JP2574498B2 - 装置のリセット方法 - Google Patents

装置のリセット方法

Info

Publication number
JP2574498B2
JP2574498B2 JP2048642A JP4864290A JP2574498B2 JP 2574498 B2 JP2574498 B2 JP 2574498B2 JP 2048642 A JP2048642 A JP 2048642A JP 4864290 A JP4864290 A JP 4864290A JP 2574498 B2 JP2574498 B2 JP 2574498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reset
acc
ram
resetting
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2048642A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03250318A (ja
Inventor
誠 滑川
隆 三宅
弘 濱崎
伸一 水野
正夫 斎藤
健治 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2048642A priority Critical patent/JP2574498B2/ja
Publication of JPH03250318A publication Critical patent/JPH03250318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574498B2 publication Critical patent/JP2574498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は装置のリセット方法に係り、特に第1、第2
の2つのリセットモードに使い分けて装置をリセットす
るリセット方法に関する。
<従来の技術> 通常、装置内蔵の制御用マイコンは、電源スイッチの
投入により電源電圧が立上って所定レベル以上になった
時、内部レジスタ類をリセットすると共にRAMの内容を
初期化し、換言すればRAMをクリアし(全クリア)、し
かる後プログラムの先頭から命令を実行して所定の制御
を行う。そして、処理中にプログラムが暴走した場合に
は、暴走を検出して自動的に、あるいはリセットスイッ
チにより上記リセット動作(全クリア)を行い、しかる
後最初から制御をやり直すようにしている。
ところで、スタンバイ動作を行うマイコン内蔵の装置
は電源電圧の供給が切断されても以前の動作状態あるい
は設定状態を記憶し、電源が投入されると記憶状態に基
づいて制御を行えるようになっている。かかるスタンバ
イ動作の例としては、(1)チューナにおけるプリセッ
トメモリ動作(キーに対応させて選局周波数を記憶させ
ておき、キーの押圧により1発で所望周波数に同調させ
る動作)、(2)最後に受信していた周波数を記憶して
おき、電源投入により該周波数に同調する動作、(3)
最後に動作していたオーディオソースを記憶しておき、
電源投入により該ソースより音楽等を出力する動作、
(4)プログラムしたCDの演奏順を記憶しておき、電源
投入後該演奏順に従ってプレイする動作等がある。
<発明が解決しようとする課題> スタンバイ動作を行う装置内蔵のマイコンは、プログ
ラム暴走時等にリセットがかかっても、RAMの内容はク
リアせず、プロセッサのレジスタ類のみをリセットする
ようにしている(部分クリア)。これは、RAMの内容も
クリアすると、保持していた情報を再度設定し直さなけ
ればならないからである 部分クリア動作により、プログラムの暴走が止まる場
合が多いが、RAMの内容が初期化されないため再度暴走
状態に入って誤動作する場合がある。
以上から本発明の目的は、RAMの内容をクリアせず、
プロセッサの内部レジスタ類をリセットする第1リセッ
トモードと、RAMの内容をクリアし、プロセッサの内部
レジスタ類もリセットする第2リセットモードを設け、
誤動作の程度に応じて第1または第2のリセットを掛け
て装置をリセットして誤動作を防止できる装置のリセッ
ト方法を提供することである。
本発明の別の目的は1つのリセットスイッチで、第
1、第2のリセットを掛けることができる装置のリセッ
ト方法を提供することである。
<課題を解決するための手段> 上記課題は本発明においては、第1のリセット動作を
行う手段と、第2のリセット動作を行う手段と、1つの
リセットスイッチと、装置が第1の状態(ACCオン状
態)にあるか、第2の状態(ACCオフ状態)にあるかを
監視する手段とにより達成される。
<作用> RAMの内容をクリアせず、プロセッサの内部レジスタ
類をリセットする第1リセットモードと、RAMの内容を
クリアし、プロセッサの内部レジスタ類もリセットする
第2リセットモードを設け、装置が第1の状態(ACCオ
ン状態)にある時、リセットスイッチが操作されると、
第1のリセットモードによるリセットを行い、装置が第
2の状態(ACCオフ状態)にある時、リセットスイッチ
が操作されると、第2のリセットモードによるリセット
を行う。
<実施例> 第1図は本発明に係わるリセット方法を説明するカー
オーディオ装置の要部ブロック図である。図中、1はカ
セットデッキ、2はチューナ部、3はソース切換回路、
4はシステム全体を制御する制御用マイコン(システム
コントローラ)であり、ROM構成のプログラムメモリ4
