JP3118580U - ハツリ用アタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】電気やエアで駆動する回転工具の回転軸に装着して、ハツリ作業を行うことができ、ハツリ作業を行わないときは前記回転工具の回転軸から外しておくことのできるハツリ用アタッチメントを提供する。
【解決手段】ハツリ用ビットBを着脱自在として装着するようにしたホルダー1を前端部に有する振動軸2の後端部に設けた端面カム3を握り筒4内の前半部に挿入し、回転工具Tの回転軸Rに後端部を着脱自在として装着されるようにした回転軸5の前端部に設けた端面カム6を前記握り筒4内の後半部に挿入し、前記端面カム3と端面カム6を前記握り筒4内において突き合わせるようにしている。
【選択図】図4

Description

この考案は、電気やエアで駆動する回転工具の回転軸に装着して、ハツリ作業を行えるようにしたハツリ用アタッチメントに関するものである。
従来、ハツリ作業専用のハツリ工具は存在したが、電気やエアで駆動する回転工具の回転軸に装着して、ハツリ作業を行えるようにしたハツリ用アタッチメントは存在しなかった。
ハツリ作業専用のハツリ工具としては、図8に示したように、ヘラ状の工具31が先端に取り付けられており、工具31の後端32には、往復運動するように構成されたハンマー33が備えられており、軸方向に連打されるように構成されているものが存在する。そして、ハンマー33は、図示されないピストンとシリンダによって往復動するように構成されている。さらに、工具31の後端32には、外周が六角形に形成された保持部34で形成され、この保持部34を回転方向で拘束する嵌合部35が形成されている(特許文献1)。
また、このようなハツリ工具としては、図9に示したように、ピストン41を前進させるための空気をためた前進アキュムレータ42、ピストン41を後退させるための空気をためておく復帰アキュムレータ43を有するボデー44には、シリンダ45、ピストン41よりなる駆動部、ピストン41の往復運動を制御するスイッチ部46、ピストン41復帰時の空気を排出する排気口47、この排気口47の開閉を行うヘッドバルブ48、ピストン41を最前進位置でストップさせるダンパ49が各々設けられたものが存在する。そして、ボデー44のピストン前進方向位置には、ピストン41の打撃力を被加工材50に伝え、その刃部51で被加工材50を切削ハツリする打撃工具52を位置させ、かつ打撃工具52をその位置で往復可能に保持する保持部53をボデー44にボルトなどにより固定したものとしている(特許文献2)。
特開昭59−232775号公報(第1、2頁、第1図) 特開昭58−66676号公報(第2頁、第3図)
しかしながら、上記従来のハツリ工具では、ハツリ作業専用であるので、前記ヘラ状の工具31や切削ハツリする打撃工具52をドライバービットに交換したところで、回転工具として使用することはできなかった。
そこで、この考案は、電気やエアで駆動する回転工具の回転軸に装着して、ハツリ作業を行うことができ、ハツリ作業を行わないときは前記回転工具の回転軸から外しておくことのできるハツリ用アタッチメントを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案のハツリ用アタッチメントは、ハツリ用ビットBを着脱自在として装着するようにしたホルダー1を前端部に有する振動軸2の後端部に設けた端面カム3を握り筒4内の前半部に挿入し、回転工具Tの回転軸Rに後端部を着脱自在として装着されるようにした回転軸5の前端部に設けた端面カム6を前記握り筒4内の後半部に挿入し、前記端面カム3と端面カム6を前記握り筒4内において突き合わせるようにしている。
さらに、この考案のハツリ用アタッチメントは、前記ホルダー1に、振動軸2に進退可能に外挿された操作筒12と、振動軸2の外周面から挿入孔10まで貫通する外拡がりのテーパ状の貫通孔13と、この貫通孔13に振動軸2の半径方向に移動可能に挿入されたボール14と、振動軸2の外周に装着された止めリング15と、振動軸2の外周面と操作筒12との間に装着されて止めリング15により抜け止めされたコイルばね16とから構成されるロック機構11を備えたものとしている。
そして、この考案のハツリ用アタッチメントは、前記操作筒12をコイルばね16の付勢力に対して前端側に移動させたときに、前記貫通孔13と操作筒12の後端部に形成した空間部12aとが連通して、ボール14が外方に移動可能となって、挿入孔10にハツリ用ビットBが挿脱できる状態となり、前記操作筒12がコイルばね16の付勢力によって後端側に移動したときに、操作筒12により内方へ移動したボール14がハツリ用ビットBの周溝9に嵌まって振動軸2にハツリ用ビットBが抜け止め状態となるようにしている。
また、この考案のハツリ用アタッチメントは、前記振動軸2の後端部を断面正六角形状とし、前記握り筒4の前端部に断面正六角形状の挿入孔17を設けたものとして、振動軸2の後端部を握り筒4の挿入孔17に支承したものとしている。
さらに、この考案のハツリ用アタッチメントは、前記握り筒4の後端部に軸受け19を取り付け、この軸受け19に前記回転軸5の前端部を支承したものとしている。
また、この考案のハツリ用アタッチメントは、前記握り筒4にハンドル20を着脱自在に取り付けたものとしている。
この考案のハツリ用アタッチメントは、以上に述べたように構成されているので、電気やエアで駆動する回転工具の回転軸に装着して、ハツリ作業を行うことができ、ハツリ作業を行わないときは前記回転工具の回転軸から外しておくことができる。この考案のハツリ用アタッチメントを前記回転工具の回転軸から外し、その回転軸にドライバービット等を装着すれば、回転工具本来の孔開け作業などを行うことができるものとなる。
以下、この考案のハツリ用アタッチメントの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この考案のハツリ用アタッチメントは、ハツリ用ビットBのホルダー1を前端部に有する振動軸2の後端部に設けた端面カム3を握り筒4内の前半部に挿入し、回転軸5の前端部に設けた端面カム6を前記握り筒4内の後半部に挿入したものとしている。そして、前記端面カム3と端面カム6は、握り筒4内において突き合わせるようにしている。
ハツリ用ビットBは、断面正六角形状の軸部7の前端部にハツリ用の刃部8を有しており、前記軸部7の後端部に断面アール状の周溝9を形成したものとしている。
ホルダー1は、前記ハツリ用ビットBを着脱自在として装着するようにしており、振動軸2の前端部に設けた断面正六角形状の挿入孔10にハツリ用ビットBを挿入した状態において、このハツリ用ビットBを離反不能にするロック機構11を備えている。このロック機構11は、振動軸2に進退可能に外挿された操作筒12と、振動軸2の外周面から挿入孔10まで貫通する外拡がりのテーパ状の貫通孔13と、この貫通孔13に振動軸2の半径方向に移動可能に挿入されたボール14と、振動軸2の外周に装着された止めリング15と、振動軸2の外周面と操作筒12との間に装着されて止めリング15により抜け止めされたコイルばね16とから構成されている。そして、図2に示すように、操作筒12をコイルばね16の付勢力に対して前端側に移動させたときは、前記貫通孔13と操作筒12の後端部に形成した空間部12aとが連通して、ボール14が外方に移動可能となって、挿入孔10にハツリ用ビットBが挿脱できる状態となる。また、図4、5に示すように、操作筒12がコイルばね16の付勢力によって後端側に移動したときは、操作筒12により内方へ移動したボール14がハツリ用ビットBの周溝9に嵌まって振動軸2にハツリ用ビットBが抜け止め状態となる。
振動軸2は、前端部に前記挿入孔10を設けており、後端部を断面正六角形状とし、この後端部を握り筒4の前端部に設けた断面正六角形状の挿入孔17に支承したものとしている。
握り筒4は、略全長にわたって外周が合成樹脂等の外装材18で被覆されており、前端部に前記挿入孔17を設けており、後端部にボールベアリング等の軸受け19を取り付け、この軸受け19に前記回転軸5の前端部を支承したものとしている。さらに、前記握り筒4には、ハンドル20が着脱自在に取り付けられている。
回転軸5は、後端部を電気やエアで駆動する回転工具Tの回転軸Rに着脱自在として装着されるようにしている。この回転軸5は、断面正六角形状とし、後端部には断面アール状の周溝21を形成したものとしており、チャックまたは前記ホルダー1のような保持手段22よって、前記回転工具Tの回転軸Rに着脱自在として装着されるようにしている。
前記端面カム3は、振動軸2の後端に固着し、握り筒3内を摺動自在に前後する円柱胴3aの先端部に設けられており、前記端面カム6は、回転軸5の前端に固着し、握り筒3内を摺動自在に回転する円柱胴6aの先端部に設けられている。
以上のように構成したこの考案のハツリ用アタッチメントは、振動軸2の前端部にホルダー1によりハツリ用ビットBを装着し、回転軸5の後端部を保持手段22により回転工具Tの回転軸Rに装着した状態にする。
そして、前記回転工具Tの回転軸Rを回転させる。この回転工具Tの回転軸Rの回転により、ハツリ用アタッチメントの回転軸5が回転し、この回転軸5の回転によって端面カム6が回転し、この端面カム6と端面カム3が突き合うことにより、振動軸2が前後動することになる。すなわち、図4に示したように、振動軸2が後退して端面カム3が端面カム6に接近している状態では、この状態からこれらカムの作用により振動軸2が前進する。そして、振動軸2が前進して端面カム3が端面カム6から離れると、振動軸2が停止することになる。
