JP2574005B2 - 転がり軸受 - Google Patents
転がり軸受Info
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- JP2574005B2 JP2574005B2 JP63183411A JP18341188A JP2574005B2 JP 2574005 B2 JP2574005 B2 JP 2574005B2 JP 63183411 A JP63183411 A JP 63183411A JP 18341188 A JP18341188 A JP 18341188A JP 2574005 B2 JP2574005 B2 JP 2574005B2
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- Japan
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- ring
- retaining ring
- outer ring
- rolling bearing
- groove
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7886—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted outside the gap between the inner and outer races, e.g. sealing rings mounted to an end face or outer surface of a race
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/06—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
- F16C27/066—Ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/07—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
- F16C35/077—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2202/00—Solid materials defined by their properties
- F16C2202/20—Thermal properties
- F16C2202/24—Insulating
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/02—General use or purpose, i.e. no use, purpose, special adaptation or modification indicated or a wide variety of uses mentioned
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S384/00—Bearings
- Y10S384/90—Cooling or heating
- Y10S384/903—Retaining ring
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は転がり軸受に関し、さらに詳しくは、外輪が
回転機械部品のボア内に支承され且つ止め輪により軸方
向に対して摺動不能に固定され、止め輪がボアの環状溝
に嵌入され、止め輪と外輪のフランク面との間に高分子
材料製のシールディスクが配設され、シールディスクが
外輪と内輪との間の隙間を架橋し且つ弾性応力により内
輪のフランク面に押圧されて成る転がり軸受に関する。
回転機械部品のボア内に支承され且つ止め輪により軸方
向に対して摺動不能に固定され、止め輪がボアの環状溝
に嵌入され、止め輪と外輪のフランク面との間に高分子
材料製のシールディスクが配設され、シールディスクが
外輪と内輪との間の隙間を架橋し且つ弾性応力により内
輪のフランク面に押圧されて成る転がり軸受に関する。
この種の転がり軸受は西独実用新案登録第1779772号
として既に開示されている。そこに開示されている止め
輪は円形断面を有し、外輪の止め輪に対応する断面形状
を有する溝内に嵌入されている。しかし互いに接触した
面の寸法精度に応じて、溝内で止め輪の大きな軸方向ず
れが大体において生じるが、これはあまり好ましいこと
ではなく、外輪の案内に不利の影響を与えることがあっ
た。さらに外輪と内輪の隙間はシールディスクにより密
封されており、これをフランク面に押圧するための押圧
手段が別個に予定されていた。そのためには特別な支出
が必要であり、製造コスト面から好ましいものではなか
った。またかかる押圧手段には大きな空間が必要であ
り、そのための空間を準備できない場合も多かった。
