JP2573367B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2573367B2
JP2573367B2 JP1229643A JP22964389A JP2573367B2 JP 2573367 B2 JP2573367 B2 JP 2573367B2 JP 1229643 A JP1229643 A JP 1229643A JP 22964389 A JP22964389 A JP 22964389A JP 2573367 B2 JP2573367 B2 JP 2573367B2
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vacuum cleaner
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wheel
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善弘 野口
豊 高橋
正博 馬場
智久 今井
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気掃除機,特に走行用の車輪構造に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第5図は電気掃除機のシステム全体図で,(1)は本
体,(2)はホース,(3)は床ブラシ,(4)は本体
(1)の走行用車輪である。床面のゴミは床ブラシ
(3)から吸引されホース(2)を通過し,本体(1)
内の集塵室(図示せず)に蓄積される。本体(1)は走
行用車輪(4)により床面上を引き回すことができる。
従来から掃除機は低騒音運転が求められる一般家庭内
機器として注目されてきているが,昨今有職主婦の増加
による掃除時間帯の変化やフローリング(板の間)増加
等住宅構造,環境の変化に伴ない,益々機器の静音化へ
の要求が高まつている。この様な状況の中で掃除機の運
転騒音を低減するには第1図に示す本体(1)から発生
する騒音を抑制することが効果的であり,これまで本体
内の消音構造の改善を図つてきた。然るに前記したよう
に最近の住宅構造の変化の中でフローリング(板の間)
の増加が本体(1)からの放射騒音のみでなくフローリ
ング(板の間)への本体からの振動伝達を防止すること
が必要となつてきている。
第6図は従来の電気掃除機の車輪の要部断面を示す一
例で,(5)は車輪枠体,(6)は車輪枠体(5)の外
周を覆つて固定された軟質材である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電気掃除機は以上のように構成されていたの
で,軟質材(6)の硬度を極度に小さくして本体の振動
の床面への伝達を防止しているのであるが通常軟質材
(6)にはゴムや軟質塩化ビニール等の材質を使用する
為,その硬度を極度に小さくするには可塑材の含有率を
高めなければならず,その為の様々な悪影響が生じてい
た。即ち,可塑材が軟質材(6)と接触する床面へ移行
し,床面を汚損したり,本体の荷動によつて軟質材が永
久変形したり等の弊害があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので,機体の振動伝達を効果的に防止でき,近年
のライフスタイルから要求の高まりつつある低騒音運転
可能な電気掃除機を可能ならしめるものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電気掃除機は,走行用車輪を備えた電
気掃除機において、車輪を枠体とこの枠体の外周を覆う
軟質材とで構成し、枠体と軟質材との間には空間部を設
け、さらに枠体が軟質材かの何れか一方に切欠部を設け
たことを特徴とする。
[作用] この発明における電気掃除機は、車輪枠体と軟質材と
の間に空間部を設けることにより、防振効果を持たせ、
運転振動が床面に伝達するのを防止して低騒音運転を可
能にする。
この場合、枠体か軟質材かの何れか一方に切欠部を設
けることにより、軟質材に強い衝撃が加わっても軟質材
と枠体との係合がはずれることを防止する。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例について説明する。
第1図はこの発明の一実施例の走行車輪を示す外観斜
視図,第2図はその要部断面図で,同図において,
(7)は車輪枠体(5)と軟質材(6)との間に設けら
れた空間部,(8)は空間部(7)内に設けた軟質材
(6)と一体化された突出部,(9)は枠体(5)と軟
質材(6)との固定用として設けた枠体側リブ(10)の
部分的切欠き部である。
以上の構成によれば軟質材(6)を従来ほど硬度を小
さくしなくても空間部(7)のクツシヨン効果によつて
振動伝達の防止効果が得られる。
また突出部(8)により,軟質材(6)が機体の荷重
で変形したとき過度の変形を防止できる。
また,切欠き部(9)は他の部分に比べ枠体(5)と
軟質材(6)との接触による空気洩れ防止効果が低くな
つているので,例えば車輪即ち軟質材(6)に強い衝撃
が加かつたり,気温の変化によつて空間部(7)内の空
気圧が大きく変動したとき,切欠き部(9)から空間部
(7)内の空気が外気と連通して出入りし,従つて枠体
(5)と軟質材(6)との係合がずれたりはずれたりす
ることを防止できる。この切欠き部(9)は軟質材
(6)側に設けてもよい。
第3図はこの発明の他の実施例の車輪の要部断面図
で,(11)は軟質材(6)の空間(7)内側壁を車軸方
向に接続するごとくに形成した突出部である。これによ
れば軟質材(6)が機体の荷重で第4図に示されるごと
くに変形した時,空間側壁が異状に膨らむのをその張力
によつて防止できる。
実験によれば空間部(7)の断面寸法(形状)は機体
の荷重による軟質材(6)の変形,しいては防振効果に
関係しており,径方向寸法(第2図または第3図中のA
寸法)が車軸方向寸法(第2図中のC+D寸法,または
第3図中のB寸法)の20%〜95%の範囲がおおむね防振
効果および機体荷重に対する軟質材の耐変形性が高かつ
た。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば,車輪枠体と軟質材と
の間に空間部を設けることにより,走行車輪は高いクツ
シヨン効果が得られ,機体の運転時の振動が床面に伝達
するのを効果的に防止でき,耐久性の高い電気掃除機を
得ることができる。
以上のようにこの発明によれば、車輪枠体と軟質材と
の間に空間部を設けることとしたので、防振効果を持た
せ、運転振動が床面に伝達するのを効果的に防止でき
る。この場合、枠体か軟質材かの何れか一方に切欠部を
設けることとしたので、軟質材に強い衝撃が加わっても
軟質材と枠体との係合がはずれるのを防止でき、耐久性
の高い電気掃除機が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部を示す斜視図,第2
図はその要部断面図,第3図はこの発明の他の実施例の
要部断面図,第4図は第3図の実施例において車輪が荷
重を受けた状態を示す要部断面図,第5図は電気掃除機
の外観を示す斜視図,第6図は従来の電気掃除機の要部
断面図である。 図において,(1)は掃除機本体,(4)は走行用車
輪,(5)は車輪枠体,(6)は軟質材,(7)は空間
部,(8),(11)は突出部,(9)は切欠き部であ
る。 なお,図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 正博 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 今井 智久 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地 1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−171701(JP,U) 実開 昭58−170204(JP,U) 実開 昭63−141006(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行用車輪を備えた電気掃除機において、 上記車輪を、ホイールとなる枠体と、この枠体の外周に
    係合して内部に空間部を形成するタイヤとなる軟質材で
    構成し、 上記枠体と上記軟質材との係合部に、上記空間部の空気
    圧の変動により上記空間部と連通する切欠部を設けたこ
    とを特徴とする電気掃除機。
JP1229643A 1989-09-05 1989-09-05 電気掃除機 Expired - Lifetime JP2573367B2 (ja)

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