JP2021139850A - サーバ室用ラック - Google Patents
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Abstract
【課題】 サーバ室の保守を行う作業者が、サーバ室内の空気(特に、ICT機器冷却用空気)の温度を容易に把握可能とするための一例を開示する。【解決手段】 扉5の通風口5Bが設けられ部位に、環境温度に応じて発色状態が変化する温度識別部5Cが設けられている。これにより、温度変化に応じて、温度識別部5Cの発色状態が変化する。これにより、作業者は、扉5に設けられた温度識別部5Cを目視することにより、サーバ室内の空気(特に、ICT機器冷却用空気)の温度を容易に把握することが可能となり得る。【選択図】 図1
Description
本開示は、情報通信技術用機器(以下、ICT機器という。)を格納するためのサーバ室用ラックに関する。
例えば、特許文献1に記載のサーバ室の温度管理システムでは、雰囲気温度に応じて発色位置が変化するラベルがサーバ室内に配置され、当該ラベルを監視カメラにて撮影することにより、サーバ室内の空気温度を把握している。
本開示は、サーバ室の保守を行う作業者が、サーバ室内の空気(特に、ICT機器冷却用空気)の温度を容易に把握可能なサーバ室用ラック等の一例を開示する。
サーバ室に設置されるラックは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、情報通信技術用機器の格納空間を構成するラック本体(3)であって、当該格納空間内と当該格納空間外とを連通させる開口部(3B)が設けられたラック本体(3)と、開口部(3B)を閉塞する位置と開口部(3B)を開放する位置との間で変位可能な扉(5)であって、格納空間内と格納空間外とを常に連通させる複数の通風口(5B)が設けられた扉(5)と、扉(5)のうち少なくとも格納空間外に面する部位に設けられ、環境温度に応じて発色状態が変化する温度識別部(5C)とである。
これにより、作業者は、扉(5)に設けられた温度識別部(5C)を目視することにより、サーバ室内の空気(特に、ICT機器冷却用空気)の温度を容易に把握することが可能となり得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されない。
なお、各図に付された方向を示す矢印及び斜線等は、各図相互の関係及び各部材又は部位の形状を理解し易くするために記載されたものである。したがって、本開示に示された発明は、各図に付された方向に限定されない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示されたラック及びラック用扉は、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素を備える。
(第1実施形態)
<1.ラックの構成>
本実施形態は、サーバ室に設置されるラックに本開示に係るラック及びラック用扉の一例が適用されたものである。図1に示されるように、サーバ室用ラック1(以下、ラック1という。)は、ラック本体3及び扉5等を少なくとも備える。
<1.ラックの構成>
本実施形態は、サーバ室に設置されるラックに本開示に係るラック及びラック用扉の一例が適用されたものである。図1に示されるように、サーバ室用ラック1(以下、ラック1という。)は、ラック本体3及び扉5等を少なくとも備える。
ラック本体3は、少なくとも1台のICT機器(図示せず。)が格納可能な空間3A(以下、格納空間3Aという。)を構成する筐体である。当該ラック本体3は、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)開口部3B、3Cが設けられている。
各開口部3B、3Cは、格納空間3A内と当該格納空間3A外とを連通させる連通口である。具体的には、各開口部3B、3Cは、作業者がICT機器の搬入や整備・調整をする際に利用する作業用開口と冷却用空気の流通口を兼ねるものである。
なお、本実施形態では、開口部3Bは冷却用空気が流入する流入口であり、開口部3CはICT機器を冷却して温度が上昇した温風が流出する流出口である。冷却用空気は、例えば、ラック1が設置された床下から供給される。
扉5は開口部3Bを閉塞するための部材である。当該扉5は、第1位置(図1の実線で示される位置)と第2位置(図1の二点鎖線で示される位置)との間で変位可能である。第1位置は、開口部3Bを閉塞する位置である。第2位置は開口部3Bを開放する位置である。
具体的には、扉5は、扉本体5A及び温度識別部5C等を有して構成されている。扉本体5Aには、多数の通風口5Bが設けられている。各通風口5Bは、格納空間3A内と格納空間3B外とを常に連通させる穴である。なお、本実施形態に係る通風口5Bは、六角状の貫通穴である。
温度識別部5Cは、環境温度に応じて発色状態が変化するインクの層が配置された部位である。当該温度識別部5Cは、扉本体5Aのうち少なくとも格納空間3A外に面する部位に設けられている。なお、インクの層は、1つ又は複数のインクにより構成されている。
具体的には、本実施形態に係る温度識別部5Cは、通風口5Bを縁取る枠(桟)に上記のインクが塗布されて構成されている。このため、本実施形態に係る温度識別部5Cは、格納空間3Aに流入する空気の温度に応じて発色状態が変化する。
なお、開口部3Cも扉(図示せず。)により閉塞されている。当該扉は、温度識別部5Cが設けられていない点を除き、扉5と同じ構成である。このため、ICT機器を冷却して温度が上昇した温風は、当該扉の連通口を通過してラック1外に流出する。
<2.本実施形態に係るラック(特に、扉)の特徴>
本実施形態に係る温度識別部5Cは、冷却風の温度が上昇すると、上昇に応じて、温度識別部5Cの発色状態が図2A→図2B→図2C→図2Dの順に変化する。これにより、作業者は、扉5に設けられた温度識別部5Cを目視することにより、サーバ室内の空気(特に、ICT機器冷却用空気)の温度を容易に把握することが可能となり得る。
本実施形態に係る温度識別部5Cは、冷却風の温度が上昇すると、上昇に応じて、温度識別部5Cの発色状態が図2A→図2B→図2C→図2Dの順に変化する。これにより、作業者は、扉5に設けられた温度識別部5Cを目視することにより、サーバ室内の空気(特に、ICT機器冷却用空気)の温度を容易に把握することが可能となり得る。
なお、図2Aは、冷却風の温度が約20℃〜22℃の状態を示す。図2Bは、冷却風の温度が約22℃〜27℃の状態を示す。図2Cは、冷却風の温度が約27℃〜30℃の状態を示す。冷却風の温度が約30℃以上の状態を示す。
なお、図2A〜図2Dは、扉本体5Aを通過する空気の温度が通過部位によらず同一の場合を示している。しかし、扉本体5Aを通過する空気の温度が通過部位によって異なる場合には、温度識別部5Cにその温度に応じたグラデーション状の模様が発生する。これにより、作業者は、温度分布状態を容易に認識することが可能となる。
(第2実施形態)
上述の実施形態に係る温度識別部5Cは、扉本体5Aに上記インクによる層が均一に形成された構成であった。これに対して、本実施形態に温度識別部5Cは、図3〜図6に示されるように、空気温度が上昇したときに、扉本体5Aに模様若しくは色彩の変化又はそれら組み合わせが生じるように、複数種類のインクにより上記インクの層が構成されたものである。
上述の実施形態に係る温度識別部5Cは、扉本体5Aに上記インクによる層が均一に形成された構成であった。これに対して、本実施形態に温度識別部5Cは、図3〜図6に示されるように、空気温度が上昇したときに、扉本体5Aに模様若しくは色彩の変化又はそれら組み合わせが生じるように、複数種類のインクにより上記インクの層が構成されたものである。
これにより、本実施形態では、作業者の視認性が向上するので、当該作業者は、温度を容易に把握することが可能となり得る。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る扉5の通風口5Bは、六角形であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、円形の連通口、又は矩形の連通口であってもよい。
上述の実施形態に係る扉5の通風口5Bは、六角形であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、円形の連通口、又は矩形の連通口であってもよい。
上述の実施形態では、開口部3B流入口側のみに温度識別部5Cが設けられていた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、開口部3C側のみに温度識別部5Cが設けられた構成、又は開口部3B、3C側に温度識別部5Cが設けられた構成であってもよい。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
1… サーバ室用ラック
3… ラック本体
3A、3C… 格納空間
5… 扉
5A… 扉本体
5B… 通風口
5C… 温度識別部
3… ラック本体
3A、3C… 格納空間
5… 扉
5A… 扉本体
5B… 通風口
5C… 温度識別部
Claims (2)
- サーバ室に設置されるラックにおいて、
情報通信技術用機器の格納空間を構成するラック本体であって、当該格納空間内と当該格納空間外とを連通させる開口部が設けられたラック本体と、
前記開口部を閉塞する位置と前記開口部を開放する位置との間で変位可能な扉であって、前記格納空間内と前記格納空間外とを常に連通させる複数の通風口が設けられた扉と、
前記扉のうち少なくとも前記格納空間外に面する部位に設けられ、環境温度に応じて発色状態が変化する温度識別部と
を備えるサーバ室用ラック。 - 情報通信技術用機器を格納するためのサーバ室用ラックに適用されるとともに、当該情報通信技術用機器の格納空間を構成するラック本体に設けられた開口部を閉塞する位置と当該開口部を開放する位置との間で変位可能な扉において、
前記格納空間内と前記格納空間外とを常に連通させる複数の通風口が設けられた扉本体と、
前記扉本体のうち少なくとも前記格納空間外に面する部位に設けられ、環境温度に応じて発色状態が変化する温度識別部と
を有するラック用扉。
Priority Applications (1)
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Citations (3)
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JP2007115182A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Ntt Facilities Inc | 電子機器収納ラック |
JP2008032597A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Toppan Printing Co Ltd | 電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置 |
JP2020035053A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 株式会社Nttファシリティーズ | 通信機器用ラック |
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