JP7248393B2 - 通信機器用ラック - Google Patents
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Description
すなわち、当該構成要件は、情報通信技術用機器が収納される収納空間(31A)と外部とを区画する筐体(31)であって、当該収納空間(31A)の一部を開放する作業用開口(31F、31G)が設けられた筐体(31)と、作業用開口(31F、31G)を開閉するための扉部(32、35)であって、空気が流通可能な通気口(32A、35A)が設けられた扉部(32、35)と、扉部(32、35)に設けられ、通気口(32A、35A)から収納空間(31A)内に突出した通気ダクト(33)とである。
1.サーバ室
本実施形態は、データセンター等のサーバ室に設置される通信機器用ラックに本開示を適用したものである。データセンター、つまりサーバ室SRには、図1に示されるように、複数の情報通信技術用機器(以下、ICT装置1と記す。)が設置されている。ICT装置1とは、情報を処理する機器であって、CPUやGPU等の演算装置を有する電子機器である。
複数のラック3それぞれは、略同一の構成である。以下の説明は、例えばラック列Rの中央に配置されたラック3の説明である。ラック3は、図2に示されるように、少なくとも1台のICT装置1が搭載可能な棚である。当該ラック3は、筐体31、扉部32及び通気ダクト33等を少なくとも備える。
<筐体>
筐体31は、ICT装置1が収納される収納空間31Aと外部とを区画するエンクロージャの一例である。筐体31内、つまり収納空間31A内には、上下方向に延びる複数(本実施形態では4本)の柱31B~31Eが設けられている。
筐体31には、収納空間31Aの一部を開放する作業用開口31Fが設けられている。作業用開口31Fは、施工者が利用する開口である。施工者とは、いわゆる施工者は勿論のこと、ICT装置1の保守点検を行う者等も含む意味である。利用とは、例えば、施工者が操作部の操作又は調整等の作業を行うこと等をいう。
扉部32は、作業用開口31Fを開閉するための開閉体である。つまり、本実施形態に係る扉部32は、筐体31の前面側を開閉する。当該扉部32には、空気が流通可能な通気口32Aが設けられている。
通気ダクト33は、図3に示されるように、通気口32Aから収納空間31A内に突出した通気部材である。本実施形態に係る通気ダクト33は、扉部32の内壁面からICT装置1に向けて突出した管状の通気部材である。
本実施形態に係るラック3は、扉部32に設けられた通気口32Aから収納空間31A内に突出した通気ダクト33を備える。これにより、当該ラック3では、通気ダクト33により吸気と排気との混合が抑制される。
上述の実施形態に係る扉部32及び作業用開口31Fは、ラック3(収納空間31A)の前面側に設けられた構成であった。これに対して、本実施形態に係るラック3は、図5に示されるように、ラック3の背面に設けられた作業用開口31Gに扉部35が設けられた構成である。
(2)排気は、噴流状であるので、通気ダクト33をICT装置1の排気口に密着させなくても、ラック3内において、排気の再循環が発生し難い。
上述の実施形態に係るラック3の前面側及び背面側に扉部32、35が設けられ、少なくとも一方の扉部に通気口32A、35A及び通気ダクト33が設けられた構成であった。
(第4実施形態)
本実施形態に係るラック3は、図7に示されるように、水平方向にも複数のICT装置1が搭載可能なラックである。なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
上述の実施形態に係る扉部32、35は、筐体31に対して揺動変位する方式であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、筐体31に対してスライド又は着脱自在な扉部32、35を備える構成であってよい。
3… 通信機器用ラック
3A… 冷風通路
3B… 温風通路
31… 筐体
31A… 収納空間
31F… 作業用開口
32、35… 扉部
32A、35A… 通気口
32B… 扉本体
32C… 開口
32D~32G… ブランクパネル
32H、32J… 装着部
Claims (3)
- 少なくとも1台の情報通信技術用機器が搭載可能な通信機器用ラックにおいて、
情報通信技術用機器が収納される収納空間と外部とを区画する筐体であって、当該収納空間の一部を開放する作業用開口が設けられた筐体と、
前記作業用開口を開閉するための扉部であって、空気が流通可能な通気口が設けられた扉部と、
前記扉部に設けられ、前記通気口から前記収納空間内に突出した通気ダクトとを備え、
前記筐体内には、上下方向に延びる複数の柱が設けられ、少なくとも2本の前記柱間には、当該2本の柱間を渡す梁が予め決められた間隔(以下、配置間隔という。)で配置されており、
前記扉部は、
前記通気口より大きい開口が設けられた枠状の扉本体、及び
前記開口の一部を閉塞することにより、前記扉部に前記通気口を形成するとともに、配置間隔毎に切断用ミシン目が設けられた板状のブランクパネルを有して構成されており、
前記扉本体には、前記ブランクパネルが着脱自在に装着可能な装着部が設けられ、
前記通気ダクトは、少なくとも2本のダクト装着部を介して前記扉本体に固定されており、
前記ダクト装着部それぞれには複数のクリップが設けられ、それらクリップは、当該クリップの弾性変形を利用して前記通気ダクトを挟持する通信機器用ラック。 - 前記通気ダクトは、少なくとも前記筐体の前方側に位置している請求項1に記載の通信機器用ラック。
- 前記通気ダクトは、少なくとも前記筐体の後方側に位置している請求項1に記載の通信機器用ラック。
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JP2018159230A JP7248393B2 (ja) | 2018-08-28 | 2018-08-28 | 通信機器用ラック |
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