JP2573427B2 - D/aコンバータ - Google Patents

D/aコンバータ

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JP2573427B2
JP2573427B2 JP3075209A JP7520991A JP2573427B2 JP 2573427 B2 JP2573427 B2 JP 2573427B2 JP 3075209 A JP3075209 A JP 3075209A JP 7520991 A JP7520991 A JP 7520991A JP 2573427 B2 JP2573427 B2 JP 2573427B2
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディジタル入
力信号に応じて、所望の電流あるいは電圧を出力端に出
力するD/Aコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の電流制御型D/Aコン
バータを示すものである。デコーダ11はディジタル入
力信号D0,D1 〜Dm を制御信号Vin1,Vin2 〜Vinn
に変換するものである。電流源セル121,122 〜12
n は、それぞれ定電流源12a、および制御信号Vin1,
Vin2 〜Vinn によって制御されるスイッチ回路12b
により構成されている。これら電流源セル121,122
〜12n のスイッチ回路12bは出力端13に接続さ
れ、この出力端13は抵抗Rを介して電源VDDに接続さ
れている。
【0003】上記構成において、ディジタル入力信号D
0,D1 〜Dm を例えばバイナリーの4ビット(m=3)とし
た場合、電流源セル121,122 〜12n は15個とな
り、ディジタル入力信号D0,D1 〜Dm はデコーダ11
によって15個の制御信号Vin1,Vin2 〜Vin15に変換
される。図12はディジタル入力信号と制御信号の関係
を示すものである。ここで、抵抗Rの抵抗値は例えば1
kΩ、電源VDDは例えば5V、定電流源12aの電流値
I0 は例えば100μAに設定される。この場合、ある
制御信号Vinx =1のとき、これによって制御されるス
イッチ回路12bがオンとなり、制御信号Vinx =0の
とき、これによって制御されるスイッチ回路12bがオ
フとなる。このD/Aコンバータの出力端13から出力
される電流Iout および電圧Vout は次のように表さ
れ、ディジタル入力信号に応じたアナログ信号が出力さ
れる。 Iout =(23 D3 +22 D2 +21 D1 +20 D0 )I0 Vout =VDD−R{ (23 D3 +22 D2 +21 D1 +20 D0)I0 }
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
D/Aコンバータに用いられる電流源セル121,122
〜12n は、図13に示すごとく、前記スイッチ回路1
2aとしてMOSトランジスタTrが使用されている。
この場合、MOSトランジスタTrにはゲートとドレイ
ンおよびソース間に寄生容量Cs1、Cs2がそれぞれ存在
する。つまり、出力端13とMOSトランジスタTrの
ゲートとの間に寄生の容量Cs1が存在することとなる。
このため、図13に示すごとく、ディジタル入力信号D
0 、D1 〜Dm が例えばD0 =D1 =D2 =D3 =0か
らD0 =D1 =D2 =D3 =1に変化した場合、これに
伴って制御信号Vin1,Vin2 〜Vin15がオール“0”か
らオール“1”に変化し、全てのMOSトランジスタT
rがオフ状態からオン状態となる。したがって、出力電
圧Vout は5Vから3.5Vに降下する。
【0005】しかし、電流源セル12を構成するMOS
トランジスタTrには寄生容量Cs1が存在するため、制
御信号Vin1,Vin2 〜Vin15が“0”から“1”に変化
した場合、出力電流Vout は、図14に示すごとく、一
旦5V以上に上昇されてしまい、スイッチングノイズが
発生する。このスイッチングノイズのレベルは同時にス
イッチングするトランジスタが多い程高くなる。したが
って、分解能が大きい、すなわち、ビット数が多いD/
Aコンバータ程スイッチングノイズが大きくなるという
問題を有している。
【0006】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、スイッチ
