JP2008032597A - 電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置 - Google Patents

電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008032597A
JP2008032597A JP2006207742A JP2006207742A JP2008032597A JP 2008032597 A JP2008032597 A JP 2008032597A JP 2006207742 A JP2006207742 A JP 2006207742A JP 2006207742 A JP2006207742 A JP 2006207742A JP 2008032597 A JP2008032597 A JP 2008032597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
exhaust
electronic device
storage case
device storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006207742A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Hamano
竜朗 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2006207742A priority Critical patent/JP2008032597A/ja
Publication of JP2008032597A publication Critical patent/JP2008032597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】電子部品を搭載した電気製品のケース内の温度状態を、人的負荷及び導入コストを最低限に抑えながら簡易的に把握して、温度障害によるコンピュータのデータサービス停止などの電気製品のトラブルを未然に防止できるようにする。
【解決手段】コンピュータなどの半導体回路や記録媒体駆動用ドライブなど電子部品の駆動発熱を逃がすための排気口部11と該排気口部に電動排気ファン12を設けた電子部品収納ケースAの前記排気口部の近傍に取付け可能な取付け部材1と、該取付け部材に接続垂下した所定長さの紐体2と、前記排気により自由に羽ばたき揺動するように該紐体の自由下端部に取り付けた温度検知用の感温発色変色シート3とからなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータなどデータ処理装置の半導体回路や記録媒体駆動用ドライブなど電子機器の部品から発する駆動発熱温度を簡易に測定するための電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置に関する。
各業界の事務管理部門や製造部門、あるいは営業販売部門などには、多数のパソコン等のコンピュータや、コンピュータと併用するディスプレイ画面やデータ処理用メモリドライブなど各種の電子機器を搭載した電気製品が設置されている。これらの電気製品の電子機器は、連続した駆動による電力消費によってかなりの熱を発生し、この発熱が電子機器の寿命や耐久性を低下させる要因になっている。
例えば、データセンター等においてサーバ等を設置する場合も、ケース内に電子機器を搭載しており、また、最近のサーバは、データ処理速度が高速化されたことにより発熱量が増加しており、ケース内の温度上昇による障害も発生し易くなっていることから、温度管理も重要である。
一般にパソコンやメモリドライブ等の電子部品を搭載した電気機器は、金属製やプラスチック製、木材製のキャビネットや、ラックなどのケースの中に、その電子機器が収納されて搭載されていて、ケースの内部は、電気製品を連続的に使用している間に、電子機器の電子部品から発した熱が籠もり易く、そのために、ケースには、その熱をケース内より外部に逃がすための冷却用の排気ファン等が取り付けられているが、その発熱を十分に抑えきれない場合がある。
そのような場合の電気製品の発熱温度管理の方策として、温度計などの温度を測定できる装置を使って、定期的に電気製品1ケース毎にケース内の温度を測定することにより、発熱温度の温度管理をする方法があるが、温度測定に時間が掛かり、人件費が発生する。また、ケース内に温度測定装置を設置して、ケース内の発熱温度を温度センサーにより電子的に検知し、その検知信号に基づいて自動的に、排気ファンを駆動停止制御するようにして、ネットワークを通じて各ケース毎の温度情報を取得する方法もあるが、設備導入に高額費用が発生する。
このように電子機器等の発熱体を内蔵するケース内の温度を常時監視する装置の導入にはコストが掛かるため、このような温度管理が実施できない事例も多く見られる。
下記に本発明に関連する先行技術文献を記載する。
特開平5−226868
本発明の課題は、電子部品を搭載した電気機器のケース内の温度状態を、人的負荷及び導入コストを最低限に抑えながら簡易的に把握して、温度障害によるコンピュータのデータサービス停止などの電気製品のトラブルを未然に防止できるようにすることにある。
本発明の請求項1に係る発明は、コンピュータなどの半導体回路や記録媒体駆動用ドラ
イブなど電子機器の駆動発熱を逃がすための排気口と該排気口部に電動排気ファンを設けた電子機器収納ケースの前記排気口部の近傍に取付け可能な取付け部材と、該取付け部材に接続垂下した所定長さの紐体と、前記排気ファンの排気エアー圧により自由に羽ばたき揺動するように該紐体の自由下端部に取り付けた温度検知用の感温発色変色シートとからなることを特徴とする電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置である。
本発明の請求項2に係る発明は、コンピュータなどの半導体回路や記録媒体駆動用ドライブなど電子機器の駆動発熱を逃がすための排気口と該排気口部に電動排気ファンを設けた電子機器収納ケースの前記排気口部の近傍に取付け可能な取付け部材と、該取付け部材に接続垂下した所定長さの帯状体と、前記排気ファンの排気エアー圧により自由に羽ばたき揺動するように該帯状体の自由下端部に取り付けた温度検知用の感温発色変色シートとからなることを特徴とする電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置である。
本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1又は2に係る電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置において、前記温度検知用の感温発色変色シートは、基材シートに感温発色変色性インキなど示温材料を塗布して形成されていることを特徴とする電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置である。
本発明の請求項4に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置において、前記紐体又は帯状体の長さが、前記排気ファンの略直径であることを特徴とする電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置である。
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項1乃至4のいずれか1項に係る電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置において、前記取付け部材が、クランプ、クリップ、マグネットであることを特徴とする電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置である。
本発明の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置は、電子機器収納ケースの電動排気ファンを設けた排気口部の近傍に、その排気ファンの排気エアー圧により自由に羽ばたき揺動するように紐体の自由下端部に温度検知用の感温発色変色シートを取り付けものである。
本発明装置によれば、その収納ケースの排気ファンから排気するエアーにより、感温発色変色シートを靡かせて、その感温発色変色シートに設けた示温材料の色変化の発生を目視にて観察することにより、コンピュータなどデータ処理装置の半導体回路や記録媒体駆動用ドライブなど、電子機器収納ケース内に収納した電子部品から発する駆動発熱温度や収納ケース内温度を簡易に測定することが可能である。
また、前記排気ファンの排気エアー圧による感温発色変色シートの靡き方や羽ばたき方や翻り方により、排気ファンの故障発生の有無の判断が可能になる。このように、シートが靡かないと、排気ファンが故障していると判断ができるため、排気ファンの故障による収納ケース内温度の上昇を未然に防ぐことができ、ラックの側に近寄らなくても遠目にて目視による温度上昇状態の判断が可能になる。
そのため、電子機器を搭載した電気製品のケース内の温度状態を、温度障害の発生する温度以下に常に管理できるように、人的負荷及び導入コストを最低限に抑えながら、簡易的にケース内の温度を測定把握でき、温度障害によるコンピュータのデータサービス停止など、電気製品の温度障害によるトラブルを未然に防止できる効果がある。
本発明の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置を、図1の正面図に基づいて以下に詳細に説明すれば、本発明の装置は、電子機器収納ケースAの排気口部の近傍に取付け可能な取付け部材1を備え、該取付け部材1に所定長さの紐体2が接続垂下され、前記排気口部の排気により自由に羽ばたき揺動するように、所定長さの前記紐体2の自由下端部2aに温度検知用の感温発色変色シート3が取り付けられている。
図2(a)は電子機器収納ケースAの背面図、図2(b)はその電子機器収納ケースAの側面図であり、電子機器収納ケースAは、例えば、コンピュータなどの半導体回路や記録媒体駆動用ドライブなど、該収納ケースA内に収納搭載した電子機器の駆動発熱を、該ケースAの外側に逃がすための排気口部11と、該排気口部11からケースA内部の熱気を排出する電動回転する排気ファン12が設けられているものである。
本発明における上記電子機器収納ケースAは、駆動にて発熱する電子機器が収納されたものであれば、特に限定されるものではないが、例えば、ハイブリット型やパーソナル型のコンピュータなどデータ処理装置の半導体回路や記録媒体駆動用ドライブ、ネットワークによるデータサービスに使用されるデータ処理装置(サーバ)など電子機器が収納されているキャビネットやラック類である。
図1に示す本発明の装置は、図2(a)〜(b)に示す上記電子機器収納ケースAの排気口部11の近傍に取付け部材1が取り付けられ、該取付け部材1に接続した所定長さLの紐体2の先端部2aに取り付けた温度検知用の感温発色変色シート3が、排気口部11の排気ファン12の回転半径内、又は該排気ファン12の回転軸12aに、ケースa外側に離間対向するように位置決めされて垂下されている。前記感温発色変色シート3の排気口部11に対向する位置決めは、取付け部材1の電子機器収納ケースAの外面に対する取り付け位置を、適正位置に移動して取り付けることにより行う。
本発明における前記取付け部材1の材質としては、上記電子機器収納ケースAの材質(金属、非鉄金属、プラスチック等)に応じて、該取付け部材1を取り付け可能な材質であれば適宜に選定できる。また該取付け部材1の構造としては、電子機器収納ケースAの外面に該取付け部材1を直接取り付け可能であれば、クランプ、クリップ、磁着用マグネット、接着テープ、粘着テープ(片面粘着テープ、両面粘着テープ)等であってもよい。
前記紐体2の長さLは、取付け部材1を電子機器収納ケースAの外面に取り付けた後において、感温発色変色シート3が、排気口部11及び排気ファン12の回転半径内、又は回転軸12aに正対するような長さが適当であり、例えば(紐体2の長さ)L=(排気ファン12の直径)2rが適当である。
本発明の装置の感温発色変色シート3は、基材シート3aに感温発色変色性インキなど示温材料3bを塗布して形成されていて、取付け部材1に垂下した紐体2の自由下端部2a(先端部)に取り付けられ、前記排気口部11の排気ファン12によるケースA内の熱気を帯びた排気エアーaと接触して、自由に羽ばたき(ひるがえり、はためき)揺動するようになる。
これにより、感温発色変色シート3に設けた示温材料3bは、排気エアーaの温度近辺の温度にて、その示温材料3bに該当する色調(例えば、緑色系、赤色系、青色系、黄色系、茶色系等の示温色調)に発色又は変色する。そして、その発色又は変色した色調に該当する予め既知の発色温度又は変色温度(示温色調に対応する例えば50℃〜120℃の範囲のいずれかの示温温度)を排気エアーaの温度として検知するものである。
本発明の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置の一例を説明する正面図。 (a)は本発明の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置を電子機器収納ケースの排気エアーに対向させて取り付けた一例を説明する背面図、(b)は本発明の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置を電子機器収納ケースの排気エアーに対向させて取り付け測定する一例を説明する側面図。
符号の説明
A…電子機器収納ケースA
1…取付け部材
2…紐体
3…感温発色変色シート3
11…排気口部
12…排気ファン
a…排気エアー