として既に開示されている。そこに開示されている止め
輪は円形断面を有し、外輪の止め輪に対応する断面形状
を有する溝内に嵌入されている。しかし互いに接触した
面の寸法精度に応じて、溝内で止め輪の大きな軸方向ず
れが大体において生じるが、これはあまり好ましいこと
ではなく、外輪の案内に不利の影響を与えることがあっ
た。さらに外輪と内輪の隙間はシールディスクにより密
封されており、これをフランク面に押圧するための押圧
手段が別個に予定されていた。そのためには特別な支出
が必要であり、製造コスト面から好ましいものではなか
った。またかかる押圧手段には大きな空間が必要であ
り、そのための空間を準備できない場合も多かった。
以上のように、従来の技術には多くの解決すべき課題
が存在した。従って本発明の課題は、前記種類の転がり
軸受に改良を加え、単純であまり大きな空間を必要とし
ない構造により外輪が正確に案内され、同時にシールデ
ィスクが少なくとも外輪のフランク面にしっかりと押圧
されるような転がり軸受を提供するにある。
が存在した。従って本発明の課題は、前記種類の転がり
軸受に改良を加え、単純であまり大きな空間を必要とし
ない構造により外輪が正確に案内され、同時にシールデ
ィスクが少なくとも外輪のフランク面にしっかりと押圧
されるような転がり軸受を提供するにある。
上記課題を解決するために、本発明に基づく転がり軸
受においては、外輪が回転機械部品のボア内に支承され
かつ止め輪により軸方向に摺動不能に固定され、止め輪
がボアの環状溝に嵌入され、止め輪と外輪のフランク面
間に高分子材料製のシールディスクが配設され、シール
ディスクが外輪と内輪間の隙間を架橋しかつ弾性応力に
より内輪のフランク面に押圧されてなる転がり軸受にお
いて、 組立状態で止め輪が、溝において外輪のフランク面か
ら離れた側で少なくとも1つのテーパ面により支持さ
れ、さらに溝の溝底から半径方向に距離を置き、外輪の
フランク面に対向する止め輪の支持面が、平坦に構成さ
れかつ半径方向内側に伸長し、外輪と内輪間の隙間を少
なくとも一部において架橋しており、前記テーパ面が前
記溝の境界面として構成されており、また前記テーパ面
が前記止め輪の境界面として構成された転がり軸受が提
供される。これにより、止め輪と外輪の間に配設された
シールディスクは、多少の寸法偏差にも拘わらず、その
フランク面にしっかりと押圧され、この領域での十分な
密封が得られると共に、転がり軸受の外輪をそれが受容
されるケーシングのボアの内にしっかりと固定すること
が可能となる。これは振動の発生や高速回転に対して十
分な耐性を示すものである。従って本発明によれば、機
械製造や自動車工学の分野においても問題なく適用可能
な転がり軸受を提供することが可能である。
受においては、外輪が回転機械部品のボア内に支承され
かつ止め輪により軸方向に摺動不能に固定され、止め輪
がボアの環状溝に嵌入され、止め輪と外輪のフランク面
間に高分子材料製のシールディスクが配設され、シール
ディスクが外輪と内輪間の隙間を架橋しかつ弾性応力に
より内輪のフランク面に押圧されてなる転がり軸受にお
いて、 組立状態で止め輪が、溝において外輪のフランク面か
ら離れた側で少なくとも1つのテーパ面により支持さ
れ、さらに溝の溝底から半径方向に距離を置き、外輪の
フランク面に対向する止め輪の支持面が、平坦に構成さ
れかつ半径方向内側に伸長し、外輪と内輪間の隙間を少
なくとも一部において架橋しており、前記テーパ面が前
記溝の境界面として構成されており、また前記テーパ面
が前記止め輪の境界面として構成された転がり軸受が提
供される。これにより、止め輪と外輪の間に配設された
シールディスクは、多少の寸法偏差にも拘わらず、その
フランク面にしっかりと押圧され、この領域での十分な
密封が得られると共に、転がり軸受の外輪をそれが受容
されるケーシングのボアの内にしっかりと固定すること
が可能となる。これは振動の発生や高速回転に対して十
分な耐性を示すものである。従って本発明によれば、機
械製造や自動車工学の分野においても問題なく適用可能
な転がり軸受を提供することが可能である。
止め輪を軸方向に対して支持するテーパ面は溝の要素
として、テーパ面を有する止め輪の要素として、又はそ
れら両者の要素として構成することが可能である。テー
パ面を溝の要素として構成する場合には、製造が非常に
簡便であり、テーパ面を溝と止め輪の双方に設けた場合
には、比接触圧力を非常に小さいものにすることが可能
である。受容する溝内での止め輪に恒久的な半径方向運
動を確保するためには、比接触圧力を小さくすることが
重要である。相互に接触するテーパ面の範囲での摩耗
は、特にテーパ面のテーパ角度が相互に同一で、例えば
60乃至80゜であるような場合には殆ど無視できるほどで
ある。止め輪と溝との重なり面範囲や、止め輪の半径方
向切断部には、鋭角の角や縁が存在しないようにする必
要がある。なお止め輪の半径方向切断部は、止め輪に所
望と半径方向可動性を付与するために設けられる。
として、テーパ面を有する止め輪の要素として、又はそ
