JP2003031478A5 - - Google Patents
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【0009】
上記第1の現像処理装置においては、好適な一態様として、枠の内側の現像液を吸引するための現像液吸引手段を設けることで、ディップ現像の終了後に枠内で現像液の回収と液切りを同時に行うことができる。また、基板の周囲に上記外周壁を効率的に形成するために、好ましくは、枠が基板の周縁部に載置可能な形状、サイズおよび厚みを有してよい。この場合、枠を基板の周縁部に着脱自在に載置するための枠載置手段を備えるのが好ましい。この枠載置手段により、ディップ現像を行うときは基板の周縁部に枠を載置し、ディップ現像の終了後に枠を基板から取り払うことができる。また、好ましくは、枠を板に密着させて載置するために、枠を基板に弾力的に押圧するためのバネ部材を設けてよい。さらには、枠を基板上に正しく載置するために、駆動駆動手段が搬送路上の所定位置で基板を停止させる搬送制御部を有してよい。
上記第1の現像処理装置においては、好適な一態様として、枠の内側の現像液を吸引するための現像液吸引手段を設けることで、ディップ現像の終了後に枠内で現像液の回収と液切りを同時に行うことができる。また、基板の周囲に上記外周壁を効率的に形成するために、好ましくは、枠が基板の周縁部に載置可能な形状、サイズおよび厚みを有してよい。この場合、枠を基板の周縁部に着脱自在に載置するための枠載置手段を備えるのが好ましい。この枠載置手段により、ディップ現像を行うときは基板の周縁部に枠を載置し、ディップ現像の終了後に枠を基板から取り払うことができる。また、好ましくは、枠を板に密着させて載置するために、枠を基板に弾力的に押圧するためのバネ部材を設けてよい。さらには、枠を基板上に正しく載置するために、駆動駆動手段が搬送路上の所定位置で基板を停止させる搬送制御部を有してよい。
【0023】
洗浄プロセス部24の下流側に隣接する第1の熱的処理部26は、プロセスラインAに沿って中心部に縦型の搬送機構46を設け、その前後両側に複数のユニットを多段に積層配置している。たとえば、図2に示すように、上流側の多段ユニット部(TB)44には、基板受け渡し用のパスユニット(PASS)50、脱水ベーク用の加熱ユニット(DHP)52,54およびアドヒージョンユニット(AD)56が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASS)50は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)42側と基板Gの受け渡しを行うために用いられる。また、下流側の多段ユニット部(TB)48には、基板受け渡し用のパスユニット(PASS)60、冷却ユニット(COL)62,64およびアドヒージョンユニット(AD)66が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASS)60は、塗布プロセス部28側と基板Gの受け渡しを行うためのものである。
洗浄プロセス部24の下流側に隣接する第1の熱的処理部26は、プロセスラインAに沿って中心部に縦型の搬送機構46を設け、その前後両側に複数のユニットを多段に積層配置している。たとえば、図2に示すように、上流側の多段ユニット部(TB)44には、基板受け渡し用のパスユニット(PASS)50、脱水ベーク用の加熱ユニット(DHP)52,54およびアドヒージョンユニット(AD)56が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASS)50は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)42側と基板Gの受け渡しを行うために用いられる。また、下流側の多段ユニット部(TB)48には、基板受け渡し用のパスユニット(PASS)60、冷却ユニット(COL)62,64およびアドヒージョンユニット(AD)66が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASS)60は、塗布プロセス部28側と基板Gの受け渡しを行うためのものである。
【0044】
上記のようなレジスト塗布処理を受けた基板Gは、エッジリムーバ・ユニット(ER)86から隣の第2の熱的処理部30の上流側多段ユニット部(TB)88に属するパスユニット(PASS)に受け渡される。
上記のようなレジスト塗布処理を受けた基板Gは、エッジリムーバ・ユニット(ER)86から隣の第2の熱的処理部30の上流側多段ユニット部(TB)88に属するパスユニット(PASS)に受け渡される。
【0047】
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると(ステップS11)、先ず周辺装置107のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS12)。しかる後、基板Gはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)106に戻される。インタフェースステーション(I/F)18における基板Gの搬送および露光装置12との基板Gのやりとりは搬送装置104によって行われる。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると(ステップS11)、先ず周辺装置107のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS12)。しかる後、基板Gはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)106に戻される。インタフェースステーション(I/F)18における基板Gの搬送および露光装置12との基板Gのやりとりは搬送装置104によって行われる。
【0051】
第3の熱的処理部(TB)98において、基板Gは、最初に該パスユニット(PASS)から加熱ユニット(POBAKE)の1つに移され、そこでポストベーキングを受ける(ステップS15)。次に、基板Gは、下流側多段ユニット部(TB)102内のパス・クーリングユニット(PASS・COL)に移され、そこで所定の基板温度に冷却される(ステップS16)。第3の熱的処理部36における基板Gの搬送は搬送機構100によって行われる。
第3の熱的処理部(TB)98において、基板Gは、最初に該パスユニット(PASS)から加熱ユニット(POBAKE)の1つに移され、そこでポストベーキングを受ける(ステップS15)。次に、基板Gは、下流側多段ユニット部(TB)102内のパス・クーリングユニット(PASS・COL)に移され、そこで所定の基板温度に冷却される(ステップS16)。第3の熱的処理部36における基板Gの搬送は搬送機構100によって行われる。
【0055】
これら6つのモジュールM1〜M6のうち、最上流端に位置する1番目のモジュールM1は基板搬入部110を構成し、2番目のモジュールM2は平流し間隔調整部112を構成し、3番目のモジュールM 3は現像部114を構成し、4番目のモジュールM4はリンス部116を構成し,5番目のモジュールM5は乾燥部118を構成し、最後尾のモジュールM6は基板搬出部120を構成している。
これら6つのモジュールM1〜M6のうち、最上流端に位置する1番目のモジュールM1は基板搬入部110を構成し、2番目のモジュールM2は平流し間隔調整部112を構成し、3番目のモジュールM 3は現像部114を構成し、4番目のモジュールM4はリンス部116を構成し,5番目のモジュールM5は乾燥部118を構成し、最後尾のモジュールM6は基板搬出部120を構成している。
【0056】
基板搬入部110には、隣の基板搬送機構(図示せず)から手渡される基板Gを水平姿勢で受け取って搬送路108上に移載するための昇降可能な複数本のリフトピン122が設けられている。基板搬出部120にも、基板Gを水平姿勢で持ち上げて隣の基板搬送機構(図示せず)へ手渡すための昇降可能な複数本のリフトピン124が設けられている。
基板搬入部110には、隣の基板搬送機構(図示せず)から手渡される基板Gを水平姿勢で受け取って搬送路108上に移載するための昇降可能な複数本のリフトピン122が設けられている。基板搬出部120にも、基板Gを水平姿勢で持ち上げて隣の基板搬送機構(図示せず)へ手渡すための昇降可能な複数本のリフトピン124が設けられている。
【0069】
現像液供給ノズル128は、現像液供給管156を介してたとえば現像液容器およびポンプ等からなる現像液供給源(図示せず)に接続されており、下向きの吐出口128aより搬送路108側に向けて現像液を扇状に噴射するようになっている。現像液供給管156の途中に開閉弁(図示せず)が設けられ、現像ユニット(DEV)94内の各部を統括制御するためのコントローラ(図示せず)により該開閉弁の開閉制御が行われてよい。
現像液供給ノズル128は、現像液供給管156を介してたとえば現像液容器およびポンプ等からなる現像液供給源(図示せず)に接続されており、下向きの吐出口128aより搬送路108側に向けて現像液を扇状に噴射するようになっている。現像液供給管156の途中に開閉弁(図示せず)が設けられ、現像ユニット(DEV)94内の各部を統括制御するためのコントローラ(図示せず)により該開閉弁の開閉制御が行われてよい。
【0071】
平流し間隔調整部112において、基板Gは、特に処理を受けることなく、所定の時間をかけて、つまり現像部114でディップ現像を受けている1つ前の基板Gの直ぐ後にジャスト・イン・タイムで追い付くように(図13)、搬送路108上を現像部114へ向けて搬送される。
平流し間隔調整部112において、基板Gは、特に処理を受けることなく、所定の時間をかけて、つまり現像部114でディップ現像を受けている1つ前の基板Gの直ぐ後にジャスト・イン・タイムで追い付くように(図13)、搬送路108上を現像部114へ向けて搬送される。
【0072】
当該基板Gが現像部114に到着すると、上記したように位置センサ200(図23)が該基板Gを検出し、そのタイミングで当該区間内の全ての搬送ローラ138A,138Bが回転を止めることにより、基板Gは搬送路108上の所定位置で静止する(図9、図10)。
当該基板Gが現像部114に到着すると、上記したように位置センサ200(図23)が該基板Gを検出し、そのタイミングで当該区間内の全ての搬送ローラ138A,138Bが回転を止めることにより、基板Gは搬送路108上の所定位置で静止する(図9、図10)。
【0080】
この実施形態では、現像部114において上記のようなディップ現像を終了した後に、基板G上に残っている現像液を現像部114内で液切りするのが好ましい。この種の液切り手段として、たとえば現像部114とリンス部116との境界付近に図14に示すようなエアーナイフ機構を設けることができる。図14において、エアーナイフFNは、搬送路108の幅方向で基板Wの端から端まで延在する無数のエアー吐出口またはスリット状のエアー吐出口を有しており、所定の位置で傍(直下)を通過する基板Gに対してナイフ状の鋭利な気体流(通常は空気流または窒素ガス流)を当てる。これにより、基板GがエアーナイフFNを通過する間に基板上の現像液Qが基板後端側へ掃き寄せられるようにして基板の外へ払い落とされる。
この実施形態では、現像部114において上記のようなディップ現像を終了した後に、基板G上に残っている現像液を現像部114内で液切りするのが好ましい。この種の液切り手段として、たとえば現像部114とリンス部116との境界付近に図14に示すようなエアーナイフ機構を設けることができる。図14において、エアーナイフFNは、搬送路108の幅方向で基板Wの端から端まで延在する無数のエアー吐出口またはスリット状のエアー吐出口を有しており、所定の位置で傍(直下)を通過する基板Gに対してナイフ状の鋭利な気体流(通常は空気流または窒素ガス流)を当てる。これにより、基板GがエアーナイフFNを通過する間に基板上の現像液Qが基板後端側へ掃き寄せられるようにして基板の外へ払い落とされる。
【0081】
このように、基板G上の残存現像液を現像部114内で液切りすることで、リンス部116へ現像液が持ち込まれる割合が低くなり、処理液の分別回収率を高めることができる。また、リンス部116では、液切りされた直後の基板Gにリンス液を供給するので、リンス液への置換(現像停止)を速やかに行える。
このように、基板G上の残存現像液を現像部114内で液切りすることで、リンス部116へ現像液が持ち込まれる割合が低くなり、処理液の分別回収率を高めることができる。また、リンス部116では、液切りされた直後の基板Gにリンス液を供給するので、リンス液への置換(現像停止)を速やかに行える。
【0082】
上記した実施形態のディップ現像処理部130(1)では、搬送路108上の基板Gに対して比較的上方の位置に設置された現像液供給ノズル128より下向き扇状に現像液を噴射させて枠126の内側の基板被処理面上にディップ現像用の現像液の液溜りを形成した。
上記した実施形態のディップ現像処理部130(1)では、搬送路108上の基板Gに対して比較的上方の位置に設置された現像液供給ノズル128より下向き扇状に現像液を噴射させて枠126の内側の基板被処理面上にディップ現像用の現像液の液溜りを形成した。
【0083】
枠126内に同様の現像液溜りを形成するための一変形例として、図15に示すように、枠126の内壁面に沿って延在する現像液噴射/吸引管160を設ける構成も可能である。この現像液噴射/吸引管160の内側面には一定間隔で多数のノズル口160aが横向きに形成されている。この現像液噴射/吸引管160は枠126の外で、図16に示すように、たとえば3方口弁からなる切替弁162を介して現像液供給源側の現像液供給管164またはバキューム式現像液回収部側のエジェクト管166に選択的に連通するようになっている。
枠126内に同様の現像液溜りを形成するための一変形例として、図15に示すように、枠126の内壁面に沿って延在する現像液噴射/吸引管160を設ける構成も可能である。この現像液噴射/吸引管160の内側面には一定間隔で多数のノズル口160aが横向きに形成されている。この現像液噴射/吸引管160は枠126の外で、図16に示すように、たとえば3方口弁からなる切替弁162を介して現像液供給源側の現像液供給管164またはバキューム式現像液回収部側のエジェクト管166に選択的に連通するようになっている。
【0084】
ディップ現像を行うために枠126内に現像液を供給する時は、切替弁162が現像液供給管164側に切り替えられ、現像液供給源からの現像液が現像液噴射/吸引管160の各ノズル口160aより噴射される。そして、ディップ現像を終了する時は、切替弁162がエジェクト管166側に切り替えられ、枠126内の現像液が現像液噴射/吸引管160の各ノズル口160aより吸引され、エジェクト管166を通って現像液回収部へ回収される。このように、ディップ現像の終了後に枠126内で現像液の回収と液切りを同時に行うことができる。
ディップ現像を行うために枠126内に現像液を供給する時は、切替弁162が現像液供給管164側に切り替えられ、現像液供給源からの現像液が現像液噴射/吸引管160の各ノズル口160aより噴射される。そして、ディップ現像を終了する時は、切替弁162がエジェクト管166側に切り替えられ、枠126内の現像液が現像液噴射/吸引管160の各ノズル口160aより吸引され、エジェクト管166を通って現像液回収部へ回収される。このように、ディップ現像の終了後に枠126内で現像液の回収と液切りを同時に行うことができる。
【0090】
しかし、クラッチ170をオフにして原動シャフト136aから従動シャフト136bを切り離すと、電気モータ150からの回転駆動力がクラッチ170で絶ち切られ、従動シャフト136bには伝わらなくなる。この状態の下で、シリンダ180を駆動してピストン軸180aを所定距離だけ前進または往動させると、ピストン軸180aと一体に水平支持部材174が下降し、水平支持部材174に垂直支持棒176を介してぶら下がっている各搬送ローラ138A,138Bも搬送路108の標準高さレベルから下降または落下するようになっている。
しかし、クラッチ170をオフにして原動シャフト136aから従動シャフト136bを切り離すと、電気モータ150からの回転駆動力がクラッチ170で絶ち切られ、従動シャフト136bには伝わらなくなる。この状態の下で、シリンダ180を駆動してピストン軸180aを所定距離だけ前進または往動させると、ピストン軸180aと一体に水平支持部材174が下降し、水平支持部材174に垂直支持棒176を介してぶら下がっている各搬送ローラ138A,138Bも搬送路108の標準高さレベルから下降または落下するようになっている。
【0092】
ディップ現像の終了後は、シリンダ180を復動させることにより、ピストン軸180aと一体に水平支持部材174が上昇し、水平支持部材174にぶらさがっている各搬送ローラ138A,138Bが搬送路108の高さ位置に戻るようになっている(図17、図18)。そして、ディップ現像区間K内の搬送路108または搬送ローラ138列が水平状態に戻った後に、クラッチ170をオンにして従動シャフト136bを原動シャフト136aに連結させればよい。なお、原動シャフト136aはネジ歯車144の軸方向外側に設置された軸受部181に支持されてよい(図18)。
ディップ現像の終了後は、シリンダ180を復動させることにより、ピストン軸180aと一体に水平支持部材174が上昇し、水平支持部材174にぶらさがっている各搬送ローラ138A,138Bが搬送路108の高さ位置に戻るようになっている(図17、図18)。そして、ディップ現像区間K内の搬送路108または搬送ローラ138列が水平状態に戻った後に、クラッチ170をオンにして従動シャフト136bを原動シャフト136aに連結させればよい。なお、原動シャフト136aはネジ歯車144の軸方向外側に設置された軸受部181に支持されてよい(図18)。
【0095】
枠ハンドリング機構190は、現像部114の前段(M2)に基板Gが搬入されて搬送路108上の所定位置で停止すると、その直上からアーム192により枠126を降ろして上記実施形態のディップ現像処理部130(1)と同様に基板Gの周縁部に枠126を載置して外周壁を形成する。その直後に、やはり上記ディップ現像処理部130(1)と同様に、現像液供給ノズル128より枠126内に現像液を供給して現像液の液溜りを形成する。ここで、枠ハンドリング機構190が枠126からアーム192をいったん離すと同時に、現像部114回りのコロ搬送駆動系が作動して基板Gを搬送路108上の下流側へ移動させる。これにより、搬送路108上で基板Gを下流側へ移動させながら、基板Gの被処理面を枠126内の現像液溜りに浸漬させて、ディップ現像を実施することができる。
枠ハンドリング機構190は、現像部114の前段(M2)に基板Gが搬入されて搬送路108上の所定位置で停止すると、その直上からアーム192により枠126を降ろして上記実施形態のディップ現像処理部130(1)と同様に基板Gの周縁部に枠126を載置して外周壁を形成する。その直後に、やはり上記ディップ現像処理部130(1)と同様に、現像液供給ノズル128より枠126内に現像液を供給して現像液の液溜りを形成する。ここで、枠ハンドリング機構190が枠126からアーム192をいったん離すと同時に、現像部114回りのコロ搬送駆動系が作動して基板Gを搬送路108上の下流側へ移動させる。これにより、搬送路108上で基板Gを下流側へ移動させながら、基板Gの被処理面を枠126内の現像液溜りに浸漬させて、ディップ現像を実施することができる。
【0096】
そして、基板Gが現像部114の後段(M3)の所定位置に達すると、その位置で枠ハンドリング機構190がアーム192先端の鉤状係止部192aを枠126のフランジ部126aに掛けて持ち上げることにより、枠126を基板Gから取り払う。枠126が基板Gから取り払われると、枠126内の現像液Qは外周壁が無くなるために基板Gの外(四方)へ流れ落ち、現像液パン132に受け集められる。なお、現像液パン132は、現像部114のほぼ全域(M2,M3)に延在するサイズを有してよい。
そして、基板Gが現像部114の後段(M3)の所定位置に達すると、その位置で枠ハンドリング機構190がアーム192先端の鉤状係止部192aを枠126のフランジ部126aに掛けて持ち上げることにより、枠126を基板Gから取り払う。枠126が基板Gから取り払われると、枠126内の現像液Qは外周壁が無くなるために基板Gの外(四方)へ流れ落ち、現像液パン132に受け集められる。なお、現像液パン132は、現像部114のほぼ全域(M2,M3)に延在するサイズを有してよい。
【0102】
図24の構成例は、パンPAの底面に回転軸210を挟んで左右両側に2つの排液口212,214を設け、回転駆動軸210に固着した1個の蓋体216を回転駆動軸210と一体に回動可能に構成し、排液口212を開状態とするときは蓋体216を排液口214の上に被せ、排液口214を開状態とするときは蓋体216を排液口212の上に被せるようにしている。蓋体216の周縁部または排液口214,212の回りに適当なシール部材たとえばOリング(図示せず)を取り付けてもよい。回転駆動軸210を介して蓋体216を回転駆動する手段は、たとえば揺動型エアアクチエータで構成することができる。なお、排液口212,214には異なる排液処理部(図示せず)へ通じる排液管218,220が接続されている。
図24の構成例は、パンPAの底面に回転軸210を挟んで左右両側に2つの排液口212,214を設け、回転駆動軸210に固着した1個の蓋体216を回転駆動軸210と一体に回動可能に構成し、排液口212を開状態とするときは蓋体216を排液口214の上に被せ、排液口214を開状態とするときは蓋体216を排液口212の上に被せるようにしている。蓋体216の周縁部または排液口214,212の回りに適当なシール部材たとえばOリング(図示せず)を取り付けてもよい。回転駆動軸210を介して蓋体216を回転駆動する手段は、たとえば揺動型エアアクチエータで構成することができる。なお、排液口212,214には異なる排液処理部(図示せず)へ通じる排液管218,220が接続されている。
【0103】
図25の構成例は、図24の構成を一部変形したものであり、回転駆動軸210に2つの蓋体216A,216Bを一体に取付し、蓋体216Aが排液口212を塞ぐときは蓋体216Bが排液口214から離間して退避し、蓋体216Bが排液口214を塞ぐときは蓋体216Aが排液口212から離間して退避するようにしている。それ以外の構成は上記と同じである。
図25の構成例は、図24の構成を一部変形したものであり、回転駆動軸210に2つの蓋体216A,216Bを一体に取付し、蓋体216Aが排液口212を塞ぐときは蓋体216Bが排液口214から離間して退避し、蓋体216Bが排液口214を塞ぐときは蓋体216Aが排液口212から離間して退避するようにしている。それ以外の構成は上記と同じである。
Claims (12)
- 被処理基板をほぼ水平に載せて搬送するための搬送体を水平方向に敷設してなる搬送路と、
前記搬送路上で前記基板を搬送するために前記搬送体を駆動する搬送駆動手段と、
前記搬送路上で前記基板の被処理面に対して外周壁を形成するための枠と、
前記基板の被処理面が浸かるように前記枠の内側に現像液を供給するための現像液供給手段と
を有する現像処理装置。 - 前記枠の内側の現像液を吸引するための現像液吸引手段を有する請求項1に記載の現像処理装置。
- 前記枠が前記基板の周縁部に載置可能な形状、サイズおよび厚みを有する請求項1または請求項2に記載の現像処理装置。
- 前記枠を前記基板の周縁部に着脱自在に載置するための枠載置手段を有する請求項3に記載の現像処理装置。
- 前記枠載置手段が、前記枠を前記基板の周縁部に弾力的に押圧するためのバネ部材を有する請求項4に記載の現像処理装置。
- 前記現像液供給手段が、前記枠の内側で前記現像液を吐出するための1つまたは複数のノズルを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像処理装置。
- 前記枠内で前記基板の被処理面を前記現像液に浸けた状態で、前記基板を前記搬送路上で所定の第1の位置からそれよりも搬送方向に所定距離だけ下流側の第2の位置まで搬送する請求項1〜6のいずれか一項に記載の現像処理装置。
- 前記搬送駆動手段が、前記搬送路上の所定位置で前記基板を停止させるための搬送制御部を有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の現像処理装置。
- 前記枠を前記第2の位置で前記基板から上方へ持ち上げ、次いで前記第1の位置へ戻す枠回収手段を有する請求項7に記載の現像処理装置。
- 前記枠内の現像液に振動を与えるための超音波振動子を有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の現像処理装置。
- 被処理基板をほぼ水平に載せて搬送するための搬送体を水平方向に敷設してなる搬送路と、
前記搬送路上で前記基板を搬送するために前記搬送体を駆動する搬送駆動手段と、
所定の搬送区間において前記搬送路の下に設けられた現像液を貯留可能な現像液槽と、
前記搬送区間に属する前記搬送体を前記搬送駆動手段と着脱可能に連結するためのクラッチ機構と、
前記搬送区間に属する前記搬送体上の前記基板を前記現像液槽中の現像液に浸けるために、前記搬送体および/または前記現像液槽を昇降移動させる昇降手段と
を有する現像処理装置。 - 前記枠内の現像液に振動を与えるための超音波振動子を有する請求項11に記載の現像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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