JP2572865B2 - 電子写真装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿画像の読取り信号を画像メモリー内に
格納した後、この画像メモリー内のデータに基づいて複
写画像を形成する電子写真装置に関するものである。
格納した後、この画像メモリー内のデータに基づいて複
写画像を形成する電子写真装置に関するものである。
電子写真装置としての例えばデジタル複写機等におい
ては、まず、透明ガラスから成る原稿台上の原稿に、こ
の原稿台を通して内部から光を照射し、このときの所定
の画素単位毎の濃淡に応じた反射光量を検出すること
で、原稿画像の読取りが行われる。この画像の濃淡に応
じた反射光量の検出信号は、A/D変換器等を通してデジ
タル処理されて、一旦、画像メモリー内に格納される。
そして、レーザーユニットから出射されるレーザー光
を、上記の画像メモリー内のデータに基づいて順次制御
しながら感光体に照射することで、上記の感光体に原稿
画像に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、
現象剤によってトナー像として可視化され、次いで、こ
のトナー像がコピー用紙に転写され定着されることで、
複写画像が形成されるようになっている。
ては、まず、透明ガラスから成る原稿台上の原稿に、こ
の原稿台を通して内部から光を照射し、このときの所定
の画素単位毎の濃淡に応じた反射光量を検出すること
で、原稿画像の読取りが行われる。この画像の濃淡に応
じた反射光量の検出信号は、A/D変換器等を通してデジ
タル処理されて、一旦、画像メモリー内に格納される。
そして、レーザーユニットから出射されるレーザー光
を、上記の画像メモリー内のデータに基づいて順次制御
しながら感光体に照射することで、上記の感光体に原稿
画像に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、
現象剤によってトナー像として可視化され、次いで、こ
のトナー像がコピー用紙に転写され定着されることで、
複写画像が形成されるようになっている。
しかしながら、上記従来の電子写真装置においては、
例えば原稿台の汚れ等に起因する複写画質の低下への対
応が遅れがちになり易いという問題がある。つまり、原
稿台に汚れを生じている場合、この汚れの領域を透過す
る原稿画像への照射光、及び反射光の量が低下するため
に、この汚れの領域に対し、原稿画像における濃度の濃
い領域と同等の信号処理が施される結果となり、複写画
像上には、上記汚れ領域に対応する位置に例えば黒の画
像が形成される。このように、原稿画像に対する忠実性
が損なわれ画質の低下した画像形成は、オペレータによ
り原稿台がクリーニングされることによって解消され
る。しかしながら、従来は、このような汚れの有無はオ
ペレータの判断のみにより行われている。このため、例
えば汚れの大きさがそれほど大きくない場合等に、オペ
レータが原稿台の汚れに気づかないまま、上記のように
画質の低下した状態で複写が繰返される場合を多々生じ
るものとなっている。
例えば原稿台の汚れ等に起因する複写画質の低下への対
応が遅れがちになり易いという問題がある。つまり、原
稿台に汚れを生じている場合、この汚れの領域を透過す
る原稿画像への照射光、及び反射光の量が低下するため
に、この汚れの領域に対し、原稿画像における濃度の濃
い領域と同等の信号処理が施される結果となり、複写画
像上には、上記汚れ領域に対応する位置に例えば黒の画
像が形成される。このように、原稿画像に対する忠実性
が損なわれ画質の低下した画像形成は、オペレータによ
り原稿台がクリーニングされることによって解消され
る。しかしながら、従来は、このような汚れの有無はオ
ペレータの判断のみにより行われている。このため、例
えば汚れの大きさがそれほど大きくない場合等に、オペ
レータが原稿台の汚れに気づかないまま、上記のように
画質の低下した状態で複写が繰返される場合を多々生じ
るものとなっている。
本発明の電子写真装置は、上記課題を解決するため
に、原稿台上の原稿画像からの反射光量に基づいて、原
稿画像の所定の画素単位毎にその濃淡に応じた画像信号
が記憶される記憶手段を有する電子写真装置において、
原稿画像が変わっても上記の記憶手段に記憶される画像
信号に変化を生じない無変化領域の有無を判別すると共
に、無変化領域の存在が判別されたときに警告信号の発
生等の異常処理を施す異常判別制御手段を備えているこ
とを特徴としている。
に、原稿台上の原稿画像からの反射光量に基づいて、原
稿画像の所定の画素単位毎にその濃淡に応じた画像信号
が記憶される記憶手段を有する電子写真装置において、
原稿画像が変わっても上記の記憶手段に記憶される画像
信号に変化を生じない無変化領域の有無を判別すると共
に、無変化領域の存在が判別されたときに警告信号の発
生等の異常処理を施す異常判別制御手段を備えているこ
とを特徴としている。
上記の構成によれば、まず、記憶手段に記憶される画
像信号から無変化領域の有無が判別される。つまり、複
数の原稿画像間には、通常、大きな相関性がないことか
ら、原稿画像を変えた複写が繰返される間、例えば黒画
像に対応する画像信号のままの無変化領域は、原稿画像
以外の変化しない要因、例えば前記の原稿台の汚れ等に
起因するものとすることができる。こうして上記では、
無変化領域の有無を判別することで、原稿台の汚れ等の
異常状態が自動的に検出される。そして、このときに
は、警告信号の発生等の異常処理をするようになってい
るので、例えば原稿台の汚れに対しては、オペレータに
原稿台のクリーニングが促され、これにより、低下した
画質をより早期に向上させることが可能となる。
像信号から無変化領域の有無が判別される。つまり、複
数の原稿画像間には、通常、大きな相関性がないことか
ら、原稿画像を変えた複写が繰返される間、例えば黒画
像に対応する画像信号のままの無変化領域は、原稿画像
以外の変化しない要因、例えば前記の原稿台の汚れ等に
起因するものとすることができる。こうして上記では、
無変化領域の有無を判別することで、原稿台の汚れ等の
異常状態が自動的に検出される。そして、このときに
は、警告信号の発生等の異常処理をするようになってい
るので、例えば原稿台の汚れに対しては、オペレータに
原稿台のクリーニングが促され、これにより、低下した
画質をより早期に向上させることが可能となる。
本発明の一実施例を第1図ないし第7図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
明すれば、以下の通りである。
初めに、本発明を適用して構成されたデジタル複写機
について、第2図を参照して説明する。
について、第2図を参照して説明する。
この複写機には、上面に透明ガラスより成る原稿台1
が設けられ、この原稿台1の下側には、原稿台1に沿っ
て水平に往復される露光走査部2が配設されている。こ
の露光走査部2の内側には、上記原稿台1上に載置され
る原稿3に光を照射するためのLEDアレー4と、原稿画
像の濃淡に応じた反射光量を検出するCCDセンサ5とが
設けられている。
が設けられ、この原稿台1の下側には、原稿台1に沿っ
て水平に往復される露光走査部2が配設されている。こ
の露光走査部2の内側には、上記原稿台1上に載置され
る原稿3に光を照射するためのLEDアレー4と、原稿画
像の濃淡に応じた反射光量を検出するCCDセンサ5とが
設けられている。
また、上記複写機の内部には、ポリゴンミラー6を有
するレーザーユニット7が配設され、このレーザーユニ
ット7の下側には、ドラム状の感光体8が設けられてい
る。レーザーユニット7から、上記のポリゴンミラー6
を介して出射されるレーザー光は、複数の反射鏡9…で
反射を繰返して感光体8の外周面に入射するようになっ
ている。この感光体8の側方に隣接する位置には、現像
剤を収納する現像槽11が配設される一方、複写機内の底
部側には、図において左右方向に延びる用紙搬送路12が
設けられ、この用紙搬送路12の中途部が、上記感光体8
の下部位置に近接して位置するようになっている。ま
た、この用紙搬送路12における上記感光体8よりも出紙
方向側には、定着部13が設けられている。
するレーザーユニット7が配設され、このレーザーユニ
ット7の下側には、ドラム状の感光体8が設けられてい
る。レーザーユニット7から、上記のポリゴンミラー6
を介して出射されるレーザー光は、複数の反射鏡9…で
反射を繰返して感光体8の外周面に入射するようになっ
ている。この感光体8の側方に隣接する位置には、現像
剤を収納する現像槽11が配設される一方、複写機内の底
部側には、図において左右方向に延びる用紙搬送路12が
設けられ、この用紙搬送路12の中途部が、上記感光体8
の下部位置に近接して位置するようになっている。ま
た、この用紙搬送路12における上記感光体8よりも出紙
方向側には、定着部13が設けられている。
なお、第3図には、原稿台1に隣接する上面側部の位
置に設けられている操作パネル21を示しており、この操
作パネル21には、プリントスイッチ22、複写枚数を設定
するためのテンキー23、複写濃度設定スイッチ24、複写
倍率設定スイッチ25等の各種設定スイッチと、これらの
設定内容を表示する表示部26とが設けられ、さらに、
「原稿台が汚れています」のメッセージ文の下に、警告
ランプ27が設けられている。
置に設けられている操作パネル21を示しており、この操
作パネル21には、プリントスイッチ22、複写枚数を設定
するためのテンキー23、複写濃度設定スイッチ24、複写
倍率設定スイッチ25等の各種設定スイッチと、これらの
設定内容を表示する表示部26とが設けられ、さらに、
「原稿台が汚れています」のメッセージ文の下に、警告
ランプ27が設けられている。
また、第4図には、上記の複写機の作動を制御する複
写制御装置における画像処理系の構成ブロック図を示し
ており、この画像処理系には、前記LEDアレー4とCCDセ
ンサ5との動作を制御して原稿画像の読取りを行うため
の原稿読取り制御部31の他に、後述する原稿台1の汚れ
の検出機能を有する画像処理部(異常判別制御手段)32
が設けられている。また、上記の画像処理系には、画像
メモリーページP0と画像メモリーページP1とに2分され
た画像メモリー(記憶手段)34が設けられている。これ
ら各画像メモリーページP0とページP1とは、読取り可能
な最大の原稿サイズの1ページの大きさに対して発生さ
れる画像データ数にほぼ対応した記憶容量をそれぞれ有
している。上記原稿読取り制御部31からの読取り信号
は、上記画像メモリーページP0に格納され、また、上記
画像処理部32での作業用メモリーとして、画像メモリー
ページP1が使用されるようになっているが、その詳細に
ついては、後で詳しく説明する。
写制御装置における画像処理系の構成ブロック図を示し
ており、この画像処理系には、前記LEDアレー4とCCDセ
ンサ5との動作を制御して原稿画像の読取りを行うため
の原稿読取り制御部31の他に、後述する原稿台1の汚れ
の検出機能を有する画像処理部(異常判別制御手段)32
が設けられている。また、上記の画像処理系には、画像
メモリーページP0と画像メモリーページP1とに2分され
た画像メモリー(記憶手段)34が設けられている。これ
ら各画像メモリーページP0とページP1とは、読取り可能
な最大の原稿サイズの1ページの大きさに対して発生さ
れる画像データ数にほぼ対応した記憶容量をそれぞれ有
している。上記原稿読取り制御部31からの読取り信号
は、上記画像メモリーページP0に格納され、また、上記
画像処理部32での作業用メモリーとして、画像メモリー
ページP1が使用されるようになっているが、その詳細に
ついては、後で詳しく説明する。
次に、上記構成の複写機の動作について説明する。
原稿台1上に原稿3がセットされ、プリントスイッチ
22が押されると、まず、上記原稿読取り制御部31により
露光走査部2が駆動され、これにより、LEDアレー4か
らの光が原稿3に照射されると共に、このときの原稿画
像での濃淡に応じた反射光の光量が順次CCDセンサ5で
検出される。この検出信号は、上記の原稿読取り制御部
31でデジタル信号に変換され、こうして変換された画像
信号は、画像メモリーページP0における原稿画像の各画
素単位毎の位置に対応するアドレスのメモリ領域に順次
格納される。
22が押されると、まず、上記原稿読取り制御部31により
露光走査部2が駆動され、これにより、LEDアレー4か
らの光が原稿3に照射されると共に、このときの原稿画
像での濃淡に応じた反射光の光量が順次CCDセンサ5で
検出される。この検出信号は、上記の原稿読取り制御部
31でデジタル信号に変換され、こうして変換された画像
信号は、画像メモリーページP0における原稿画像の各画
素単位毎の位置に対応するアドレスのメモリ領域に順次
格納される。
原稿3の全面にわたる読取りを完了すると、次いで、
上記画像メモリーページP0内の画像信号は前記レーザー
ユニット7に送られる。このレーザーユニット7では、
第4図のように、レーザダイオード33が送られてきた画
像信号に従って発光するように制御され、このレーザダ
イオード33からのレーザー光は、回転するポリゴンミラ
ー6、反射鏡9…を介して感光体8に照射される。これ
により、感光体8には、原稿画像に応じた静電潜像が形
成される。この静電潜像は、現像槽11から供給されるト
ナーの選択的な付着によりトナー像として可視化され、
そして、このトナー像は、前記用紙搬送路12を通して搬
送されるコピー用紙に転写された後、定着部13にて定着
され、複写画像が形成される。
上記画像メモリーページP0内の画像信号は前記レーザー
ユニット7に送られる。このレーザーユニット7では、
第4図のように、レーザダイオード33が送られてきた画
像信号に従って発光するように制御され、このレーザダ
イオード33からのレーザー光は、回転するポリゴンミラ
ー6、反射鏡9…を介して感光体8に照射される。これ
により、感光体8には、原稿画像に応じた静電潜像が形
成される。この静電潜像は、現像槽11から供給されるト
ナーの選択的な付着によりトナー像として可視化され、
そして、このトナー像は、前記用紙搬送路12を通して搬
送されるコピー用紙に転写された後、定着部13にて定着
され、複写画像が形成される。
ところで、上記のような複写動作の中で、例えば原稿
台1に汚れが存在する場合には、この汚れの領域に対
し、CCDセンサ5では原稿画像での濃度の濃い領域と同
等の検出信号を発生することとなるために、複写画像内
には、常に、上記の原稿台1の汚れ領域に対応する個所
が濃度の濃い複写画像となって、原稿画像に対する忠実
性が損なわれる。そこで、上記においては、原稿台1の
汚れの有無を自動的に検出し、この結果、早期に画質を
向上して得るようになすための処理を前記画像処理部32
で行うようになっており、この画像処理部32での制御に
ついて、第1図(a)(b)の制御フローチャートを参
照して次に説明する。
台1に汚れが存在する場合には、この汚れの領域に対
し、CCDセンサ5では原稿画像での濃度の濃い領域と同
等の検出信号を発生することとなるために、複写画像内
には、常に、上記の原稿台1の汚れ領域に対応する個所
が濃度の濃い複写画像となって、原稿画像に対する忠実
性が損なわれる。そこで、上記においては、原稿台1の
汚れの有無を自動的に検出し、この結果、早期に画質を
向上して得るようになすための処理を前記画像処理部32
で行うようになっており、この画像処理部32での制御に
ついて、第1図(a)(b)の制御フローチャートを参
照して次に説明する。
なお、前記CCDセンサ5での検出信号をデジタル処理
する場合、A/D変換器により、濃淡の中間調にも対応す
る多値信号として通常は変換されるが、ここでは、説明
を簡単にするため2値化する場合を例に挙げ、原稿画像
の白を0、黒を1とする画像データに変換されて画像メ
モリーページP0に格納されるものとする。また、各画像
メモリーのページP0とページP1とは、第5図に示すよう
に、それぞれ原稿画像と同様の2次元構造を有し、それ
ぞれ0から始まるXとYとで指定されるアドレス(X、
Y)のメモリー領域に、原稿画像における上記アドレス
(X、Y)に対応する画素からの画像信号がそれぞれ格
納され、また、前記CCDセンサ5での検出における原稿
画像の解像度は16画素/mmであるとする。
する場合、A/D変換器により、濃淡の中間調にも対応す
る多値信号として通常は変換されるが、ここでは、説明
を簡単にするため2値化する場合を例に挙げ、原稿画像
の白を0、黒を1とする画像データに変換されて画像メ
モリーページP0に格納されるものとする。また、各画像
メモリーのページP0とページP1とは、第5図に示すよう
に、それぞれ原稿画像と同様の2次元構造を有し、それ
ぞれ0から始まるXとYとで指定されるアドレス(X、
Y)のメモリー領域に、原稿画像における上記アドレス
(X、Y)に対応する画素からの画像信号がそれぞれ格
納され、また、前記CCDセンサ5での検出における原稿
画像の解像度は16画素/mmであるとする。
第1図(a)に示すように、電源がONされると、ま
ず、所定のウォームアップ処理の完了を待つ(S1)。こ
のウォームアップ処理が完了し、操作パネル21において
コピー可能状態となったことの表示を行うレディーラン
プが点灯されると、次いで、画像処理部32では、画像メ
モリーページP1を全て1に、すなわち、黒べたを読込ん
だ状態と同じに初期設定すると共に、原稿の読取り回数
をカウントしていく読取回数カウンタREAD−CNTを0に
初期設定する(S2)。この初期設定を完了すると、次に
操作パネル21におけるプリントスイッチ22が押されるま
で待機する(S3)。前記のように、原稿3が原稿台1上
にセットされ、上記プリントスイッチ22が押されると、
このときの操作パネル21での原稿サイズの設定値等の複
写条件から有効画像範囲を求め、さらに、この有効画像
範囲に対応させ、画像メモリーにおけるデータ格納領域
の始点アドレス、終点アドレスをそれぞれ求めて、始点
アドレスを始点アドレスレジスタX−START、Y−START
に、また、終点アドレスを終点アドレスレジスタX−EN
D、Y−ENDにそれぞれ格納する(S4)。そして、原稿画
像の読取りが完了するのを待つ(S5)。この間に、前記
したように、前記CCDセンサ5により原稿画像の読取り
が行われ、読取りデータが画像メモリーページP0に格納
される。
ず、所定のウォームアップ処理の完了を待つ(S1)。こ
のウォームアップ処理が完了し、操作パネル21において
コピー可能状態となったことの表示を行うレディーラン
プが点灯されると、次いで、画像処理部32では、画像メ
モリーページP1を全て1に、すなわち、黒べたを読込ん
だ状態と同じに初期設定すると共に、原稿の読取り回数
をカウントしていく読取回数カウンタREAD−CNTを0に
初期設定する(S2)。この初期設定を完了すると、次に
操作パネル21におけるプリントスイッチ22が押されるま
で待機する(S3)。前記のように、原稿3が原稿台1上
にセットされ、上記プリントスイッチ22が押されると、
このときの操作パネル21での原稿サイズの設定値等の複
写条件から有効画像範囲を求め、さらに、この有効画像
範囲に対応させ、画像メモリーにおけるデータ格納領域
の始点アドレス、終点アドレスをそれぞれ求めて、始点
アドレスを始点アドレスレジスタX−START、Y−START
に、また、終点アドレスを終点アドレスレジスタX−EN
D、Y−ENDにそれぞれ格納する(S4)。そして、原稿画
像の読取りが完了するのを待つ(S5)。この間に、前記
したように、前記CCDセンサ5により原稿画像の読取り
が行われ、読取りデータが画像メモリーページP0に格納
される。
上記の原稿画像の読取りが完了すると、前記のよう
に、ページP0内の画像データは順次レーザーユニット7
に送られて、上記の読取りに続く感光体8の露光・現像
・コピー用紙への転写・定着が行われる。そして、この
とき同時に、画像処理部32では、以下の処理が実行され
る。
に、ページP0内の画像データは順次レーザーユニット7
に送られて、上記の読取りに続く感光体8の露光・現像
・コピー用紙への転写・定着が行われる。そして、この
とき同時に、画像処理部32では、以下の処理が実行され
る。
まず、画像メモリーのアドレスを指定するポインタX
−INDEX、Y−INDEXをそれぞれ前記始点アドレスレジス
タX−START、Y−STARTにそれぞれ格納されている値で
初期化する(S6、S7)。次いで、画像メモリーページP0
とページP1とにおけるそれぞれアドレス(X−INDEX、
Y−INDEX)の各データの読出しを行い、これらの論理
積(AND)を演算して、この演算結果をページP1のアド
レス(X−INDEX、Y−INDEX)に格納する処理(以下、
AND処理という)を行う(S8)。その後、X−INDEXに1
を加算し(S9)、この時のX−INDEXを前記X−ENDと比
較して(S10)、X−INDEXがX−ENDを超えるまではS10
からS8に戻る一方、X−ENDを超えた時点では、さら
に、Y−INDEXに1を加算し(S11)、この時のY−INDE
Xを前記Y−ENDと比較して(S12)、Y−INDEXがY−EN
Dを超えるまでは、S12からS7に戻る処理を行う。これに
よって、始点アドレス(X−START、Y−START)と終点
アドレス(X−END、Y−END)とで囲まれるメモリ領域
に対し、X方向を優先した走査で、上記S8におけるペー
ジP0とページP1とのAND処理が行われ、その結果が逐次
ページP1に格納される。
−INDEX、Y−INDEXをそれぞれ前記始点アドレスレジス
タX−START、Y−STARTにそれぞれ格納されている値で
初期化する(S6、S7)。次いで、画像メモリーページP0
とページP1とにおけるそれぞれアドレス(X−INDEX、
Y−INDEX)の各データの読出しを行い、これらの論理
積(AND)を演算して、この演算結果をページP1のアド
レス(X−INDEX、Y−INDEX)に格納する処理(以下、
AND処理という)を行う(S8)。その後、X−INDEXに1
を加算し(S9)、この時のX−INDEXを前記X−ENDと比
較して(S10)、X−INDEXがX−ENDを超えるまではS10
からS8に戻る一方、X−ENDを超えた時点では、さら
に、Y−INDEXに1を加算し(S11)、この時のY−INDE
Xを前記Y−ENDと比較して(S12)、Y−INDEXがY−EN
Dを超えるまでは、S12からS7に戻る処理を行う。これに
よって、始点アドレス(X−START、Y−START)と終点
アドレス(X−END、Y−END)とで囲まれるメモリ領域
に対し、X方向を優先した走査で、上記S8におけるペー
ジP0とページP1とのAND処理が行われ、その結果が逐次
ページP1に格納される。
上記終点アドレス(X−END、Y−END)に至るまでの
AND処理を完了すると、次いで、前記読取り回数カウン
タREAD−CNTに1を加算する(S13)。そして、このREAD
−CNTの値を、予め設定されている読取り回数基準値N
r、例えば100と比較し(S14)、100を超えるまでは、S1
4から前記S3に戻る処理を行う。この結果、新たな原稿
3の読取りが行われる毎に、上記S4〜S14の処理が繰返
される。
AND処理を完了すると、次いで、前記読取り回数カウン
タREAD−CNTに1を加算する(S13)。そして、このREAD
−CNTの値を、予め設定されている読取り回数基準値N
r、例えば100と比較し(S14)、100を超えるまでは、S1
4から前記S3に戻る処理を行う。この結果、新たな原稿
3の読取りが行われる毎に、上記S4〜S14の処理が繰返
される。
通常、原稿3の画像は一枚毎に異なり、その間には大
きな相関性はないものと考えられる。したがって、例え
ば第6図に示すように、1回目の原稿A1の読取り時にお
けるAND処理において、画像メモリーページP1には、原
稿画像における黒領域と同一のメモリー領域に黒画像デ
ータが格納されるが、2回目以降のAND処理によって、
ページP1内の黒領域は徐々に少なくなっていく。そし
て、例えば100回目の原稿A100の読取り時には、それぞ
れの原稿画像が正常に読取られた領域に対応するメモリ
ー領域には、黒の領域は存在しなくなる。このようにし
て、原稿画像に対して正常な読取りが行われる領域で
は、ページP1内が全て0になるものと推定される読取り
回数、例えば100が、前記読取り回数基準値Nrとして設
定されている。そして、この場合に、例えば図のように
Xがxd1〜xd2の範囲に黒領域がなおも存在している場合
には、これを、原稿画像以外の変化を生じない要因、す
なわち、原稿台1の汚れ領域に対応するものとみなすこ
とができる。
きな相関性はないものと考えられる。したがって、例え
ば第6図に示すように、1回目の原稿A1の読取り時にお
けるAND処理において、画像メモリーページP1には、原
稿画像における黒領域と同一のメモリー領域に黒画像デ
ータが格納されるが、2回目以降のAND処理によって、
ページP1内の黒領域は徐々に少なくなっていく。そし
て、例えば100回目の原稿A100の読取り時には、それぞ
れの原稿画像が正常に読取られた領域に対応するメモリ
ー領域には、黒の領域は存在しなくなる。このようにし
て、原稿画像に対して正常な読取りが行われる領域で
は、ページP1内が全て0になるものと推定される読取り
回数、例えば100が、前記読取り回数基準値Nrとして設
定されている。そして、この場合に、例えば図のように
Xがxd1〜xd2の範囲に黒領域がなおも存在している場合
には、これを、原稿画像以外の変化を生じない要因、す
なわち、原稿台1の汚れ領域に対応するものとみなすこ
とができる。
そこで、前記第1図(a)におけるS14で、読取り回
数カウンタREAD−CNTでの値が100を超えたことが判別さ
れると、上記画像メモリーページP1内に、上記のように
原稿台1の汚れに対応する黒領域が存在するか否かの判
別を行う処理に移行する。すなわち、第1図(b)のS1
5において、まず、前記ポインタY−INDEXを0に、ま
た、S16において、X−INDEXと、黒画素連なり数カウン
タBLACK−CNTとにそれぞれ0を設定した後、ページP1内
におけるアドレス(X−INDEX、Y−INDEX)のデータが
1であるか否かを判別する(S17)。NOの場合には、黒
画素連なり数カウンタBLACK−CNTに0を設定し(S1
8)、YESの場合には、上記BLACK−CNTに1を加算する処
理(S19)をそれぞれ行う。そして、BLACK−CNTの値を
黒画素連続数判別値Nc、例えば80と比較し(S20)、80
以下の場合には、X−INDEXに1を加算する(S21)。そ
して、このX−INDEXを、画像メモリーにおける最大ア
ドレスのX値X−MAXと比較して(S22)、X−INDEXが
X−MAXを超えるまではS22から前記S17に戻る一方、X
−MAXを超えた時点では、さらに、Y−INDEXに1を加算
し(S23)、この時のY−INDEXを、画像メモリーにおけ
る最大アドレスのY値Y−MAXと比較して(S24)、Y−
INDEXがY−MAXを超えるまでは、S24からS16に戻る処理
を行う。
数カウンタREAD−CNTでの値が100を超えたことが判別さ
れると、上記画像メモリーページP1内に、上記のように
原稿台1の汚れに対応する黒領域が存在するか否かの判
別を行う処理に移行する。すなわち、第1図(b)のS1
5において、まず、前記ポインタY−INDEXを0に、ま
た、S16において、X−INDEXと、黒画素連なり数カウン
タBLACK−CNTとにそれぞれ0を設定した後、ページP1内
におけるアドレス(X−INDEX、Y−INDEX)のデータが
1であるか否かを判別する(S17)。NOの場合には、黒
画素連なり数カウンタBLACK−CNTに0を設定し(S1
8)、YESの場合には、上記BLACK−CNTに1を加算する処
理(S19)をそれぞれ行う。そして、BLACK−CNTの値を
黒画素連続数判別値Nc、例えば80と比較し(S20)、80
以下の場合には、X−INDEXに1を加算する(S21)。そ
して、このX−INDEXを、画像メモリーにおける最大ア
ドレスのX値X−MAXと比較して(S22)、X−INDEXが
X−MAXを超えるまではS22から前記S17に戻る一方、X
−MAXを超えた時点では、さらに、Y−INDEXに1を加算
し(S23)、この時のY−INDEXを、画像メモリーにおけ
る最大アドレスのY値Y−MAXと比較して(S24)、Y−
INDEXがY−MAXを超えるまでは、S24からS16に戻る処理
を行う。
上記S16〜S24の処理が順次繰返されることで、画像メ
モリーページP1におけるX方向の黒画素の連なり数が、
X方向の一行毎にBLACK−CNTで順次カウントされ、黒画
素連続数判別値Ncと比較される。このNcは、画像メモリ
ーページP1内に黒画素が検出された場合でも、さらに、
これが、ある程度の連なりを有している場合にのみ原稿
台1の汚れとみなすことによって、検出の誤動作を防止
するために設けられているもので、上記においては、原
稿3の読取りの分解能が16画素/mmであるので、Nc=80
の設定により、5mm以上に対応する黒画素の連なり領域
が検出された場合に、これを原稿台1の汚れに起因する
ものとしている。
モリーページP1におけるX方向の黒画素の連なり数が、
X方向の一行毎にBLACK−CNTで順次カウントされ、黒画
素連続数判別値Ncと比較される。このNcは、画像メモリ
ーページP1内に黒画素が検出された場合でも、さらに、
これが、ある程度の連なりを有している場合にのみ原稿
台1の汚れとみなすことによって、検出の誤動作を防止
するために設けられているもので、上記においては、原
稿3の読取りの分解能が16画素/mmであるので、Nc=80
の設定により、5mm以上に対応する黒画素の連なり領域
が検出された場合に、これを原稿台1の汚れに起因する
ものとしている。
このNcを上記BLACK−CNTでのカウント値が超えること
なく画像メモリーページP1の全メモリ領域に対する走査
を完了し、したがって、画像メモリーページP1内に80を
超えるX方向の黒画素の連なり領域が存在しない場合に
は、S24からS25に移行して、前記操作パネル21における
「原稿台が汚れています」のメッセージ文の下の警告ラ
ンプ27の消灯状態を維持し、或いは、後述する処理によ
って、この警告ランプ27が点滅状態にある時には、これ
を消灯した後、前記S2に戻る。
なく画像メモリーページP1の全メモリ領域に対する走査
を完了し、したがって、画像メモリーページP1内に80を
超えるX方向の黒画素の連なり領域が存在しない場合に
は、S24からS25に移行して、前記操作パネル21における
「原稿台が汚れています」のメッセージ文の下の警告ラ
ンプ27の消灯状態を維持し、或いは、後述する処理によ
って、この警告ランプ27が点滅状態にある時には、これ
を消灯した後、前記S2に戻る。
一方、上記の画像メモリーページP1内の走査の過程
で、S20において、黒画素連なり数カウンタBLACK−CNT
の値が80を超えたことが判別された場合には、原稿台1
の汚れを生じているものとして、前記「原稿台が汚れて
います」のメッセージ文の下の警告ランプ27を点滅させ
る処理(S26)を行った後、以降は、走査を中止して、
前記のS3に戻る処理を行う。
で、S20において、黒画素連なり数カウンタBLACK−CNT
の値が80を超えたことが判別された場合には、原稿台1
の汚れを生じているものとして、前記「原稿台が汚れて
います」のメッセージ文の下の警告ランプ27を点滅させ
る処理(S26)を行った後、以降は、走査を中止して、
前記のS3に戻る処理を行う。
このように、上記実施例においては、原稿台1に汚れ
がある場合には、その汚れの領域は、常時、黒領域とし
て読取られることから、原稿画像を変えて例えば100回
の複写を繰返す間に、変化の生じない黒の読取り領域の
有無を判別する処理を行うことで、原稿台1上の汚れの
有無を自動的に検出ようになっている。これにより、例
えば上記実施例のように、警告ランプ27を点滅させるこ
とで、原稿台1上のクリーニング操作をオペレータに促
し、この結果、早期に複写画像を向上させるようにする
ことができる。また、上記では、原稿台1の汚れの検出
と共に、さらに、LEDアレー4やCCDセンサ5等の異常の
検出も併せて行うことができる。
がある場合には、その汚れの領域は、常時、黒領域とし
て読取られることから、原稿画像を変えて例えば100回
の複写を繰返す間に、変化の生じない黒の読取り領域の
有無を判別する処理を行うことで、原稿台1上の汚れの
有無を自動的に検出ようになっている。これにより、例
えば上記実施例のように、警告ランプ27を点滅させるこ
とで、原稿台1上のクリーニング操作をオペレータに促
し、この結果、早期に複写画像を向上させるようにする
ことができる。また、上記では、原稿台1の汚れの検出
と共に、さらに、LEDアレー4やCCDセンサ5等の異常の
検出も併せて行うことができる。
なお、上記警告ランプ27を点滅させた処理(S26)を
行った後は、前記S3に戻り、その後、原稿台1上のクリ
ーニングが行われずに次の原稿の読取りが行われた場合
には、上記同様にS26を経る処理によって、警告ランプ2
7の点滅状態が継続される。一方、原稿台1のクリーニ
ングが行われた後に次の原稿の読取が行われた場合に
は、S25を経る処理が行われて警告ランプ27が消灯さ
れ、その後、S2におけるページP1を全て1にすると共に
READ−CNTを0に初期設定する処理に戻ることで、以降
は、さらに、100回の原稿画像の読取り完了毎に、S15以
下の汚れの判別処理が適宜繰り返される。
行った後は、前記S3に戻り、その後、原稿台1上のクリ
ーニングが行われずに次の原稿の読取りが行われた場合
には、上記同様にS26を経る処理によって、警告ランプ2
7の点滅状態が継続される。一方、原稿台1のクリーニ
ングが行われた後に次の原稿の読取が行われた場合に
は、S25を経る処理が行われて警告ランプ27が消灯さ
れ、その後、S2におけるページP1を全て1にすると共に
READ−CNTを0に初期設定する処理に戻ることで、以降
は、さらに、100回の原稿画像の読取り完了毎に、S15以
下の汚れの判別処理が適宜繰り返される。
また、原稿台1の汚れは、XとYとの両方向の広がり
を有するものであるが、通常は、XとYとの両方向に同
程度の長さで発生するものであるので、上記実施例のよ
うに、X方向のみの黒画素の連続数から判別する構成に
ても、誤動作を生じることなく、原稿台1の汚れを的確
に検出することができる。
を有するものであるが、通常は、XとYとの両方向に同
程度の長さで発生するものであるので、上記実施例のよ
うに、X方向のみの黒画素の連続数から判別する構成に
ても、誤動作を生じることなく、原稿台1の汚れを的確
に検出することができる。
また、上記の構成においては、種々の原稿サイズを混
在させて複写が繰返される場合に、画像メモリー内で前
記のAND処理が充分な回数実行されない範囲が生じてく
る。そこで、読取回数カウンタREAD−CNTを、複写可能
なサイズの種類数に合わせて複数設けると共に、各原稿
サイズ毎に分けて読取り回数をカウントし、読取り回数
基準値Nrに達した読取回数カウンタREAD−CNTに対応さ
せて、画像メモリー内の走査領域を自動的に変更するよ
うにすることができる。
在させて複写が繰返される場合に、画像メモリー内で前
記のAND処理が充分な回数実行されない範囲が生じてく
る。そこで、読取回数カウンタREAD−CNTを、複写可能
なサイズの種類数に合わせて複数設けると共に、各原稿
サイズ毎に分けて読取り回数をカウントし、読取り回数
基準値Nrに達した読取回数カウンタREAD−CNTに対応さ
せて、画像メモリー内の走査領域を自動的に変更するよ
うにすることができる。
また、上記実施例においては、汚れ状態が判別された
場合に警告ランプ27を点滅させるように構成した例を挙
げて説明したが、例えは第7図に示すように、上記と同
様の処理により、画像メモリーページP1内で80画素を超
える黒画素の連続した領域が判別された場合、このペー
ジP1内の80画素以下の黒画素を取り除く処理(S30)を
行って汚れに対応するデータのみを残し、そして、ペー
ジP0内で上記の汚れに対応する領域の周囲が白のときに
は、ページP0とページP1との排他的論理和(XOR)を演
算し(S31)、この演算結果をページP0に格納して、こ
のページP0のデータを順次レーザーユニット7に出力す
るようにすることで、原稿台1の汚れに対する自動修正
を加えて複写画像を形成する構成とすることも可能であ
る。
場合に警告ランプ27を点滅させるように構成した例を挙
げて説明したが、例えは第7図に示すように、上記と同
様の処理により、画像メモリーページP1内で80画素を超
える黒画素の連続した領域が判別された場合、このペー
ジP1内の80画素以下の黒画素を取り除く処理(S30)を
行って汚れに対応するデータのみを残し、そして、ペー
ジP0内で上記の汚れに対応する領域の周囲が白のときに
は、ページP0とページP1との排他的論理和(XOR)を演
算し(S31)、この演算結果をページP0に格納して、こ
のページP0のデータを順次レーザーユニット7に出力す
るようにすることで、原稿台1の汚れに対する自動修正
を加えて複写画像を形成する構成とすることも可能であ
る。
本発明の電子写真装置は、以上のように、原稿画像が
変わっても記憶手段に記憶される画像信号に変化を生じ
ない無変化領域の有無を判別すると共に、無変化領域の
存在が判別されたときに警告信号の発生等の異常処理を
施す異常判別制御手段を備えている構成である。
変わっても記憶手段に記憶される画像信号に変化を生じ
ない無変化領域の有無を判別すると共に、無変化領域の
存在が判別されたときに警告信号の発生等の異常処理を
施す異常判別制御手段を備えている構成である。
これにより、例えば原稿台の汚れが自動的に検出され
て、警告信号の発生等が行われるので、オペレータに原
稿台のクリーニングが促され、これにより、低下した画
質より早期に向上させることが可能になるという効果を
奏する。
て、警告信号の発生等が行われるので、オペレータに原
稿台のクリーニングが促され、これにより、低下した画
質より早期に向上させることが可能になるという効果を
奏する。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図(a)は画像処理部において行われる制御の前半
フローチャート図である。 第1図(b)は上記画像処理部において行われる制御の
後半のフローチャート図である。 第2図は複写機の概略構成を示す側面図である。 第3図は上記複写機における操作パネルを示す平面図で
ある。 第4図は上記複写機における画像処理系の構成を示すブ
ロック図である。 第5図は上記画像処理系に設けられている画像メモリー
の説明図である。 第6図は上記画像処理部による処理の過程を示す説明図
である。 第7図は上記画像処理部においてさらに画像の自動修正
を行う場合の制御の概要を示すフローチャート図であ
る。 1は原稿台、3は原稿、32は画像処理部(異常判別制御
手段)、34は画像メモリー(記憶手段)である。
る。 第1図(a)は画像処理部において行われる制御の前半
フローチャート図である。 第1図(b)は上記画像処理部において行われる制御の
後半のフローチャート図である。 第2図は複写機の概略構成を示す側面図である。 第3図は上記複写機における操作パネルを示す平面図で
ある。 第4図は上記複写機における画像処理系の構成を示すブ
ロック図である。 第5図は上記画像処理系に設けられている画像メモリー
の説明図である。 第6図は上記画像処理部による処理の過程を示す説明図
である。 第7図は上記画像処理部においてさらに画像の自動修正
を行う場合の制御の概要を示すフローチャート図であ
る。 1は原稿台、3は原稿、32は画像処理部(異常判別制御
手段)、34は画像メモリー(記憶手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 正実 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 時重 正人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 岡野 時行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 西山 英知 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 相田 和憲 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】原稿台上の原稿画像からの反射光量に基づ
いて、原稿画像の所定の画素単位毎にその濃淡に応じた
画像信号が記憶される記憶手段を有する電子写真装置に
おいて、 原稿画像が変わっても上記の記憶手段に記憶される画像
信号に変化を生じない無変化領域の有無を判別すると共
に、無変化領域の存在が判別されたときに警告信号の発
生等の異常処理を施す異常判別制御手段を備えているこ
とを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032935A JP2572865B2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032935A JP2572865B2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236072A JPH03236072A (ja) | 1991-10-22 |
JP2572865B2 true JP2572865B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=12372794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2032935A Expired - Fee Related JP2572865B2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572865B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5724771B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2015-05-27 | 株式会社デンソーウェーブ | 光学的情報読取装置 |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP2032935A patent/JP2572865B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03236072A (ja) | 1991-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |