持ステー３３、前記フレーム１５、ル
ーフフレーム２７及びブラケット１０で側面視逆ハ字状
のリンク機構３０を構成する。
ト２７ａ，２７ａの前方に設けた孔２７ｃ，２７ｃと前
記ブラケット１０の前方に設けた支点部材３２，３２の
孔３２ａ，３２ａとの間に両側の左右支持ステー３３，
３３を介在し、該支持ステー３３，３３の上下両端はそ
れぞれボルト３３ｂ・・，ナット３３ｃ・・で枢着す
る。従って、該支持ステー３３、前記フレーム１５、ル
ーフフレーム２７及びブラケット１０で側面視逆ハ字状
のリンク機構３０を構成する。
【００１１】上記の構成において、前記ルーフ２９を略
水平姿勢に取付けたルーフフレーム２７を固着した回動
自在のルーフ回動軸２６を挿通したブラケット２５，２
５が固着された前記フレーム１５を前記ブラケット１０
に垂直状の作用状態４０になし、該作用状態４０より、
前記ブラケット１０のピン孔１２からピン１９を抜き取
って、ブラケット１０の支点孔１１に挿通したボルト１
６を中心に後方へ回動することにより、ルーフ２９は前
記リンク機構３０によって前端が後端よりも高い傾斜姿
勢に折りたたんだ格納状態４５にすることができ、該格
納状態４５でピン１９をピン孔１３と貫通孔１５ｃに挿
通し、位置決めをする。従って、ルーフ２９の前端が運
転者の背面で略首元程度の高さになるので、運転者は稍
前傾姿勢で運転することができ、出入り口の高さの低い
格納庫やビニールハウス等への出入りは容易にできる。
また、格納状態４５に折りたたむ際のルーフ２９後端の
高さは、トラクタ１の後方の作業機１ａを最大上昇状態
にしても干渉しない程度にする。
水平姿勢に取付けたルーフフレーム２７を固着した回動
自在のルーフ回動軸２６を挿通したブラケット２５，２
５が固着された前記フレーム１５を前記ブラケット１０
に垂直状の作用状態４０になし、該作用状態４０より、
前記ブラケット１０のピン孔１２からピン１９を抜き取
って、ブラケット１０の支点孔１１に挿通したボルト１
６を中心に後方へ回動することにより、ルーフ２９は前
記リンク機構３０によって前端が後端よりも高い傾斜姿
勢に折りたたんだ格納状態４５にすることができ、該格
納状態４５でピン１９をピン孔１３と貫通孔１５ｃに挿
通し、位置決めをする。従って、ルーフ２９の前端が運
転者の背面で略首元程度の高さになるので、運転者は稍
前傾姿勢で運転することができ、出入り口の高さの低い
格納庫やビニールハウス等への出入りは容易にできる。
また、格納状態４５に折りたたむ際のルーフ２９後端の
高さは、トラクタ１の後方の作業機１ａを最大上昇状態
にしても干渉しない程度にする。
【００１２】また、垂直状の作用状態４０のルーフ２９
を取付けた前記フレーム１５を支点孔１１に挿通したボ
ルト１６を中心に後方へ回動して、ピン１９をピン孔１
４と貫通孔１５ｃに挿通することにより、図１に二点鎖
線で示すようにルーフ２９の前部が運転者の頭上に位置
するように位置決めをし中間状態４６にすることもで
き、果樹園のように枝が低い位置にある場合などの耕耘
作業等にルーフ２９を取付けた逆Ｕ字状のフレーム１５
を中間状態４６にすれば低い枝に当たることがなく、運
転者が座乗し作業ができる。
を取付けた前記フレーム１５を支点孔１１に挿通したボ
ルト１６を中心に後方へ回動して、ピン１９をピン孔１
４と貫通孔１５ｃに挿通することにより、図１に二点鎖
線で示すようにルーフ２９の前部が運転者の頭上に位置
するように位置決めをし中間状態４６にすることもで
き、果樹園のように枝が低い位置にある場合などの耕耘
作業等にルーフ２９を取付けた逆Ｕ字状のフレーム１５
を中間状態４６にすれば低い枝に当たることがなく、運
転者が座乗し作業ができる。
【００１３】
【考案の効果】本考案は前述のように構成したので、ル
ーフ付き安全フレームはフェンダ８の上面部より格納姿
勢に折りたたむことができ、折りたたんだ際にはルーフ
２９の後端がトラクタ後部に装着した作業機１ａを最大
上昇させた場合でも干渉しない高さにすることができ、
格納庫やビニールハウス等への出入りはルーフ付き安全
フレーム、及び作業機を殊更取り外すことなくそのまま
容易に出入りすることができる。 また、ルーフ２９を側
面視逆ハ字状のリンク機構３０で支えているので、作用
状態において略水平であったルーフ２９も折りたたんだ
状態においては前高後低の傾斜姿勢となり、特にその場
合、ルーフ２９の前端は運転者の背面で運転者の略首元
程度の高さに位置するので、運転者は稍前傾姿勢を強い
られるもののトラクタの座席７に座乗しながらトラクタ
を操縦して格納庫やビニールハウス等への出入りを支障
なく行うことができる。
ーフ付き安全フレームはフェンダ８の上面部より格納姿
勢に折りたたむことができ、折りたたんだ際にはルーフ
２９の後端がトラクタ後部に装着した作業機１ａを最大
上昇させた場合でも干渉しない高さにすることができ、
格納庫やビニールハウス等への出入りはルーフ付き安全
フレーム、及び作業機を殊更取り外すことなくそのまま