れら両者の要素として構成することが可能である。テー
パ面を溝の要素として構成する場合には、製造が非常に
簡便であり、テーパ面を溝と止め輪の双方に設けた場合
には、比接触圧力を非常に小さいものにすることが可能
である。受容する溝内での止め輪に恒久的な半径方向運
動を確保するためには、比接触圧力を小さくすることが
重要である。相互に接触するテーパ面の範囲での摩耗
は、特にテーパ面のテーパ角度が相互に同一で、例えば
60乃至80゜であるような場合には殆ど無視できるほどで
ある。止め輪と溝との重なり面範囲や、止め輪の半径方
向切断部には、鋭角の角や縁が存在しないようにする必
要がある。なお止め輪の半径方向切断部は、止め輪に所
望と半径方向可動性を付与するために設けられる。
さらに止め輪に、外輪のフランク面に対向し、平坦に
構成され且つ半径方向に伸長する支持面を設けることが
可能である。これにより、転がり軸受の止め輪と外輪と
の間に配設された高分子材料製のシールディスクの比接
触圧力が著しく低減し、そのため押圧に起因する変形を
減少させることが可能となり、外輪と内輪との間の密封
すべき隙間にシールディスクを変形せずに配設すること
が容易となる。
構成され且つ半径方向に伸長する支持面を設けることが
可能である。これにより、転がり軸受の止め輪と外輪と
の間に配設された高分子材料製のシールディスクの比接
触圧力が著しく低減し、そのため押圧に起因する変形を
減少させることが可能となり、外輪と内輪との間の密封
すべき隙間にシールディスクを変形せずに配設すること
が容易となる。
また止め輪の支持面を半径方向内側に伸長せしめ、転
がり軸受の外輪と内輪との間の隙間を少なくとも一部に
おいて架橋する。これによりシールディスクが軸方向外
向き反れるという好ましくない運動を回避することが可
能となり、シールディスクの領域での十分な密封が得ら
れる。
がり軸受の外輪と内輪との間の隙間を少なくとも一部に
おいて架橋する。これによりシールディスクが軸方向外
向き反れるという好ましくない運動を回避することが可
能となり、シールディスクの領域での十分な密封が得ら
れる。
以下添付図面を参照して本発明に基づく転がり軸受に
ついてさらに説明する。第1図は、共通の軸を中心に回
転する機械部品が転がり軸受により相対回転可能に支持
し合っている状態の一部を示す半断面図である。ここに
示される転がり軸受は玉軸受として構成してあり、外輪
1と内輪8を含んでいる。外輪1は、高分子材料製の2
つの相互に開口して成る保護キャップにより、2つの機
械部品のうち外側部品3に対して断熱されている。該保
護キャップは、それぞれL字状断面を有しており、両脚
部は半径方向外向き面とフランク面の範囲で外輪1を把
持している。
ついてさらに説明する。第1図は、共通の軸を中心に回
転する機械部品が転がり軸受により相対回転可能に支持
し合っている状態の一部を示す半断面図である。ここに
示される転がり軸受は玉軸受として構成してあり、外輪
1と内輪8を含んでいる。外輪1は、高分子材料製の2
つの相互に開口して成る保護キャップにより、2つの機
械部品のうち外側部品3に対して断熱されている。該保
護キャップは、それぞれL字状断面を有しており、両脚
部は半径方向外向き面とフランク面の範囲で外輪1を把
持している。
フランク面側の脚部は、玉軸受の外輪1と内輪8の間
の隙間を完全に覆い、さらに該脚部と内輪8の軸方向フ
ランク面とが相互に軸方向に接触可能な程度、半径方向
内向きに伸長している。2つの保護キャップは鏡像対称
的に構成され、ポリエーテルケトン又はフェノール樹脂
などの熱硬化性樹脂又はショア硬度の高いゴムから成
り、転がり軸受の外輪1をその両フランク面範囲におい
て取り囲んでいる。2つのうち右側の保護キャップは同
時にその軸方向外面において、玉軸受により結合された
両機械部品のうち外側機械部品3の受容ボア2の内面に
接触している。
の隙間を完全に覆い、さらに該脚部と内輪8の軸方向フ
ランク面とが相互に軸方向に接触可能な程度、半径方向
内向きに伸長している。2つの保護キャップは鏡像対称
的に構成され、ポリエーテルケトン又はフェノール樹脂
などの熱硬化性樹脂又はショア硬度の高いゴムから成
り、転がり軸受の外輪1をその両フランク面範囲におい
て取り囲んでいる。2つのうち右側の保護キャップは同
時にその軸方向外面において、玉軸受により結合された
両機械部品のうち外側機械部品3の受容ボア2の内面に
接触している。
さらにボア2は、外輪1の外輪に環状溝5を有し、そ
の外輪1から離れた側の境界面にはテーパ面10が形成さ
れている。このテーパ面は、図に示すように止め輪4の
テーパ面10と係合している。この止め輪4は、通常の運
転状況下において、図に示すようにシールディスク7が
転がり軸受の外輪1の止め輪に対向するフランク面に押
圧されるように、寸法が決定され且つ溝5の断面及び配
設される位置に応じて調整される。これは止め輪4がば
ね鋼製であること、及び止め輪の外径を受容溝5の外径
