JP2573848B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2573848B2 JP21135187A JP21135187A JP2573848B2 JP 2573848 B2 JP2573848 B2 JP 2573848B2 JP 21135187 A JP21135187 A JP 21135187A JP 21135187 A JP21135187 A JP 21135187A JP 2573848 B2 JP2573848 B2 JP 2573848B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ機の遊技板面に装備する入賞装置
に関する。
[従来の技術] 従来から入賞装置に関する提案は数多くあり多種多様
な装置が実用化され提供されているが、本発明は前方に
向けて開口する筐形をなす入賞室の開口部の左右に一部
の開閉扉を備え、更に該室内部にはその高さの途中に上
記開口部から奥に向けて下り勾配を付した案内板を棚設
し、その後縁部に落下口を設ける一方、入賞室の底板は
前下りの勾配を付けてその前端縁部に複数個の入賞価値
を異に設定した球受部を横に列設して前記開閉扉の開放
に伴って飛入した入賞球が前記案内板上を転って落下口
に至り、これより落下したのち底板上を転ってその前端
縁部に設けられるいずれかの前記球受部に受け入れられ
ることによって入賞球に価値の差を付けるようにしてな
る入賞装置の改良に関するものである。
この前方に向けて開口した開口部を通して入賞する入
賞球を入賞室内部を転すことによってこの入賞室内部に
備える複数の球受部のいずれかに誘導する一方、この球
受部は予じめ入賞価値を異に設定しておき、上記誘導途
中における入賞球の転りによってそのいずれかに転入す
ることで入賞球に対しその入賞価値を異らせるようにし
た入賞装置については既に知られるところである。
主として、この入賞後における入賞球に価値の差を付
ける入賞装置は開閉扉を一定時間開放させることによっ
て連続的入賞を可能とする一方、1回の開放に対して賞
球数を数量的に規制する構造の装置に見られ、一般には
上述した様に装置の入賞室内部に棚設する案内板上を転
る間に入賞球の転り向きを任意に選択させ、その先に設
ける入賞価値を異にした球受部に誘導することによって
自動的に入賞球の価値に差を付けるようにしたものとな
っている。
しかし、この装置は開口部の左右側方に設ける開閉扉
を通して横方向から打球が飛入する構造を採ることと、
案内板及び入賞室の底板自体が横に広く、この横幅の範
囲を自由に転る構造になっていることから、有利な球受
部(一般的には中央部に設けられて連続的な開閉扉の開
放を設定する球受部)には誘導され苦くその転入確率が
極めて悪く遊技者の興味を剥ぐ結果となっている。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、従来の上述入賞装置における問題点に鑑
み、飛入入賞球の有利な条件に設定した球受部への誘導
率を高めて遊技者の遊技意欲を高めることにある。
また本発明は予じめ設定される入賞条件に対して、入
賞球の誘導が画一化されることなく常に異った条件から
入賞球の誘導を開始させ変化のある入賞装置としたこと
にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の目的に基づきなされたもので、その特
徴とするところは前方に向けて開口する筐形の入賞室の
開口部の左右に開閉扉を備え、室内部には高さの途中に
開口部から奥に向けて下り勾配を付した案内板を棚設し
その後縁部に落下口を設け、前記開口部からの入賞球を
案内板上を転して上記落下口から入賞室の底板上に落下
せしめる一方、底板は前下りの勾配を付けてその前端縁
部に複数個の入賞価値を異に設定した球受部を横に列設
し上記落下入賞球をそのいずれかに受け入れるようにし
た入賞装置において、 上記案内板後縁部の落下口には左右対称状に回転支軸
により回転自由に支持される一対の回転誘導体を備え、
該回転誘導体を作動時にはモータの駆動によって正逆回
転させて各回転誘導体に備える誘導板を開閉動させると
共に、開放状態時には前記入賞球を前記落下口の全幅か
ら落下可能とし、閉塞状態時には前記誘導板の閉じ合せ
により両者の中間位置に集め前記入賞室底板の中央部に
落下誘導する一方、作動停止時にはモータの駆動停止に
伴わせて開閉動範囲の任意の位置で停止させ、次の作動
指令まで待機させるようにしたことを特徴とするパチン
コ機の入賞装置を提供することにある。
以下、本発明を図面に示す一実施例に基づき、詳述す
ることにする。
[実施例] 第1図は本発明に係る入賞装置の右半を断面とした正
面図、第2図は背面図、第3図は右側面図で、第4図は
一部を中央部で断面とした右側面図である。
図面において、1は本発明入賞装置を遊技板(図示せ
ず)に固定するための取付基板であり、2はこの取付基
板1に開設する開口部3に沿って取付基板の背後に突き
出すように形成した筐形をなす入賞室で、4,4は開口部
3の左右側縁部に取付基板1を貫いて突出させた支軸5,
5に軸着し開閉自由に設けた開閉扉であり、6は入賞室
2の中空の内部の高さの途中に開口部3側から室内奥に
向って下り勾配となるよう棚設した案内板である。
入賞室2は正面からの形状を略矩形に形成し、案内板
6を棚設することによって上下に室内部を二分するよう
にしてある。そして、支軸5をこの案内板6と略同等の
高さに設定し、これに軸着する開閉扉4,4を水平状に外
に向けて倒し開放させたときその上面が案内板6の前端
部上面と揃い外からの打球がこの開閉扉を通して案内板
上へ飛入誘導されるようにしてあり、また開閉扉4,4が
起立したとき開口部3の左右を塞いで案内板6への飛入
を阻止するようにしてある。
案内板6は入賞室2の奥の後壁7との間に間隔を保
ち、ここに落下口8を形成し、案内板上を誘導された飛
入球、つまり入賞球をこの落下口8を通して入賞室の底
板9上に落すようにしてある。
底板9は案内板6とは逆に前方に向けて緩い勾配が付
けてあり、その前端部には入賞球を受ける3つの球受
部、即ち中央部の特定球受部10aとこの両側の球受部10b
が横一列に設けてある。
この球受部10a,10bは入賞球に対して有効価値に対す
る格差を付与するためのもので、この実施例では中央部
の特定球受部10aに飛入したとき、これを検出スイッチ1
1で検出して記憶させ、前記開閉扉4,4が所定の条件の完
了によって、例えば入賞球の飛入が10個あったとき開放
を終了する如くその条件が成就したことによって閉塞さ
れたとき、これを再び開放させる役として使用し、他の
左右の球受部10bは単なる飛入入賞球の数をカウントす
る受口として使用しここに両球受部に格差を付与してい
る。
尚、これら球受部10a,10bを通過した入賞球は通路12
を通して遊技板背後に設けられる図示しない入賞球室に
誘導され、賞球装置を作動させて所定数の賞球を遊技者
に向けて放出することになる。
図中、13は本発明装置に対して開閉扉4の開放指令が
あったとき、作動するソレノイドであり、14はソレノイ
ド13の励磁によってプランジャ15が上昇したとき左右の
支軸5を回転させその軸端に軸着する開閉扉4を開放さ
せる連動杆である。
第5図に詳示する如く連動杆14は帯板状に形成して中
央部にプランジャ15と連結する連結部16を備え、左右両
端部には支軸5の後端に軸着する扇形のギヤ17を噛合す
るラックギヤ18を備えて連動関係が形成されており、常
にはプランジャ15に巻装するバネ19の反発力で押下げら
れ、開閉扉4を起立した状態に保持し開口部3への飛入
を阻止し、外部から開放指令を受けたとき、通電してソ
レノイド13を励磁しプランジャ15の引き上げによって開
閉扉4を外に倒し開放できるようにしてある。
さて、図中20は案内板6と入賞室の後壁7との空間、
即ち落下口8に設けた回転誘導体である。この回転誘導
体20は案内板上を転り誘導されて落下口8に達した入賞
球を底板9に落下させる際底板9の中央部に強制誘導し
て底板9の前端縁中央部に設ける特定球受部10aへの転
入を有利に導くための誘導手段であり、左右一対の誘導
体から構成されている。
この回転誘導体20は第6〜8図に示したように略半円
形状に形成してあり、中央部に入賞球を受け止め誘導す
る誘導板21を備え、前記後壁7を貫き軸承される回転支
軸22によって回転自由に支持され、左右のものが向き合
うものとなっている。
両回転誘導体20は上記回転支軸22の後端に扇形ギヤ23
を各軸着し、これら両扇形ギヤ23をそれぞれ相互に噛合
し連動する2つのピニオンギヤ24に各噛合させて連動す
るようにしてあり、一方のピニオンギヤ24の支軸25には
モータ26の駆動軸を接続し、該モータの正逆回転駆動に
よって回転支軸22を支点に誘導板21の一端21aが寄り合
う閉塞姿勢(第6図の状態)と、この一端21aが外に開
く開放姿勢(第7図の状態)の2態に変化するようにし
てある。
尚、図示しないが、上記左右の扇形ギヤ23のそれぞれ
に一つづつリミットスイッチを対設させ、回転誘導体が
上記開放姿勢に達したときと、閉塞姿勢に達したときの
それぞれを個々に検出し、モータ26に信号を送り、これ
によってこのモータの回転を変換させて連続的に開閉動
を繰り返すようにしてある。
モータ26により正逆回転される左右の誘導体20は閉塞
姿勢を採るとき第6図に示した様に誘導板21の各端部21
aの間にパチンコ球1個の通過を許す間隙を作るように
してあり、この状態において両誘導板21がこの間隙に向
けて下り勾配となるよう前記リミットスイッチの一方の
位置を設定してある。そして、この状態から開放姿勢に
変換したときには扇形ギヤ23に対設した他方のリミット
スイッチを第7図に図示した位置で停止するようその位
置を設定し、左右の誘導板21が垂直状に姿勢を変換する
ようにしてある。
この回転誘導体20は前記開閉扉4の開放運動と連動す
るようモータ26の電気回路を設定し、開閉扉4の開放時
にはモータ26を駆動させて連続的に開閉動させ、開口部
3を通して飛入する入賞球を落下口8の中央部に集めて
強制的に底板9の上面中央部に落下させ、一方開放時に
は案内板6上を流れる入賞球を球の転り惰性にまかせて
落下口8の任意の位置からそのまゝ直下の底板9上に転
落させることになる。
図中、27は上記回転誘導体20の開閉状態を遊技者に視
覚的に確認させるための表示装置で、前記開口部3の前
面上部に臨ませてある。
この表示装置は後壁7の背面に植設する支軸28に受部
29を陽動自由に枢着し、下端に設ける二又部30を前記ピ
ニオンギヤ24に設ける連結ピン31に滑合させる縦の揺動
杆32と、後壁7の上部に植設させる支軸33に長さの途中
の受部34を回動自在に枢着し、且つ後端の二又片35に前
記縦揺動杆32の上端に設けるピン36を滑合させて水平方
向に揺動自由とした横の揺動杆37とからなり、回転誘導
体20の誘導板21が閉じたとき横揺動杆37の前端を左右か
ら接近させて閉塞状態を表示し、また誘導板21が開放し
たときこの揺動杆37の前端を左右に開いて開放状態を表
示するようにしてある。そして、この実施例ではこの表
示装置の上記横揺動杆37の前端に蝶型をした目印38を取
付け、この目印を開口部3の前面に突き出して遊技者が
左右の開閉状態で回転誘導体の開閉を視覚できるように
してある。
ところで、図中の符号39は案内板6の前端部分を別体
として前後方向に摺動可能とした摺動板で、40はこの摺
動板を作動させるためのソレノイドである。
摺動板39は開閉扉4を案内にして飛入して来る入賞球
が最初に乗る部分で、常時は前進した状態にあって案内
板6の前縁部を構成し、ソレノイド40が励磁したとき後
退して床抜き状態とし、開閉扉4を案内に飛入した入賞
球をその直下に位置する3つの球受部10a,10bに落下さ
せるものとなっている。
図面第9図乃至第11図は摺動板39の組付け関係並びに
ソレノイド40による作動を詳示したもので、これらの図
面に基づき更に説明する。
第11図に示されるように案内板6は左右両端に溝41を
向い合せにする案内枠42を備え、この案内枠42を介して
前記入賞室2の左右の側壁面に固定してあり、向い合っ
た上記溝41に摺動板39の両側縁を滑合させてこの溝41を
案内に前後に摺動自由にしてある。そして、摺動板39は
下面から垂下する軸43を案内板6に設ける長孔44を通し
て下に貫き通し、この軸43に並行するように案内板6の
下面から垂下した軸45に軸承させた揺動子46の自由端の
滑合部46aを軸43の下端に滑合させてある。
上記揺動子46は固定の案内板6から垂下する軸45を軸
承する軸承部47を支点として回動するものとしてあり、
この軸承部47を避けた下面から垂下するピン48を左右方
向から臨む連杆49の一端49aに枢着し連結している。
そして更に上記連杆49は揺動子50,引き上げ杆51を介
してソレノイド40のプランジャ52に連結し、このソレノ
イド40の作動によって左右方向に移動するようにしてあ
る。
即ち、上記揺動子50は取付基板1の背面に植設する支
軸53を軸受孔54に受けてこれを支点に垂直方向に揺動す
るようにしてあり、この揺動子の揺動端から突出する一
方の軸55を引き上げ杆51の一端に連結し、他方の軸56を
前記連杆49の外側の端部49bに連結してソレノイド40の
プランジャ52と連杆49とが連結されているのである。
非通電状態にあるソレノイド40は縮設するバネ57によ
ってプランジャ52を下降させ、この状態のとき連杆49を
左右に引いてその端部49a同志を左右に開き、これに伴
わせて揺動子46のピン48を外に引いて軸承部47を支点に
滑合部46aを前方に突き出し、更にこれを滑合する軸43
を伴わせて摺動板39を前方に押し出し案内板6の前端部
を閉ざすことになる(第9図参照)。
次に、この状態においてソレノイド40に通電されプラ
ンジャ52がバネ57に抗して引き上げられると、引き上げ
杆51を介して揺動子50が支軸53を交点に回動し、軸56を
内方に移動させることからこれに連結する連杆49が内側
に押し出され、その端部49aを衝き合せる如く接近させ
て揺動子46のピン48を押出し、この揺動子46の滑合部46
aを後方に旋回させることになる。従って、この滑合部4
6aに滑合した軸43を介して摺動板39は案内枠42を案内に
後方に摺動し、第10図に示した如く案内板6の前端部分
を開放し、球受部10a,10bの上面を開くことになる。
尚、図示するところにおいて明らかな様に、摺動板39
の円滑な摺動を促すため、この実施例では左右に一対の
ソレノイド40を設け、これに伴わせて各ソレノイドの作
動を摺動板に伝達するための連結手段、即ち引き上げ杆
51、揺動子50,連杆49,揺動子46を左右対称にそれぞれ備
え、左右が同時に作動して摺動板39を摺動するようにし
てある。
本発明装置を各部につき詳述したが、回転揺動体20及
び摺動板39は開口部3に備える開閉扉4の開放を前提に
作動するものであり、例えば遊技板に備える特定の入賞
口に打球が飛入したことを条件にソレノイド13を励磁し
開閉扉4を開放したとき、モータ26に通電して回転揺動
体20を回転させその揺動板21の向きを変えて開閉動させ
ることになる。その一方、この状態にあるとき、他の条
件が成就したときソレノイド40を励磁して摺動板39を後
退させ、飛入入賞球を案内板に通すことなく直接球受部
10a,10bに落し、そのいずれかに飛入させることもあ
る。
この入賞装置は開閉扉4を開放することによって多数
の入賞球の飛入を予定したもので、また入賞後の進路に
よって球受部が選択され、入賞球の有効価値に下が付け
られることを予定した装置となっている。
回転揺動体20はこの入賞後の入賞球の進路を左右する
もので、閉塞姿勢を採ったとき案内板上の入賞球を落下
口8からの落下時点で中央部に集め、底板9の前端の特
定球受部10aに有利に案内するものとなっている。
ところで、この回転揺動体20は開閉扉4の開放に伴っ
て回転され、且つリミットスイッチによる回転の検出で
モータ26の回転を正逆変換させて開閉動を繰り返すが、
本発明では予じめ設定する条件の成就によって開閉動が
停止指令を受けたとき、その時点でモータ26の駆動を停
止させ、揺動板21が閉若しくは開の状態となるほか、そ
の両者の中間姿勢でも停止させて、この姿勢から次の作
動指令に備えられるようにしてある。
[発明の効果] 以上本発明を実施例に基づき説明したが、本発明入賞
装置によれば、開閉扉の開放時に開口部を通して入賞室
に飛入した入賞球がその飛入の強さ、方向等によって案
内板上を転り、また落下口を通して底板上をその勾配に
従って任意に転ることによってそれぞれ価値を異にした
球受部に転入し、入賞後に自からの価値を決定する一
方、本発明装置では単に勾配に従って転り誘導されるだ
けでなく上記落下口に設備する回転誘導体の働きによっ
てときとして有利な誘導がなされることから遊技者に大
きな期待を与える。また、この回転誘導体は入賞条件の
完了によって停止されるとき、誘導板が開又は閉の状態
で停止する外、その両者の中間位置で停止させることも
あり、これによって作動開始時期における姿勢を開又は
閉の状態からだけでなくその中間位置から開始させられ
ることもあるので画一化されることなく変化に富んだ遊
技を楽しむことができる。
また、本発明装置は開閉扉の開閉動に伴わせて摺動板
を作動させ、これを開閉させることによって本来案内板
上を転り、自からの進路を決定する入賞球を直接球受部
にその直上から落下させ飛入させることができるものと
なっていることから入賞室への入賞後幾つもの進路を与
えられることになり、変化のあるゲームを楽しむことが
できる。
尚、開閉扉の開放作動と、回転誘導体の開閉動とを同
時に作動するよう設定するのが両者の関係から必要とな
るが、摺動板の摺動についてはこれらと連動させても、
また連動させなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本願発明装置の一実施例を示したもので、第1図
は右半を断面とした正面図、第2図は背面図、第3図は
右側面図、第4図は摺動板を後退させた状態における一
部断面とした右側面図、第5図は開閉扉とその作動装置
の関係を説明する斜視図、第6図は回転誘導体の閉塞姿
勢時における正面図、第7図は同じく開放姿勢時におけ
る正面図、第8図は回転誘導体並びに表示装置の構成並
びに関係を説明する分解斜視図、第9図は入賞室の高さ
の途中で断面とした摺動板が閉塞状態にある横断平面
図、第10図は同じく摺動板が開放状態にある横断平面
図、第11図は摺動板を作動する構成部品関係を示す分解
斜視図である。 2……入賞室、3……開口部、4……開閉扉、 6……案内板、8……落下口、9……底板、 10a,10b……落下口、20……回転誘導体、 21……誘導板、22……回転支軸、 26……モータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方に向けて開口する筐形の入賞室の開口
    部の左右に開閉扉を備え、室内部には高さの途中に開口
    部から奥に向けて下り勾配を付した案内板を棚設しその
    後縁部に落下口を設けて前記開口部からの入賞球を案内
    板上を転がして上記落下口から入賞室の底板上に落下せ
    しめる一方、底板は前下りの勾配を付けてその前端縁部
    に複数個の入賞価値を異に設定した球受部を横に列設し
    上記落下入賞球をそのいずれかに受け入れるようにした
    入賞装置において、 上記案内板後縁部の落下口には左右対称状に回転支軸に
    より回転自由に支持される一対の回転誘導体を備え、該
    回転誘導体を作動時にはモータの駆動によって正逆回転
    させて各回転誘導体に備える誘導板を開閉動させると共
    に、開放状態時には前記入賞球を前記落下口の全幅から
    落下可能とし、閉塞状態時には前記誘導板の閉じ合せに
    より両者の中間位置に集め前記入賞室底板の中央部に落
    下誘導する一方、作動停止時にはモータの駆動停止に伴
    わせて開閉動範囲の任意の位置で停止させ、次の作動指
    令まで待機させるようにしたことを特徴とするパチンコ
    機の入賞装置。
JP21135187A 1987-08-27 1987-08-27 パチンコ機の入賞装置 Expired - Lifetime JP2573848B2 (ja)

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