JP2572784B2 - 経内視鏡分光診断装置 - Google Patents
経内視鏡分光診断装置Info
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- JP2572784B2 JP2572784B2 JP62260017A JP26001787A JP2572784B2 JP 2572784 B2 JP2572784 B2 JP 2572784B2 JP 62260017 A JP62260017 A JP 62260017A JP 26001787 A JP26001787 A JP 26001787A JP 2572784 B2 JP2572784 B2 JP 2572784B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内視鏡を用いて分光的診断を行う経内視鏡分
光診断装置に関する。
光診断装置に関する。
[従来の技術] 内視鏡を使用して計測したデータを診断の補助手段に
利用する試みには多くの提案があり、分光データの利用
もその1つである。例えば特開昭61−107482号公報にお
いては白色光を所望位置へ導き、照明した被検体からの
反射光を通過させる半透明鏡と前記反射光のうち所望の
波長帯域のみを通過させるユニバーサルフィルタと前記
ユニバーサルフィルタから出力された複数種類の波長光
による複数種類の画像の各部の強度をそれぞれ画像とし
て測定する手段と、前記複数種類の画像の各対応部分の
強度差を得る手段により構成された光学的撮影装置が提
案されている。そこではユニバーサルフィルタから得ら
れる複数の画像を重ね合せることにより正常部と異常部
の強度差を拡大して識別し易くしようとするものであ
る。一方、特開昭60−79251号公報では内視鏡先端に光
分岐ミラーを付け、直視できない部分の分光測定を行
い、そのスペクトルを演算処理し、物体の分光分析を行
う画像観察診断装置を提案している。
利用する試みには多くの提案があり、分光データの利用
もその1つである。例えば特開昭61−107482号公報にお
いては白色光を所望位置へ導き、照明した被検体からの
反射光を通過させる半透明鏡と前記反射光のうち所望の
波長帯域のみを通過させるユニバーサルフィルタと前記
ユニバーサルフィルタから出力された複数種類の波長光
による複数種類の画像の各部の強度をそれぞれ画像とし
て測定する手段と、前記複数種類の画像の各対応部分の
強度差を得る手段により構成された光学的撮影装置が提
案されている。そこではユニバーサルフィルタから得ら
れる複数の画像を重ね合せることにより正常部と異常部
の強度差を拡大して識別し易くしようとするものであ
る。一方、特開昭60−79251号公報では内視鏡先端に光
分岐ミラーを付け、直視できない部分の分光測定を行
い、そのスペクトルを演算処理し、物体の分光分析を行
う画像観察診断装置を提案している。
[発明が解決しようとする問題点] 上記特開昭61−107482号公報のものでは正常部と異常
部の分光的違いをユニバーサルフィルタで選択的に取出
し、その複数画像を重ね合せて強度差を拡大するとして
いるが、ユニバーサルフィルタの具体的波長特性の提示
もなく、選択的波長画像をコンピュータ処理により重ね
合せて表示するとしているが、この内容を具体的に述べ
られたものではない。また、この公報のものでは選択的
波長による画像をフィルムに撮影する例が開示されてい
るが、医療診断の現場において、強度差拡大画像を得る
には使用するユニバーサルフィルタに対し、所望の異常
部であったらその画像を記録するのに際しフィルムとし
てポジ−ポジの組合せがよいのか、ネガ−ポジの組合せ
がよいのかを決めることは、診断を第1の目的とする医
師にとって非常に煩わしいことである。さらに、通常の
内視鏡検査においてさえ充分とは言えない光量の下で、
所望の波長域しか通過させないユニバーサルフィルタを
用い、あまつさえ、偏光フィルタも使うということにな
ればその光量は極度に少なく、患者の負担を出来るだけ
少なくするために、短い臨床時間で行う内視鏡検査にお
いて写真撮影の機会は極端に少い。また、特開昭60−79
251号公報のものではスペクトルを演算処理して被検体
の分光分析を行うとしているが高いデータをリアルタイ
ムで提供する具体的開示がない。
部の分光的違いをユニバーサルフィルタで選択的に取出
し、その複数画像を重ね合せて強度差を拡大するとして
いるが、ユニバーサルフィルタの具体的波長特性の提示
もなく、選択的波長画像をコンピュータ処理により重ね
合せて表示するとしているが、この内容を具体的に述べ
られたものではない。また、この公報のものでは選択的
波長による画像をフィルムに撮影する例が開示されてい
るが、医療診断の現場において、強度差拡大画像を得る
には使用するユニバーサルフィルタに対し、所望の異常
部であったらその画像を記録するのに際しフィルムとし
てポジ−ポジの組合せがよいのか、ネガ−ポジの組合せ
がよいのかを決めることは、診断を第1の目的とする医
師にとって非常に煩わしいことである。さらに、通常の
内視鏡検査においてさえ充分とは言えない光量の下で、
所望の波長域しか通過させないユニバーサルフィルタを
用い、あまつさえ、偏光フィルタも使うということにな
ればその光量は極度に少なく、患者の負担を出来るだけ
少なくするために、短い臨床時間で行う内視鏡検査にお
いて写真撮影の機会は極端に少い。また、特開昭60−79
251号公報のものではスペクトルを演算処理して被検体
の分光分析を行うとしているが高いデータをリアルタイ
ムで提供する具体的開示がない。
本発明はかかる状況に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、臨床現場において患者、医師双方に
特別の負担を強いることなく、病変部診断の有力な補助
手段になるような経内視鏡分光診断装置を提供すること
にある。
的とするところは、臨床現場において患者、医師双方に
特別の負担を強いることなく、病変部診断の有力な補助
手段になるような経内視鏡分光診断装置を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明の経内視鏡分光診断装置は、照明光を被検体に
照射する照明手段及び被検体からの戻り光を受光して被
検体を観察する観察手段を備えた内視鏡と、前記被検体
からの戻り光を分光測定する分光測定手段と、光源を含
む内視鏡の分光特性と被検体の分光特性とにより決まる
被検体の色度点が集束する集束色度点(C)、被検体の
正常部の色度点(N)、及び被検体中の測定目的部位の
色度点(A)より∠ACNを算出する演算手段と、この演
算手段が算出した∠ACNを所定値と比較して前記測定目
的部位の色度点(A)が異常の範疇に入るか否かを識別
する識別手段と、この識別手段の識別結果が異常である
場合に異常であることを告知する告知手段とを有するも
のである。
照射する照明手段及び被検体からの戻り光を受光して被
検体を観察する観察手段を備えた内視鏡と、前記被検体
からの戻り光を分光測定する分光測定手段と、光源を含
む内視鏡の分光特性と被検体の分光特性とにより決まる
被検体の色度点が集束する集束色度点(C)、被検体の
正常部の色度点(N)、及び被検体中の測定目的部位の
色度点(A)より∠ACNを算出する演算手段と、この演
算手段が算出した∠ACNを所定値と比較して前記測定目
的部位の色度点(A)が異常の範疇に入るか否かを識別
する識別手段と、この識別手段の識別結果が異常である
場合に異常であることを告知する告知手段とを有するも
のである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第11図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は本発明の第1実施例の構成図、第2図はその要部
の概略的な構成の説明図、第3図はディテクタの正面
図、第4図は演算比較手段の構成図、第5図は測定動作
のタイムチャート図、第6図は色度点による診断の説明
図、第7図及び第8図は具体的な測定データによる色特
