JP2573747Y2 - 天板洗浄乾燥装置 - Google Patents

天板洗浄乾燥装置

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JP2573747Y2
JP2573747Y2 JP1993014047U JP1404793U JP2573747Y2 JP 2573747 Y2 JP2573747 Y2 JP 2573747Y2 JP 1993014047 U JP1993014047 U JP 1993014047U JP 1404793 U JP1404793 U JP 1404793U JP 2573747 Y2 JP2573747 Y2 JP 2573747Y2
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JP
Japan
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top plate
cleaning
drying
conveyor
washing
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Application number
JP1993014047U
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English (en)
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JPH0672382U (ja
Inventor
貞紀 横溝
浩 中口
Original Assignee
株式会社クレオ・ユニ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パンの焼き型となる
天板の洗浄乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に天板には、パン用あるいは菓子用
等があり、以下、パン用について説明すると、パン生地
が載せられた天板は、コンベアによって搬送され、その
搬送工程中にオーブンによって焼き上げられ、焼き上げ
られたパンは切り離し手段によって、天板から切り離さ
れる。切り離されたパンは、別のラインによって一箇所
に集められると共に、天板は、洗浄乾燥工程に入り洗浄
された後、再び再使用される循環を繰返すようなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した如く、使用後
の天板は、再使用するため洗浄されるが、この場合、洗
浄工程での天板は、上を向いたままの姿勢であると型の
中に洗浄水が溜ってしまう所から、洗浄工程の前段工程
において天板姿勢制御装置により180度反転させた
り、あるいは90度回転させ、洗浄水が溜りにくい姿勢
として洗浄が行なわれる手段がとられている。
【0004】また、洗浄完了後は、再使用できるように
元の姿勢に復帰させる天板復帰装置を必要とする等装置
全体が複雑化,大型化する問題があった。
【0005】そこで、この考案は、複雑化,大型化を招
来する天板姿勢装置や天板復帰装置を使用しなくても済
むようにした天板洗浄乾燥装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案は、搬送コンベアに載って流れる天板に回
転ブラシを作用させる洗浄準備工程と、洗浄準備工程を
通過した天板に洗浄水を噴射する洗浄工程と、洗浄工程
を通過した天板に乾燥風をあてる乾燥仕上工程とを有
し、少なくとも前記洗浄工程、乾燥仕上工程にかかる搬
送コンベアの搬送面を、水平面に対して所定角度傾斜さ
せてある。
【0007】
【作用】かかる天板洗浄乾燥装置によれば、パンと切り
離された天板は、搬送コンベアによって搬送され、洗浄
準備工程→洗浄工程→乾燥仕上工程を通過することで、
仕上乾燥される。
【0008】この場合、洗浄工程及び乾燥仕上工程通過
時に、天板は所定角度傾斜した搬送面によって傾き、傾
斜姿勢のまま移動するため、洗浄水が溜まることがなく
なる。
【0009】また、乾燥仕上工程通過後の天板は、水平
な搬送面のコンベアに移る際に自重で元に復帰するた
め、従来の天板姿勢制御装置や天板復帰装置の省略が可
能となる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図6の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
【0011】図中1は天板洗浄乾燥装置を示しており、
天板洗浄乾燥装置1は、入口側から洗浄準備工程3,洗
浄工程5,乾燥仕上工程7を有するレイアウト構造とな
っている。
【0012】洗浄準備工程3は第1の搬送コンベア9が
配置され、この搬送コンベア9は、駆動モータ11によ
って駆動される駆動スプロケット13と従動スプロケッ
ト15とにチェーンがエンドレスに掛回されたチェーン
タイプとなっている。
【0013】第1の搬送コンベア9は、引継用のコンベ
ア17からの天板19を受継ぎ、次の工程へ搬送するも
ので、金属製の天板19を吸着する磁石でできていて、
搬送面Wは水平面Pに対して所定角度傾斜し、天板を所
定角度の傾斜姿勢で支持搬送するようになっている。
【0014】第1の搬送コンベア9の下方はパン屑回収
容器21となっており、その上方には、前記天板19に
作用することで型19a内に溜ったパン屑や付着物を落
とす回転ブラシ23が配置され、回転ブラシ23は、駆
動モータ25によって回転動力が与えられるようになっ
ている。
【0015】洗浄工程5は、洗浄水によって天板19を
洗浄する所で、駆動モータ27によって駆動される駆動
スプロケット29と従動スプロケット31とにエンドレ
スに掛回されたチェーンタイプの第2の搬送コンベア3
3が配置されている。
【0016】第2の搬送コンベア33は、洗浄工程5か
ら乾燥仕上工程7の領域にわたって配置されている。搬
送コンベア33の搬送始端側は、前記第1の搬送コンベ
ア9と連続すると共に乾燥仕上工程7の領域となる搬送
終端側は、次の工程へ送り出す引継コンベア34と連続
している。また、搬送コンベア33は薄い金属製の天板
19を吸着する磁石でできている。
【0017】第2の搬送コンベア33の搬送面Wは、水
平面Pに対して所定角度傾斜し、天板19を所定角度の
傾斜姿勢で支持搬送するようになっている。搬送面Wの
傾斜は、洗浄時の洗浄水が型19a内に溜らない角度に
設定され、型19aが深い時には、傾斜角度が大きくな
り、浅い場合には傾斜角度が小さくなり、各種天板19
の形状に対応して適宜設定されるようになっている。実
験の結果では型19aの深さが15〜45mm内にある
時、5〜12度の範囲に傾斜させることで、良好な結果
が得られた。
【0018】洗浄工程3の領域となる第2の搬送コンベ
ア33の下方は、洗浄水貯留タンク35となっている。
また、上方には、前記天板19に洗浄水を噴射する洗浄
ノズル37が配置され、洗浄ノズル37はポンプ(図示
していない)を介して洗浄水貯留タンク35と接続連通
し加熱手段(図示していない)によって加熱された高温
の洗浄水が噴射されるようになる。なお、下方にも洗浄
ノズルを設け、上下から洗浄することも可能となる。
【0019】乾燥仕上工程7は、前記第2の搬送コンベ
ア33が配置されると共に乾燥仕上工程7の領域となる
前記第2の搬送コンベア33の上方には、前記天板19
に対して乾燥風を吹き出す吹き出しノズル39が設けら
れている。
【0020】吹き出しノズル39は、傾斜によって排出
しきれずに型19a内に残った洗浄水や周囲の水滴を吹
き飛ばすように作用し、乾燥風は加熱手段によって加熱
された温風となっている。この場合、常温風であっても
よい。
【0021】このように構成された天板洗浄乾燥装置1
によれば、引継コンベア17からの天板19は洗浄準備
工程3において回転ブラシ23の作用を受け、天板19
に付着しているパン屑等がきれいに落とされる。
【0022】洗浄準備工程3を通過した天板19は次の
洗浄工程5へ送られ、この洗浄工程5において洗浄ノズ
ル37から高温の洗浄水を受けるようになる。この時、
洗浄水は天板19が傾斜しているため自然に排出され、
水きりされた状態で次の乾燥仕上工程7に送られる。
【0023】乾燥仕上工程7において、天板19に付着
した水滴や排出しきれずに残った洗浄水は、乾燥風を吹
き出す吹き出しノズル39によって吹き飛ばされる。
【0024】この場合、金属製の天板19は、洗浄工程
5において高温の洗浄水によって予えられた熱と乾燥風
とにより仕上乾燥され再使用が可能の状態となって引継
コンベア34に送り出されるようになる。
【0025】
【考案の効果】以上、説明したように、この考案によれ
ば、所定角度傾斜させた搬送コンベアによって、従来の
天板姿勢制御装置や天板復帰装置が不用となるため、装
置全体の小型化が図れるようになる。この結果、設備コ
ストの面、メンテナンスの面において大変好ましいもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる天板洗浄乾燥装置全体の概要
説明図。
【図2】搬送コンベアに天板が載置セットされた平面
図。
【図3】図1のA−A線概要切断図。
【図4】洗浄準備工程の天板と回転ブラシとの関係を示
した概要説明図。
【図5】洗浄工程の天板と洗浄ノズルとの関係を示した
概要説明図。
【図6】乾燥仕上工程の天板と吹き出しノズルとの関係
を示した概要説明図。
【符号の説明】
3 洗浄準備工程 5 洗浄工程 7 乾燥仕上工程 9 搬送コンベア 19 天板 23 回転ブラシ W 搬送面 P 水平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A21B 1/00 - 7/00 B08B 3/02 B65G 45/22

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベアに載って流れる天板に回転
    ブラシを作用させる洗浄準備工程と、洗浄準備工程を通
    過した天板に洗浄水を噴射する洗浄工程と、洗浄工程を
    通過した天板に乾燥風をあてる乾燥仕上工程とを有し、
    少なくとも前記洗浄工程、乾燥仕上工程にかかる搬送コ
    ンベアの搬送面を、水平面に対して所定角度傾斜させた
    ことを特徴とする天板洗浄乾燥装置。
JP1993014047U 1993-03-25 1993-03-25 天板洗浄乾燥装置 Expired - Lifetime JP2573747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993014047U JP2573747Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 天板洗浄乾燥装置

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JP1993014047U JP2573747Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 天板洗浄乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPH0672382U JPH0672382U (ja) 1994-10-11
JP2573747Y2 true JP2573747Y2 (ja) 1998-06-04

Family

ID=11850190

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