JP2573326B2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

Info

Publication number
JP2573326B2
JP2573326B2 JP21984388A JP21984388A JP2573326B2 JP 2573326 B2 JP2573326 B2 JP 2573326B2 JP 21984388 A JP21984388 A JP 21984388A JP 21984388 A JP21984388 A JP 21984388A JP 2573326 B2 JP2573326 B2 JP 2573326B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
housing
armor plate
armor
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21984388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0268996A (ja
Inventor
宏 室井
弘吉 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP21984388A priority Critical patent/JP2573326B2/ja
Publication of JPH0268996A publication Critical patent/JPH0268996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573326B2 publication Critical patent/JP2573326B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、通信機器等の電子機器が収納される筐体の
構造に関する。
(従来の技術) 通信機器等の電子機器が収納される筐体では、筐体内
部を所定温度以下に保つために、通気孔を設ける必要が
ある。
第7図及び第8図にこの種の従来の筐体を示す。図
中、1は筐体の本体、2は扉である。扉2は、枠部3
と、この枠部3に並行に取り付けられた複数の傾斜板4
とにより、よろい板状に形成されており、傾斜板4の間
から通気を行う構成となっている。
この従来の構造によると、傾斜板4を一本一本ねじ止
め、熔接等により固定する必要があり、傾斜板4の取り
付け作業が煩雑であった。また、扉2を開いて保守、点
検等を行う場合に、傾斜板4の先端5が作業者に向けて
突出した状態となるため、作業者は不快な感じを受ける
ばかりか、作業中に身体を傷つける場合もあった。さら
にまた、ユーザーのニーズにより、通気孔6の位置を変
える場合、例えば、第9図の如く、ファン7により強制
空冷で筐体1Aを冷却するような場合には、扉2Aの下部の
みに通気孔を設け、外気を筐体の本体1Aの下部から取り
入れ本体1Aの上部から排出する構成とする必要がある。
このような場合には、傾斜板4の何本かを取り除き、か
わりに平板で穴部を塞ぐ必要があるが、通信機器等の筐
体では、同形状の筐体が複数個一列に並べて設置される
場合が多く、複数の筐体の外観が不揃いとなり、外観
上、良好とはいえなかった。
一方、第10図及び第11図に示す如く、一枚の板金に曲
げ加工等を施してよろい板状の通気部9を形成する方法
もある。この方法によれば、傾斜板4を一本一本枠部3
に取り付ける工数を削減することができる。しかしなが
ら、この方法では、傾斜板4の一本に破損が生じると、
通気部4全体を交換しなければならないという不具合が
あった。また、ユーザーのニーズに応じて、通気孔6の
数や位置の異なる各種の通気部9を製造する必要があ
り、製造コストが高くなっていた。さらにまた、傾斜板
4が筐体の内側に突出した状態となる点は、第7図及び
第8図に示す筐体と同様であった。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く、第7図及び第8図に示す筐体では、傾斜
板を一枚一枚取り付けて通気部を形成しなければなら
ず、傾斜板の取り付けが煩雑であった。また、扉を開い
たときに、傾斜板の先端が作業者側に向けて突出した状
態となるため、作業者が不快な感じを受ける等の問題が
あった。さらにまた、通気孔の数、位置の異なる複数の
筐体を並べると、外観が不揃いになるという不具合もあ
った。一方、通気部を一枚の板金で形成する第10図及び
第11図に示す構成では、通気孔の数や位置の異なる各種
の通気部を製造する必要があり、また、一部が損傷して
も全体を交換する必要があった。
本発明は、このような従来の欠点に鑑みてなされたも
のであり、ユーザーの希望する通気孔の数や位置に応じ
て、筐体の外観を変えずに容易に筐体に通気部を形成す
ることができ、しかも、通気部を構成する傾斜板が筐体
内部に突出することもない電子機器の筐体構造を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明では、複数の通気孔が並行して形成され裏面側
にこの通気孔に沿って傾斜板が設けられているよろい板
部とこのよろい板部の前記裏面側に取り付けられ前記通
気孔を塞ぐ第1の裏板部とで構成される第1のよろい板
組及び前記よろい板部と前記よろい板部の裏面側に取り
付けられ前記よろい板部の前記通気孔と対向させて通気
孔が形成されている第2の裏板部とで構成される第2の
よろい板組の内の少くとも一方が筐体の開口部に前記よ
ろい板部の表面を前記筐体の外部に露出させて複数組設
けられた構成となっている。
(作用) 本発明では、筐体に形成されている開口部の部分の
内、通気孔を必要とする部分には第2のよろい板組を、
密閉を必要とする部分には第1のよろい板組を取り付け
るという簡単な作業で、ユーザーの希望する筐体の位置
に通気孔を形成することができる。しかも、筐体の外部
には、第1及び第2のよろい板組のよろい板部の表面側
しか露出しないため、通気孔の数や位置にかかわらず、
筐体の外観を同じにすることができる。しかも、よろい
板部の傾斜板の先端側は、第1の裏板部又は第2の裏板
部で覆われているため、筐体の扉を開けたときに、作業
者等が不快な感じを受けることはなく、また、作業中に
傾斜板で身体を傷つけることもない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第5図を参照し
て詳述する。
第2図は、電子機器の筐体を示す外観図であり、20は
筐体の本体、21は筐体の扉である。扉21は、第1図及び
第3図に示す如く、枠部24とこの枠部24の開口部25を塞
ぐように取り付けられる第1のよろい板組26及び第2の
よろい板組27とで構成されており、これらのよろい板組
26,27は、ねじ28等の固定手段によって枠部24に固定さ
れる。
第1のよろい板組26は、第4図に示す如く、よろい板
部30と第1の裏板部31とで構成されている。
よろい板部30は、一枚の板金に曲げ加工等を施すこと
により、複数の通気孔32が並行に形成され、かつこの通
気孔32に沿う傾斜板33が設けられており、よろい板状と
なっている。このよろい板部30の寸法や通気孔32の数等
は、組立作業の容易さ等を考慮して決められる。第1の
裏板部31は、一方の面が開口する箱状部34を有してお
り、この第1の裏板部31をよろい板部30の裏面(傾斜板
33が突出する面)に取り付けた場合は、よろい板部30の
通気孔32及び傾斜板33は箱状部34で覆われる構成となっ
ている。
第2のよろい板組27は、第5図に示す如く、よろい板
部30と第2の裏板部36とで構成されている。この第2の
裏板部36は、断面が略「コ」の字形に折り曲げられてお
り、平板部37には、通気孔38が並行に穿設されている。
そして、この裏板部36をよろい板部30の裏面に取り付け
た場合は、この通気孔38がよろい板部30の通気孔32と対
向して位置づけられる。
第1のよろい板組26は、第1図に示す如く、よろい板
部30が、その表面側が開口部25から露出するようにし
て、枠部24に取り付けられ、よろい板部30の裏面には第
1の裏板部34が取り付けられる。同様に、第2のよろい
板組27は、よろい板部30が、その表面側が開口部25から
露出するようにして、枠部24に取り付けられ、よろい板
部30の裏面には第2の裏板部36が取り付けられる。従っ
て、通気孔38を有する第2の裏板部36が設けられている
よろい板部30は本来の通気部としての役割を果たす。こ
れに対して、第1の裏板部34が設けられているよろい板
部30の通気孔32は塞がれた状態となり、第1のよろい板
組26が取り付けられた開口部25の部分は塞がれた状態と
なる。
このような構成であるので、強制空冷等の場合には、
ファン等が取り付けられる位置に対応させて第1のよろ
い板組26と第2のよろい板組27との配置を変えることに
より適切な位置に通気部を形成することができる。ま
た、自然空冷の場合には、枠部24に第2のよろい板組27
のみを取り付けることにより、扉21全体が通気部とな
る。逆に、筐体を密閉したい場合は、第1のよろい板組
26のみを枠部24に取り付けることにより、開口部25を塞
ぐことができる。しかも、扉21の表面には、よろい板部
30の表面のみが露出しており、扉21に形成される通気部
の配置がどのようであろうとも、筐体の外観は同じにな
る。また、よろい板部30の裏面には、第1の裏板部34又
は第2の裏板部36が取り付けられているため、作業者等
が扉21を開けた場合に、傾斜板33の先端が露出すること
はなく、従って、作業者等が不快な感じを受けることが
なく、また作業中に傾斜板33で身体を傷つけることもな
い。尚、通気部の位置を変える場合に、よろい板部30は
そのままにしておき、第1の裏板部34と第2の裏板部36
との交換のみを行っても良い。
第6図は、本発明の応用例を示す図である。
よろい板部30を所定の幅寸法に規格化し、パネル40や
ブランクパネル41等をこのよろい板部30の幅寸法に対応
させて規格化することにより、第1のよろい板組26又は
第2のよろい板組27を取り外してその位置にパネル40等
を取り付けることが可能となり、ユーザーの様々なニー
ズに対応する仕様の筐体を、簡単な部品交換作業で製作
することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の筐体構造によるなら
ば、筐体に形成されている開口部の部分の内、通気孔を
必要とする部分には第2のよろい板組を、塞ぐ必要のあ
る部分には第1のよろい板組を取り付けるという簡単な
作業で、ユーザーの希望どおりの位置に通気孔が形成さ
れている筐体を製造できる。しかも、筐体の表面には、
よろい板部の表面しか露出しないため、通気孔の数や位
置にかかわりなく、筐体の外観を同じにすることができ
る。しかも、よろい板部の傾斜板の先端側は、第1の裏
板部又は第2の裏板部で覆われているため、筐体の扉を
開けたときに、作業者等が不快な感じを受けることがな
く、また、作業中に傾斜板で身体を傷つけることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を説明する図であ
り、第1図は筐体の扉の分解斜視図、第2図は筐体の外
観斜視図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図
は第1のよろい板組の分解斜視図、第5図は第2のよろ
い板組の分解斜視図である。第6図は本発明の応用例を
示す筐体の外観斜視図である。 第7図は従来の筐体の外観斜視図、第8図は第7図のVI
II−VIII線断面図、第9図は強制空冷の筐体の説明図、
第10図は従来の別の通気部の構成を示す図、第11図は第
10図の円部A拡大図である。 20……筐体の本体、21……筐体の扉 24……扉の枠部、25……開口部 26……第1のよろい板組、27……第2のよろい板組 30……よろい板部、32……よろい板部の通気孔 33……傾斜板、34……第1の裏板部 36……第2の裏板部、38……第2の裏板部の通気孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通気孔が並行して形成され裏面側に
    この通気孔に沿って傾斜板が設けられているよろい板部
    とこのよろい板部の前記裏面側に取り付けられ前記通気
    孔を塞ぐ第1の裏板部とで構成される第1のよろい板組
    及び前記よろい板部と前記よろい板部の裏面側に取り付
    けられ前記よろい板部の前記通気孔と対向させて通気孔
    が形成されている第2の裏板部とで構成される第2のよ
    ろい板組の内の少くとも一方が筐体の開口部に前記よろ
    い板部の表面を前記筐体の外部に露出させて複数組設け
    られていることを特徴とする電子機器の筐体構造。
JP21984388A 1988-09-02 1988-09-02 電子機器の筐体構造 Expired - Fee Related JP2573326B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21984388A JP2573326B2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 電子機器の筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21984388A JP2573326B2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 電子機器の筐体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0268996A JPH0268996A (ja) 1990-03-08
JP2573326B2 true JP2573326B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=16741931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21984388A Expired - Fee Related JP2573326B2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 電子機器の筐体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573326B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI300327B (en) 2006-02-10 2008-08-21 Benq Corp Electronic device and heat dissipation module thereof
JP4912261B2 (ja) * 2007-09-14 2012-04-11 日東工業株式会社 電気電子機器収納用キャビネットの扉構造
US9894807B2 (en) * 2015-01-27 2018-02-13 International Business Machines Corporation Changeable, airflow venting cover assembly for an electronics rack
JP7248393B2 (ja) * 2018-08-28 2023-03-29 株式会社Nttファシリティーズ 通信機器用ラック

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0268996A (ja) 1990-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6246580B1 (en) Power supply for computer system
JP3383738B2 (ja) 制御盤
US4133300A (en) Ventilating range hood
JP2573326B2 (ja) 電子機器の筐体構造
US5402322A (en) Modular wall-mounted equipment enclosure
US5087794A (en) Thermostat guard
EP0068125B1 (de) Tragbares Schutzgehäuse für elektrische und elektronische Geräte
US6362423B1 (en) Planar member for an electrical enclosure
US5473129A (en) Environmental electric switch enclosure with viewing window
JP4310002B2 (ja) 電子装置
JP2525211Y2 (ja) 換気装置の化粧グリル
JP2000120346A (ja) 窓構造
JPS584224Y2 (ja) シ−ケンスコントロ−ラ用入出力ユニツト
JPH0230859Y2 (ja)
JPH06334371A (ja) 筐 体
KR100366512B1 (ko) 공기조화기의 콘트롤박스용 장착보드
JPS6011656Y2 (ja) 電子機器等の筐体
JPS6328302Y2 (ja)
JPH0448442Y2 (ja)
JP3227545B2 (ja) 通気扉における網戸取付け構造
JPH0824224B2 (ja) 排熱装置
JP2022011284A (ja) フィルター
JPS6246319Y2 (ja)
JP2022035796A (ja) 収納ボックス用カバー装置
JPS628123Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees