JPH10277965A - 先端工具保持装置の防塵キャップ - Google Patents

先端工具保持装置の防塵キャップ

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JPH10277965A
JPH10277965A JP11860297A JP11860297A JPH10277965A JP H10277965 A JPH10277965 A JP H10277965A JP 11860297 A JP11860297 A JP 11860297A JP 11860297 A JP11860297 A JP 11860297A JP H10277965 A JPH10277965 A JP H10277965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip tool
tip
dust
hole
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11860297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kasuya
喜洋 糟谷
Masaaki Uchida
正昭 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Publication date
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Publication of JPH10277965A publication Critical patent/JPH10277965A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種のシャフト断面を有する先端工具を使用
する場合でも、外部からの切粉,塵埃の内部への侵入を
防ぐ。 【解決手段】 先端工具保持装置Aには防塵キャップ7
が設けられており、防塵キャップ7の先端工具挿入孔7
cには挿入される先端工具1のシャフト1c断面形状に
ほぼ合致する円形孔7d及び六角形孔7eが形成されて
いる。円形孔7d及び六角形孔7eによって先端工具挿
入孔7c部位をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンマードリル,
ハンマー等に設けられる先端工具保持装置の防塵キャッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンマードリル,ハンマー等にあ
ってはコンクリート等の穴あけ作業用のドリルビットや
ハツリ,破砕作業等を行うためのブルポイント,へら状
チゼル等の多種類の先端工具がそれぞれの使用目的,用
途に応じて使用されている。そしてハンマードリル,ハ
ンマー等の保持装置の挿入口と嵌合する先端工具のシャ
フトの断面形状は円形と六角形の2種類のものがある。
また、これらの先端工具を着脱自在に保持する先端工具
保持装置には、先端工具挿入部から装置内に切粉,塵埃
が侵入しないように装置内と外部とを遮断するために、
挿入された先端工具のシャフト外周に摺接する防塵キャ
ップが取付けられている。この防塵キャップの先端工具
挿入孔は、円形のシャフト断面形状を有する先端工具に
ほぼ合致する円形状の孔に形成されているのが一般的で
あった。(例えば、特開昭57−184609号公報参
照。)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものにあっては先端工具保持装置に断面円形のシャフト
を有する先端工具を挿入して作業する場合、防塵キャッ
プの先端工具挿入孔が先端工具のシャフト断面にほぼ合
致する円形状に形成されているので、外部から切粉,塵
埃が装置内に侵入することを好適に防ぐことができる
が、この先端工具保持装置に断面六角形のシャフトを有
する先端工具を挿入して作業する場合、これらの先端工
具のシャフト形状が断面六角形で防塵キャップの先端工
具挿入孔の円形孔と合致しないため、防塵キャップの先
端工具挿入孔と先端工具のシャフト外周との間に隙間が
生じ、外部から切粉,塵埃の装置内への侵入を充分に防
ぐことができないという問題があった。そこで、本発明
は上記した従来技術の欠点に鑑み、断面円形のシャフト
を有する先端工具及び断面六角形のシャフトを有する先
端工具のどちらの先端工具を先端工具保持装置に挿入し
て作業しても、先端工具保持装置内部への外部からの切
粉,塵埃の侵入を好適に防ぐことができ、シール性を向
上させることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は断面円形のシャフトを有する先端工具
及び断面多角形のシャフトを有する先端工具のそれぞれ
を着脱自在に保持する先端工具保持装置における防塵キ
ャップであって、この防塵キャップの先端工具挿入孔に
は挿入される先端工具のシャフト断面形状にほぼ合致す
る円形孔及び多角形孔が形成されていることを特徴とす