ングノイズの発生を抑え、出力波形の歪みを防止するこ
とが可能なD/Aコンバータを提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
上記課題を解決するため、ディジタル入力信号に応じて
デコーダから出力される制御信号によりスイッチングさ
れる第1のトランジスタと、この第1のトランジスタの
電流通路の一端に接続された定電流源と、前記第1のト
ランジスタの電流通路の他端と出力端の相互間に接続さ
れ、常時導通状態とされた第2のトランジスタとを設け
ている。また、前記第2のトランジスタは、ゲートに第
2のトランジスタの閾値電圧より十分大きな基準電圧が
供給されている。
【0008】さらに、この発明は、ディジタル入力信号
に応じてデコーダから出力される正相、逆相の制御信号
によりそれぞれスイッチングされる第1、第2のトラン
ジスタと、これら第1、第2のトランジスタの電流通路
の一端に共通に接続された定電流源と、前記第1、第2
のトランジスタの電流通路の他端と第1、第2の出力端
の相互間にそれぞれ接続され、常時導通状態とされた第
3、第4のトランジスタとを設けている。また、前記第
3、第4のトランジスタは、ゲートに第3、第4のトラ
ンジスタの閾値電圧より十分大きな基準電圧がそれぞれ
供給されている。
【0009】さらに、この発明は、電流通路が直列に接
続され、ディジタル入力信号に応じてデコーダから出力
される行方向、列方向の制御信号によりそれぞれスイッ
チングされる第1、第2のトランジスタと、これら第
1、第2のトランジスタに並列接続され、前記デコーダ
から出力される列方向の制御信号によりそれぞれスイッ
チングされる第3のトランジスタと、前記第2、第3の
トランジスタの電流通路の一端に共通に接続された定電
流源と、前記第1、第3のトランジスタの電流通路の他
と出力端の相互間に共通に接続され、常時導通状態と
された第4のトランジスタとを設けている。また、前記
第4のトランジスタは、ゲートに第4のトランジスタの
閾値電圧より十分大きな基準電圧が供給されている。
【0010】さらに、この発明は、電流通路が直列に接
続され、ディジタル入力信号に応じてデコーダから出力
される行方向、列方向の制御信号によりそれぞれスイッ
チングされる第1、第2のトランジスタと、これら第
1、第2のトランジスタに並列接続され、前記デコーダ
から出力される列方向の制御信号によりそれぞれスイッ
チングされる第3のトランジスタと、前記第2、第3の
トランジスタの電流通路の一端に共通に接続された定電
流源と、前記第1、第3のトランジスタの電流通路の他
と第1の出力端の相互間に共通に接続され、常時導通
状態とされた第4のトランジスタと、電流通路が互いに
並列接続され、前記デコーダから出力される前記第1の
トランジスタをスイッチングさせる行方向の制御信号と
逆相の制御信号、前記第2のトランジスタをスイッチン
グさせる列方向の制御信号と逆相の制御信号によりそれ
ぞれスイッチングされるとともに、電流通路の一端が前
記定電流源に共通に接続された第5、第6のトランジス
タと、これら第5、第6のトランジスタの電流通路の他
端に電流通路の一端が共通に接続され、前記デコーダか
ら出力される前記第3のトランジスタをスイッチングさ
せる列方向の制御信号と逆相の制御信号によりスイッチ
ングされる第7のトランジスタと、この第7のトランジ
スタの電流通路の他端と第2の出力端の相互間に接続さ
れ、常時導通状態とされた第8のトランジスタとを設け
ている。また、前記第4、第8のトランジスタは、ゲー
トに第4、第8のトランジスタの閾値電圧より十分大き
な基準電圧がそれぞれ供給されている。さらに、前記出
力端、及び第1、第2の出力端には電源が接続されてい
る。
【0011】
【作用】この発明は、定電流源に接続され、デコーダか
ら出力される制御信号に応じてスイッチングされる第1
のトランジスタと直列に、常時導通された第2のトラン
ジスタを設けている。したがって、第2のトランジスタ
により、第1のトランジスタのスイッチング時に発生す
る歪みを抑えることができ、出力波形の歪みを防止する
ことができる。
【0012】また、電流通路の一端が定電流源に共通に
接続され、デコーダから出力される正相、逆相の制御信
号によって導通制御される第1、第2のトランジスタの
電流通路の他端と第1、第2の出力端間に、常時導通さ
れた第3、第4のトランジスタをそれぞれ接続すること
により、第1、第2のトランジスタのスイッチング時に
発生する歪みを抑えることができ、出力波形の歪みを防
止することができる。しかも、第1、第2のトランジス
タはいずれかが導通されているため、定電流源は常時駆
動されている。したがって、第1、第2のトランジスタ
のスイッチングに応じて、高速に電圧を出力することが
できる。
【0013】さらに、電流通路が直列接続され、デコー
ダから出力される行方向、列方向の制御信号によってス
イッチングされる第1、第2のトランジスタに、デコー
ダから出力される列方向の制御信号によってスイッチン
グされる第3のトランジスタを並列接続し、これら第
2、第3のトランジスタの電流通路の一端を定電流源に
接続し、電流通路の他端と出力端間に常時導通された第
4のトランジスタを接続することにより、第1乃至第3
のトランジスタのスイッチング時に発生する歪みを抑え
ることができ、出力波形の歪みを防止することができる
とともに、デコーダから出力される行方向、列方向の制
御信号に応じて、マトリクス状に配列された第1乃至第
4のトランジスタおよび定電流源によって構成された電
流源セルを選択することができる。
【0014】また、第1乃至第8のトランジスタと定電
流源によって構成された電流源セルは、デコーダから出
力される行方向、列方向の制御信号に応じて、第1乃至
第7のトランジスタがスイッチングされた場合に発生す
る歪みを抑えることができ、出力波形の歪みを防止する
ことができる。しかも、定電流源は常時駆動されている
ため、第1乃至第7のトランジスタのスイッチングに応
じて、高速に電圧を出力することができ、さらに、デコ
ーダから出力される行方向、列方向の制御信号に応じ
て、マトリクス状に配列された電流源セルを確実に選択
することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は、この発明の第1の実施例に係わる
D/Aコンバータを示すものである。デコーダ21はデ
ィジタル入力信号D0,D1 〜Dmを制御信号Vin1,Vin2
〜Vinn に変換するものである。電流源セル221,2
22 〜22n には、それぞれ制御信号Vin1,Vin2 〜V
inn および基準電圧Vrefが接続されている。これら電
流源セル221,222 〜22n の出力端は出力端23に
接続され、この出力端23は抵抗Rを介して電源VDDに
接続されている。
【0017】図2は、前記電流源セル221,222 〜2
2n の構成を示すものである。これら電流源セル221,
222 〜22n は、例えばnチャネルMOSトランジス
タTr1、Tr2、および定電流源I0 によって構成さ
れている。即ち、トランジスタTr1のゲートには制御
信号Vinが供給される。このトランジスタTr1のソー
スと接地間には定電流源I0 が接続されている。前記ト
ランジスタTr1のドレインにはトランジスタTr2の
ソースが接続され、このトランジスタTr2のゲートに
は前記基準電圧Vref が供給され、ドレインは前記出力
端23に接続されている。前記基準電圧Vref はトラン
ジスタTr2の閾値電圧よりも十分大きな電圧とされて
おり、トランジスタTr2は常時オン状態とされてい
る。
【0018】また、トランジスタTr1のゲート、ドレ
イン相互間には寄生容量Cs1が存在し、ゲート、ソース
相互間には寄生容量Cs2が存在する。さらに、トランジ
スタTr2のゲート、ドレイン相互間には寄生容量Cs3
が存在し、ゲート、ソース相互間には寄生容量Cs4が存
在する。上記構成において、図3を参照して、制御信号
Vinが低レベル(VinL )から高レベル(VinH )に変
化した場合の動作について説明する。
【0019】時間T1において、制御信号Vinの電位は
低レベルであり、トランジスタTr1はオフ状態とされ
ている。このとき、トランジスタTr2は導通されてお
り、トランジスタTr1とTr2の接続点Xの電位をV
x とすると、この電位はVxHであり、寄生容量Cs1、C
s4には電荷Q1、Q4が充電される。これら電荷Q1、
Q4は次のように表される。 Q1=Cs1(VxH−VinL ) Q4=Cs4(Vref −Vx )
【0020】次に、時間T2となり、制御信号Vinが低
レベル(VinL )から高レベル(VinH )に変化した場
合、寄生容量Cs1、Cs4に充電された電荷はQ1、Q4
のままであるため、接続点Xの電位Vx はVxLから高レ
ベルのVxHに遷移するが、寄生容量Cs3に充電されてい
る電荷は時間T1と変わらず、しかも、基準電圧Vref
は一定であるため、出力端23の電位は変化しない。
【0021】次に、時間T3となると、制御信号Vinが
トランジスタTr1の閾値電圧を越えるため、トランジ
スタTr1はオンとなり、接続点Xの電位Vx はVxLに
遷移し、寄生容量Cs1、Cs4に充電された電荷はQ1、
Q4放電される。
【0022】この後、時間T4となると、接続点Xの電
位Vx が低下することにより、電位(Vref −Vx )が
トランジスタTr2の閾値電圧を越える。したがって、
トランジスタTr2はオンとなり、電流が流れだして、
出力端23の電位は所望の電圧VoutLへ遷移し始める。
さらに、時間T5では、制御信号Vin、接続点Xの電位
Vx 、出力端23の電位はそれぞれ安定した状態とな
る。
【0023】上記実施例によれば、制御信号Vinによっ
て制御されるトランジスタTr1と直列に、基準電圧V
ref によって制御され、常時オン状態とされたトランジ
スタTr2を接続している。したがって、トランジスタ
Tr1の寄生容量Cs1の影響を除去することができ、ト
ランジスタTr1のスイッチング時における出力電圧の
歪みを防止できる。また、スイッチング時に接続点Xの
電位Vx が最も高レベルになったときの電圧をVxHH と
すると、予め基準電圧Vref の電位を、 Vref >トランジスタTr2の閾値電圧+VxHH
【0024】と設定しておくことにより、トランジスタ
Tr2は常時オン状態であり、出力端23の出力電流I
out はトランジスタTr1がオン状態となったとき(時
間T3)で遷移し始める。したがって、出力端23にア
ナログ電流を速く出力することができるため、この実施
例のD/Aコンバータは従来のD/Aコンバータと同等
の変換速度を保つことができる。
【0025】なお、上記実施例においては、MOSトラ
ンジスタTr1、Tr2をnチャネルトランジスタによ
って構成したが、図4に示すごとく、pチャネルトラン
ジスタTr3、Tr4によって構成することも可能であ
る。この場合、定電流源I0の一端は、電源VDDに接続
される。
【0026】図5は、この発明の第2の実施例を示すも
のである。デコーダ31はディジタル入力信号D0,D1
〜Dm を制御信号Vin1 、 /Vin1 、Vin2 、 /Vin2
〜Vinn 、 /Vinn (以下、逆相の信号は符号の前に"
/" を付して記す)に変換するものである。電流源セル
321,322〜32n には、それぞれ制御信号Vin1 、/
Vin1 、Vin2 、 /Vin2 〜Vinn 、 /Vinn および基
準電圧Vref が接続されている。これら電流源セル32
1,322 〜32n の2つ出力端はそれぞれ出力端33、
34に接続され、この出力端33、34はそれぞれ抵抗
R1、R2を介して電源VDDに接続されている。
【0027】図6は、前記電流源セル321,322 〜3
2n の構成を示すものである。これら電流源セル321,
322 〜32n は、例えばnチャネルMOSトランジス
タTr31、Tr32、Tr33、Tr34および定電
流源I0 によって構成されている。すなわち、トランジ
スタTr31のゲートおよびトランジスタTr32のゲ
ートには制御信号Vinn 、 /Vinn がそれぞれ供給され
る。これらトランジスタTr31、Tr32のソースと
接地間には定電流源I0 が接続されている。前記トラン
ジスタTr31、Tr32のドレインには、トランジス
タTr33、Tr34のソースがそれぞれ接続され、こ
れらトランジスタTr33、Tr34のゲートには前記
基準電圧Vref がそれぞれ供給され、各ドレインは前記
出力端33、34に接続される。前記基準電圧Vref は
トランジスタTr33、Tr34の閾値電圧よりも十分
大きな電圧とされており、トランジスタTr33、Tr
34は常時オン状態とされている。
【0028】上記構成において、制御信号Vinn 、 /V
innは互いに逆相の信号であるため、トランジスタTr
31、Tr32はいずれかがオン状態となっている。し
たがって、電流源セル321,322 〜32n の各定電流
源I0 は常時、前記出力端33あるいは前記出力端34
に接続されている。
【0029】上記実施例によっても、第1の実施例と同
様の効果を得ることができる。しかも、この実施例の場
合、制御信号のオン、オフに係わらず、定電流源I0 に
常時電流が流れているため、トランジスタTr31、T
r32のスイッチング動作に対応して、即、出力電圧V
out あるいは /Vout を出力することができる。したが
って、図2、図4に示す回路に比べて高速に動作するこ
とが可能である。
【0030】図7は、この発明の第3の実施例を示すも
のである。デコーダ41aはディジタル入力信号D0,D
1,D2,D3 の下位2ビットD0,D1 をデコードし、デコ
ーダ41bはディジタル入力信号D0,D1,D2,D3 の上
位2ビットをデコードする。これらデコーダ41a、4
1bから前記ディジタル入力信号D0 、D1 、D2 、D
3 に応じた制御信号が出力される。これらデコーダ41
a、41bには、行方向、列方向にマトリクス状に配設
された電流源セル421,422 〜4215が接続されてお
り、これら電流源セル421,422 〜4215はデコーダ
41a、41bから出力される制御信号によって選択さ
れる。これら電流源セル421,422 〜4215には、基
準電圧Vref がそれぞれ接続され、さらに、これら電流
源セル421,422 〜4215の出力端は出力端43に接
続されている。この出力端43は抵抗Rを介して電源V
DDに接続されている。
【0031】上記構成において、ディジタル入力信号D
0,D1,D2,D3 がオール“0”の場合、電流源セル42
1,422 〜4215は選択されず、ディジタル入力信号D
0,D1,D2,D3 が順次増加するに従って、電流源セル4
21,422,423,424 〜4215の順に選択される。
【0032】図8は、前記電流源セル421,422 〜4
215の構成を示すものである。これら電流源セル421,
422 〜4215は、例えばnチャネルMOSトランジス
タTr41〜Tr44、および定電流源I0 によって構
成され、デコーダ41a、41bから出力される制御信
号に応じて選択され得る構成とされている。即ち、トラ
ンジスタTr41のソースはTr42のドレインに接続
され、これらトランジスタTr41、Tr42の直列回
路にトランジスタTr43が並列接続されている。この
トランジスタTr41のゲートには、デコーダ41aか
ら出力される制御信号Vin1 が供給され、トランジスタ
Tr42、Tr43のゲートには、デコーダ41bから
出力される制御信号Vin2 、Vin3 がそれぞれ供給され
る。これらトランジスタTr42、Tr43のソースと
接地間には定電流源I0 が接続されている。また、トラ
ンジスタTr41、Tr43のドレインにはトランジス
タTr44のソースが接続されている。このトランジス
タTr44のゲートには前記基準電圧Vref が供給さ
れ、ドレインは前記出力端43に接続されている。前記
基準電圧Vref はトランジスタTr44の閾値電圧より
も十分大きな電圧とされており、トランジスタTr44
は常時オン状態とされている。
【0033】上記構成によっても、トランジスタTr4
1、Tr42、Tr43のスイッチング時における出力
電圧の歪みを防止できる。しかも、電流源セルをマトリ
クス状に配設した場合において、デコーダ41a、41
bから出力される制御信号に応じて、電流源セルを選択
することができる。
【0034】図9は、この発明の第4の実施例を示すも
のである。デコーダ51aはディジタル入力信号D0,D
1,D2,D3 の下位2ビットD0,D1 をデコードし、デコ
ーダ51bはディジタル入力信号D0,D1,D2,D3 の上
位2ビットをデコードする。これらデコーダ51a、5
1bから前記ディジタル入力信号D0 、D1 、D2 、D
3 に応じた制御信号が出力される。これらデコーダ51
a、51bには、行方向、列方向にマトリクス状に配設
された電流源セル521,522 〜5215が接続されてお
り、これら電流源セル521,522 〜5215はデコーダ
51a、51bから出力される制御信号によって選択さ
れる。これら電流源セル521,522 〜5215には、基
準電圧Vref がそれぞれ接続され、さらに、これら電流
源セル521,522 〜5215の出力端は出力端53、5
4に接続されている。これら出力端53、54は抵抗R
1、R2を介して電源VDDに接続されている。
【0035】上記構成において、ディジタル入力信号D
0,D1,D2,D3 がオール“0”の場合、出力端53に対
して電流源セル521,522 〜5215は選択されず、デ
ィジタル入力信号D0,D1,D2,D3 が順次増加するに従
って、出力端53に対して電流源セル521,522,52
3,524 〜5215の順に選択される。
【0036】図10は、前記電流源セル521,522 〜
5215の構成を示すものである。これら電流源セル52
1,522 〜5215は、図6、図8に示す電流源セルの特
徴を兼ね備えている。
【0037】これら電流源セル521,522 〜5215
は、例えばnチャネルMOSトランジスタTr51〜T
r58、および定電流源I0によって構成され、デコー
ダ51a、51bから出力される制御信号に応じて選択
され得る構成とされている。即ち、トランジスタTr5
1のソースはTr52のドレインに接続され、これらト
ランジスタTr51、Tr52の直列回路には、トラン
ジスタTr53が並列接続されている。トランジスタT
r52、Tr53のソースと接地間には、定電流源I0
が接続されている。前記トランジスタTr51のゲート
には、デコーダ51aから出力される制御信号Vin1 が
供給され、トランジスタTr52、Tr53のゲートに
は、デコーダ51bから出力される制御信号Vin2,Vin
3 がそれぞれ供給される。
【0038】一方、トランジスタTr54、Tr55は
並列接続されている。これらトランジスタTr54、T
r55のソースは前記定電流源I0 に接続され、両ドレ
インはトランジスタTr56のソースに接続されてい
る。前記トランジスタTr54のゲートにはデコーダ5
1aから出力される制御信号 /Vin1 が供給され、トラ
ンジスタTr55、Tr56のゲートにはデコーダ51
bから出力される制御信号 /Vin2 、 /Vin3 がそれぞ
れ供給される。
【0039】前記トランジスタTr51、Tr53のド
レインには、トランジスタTr57のソースが接続され
ている。このトランジスタTr57のゲートには前記基
準電圧Vref が供給され、ドレインは前記出力端53に
接続されている。また、前記トランジスタTr56のド
レインには、トランジスタTr58のソースが接続され
ている。このトランジスタTr58のゲートには前記基
準電圧Vref が供給され、ドレインは前記出力端54に
接続されている。前記基準電圧Vref はトランジスタT
r57、Tr58の閾値電圧よりも十分大きな電圧とさ
れており、トランジスタTr57、Tr58は常時オン
状態とされている。
【0040】上記構成の電流源セルは、トランジスタT
r51〜Tr56のスイッチング時における出力電圧の
歪みを防止できる。しかも、電流源セルをマトリクス状
に配設した場合において、デコーダ51a、51bから
出力される制御信号に応じて、電流源セルを選択するこ
とができる。
【0041】また、定電流源I0 は制御信号Vin1 〜V
in3、 /Vin1 〜 /Vin3 の状態に係わらず、常時電流
が流れている。したがって、トランジスタTr51〜T
r56のスイッチング動作に対応して、即、出力電圧V
out あるいは /Vout を出力することができるため、高
速動作が可能である。
【0042】なお、図6、図8、図10に示す電流源セ
ルはnチャネルMOSトランジスタにによって構成した
が、これに限らず、pチャネルMOSトランジスタによ
って構成することも可能である。その他、この発明の要
旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは
勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
スイッチングノイズの発生を抑え、出力波形の歪みを防
止することが可能なD/Aコンバータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係わるD/Aコンバ
ータを示す構成図。
【図2】図1に示す電流源セルの構成例を示す回路図。
【図3】図2に示す電流源セルの動作を説明するために
示す波形図。
【図4】電流源セルの変形例を示す回路図。
【図5】この発明の第2の実施例に係わるD/Aコンバ
ータを示す構成図。
【図6】図5に示す電流源セルの構成例を示す回路図。
【図7】この発明の第3の実施例に係わるD/Aコンバ
ータを示す構成図。
【図8】図7に示す電流源セルの構成例を示す回路図。
【図9】この発明の第4の実施例に係わるD/Aコンバ
ータを示す構成図。
【図10】図9に示す電流源セルの構成例を示す回路
図。
【図11】従来の電流制御型D/Aコンバータを示す構
成図。
【図12】ディジタル入力信号と制御信号の関係を示す
図。
【図13】図11に示す電流源セルの具体例を示す回路
図。
【図14】図13に示す電流源セルの動作を説明するた
めに示す波形図。
【符号の説明】
21、31、41a、41b、51a、51b…デコー
ダ、D0,D1 〜Dm…ディジタル入力信号、221,222
〜22n 、321,322 〜32n 、421,422 〜4
215、521,522 〜5215…電流源セル、Vinn、 /
Vinn …制御信号、Tr2、Tr13、Tr14、Tr
44、Tr57、Tr58…トランジスタ、Vref …基
準電圧、I0 …定電流源。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル入力信号に応じてデコーダか
    ら出力される制御信号によりスイッチングされる第1の
    トランジスタと、 この第1のトランジスタの電流通路の一端に接続された
    定電流源と、 前記第1のトランジスタの電流通路の他端と出力端の相
    互間に接続され、常時導通状態とされた第2のトランジ
    スタとを具備したことを特徴とするD/Aコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記第2のトランジスタは、ゲートに第
    2のトランジスタの閾値電圧より十分大きな基準電圧が
    供給されていることを特徴とする請求項1記載のD/A
    コンバータ。
  3. 【請求項3】 ディジタル入力信号に応じてデコーダか
    ら出力される正相、逆相の制御信号によりそれぞれスイ
    ッチングされる第1、第2のトランジスタと、 これら第1、第2のトランジスタの電流通路の一端に共
    通に接続された定電流源と、 前記第1、第2のトランジスタの電流通路の他端と第
    1、第2の出力端の相互間にそれぞれ接続され、常時導
    通状態とされた第3、第4のトランジスタとを具備した
    ことを特徴とするD/Aコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記第3、第4のトランジスタは、ゲー
    トに第3、第4のトランジスタの閾値電圧より十分大き
    な基準電圧がそれぞれ供給されていることを特徴とする
    請求項3記載のD/Aコンバータ。
  5. 【請求項5】 電流通路が直列に接続され、ディジタル
    入力信号に応じてデコーダから出力される行方向、列方
    向の制御信号によりそれぞれスイッチングされる第1、
    第2のトランジスタと、 これら第1、第2のトランジスタに並列接続され、前記
    デコーダから出力される列方向の制御信号によりそれぞ
    れスイッチングされる第3のトランジスタと、 前記第2、第3のトランジスタの電流通路の一端に共通
    に接続された定電流源と、 前記第1、第3のトランジスタの電流通路の他端と出力
    端の相互間に共通に接続され、常時導通状態とされた第
    4のトランジスタとを具備したことを特徴とするD/A
    コンバータ。
  6. 【請求項6】 前記第4のトランジスタは、ゲートに第
    4のトランジスタの閾値電圧より十分大きな基準電圧が
    供給されていることを特徴とする請求項5記載のD/A
    コンバータ。
  7. 【請求項7】 電流通路が直列に接続され、ディジタル
    入力信号に応じてデコーダから出力される行方向、列方
    向の制御信号によりそれぞれスイッチングされる第1、
    第2のトランジスタと、 これら第1、第2のトランジスタに並列接続され、前記
    デコーダから出力される列方向の制御信号によりそれぞ
    れスイッチングされる第3のトランジスタと、 前記第2、第3のトランジスタの電流通路の一端に共通
    に接続された定電流源と、 前記第1、第3のトランジスタの電流通路の他端と第1
    の出力端の相互間に共通に接続され、常時導通状態とさ
    れた第4のトランジスタと、 電流通路が互いに並列接続され、前記デコーダから出力
    される前記第1のトランジスタをスイッチングさせる行
    方向の制御信号と逆相の制御信号、前記第2のトランジ
    スタをスイッチングさせる列方向の制御信号と逆相の制
    御信号によりそれぞれスイッチングされるとともに、電
    流通路の一端が前記定電流源に共通に接続された第5、
    第6のトランジスタと、 これら第5、第6のトランジスタの電流通路の他端に電
    流通路の一端が共通に接続され、前記デコーダから出力
    される前記第3のトランジスタをスイッチングさせる列
    方向の制御信号と逆相の制御信号によりスイッチングさ
    れる第7のトランジスタと、 この第7のトランジスタの電流通路の他端と第2の出力
    端の相互間に接続され、常時導通状態とされた第8のト
    ランジスタとを具備したことを特徴とするD/Aコンバ
    ータ。
  8. 【請求項8】 前記第4、第8のトランジスタは、ゲー
    トに第4、第8のトランジスタの閾値電圧より十分大き
    な基準電圧がそれぞれ供給されていることを特徴とする
    請求項5記載のD/Aコンバータ。
  9. 【請求項9】 行方向、列方向にマトリクス状に配置さ
    れ、ディジタル入力信号に応じてデコーダから出力され
    る行方向、列方向の制御信号に応じて選択され電流を出
    力する複数の電流源セルを有し、 前記電流源セルは、 電流通路が直列に接続され、前記デコーダから出力され
    る行方向、列方向の制御信号によりそれぞれスイッチン
    グされる第1、第2のトランジスタと、 これら第1、第2のトランジスタに並列接続され、前記
    デコーダから出力される列方向の制御信号によりそれぞ
    れスイッチングされる第3のトランジスタと、 前記第2、第3のトランジスタの電流通路の一端に共通
    に接続された定電流源と、 前記第1、第3のトランジスタの電流通路の他端と出力
    端の相互間に共通に接続され、常時導通状態とされた第
    4のトランジスタと を具備したことを特徴とするD/A
    コンバータ。
  10. 【請求項10】 行方向、列方向にマトリクス状に配置
    され、ディジタル入力信号に応じてデコーダから出力さ
    れる行方向、列方向の制御信号に応じて選択され電流を
    出力する複数の電流源セルを有し、 前記電流源セルは、 電流通路が直列に接続され、前記デコーダから出力され
    る行方向、列方向の制御信号によりそれぞれスイッチン
    グされる第1、第2のトランジスタと、 これら第1、第2のトランジスタに並列接続され、前記
    デコーダから出力される列方向の制御信号によりそれぞ
    れスイッチングされる第3のトランジスタと、 前記第2、第3のトランジスタの電流通路の一端に共通
    に接続された定電流源と、 前記第1、第3のトランジスタの電流通路の他端と第1
    の出力端の相互間に共通に接続され、常時導通状態とさ
    れた第4のトランジスタと、 電流通路が互いに並列接続され、前記デコーダから出力
    される前記第1のトランジスタをスイッチングさせる行
    方向の制御信号と逆相の制御信号、前記第2のトランジ
    スタをスイッチングさせる列方向の制御信号と逆相の制
    御信号によりそれぞれスイッチングされるとともに、電
    流通路の一端が前記定電流源に共通に接 続された第5、
    第6のトランジスタと、 これら第5、第6のトランジスタの電流通路の他端に電
    流通路の一端が共通に接続され、前記デコーダから出力
    される前記第3のトランジスタをスイッチングさせる列
    方向の制御信号と逆相の制御信号によりスイッチングさ
    れる第7のトランジスタと、 この第7のトランジスタの電流通路の他端と第2の出力
    端の相互間に接続され、常時導通状態とされた第8のト
    ランジスタと を具備したことを特徴とするD/Aコンバ
    ータ。
  11. 【請求項11】 前記出力端には電源が接続されている
    ことを特徴とする請求項1、5、9のいずれかに記載の
    D/Aコンバータ
  12. 【請求項12】 前記第1、第2の出力端には電源がそ
    れぞれ接続されていることを特徴とする請求項3、7、
    10のいずれかに記載のD/Aコンバータ
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