そのため、回転工具Tと握り筒4を手で持ち、ハツリ用ビットBを下向きの状態にしているときは、端面カム3が端面カム6から離れ、ハツリ用ビットBは前後動せず、このハツリ用ビットBを被作業面に当てると、振動軸2が後退して端面カム3が端面カム6に接近した状態となり、この状態からこれらカムの作用により振動軸2が前進することになる。
したがって、前記ハツリ用ビットBを被作業面に当てている限り、振動軸2の前後動が繰り返されて、ハツリ用ビットBによる被作業面の作業が行われることになる。
なお、握り筒3に着脱自在に取り付けられたハンドル20は、被作業面の状態などによって使用し易いように、握り筒3に持ち替えて使用するものである。
この考案のハツリ用アタッチメントを回転工具に装着した状態を示す斜視図である。 この考案のハツリ用アタッチメントのホルダーへのハツリ用ビットの取り付け状態を示す要部断面図である。 この考案のハツリ用アタッチメントの振動軸に取り付けられた端面カムと回転軸に取り付けられた端面カムの斜視図である。 この考案のハツリ用アタッチメントの作動状態を示す要部断面図である。 この考案のハツリ用アタッチメントの作動状態を示す要部断面図である。 この考案のハツリ用アタッチメントの図5中のA−A線による断面図である。 この考案のハツリ用アタッチメントの図5中のB−B線による断面図である。 従来のハツリ工具の一例を示す要部断面図である。 従来のハツリ工具の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 ホルダー
2 振動軸
3 端面カム
4 握り筒
5 回転軸
6 端面カム
10 挿入孔
11 ロック機構
12 操作筒
13 貫通孔
14 ボール
15 止めリング
16 コイルばね
17 挿入孔
19 軸受け
20 ハンドル
B ハツリ用ビット
T 回転工具
R 回転軸

Claims (6)

  1. ハツリ用ビット(B)を着脱自在として装着するようにしたホルダー(1)を前端部に有する振動軸(2)の後端部に設けた端面カム(3)を握り筒(4)内の前半部に挿入し、回転工具(T)の回転軸(R)に後端部を着脱自在として装着されるようにした回転軸(5)の前端部に設けた端面カム(6)を前記握り筒(4)内の後半部に挿入し、前記端面カム(3)と端面カム(6)を前記握り筒(4)内において突き合わせるようにしたことを特徴とするハツリ用アタッチメント。
  2. 前記ホルダー(1)に、振動軸(2)に進退可能に外挿された操作筒(12)と、振動軸(2)の外周面から挿入孔(10)まで貫通する外拡がりのテーパ状の貫通孔(13)と、この貫通孔(13)に振動軸(2)の半径方向に移動可能に挿入されたボール(14)と、振動軸(2)の外周に装着された止めリング(15)と、振動軸(2)の外周面と操作筒(12)との間に装着されて止めリング(15)により抜け止めされたコイルばね(16)とから構成されるロック機構(11)を備えたものとしたことを特徴とする請求項1記載のハツリ用アタッチメント。
  3. 前記操作筒(12)をコイルばね(16)の付勢力に対して前端側に移動させたときに、前記貫通孔(13)と操作筒(12)の後端部に形成した空間部(12a)とが連通して、ボール(14)が外方に移動可能となって、挿入孔(10)にハツリ用ビット(B)が挿脱できる状態となり、前記操作筒(12)がコイルばね(16)の付勢力によって後端側に移動したときに、操作筒(12)により内方へ移動したボール(14)がハツリ用ビット(B)の周溝(9)に嵌まって振動軸(2)にハツリ用ビット(B)が抜け止め状態となるようにしたことを特徴とする請求項2記載のハツリ用アタッチメント。
  4. 前記振動軸(2)の後端部を断面正六角形状とし、前記握り筒(4)の前端部に断面正六角形状の挿入孔(17)を設けたものとして、振動軸(2)の後端部を握り筒(4)の挿入孔(17)に支承したものとしたことを特徴する請求項1〜3のいずれかに記載のハツリ用アタッチメント。
  5. 前記握り筒(4)の後端部に軸受け(19)を取り付け、この軸受け(19)に前記回転軸(5)の前端部を支承したものとしたことを特徴する請求項1〜4のいずれかに記載のハツリ用アタッチメント。
  6. 前記握り筒(4)にハンドル(20)を着脱自在に取り付けたものとしたことを特徴する請求項1〜5のいずれかに記載のハツリ用アタッチメント。
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