る先端工具保持装置の防塵キャップを要旨とするもので
ある。
【0005】この発明によれば、各種(断面円形,断面
多角形)のシャフト断面を有する先端工具を使用する場
合でも、外部からの切粉,塵埃の内部への侵入を好適に
防ぎ、シール性を向上することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の防塵キ
ャップにおいて、前記多角形孔は六角形孔であり、前記
円形孔の直径が前記六角形孔の対辺間の距離にほぼ一致
することを特徴とするものである。
【0007】この発明によれば、防塵が困難な断面六角
形のシャフト10cの先端工具10を装着した場合でも
挿入孔部分でのシール性が向上され、保持装置内部への
外部からの切粉,塵埃の侵入を好適に防ぐことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
5に基づいて説明する。図1及び図2は、ハンマードリ
ルの先端工具保持装置Aを示し、先端工具保持装置Aに
は2種類の先端工具1,10が保持されうる。図1に示
される先端工具(ドリルビット)1は主にコンクリート
等の穴あけ用として使用され、後端からスプライン軸部
1a,係止溝1b及び断面円形のシャフト1cを有して
いる。また、図2に示される先端工具(ブルポイント,
へら状チゼル等)10は主にハツリ、破砕作業を行うた
めに使用され、後端から円柱軸部10a,係止溝10b
及び断面六角形のシャフト10cを有している。
【0009】2はシリンダであって、バレル3内に図示
省略のモータによって回転可能に支持されている。シリ
ンダ2には前記モータによって駆動されるピストン(図
示省略)と空気室を介して前記ピストンに連動する打撃
子(図示省略)とが内設されている。シリンダ2の先端
部にはシリンダ2と同一に回転し、シリンダ2に対して
軸方向に移動可能なインパクトボルト4が内設されてお
り、このインパクトボルト4は前記モータの駆動により
往復動する打撃子によって打撃され、その打撃力を前記
先端工具1,10に伝達する。また、インパクトボルト
4には、先端工具1の後端に形成されたスプライン軸部
1aが挿入されるスプライン穴部4aが形成されてお
り、前記モータの回転により回転されるシリンダ2の回
転をインパクトボルト4を介して先端工具1に伝達する
ように構成されている。
【0010】バレル3の先端には前記先端工具1,10
を保持するための略円筒状のツールホルダ6が取付けら
れており、このツールホルダ6には前記先端工具1,1
0の係止溝1b,10bを係止して、先端工具1,10
を軸方向に一定距離だけ移動可能なように保持しうるツ
ールリテーナ5が設けられている。前記ツールホルダ6
の先端側内周面6aは、前記先端工具10の断面六角形
シャフト10Cとほぼ合致する六角形の孔形状に形成さ
れており、作業者はこの六角形の孔に対する六角形シャ
フト10Cの回転方向の取付け位置を60度毎変えるこ
とによって、先端工具10を所望の位置で回転しないよ
うに位置決めすることができる。なお、前記先端工具1
0の円柱軸部10aはツールホルダ6のスプライン部4
aよりも小径に形成されている。
【0011】前記ツールホルダ6の先端外周には、ゴム
等の弾性体からなるほぼ円筒形状の防塵キャップ7が、
その後端内周面に形成された環状係止凸部7aをツール
ホルダ6先端部に形成された環状溝6bに係止すること
によって保持されている。この防塵キャップ7は、その
内周面に形成された突起7bがツールホルダ6の先端面
に形成された凹部6cに係入されることによってツール
ホルダ6に対して回り止めされている。防塵キャップ7
前端側の先端工具挿入孔7c内周面には、前記先端工具
1の断面円形シャフト1cにほぼ合致する円形孔7dと
前記先端工具10の断面六角形のシャフト10Cにほぼ
合致する六角形孔7eが交互にそれぞれ2箇所ずつ形成
されている。この円形孔7dと六角形孔7eとの間には
周溝7fが形成されており、この周溝7fによって前記
円形孔7d及び六角形孔7eのそれぞれがより弾力性を
有することとなり、それによって両孔7d,7e内周部
分が先端工具1,10のシャフト1c,10cに対して
より一層に密接状態で摺接することができ、防塵キャッ
プ7の先端工具挿入孔7c部位でのシール性が向上され
る。本実施例における前記周溝7fは、図3に示される
ようにV字状の溝に形成されており、それによって防塵
キャップ7における溝の成形(型抜き)が容易となる。
さらに、前記防塵キャップ7の先端側外周は本体側に向
って漸次その幅を広げた傾斜面7gに形成されているた
め、上向き作業によって排出される切粉が挿入孔7cか
ら入るのを好適に防止しうる。
【0012】本実施例における先端工具保持装置Aの防
塵キャップ7は上述のように構成されたものであり、次
にこの先端工具保持装置Aに先端工具1,10が装着さ
れる場合について説明する。図1に示されるように、先
端工具保持装置Aに先端工具(ドリルビット)1が装着
される場合には、防塵キャップ7の先端工具挿入孔7c
から先端工具1が挿入され、後端のスプライン軸部1a