にほぼ一致させる必要があることによる。止め輪4には
半径方向切断部が設けられ、円周方向に対してボア2の
直径よりも止め輪4の直径を小さくすることが可能なよ
うに構成される。このような切断部を設けることによ
り、止め輪4をボアに軸方向から嵌入することが可能と
なり、溝5に達すると止め輪は、止め輪のテーパ面と溝
のテーパ面10の相互接触が可能となる程度に本来の大き
さを回復する。
の外輪1から離れた側の境界面にはテーパ面10が形成さ
れている。このテーパ面は、図に示すように止め輪4の
テーパ面10と係合している。この止め輪4は、通常の運
転状況下において、図に示すようにシールディスク7が
転がり軸受の外輪1の止め輪に対向するフランク面に押
圧されるように、寸法が決定され且つ溝5の断面及び配
設される位置に応じて調整される。これは止め輪4がば
ね鋼製であること、及び止め輪の外径を受容溝5の外径
にほぼ一致させる必要があることによる。止め輪4には
半径方向切断部が設けられ、円周方向に対してボア2の
直径よりも止め輪4の直径を小さくすることが可能なよ
うに構成される。このような切断部を設けることによ
り、止め輪4をボアに軸方向から嵌入することが可能と
なり、溝5に達すると止め輪は、止め輪のテーパ面と溝
のテーパ面10の相互接触が可能となる程度に本来の大き
さを回復する。
このようにして、止め輪4、シールディスク7、及び
転がり軸受の外輪1の間に軸方向への潜在的圧縮が生
じ、シールディスク7が転がり軸受の外輪にしっかりと
押圧されるだけでなく、同時に転がり軸受はそこに配設
され、受容ボア2の内面に直接接触している保護キャッ
プの対向する内向き脚部にも押圧される。これにより、
既存部品のいずれかに寸法偏差が生じた場合であって
も、転がり軸受の外輪1は特定の軸方向位置にしっかり
と固定され、振動の発生や高速回転の開始によっても不
利な影響を受けることはない。むしろ高速回転の場合に
は、止め輪4の外方向ばね運動を助長するため、転がり
軸受の外輪1の軸方向締付が強化される。
転がり軸受の外輪1の間に軸方向への潜在的圧縮が生
じ、シールディスク7が転がり軸受の外輪にしっかりと
押圧されるだけでなく、同時に転がり軸受はそこに配設
され、受容ボア2の内面に直接接触している保護キャッ
プの対向する内向き脚部にも押圧される。これにより、
既存部品のいずれかに寸法偏差が生じた場合であって
も、転がり軸受の外輪1は特定の軸方向位置にしっかり
と固定され、振動の発生や高速回転の開始によっても不
利な影響を受けることはない。むしろ高速回転の場合に
は、止め輪4の外方向ばね運動を助長するため、転がり
軸受の外輪1の軸方向締付が強化される。
さらに止め輪の支持面12は、転がり軸受の外輪1と内
輪8の間の半径方向に伸長する隙間範囲でもシールディ
スク7を把持している。そのため、転がり軸受の内輪8
のフランク面9に対するシールディスク7の押圧も強化
され、従ってこの範囲においても良好な密封効果が達成
される。
輪8の間の半径方向に伸長する隙間範囲でもシールディ
スク7を把持している。そのため、転がり軸受の内輪8
のフランク面9に対するシールディスク7の押圧も強化
され、従ってこの範囲においても良好な密封効果が達成
される。
本発明は以上のように構成されているため、単純であ
まり大きな空間を必要とせずに外輪を正確に案内可能で
あり、さらにシールディスクを外輪のフランク面並びに
内輪のフランク面にしっかりと押圧可能でありシールデ
ィスクの領域で良好な密封効果を得ることができる。
まり大きな空間を必要とせずに外輪を正確に案内可能で
あり、さらにシールディスクを外輪のフランク面並びに
内輪のフランク面にしっかりと押圧可能でありシールデ
ィスクの領域で良好な密封効果を得ることができる。
第1図は共通の軸を中心にして回転する2つの機械部品
が転がり軸受によって相対回転可能に支持し合っている
状態の一部を示す半断面図である。 1……外輪、2……ボア、3……機械部品 4……止め輪、5……溝、6……フランク面 7……シールディスク、8……内輪 9……フランク面、10……テーパ面 11……溝底、12……支持面
が転がり軸受によって相対回転可能に支持し合っている
状態の一部を示す半断面図である。 1……外輪、2……ボア、3……機械部品 4……止め輪、5……溝、6……フランク面 7……シールディスク、8……内輪 9……フランク面、10……テーパ面 11……溝底、12……支持面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エベルハルト・ゾマー ドイツ連邦共和国6940ヴァインハイム- ラウデンバハ,ゲーテシュトラーセ・4 (56)参考文献 実開 昭60−142357(JP,U) 実開 昭55−132449(JP,U) 実公 昭50−9383(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】外輪が回転機械部品のボア内に支承されか
つ止め輪により軸方向に摺動不能に固定され、 止め輪がボアの環状溝に嵌入され、 止め輪と外輪のフランク面間に高分子材料製のシールデ
ィスクが配設され、 シールディスクが外輪と内輪間の隙間を架橋しかつ弾性
応力により内輪のフランク面に押圧されてなる転がり軸
受において、 組立状態で止め輪4が、溝5において外輪1のフランク
面6から離れた側で少なくとも1つのテーパ面10により
支持され、さらに溝5の溝底11から半径方向に距離を置
き、 外輪1のフランク面6に対向する止め輪4の支持面12
が、平坦に構成されかつ半径方向内側に伸長し、外輪1
と内輪8間の隙間を少なくとも一部において架橋してお
り、 前記テーパ面10が前記溝5の境界面として構成されてお
り、また 前記テーパ面10が前記止め輪4の境界面として構成され
ていることを特徴とする転がり軸受。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3724752 | 1987-07-25 | ||
DE3724752.2 | 1987-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6440719A JPS6440719A (en) | 1989-02-13 |
JP2574005B2 true JP2574005B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=6332400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63183411A Expired - Lifetime JP2574005B2 (ja) | 1987-07-25 | 1988-07-22 | 転がり軸受 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4854751A (ja) |
EP (1) | EP0301130B1 (ja) |
JP (1) | JP2574005B2 (ja) |
DE (1) | DE3777823D1 (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3906801A1 (de) * | 1989-03-03 | 1990-09-06 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Druckgussgehaeuse |
DE4214655C2 (de) * | 1991-06-01 | 2003-02-27 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Wälzlager |
US5249870A (en) * | 1992-07-13 | 1993-10-05 | Deere & Company | Non-reversible thrust washer |
US5533815A (en) * | 1992-08-20 | 1996-07-09 | Fichtel & Sachs Ag | Bearing arrangement for a device comprising two rotating components |
DE4241827A1 (de) * | 1992-12-11 | 1994-06-16 | Teves Gmbh Alfred | Geräuschreduziertes Pumpenaggregat, insbesondere für geregelte Bremsanlagen |
US5664941A (en) * | 1995-12-22 | 1997-09-09 | Zexel Usa Corporation | Bearings for a rotary vane compressor |
US5961222A (en) * | 1996-03-29 | 1999-10-05 | Nsk Ltd. | Anti-electrolytic corrosion rolling bearing |
DE19632786A1 (de) * | 1996-08-15 | 1998-02-19 | Schenck Rotec Gmbh | Lagereinrichtung |
US5735615A (en) * | 1996-10-04 | 1998-04-07 | Reliance Electric Industrial Company | Insulation arrangement for electrical machine shaft bearing |
NL1008681C2 (nl) * | 1998-03-23 | 1999-09-24 | Skf Eng & Res Centre Bv | Treinlagereenheid met verbeterd anti-wrijvingscorrosie gedrag. |
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