JP2575084Y2 - レバースイッチ - Google Patents

レバースイッチ

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JP2575084Y2
JP2575084Y2 JP1992042689U JP4268992U JP2575084Y2 JP 2575084 Y2 JP2575084 Y2 JP 2575084Y2 JP 1992042689 U JP1992042689 U JP 1992042689U JP 4268992 U JP4268992 U JP 4268992U JP 2575084 Y2 JP2575084 Y2 JP 2575084Y2
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毅 柴田
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、揺動自在に支持された
レバーの操作に応じて可動盤が直線移動し、スイッチ作
用をするレバースイッチに関し、特に、可動盤の移動距
離を長く設定する構成の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレバースイッチとして
は、実開平2−137724号公報に係る技術が存在す
る。これは、操作レバーの操作杆が係合する孔を傾斜さ
せることにより、スライダーの移動距離を長く設定する
構成である。一方、実公平3−17383号公報に係る
技術を使用することも考えられる。これは、操作レバー
の揺動により滑動子が軸方向に移動し、これに伴い、ベ
ルクランクが回動して可動接点を押圧する構成である。
しかして、この可動接点を可動盤の構成に置換すれば、
ベルクランクの各作用長さの比に応じて、可動盤の移動
距離を長く設置できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来の技術は、操作レバーの先端近傍の周囲におけるス
ペースが狭い場合には、スイッチを配設できないという
問題がある。本考案は、上記問題点に鑑み考案したもの
であり、レバー連結体の周囲におけるスペースが狭くて
も、スイッチの配設を可能にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、左右揺動自在に支持されたレバー連結体
の動きに応じて可動盤が直線移動し、スイッチ作用をす
るレバースイッチにおいて、一端が左右揺動自在に支持
される支持部を設け、前記レバー連結体と略平行に延設
し、他端側に第1係合部を設けると共に、中間に第2係
合部を設けた揺動アームと、一端部に穿設した係合孔に
前記レバー連結体に設けた作動係合部、及び他端部に穿
設した係合孔に前記揺動アームの前記第2係合部をそれ
ぞれ回動自在に係合した連結ロッドと、前記レバー連結
体の揺動方向と略同方向へ直線移動が可能に支持され、
かつ仕切り板に穿設した直線溝を挿通して、前記揺動ア
ームの前記第1係合部に係合した係合部を備えた可動盤
とを備えたことでなる。
【0005】
【実施例】本考案に係る好適な一実施例を、添付図面に
基づき詳述する。1は操作レバーであり、作動体2に挿
通すると共に支持ピン3で上下方向Xに揺動自在に支持
されている。作動体2は、上下に突設した支持軸2aの
嵌合によって、ケース4とカバー5間に左右方向Yに揺
動自在に支持されている。しかして、操作レバー1と作
動体2の組合せ構成により、レバー連結体6を構成して
いる。
【0006】ケース4内において、図1で示すように操
作レバー1の基端側の下方には、ワイパスイッチ7を配
設している。ワイパスイッチ7は、自動車用ワイパ装置
(図示せず)を作動切換えするスイッチである。また、
操作レバー1の基端には、圧縮バネ8で付勢された節度
ピン9を挿装しており、ケース4の内壁面に形成した節
度山4aと係合することにより、当該操作レバー1が上
下揺動した際の節度機構を構成する。
【0007】作動体2は、基端側の下方に作動係合部2
bを垂下している。また、図2で示すように、ケース4
は揺動アーム10の一端側に支持部10aを、左右方向
Zに揺動自在に支持している。揺動アーム10は、レバ
ー連結体6と略平行に延出し、他端側の下方に、開口し
た凹状の第1係合部10bを設けると共に、当該第1係
合部10bよりも支持部10aに近い所望位置、すなわ
ち中間の上方に、第2係合部10cを突設している。
【0008】作動体2に設けた作動係合部2bと、揺動
アーム10の第2係合部10cとは、連結ロッド11の
両端側に形成した各係合孔11a及び11bを回動自在
係合することにより、所定距離に離開し連結してい
る。揺動アーム10の第1係合部10bには、図2に示
すように可動盤12の上面に突設した係合部12aを
仕切り板15に穿設した直線溝15aを挿通して係合し
ている。可動盤12は図1で示すように、ケース4の下
方に嵌着した基盤13におけるガイド溝13aに挿入し
ている。しかして、可動盤12にはこのガイド溝13a
により、図2で示すレバー連結体6が揺動する左右方向
Yと略同方向である移動方向Wへの直線移動が可能に支
持されている。
【0009】可動盤12の下面には、基盤13に配設し
た固定接点(図示せず)と対向し摺接する可動接片14
を固着している。図1で示すように、揺動アーム10と
可動盤12との間には、ケース4に装着した仕切り板1
5を介在することにより、当該可動盤12の上下方向へ
の移動を阻止すると共に、円滑な横方向への移動を補助
している。
【0010】上述のようにケース4内には、レバー連結
体6の基端近傍にワイパスイッチ7を配設しているが、
連結ロッド11によってこれを迂回した位置に、操作レ
バー1の基端側に略平行に延出した揺動アーム10を配
置している。また、可動盤12は上記ワイパスイッチ7
と別異の位置において、レバー連結体6の揺動方向Yと
略同方向の移動方向Wに直線移動をするように配置して
いる。これにより、レバー連結体6の基端近傍における
周囲の狭いスペースを有効に活用し、レバースイッチの
小形化を図っている。
【0011】次に、上記構成における作動を説明する。
操作レバー1を上下方向Xに揺動操作すると、当該操作
レバー1の基端がワイパスイッチ7を作動する。次に、
操作レバー1を左右方向Yに揺動操作すると、作動体2
は連結ロッド11を介して、揺動アーム10を対応する
方向に揺動させる。揺動アーム10は、第1係合部10
bを介して可動盤12を移動方向Wに直線移動させる。
しかして、可動盤12は可動接点14を対応する固定接
点(図示せす)と接離させ、所定のスイッチ作動をさせ
る。
【0012】この可動盤12に備えた可動接点14と固
定接点で構成するスイッチは、例えば、リターダスイッ
チとして使用する。リターダスイッチは、トラック等の
大型車両のフットブレーキの作動状況に応じて、補助と
して追加的に5段階に作動する電磁ブレーキを備え、こ
の電磁ブレーキを操作するものである。このリターダス
イッチは、操作レバー1の左右方向Yへの操作により、
5段階にスイッチ切換え作動をする。このため、可動盤
12はスイッチ切換え段階数に応じて、移動距離を長く
設定することを要求される。これに対し、揺動アーム1
0において、支持部10aから第1係合部10bまでの
距離を、第2係合部10cまでよりも長く設定すること
により、可動盤12の移動距離が長くなる。
【0013】なお、上記実施例において、レバー連結体
6は操作レバー1と作動体2の組合せ構成に限定される
ものではなく、両者を一体構成したものでもよい。ま
た、可動盤12によって作動されるスイッチは、上述の
ような摺動接点の構成に限定されるものではなく、例え
ばシーソー接点などの構成でもよい。
【0014】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の構成によれ
ば、左右揺動自在に支持されたレバー連結体の動きに応
じて可動盤が直線移動し、スイッチ作用をするレバース
イッチにおいて、一端が左右揺動自在に支持される支持
部を設け、前記レバー連結体と略平行に延設し、他端側
に第1係合部を設けると共に、中間に第2係合部を設け
た揺動アームと、一端部に穿設した係合孔に前記レバー
連結体に設けた作動係合部、及び他端部に穿設した係合
孔に前記揺動アームの前記第2係合部をそれぞれ回動自
在に係合した連結ロッドと、前記レバー連結体の揺動方
向と略同方向へ直線移動が可能に支持され、かつ仕切り
板に穿設した直線溝を挿通して、前記揺動アームの前記
第1係合部に係合した係合部を備えた可動盤とを備えた
ことで、当該可動盤の移動距離を長く設定できると共
に、レバー連結体の周囲におけるスペースが狭くても、
スイッチを配設可能になり、小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例を示す組立断面図であ
る。
【図2】図1の構成における作動体、連結ロッド、揺動
アーム及び可動盤を示す要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 操作レバー 2 作動体 2b 作動係合部 6 レバー連結体 10 揺動アーム 10a 支持部 10b 第1係合部 10c 第2係合部 11 連結ロッド 12 可動盤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右揺動自在に支持されたレバー連結体
    (6)の動きに応じて可動盤(12)が直線移動し、ス
    イッチ作用をするレバースイッチにおいて、 一端が左右揺動自在に支持される支持部(10a)を設
    け、前記レバー連結体(6)と略平行に延設し、他端側
    に第1係合部(10b)を設けると共に、中間に第2係
    合部(10c)を設けた揺動アーム(10)と、一端部に穿設した係合孔(11a)に 前記レバー連結体
    (6)に設けた作動係合部(2b)、及び他端部に穿設
    した係合孔(11b)に前記揺動アーム(10)の前記
    第2係合部(10c)をそれぞれ回動自在に係合した連
    結ロッド(11)と、 前記レバー連結体(6)の揺動方向(Y)と略同方向
    (W)へ直線移動が可能に支持され、かつ仕切り板(1
    5)に穿設した直線溝(15a)を挿通して、前記揺動
    アーム(10)の前記第1係合部(10b)に係合した
    係合部(12a)を備えた可動盤(12)とを備えたこ
    とを特徴とするレバースイッチ。
JP1992042689U 1992-05-28 1992-05-28 レバースイッチ Expired - Fee Related JP2575084Y2 (ja)

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