性図、第9図は同一色票を条件を変えて測定した測定
図、第10図は異る色票に対して測定条件を変えて得られ
た測定値を色度座標で表わした測定図、第11図は多数の
測定結果が基準点に集束することを示す図、第12図は本
発明の第2実施例の構成図である。
1図は本発明の第1実施例の構成図、第2図はその要部
の概略的な構成の説明図、第3図はディテクタの正面
図、第4図は演算比較手段の構成図、第5図は測定動作
のタイムチャート図、第6図は色度点による診断の説明
図、第7図及び第8図は具体的な測定データによる色特
性図、第9図は同一色票を条件を変えて測定した測定
図、第10図は異る色票に対して測定条件を変えて得られ
た測定値を色度座標で表わした測定図、第11図は多数の
測定結果が基準点に集束することを示す図、第12図は本
発明の第2実施例の構成図である。
第1図中1は内視鏡であり、これは細長で可撓性の挿
入部2、湾曲用ノブ等が設けられた操作部3及びライト
ガイドケーブル4とからなる。挿入部2の先端部5には
対物レンズ6が設けられており、また、操作部3の後端
に形成した接眼部7には接眼レンズ8が設けられてい
る。挿入部2及び操作部3の内部には上記対物レンズ6
と接眼レンズ8とを連結し、光学像を伝送するイメージ
ガイド9が内挿されている。そして、これらにより観察
視野像を伝送する送像用手段を構成している。また、こ
の内視鏡1内には上記挿入部2、操作部3及びライトガ
イドケーブル4にわたって第1のライトガイド11からな
る送光用手段が内挿されている。ライトガイドケーブル
4の延出先端のライトガイドコネクタを光源12に対し着
脱自在で連結できるようにしている。しかして、光源12
内のランプ12Aから白色光が供給される。
入部2、湾曲用ノブ等が設けられた操作部3及びライト
ガイドケーブル4とからなる。挿入部2の先端部5には
対物レンズ6が設けられており、また、操作部3の後端
に形成した接眼部7には接眼レンズ8が設けられてい
る。挿入部2及び操作部3の内部には上記対物レンズ6
と接眼レンズ8とを連結し、光学像を伝送するイメージ
ガイド9が内挿されている。そして、これらにより観察
視野像を伝送する送像用手段を構成している。また、こ
の内視鏡1内には上記挿入部2、操作部3及びライトガ
イドケーブル4にわたって第1のライトガイド11からな
る送光用手段が内挿されている。ライトガイドケーブル
4の延出先端のライトガイドコネクタを光源12に対し着
脱自在で連結できるようにしている。しかして、光源12
内のランプ12Aから白色光が供給される。
一方、上記内視鏡1の接眼部7には導光手段としての
導光スコープ13の観察アダプタ14が着脱自在に装着され
る。この観察アダプタ14には接眼部7を通して得られる
光像を観察するための観察用レンズ15が設けられてい
て、これにより観察手段を構成している。さらに、観察
用レンズ15の手前の光路上には分割プリズム16により光
を分割する導出手段が設けられている。つまり、この分
割プリズム16は内視鏡1側からの光像の光量を分割し、
その一部を観察用レンズ15に、残りを上記導光スコープ
13に送るようになっている。
導光スコープ13の観察アダプタ14が着脱自在に装着され
る。この観察アダプタ14には接眼部7を通して得られる
光像を観察するための観察用レンズ15が設けられてい
て、これにより観察手段を構成している。さらに、観察
用レンズ15の手前の光路上には分割プリズム16により光
を分割する導出手段が設けられている。つまり、この分
割プリズム16は内視鏡1側からの光像の光量を分割し、
その一部を観察用レンズ15に、残りを上記導光スコープ
13に送るようになっている。
上記導光スコープ13は第1図で示すように可撓性のケ
ーブル17内に第2のライトガイド18を挿通しており、こ
の第2のライトガイド18の一端は結像レンズ19を介して
上記分割プリズム16に対し光学的に連結されている。ま
た、ケーブル17の延出先端には測定用アダプタ21が設け
られている。そして、この測定用アダプタ21を分光測定
器22に接続することにより上記第2のライトガイド18の
他端をその分光測定器22の分光手段に接続するようにな
っている。この分光測定器22は複数の反射ミラー23,23
と分光用回折格子24とからなる分光手段を設け、さら
に、この分光された光はマルチチャンネルフォトセンサ
からなるディテクタ25により検出される。
ーブル17内に第2のライトガイド18を挿通しており、こ
の第2のライトガイド18の一端は結像レンズ19を介して
上記分割プリズム16に対し光学的に連結されている。ま
た、ケーブル17の延出先端には測定用アダプタ21が設け
られている。そして、この測定用アダプタ21を分光測定
器22に接続することにより上記第2のライトガイド18の
他端をその分光測定器22の分光手段に接続するようにな
っている。この分光測定器22は複数の反射ミラー23,23
と分光用回折格子24とからなる分光手段を設け、さら
に、この分光された光はマルチチャンネルフォトセンサ
からなるディテクタ25により検出される。
一方、上記接眼部7においてイメージガイド9の入射
端面に対向する部位には第2図で示すようにマスク28が
設けられている。また、このマスク28にはその観察視野
内に表示される円形のレチクル30が付設されている。
端面に対向する部位には第2図で示すようにマスク28が
設けられている。また、このマスク28にはその観察視野
内に表示される円形のレチクル30が付設されている。
尚、上記第2のライトガイド18の光軸は、上記レクチ
ル30の光軸に一致し、大きさは上記レクチル30の像と同
じにし、上記レクチル30の外の光を遮断している。
ル30の光軸に一致し、大きさは上記レクチル30の像と同
じにし、上記レクチル30の外の光を遮断している。
上記第2のライトガイド18の出射端部31は第2図で示
すようにその各光学繊維32…を偏平状に例えば1列に並
べてなり、平板状に形成されている。この出射端部31は
測定用アダプタ21に組み込まれている。そして、この観
察用アダプタ21を用いて分光測定器22に連結されるよう
になっている。
すようにその各光学繊維32…を偏平状に例えば1列に並
べてなり、平板状に形成されている。この出射端部31は
測定用アダプタ21に組み込まれている。そして、この観
察用アダプタ21を用いて分光測定器22に連結されるよう
になっている。
また、この平板状の出射端部31に対向する上記分光測
定器22の本体部にはそのライン状に配列した各光学繊維
32…から出射する光を通すスリット部材34が設置されて
いる。ここで出射端部31からの出射光のNAをスリット部
材34のNAと同じにしておけば、スリット部材34を省き、
この位置に出射端部31を置いても良い。
定器22の本体部にはそのライン状に配列した各光学繊維
32…から出射する光を通すスリット部材34が設置されて
いる。ここで出射端部31からの出射光のNAをスリット部
材34のNAと同じにしておけば、スリット部材34を省き、
この位置に出射端部31を置いても良い。
一方、上記マルチチャンネルフォトセンサからなるデ
ィテクタ25は第3図で示すように各検出用画素部35…が
縦に長く形成されている。そして、前述した出射端部31
における各光学繊維32…は分光測定器22に装着されたと
き上記ディテクタ25の受光面に対して第3図で示す位置
に光学的に共役な位置にある。すなわち、ディテクタ25
の中央における1つの細長い画素部35の上に並ぶ位置に
対応位置するようになっている。
ィテクタ25は第3図で示すように各検出用画素部35…が
縦に長く形成されている。そして、前述した出射端部31
における各光学繊維32…は分光測定器22に装着されたと
き上記ディテクタ25の受光面に対して第3図で示す位置
に光学的に共役な位置にある。すなわち、ディテクタ25
の中央における1つの細長い画素部35の上に並ぶ位置に
対応位置するようになっている。
このディテクタ25で検出された信号は信号処理部36に
送られ、ここでA/D変換、波長校正、ノイズ除去等の処
理が行われ、その出力は分光特性表示器37に送られ、被
検体38の分光特性が表示される。
送られ、ここでA/D変換、波長校正、ノイズ除去等の処
理が行われ、その出力は分光特性表示器37に送られ、被
検体38の分光特性が表示される。
一方、前記信号処理部36の出力はいわゆるGP−IBのラ
イン39を経由して、演算比較手段を構成する演算比較回
路40に入力し、その出力は識別回路41に入力されると共
に、画像表示装置42に入力される。
イン39を経由して、演算比較手段を構成する演算比較回
路40に入力し、その出力は識別回路41に入力されると共
に、画像表示装置42に入力される。
上記演算比較回路40は、第4図で示すようにライン39
を介して送られた分光データの読取り手段43、この読取
り手段43から色度を算出する色度算出手段44、集束白色
度の色度データを呼出すデータ呼出し手段45、得られた
色度点から各色度点間の角度を算出する角度算出手段4
6、その角度が前記データ呼出し手段より得られた病変
別角度と比較する角度比較手段47、その結果を画像表示
用データとして出力する出力手段48とから構成されてい
る。この演算比較回路40で得たそのデータは画像表示装
置42に第1図に示すようにモニタ画面上にuv色度図を表
示し、このuv色度図上で、被検部の色度点Aと正常部の
色度点Nと集束白色点Cと、∠ACNとが表示される。
尚、データ呼出し手段45は、集束白色点の色度データを
記憶する集束白色点データ記憶部49からこの色度データ
の読出しを行う。
を介して送られた分光データの読取り手段43、この読取
り手段43から色度を算出する色度算出手段44、集束白色
度の色度データを呼出すデータ呼出し手段45、得られた
色度点から各色度点間の角度を算出する角度算出手段4
6、その角度が前記データ呼出し手段より得られた病変
別角度と比較する角度比較手段47、その結果を画像表示
用データとして出力する出力手段48とから構成されてい
る。この演算比較回路40で得たそのデータは画像表示装
置42に第1図に示すようにモニタ画面上にuv色度図を表
示し、このuv色度図上で、被検部の色度点Aと正常部の
色度点Nと集束白色点Cと、∠ACNとが表示される。
尚、データ呼出し手段45は、集束白色点の色度データを
記憶する集束白色点データ記憶部49からこの色度データ
の読出しを行う。
一方、信号処理部36により信号処理された正常部位の
データはデータ記憶部50に記憶できるようにしてあり、
被検部38に対する分光的診断を行う際に基準データ(リ
ファレンスデータ)として用いられる。
データはデータ記憶部50に記憶できるようにしてあり、
被検部38に対する分光的診断を行う際に基準データ(リ
ファレンスデータ)として用いられる。
尚、集束白色点の色度データは、この装置を用いて算
出した複数の色度データにより決定され、この集束白色
点のデータは例えばROM等に置換して集束白色点データ
記憶部49に保持される。尚、上記データ呼出し手段45は
前記角度算出手段6の前であれば、いずれに設置しても
よい。
出した複数の色度データにより決定され、この集束白色
点のデータは例えばROM等に置換して集束白色点データ
記憶部49に保持される。尚、上記データ呼出し手段45は
前記角度算出手段6の前であれば、いずれに設置しても
よい。
また、上記観察アダプタ14にはアダプタ51を介してカ
メラ52が装着でき、被検部38の画像を記録できるように
なっている。
メラ52が装着でき、被検部38の画像を記録できるように
なっている。
このカメラ52は、上記識別回路41が異常部であると判
断した場合にはカメラレリーズ制御回路53を介してカメ
ラ52のレリーズを押し、写真撮影を行うようにしてい
る。
断した場合にはカメラレリーズ制御回路53を介してカメ
ラ52のレリーズを押し、写真撮影を行うようにしてい
る。
さらに、上記識別回路41が異常部であると判断した場
合には、告知回路54を動作させて、術者に告知できるよ
うにしてある。この第1実施例では、識別回路41の出力
は音信号発生回路55に入力され、識別回路41が異常であ
ると判断した場合には音信号を発生させ、この音信号は
スピーカ58により警告音になり、術者に音声的に警告す
る。
合には、告知回路54を動作させて、術者に告知できるよ
うにしてある。この第1実施例では、識別回路41の出力
は音信号発生回路55に入力され、識別回路41が異常であ
ると判断した場合には音信号を発生させ、この音信号は
スピーカ58により警告音になり、術者に音声的に警告す
る。
このように構成された分光診断装置の作用を以下に説
明する。
明する。
まず、内視鏡1の挿入部2を体腔内に導入し、導光ス
コープ13の観察アダプタ14を通じて被検部38を観察す
る。そして、挿入部2の先端部5の位置を変えて観察視
野内に表示されるレチクル30を、予め正常部に向けてそ
のデータの取込みを行い、信号処理部36を経て、正常部
データがデータ記憶部50に記憶させる。
コープ13の観察アダプタ14を通じて被検部38を観察す
る。そして、挿入部2の先端部5の位置を変えて観察視
野内に表示されるレチクル30を、予め正常部に向けてそ
のデータの取込みを行い、信号処理部36を経て、正常部
データがデータ記憶部50に記憶させる。
次に、上記レチクル内に、計測したい被検部38の像を
内接させるようにする。
内接させるようにする。
一方、このとき、被検部38の像は観察アダプタ14を通
じて全体的に観察されるとともに、その一部の光は分割
プリズム16により分割され、導光スコープ13の第2のラ
イトガイド18を通じて伝送される。そして、この第2の
ライトガイド18の入射端面は上記レチクル30に共役な位
置にあり、且つ上記レチクル30を第2のライトガイド18
上の像と大きさが等しいので、この第2のライトガイド
18に入射する光は被検部38から発する光のみとなる。
じて全体的に観察されるとともに、その一部の光は分割
プリズム16により分割され、導光スコープ13の第2のラ
イトガイド18を通じて伝送される。そして、この第2の
ライトガイド18の入射端面は上記レチクル30に共役な位
置にあり、且つ上記レチクル30を第2のライトガイド18
上の像と大きさが等しいので、この第2のライトガイド
18に入射する光は被検部38から発する光のみとなる。
この光は分光測定器22において必要な波長範囲に分光
されてディテクタ25の受光面に入射する。このとき分光
された波長範囲は第3図で示すように各画素部35…の配
列方向へ拡がることになる。そして、この各画素部35…
において各波長成分が計測される。この計測されたデー
タは信号処理部36により処理され、表示装置37に表示さ
れる。
されてディテクタ25の受光面に入射する。このとき分光
された波長範囲は第3図で示すように各画素部35…の配
列方向へ拡がることになる。そして、この各画素部35…
において各波長成分が計測される。この計測されたデー
タは信号処理部36により処理され、表示装置37に表示さ
れる。
一方、この被検部38の測定に先立ち行われた正常部の
測定データが、データ記憶部50に記憶されており、この
正常部のデータは演算比較回路40の分光データ読取り手
段43で読取られ、色度算出手段44により正常部の色度点
(N)が算出される。次に、被検部38の測定データが信
号処理部36を経て分光データ読取り手段43で読取られ、
色度算出手段44によりその色度点(A)が算出される。
一方、予め記録されている集束白色点(C)の色度点デ
ータがデータ呼出し手段45により呼出される。次に、角
度算出手段46により∠ACNが算出され(第6図)、これ
は先にデータ呼出し手段45により呼出した所定角度デー
タと比較され、その結果が出力手段48により出力され、
画像表示装置42によりモニタ画面上に第1図又は第6図
に示すように表示される。また、この出力手段48の出力
は、識別回路41にも入力される。しかして、色度図上で
∠ACNが異常と見なされる範疇の場合、つまり角∠ACN>
α(この角度αは病変部位の種類により、異常と見なさ
れる値が予め設定される)の場合識別回路41はその出力
レベルが“H"になり告知回路54を動作させ、警告音を発
すると共に、カメラレリーズ制御回路53にも“H"を出力
してレリーズ動作を行わせ、シャッタを切り写真撮影を
行わせ、異常と見なされる被検部38を含む観察部位を写
真撮影して記録する。これらのプロセスを第5図に示
す。
測定データが、データ記憶部50に記憶されており、この
正常部のデータは演算比較回路40の分光データ読取り手
段43で読取られ、色度算出手段44により正常部の色度点
(N)が算出される。次に、被検部38の測定データが信
号処理部36を経て分光データ読取り手段43で読取られ、
色度算出手段44によりその色度点(A)が算出される。
一方、予め記録されている集束白色点(C)の色度点デ
ータがデータ呼出し手段45により呼出される。次に、角
度算出手段46により∠ACNが算出され(第6図)、これ
は先にデータ呼出し手段45により呼出した所定角度デー
タと比較され、その結果が出力手段48により出力され、
画像表示装置42によりモニタ画面上に第1図又は第6図
に示すように表示される。また、この出力手段48の出力
は、識別回路41にも入力される。しかして、色度図上で
∠ACNが異常と見なされる範疇の場合、つまり角∠ACN>
α(この角度αは病変部位の種類により、異常と見なさ
れる値が予め設定される)の場合識別回路41はその出力
レベルが“H"になり告知回路54を動作させ、警告音を発
すると共に、カメラレリーズ制御回路53にも“H"を出力
してレリーズ動作を行わせ、シャッタを切り写真撮影を
行わせ、異常と見なされる被検部38を含む観察部位を写
真撮影して記録する。これらのプロセスを第5図に示
す。
上記警告音により、医師はその部分をさらに詳細に見
るように注意が喚起される。
るように注意が喚起される。
また、その被検部位がすでに写真撮影により記録され
ているので、後で詳細に調べることもできる。
ているので、後で詳細に調べることもできる。
なお、上記識別回路41により異常であるか否かのしき
い値となる角度データは癌、潰瘍及びびらん等に固有の
データを入力しておけば、これらと被検部の角度データ
を比較することにより診断することもできる。第7図は
内視鏡によって測定された単一の患者の胃の粘膜の色特
性を具体的に計測したデータの分布を示す。また、第8
図は同じく測定された複数の患者についての分布状況を
合せて示すものである。それぞれ一定の特別な傾向を示
していることが分る。
い値となる角度データは癌、潰瘍及びびらん等に固有の
データを入力しておけば、これらと被検部の角度データ
を比較することにより診断することもできる。第7図は
内視鏡によって測定された単一の患者の胃の粘膜の色特
性を具体的に計測したデータの分布を示す。また、第8
図は同じく測定された複数の患者についての分布状況を
合せて示すものである。それぞれ一定の特別な傾向を示
していることが分る。
尚、画像表示装置42に表示される内容は、前述のよう
に色度図とこの色度図上での被検部の色度点A、正常部
の色度点N及び集束白色点C、そして∠ACNとが表示さ
れ、さらに必要に応じデータ呼出し手段45により呼出し
たデータも表示できる。
に色度図とこの色度図上での被検部の色度点A、正常部
の色度点N及び集束白色点C、そして∠ACNとが表示さ
れ、さらに必要に応じデータ呼出し手段45により呼出し
たデータも表示できる。
ところで、上記角度算出手段46によって、∠ACNを算
出し、この角度∠ACNの大きさで被検部が正常あるいは
異常であるかの判別を行うが、この判別法が有効である
ことについて以下に詳述する。
出し、この角度∠ACNの大きさで被検部が正常あるいは
異常であるかの判別を行うが、この判別法が有効である
ことについて以下に詳述する。
一般的に、被検体迄の距離とか照明する角度等によっ
て、分光精度は変化すると考えられる。
て、分光精度は変化すると考えられる。
すなわち、或る色票、例えばR1色票までの距離及び角
度を変えたときの分光反射特性を第9図(a),(b)
に示す。この図から、測定条件を変えると、反射率の絶
対値は大きく変化することが判る。
度を変えたときの分光反射特性を第9図(a),(b)
に示す。この図から、測定条件を変えると、反射率の絶
対値は大きく変化することが判る。
そこでCIE−1960uv色度値(観察光源D65)をR1,R2色
票について計算した結果を第10図に示す。この図から明
らかなように距離、角度を変えて測定した色度値はR1に
ついては、v=0.421u+0.202、R2色票では、v=1.527
u−0.0133の直線上にある。また、第11図で示されるよ
うに他の16個の色票についても35個の組合せで測定した
色度値はすべて(0.188,0.276)を交点とした直線上に
あるというきわめて興味深い実験結果が得られた。な
お、18種の色票のこの座標での標準偏差はu=0.0077,v
=0.0120であった。
票について計算した結果を第10図に示す。この図から明
らかなように距離、角度を変えて測定した色度値はR1に
ついては、v=0.421u+0.202、R2色票では、v=1.527
u−0.0133の直線上にある。また、第11図で示されるよ
うに他の16個の色票についても35個の組合せで測定した
色度値はすべて(0.188,0.276)を交点とした直線上に
あるというきわめて興味深い実験結果が得られた。な
お、18種の色票のこの座標での標準偏差はu=0.0077,v
=0.0120であった。
D65の色度値は(0.198,0.312)、内視鏡照明の色度値
(分光放射計による測定値)は(0.208,0.331)であり
交点の色度値とは一致しない。すなわち、交点の座標は
本内視鏡分光器の光学系、照明系などを含めた基礎刺激
と考えることができる。従って、この基礎刺激に基づい
た主波長を用いることにより距離、照明角度の影響を除
去することができる。
(分光放射計による測定値)は(0.208,0.331)であり
交点の色度値とは一致しない。すなわち、交点の座標は
本内視鏡分光器の光学系、照明系などを含めた基礎刺激
と考えることができる。従って、この基礎刺激に基づい
た主波長を用いることにより距離、照明角度の影響を除
去することができる。
つまり、測定距離及び角度の如何にかかわらず、その
主波長は変わらず、且つ各色度点の色度図中心方向への
延長は一点に交わる事を示している。
主波長は変わらず、且つ各色度点の色度図中心方向への
延長は一点に交わる事を示している。
また、各色度点の色度図中心方向への延長は、内視鏡
系及び測定系の光学的特性に依存する点、すなわち、基
礎刺激と考えられる点つまり上述した集束白色点Cに集
束する。逆方向へ延長してスペクトル軌跡と交わる点
は、先の基礎刺激に対する主波長と考えられる。
系及び測定系の光学的特性に依存する点、すなわち、基
礎刺激と考えられる点つまり上述した集束白色点Cに集
束する。逆方向へ延長してスペクトル軌跡と交わる点
は、先の基礎刺激に対する主波長と考えられる。
上記測定結果から次のようなことが予測される。つま
り、正常部と異常部とに何らかの色相あるいは色彩上の
差異があるとすると、色度図上において、正常部の主波
長からずれたものになることが予測され、正常部の主波
長を基準にしてそのずれ量から正常部位か否かを判断す
る診断法が考えられる。この場合、正常部の主波長は、
測定に用いる内視鏡等の分光特性に左右されるであろう
が、その場合でも正常部は色度図上で主波長線上を移動
するのみであるので、基準となる正常部の主波長に対
し、そのずれ角度の大きさで異常であるか否かを判定す
ることは、異る測定系でも客観性を有するといえよう。
り、正常部と異常部とに何らかの色相あるいは色彩上の
差異があるとすると、色度図上において、正常部の主波
長からずれたものになることが予測され、正常部の主波
長を基準にしてそのずれ量から正常部位か否かを判断す
る診断法が考えられる。この場合、正常部の主波長は、
測定に用いる内視鏡等の分光特性に左右されるであろう
が、その場合でも正常部は色度図上で主波長線上を移動
するのみであるので、基準となる正常部の主波長に対
し、そのずれ角度の大きさで異常であるか否かを判定す
ることは、異る測定系でも客観性を有するといえよう。
この考えに基づいて、正常部と各種異常部を色度図上
で表示して分類したものが第7図及び第8図に示してあ
り、これらの図から、この方法が有力な診断法の一つで
あることの裏づけになることが分る。
で表示して分類したものが第7図及び第8図に示してあ
り、これらの図から、この方法が有力な診断法の一つで
あることの裏づけになることが分る。
この第1実施例によれば、正常部と被検部の色度点を
算出することによりそれ等の色度点と、集束白色点との
なす角度を所定の角度データと比較することにより病変
診断の有力な補助情報を実質上リアルタイムで提供でき
る。
算出することによりそれ等の色度点と、集束白色点との
なす角度を所定の角度データと比較することにより病変
診断の有力な補助情報を実質上リアルタイムで提供でき
る。
又、異常部と見なされる角度領域、つまり∠ACNがα
以上になる部位に対しては警告音により医者に告知でき
るようにしてあるので、その部位を見逃すことを確実に
防止できると共に、その部位を含む観察部位を写真撮影
してあるので、後から詳細に調べることもできる。
以上になる部位に対しては警告音により医者に告知でき
るようにしてあるので、その部位を見逃すことを確実に
防止できると共に、その部位を含む観察部位を写真撮影
してあるので、後から詳細に調べることもできる。
尚、上記第1実施例では、異常部と見なされる場合音
信号発生回路55から警告音を発するようにしているが、
∠ACNの大きさに応じて“異常部”と見なされる場合に
おけるその可能性のある病変名を画像表示装置42のモニ
タ画面上にリストアップしたり、あるいは音信号発生回
路55内のROM等に音声データとして登録しておき、角度
∠ACNが最小の異常値を越えた場合から可能性のある病
変名を音声で発するようにしても良い。又、演算比較回
路40内に部位、病変等により異った角度α1,α2,α3,…
を設定し、選択手段を設けて任意に識別境界を選択でき
るようにしても良い。
信号発生回路55から警告音を発するようにしているが、
∠ACNの大きさに応じて“異常部”と見なされる場合に
おけるその可能性のある病変名を画像表示装置42のモニ
タ画面上にリストアップしたり、あるいは音信号発生回
路55内のROM等に音声データとして登録しておき、角度
∠ACNが最小の異常値を越えた場合から可能性のある病
変名を音声で発するようにしても良い。又、演算比較回
路40内に部位、病変等により異った角度α1,α2,α3,…
を設定し、選択手段を設けて任意に識別境界を選択でき
るようにしても良い。
又、音信号による告知の他にランプとかLEDを点灯す
る等、光による告知手段でも良いし、両方で告知するよ
うにしても良い。
る等、光による告知手段でも良いし、両方で告知するよ
うにしても良い。
第12図は本発明の第2実施例の診断装置61を示す。
この診断装置61は、面順次式電子スコープ62と、この
電子スコープ62を接続することにより面順次照明光を供
給する面順次光源部63及び信号処理を行う信号処理部64
とを内蔵したビデオプロセッサ65と、このビデオプロセ
ッサ65に接続される色度計算装置66と、前記信号処理部
64による映像信号をカラー表示すると共に、異常と判断
した場合静止画にして写真撮影を行う静止画記録装置67
とから構成される。
電子スコープ62を接続することにより面順次照明光を供
給する面順次光源部63及び信号処理を行う信号処理部64
とを内蔵したビデオプロセッサ65と、このビデオプロセ
ッサ65に接続される色度計算装置66と、前記信号処理部
64による映像信号をカラー表示すると共に、異常と判断
した場合静止画にして写真撮影を行う静止画記録装置67
とから構成される。
上記電子スコープ62は、細長の挿入部68を有し、この
挿入部68内には照明光を伝送するライトガイド69が挿通
され、このライトガイド69は操作部71から外部に延出さ
れたユニバーサルコード72内を挿通され、その入射端を
光源部63に接続することによって、光源部63から面順次
照明光が供給される。
挿入部68内には照明光を伝送するライトガイド69が挿通
され、このライトガイド69は操作部71から外部に延出さ
れたユニバーサルコード72内を挿通され、その入射端を
光源部63に接続することによって、光源部63から面順次
照明光が供給される。
つまり、光源ランプ73の白色光は、モータ74により回
転駆動される回転フィルタ75を通すことにより、この回
転フィルタ75の周方向に扇状に設けた赤,緑,青の色透
過フィルタ(図示略)を順次通した赤,緑,青の照明光
にされ、コンデンサレンズ76により集光されてライトガ
イド69の入射端面に照射される。しかして、このライト
ガイド69で伝送された照明光は、出射端面から被写体
(観察部)側に照射される。この照明光で照射された被
写体からの反射光は、対物レンズ77により、この対物レ
ンズ77の焦点面に配置されたCCD78に結像され、光電変
換されて電荷として蓄積される。しかして、このCCD78
に信号ケーブルを介して、信号処理部64内のドライバ79
からのドライブ信号の印加により、信号電荷は読出さ
れ、アンプ81で増幅された後、A/Dコンバータ82でディ
ズタル信号に変換される。
転駆動される回転フィルタ75を通すことにより、この回
転フィルタ75の周方向に扇状に設けた赤,緑,青の色透
過フィルタ(図示略)を順次通した赤,緑,青の照明光
にされ、コンデンサレンズ76により集光されてライトガ
イド69の入射端面に照射される。しかして、このライト
ガイド69で伝送された照明光は、出射端面から被写体
(観察部)側に照射される。この照明光で照射された被
写体からの反射光は、対物レンズ77により、この対物レ
ンズ77の焦点面に配置されたCCD78に結像され、光電変
換されて電荷として蓄積される。しかして、このCCD78
に信号ケーブルを介して、信号処理部64内のドライバ79
からのドライブ信号の印加により、信号電荷は読出さ
れ、アンプ81で増幅された後、A/Dコンバータ82でディ
ズタル信号に変換される。
このディジタル信号は、Rフレームメモリ、Gフレー
ムメモリ、BフレームメモリからなるR・G・Bフレー
ムメモリ83に入力される。この場合、赤の照明光のもと
で撮像した信号はRフレームメモリに、緑の照明光のも
とで撮像した信号はGフレームメモリに、青の照明光の
もとで撮像した信号はBフレームメモリにという具合で
R・G・Bフレームメモリ83に書き込まれる。しかし
て、R,G,Bの各フレームメモリにそれぞれ1フレーム分
の書き込みが終了すると、これらは同時に読出され、D/
Aコンバータ84でアナログ信号に戻された後、測定域輪
郭発生回路85を経てNTSCエンコーダ86に入力され、NTSC
方式の複合映像信号に変換された後、混合器87を経て静
止画記録装置67に入力されモニタ画面に観察部位をカラ
ー表示する。このモニタ画面上には、測定域輪郭発生回
路85により発生された測定域(測定部)の輪郭例えば小
円が第13図(a)に示すように重畳して表示される。
ムメモリ、BフレームメモリからなるR・G・Bフレー
ムメモリ83に入力される。この場合、赤の照明光のもと
で撮像した信号はRフレームメモリに、緑の照明光のも
とで撮像した信号はGフレームメモリに、青の照明光の
もとで撮像した信号はBフレームメモリにという具合で
R・G・Bフレームメモリ83に書き込まれる。しかし
て、R,G,Bの各フレームメモリにそれぞれ1フレーム分
の書き込みが終了すると、これらは同時に読出され、D/
Aコンバータ84でアナログ信号に戻された後、測定域輪
郭発生回路85を経てNTSCエンコーダ86に入力され、NTSC
方式の複合映像信号に変換された後、混合器87を経て静
止画記録装置67に入力されモニタ画面に観察部位をカラ
ー表示する。このモニタ画面上には、測定域輪郭発生回
路85により発生された測定域(測定部)の輪郭例えば小
円が第13図(a)に示すように重畳して表示される。
尚、上記CCD78からの信号の読出しは、赤,緑,青の
各照明期間の終了に同期して行われる。このため、回転
フィルタ75の回転位置は、図示しない位置センサにより
検知され、この検知信号はタイミングジェネレータ91に
入力される。しかして、このタイミングジェネレータ91
は、この検知信号に同期してドライブ信号を出力するド
ライバ79を制御する。又、モータ74の回転速度が変化し
ないように、タイミングジェネレータ91はモータドライ
バ92を制御する。さらに、このタイミングジェネレータ
91は制御回路93にタイミング信号を出力する。この制御
回路93は、このタイミング信号に同期して、A/Dコンバ
ータ82のA/D変換のタイミングとか、R・G・Bフレー
ムメモリ83の書込み及び読出しの制御、D/Aコンバータ8
4のD/A変換のタイミング等を制御する。
各照明期間の終了に同期して行われる。このため、回転
フィルタ75の回転位置は、図示しない位置センサにより
検知され、この検知信号はタイミングジェネレータ91に
入力される。しかして、このタイミングジェネレータ91
は、この検知信号に同期してドライブ信号を出力するド
ライバ79を制御する。又、モータ74の回転速度が変化し
ないように、タイミングジェネレータ91はモータドライ
バ92を制御する。さらに、このタイミングジェネレータ
91は制御回路93にタイミング信号を出力する。この制御
回路93は、このタイミング信号に同期して、A/Dコンバ
ータ82のA/D変換のタイミングとか、R・G・Bフレー
ムメモリ83の書込み及び読出しの制御、D/Aコンバータ8
4のD/A変換のタイミング等を制御する。
ところでNTSCエンコーダ86の複合映像信号は色度計算
装置66内の測定域ゲート回路95を介して色度計算回路96
に入力され、上記測定域ゲート回路95内の映像信号に対
して色度の計算を行う。上記測定域ゲート回路95は、測
定域輪郭発生回路85が第13図(b)に示すように測定域
の境界部分で出力する2つのパルスに基づき、これらパ
ルスの間で同図(c)に示すようにゲートを開き、測定
域部分の映像信号を色度計算回路96に通す。尚、測定域
に接する部分のようにパルスが1つしか出力されない場
合には、これを検知して、そのパルス期間のみゲートを
開くか、全く開かないように制御する(具体的にはNTSC
エンコーダ86の出力信号を1H(1水平期間)遅延して色
測定域ゲート回路95側に出力し、その遅延前の測定域輪
郭発生回路85の出力パルスを1H期間毎にリセットされる
2進カウンタを通し、その出力が“H"つまりパルスが1
つしか入力されない場合にはその1H期間に対し、ゲート
を開かないように制御し、一方カウンタの出力が“L"の
場合には第1のパルスでゲートを開き、第2のパルスで
ゲートを閉じるように制御すれば良い。) 上記色度計算回路96で被検部(測定部)の色度が算出
されると、その算出された色度は、識別回路97に入力さ
れると共に、スーパーインポーズ回路98にも入力され
る。しかして、このスーバーインポーズ回路98は、その
色度を混合器87で映像信号に重畳して静止画記録装置67
を構成するカラーモニタ99a,99bに入力し、モニタ画面
上に映像信号と共に被検部の色度を表示する。尚、上記
色度の表示をするか否かは表示切換回路101により選択
できるようにしてある。上記一方のモニタ99aは術者の
観察用のものであり、他方のモニタ99bにはスチルカメ
ラ102が取付けられ、写真撮影できるようにしてある。
装置66内の測定域ゲート回路95を介して色度計算回路96
に入力され、上記測定域ゲート回路95内の映像信号に対
して色度の計算を行う。上記測定域ゲート回路95は、測
定域輪郭発生回路85が第13図(b)に示すように測定域
の境界部分で出力する2つのパルスに基づき、これらパ
ルスの間で同図(c)に示すようにゲートを開き、測定
域部分の映像信号を色度計算回路96に通す。尚、測定域
に接する部分のようにパルスが1つしか出力されない場
合には、これを検知して、そのパルス期間のみゲートを
開くか、全く開かないように制御する(具体的にはNTSC
エンコーダ86の出力信号を1H(1水平期間)遅延して色
測定域ゲート回路95側に出力し、その遅延前の測定域輪
郭発生回路85の出力パルスを1H期間毎にリセットされる
2進カウンタを通し、その出力が“H"つまりパルスが1
つしか入力されない場合にはその1H期間に対し、ゲート
を開かないように制御し、一方カウンタの出力が“L"の
場合には第1のパルスでゲートを開き、第2のパルスで
ゲートを閉じるように制御すれば良い。) 上記色度計算回路96で被検部(測定部)の色度が算出
されると、その算出された色度は、識別回路97に入力さ
れると共に、スーパーインポーズ回路98にも入力され
る。しかして、このスーバーインポーズ回路98は、その
色度を混合器87で映像信号に重畳して静止画記録装置67
を構成するカラーモニタ99a,99bに入力し、モニタ画面
上に映像信号と共に被検部の色度を表示する。尚、上記
色度の表示をするか否かは表示切換回路101により選択
できるようにしてある。上記一方のモニタ99aは術者の
観察用のものであり、他方のモニタ99bにはスチルカメ
ラ102が取付けられ、写真撮影できるようにしてある。
ところで、上記識別回路97は、入力される被検部に対
する色度を色度図上における色度点Aに対応された場
合、集束白色点C及び予め求めた正常部の色度点Nとに
より∠ACNが異常とみなされる角度α以上であるかを識
別し、異常である場合には異常検知信号を出力する。こ
の異常検知信号により、音信号発振制御回路103はスピ
ーカ104から警告音等を発して術者に告知すると共に、
レリーズコントローラ105にも伝送して、自動的に静止
画を撮影する動作を行わせる。
する色度を色度図上における色度点Aに対応された場
合、集束白色点C及び予め求めた正常部の色度点Nとに
より∠ACNが異常とみなされる角度α以上であるかを識
別し、異常である場合には異常検知信号を出力する。こ
の異常検知信号により、音信号発振制御回路103はスピ
ーカ104から警告音等を発して術者に告知すると共に、
レリーズコントローラ105にも伝送して、自動的に静止
画を撮影する動作を行わせる。
即ち、このレリーズコントローラ105は制御回路93に
R・G・Bフレームメモリ83に書込みの更新を停止させ
る信号を送出させ、この信号後に、R・G・Bフレーム
メモリ83は一定期間書込みが停止されて、読出しのみが
行われる状態に保持される。従って、この状態ではモニ
タ99a,99bには静止画が表示されることになる。又、制
御回路93は、レリーズ信号のスチルカメラ102に送出
し、静止画状態でのモニタ画面上の観察部の映像(表示
が選択されている場合には色度も)を写真撮影させる。
R・G・Bフレームメモリ83に書込みの更新を停止させ
る信号を送出させ、この信号後に、R・G・Bフレーム
メモリ83は一定期間書込みが停止されて、読出しのみが
行われる状態に保持される。従って、この状態ではモニ
タ99a,99bには静止画が表示されることになる。又、制
御回路93は、レリーズ信号のスチルカメラ102に送出
し、静止画状態でのモニタ画面上の観察部の映像(表示
が選択されている場合には色度も)を写真撮影させる。
この第2実施例の作用効果は、上記第1実施例とほぼ
同様のものとなる。
同様のものとなる。
尚、静止画記録装置67としては、CRTを用いたモニタ9
9b及びスチルカメラ102に限らず、磁気ディスク記録装
置つまりフロップィディスク記録装置、ハードディスク
記録装置、TVR、光学式記録装置等のいずれでも良い。
9b及びスチルカメラ102に限らず、磁気ディスク記録装
置つまりフロップィディスク記録装置、ハードディスク
記録装置、TVR、光学式記録装置等のいずれでも良い。
上記第2実施例は面順次のカラー撮像方式のものであ
るが、モザイク状カラーフィルタを用いた単板式、カラ
ーフィルタを用いた2板式、3板式3管式等のカラーフ
ィルタ内蔵の撮像手段を有する電子スコープでも同様に
適用できる。
るが、モザイク状カラーフィルタを用いた単板式、カラ
ーフィルタを用いた2板式、3板式3管式等のカラーフ
ィルタ内蔵の撮像手段を有する電子スコープでも同様に
適用できる。
又、面順次式のカラー撮像手段を内蔵したテレビカメ
ラをファイバスコープ又は硬性内視鏡の接眼部に装着し
た内視鏡装置でも良い。
ラをファイバスコープ又は硬性内視鏡の接眼部に装着し
た内視鏡装置でも良い。
第14図は本発明の第3実施例の主要部となる先端カメ
ラ式内視鏡111を示す。
ラ式内視鏡111を示す。
この内視鏡111は、細長で可撓性の挿入部112の先端側
に硬性の先端部114を設け、この先端部114内に照明手段
としてランプ115を収納し、このランプ115の白色照明光
はガラス116で覆われた照明窓117を介して被写体側に照
射される。
に硬性の先端部114を設け、この先端部114内に照明手段
としてランプ115を収納し、このランプ115の白色照明光
はガラス116で覆われた照明窓117を介して被写体側に照
射される。
上記照明窓117に隣接する観察窓には対物レンズ118が
取付けられ、その対物レンズ118の内側にはビームスプ
リッタとしてのプリズム121が配置され、このプリズム1
21で一部は反射され、イメージガイド122の先端面に像
を結ぶ。この像は、イメージガイド122により、手元側
操作部123側に配置された出射端面まで伝送される。こ
の出射端面に対向して接眼レンズ124が配設され、接眼
窓125から出射端面に伝送された光学像を肉眼で観察で
きるようにしてある。
取付けられ、その対物レンズ118の内側にはビームスプ
リッタとしてのプリズム121が配置され、このプリズム1
21で一部は反射され、イメージガイド122の先端面に像
を結ぶ。この像は、イメージガイド122により、手元側
操作部123側に配置された出射端面まで伝送される。こ
の出射端面に対向して接眼レンズ124が配設され、接眼
窓125から出射端面に伝送された光学像を肉眼で観察で
きるようにしてある。
一方、上記プリズム121を透過した光は、フィルム127
面にも結像する。このフィルム127はフィルムパトロー
ネ128から引き出され、所定駒数撮影できるようにして
ある。
面にも結像する。このフィルム127はフィルムパトロー
ネ128から引き出され、所定駒数撮影できるようにして
ある。
尚、フィルム127面の手前には図示しないシャッタが
配置され、撮影時にはシャッタを開くようにしてある。
配置され、撮影時にはシャッタを開くようにしてある。
上記プリズム121を通過した光の一部は、回折格子129
の格子面で回折され、ディテクタ130にてその回折像が
受光される。
の格子面で回折され、ディテクタ130にてその回折像が
受光される。
上記ディテクタ130で受光し、光電変換された信号
は、挿入部112内を挿通した信号ケーブルを介して操作
部123から信号処理部131側に伝送され、信号処理されて
色度が算出され、図示しないモニタに表示される。
は、挿入部112内を挿通した信号ケーブルを介して操作
部123から信号処理部131側に伝送され、信号処理されて
色度が算出され、図示しないモニタに表示される。
上記第14図に示す実施例は、内視鏡111の先端部に分
光測定部を設け、この分光測定は、観察窓を通した光を
利用している。しかし、第15図に示す変形例のように観
察窓から入射される光はイメージガイド122に導くと共
に、フィルム127面への撮影用に用い、この観察窓とは
別にカバーガラス132を取付けた測光窓133を設け、この
窓133を通した光をレンズ134を介して回折格子129側に
導くようにしても良い。
光測定部を設け、この分光測定は、観察窓を通した光を
利用している。しかし、第15図に示す変形例のように観
察窓から入射される光はイメージガイド122に導くと共
に、フィルム127面への撮影用に用い、この観察窓とは
別にカバーガラス132を取付けた測光窓133を設け、この
窓133を通した光をレンズ134を介して回折格子129側に
導くようにしても良い。
第16図は本発明の第4実施例の主要部を示す。
この第4実施例は、上記第12図に示す第2実施例にお
いて、測定域を第17図に示すようにa→b→c…→zの
ように走査できるようにしたものである。
いて、測定域を第17図に示すようにa→b→c…→zの
ように走査できるようにしたものである。
このため、第12図において、測定域輪郭発生回路85を
信号処理部64内に設けない信号処理部64′とし、NTSCエ
ンコーダ86から出力される複合映像信号を測定域走査回
路141を備えた色度計算装置66′に入力している。
信号処理部64内に設けない信号処理部64′とし、NTSCエ
ンコーダ86から出力される複合映像信号を測定域走査回
路141を備えた色度計算装置66′に入力している。
上記測定域走査回路141は、複合映像信号から同期信
号を分離し、例えば垂直同期信号をカウンタに入力し、
1フレーム毎に第17図a→b→c…→zのように測定域
を走査するように内部の測定域ゲート回路を制御する。
しかして、観察部位内に異常部があると、これを識別回
路97で識別し、告知すると共にその観察部位を自動的に
写真撮影等により記録できるようにしてある。
号を分離し、例えば垂直同期信号をカウンタに入力し、
1フレーム毎に第17図a→b→c…→zのように測定域
を走査するように内部の測定域ゲート回路を制御する。
しかして、観察部位内に異常部があると、これを識別回
路97で識別し、告知すると共にその観察部位を自動的に
写真撮影等により記録できるようにしてある。
尚、この実施例は、映像信号を出力する電子内視鏡に
対して使用できる。又、VTR等に記録した信号を再生し
て分光的診断を下す場合にも利用できる。
対して使用できる。又、VTR等に記録した信号を再生し
て分光的診断を下す場合にも利用できる。
ところで、上述した各実施例では色度点の表示が(UC
S表色系のCIE1960)uv色度図上のものであったが、他の
表色系の色度図でも良い。
S表色系のCIE1960)uv色度図上のものであったが、他の
表色系の色度図でも良い。
例えば、CIE表色系、他のUCS表色系を含む混色系の表
色系を用いても良いし、ULCS表色系を含む顕色系の表色
系を用いても良い。
色系を用いても良いし、ULCS表色系を含む顕色系の表色
系を用いても良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、分光測定手段によ
り求められた色度点が異常に相当するか否かの識別手段
を設けると共に、異常の場合に動作する告知手段とを設
けてあるので、分光的な異常部を見逃すことを確実に防
止できるので、診断に対する有効な補助手段になる。
り求められた色度点が異常に相当するか否かの識別手段
を設けると共に、異常の場合に動作する告知手段とを設
けてあるので、分光的な異常部を見逃すことを確実に防
止できるので、診断に対する有効な補助手段になる。
第1図ないし第11図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は本発明の第1実施例の構成図、第2図はその要部の
概略的な構成の説明図、第3図はディテクタの正面図、
第4図は演算比較手段の構成図、第5図は測定動作のタ
イムチャート図、第6図は色度点による診断の説明図、
第7図及び第8図は具体的な測定データによる色特性
図、第9図は同一色票を条件に変えて測定した測定結果
を示す図、第10図は異る色票に対して測定条件を変えて
得られた測定値を色度座標で表わした測定結果を示す
図、第11図は多数の測定結果が基準点に集束することを
示す図、第12図は本発明の第2実施例の構成図、第13図
は測定域の輪郭に対応するパルスが出力される様子を示
す説明図、第14図は本発明の第3実施例の主要部の構成
図、第15図は第3実施例の変形例の主要部の構成図、第
16図は本発明の第4実施例の主要部の構成図、第17図は
第4実施例における測定域走査回路を動作説明図であ
る。 1……内視鏡、9……イメージガイド 13……導光スコープ、18……ライトガイド 22……分光測定器、40……演算比較回路 41……識別回路、42……画像表示装置 43……読取り手段、44……色度算出手段 45……データ呼出し手段 47……角度比較手段、52……カメラ 53……カメラレリーズ制御回路 54……告知回路
図は本発明の第1実施例の構成図、第2図はその要部の
概略的な構成の説明図、第3図はディテクタの正面図、
第4図は演算比較手段の構成図、第5図は測定動作のタ
イムチャート図、第6図は色度点による診断の説明図、
第7図及び第8図は具体的な測定データによる色特性
図、第9図は同一色票を条件に変えて測定した測定結果
を示す図、第10図は異る色票に対して測定条件を変えて
得られた測定値を色度座標で表わした測定結果を示す
図、第11図は多数の測定結果が基準点に集束することを
示す図、第12図は本発明の第2実施例の構成図、第13図
は測定域の輪郭に対応するパルスが出力される様子を示
す説明図、第14図は本発明の第3実施例の主要部の構成
図、第15図は第3実施例の変形例の主要部の構成図、第
16図は本発明の第4実施例の主要部の構成図、第17図は
第4実施例における測定域走査回路を動作説明図であ
る。 1……内視鏡、9……イメージガイド 13……導光スコープ、18……ライトガイド 22……分光測定器、40……演算比較回路 41……識別回路、42……画像表示装置 43……読取り手段、44……色度算出手段 45……データ呼出し手段 47……角度比較手段、52……カメラ 53……カメラレリーズ制御回路 54……告知回路
フロントページの続き (72)発明者 此村 優 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 一成 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原 忠義 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小川 元嗣 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 南出 剛紀 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 博雅 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西岡 公彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−69048(JP,A) 特開 昭59−69049(JP,A) 光技術コンタクト、25〔1〕(1987− 1−20)日本オプトメカトロニクス協会 P.28−43
Claims (1)
- 【請求項1】照明光を被検体に照射する照明手段及び被
検体からの戻り光を受光して被検体を観察する観察手段
を備えた内視鏡と、 前記被検体からの戻り光を分光測定する分光測定手段
と、 光源を含む内視鏡の分光特性と被検体の分光特性とによ
り決まり、被検体の色度点が集束する集束色度点
(C)、被検体の正常部の色度点(N)、及び被検体中
の測定目的部位の色度点(A)より、∠ACNを算出する
演算手段と、 この演算手段が算出した∠ACNを所定値と比較して前記
測定目的部位の色度点(A)が異常の範疇に入るか否か
を識別する識別手段と、 この識別手段の識別結果が異常である場合に異常である
ことを告知する告知手段とを有することを特徴とする経
内視鏡分光診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62260017A JP2572784B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 経内視鏡分光診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62260017A JP2572784B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 経内視鏡分光診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01101965A JPH01101965A (ja) | 1989-04-19 |
JP2572784B2 true JP2572784B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=17342149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62260017A Expired - Fee Related JP2572784B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 経内視鏡分光診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572784B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE242999T1 (de) * | 1994-07-14 | 2003-07-15 | Washington Res Found | Vorrichtung zum nachweis der barrett metaplasie in der speiseröhre |
JPH1189789A (ja) * | 1997-09-24 | 1999-04-06 | Olympus Optical Co Ltd | 蛍光画像装置 |
JPH11103094A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Unitec:Kk | 発光ダイオード測定選別装置 |
EP1021127B1 (en) * | 1997-10-10 | 2007-12-05 | Boston Scientific Limited | Miniature spectrometer system |
JP2006020788A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Pentax Corp | 自家蛍光観察可能な電子内視鏡装置およびシステム |
US9417104B2 (en) * | 2005-12-07 | 2016-08-16 | MEDIMETRICS Personalized Drug Delivery B.V. | Electronic gastrointestinal screening |
US9107694B2 (en) * | 2009-01-30 | 2015-08-18 | Koninklijke Philips N.V. | Examination apparatus |
JP6833870B2 (ja) | 2016-12-07 | 2021-02-24 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5969048A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-19 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡診断システム |
JPS5969049A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-19 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡診断システム |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP62260017A patent/JP2572784B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
光技術コンタクト、25〔1〕(1987−1−20)日本オプトメカトロニクス協会P.28−43 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01101965A (ja) | 1989-04-19 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |