JP2573061B2 - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP2573061B2
JP2573061B2 JP1226008A JP22600889A JP2573061B2 JP 2573061 B2 JP2573061 B2 JP 2573061B2 JP 1226008 A JP1226008 A JP 1226008A JP 22600889 A JP22600889 A JP 22600889A JP 2573061 B2 JP2573061 B2 JP 2573061B2
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JP
Japan
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water tank
unit
guide cylinder
denotes
main body
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英治 中村
一也 矢野
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、加湿装置に係わり、特に、加湿ユニットの
取付構造の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、加湿装置として、水を貯める水槽、水槽内の水
を気化する超音波振動子及び超音波振動子によって気化
された水を室内に送風する送風ファン等を有する加湿ユ
ニットを、本体内にネジによって固定するようなしたも
のが知られている。
しかしながら、この構成では、加湿ユニットの固定作
業が必要となり、作業性が悪い等の欠点があった。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、加湿ユニッ
トの本体への固定作業の簡素化を計った加湿装置を提供
することを課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、前ケースと後ケースからなる本体と、これ
ら両ケースにより上部を挟持される加湿ユニットを備
え、前記前ケースと後ケースとをネジ固定するボスを、
前ケースと後ケースの少なくとも一方のケースから突設
せしめると共に、このボスを前記加湿ユニットに当接せ
しめて加湿ユニットの移動を阻止せしめたものである。
(ホ) 作用 加湿ユニットは、その上部を前ケースと後ケースによ
り挟持され、且つ前ケースと後ケースをネジ固定するボ
スと当接してその移動が阻止される。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を、図に示す加湿装置を有した温風
機に基づき以下に詳述する。
1は温風機本体で、前ケース1aと後ケース1bとからな
り、前ケース1aと後ケース1bには本体1内に向かってそ
れぞれ5本のボス2a、2b、3a、3b、4a、4b、5a、5b、6
a、6bを突設し、両ケース1a、1bを組み合わせた際、2a
と2b、3aと3b、4aと4b、5aと5b、6aと6bの先端をそれぞ
れ突き合わせ、これらのボスにネジを螺着することによ
って両ケースを固定するようになっている。7は前記後
ケース1bに形成された後述する温風ユニットAの吸気
口、8は前記前ケース1a下部に形成された後述する温風
ユニットAの排気口、9は前記後ケース1bに着脱自在に
装着され、前記吸気口7を被うガードである。
10は前記本体1内に配設されたファンケーシングで、
ネジにより後ケース1bに固定されている。11は前記ファ
ンケーシング10にネジ固定されたモータで、その出力軸
11aをファンケーシング10内に挿入し、出力軸に送風フ
ァン12が固定されている。13は一端を前記ファンケーシ
ング10に装着し、他端を前記前ケース1aの排気口8に装
着したガイドで、セラミック製ヒータ14を固定してい
る。15は前記ガイド13のヒータ14前方に装着されたラス
板で、ヒータ14へのゴミ等の侵入を防止するためもので
ある。16は前記排気口8に形成されたルーバーで、この
ルーバー16により排気口8から排気される温風の風向き
を変化させるようになっている。
そして、ファンケーシング10、モータ11、送風ファン
12、ガイド13、ヒータ14により温風ユニットAを構成し
ている。
17は前記本体1内の温風ユニットA下方に配設された
電球で、その反射板18と共に前記後ケース1bに固定さ
れ、前記ガイド13に固定されたレンズ19を介して排気口
8から光を照射し、ヒータ14が通電中であることを示す
ようになっている。即ち、ヒータ14はセラミック製であ
るから、通電状態においても赤熱等の視覚的な変化は生
せず、従って、視覚的に暖かさを感じさせる効果が少な
いものであり、電球17の点灯により視覚的な暖かさを感
じさせる効果を得るようになっている。前記電球17は、
本体1内の温風ユニットA下方に配設することにより、
ヒータ14の熱による寿命の低下を防止している。また、
前記電球17は本体1下面に形成された開口部から交換で
きるようになっており、この開口部は被覆20により開閉
自在に閉成されるようになっている。
21は前記後ケース1b下部に形成されたコード収納室
で、本体1後方に向けて開口し、この開口部を蓋体22に
より閉成しており、コード収納室21内に電源コードを収
納するようになっている。
23は前記本体1上面開口部の右側に装着される上面を
開口した水槽で、開口部周縁に外方に向かって形成した
鍔部24を、前記前ケース1aと後ケース1bの上端にそれぞ
れ形成した鍔部25a、25bとリブ26a、26bとの間に挟み込
み、且、前ケース1aと後ケース1bによって挟持すること
により本体1に固定されるようになっている。前記水槽
23は、前記ボス4a、4b上に載置され、このボスにより下
方への移動を阻止するようになっている。また、前記水
槽23は、側面を前記ボス3a、3bに当接せしめ、横方向へ
の移動を閉止するようになっている。また、前記水槽23
内底部には銅板からなる抗菌プレート(図示せず)を配
設している。
27は振動板を水槽23底面の開口部に臨ませた状態で、
水槽23底部に固定される超音波振動fで、水槽23内に貯
められた水を霧化するようになっている。
28は前記水槽23底部に固定されるファンケーシング、
29は前記ファンケーシング28に固定されるモータ、30は
前記ファンケーシング28内に挿入されるモータ29の回転
軸29aに固定されるファンで、ファン30の回転により本
体1内の空気を吸気し、水槽23底面から水槽23内に一体
に突設した送風筒31を介して水槽23内に送風するように
なっている。
そして、水槽23、超音波振動子27、ファンケーシング
28、モータ29、ファン30等により加湿ユニットBが構成
され、この加湿ユニットBは、前述した如くその水槽23
の上部を前ケース1aと後ケース1bにより挟持し、且つ前
ケースと後ケースとをネジ固定するボス3a、3bと4a、4b
に当接することにより下方と横方向への移動が阻止され
て、本体1に装着されるものである。
前記加湿ユニットBの超音波振動子27、モータ29及び
ファン30は本体1内における温風ユニットAのファンケ
ーシング10後方で、且、温風ユニットAのモータ11側方
に配設し、温風ユニットAのファンケーシング10後方で
且つ温風ユニットAのモータ11側方の空間を利用して温
風ユニットAと加湿ユニットBをなるべく小さなスペー
スに配置できるように、本体1を小型化できるようにし
ている。
32は前記水槽23内に挿入され、上部のフランジ部33を
本体1上に載置して装着される案内筒体で、本体1への
装着時、下部が前記送風筒31を被うようになっている。
前記案内筒体32には下部を側方に膨出させて膨出部34を
形成し、この膨出部34により後述する水タンク47を取り
外さなければ案内筒体32を取り外せないようになってい
る。即ち、案内筒体32及び水タンク47を水槽23内に挿入
した状態で、案内筒体32を取り外そうとすると、案内筒
体32の膨出部34が水タンク47に当接し、案内筒体32の取
り外しを阻止するようになっている。
また、前記案内筒体32は、前記水槽23上面の本体1後
方側に形成されたコ字状の突起35により後方中央側のコ
ーナー部を位置決めし、且、水槽23上面の本体1前方側
に形成されたリブ36を、案内筒体32のフランジ部33に形
成した切欠部37に係合して、水槽23上に位置決めされる
ようになっている。38は前記超音波振動子27の振動板を
掃除するためのブラシで、柄の先端を前記突起35にて支
持し、他端を前記リブ36とピン39との間で挟持して固定
されており、このブラシ38は、前記案内筒体32の水槽23
上への位置決め時、案内筒体32により被われる。そし
て、ブラシ38は第7図に示すごとく、案内筒体32に押さ
れて変形し、ブラシ38の弾性力により案内筒体32を後述
する操作パネル55に押し付けて案内筒体32のがたつきを
防止するようになっている。
40は前記案内筒体32内部を上下に区画する区画壁41と
一体に形成されるガイド筒で、該ガイド筒40は送風筒31
からずれた位置に形成され、上部を案内筒体32の上部室
内に突設してその上面を閉成し、上部側面を開口42して
いる。また、前記ガイド筒40の下部は、案内筒体32の下
部室内に突設し、その下端には切欠43が形成されてい
る。44は前記案内筒体32の上面開口部に着脱自在、且、
回動自在に装着される吹出体で、吹出口45を開口してい
る。そして、前記送風筒31から送風された空気は、案内
筒体32の下部室内に送風され、超音波振動子27により気
化された水を含んでガイド筒33内に案内され、ガイド筒
40上部側面の開口から案内筒体32の上部室内に案内さ
れ、吹出体44の吹出口45から外部へ吹き出すようになっ
ている。46は前記案内筒体32の区画壁41に形成された透
孔で、この透孔46から案内筒体32の上部室に溜った水滴
を水槽23に戻すようになっている。
47は前記案内筒体32側方から水槽23内に挿入される水
タンクで、弁(図示せず)を有しており、水槽23への挿
入時、水槽23底面から形成されたボス48により弁を解放
して水タンク47内の水を水槽23へ入れるようになってい
る。
49は前記水槽23底面から水槽内に一体に突設した筒体
50内に挿入したリードスイッチで、閉成時、前記超音波
振動子27とモータ29に通電するようになっている。前記
筒体50は上部を小径に形成し、小径部50aと大径部50bを
形成している。
51は中央の貫通孔を前記筒体50に挿入され、筒体50外
側面に上下動自在に装着されるリング状のフロートで、
永久磁石52を有しており、該磁石52により前記リードス
イッチ49を開閉操作するようになっている。また、前記
フロート51は貫通孔の上部を小径に形成し、貫通孔に大
径部51aと小径部51bを形成している。
53は前記筒体50上部にねじ固定される支持体で、下方
に向かって複数のリブ54を形成し、該リブにより前記フ
ロート51の上方への移動を阻止するようになっている
(第5図参照)。
そして、第6図に示すごとく、フロート51を正常な状
態とは逆に装着した状態では、フロート51の小径部51b
が筒体50の大径部50bに当接し、この状態では支持体53
を筒体50に固定できず、フロート51の取付ミスを防止す
るようになっている。
55は前記本体1上面開口部の左側に装着される操作パ
ネルで、裏面に基板56を固定している。前記操作パネル
55は、外周縁に凹部57を形成し、この凹部を、前記前ケ
ースと後ケースの上端縁に係合して本体1に支持される
ようになっている。
第7図において、58は電源スイッチ、59は電源スイッ
チ58投入時点灯するLED、60は温風ユニットAの出力切
替スイッチで、1度操作すると温風ユニットAを弱運
転、即ち、モータ11出力が弱でヒータ14出力が弱の運転
をせしめ、2度連続して操作すると温風ユニットAをを
中運転、即ち、モータ11出力が弱でヒータ14出力が強の
運転をせしめ、3度連続して操作すると温風ユニットA
を強運転、即ち、モータ11出力が強でヒータ14出力が強
の運転をせしめるようになっている。61は温風ユニット
A弱出力運転時点灯するLED、62は温風ユニットA中出
力運転時点灯するLED、63は温風ユニットA強出力運転
時点灯するLEDである。
64は前記電球17の点灯切替スイッチで、使用者が必要
に応じて操作することにより電球17を消灯することがで
きるようになっている。
65は温風ユニットAを所定時間後に作動させる第1の
タイマースイッチで、朝目覚めるまでに部屋を暖めてお
く際などに使用されるもので、1度操作すると6時間後
に温風ユニットAを作動するタイマーがセットされ、2
度連続して操作すると8時間後に温風ユニットAを作動
するタイマーがセットされ、3度連続して操作すると10
時間後に温風ユニットAを作動するタイマーがセットさ
れるようになっている。66は第1のタイマースイッチ65
の操作により温風ユニットAが6時間後に作動する際点
灯するLED、67は第1のタイマースイッチ65の操作によ
り温風ユニットAが8時間後に作動する際点灯するLE
D、68は第1のタイマースイッチ65の操作により温風ユ
ニットAが10時間後に作動する際点灯するLEDである。
69は温風ユニットAを所定時間後に停止させる第2の
タイマースイッチで、1度操作すると1時間後に温風ユ
ニットAを停止するタイマーがセットされ、2度連続し
て操作すると2時間後に温風ユニットAを停止するタイ
マーがセットされ、3度連続して操作すると4時間後に
温風ユニットAを停止するタイマーがセットされるよう
になっている。70は第2のタイマースイッチ69の操作に
より温風ユニットAが1時間後に停止する際点灯するLE
D、71は第2のタイマースイッチ69の操作により温風ユ
ニットAが2時間後に停止する際点灯するLED、72は第
2のタイマースイッチ69の操作により温風ユニットAが
4時間後に停止する際点灯するLEDである。
73は加湿ユニットBの加湿切替スイッチで、1度操作
すると加湿ユニットBを弱運転、即ち、超音波振動子27
の出力を小さくし、2度連続して操作すると加湿ユニッ
