JP2573780Y2 - 続孔さく孔機の空打ち防止装置 - Google Patents

続孔さく孔機の空打ち防止装置

Info

Publication number
JP2573780Y2
JP2573780Y2 JP1992041311U JP4131192U JP2573780Y2 JP 2573780 Y2 JP2573780 Y2 JP 2573780Y2 JP 1992041311 U JP1992041311 U JP 1992041311U JP 4131192 U JP4131192 U JP 4131192U JP 2573780 Y2 JP2573780 Y2 JP 2573780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
drilling machine
bit
hitting
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992041311U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH061491U (ja
Inventor
好雄 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Co Ltd
Okumura Corp
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
Okumura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd, Okumura Corp filed Critical Furukawa Co Ltd
Priority to JP1992041311U priority Critical patent/JP2573780Y2/ja
Priority to TW082103945A priority patent/TW271460B/zh
Priority to EP93304353A priority patent/EP0576167B1/en
Priority to DE69310033T priority patent/DE69310033T2/de
Priority to AT93304353T priority patent/ATE152209T1/de
Priority to KR1019930011017A priority patent/KR960003906B1/ko
Priority to CN93106976A priority patent/CN1031473C/zh
Priority to US08/078,757 priority patent/US5358060A/en
Publication of JPH061491U publication Critical patent/JPH061491U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573780Y2 publication Critical patent/JP2573780Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、続孔(複数孔が連続し
たスリット状の孔)を岩盤にさく孔する続孔さく孔機の
空打ちを防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーカでは、破砕対象物が破砕
されたときチゼルが抜出して空打ちとなり、ブレーカ本
体の損傷を生ずるため、破砕対象物へのブレーカの推力
に原因を採って、ブレーカの打撃用流体管路を自動的に
開閉するようにした空打ち防止装置(実開昭51−39
601号、実開昭54−72781号参照)や、打撃ピ
ストンが正常打点を越えて前進すると作動流体の供給ポ
ートを遮断してピストンの駆動を停止するようにした空
打ち防止装置(実開昭55−17791号参照)が使用
されている。
【0003】これに対し、さく岩機では、さく孔時には
送り機構で推力を与えて常にロッド先端のビットを着岩
させているため、空打ちが生ずるおそれはなく、特に空
打ち防止装置を必要とはしていなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前端に
ビットを取付けた複数本のロッドを、隣接するビットが
前後に若干変位した状態で並行に配置し、各ロッドを打
撃装置に挿着したシャンクロッドと接続した続孔さく孔
機では、座ぐり作業などで、後方に位置するビットが着
岩しない場合があり、この状態で打撃を行うと、空打ち
となってロッドの接続部のねじの緩み、ロッドの折損、
打撃装置やビットの損傷を生ずる。
【0005】そこで、空打ち防止装置が必要となるが、
続孔さく孔機では、複数本のシャンクロッドを挿着した
打撃装置が一つのスライドフレーム上に固定されてい
て、一つの送り機構で推力が与えられるため、個々のロ
ッドごとの推力を検出するのは困難であり、ロッドの推
力に原因を採って、打撃用流体管路を自動的に開閉する
ようにする空打ち防止装置は適用できない。また、続孔
さく孔機では、続孔のさく孔作業を行なう際のエネルギ
ーの消費を少なくするため、互いに平行に配置したロッ
ド間の間隔を狭くしビット径を小さくする必要がある
が、打撃ピストンが正常打点を越えて前進すると作動流
体の供給ポートを遮断してピストンの駆動を停止するよ
うにした空打ち防止装置では、打撃装置の構造が複雑で
大形化し、ロッド間の間隔を狭くすることができないと
いう問題がある。
【0006】本考案は、続孔さく孔機における上記問題
を解決するものである。而して、本考案は、ロッド間隔
を狭く、使用ビットの径を小さくでき、続孔のさく孔作
業を行なう際のエネルギー消費を増加させることなく、
空打ちによるロッドの接続部のねじの緩み、ロッドの折
損、打撃装置やビットの損傷を防止できる、続孔さく孔
機の空打ち防止装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するため、前端にビットを取付けた複数本のロッド
を、隣接するビットが前後に若干変位した状態で並行に
配置し、各ロッドの後端と打撃装置に挿着したシャンク
ロッドとを、アダプタを介して接続した続孔さく孔機に
おいて、シャンクロッドを回転可能に保持する打撃装置
のベアリングホルダとアダプタとの間に、ロッドを前方
へ押圧するスプリングを設けている。
【0008】
【作用】さく孔作業の際には、打撃装置に前方への推力
が与えられるため、先端のビットが着岩していれば、ス
プリングが弾圧されて、シャンクロッドの後端は打点に
位置し、打撃ピストンの前進によりシャンクロッドは打
撃される。ビットが着岩していない場合には、スプリン
グによってロッドが前方へ押出されてシャンクロッドは
打点より前方に保持され、打撃ピストンは前進してもシ
ャンクロッドを打撃せず後退に転ずるため、空打ちが防
止される。
【0009】
【実施例】図1は一部を断面で示す続孔さく孔機の平面
図、図2は続孔さく孔機の縦断面図、図3はロッドが前
方へ押出された状態を示す続孔さく孔機の縦断面図、図
4は続孔さく孔機のシャンクロッド付近の拡大断面図で
ある。本実施例の続孔さく孔機1では、前端にビット2
を取付けた4本のロッド3が、隣接するビット2を前後
に若干変位した状態で並行に配置され、各ロッド3の後
端は、打撃装置4に挿着されているシャンクロッド3S
にアダプタ15を介して螺着されている。打撃装置4
は、2個の打撃ブロック5を備えている。各打撃ブロッ
ク5は、前端にフロントヘッド76を備えた一つのシリ
ンダブロック6に2つのシリンダチューブ7を穿設し、
各シリンダチューブ7にそれぞれ打撃ピストン8を摺嵌
し、シリンダチューブ7の後方には、各打撃ピストン8
の前後進を切換えるための切換弁装置9を配設してい
る。シリンダチューブ7の前方には、挿着したシャンク
ロッド3Sに回転を与えるためのチャックドライバ10
が装着されている。一つの打撃ブロック5内の2つのチ
ャックドライバ10は、ドライブギヤ11、アイドルギ
ヤ12を介して、1個のオービットモータ13で駆動さ
れる。
【0010】また、図4に示すように、打撃装置4に
は、フロントヘッド76の前方に、フロントカバー7
7、スチールリテーナ78、スイベルボデイ79、ベア
リングホルダ80、フロントキャップ81がスルーボル
ト82で連結固定されている。フロントカバー77の内
周にはスラストブッシュ83とスラストリング84とが
装着れており、スチールリテーナ78とスラストリング
84とでシャンクロッド3Sの前後の移動可能範囲を規
制している。スイベルボデイ79はシャンクロッド3S
の中空孔85に繰粉排出用流体を供給する。ベアリング
ホルダ80の内周にはフロントブッシュ86が装着され
ており、挿着したシャンクロッド3Sを回転可能に保持
している。
【0011】フロントキャップ81の前端部にはスラス
トリング87とスリーブ88が装着され、ベアリングホ
ルダ80とスラストリング87との間には、スリーブ8
8を介してロッド3のアダプタ15を前方へ押圧するス
プリング90が設けられていている。スプリング90は
外径がロッド3、アダプタ15と略同じであり、打撃装
置4は大形化せず、従って、ロッド間隔を広くする必要
はない。なお、フロントキャップ81の前端縁内周は小
径となっており、スリーブ88は後端縁外周を大径とし
て前方へ抜出さないようになっている。
【0012】さく孔作業の際には、打撃装置4に前方へ
の推力が与えられるため、先端のビット2が着岩してい
れば、スプリング90が弾圧されて、シャンクロッド3
Sの後端は図2に示すように打点Bに位置しており、打
撃ピストン8の前進によりシャンクロッド3Sは打撃さ
れる。ビット2が着岩していない場合には、スプリング
90によってロッド3が前方へ押出されてシャンクロッ
ド3Sの後端は図3に示すように打点Bより前方に保持
され、打撃ピストン8は前進してもシャンクロッド3S
を打撃せず後退に転ずるため、空打ちが防止される。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の続孔さく
孔機の空打ち防止装置は、ロッド間隔を狭く、使用ビッ
トの径を小さくでき、続孔のさく孔作業を行なう際のエ
ネルギー消費を増加させることなく、空打ちによるロッ
ドの接続部のねじの緩み、ロッドの折損、打撃装置やビ
ットの損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面で示す続孔さく孔機の平面図であ
る。
【図2】続孔さく孔機の縦断面図である。
【図3】ロッドが前方へ押出された状態を示す続孔さく
孔機の縦断面図である。
【図4】続孔さく孔機のシャンクロッド付近の拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 続孔さく孔機 2 ビット 3 ロッド 3S シャンクロッド 4 打撃装置 5 打撃ブロック 6 シリンダブロック 7 シリンダチューブ 8 打撃ピストン 9 切換弁装置 15 アダプタ 80 ベアリングホルダ 88 スリーブ 90 スプリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端にビットを取付けた複数本のロッド
    を、隣接するビットが前後に若干変位した状態で並行に
    配置し、各ロッドの後端と打撃装置に挿着したシャンク
    ロッドとを、アダプタを介して接続した続孔さく孔機に
    おいて、前記シャンクロッドを回転可能に保持する打撃
    装置のベアリングホルダと前記アダプタとの間に、ロッ
    ドを前方へ押圧するスプリングを設けたことを特徴とす
    る続孔さく孔機の空打ち防止装置。
JP1992041311U 1992-06-16 1992-06-16 続孔さく孔機の空打ち防止装置 Expired - Lifetime JP2573780Y2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992041311U JP2573780Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 続孔さく孔機の空打ち防止装置
TW082103945A TW271460B (ja) 1992-06-16 1993-05-19
DE69310033T DE69310033T2 (de) 1992-06-16 1993-06-04 Bohrlochvorrichtung mit Mitteln zum Verhindern von Leerschlägen
AT93304353T ATE152209T1 (de) 1992-06-16 1993-06-04 Bohrlochvorrichtung mit mitteln zum verhindern von leerschlägen
EP93304353A EP0576167B1 (en) 1992-06-16 1993-06-04 Hole boring machine with lost strike preventing device
KR1019930011017A KR960003906B1 (ko) 1992-06-16 1993-06-16 연속구멍 천공기 및 연속구멍 천공기의 공타(空打) 방지장치
CN93106976A CN1031473C (zh) 1992-06-16 1993-06-16 连续钻孔机
US08/078,757 US5358060A (en) 1992-06-16 1993-06-16 Successive hole boring machine and lost strike preventing device for successive hole boring machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992041311U JP2573780Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 続孔さく孔機の空打ち防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH061491U JPH061491U (ja) 1994-01-11
JP2573780Y2 true JP2573780Y2 (ja) 1998-06-04

Family

ID=12604961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992041311U Expired - Lifetime JP2573780Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 続孔さく孔機の空打ち防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573780Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH061491U (ja) 1994-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IE39542L (en) Control of pneumatically operated percussion drills
US5002136A (en) Damped hammer drill
US7032684B2 (en) Method of opening joints between drilling components, and rock drill
EP0634559B1 (en) Fluid driven down-the-hole drilling machine
JP2573780Y2 (ja) 続孔さく孔機の空打ち防止装置
US4718500A (en) Reversible percussion device for percussion tool
US5358060A (en) Successive hole boring machine and lost strike preventing device for successive hole boring machine
JP3488906B2 (ja) 油圧式さく岩機の制御装置
JP2573783Y2 (ja) 続孔さく孔機のロッド支持機構
US8739896B2 (en) Percussion device
JP2613538B2 (ja) さく岩機
JPH063907Y2 (ja) 逆打装置
JP3028255B2 (ja) さく孔装置
JP2001098877A (ja) さく岩機のロッドのねじ部
CN100386169C (zh) 一种液压钻夹头
JP3118580U (ja) ハツリ用アタッチメント
JPS61204496A (ja) 衝撃工具のロツド引抜き用逆衝撃装置
JP2546499Y2 (ja) 油圧打撃工具
JPH0432229Y2 (ja)
JPS6139017Y2 (ja)
JP2583396B2 (ja) さく孔機用のロッド
JPS6220551Y2 (ja)
JPH0716797Y2 (ja) 油圧ドリフターの打撃補助装置
JP2882937B2 (ja) 穿孔機の防水装置
JP3243485B2 (ja) 連続孔のさく孔装置およびさく孔方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980210

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080320

Year of fee payment: 10