容易に出入りすることができる。 また、ルーフ２９を側
面視逆ハ字状のリンク機構３０で支えているので、作用
状態において略水平であったルーフ２９も折りたたんだ
状態においては前高後低の傾斜姿勢となり、特にその場
合、ルーフ２９の前端は運転者の背面で運転者の略首元
程度の高さに位置するので、運転者は稍前傾姿勢を強い
られるもののトラクタの座席７に座乗しながらトラクタ
を操縦して格納庫やビニールハウス等への出入りを支障
なく行うことができる。
【図１】ルーフ付き安全フレームを格納状態にしたトラ
クタの側面図である。
クタの側面図である。
【図２】ルーフ付き安全フレームが作用状態のトラクタ
の側面図である。
の側面図である。
【図３】ルーフ付き安全フレームが作用状態のトラクタ
の背面図である。
の背面図である。
【図４】安全フレームの構成を示す分解斜視図である。
【図５】ルーフ付き安全フレームの分解斜視図である。
【図６】ブラケットの斜視図である。
１ トラクタ ７ 座席 ８ フェンダ １０ ブラケット １５ フレーム ２７ ルーフ ２７ａ ルーフフレーム ３０ リンク機構 ３２ 支点部材 ３３ 支持ステー ４０ 作用状態 ４５ 格納状態
Claims (1)
- 【請求項１】 作業機（１ａ）を後部に装着するトラク
タ（１）の左右両側フェンダ（８），（８）上面にブラ
ケット（１０），（１０）を固設し、該ブラケット（１
０），（１０）に正面視逆Ｕ字状のフレーム（１５）の
基部を前後方向へ回動可能に取付け、該フレーム（１
５）の上部にルーフ（２９）を固着したルーフフレーム
（２７）を回動可能に取付けたものにおいて、前記フレ
ーム（１５）の前側で前記ルーフフレーム（２７）の左
右両側と前記ブラケット（１０），（１０）の前方に設
けた支点部材（３２），（３２）とに上下両端をそれぞ
れ枢着した左右支持ステー（３３），（３３）を設ける
と共に、該支持ステー（３３）、フレーム（１５）、ル
ーフフレーム（２７）、及びブラケット（１０）で側面
視逆ハ字状のリンク機構（３０）を構成し、前記フレー
ム（１５）をブラケット（１０）に対して垂直状の作用
状態に固定した際には、前記リンク機構（３０）により
ルーフ（２９）が略水平姿勢となって座席（７）に座乗
する運転者の上方を覆い、また、前記フレーム（１５）
をブラケット（１０）に対して後方に倒し格納状態に固
定した際には、前記ルーフ（２９）の前端を座席（７）
に座乗する運転者の首元程度の高さとし、かつ、当該ル
ーフ（２９）の後端を後部に装着した作業機（１ａ）が
最大上昇した場合でも干渉しない高さとして、全体にル
ーフ（２９）の前端が後端よりも高い傾斜姿勢に折りた
たむように構成したことを特徴とするトラクタのルーフ
付き安全フレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991042893U JP2575677Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | トラクタのルーフ付き安全フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991042893U JP2575677Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | トラクタのルーフ付き安全フレーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127054U JPH04127054U (ja) | 1992-11-19 |
| JP2575677Y2 true JP2575677Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=31923309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991042893U Expired - Lifetime JP2575677Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | トラクタのルーフ付き安全フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575677Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0257756U (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-25 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP1991042893U patent/JP2575677Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04127054U (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |