JPH06334371A - 筐 体 - Google Patents

筐 体

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JPH06334371A
JPH06334371A JP12625493A JP12625493A JPH06334371A JP H06334371 A JPH06334371 A JP H06334371A JP 12625493 A JP12625493 A JP 12625493A JP 12625493 A JP12625493 A JP 12625493A JP H06334371 A JPH06334371 A JP H06334371A
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JP
Japan
Prior art keywords
space
air
edge
modules
electronic equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP12625493A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimitsu Omori
章光 大森
Yasuhiro Sato
安広 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp, Toshiba Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
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Publication of JPH06334371A publication Critical patent/JPH06334371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、冷却能力の向上を図った筐体
を提供することにある。 【構成】多面体空間を形成する少なくとも一つの面を形
成する板体の略中央部及び該板体の少なくとも一つの縁
の側部に、前記面の長手方向に沿って中央通気孔及び縁
通気孔を形成すると共に該板体の背面部に、少なくとも
前記中央通気孔及び前記縁通気孔を連通する空気通流空
間を形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータキャビネ
ットの如き、内部に多面体空間を形成する筐体に関する
【0002】
【従来の技術】内部に多面体空間を形成する筐体の一従
来例を、図8及び図9を参照して説明する。すなわち、
筐体10は、内部に4面体空間12Aを形成する骨組体
12と、骨組体12により想定される各面に取付けられ
る板体14,16,18,20とからなる。この板体1
4,16,18,20のうち正面に配置される板体20
は扉として構成されている。
【0003】骨組体12の内部4面体空間12Aには、
多数の半導体集積回路素子等からなる電子機器モジュー
ル30,32,34が配置されている。扉20は、平板
20Aと、この平板20Aの4隅に設けられた側板20
Bとからなり、全体として断面略コ字状に形成されてい
る。この平板20Aの背面には、エアフィルタ22が配
置されている。平板20Aには、多数のスリット40A
からなる空気入口40,42,44が形成されている。
この空気入口40,42,44の形成位置と、電子機器
モジュール30,32,34の配置位置とは対応付けら
れており、空気入口40,42,44それぞれから入っ
た空気が電子機器モジュール30,32,34それぞれ
に直接に導かれるようになっている。なお、筐体10に
は、必要に応じファンが設けられることがあり、これに
より強制換気を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の筐体は、収納すべき電子機器モジュールの配置個数、
大きさ、位置の変更に対する汎用性が乏しく、また冷却
能力には問題がある。すなわち、電子機器モジュール3
0,32,34の冷却は、もっぱら空気入口40,4
2,44から流入する空気による冷却になされるもので
あるので、電子機器モジュール30,32,34の配置
位置や配置個数及び大きさを変更したときには、もはや
空気入口40,42,44は、電子機器モジュール3
0,32,34に対する空気流入手段として機能しない
ことがある。
【0005】また、空気入口40,42,44に流入
し、空気入口40,42,44から内部4面体空間12
Aに流入する空気流46は、直接電子機器モジュール3
0,32,34に向かう。このため、空気流46夫々
は、エアフィルタ22における空気入口40,42,4
4に対向する面(電子機器モジュール30,32,34
に対向する面)のみに集中して透過することになる。こ
のため、エアフィルタ22は目詰りを発生することがあ
り、冷却能力を低下させることがあった。
【0006】そこで本発明の目的は、収納すべき電子機
器モジュールの配置個数、大きさ、位置の変更があって
も冷却能力が損なわれることがない筐体を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
し且つ目的を達成するために次のように構成される。す
なわち、多面体空間を形成する筐体において、前記多面
体空間を形成する少なくとも一つの面を形成する板体の
略中央部及び該板体の少なくとも一つの縁の側部に、前