Claims (5)

  1. コンピュータなどの半導体回路や記録媒体駆動用ドライブなど電子機器の駆動発熱を逃がすための排気口と該排気口部に電動排気ファンを設けた電子機器収納ケースの前記排気口部の近傍に取付け可能な取付け部材と、該取付け部材に接続垂下した所定長さの紐体と、前記排気ファンの排気エアー圧により自由に羽ばたき揺動するように該紐体の自由下端部に取り付けた温度検知用の感温発色変色シートとからなることを特徴とする電気機器収納ケース排気温度簡易測定装置。
  2. コンピュータなどの半導体回路や記録媒体駆動用ドライブなど電子機器の駆動発熱を逃がすための排気口と該排気口部に電動排気ファンを設けた電子機器収納ケースの前記排気口部の近傍に取付け可能な取付け部材と、該取付け部材に接続垂下した所定長さの帯状体と、前記排気ファンの排気エアー圧により自由に羽ばたき揺動するように該帯状体の自由下端部に取り付けた温度検知用の感温発色変色シートとからなることを特徴とする電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置。
  3. 前記温度検知用の感温発色変色シートは、基材シートに感温発色変色性インキなど示温材料を塗布して形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置。
  4. 前記紐体又は帯状体の長さが、前記排気ファンの略直径であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置。
  5. 前記取付け部材が、クランプ、クリップ、マグネットであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置。
JP2006207742A 2006-07-31 2006-07-31 電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置 Pending JP2008032597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006207742A JP2008032597A (ja) 2006-07-31 2006-07-31 電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006207742A JP2008032597A (ja) 2006-07-31 2006-07-31 電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008032597A true JP2008032597A (ja) 2008-02-14

Family

ID=39122175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006207742A Pending JP2008032597A (ja) 2006-07-31 2006-07-31 電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008032597A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021139850A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 株式会社Nttファシリティーズ サーバ室用ラック
CN113970380A (zh) * 2021-10-29 2022-01-25 山东鲁南数据科技股份有限公司 一种基于光传感的计算机硬件工况测试设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021139850A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 株式会社Nttファシリティーズ サーバ室用ラック
CN113970380A (zh) * 2021-10-29 2022-01-25 山东鲁南数据科技股份有限公司 一种基于光传感的计算机硬件工况测试设备
CN113970380B (zh) * 2021-10-29 2023-11-14 山东鲁南数据科技股份有限公司 一种基于光传感的计算机硬件工况测试设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5143126B2 (ja) プロセス制御機器のための温度反応インジケータ
JP3973737B2 (ja) 二次電池の漏液感知装置
US20130107905A1 (en) Calibrated airflow sensor facilitating monitoring of electronic system cooling
JP2008032597A (ja) 電子機器収納ケース排気温度簡易測定装置
EP3918314A1 (en) Graphene-based indicator
CN107408368A (zh) 电致发光状态显示器
KR101173477B1 (ko) 모바일단말기 온도감지 케이스
US8311764B1 (en) System and method for approximating ambient temperature
KR20140114677A (ko) 팬 작동 감시장치
TW201430323A (zh) 溫度偵測系統
JP2007044280A5 (ja)
JP2004247217A (ja) 電子機器及び同機器に使用する燃料電池
JP2002074567A (ja) 警報器
KR20100007080U (ko) 팬트래이유닛
KR101974585B1 (ko) 팬 구동 모니터링 시스템
JP2012511720A5 (ja)
CN102819482A (zh) 一种通过外壳颜色变化显示服务器内部温度的方法
US8531111B2 (en) Light module
JP4775712B2 (ja) 結露検出センサ
JP2001090899A (ja) バルク貯槽の液面検出装置
CN218723968U (zh) 一种传感器封装胶膜的厚度在线检测仪
JP2008139183A (ja) 温度測定装置
CN106706162A (zh) 用于电缆检测的卡扣式环境温度记录标签结构
CN207263333U (zh) 一种具有温度监测功能的便利贴
TWM506734U (zh) 用於汽車水箱的水位偵測器