JP2573666Y2 - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JP2573666Y2
JP2573666Y2 JP1991075590U JP7559091U JP2573666Y2 JP 2573666 Y2 JP2573666 Y2 JP 2573666Y2 JP 1991075590 U JP1991075590 U JP 1991075590U JP 7559091 U JP7559091 U JP 7559091U JP 2573666 Y2 JP2573666 Y2 JP 2573666Y2
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JP
Japan
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cutting blade
blade
flange
cutting
rotary cutting
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博之 今井
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は円盤状の切断刃による鋼
材等の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は回転刃による切断装置の概要を示
す説明図である。切断装置1は、回転軸10にフランジ
12によりとりつけた回転切断工具14を有する。切断
工具14は、外周部に砥粒や切削刃による外周刃14A
を有し、矢印R方向に回動する。基台18上に固定され
る把持装置20は、固定部材22に対してねじ軸26に
より摺動する移動部材24を有し、加工物30を把持す
る。加工物30は、例えば鋼材等の材料であって、回転
切断工具14に矢印Fで示す送りをかけて、回転切断工
具の外周刃14Aにより加工物30を切断する。この際
の切削抵抗により、外周刃14Aには駆動軸10の軸線
に平行な矢印V方向の振れが発生する。この振れは加工
物の切断精度に影響を与えるが、回転切断工具14は、
その形状の制約から、肉厚を大として剛性を高めること
はできず、高精度を確保することは難かしかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】肉厚の薄い刃物等を案
内する手段として、静圧案内手段が提案されている。例
えば、特開昭50ー139482号公報は、ウエハー等
の結晶材料を砥石ブレードの内周部分で切断する装置に
あって、砥石ブレードを静圧案内する装置が開示されて
いる。しかしながら、この公報に示されたものは、内周
側に刃部を有し、かつ刃幅方向へ移動の自動度を持たな
い砥石ブレードの支持装置であって、回転軸にとりつけ
られる外周刃をもつ切断装置を指唆するものではなかっ
た。そこで本考案は外周刃をもつ回転切断工具を静圧案
内することにより加工精度を向上する装置を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の切断装置は、回
転刃を回転軸にとりつける機構として、回転軸に固定さ
れるフランジと、フランジに対して支持される回転切断
刃を備え、フランジは、外周部に形成される複数の山形
の取付部を有し、回転切断刃は、内周部に形成されるフ
ランジの山形の取付部を通過する谷部と山部を有し、回
転切断刃は、フランジの取付部に対してラバーブッシュ
を介して回転軸の軸方向に移動可能に支持される構成と
してある。そして回転刃の軸方向位置を規制する静圧案
内装置を加工物の把持装置に隣接して設けてある。
【0005】
【作用】回転刃は幅寸法を小さくすることにより加工物
の歩留りが向上し、切断抵抗も減少する。反面、回転刃
の剛性が低下し、加工精度も劣化する。本装置によれば
静圧案内装置により回転刃の軸方向位置は規制され、高
精度な加工が達成できる。
【0006】
【実施例】図1は本考案の実施例を示す説明図、図2は
要部の説明図である。本考案の回転切断工具50は、駆
動軸10に固着されるフランジ52を有し、フランジ5
2の溝54に切断刃70を嵌装してとりつける。とりつ
け構造Aとしては、切断刃70の両側にラバーブッシュ
等の弾性体60を介在させ、ピン56により切断刃70
をフランジ52にとりつける。したがって、切断刃70
は、矢印Eで示す回転軸の軸方向に自由度をもってとり
つけられる。図3は加工物30の把持装置20を挾んで
配設される静圧案内装置80の説明図、図4は静圧案内
装置80の断面図である。静圧案内装置80は、切断刃
70の両側部にわずかなクリアランスを有して配設さ
れ、加圧流体の供給口82と、供給口82に連通する複
数のノズル84とを有する。圧縮空気や切削液等の加圧
流体90は、供給口82を通ってノズル84から切断刃
70の両側面に向けて噴射され、その圧力で切断刃70
を定位置に保持する。
【0007】この状態で切断刃70に矢印F方向の送り
を与えることにより加工物30を切断する。切断刃70
は駆動軸10に固着されたフランジ52に対して軸方向
に自由度を有して支持されており、切断刃の軸方向の位
置は静圧案内装置により保持されるので、切断刃の肉厚
が薄く、剛性が小さくても、精度良く案内され、加工精
度も向上する。加圧流体90は、圧縮空気や切削液であ
って切粉を切断部から強制的に排除するので、加工効率
も向上する。
【0008】図5及び図6は、切断刃として外周部に鋸
刃150Aを有する切断刃150をフランジ100に取
付ける構造を示し、フランジ100の外周部に溝102
を設け、溝102を挾んで互に位相をあわせて対向する
山形の取付部110を形成する。切断刃150の内周部
には、山部152と谷部154を交互に設け、谷部がフ
ランジの取付部110を通過する形状とする。そこで、
切断刃150をフランジ100に取り付ける際には、ま
ず切断刃150の谷部154をフランジ100の山形の
取付部110に対向して通過させる。次に、切断刃15
0を回動させて山部152を取付部110に合せてピン
120によりフランジ100に対して切断刃150を取
付ける。フランジの取付部110と切断刃150の間に
はラバーブッシュ130を介在させて切断刃150を軸
方向(矢印Eで示す)に自由度をもたせて支持する。
【0009】
【考案の効果】本考察は以上のように、外周部に切刃を
有する円盤状の切断刃と、切断刃を駆動する軸との間の
取付構造を切断刃が軸方向に移動の自由度を持つように
取付けるとともに、加工部の近傍で切断刃を静圧案内装
置により保持するので、高精度な切断を達成することが
できる。切断部は加工流体により切粉等が排除されるの
で、切断効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す説明図。
【図2】要部の説明図。
【図3】静圧案内装置の配設位置を示す説明図。
【図4】静圧案内装置の断面図。
【図5】他の実施例を示す正面図。
【図6】側面図。
【図7】従来の装置を示す説明図。
【符号の説明】
10 回転軸 20 把持装置 30 加工物 52 フランジ 60 ラバーブッシュ 70 回転切断刃 80 静圧案内装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、回転軸にとりつけられる外周
    部に切刃をもつ円盤状の回転刃と、加工物の把持装置
    と、回転切断刃を半径方向に加工物に対して送る手段と
    を備えた切断装置において、回転軸に固定されるフランジと、フランジに対して支持
    される回転切断刃を備え、 フランジは、外周部に形成される複数の山形の取付部を
    有し、 回転切断刃は、内周部に形成されるフランジの山形の取
    付部を通過する谷部と山部を有し、 回転切断刃は、フランジの取付部に対してラバーブッシ
    ュを介して回転軸の軸方向に移動可能に支持されるとと
    もに、 加工物の把持装置の近傍にあって回転切断刃の両
    側面に加工流体を噴射する静圧案内装置とを備えてなる
    切断装置。
JP1991075590U 1991-08-28 1991-08-28 切断装置 Expired - Lifetime JP2573666Y2 (ja)

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JP1991075590U JP2573666Y2 (ja) 1991-08-28 1991-08-28 切断装置

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Publication Number Publication Date
JPH0520821U JPH0520821U (ja) 1993-03-19
JP2573666Y2 true JP2573666Y2 (ja) 1998-06-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ZA753408B (en) * 1975-05-27 1977-01-26 De Beers Ind Diamond Improvements in sawing
JPS52146778U (ja) * 1976-04-30 1977-11-07

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Publication number Publication date
JPH0520821U (ja) 1993-03-19

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