記面の長手方向に沿って中央通気孔及び縁通気孔を形成
すると共に該板体の背面部に、少なくとも前記中央通気
孔及び前記縁通気孔を連通する空気通流空間を形成して
なることを特徴とする。また、前記板体の背面部に、空
気通流空間を形成し且つ該空気通流空間にエアフィルタ
を配置し得る。さらに、前記板体は、前記多面体空間に
対して開閉可能な扉として構成し得る。
【0008】
【作用】前記板体には、前記中央通気孔、縁通気孔及び
背面部の空気通流空間面が形成されているので、たとえ
収納すべき電子機器モジュールの配置個数、大きさ、位
置の変更があっても、当該電子機器モジュールに対して
冷却空気を導入することができ、空気冷却を確保するこ
とができる。また、前記板体の背面部から間隙を介して
エアフィルタを配置することにより、目詰りが無く清浄
空気を冷却に供することがきる。さらに、前記板体は、
前記多面体空間に対して開閉可能な扉として構成し得る
ので、装置構成上有利である。
【0009】
【実施例】以下本発明に係る筐体の第1実施例を図1及
び図2を参照して説明する。図1及び図2に示すよう
に、筐体50は、内部に4面体空間52Aを形成する骨
組体52と、骨組体52により想定される各面に取付け
られる板体54,56,58,60とからなる。この板
体54,56,58,60のうち正面に配置される板体
60は扉として構成されている。
【0010】骨組体52の内部4面体空間52Aには、
多数の半導体集積回路素子等からなる電子機器モジュー
ル80,82が配置されている。扉60は、平板60A
と、この平板60Aの4隅に直角に設けられた側板60
Bとからなり、全体として断面略コ字状に形成される。
平板60Aには、中央通気孔62が形成され、左右の側
板60Bには縁通気孔64,66が形成されている。中
央通気孔62は、平板60Aの長手方向上下端部を残し
て平板60Aの長手方向に沿って形成され、縁通気孔6
4,66は、左右の側板60Bの長手方向上下端部を残
して左右の側板60Bの長手方向に沿って形成されてい
る。中央通気孔62及び縁通気孔64,66は、従来の
構成のように多数の開口面積が小さいスリットによる開
口とは異なり、長方形状であって開口面積が大きい一つ
の開口として構成されている。
【0011】平板60Aの背面部には、平板60Aから
所定距離を存してフィルタ支持板68が設けられ、この
フィルタ支持板68には、エアフィルタ70が配置され
る。これにより、平板60Aの全面における平板60A
とエアフィルタ70との間には、空気通流空間72が形
成される。この空気通流空間72は、平板60Aの全背
面において所要の容積を有する。なお、筐体50には、
必要に応じファンが設けられることがあり、これにより
強制換気を図ることができる。
【0012】このような構成によれば次のように作用す
る。すなわち、扉60には、中央通気孔62、縁通気孔
64,66及び空気通流空間72が形成されるので、た
とえ収納すべき電子機器モジュール80,82の配置個
数、大きさ、位置の変更があっても、当該電子機器モジ
ュール80,82に対して冷却空気74を導入すること
ができ、空気冷却を確保することができる。
【0013】上記において、中央通気孔62及び縁通気
孔64,66は、従来の構成のように多数の開口面積が
小さいスリットによる開口とは異なり、長方形状であっ
て開口面積が大きい一つの開口として構成されているの
で、従来のようにスリットを通過する際の空気流入音の
如き空気流入に伴う騒音は発生しない。
【0014】また、中央通気孔62及び縁通気孔64,
66は、長方形状であって開口面積が大きい一つの開口
であるから、扉60の前方と両側方とから別系統の大量
の空気74を空気通流空間72内に導入することができ
る。そして、空気通流空間72内に導入された大量の空
気74は、平板60Aの全背面において所要の容積を有
する空気通流空間72内で容易に対流や合流等が実現さ
れるから、ほぼ均一にエアフィルタ70の全面を透過し
て内部4面体空間52Aに配置された電子機器モジュー
ル80,82に対し冷却風として供給され得る。
【0015】次に、本発明に係る筐体の第2実施例を図
3を参照して説明する。図3に示すように、第2実施例
は、第1実施例と異なる扉90を有する。この扉90
は、平板90Aと、この平板90Aの4隅に直角に設け
られた側板90Bとからなり、全体として断面略コ字状
に形成される。平板90Aには、中央通気孔92が形成
され、左右の側板90Bには縁通気孔94,96が形成
されている。中央通気孔92は、平板90Aの長手方向
中間部まで平板90Aの長手方向に沿って形成され、縁
通気孔94,96は、左右の側板90Bの長手方向中間
部まで左右の側板90Bの長手方向に沿って形成されて
いる。中央通気孔92及び縁通気孔94,96は、従来
の構成のように多数の開口面積が小さいスリットによる
開口とは異なり、長方形状であって開口面積が大きい一
つの開口として構成されている。この例に限らず、扉9
0の長手方向寸法L1 に対し、中央通気孔92及び縁通
気孔94,96の長手方向寸法L2 は任意に設定でき
る。もちろん、L1 >L2 を満たさなければならない。
【0016】次に、本発明に係る筐体の第3実施例を図
4及び図5を参照して説明する。図4及び図5に示すよ
うに、第3実施例は、第1実施例と異なる扉100を有
する。この扉100は、平板100Aと、この平板10
0Aの左右両側に略傾斜して設けられた側板100B
と、この平板100Aの上下両側に直角に設けられた側
板100Cとからなり、全体として断面略コ字状に形成
される。平板100Aには、中央通気孔102が形成さ
れ、左右の側板100Bには縁通気孔104,106が
形成されている。中央通気孔102は、平板100Aの
長手方向上部中間部を残して平板100Aの長手方向に
沿って形成され、縁通気孔104,106は、左右の側
板100Bの長手方向上部中間部を残して左右の側板1
00Bの長手方向に沿って形成されている。中央通気孔
102及び縁通気孔104,106は、従来の構成のよ
うに多数の開口面積が小さいスリットによる開口とは異
なり、長方形状であって開口面積が大きい一つの開口と
して構成されている。
【0017】このような構成によれば、縁通気孔10
4,106は傾斜した開口となるから、第1実施例と異
なる空気流入の形態が実現される。この傾斜した開口の
縁通気孔を有する筐体は、図6及び図7に示す筐体を併
設した場合に有利である。すなわち、中央通気孔200
Aと、傾斜した開口の縁通気孔200B,200Cとを
有する第1筐体200と、中央通気孔202Aと、傾斜
した開口の縁通気孔202B,202Cとを有する第2
筐体202とを隣合わせて併設した場合、第1筐体20
0と第2筐体202とが隣合う縁通気孔200C,20
2Bは相互にその開口を閉塞しないので(第1実施例の
筐体を併設した場合は、相互にその開口を閉塞す
る。)、2つの中央通気孔200A,202Aと、4つ
の縁通気孔200B,200C,202B,202Cと
により、第1筐体200及び第2筐体202の内部空間
に、冷却空気を効果的に導入することができ、冷却特性
が優れたものとなる。
【0018】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、縁通気孔は、片側だけに形成してもよ
く、また中央通気孔及び縁通気孔が形成される板体は、
扉でなくてもよく、この他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できるものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、収納すべ
き電子機器モジュールの配置個数、大きさ、位置の変更
があっても冷却能力が損なわれることがない筐体を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る筐体を示す斜視図。
【図2】図1におけるII−IIに沿う断面図。
【図3】本発明の第2実施例に係る筐体を示す斜視図。
【図4】本発明の第3実施例に係る筐体を示す斜視図。
【図5】図4におけるV−Vに沿う断面図。
【図6】同第3実施例に係る筐体の作用を示す斜視図。
【図7】図6におけるVII −VII に沿う断面図。
【図8】従来の一例に係る筐体を示す斜視図。
【図9】図8におけるIX−IXに沿う断面図。
【符号の説明】
50…筐体、52A…4面体空間、52…骨組体、5
4,56,58…板体、60,90,100…扉、6
2,92,102,200A,202A…中央通気孔、
64,66,94,96,102,104,200B,
200C,202B,202C…縁通気孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に多面体空間を形成する筐体におい
    て、前記多面体空間を形成する少なくとも一つの面を形
    成する板体の略中央部及び該板体の少なくとも一つの縁
    の側部に、前記面の長手方向に沿って中央通気孔及び縁
    通気孔を形成すると共に該板体の背面部に、少なくとも
    前記中央通気孔及び前記縁通気孔を連通する空気通流空
    間を形成してなることを特徴とする筐体。
  2. 【請求項2】 前記板体の背面部に、空気通流空間を形
    成し且つ該空気通流空間にエアフィルタを配置してなる
    請求項1の筐体。
  3. 【請求項3】 前記板体は、前記多面体空間に対して開
    閉可能な扉であることを特徴とする請求項1の筐体。
JP12625493A 1993-05-27 1993-05-27 筐 体 Pending JPH06334371A (ja)

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JP12625493A JPH06334371A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 筐 体

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184447A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Kawamura Electric Inc キャビネットの放熱構造
JP2008270372A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Fujitsu Ltd 電子機器収納箱
US8408356B2 (en) 2007-04-17 2013-04-02 Fujitsu Limited Storage box for electronic apparatus
JP2020181355A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 日東工業株式会社 サーバルームシステム

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