JP2573339B2 - 用紙反転装置におけるドラムの位置検出装置 - Google Patents

用紙反転装置におけるドラムの位置検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【概要】
プリンタなどから排出される用紙の表裏を反転させる
ための用紙反転装置におけるドラムの位置検出装置に関
し、 調整が容易で低コストの位置検出装置を提供すること
を目的とし、 排出ローラから送り出される用紙の先端をドラムのチ
ャック位置においてチャックし、用紙の後端が前記排出
ローラから解放されるのをチャック位置から半回転以内
の待機位置において待つようにした用紙反転装置におけ
るドラムの位置検出装置において、前記ドラムとともに
回転する遮光板と、前記遮光板によって遮光され前記ド
ラムの回転位置を検出する1つの光電センサーと、が設
けられており、前記遮光板には、回転方向の接線に対し
て傾斜したエッジをそれぞれ有する4つの遮光辺部が設
けられ、前記4つの遮光辺部は、前記チャック位置を検
出するために前記ドラムの回転軸心に対して互いに点対
称となる位置に設けられた2つの遮光辺部、及び前記待
機位置を検出するために前記ドラムの回転軸心に対して
互いに点対称となる位置に設けられた2つの遮光辺部か
らなっており、前記光電センサーは、4つの前記エッジ
を順次検出して前記チャック位置及び前記待機位置をそ
れぞれ半回転毎に検出するように構成される。
【産業上の利用分野】
本発明は、プリンタなどから排出される用紙の表裏を
反転させるための用紙反転装置におけるドラムの位置検
出装置に関する。 レーザプリンタなどのページプリンタにおいては、用
紙としてカット紙が使用され、プリントされた用紙は、
プリント面を上に向けた状態で次々と排出ローラから排
出される。排出されたプリント済用紙をページ順に積み
重ねるために、それぞれのプリント済用紙の表裏を反転
させる用紙反転装置が用いられる。 このような用紙反転装置としては、調整が容易で低コ
ストであることが望まれている。
【従来の技術】
第5図は、従来の用紙反転装置51の要部を示す正面図
である。 用紙反転装置51は、回転軸3を中心に回転するドラム
2、ドラム2の周面上に互いに反対側に取りつけられた
チャック装置4,5、回転軸3に取りつけられた位置検出
ドグ52、位置検出ドグ52によって作動しドラム2のチャ
ック位置CP及び待機位置WPを検出するマイクロスイッチ
53,54、用紙Pの反転を補助する反転補助板6、反転し
た用紙Pをストックするためのスタッカ7、及び、用紙
Pの先端の位置決めを行う用紙ストッパ8などから構成
されている。このような用紙反転装置51は、例えば特開
昭62−146866号に記載されている。 上述の用紙反転装置51は、ドラム2が図のようにチャ
ック位置CPで停止している状態において、プリンタ41に
よりプリントされた用紙Pがプリント面を上に向けて排
出ローラ42から送り出されてくると、用紙センサー43が
まず用紙Pの先端を検出し、この検出信号によって図示
しないタイマーが作動し、用紙Pの先端がチャック装置
4の位置に到達した頃にそのタイマーのタイムアップに
よってチャック装置4が用紙Pの先端をチャックする。 チャック装置4によるチャックが行われると同時に、
ドラム2が第5図の左方向(矢印方向)に用紙Pの送り
出されてくる速度とほぼ同じ速度で回転を始め、チャッ
ク装置4が待機位置WPに達するとドラム2はその位置で
一旦停止して待機する。 用紙Pはその後も排出ローラ42から送り出されてくる
ので、用紙Pは図の鎖線のように盛り上がる。そして、
用紙Pが排出ローラ42から排出されて解放されると、用
紙センサー43がその後端を検出して信号を出し、この信
号によってドラム2は再び回転し、元のチャック位置CP
から180度回転した位置(チャック装置5のチャック位
置)に達して停止し、チャック装置4は用紙Pを解放す
る。反転補助板6は、用紙Pの腰が弱いときにその反転
を補助する。 これによって、用紙Pは反転され、スタッカ7の上に
プリント面を下に向けて順次積み重ねられる。 上述の用紙反転装置51において、チャック位置CP及び
待機位置WPの検出は、2個のマイクロスイッチ53,54と
位置検出ドグ52とによって行われていた。 第6図(a)及び(b)は従来のマイクロスイッチ5
3,54による位置検出回路61を示す図、第7図は第6図
(a)及び(b)の位置検出回路61による検出信号SA1,
SB1の状態を示す図である。 位置検出回路61において、マイクロスイッチ53,54に
それぞれ接続された2個のナンドゲート62〜65は、チャ
タリングを防止するためのものである。 第7図において、第6図(a)の回路による検出信号
SA1は、チャック装置4,5がチャック位置CPに到達する度
毎に、つまり180度毎にオンする。また第6図(b)の
回路による検出信号SB1は、チャック装置4,5が待機位置
WPに到達する度毎に、つまりチャック位置CPから約150
度回転する毎にオンする。
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来においては、ドラム2の回転位置
を検出するために2個のマイクロスイッチ53,54を用い
ているので、その検出回路も2個分要して回路が複雑に
なるとともに、調整やメンテナンスにもそれだけ多くの
労力を要し、コストが割高なものとなっていた。 本発明は、上述の問題に鑑み、調整が容易で低コスト
の位置検出装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するため、第1図に示す
ように、排出ローラ42から送り出される用紙Pの先端を
ドラム2のチャック位置CPにおいてチャックし、用紙P
の後端が前記排出ローラ42から解放されるのをチャック
位置から半回転以内の待機位置WPにおいて待つようにし
た用紙反転装置におけるドラムの位置検出装置におい
て、前記ドラム2とともに回転する遮光板11と、前記遮
光板11によって遮光され前記ドラム2の回転位置を検出
する1つの光電センサー12と、が設けられており、前記
遮光板11には、回転方向の接線に対して傾斜したエッジ
をそれぞれ有する4つの遮光辺部A1,A2,B1,B2が設けら
れ、前記4つの遮光辺部は、前記チャック位置CPを検出
するために前記ドラム2の回転軸心に対して互いに点対
称となる位置に設けられた2つの遮光辺部A1,A2、及び
前記待機位置WPを検出するために前記ドラム2の回転軸
心に対して互いに点対称となる位置に設けられた2つの
遮光辺部B1,B2からなっており、前記光電センサー12
は、4つの前記エッジを順次検出して前記チャック位置
CP及び前記待機位置WPをそれぞれ半回転毎に検出するよ
うに構成される。
【作用】
ドラム2の回転にともなって、遮光板11が回転する。 光電センサー12は、遮光板11の遮光辺部A1,B1,A2,B2
のエッジを順次検出する。1つの光電センサー12の出力
信号によって、チャック位置CP及び待機位置WPの検出信
号S1がそれぞれ半回転毎に得られる。 光電センサー12の位置を調整することによって、チャ
ック位置CP及び待機位置WPの検出位置が調整される。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。 第1図は本発明に係る用紙反転装置1の要部を示す正
面図、第2図は位置検出装置21の拡大正面図である。 第1図及び第2図において、上述した従来の用紙反転
装置51と同一の機能を有する部分には同一の符号を付し
て説明を省略する。 ドラム2の回転軸3には、略長方形状の遮光板11がド
ラム2とともに回転するように取り付けられており、遮
光板11によって遮光されてドラム2の回転位置を検出す
る光電センサー12が、取りつけ板13にボルト14によって
位置調整可能に取り付けられている。遮光板11及び光電
センサー12によって位置検出装置21が構成されている。 遮光板11は、その4隅に約45度に傾斜するエッジを有
するように形成された遮光辺部A1,A2,B1,B2を有してい
る。遮光辺部A1とA2、及び遮光辺部B1とB2は、それぞれ
回転軸3の軸心に対して点対称であり、光電センサー12
は、ドラム2の回転によってこれらの遮光辺部A1,B1,A
2,B2のエッジを順次検出する。 第3図は光電センサー12からの出力信号S0を処理する
位置検出回路31を示す図、第4図は位置検出回路31によ
る検出信号S1の状態を示す図である。 光電センサー12の出力信号S0は、通常は“L"であり、
遮光板11によって遮光されると“H"となる。位置検出回
路31は、これをノット回路32により反転し、遮光された
ときに“L"となる検出信号S1を出力する。 したがって、遮光辺部A1のエッジによる検出信号S1の
最初の立ち上がりによってチャック位置CPが検出され、
遮光辺部B1のエッジによる次の立ち下がりによって待機
位置WPが検出され、遮光辺部A2のエッジによる検出信号
S1の次の立ち上がりによって再びチャック位置CPが検出
され、というように、チャック位置CP及び待機位置WPが
半回転毎に順次検出される。 チャック位置CP及び待機位置WPの調整は、光電センサ
ー12の位置を調整することによって行われる。 光電センサー12の位置は、ボルト14を緩めて光電セン
サー12を例えば第2図の矢印D方向へ移動させ、遮光板
11の遮光辺部A1,B1,A2,B2が光電センサー12の光軸DPを
所望の位置で遮光するように調整する。 上述の実施例によると、ドラム2の回転位置を検出す
るために1個の光電センサー12ですみ、その位置検出回
路31も簡単であるので、これらの調整も容易である。 また、光電センサー12は、光軸DPに対して垂直な面内
では、その面内における方向性がないので、遮光板11の
遮光辺部A1,B1,A2,B2のエッジを安定して検出すること
ができる。この点、マイクロスイッチでは、そのレバー
(アクチュエータ)の移動方向及び移動可能なストロー
クが決まっているので、遮光板11の遮光辺部A1,B1,A2,B
2とレバーとの接触角度によっては、安定して検出でき
ない場合があり、また調整範囲も狭い。したがって、こ
の点においても、光電センサー12の位置調整が容易に行
え、ドラム2の回転位置の調整を容易に行うことができ
る。 したがって、ドラム2が精度よくチャック位置CP及び
待機位置WPに停止し、チャック装置4による用紙Pの先
端のチャックが安定して行われ、用紙Pの反転不良や用
紙Pに皺がよったりすることがない。 上述の実施例において、遮光辺部A1,B1,A2,B2のエッ
ジは完全な直線でなくてもよい。遮光板11や光電センサ
ー12その他の部材の形状、寸法、材質、構造、及び取り
付け方法などは、上述した以外の種々のものとすること
ができる。
【発明の効果】
本発明によると、1個の光電センサーによってチャッ
ク位置及び待機位置をそれぞれ半回転毎に検出すること
ができ、ドラムの4つの回転位置を1個の光電センサー
で検出することができる。したがって、部品点数が減少
するとともに、光電センサーの出力信号を処理する検出
回路も簡単となり、低コストである。 また、光電センサーを用いているので検出の方向性が
なく、遮光辺部のエッジを安定して検出することができ
る。 さらに、エッジが回転方向の接線に対して傾斜してい
るので、光電センサーを一方向に移動させることによっ
て検出位置を容易に変更することができ、検出位置の調
整が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る用紙反転装置の要部を示す正面
図、 第2図は本発明に係る位置検出装置の拡大正面図、 第3図は光電センサーからの出力信号を処理する位置検
出回路を示す図、 第4図は本発明に係る位置検出回路による検出信号の状
態を示す図、 第5図は従来の用紙反転装置の要部を示す正面図、 第6図(a)及び(b)は従来の位置検出回路を示す
図、 第7図は従来の位置検出回路による検出信号の状態を示
す図である。 図において、 1は用紙反転装置、 2はドラム、 11は遮光板、 12は光電センサー、 21は位置検出装置、 A1,A2,B1,B2は遮光辺部、 CPはチャック位置、 WPは待機位置、 Pは用紙である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排出ローラから送り出される用紙の先端を
    ドラムのチャック位置においてチャックし、用紙の後端
    が前記排出ローラから解放されるのをチャック位置から
    半回転以内の待機位置において待つようにした用紙反転
    装置におけるドラムの位置検出装置において、 前記ドラムとともに回転する遮光板と、 前記遮光板によって遮光され前記ドラムの回転位置を検
    出する1つの光電センサーと、 が設けられており、 前記遮光板には、回転方向の接線に対して傾斜したエッ
    ジをそれぞれ有する4つの遮光辺部が設けられ、 前記4つの遮光辺部は、前記チャック位置を検出するた
    めに前記ドラムの回転軸心に対して互いに点対称となる
    位置に設けられた2つの遮光辺部、及び前記待機位置を
    検出するために前記ドラムの回転軸心に対して互いに点
    対称となる位置に設けられた2つの遮光辺部からなって
    おり、 前記光電センサーは、4つの前記エッジを順次検出して
    前記チャック位置及び前記待機位置をそれぞれ半回転毎
    に検出する、 ように構成されてなることを特徴とする用紙反転装置に
    おけるドラムの位置検出装置。
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JPS62146866A (ja) * 1985-12-20 1987-06-30 Fujitsu Ltd 媒体収容機構

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