トBを強運転、即ち、超音波振動子27の出力を大きく
し、もう一度操作すると加湿ユニットBの運転を停止す
るようになっている。74は加湿ユニットBが弱運転する
際点灯するLED、75は加湿ユニットBが強運転する際点
灯するLEDで、前記水槽23内に水がなくなった際に、LED
74、75が点滅して水がなくなったことを表示するように
なっている。
而して、電源スイッチ58を操作し、出力切替スイッチ
60を操作すると、出力切替スイッチ60の操作に応じて温
風ユニットAが運転を開始し、送風ファン12の回転によ
り本体1背面の吸気口7から吸気された空気がヒータ14
により加熱され、温風となって本体1前面の排気口8か
ら排気される。排気口8から排気される温風は、ルーバ
ー16を操作することにより、使用者が必要に応じて風向
きを変えることができる。また、温風ユニットAの運転
開始と同時に、電球16が点灯し、レンズ19を介して排気
口8から光を照射して、ヒータ14が通電中であることを
示す。この排気口8からの光により視覚的な暖かさを使
用者に感じさせることができる。
次に、加湿ユニットBの動作を説明する。
案内筒体32を装着し、水タンク47を水槽23内に装着す
る。水タンク47を水槽23に装着すると、水槽23底面から
突設されたボス48により水タンク47の弁が解放され、水
タンク47内の水が水槽23内に満たされる。
そして、加湿切替スイッチ73を操作すると、加湿切替
スイッチ73の操作に応じて加湿ユニットBが作動する。
即ち、超音波振動子が振動し、水槽23内の水を気化す
る。また、ファン30の回転により吸気された本体1内の
空気が、送風筒31を介して水槽23内に送風され、気化さ
れた水と共に案内筒体32を通り、吹出口45から吹き出さ
れる。詳述すると、送風筒31からの空気は案内筒体32の
下部室上方に案内され、下部室下方に延設されたガイド
筒40の下端から超音波振動子27により気化された水と共
に吸い込まれ、開口42から上部室内に案内され、吹出口
45から吹き出される。超音波振動子27により気化された
水には比較的大きな水滴もあるが、ガイド筒40の開口42
は側面に開口しており、且、狭いガイド筒40から広い上
部室に案内されるので、比較的大きな水滴は、上部室側
面等に付着し、吹出口45から引き出すことはない。従っ
て、周囲が濡れることはない。尚、上部室内側面に付着
し、上部室内にたまった水滴は、透孔46から水槽23に戻
され、上部室内にたまることはない。
(ト) 発明の効果 以上の如く本発明によれば、加湿ユニットは、その上
部が前ケースと後ケースにより挟持され、且つ前ケース
と後ケースとをネジ固定するボスに当接することにより
その移動が阻止されて本体内に装着されるので、加湿ユ
ニットを装着する専用のネジ等を用いることなく、また
特別に位置決めをしなくとも前ケースと後ケースを固定
して本体を組み立てる際に同時に装着することができ、
その固定作業を簡素化できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第1図は断面
図、第2図は第1図のII−II断面図、第3図は第2図の
III−III断面図、第4図は他の部分の断面図、5図は要
部拡大断面図、第6図は作用を説明する要部拡大断面
図、第7図は案内筒体及び水タンクを取り外した上面
図、第8図は案内筒体の部分斜視図、第9図は外観斜視
図である。 1……本体、1a……前ケース、1b……後ケース、3a、3
b、4a、4b……ボス、23……水槽。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前ケースと後ケースからなる本体と、これ
    ら両ケースにより上部を挟持される加湿ユニットを備
    え、前記前ケースと後ケースとをネジ固定するボスを、
    前ケースと後ケースの少なくとも一方のケースから突設
    せしめると共に、該ボスを前記加湿ユニットに当接せし
    めて加湿ユニットの移動を阻止せしめたことを特徴とす
    る加湿装置。
JP1226008A 1989-08-31 1989-08-31 加湿装置 Expired - Lifetime JP2573061B2 (ja)

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JPS6031275Y2 (ja) * 1981-03-17 1985-09-18 三洋電機株式会社 音響機器のキャビネット
JPS59140470U (ja) * 1983-03-11 1984-09-19 松下電器産業株式会社 チューニング装置

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