とインパクトボルト4のスプライン穴部4aがスプライ
ン係合され、ツールリテーナ5が係止溝1b内に位置さ
れる。その際、先端工具1の断面円形のシャフト1cの
外周は防塵キャップ7の円形孔7dの内周によって密接
状態が維持される。一方、図2に示されるように、先端
工具保持装置Aに先端工具(ブルポイント、へら状チゼ
ル等)10が装着される場合には、防塵キャップ7の先
端工具挿入孔7cから先端工具10が挿入され、後端の
円柱軸部10aをインパクトボルト4のスプライン穴部
4a内に位置させ、ツールリテーナが係止溝10b内に
位置される。その際、先端工具10の断面六角形のシャ
フト10cの外周は防塵キャップ7の六角形孔7eの内
周によって密接状態が維持される。また、本実施例にお
いては前記円形孔7dの直径が前記六角形孔7eの対辺
間の距離にほぼ一致している(前記六角形孔7eの六角
の各辺に前記円形孔7dの円が内接する)ため、円形孔
7dも断面六角形シャフト10cに弾性的に摺接され、
いわば補助的なシール機能を果たし、従って先端工具1
0を挿入した際の挿入孔7c部位でのシール性がより向
上される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の先端工具保
持装置の防塵キャップは、断面円形のシャフトを有する
先端工具及び断面多角形のシャフトを有する先端工具の
どちらの先端工具を先端工具保持装置に挿入しても、先
端工具保持装置内部への外部からの切粉,塵埃の侵入を
好適に防ぐことができ、防塵キャップの先端工具挿入孔
部位でのシール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すハンマードリルの先端工
具保持装置の断面図である。
【図2】本発明の実施例を示すハンマードリルの先端工
具保持装置の断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す防塵キャップの断面図で
ある。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
A…先端工具保持装置 1,10…先端工具 1c,10c…シャフト 7…防塵キャップ 7c…先端工具挿入孔 7d…円形孔 7e…六角形孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形のシャフトを有する先端工具及
    び断面多角形のシャフトを有する先端工具のそれぞれを
    着脱自在に保持する先端工具保持装置における防塵キャ
    ップであって、この防塵キャップの先端工具挿入孔には
    挿入される先端工具のシャフト断面形状にほぼ合致する
    円形孔及び多角形孔が形成されていることを特徴とする
    先端工具保持装置の防塵キャップ。
  2. 【請求項2】 前記多角形孔は六角形孔であり、前記円
    形孔の直径が前記六角形孔の対辺間の距離にほぼ一致す
    ることを特徴とする請求項1記載の先端工具保持装置の
    防塵キャップ。
JP11860297A 1997-04-01 1997-04-01 先端工具保持装置の防塵キャップ Pending JPH10277965A (ja)

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JP11860297A JPH10277965A (ja) 1997-04-01 1997-04-01 先端工具保持装置の防塵キャップ

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JPH10277965A true JPH10277965A (ja) 1998-10-20

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JP (1) JPH10277965A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005059272A1 (en) * 2003-12-18 2005-06-30 Rodney Munro Linklater Apparatus for mechanical bricklaying
KR100623206B1 (ko) 2004-10-19 2006-09-19 이완섭 줄눈 파쇄용 공구
CN104139376A (zh) * 2013-05-09 2014-11-12 宝时得机械(张家港)有限公司 夹头

Cited By (3)

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WO2005059272A1 (en) * 2003-12-18 2005-06-30 Rodney Munro Linklater Apparatus for mechanical bricklaying
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406