a、バッテリーバックアップされたRAM構成のデータメモ
リ4b、レジスタ類を内蔵するプロセッサ4c等で構成され
ている。尚、バッテリーバックアップRAM4bは、プロセ
ッサ4cの制御で適宜バッテリー電圧の供給を切断されて
その記憶内容を初期化(全クリア)できるようになって
いる。
5は操作パネルであり、操作部5a、表示部5bを有し、
操作部にはリセットスイッチRSTが設けられている。6
は車のバッテリー、7はバッテリーライン、8はイグニ
ッションキーによりオン/オフするスイッチで、イグニ
ッションキーがACCオン位置にある時に閉となり、ACCオ
フ位置にある時に開となる。9は入力電圧(ACC電圧)V
accのレベルに基づいてACCオン、ACCオフの信号Saccを
出力するACCオン/オフ検出回路である。
システムコントローラ4はスタンバイ動作によりカセ
ットデッキ1やチューナ2を制御できるようになってお
り、プロセットメモリ情報やラストチャンネル周波数、
ラスト動作ソース等を示すデータがデータメモリ(RA
M)4bに記憶されている。
以下、第2図の流れ図に従って本発明のリセット処理
を説明する。
プログラムの暴走等により装置が誤動作した時、操作
部5aのリセットスイッチRSTをオン操作する。(ステッ
プ101)。
リセットスイッチRSTがオン操作されると、システム
コントローラ(制御用マイコン)4のプロセッサ4cはAC
Cオン/オフ検出回路9の出力信号Saccを参照して現
在、ACCオンであるか、ACCオフであるかをチェックする
(ステップ102)。
ACCオン状態であれば、RAM4bの内容をクリアせず、内
部レジスタ類4dのみをリセットする部分クリアを行い
(ステップ103)、リセット処理を終了する。
一方、ACCがオフであれば、RAM4bへの電圧供給が一時
的に切断してその内容をクリアすると共に、プロセッサ
の内部レジスタ類4dの内容もリセットする全クリアを行
い(ステップ104)、リセット処理を終了する。
従って、ACCオン時に、例えばチューナあるいはカセ
ットデッキより音楽等を再生して聞いている時に、プロ
グラム暴走等の原因で表示がでたらめになったり、プリ
セットメモリによる選局がうまく行かなかったり、その
他誤動作する場合には、ACCオンの状態でリセットスイ
ッチRSTを操作する。これにより部分クリア動作が行わ
れ、動作が正常になれば、以後RAMに保持されているデ
ータをそのまま用いてスタンバイ動作を行うことができ
る。
しかし、部分クリアでは、正常動作に戻らない場合に
は、ACCオフの状態にしてリセットスイッチRSTを操作す
る。ころにより、全クリア動作が行われ、正常な状態に
戻る。ただし、全クリアの場合にはプリセットメモリ情
報や、プログラム演奏順等の情報を再設定する必要があ
る。
尚、以上は本発明を車載用オーディオ装置に適用した
場合であるが、本発明はかかる場合に限らない。又、以
上はACCオン状態、ACCオフ状態によりリセット動作を変
えた場合であるが、一般に第1、第2のつの状態におい
てリセット動作を変えるようにしてもよい。
<発明の効果> 以上本発明によれば、RAMの内容をクリアせず、プロ
セッサの内部レジスタ類をリセットする第1リセットモ
ードと、RAMの内容をクリアし、プロセッサの内部レジ
スタ類もリセットする第2リセットモードを設け、装置
が第1の状態にある時、リセットスイッチが操作される
と、第1のリセットモードによるリセットを行い、装置
が第2の状態にある時、リセットスイッチが操作される
と、第2のリセットモードによるリセットを行うように
構成したから、誤動作の程度によりRAM内容を保持した
部分クリア及びRAMの内容もクリアする全クリアを適宜
行うことができ、まず部分クリアを行い、この部分クリ
ア動作で正常になる場合には保持内容をそのまま用いて
制御ができ、また正常に戻らない場合には全クリアによ
り確実に正常の状態を戻せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる装置のリセット方法を説明する
カーオーディオ装置の要部ブロック図、 第2図はリセット処理の流れ図である。 1……カセットデッキ、2……チューナ 4……システムコントローラ(制御用マイコン) 4b……RAM、4d……内部レジスタ類 6……バッテリー 9……ACCオン/オフ検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 伸一 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 アルパイン株式会社内 (72)発明者 斎藤 正夫 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 アルパイン株式会社内 (72)発明者 今井 健治 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 アルパイン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−155416(JP,A) 特開 昭63−262711(JP,A) 実開 昭62−57828(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイコンを内蔵する車載装置のリセット方
    法において、 RAMの内容をクリアせず、プロセッサの内部レジスタ類
    をリセットする第1リセットモードと、RAMの内容をク
    リアし、プロセッサの内部レジスタ類もリセットする第
    2リセットモードを設け、 車載装置のACCがオン状態の時、リセットスイッチが操
    作されると、第1のリセットモードによるリセットを行
    い、 車載装置のACCがオフ状態の時、リセットスイッチが操
    作されると、第2のリセットモードによるリセットを行
    うことを特徴とする装置のリセット方法。
JP2048642A 1990-02-28 1990-02-28 装置のリセット方法 Expired - Fee Related JP2574498B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2048642A JP2574498B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 装置のリセット方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2048642A JP2574498B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 装置のリセット方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03250318A JPH03250318A (ja) 1991-11-08
JP2574498B2 true JP2574498B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=12809024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2048642A Expired - Fee Related JP2574498B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 装置のリセット方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574498B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5136602B2 (ja) * 2010-06-28 2013-02-06 トヨタ自動車株式会社 電子制御装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323787Y2 (ja) * 1985-09-27 1991-05-23
JPS63262711A (ja) * 1987-04-20 1988-10-31 Nec Corp リセツト装置
JPH01155416A (ja) * 1987-12-12 1989-06-19 Nec Corp メモリ初期化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03250318A (ja) 1991-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2919872B2 (ja) 軽減された電力状態での活動制御装置を備える自動車のオーディオシステム
JP2574498B2 (ja) 装置のリセット方法
JP2001322515A (ja) 車両用暗電流低減方法および装置
US7457975B2 (en) Information processing apparatus with a function for low-power operation by controlling a power supply to a recording section of a recording medium and a computer individually
US6163343A (en) Electronic apparatus and method for independently resetting functional mode units of a multi-functional mode system
JPH06250939A (ja) データ処理装置
JP2003271411A (ja) プログラム暴走検知機能を有する制御回路を具えた電子機器
JP3083650B2 (ja) 記録媒体装着状態の報知機能を有する車載用音響映像装置
JPH05241978A (ja) 電子機器
JP2001322512A (ja) 車両用暗電流低減方法および装置
JP3199502B2 (ja) 外部メモリーを用いたセキュリティーシステム
JP2542860Y2 (ja) 車載機器の盗難防止装置
JPH0519881A (ja) 電子機器
JP2727677B2 (ja) ステレオ再生装置
JPH04250544A (ja) 不揮発メモリのアクセス装置
JPH07230346A (ja) 電力制御装置
KR970007919A (ko) 비디오카세트레코더의 이젝트 제어방법
JPH06161590A (ja) レジューム制御方式
JP2834960B2 (ja) 電源制御装置
JP2001322513A (ja) 車両用暗電流低減方法および装置
JPH07243729A (ja) 冷蔵ユニット
JP2564409Y2 (ja) パワーローディング装置
JPH10133786A (ja) 情報端末装置
JP2000123573A (ja) メモリ初期化制御装置
JPH10149232A (ja) 電源断時におけるシステム処理要求方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees