JP2572633Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2572633Y2
JP2572633Y2 JP1992032536U JP3253692U JP2572633Y2 JP 2572633 Y2 JP2572633 Y2 JP 2572633Y2 JP 1992032536 U JP1992032536 U JP 1992032536U JP 3253692 U JP3253692 U JP 3253692U JP 2572633 Y2 JP2572633 Y2 JP 2572633Y2
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JP
Japan
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display
locking piece
main body
locking
rotated
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JP1992032536U
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JPH0592829U (ja
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一徳 森
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ラップトップ或いはノートブック
型と称される小型で携帯性に富んだパーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサ等の電子機器が急増している。
この種機器の基本構成は、特開昭59−91524号公
報等に開示されているように、上面にキーボードを配し
た本体と、該本体上面にこの上面と隣接する一辺を中心
に回動可能に装着された液晶等のフラットディスプレイ
からなる表示器とを備え、機器の使用時には上記表示器
を本体のキーボード面に対して略直交する位置に回動保
持することにより、キー入力及び表示を可能とし、一
方、機器の未使用時或いは携帯時には上記表示器にて上
記キーボード面を覆うように上記表示器を回動保持する
ことにより、機器をコンパクト化できる。
【0003】また、上記未使用時或いは携帯時の表示器
の保持のための構成は、図8に示す如く本体(1)のキ
ーボード面(2)と対向する表示器(3)上面より先端
が突出し、かつバネ部材(図示せず)により図中矢印A
方向に付勢される係止片(4)を設け、一方本体(1)
側には上記表示器(3)がキーボード面(2)を覆うご
とく回動された際に上記係止片(4)が係止される係止
孔(5)を設けたものである。これにより表示器(3)
をキーボード面(2)を覆う如く回動した際に上記係止
片(4)を係止孔(5)に係止でき、その結果携帯時の
本体(1)と表示器(3)との固定を確実に行なえる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】近年、マンマシンイン
ターフェースの向上の観点から従来のキーボード入力方
式に換えて手書入力方式が提案されている。しかし、手
書入力方式はユーザにとって馴染みが浅く、決して最良
の入力方式ではない。そこで、キーボード入力方式と手
書入力方式の長所を活せるシステムとして両方式を併用
してなるワードプロセッサが提案されている(例えば、
シャープ(株)WV−S200)。
【0005】斯るワードプロセッサの基本構成は、上述
した様なノートブック型となっているため非常にコンパ
クトであり、かつ、手書入力用の手段としては表示器の
表示面上に貼付された透明タブレットを用いている。然
るに、斯る装置では、手書入力を行なう際でも表示器は
本体に対して略直交する形となっているため操作性の点
で問題があった。
【0006】この問題は、手書入力時には上記表示器を
本体より取外し、その入力面を水平にユーザの手元近傍
に載置できる様に構成することにより入力操作性を向上
できる。しかし、表示器を水平に載置して使用すると、
図6に示した係止片(4)が上方に突出することとなる
ので、手書入力時に邪魔となるばかりか、ユーザが手等
を引っかけてケガをするという問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は斯る点に鑑みて
なされたもので、その構成的特徴は、本体と、該本体上
面に配され、上記上面と隣接する一辺を中心に回動可能
な表示器と、該表示器表面に垂設され、この表示器を上
記本体上面を覆う如く上記一辺を中心に回動した際に上
記本体上面に穿設された係止孔に係止される係止片とを
備えた電子機器であって、上記係止片の表示器側の一端
は回動可能に軸支されていることにある。
【0008】また、他の特徴は、上記係止片の表示器側
の一端を回動可能に軸支する手段と、上記表示器を本体
上面を覆う如く回動した時上記係止片が上記表示器表面
に対して垂設するように回動させる手段と、上記表示器
により上記本体表面を覆った状態で上記係止片の回動を
可能とするように本体に形成された凹部とを備えたこと
にある。
【0009】
【作用】斯る構成によれば、係止片を表示器表面に対し
て水平とすることができる。また、他の特徴によれば、
表示器を本体を覆うごとく回動させた際には、常に係止
片は表示器表面に対して垂設することとなる。
【0010】
【実施例】図1は、本考案の要部を示す斜視図であり、
図中(11)は表示器であり、該表示器は例えば液晶表
示器と該液晶表示器の表示面上に積層された手書入力用
の透明タブレットとからなる表示部(12)を備える。
斯る表示器(11)は図8に示した従来装置の表示器
(3)と同様にキーボードを上面に備えた本体(図1中
図示せず)上面に回動可能に装着されている。
【0011】(13)は係止片であり、該係止片は表示
器(11)上面(14)端部に穿設された長孔(15)
内においてその長手方向(図中矢印方向)にスライド可
能に装着されると共に図中破線で示す如く長孔(15)
上部の表示部(12)側壁面に形成された切欠部(1
6)において、表示部(12)側に傾倒可能となってい
る。
【0012】以下では図2〜図5を用いて上記係止片
(13)及びその周囲の構造を説明する。図2は表示器
(11)を本体(17)のキーボード面を覆う如く回動
した状態における上記係止片(13)及びその周囲の機
構状態を示す要部断面であり、図3は図2中のI−I′
線断面図である。
【0013】図中、(18)は本体(17)上面に穿設
された係止孔であり、該係止孔には表示器(11)が本
体(17)のキーボード面を覆う如く回動された際(以
下では、単に閉状態という)に上記係止片(13)が挿
入可能となっている。(19)は表示器(11)内に配
された支持部であり、該支持部の上記長孔(15)と対
向する位置には上記係止片(13)を軸支するための回
転軸(20)が設けられている。尚、この回転軸(2
0)は上記係止片(13)のスライド方向に延在してお
り、従って上記係止片(13)は上記スライド方向と直
交する方向に回動できることとなる。また、上記支持部
(19)は上記長孔(15)が穿設されている表示器
(11)の上面(14)と直交する側面(21)に穿設
され、上記長孔(15)と同方向に延在する第2の長孔
(22)より先端が突出したスライドレバ(23)を有
する。従って、上記レバ(23)を操作することにより
上記係止片(13)を第1長孔(15)に沿ってスライ
ドできる。(24)はバネからなる付勢手段であり、該
付勢手段は上記支持部(19)を図2中矢印方向(図1
中下方向)に常時付勢する。従って、図2に示す如く表
示器(11)が閉状態にある時には、上記係止片(1
3)は係止孔(18)の左端に係止され、上記閉状態を
保持できる。
【0014】一方、上記閉状態を解除し、表示器(1
1)を本体(17)上面に対して略直交する位置に回動
させるには、上記レバ(23)を操作し、上記係止片
(13)と係止孔(18)との係止を解除し、その状態
で上記表示器(11)を回動させることにより行なえ
る。図4及び図5は、係止片(13)を表示部(12)
側に傾倒した際の係止片(13)及びその周囲の構造を
示す要部断面図であって、図5は図4のII−II′線
断面図である。
【0015】上記係止片(13)の傾倒は、当然のこと
ながら上記係止片(13)が係止孔(18)に係止され
ていない状態のとき行なわれる。この状態では、上記レ
バ(23)を操作しない限り図1に示す如く係止片(1
3)は付勢手段(24)により第1長孔(15)下方に
付勢されているので、表示部(12)側に傾倒させるこ
とはできない。そこで、上記レバ(23)を操作し、係
止片(13)を上記切欠部(16)に隣接する第1長孔
(15)上部までスライドさせ、この状態で係止片(1
3)を表示部(12)方向に回動させることにより図
4、5及び図1中破線で示した如く係止片(13)を傾
倒させることができる。尚、斯る傾倒時には、係止片
(13)は切欠部(16)に係止されることとなるの
で、上記付勢手段(24)の付勢力に抗した形で保持さ
れることとなる。
【0016】上記係止片(13)の傾倒状態で表示器
(12)を閉状態としたとしても係止片(13)は係止
孔(18)に係止できないので、閉状態とする際には上
記係止片(13)を表示器(11)上面(14)に対し
て垂設する如く傾倒時とは逆に回動した後行なう。図6
及び図7は本考案の第2実施例を示す要部拡大図であ
る。
【0017】図1〜図5に示した第1実施例との相違
は、まず、表示器(11)側において、係止片(13)
に回転軸(20)を挟んで反対方向に延在する舌片(3
0)を一体的に形成すると共に、上記係止片(13)が
表示器(12)側に傾倒した状態の時上記舌片(30)
と対向する位置にスライドピン(31)を設けたことに
ある。上記スライドピン(31)は、その先端が常に表
示器(11)表面に突出するようにバネ手段(32)に
より付勢され、またその他端は係止片(13)の傾倒時
上記舌片(30)に当接可能となっている。従って、係
止片(13)の傾倒時、上記スライドピン(31)を表
示器(11)内方に押し込むと、その押力が舌片(3
0)に作用し、その結果係止片(13)は図1に示す如
く表示器(11)表面に対して垂設することとなる。
【0018】更に、第1実施例との相違は、本体(1
7)側において係止孔(18)と連接する凹部(33)
を形成すると共に、表示器(11)を閉状態とした時上
記スライドピン(31)の先端に当接するダボ(34)
を本体(17)表面に設けたことにある。上記凹部(3
3)は係止片(13)を傾倒した状態で表示器(11)
を閉状態とした時、上記係止片(13)と対向する本体
(17)上面に形成され、かつその大きさは上記閉状態
で、上記係止片(13)が回転軸(20)を中心に回動
できるだけの大きさを有する。また、上記ダボ(34)
は表示器(11)が閉状態となった時、スライドピン
(31)を押し込むこととなる。
【0019】従って、第2実施例では、係止片(13)
を傾倒した状態で表示器(11)を閉状態としても、上
記ダボ(34)がスライドピン(31)を押し込むこと
により、係止片(13)が凹部(33)内を回動して垂
設するので、係止片(13)は係止孔(18)に係止さ
れる。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、本体に対して回動可能
に装着された表示器を上記本体表面を覆う如く回動し、
その状態で保持可能とするために上記表示器の上記本体
と対向する面より突出した係止片を上記面と水平となる
様傾倒可能としたので、上記表示器を本体より着脱可能
とし、かつその表示器の表示面より手書入力を行なえる
様にした際でも、上記係止片を傾倒させておけば上記手
書入力の邪魔となることはなく、また、いつの場合であ
ってもユーザが上記係止片に手等を引っかけケガをする
ということはなくなる。
【0021】更に本考案によれば、係止片を傾倒させた
状態で閉状態とした場合でも、係止片は自動的に垂設し
係止孔に係止されることとなるので、表示器を閉状態に
する度に上記係止片が垂設しているか否かを一々確認す
る必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部外観斜視図であ
る。
【図2】第1実施例の部分断面図である。
【図3】図2のI−I′線断面図である。
【図4】第1実施例の部分断面図である。
【図5】図4のII−II′線断面図である。
【図6】本考案の第2実施例を示す要部外観斜視図であ
る。
【図7】第2実施例の部分断面図である。
【図8】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
11 表示器 12 表示部 13 係止片 14 表示器表面 17 本体 18 係止孔 20 回転軸 31 スライドピン 33 凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/16 H05K 5/03 G06F 15/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体上面に配され、上記上面
    と隣接する一辺を中心に回動可能な表示器と、該表示器
    表面に垂設され、この表示器を上記本体上面を覆う如く
    上記一辺を中心に回動した際に上記本体上面に穿設され
    た係止孔に係止される係止片とを備えた電子機器であっ
    て、上記係止片はその側面が上記表示器表面に向かって
    傾倒するように回動可能に軸支されていることを特徴と
    する電子機器。
  2. 【請求項2】 本体と、該本体上面に配され、上記上面
    と隣接する一辺を中心に回動可能な表示器と、該表示器
    表面に垂設され、この表示器を上記本体上面を覆う如く
    上記一辺を中心に回動した際に上記本体上面に穿設され
    た係止孔に係止される係止片とを備えた電子機器であっ
    て、上記係止片の側面が上記表示器表面に向かって傾倒
    するように上記係止片の表示器側の一端を回動可能に軸
    支する手段と、上記表示器が本体上面を覆った時上記係
    止片が上記表示器表面に対して垂設するように付勢する
    手段と、上記表示器により上記本体表面を覆った状態で
    上記係止片の上記軸支手段を中心とした回動を可能とす
    るように本体に形成された凹部とを備えたことを特徴と
    する電子機器。
JP1992032536U 1992-03-30 1992-05-18 電子機器 Expired - Lifetime JP2572633Y2 (ja)

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JP1992032536U JP2572633Y2 (ja) 1992-03-30 1992-05-18 電子機器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-17658 1992-03-30
JP1765892 1992-03-30
JP1992032536U JP2572633Y2 (ja) 1992-03-30 1992-05-18 電子機器

Publications (2)

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JPH0592829U JPH0592829U (ja) 1993-12-17
JP2572633Y2 true JP2572633Y2 (ja) 1998-05-25

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ID=26354215

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537245U (ja) * 1978-08-31 1980-03-10
JPH03131917A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Canon Inc 電子機器
JP3000822U (ja) * 1994-02-07 1994-08-16 秀紀 田杭 タイヤ用コンクリート注入量産機

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JPH0592829U (ja) 1993-12-17

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