JP2003167643A - コンピュータ装置 - Google Patents

コンピュータ装置

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JP2003167643A
JP2003167643A JP2001359736A JP2001359736A JP2003167643A JP 2003167643 A JP2003167643 A JP 2003167643A JP 2001359736 A JP2001359736 A JP 2001359736A JP 2001359736 A JP2001359736 A JP 2001359736A JP 2003167643 A JP2003167643 A JP 2003167643A
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英之 臼井
Kenichi Tanaka
健一 田中
Kazuhiko Yamazaki
和彦 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによるモニタの見易さを確保しつつ装
置の安定性を高める。 【解決手段】 モニタユニット12と本体ユニット13
とを備えるとともにモニタユニット12が本体ユニット
13にヒンジ部16を介して接続されたノートブック型
PC11において、本体ユニット13が、その前部13
bの一部が着脱可能なキーボード19として形成される
とともに、前部13bの他の部分に、本体ユニット13
に内蔵すべき各要素のうちの重量物であるバッテリーユ
ニット26が収容可能とされている。この場合、本体ユ
ニット13からキーボード19を取り外した場合におい
ても、重量物であるバッテリーユニット26がキーボー
ド19を取り外した部分に依然として存在するために、
本体ユニット13に対してモニタユニット12からヒン
ジ部16を介して作用する重力やモーメントに対して、
バッテリーユニット26の重さにより抵抗することが可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
に関し、特にユーザによるモニタの見易さを向上させた
ものに係る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、一般的なノートブック型
PC(Personal Computer)においては、キーボードを備
えた本体部に対して、液晶モニタユニットが開閉可能に
取り付けられており、このため、ユーザ使用時における
液晶モニタユニットの高さ位置が下方に制限され、ユー
ザによるモニタの見易さが損なわれる場合がある。こう
した問題を解決するために、液晶モニタユニットの位置
をより高くできるようにした、図10のようなノートブ
ック型PC1が提案されている。このノートブック型P
C1は、その本体部2に対してモニタ部3が開閉可能に
取り付けられるとともに、本体部2の前部4と後部5と
が分離可能に連結された構成となっている。そして、本
体部2の後部5の上面5aが着脱可能なキーボード6と
して形成されている。
【0003】このような構成のノートブック型PC1
は、図10に示すような、一般的なノートブック型PC
と同様の使い方が可能であるが、図11に示すように、
キーボード6を取り外すとともに、その本体部2の後部
4を立ち上げることにより、モニタ部3の位置を図10
に示した状態に比較して上方に持ち上げて使用すること
もできる。これにより、モニタ部3の可動範囲が上方に
拡大され、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
0、図11に示したようなノートブック型PC1では、
図11のようにモニタ部3の位置を上方に持ち上げた際
に、安定性が低下するという問題点がある。また、図1
1に示した状態において、ユーザがモニタ部3の角度を
調整する際には、モニタ部3の下端に設けられたヒンジ
8を介して本体部2にモーメントが作用することとなる
が、特に、モニタ部3を図11中矢印A方向に回動させ
る場合、本体部2には、その前端部2aを持ち上げる方
向にモーメントが作用する。このとき、本体部2を手で
押さえながらモニタ部3の回動操作を行う必要があるこ
とも考えられ、この場合には、ユーザによる操作性が低
下してしまう。
【0005】また、このノートブック型PC1において
は、本体部2の後部5が立ち上がった状態で使用される
ために、本体部2の後端面2b(図11参照)に対して
コネクタ類を配列して使用することが困難となる。この
ため、図中に示すように、コネクタ類を本体部2の側端
面2c(図11参照)に対して設ける必要があるが、こ
の場合、コネクタ類の設置スペースが小さくなるため、
いわゆるレガシーポートと呼ばれる比較的サイズの大き
いコネクタ類をノートブック型PC1に対して設けるこ
とが困難となる。
【0006】本発明は、このような技術的課題に基づい
てなされたもので、ユーザによるモニタの見易さを確保
しつつ、コンピュータ装置の安定性を高めることを主た
る目的とする。また、このような場合において、種々の
コネクタ類をサポートすることが可能なコンピュータ装
置等を提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明のコンピュータ装置は、表示画面を備えたモニタユニ
ットと、表示画面を制御する制御部を内蔵する本体ユニ
ットとを備え、モニタユニットが、本体ユニットの一部
にヒンジ部を介して接続され、本体ユニットは、その前
部の一部が着脱可能なキーボードとして形成されるとと
もに、前部の他の部分に、本体ユニットに内蔵すべき各
要素のうちの重量物が収容可能とされていることを特徴
としている。
【0008】このような構成のコンピュータ装置におい
ては、本体ユニットからキーボードを取り外した場合に
おいても、重量物がキーボードを取り外した部分に依然
として存在するために、本体ユニットに対してモニタユ
ニットからヒンジ部を介して作用する重力やモーメント
に対して、本体ユニットが重量物の重さにより抵抗する
ことが可能である。なお、ここで重量物とは、本体ユニ
ットに内蔵される、CPUやファン、PCカードスロッ
ト、ハードディスクドライブ、バッテリーユニット等の
各要素のうち、比較的重量の大きいものをいい、例えば
バッテリーを装着した状態のバッテリーユニット等が好
適である。しかしながら、これに代えて、上述したよう
な他の要素を用いてもよい。
【0009】また、このような構成のコンピュータ装置
においては、ヒンジ部が、本体ユニットの前後方向と交
差する方向の軸周りに回動可能なものである場合に、ヒ
ンジ部から作用するモーメントに本体ユニットが良好に
対抗することが可能となる。また、キーボードが、本体
ユニットの前部の上層部を構成し、重量物が、本体ユニ
ットの前部の下層部に内蔵されていれば、本体ユニット
および重量物を平面的に見たときに同位置に配置するこ
とができ、これによりキーボードを取り外した場合の作
用モーメントに対する抵抗性を確保することができる。
【0010】また、本発明は次のようなコンピュータ装
置の発明としても捉えることができる。すなわち、本発
明が適用されたコンピュータ装置は、表示画面を備えた
モニタユニットと、表示画面を制御する制御部を有する
本体ユニットとを備え、本体ユニットは、その前部の上
面に着脱可能なキーボードを備えるとともに、このキー
ボードを取り外した際に、本体ユニットに内蔵すべき重
量物が前部に残留する構成とされ、モニタユニットは、
本体ユニットに対して、本体ユニットの前部が持ち上が
る方向にモーメントを作用させる位置に移動可能に取り
付けられることを特徴としている。このような構成で
は、本体ユニットの前部に設けられた重量物によって、
本体ユニットの前部が持ち上がる方向のモーメントに抵
抗することが可能である。
【0011】また、本発明は次のようなコンピュータ装
置の発明としても捉えることができる。すなわち、本発
明が適用されたコンピュータ装置は、演算処理を行う演
算処理部を内蔵する筐体を備えた本体ユニットと、演算
処理部の演算結果を表示する表示画面を備えたモニタユ
ニットとを備え、本体ユニットは、その前部側に重心が
位置するように、筐体内部の構成要素の平面的配置が行
われ、モニタユニットは、表示画面の高さ位置を調整可
能な立ち上がり機構を有し、かつ、モニタユニットは、
その重心の位置範囲が本体ユニットをその前部から後部
に向けて傾斜させるように配置可能とされていることを
特徴としている。また、この場合、本体ユニットは、そ
の後部の端面にデータを入出力するためのコネクタが配
列されていることが望ましい。つまり、本発明のコンピ
ュータ装置においては、モニタユニットの高さ位置が調
整可能であるにもかかわらず、本体ユニットを折り畳む
等の必要がないため、コネクタ類を本体ユニットの後部
に配列することができる。さらに、この場合、立ち上が
り機構は、折り畳んだ際に筐体の上面後部に形成された
凹部に収容されることが好適である。これにより、キー
ボードを本体ユニットの前部に配置することができ、こ
のとき、キーボードが取り外し可能であるとしても、本
体ユニットの重心が安定した状態となる。
【0012】さらに、本発明は次のようなコンピュータ
装置の発明としても捉えることができる。すなわち、本
発明が適用されたコンピュータ装置において、モニタユ
ニットは、表示画面が形成されるモニタ部と本体ユニッ
トとを接続するアーム部と、本体ユニットおよびアーム
部を接続する第1のヒンジと、アーム部およびモニタ部
を接続する第2のヒンジとを有し、本体ユニットは、第
1のヒンジの角度および第2のヒンジの角度が変更され
アーム部の位置が変更されることによりモニタユニット
におけるモニタ部の位置または角度が変化する状態に
て、本体ユニットの端部の浮き上がりを防止することを
特徴としている。このような構成により、モニタユニッ
トのアーム部や第1のヒンジ、第2のヒンジを操作した
場合の本体ユニットの端部の浮き上がりが防止される。
【0013】また、この場合、本体ユニットの端部に
は、キーボードが着脱自在に取り付けられ、本体ユニッ
トは、キーボードを取り外した場合に、第1のヒンジの
角度および第2のヒンジの角度が変更されアーム部の位
置が変更されることによりモニタユニットにおけるモニ
タ部の位置または角度が変化する状態にて、本体ユニッ
トの端部の浮き上がりを防止することが望ましい。
【0014】さらに、本発明は、次のようなコンピュー
タ装置の発明としても捉えることができる。すなわち、
本発明が適用されたコンピュータ装置において、モニタ
ユニットは、ヒンジ機構を介して本体ユニットに接続さ
れ、本体ユニットは、ヒンジ機構と本体ユニットとの接
続部の近傍に重量物を内蔵していることを特徴としてい
る。このような構成により、モニタユニットの重量が作
用するヒンジ機構と本体ユニットとの接続部と、本体ユ
ニットの重心との距離を近づけることができ、これによ
って、装置全体の重心の位置を安定させることができ
る。
【0015】また、本発明は次のようなコンピュータ装
置の発明としても捉えることができる。すなわち、本発
明が適用されたコンピュータ装置は、表示画面を有する
モニタ部と、表示画面を制御する制御部を備えた本体ユ
ニットとを備え、モニタ部および本体ユニットは、その
端部が開閉ヒンジを介して開閉可能に結合され、本体ユ
ニットは、本体ユニットを平面視した場合に開閉ヒンジ
と反対側に位置する端部の一部が、着脱可能なキーボー
ドとされるとともに、同端部の他の一部に重量物が内蔵
された構成となっていることを特徴としている。このよ
うな構成においては、モニタ部から本体ユニットに対し
て開閉ヒンジ部を介してモーメントが作用する際に、開
閉ヒンジと反対側に位置する端部からキーボードを取り
外したとしても、この部分に重量物が内蔵されているた
めに、モーメントに対して十分対抗することができる。
また、この場合、重量物は、本体ユニットを駆動する電
源となるバッテリーであることが望ましい。さらに、こ
の場合、本体ユニットが、本体側ヒンジ部およびアーム
部を有しており、開閉ヒンジがアーム部に対して接続さ
れていれば、アーム部によりモニタ部の位置を本体ユニ
ットから立ち上げることができる。また、この場合、本
体側ヒンジ部は、アーム部を、本体ユニットに対する角
度が調整可能となるように保持し、開閉ヒンジは、モニ
タ部をアーム部に対する角度が調整可能となるように保
持するものであれば、モニタ部の本体ユニットに対する
位置および角度を自在に調整することができる。
【0016】さらに、本発明は次のようなコンピュータ
装置の発明として捉えることができる。すなわち、本発
明が適用されたコンピュータ装置において、モニタユニ
ットは、表示画面の位置を可動とするように変形可能な
構成とされるとともに、その変形範囲内において本体ユ
ニットの前部が持ち上がる方向にモーメントを作用さ
せ、本体ユニットの上面前部は、着脱可能に形成され、
本体ユニットの下面前部に対して、バッテリーを着脱可
能なバッテリー収容部が設けられていることを特徴とし
ている。
【0017】さらに、本発明は次のようなモニタユニッ
トが取り付け可能なコンピュータ装置の発明として捉え
ることもできる。すなわち、本発明が適用されたコンピ
ュータ装置は、表示画面を有するモニタユニットが取り
付け可能とされるとともに、表示画面を制御する制御部
を内蔵した本体ユニットを備えている。そして、本体ユ
ニットは、モニタユニットを取り付けた状態にて、モニ
タユニットの位置および角度を変更する際に作用するモ
ーメントに抵抗可能に形成され、かつ、本体ユニット
は、着脱可能なキーボードと、キーボードを取り外した
際に本体ユニットのうちキーボードがあった部分に残留
するバッテリー収容部と、を備えていることを特徴とし
ている。この場合、モニタユニットが、基台部と、基台
部に取り付けられて、表示画面の高さ位置を調整可能な
立ち上がり機構とを備えたものであり、本体ユニットに
は、基台部を着脱可能な受け入れ部が設けられているこ
とが好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態におけるノートブック型PC(コンピュータ装
置)11の全体構成を説明するための斜視図であって、
ノートブック型PC11の使用時の一態様を示すもので
ある。図1に示すノートブック型PC11は、モニタユ
ニット12と本体ユニット13とを備えている。モニタ
ユニット12は、表示画面14を有するモニタ部15
と、このモニタ部15と本体ユニット13とを接続する
ヒンジ部(立ち上がり機構)16を備えている。そし
て、モニタユニット12のうちのモニタ部15が本体ユ
ニット13に対して蓋として機能するとともに、図1に
示すように蓋を開けた状態での使用が行われる。本体ユ
ニット13の内部には、CPU(制御部、演算部)、ハ
ードディスクドライブ、メモリ等が収納されており、C
PUにおける演算内容が表示画面14に表示されるとと
もに、CPUによって表示画面14の制御が行われるよ
うになっている。また、本体ユニット13は、その上面
18の前部18aにキーボード19を備えるとともに、
その上面18の後部18bから中央部18cにかけて、
ヒンジ部16を構成するアーム部20を収納するための
凹部21が設けられた構成となっている。また、ヒンジ
部16は、アーム部20と、アーム部20を本体ユニッ
ト13に結合するための第1のヒンジ22と、アーム部
20とモニタ部15とを結合するための第2のヒンジ2
3とを備えている。ここで第1のヒンジ22および第2
のヒンジ23は、ともに、本体ユニット13の前後方向
(図中X方向)に直交する方向(Y方向)の軸周りに回
動可能とされている。また、アーム部20は板状に形成
されており、その前後方向(X方向)の端縁部に第1の
ヒンジ22および第2のヒンジ23の回転軸が設けられ
ている。第1のヒンジ22は、本体ユニット13の上面
18の中央部18cのうち、キーボード19よりの位置
に設けられている。そして、アーム部20が本体ユニッ
ト13の凹部21に収納された状態(図1に示すような
状態)では回動しないようになっている。一方、第2の
ヒンジ23は、モニタ部15の下端縁15aに対して結
合されるとともに、アーム部20が凹部21に収納され
た状態では、本体ユニット13の後端縁13aに位置す
るようになっている。したがって、図1に示したような
状態では、第2のヒンジ23は本体ユニット13および
モニタ部15を開閉するための開閉ヒンジとして機能
し、これによって図1中に示すような状態でノートブッ
ク型PC11を使用することが可能となる。
【0019】図2は、図1に示した状態とされたノート
ブック型PC11をその側方から見た図である。図2中
に示すように、本体ユニット13の上面18の前部18
aを構成するキーボード19は、本体ユニット13のう
ちの本体部25の筐体に対して着脱可能となっており、
本体部25は、モニタ部15に対してヒンジ部16を介
して結合されている。なお、キーボード19を完全に取
り外した際には、キーボード19と本体ユニット13と
は、無線により交信することが可能となっている。ま
た、本体ユニット13の前部13bのうちの下面側に
は、バッテリーユニット(バッテリー収容部)26が取
り付けられている。すなわち、本体ユニット13におい
ては、その前部13bの上層部がキーボードに19より
構成され、前部13bの下層部にバッテリーユニット2
6が内蔵された構成となっている。そして、本体ユニッ
ト13においては、その前部13bの下面側から、バッ
テリーユニット26に対してCPUや表示画面14を駆
動する電源部となるバッテリー(重量物)Bを取り付け
または取り外しすることが可能となっている。なお、本
体ユニット13を平面視した場合に、キーボード19お
よびバッテリーユニット26は、ともにノートブック型
PC11の開閉を司る第2のヒンジ23と反対側の端部
に位置することとなる。
【0020】また、このノートブック型PC11は、図
3および図4に示すような状態で使用することもでき
る。すなわち、図3および図4においては、アーム部2
0のうち、第1のヒンジ22に接する部分以外の部分が
本体ユニット13の凹部21から取り外されるととも
に、アーム部20が第1のヒンジ22を支点として立ち
上げられた状態となっている。これにより、モニタ部1
5の位置が図1、図2に示した状態に比較して、より上
方に移動されている。この場合、第1のヒンジ22およ
び第2のヒンジ23は、所定範囲の開閉角度において自
由に固定できるようになっており、これにより、第1の
ヒンジ22および第2のヒンジ23を所定角度に設定す
るとともにアーム部20の位置を変更して、モニタ部1
5の本体ユニット13に対する位置あるいは角度を自由
に調整することができる。なお、第1のヒンジ22およ
び第2のヒンジ23は、ラッチその他の噛み合わせ機構
等を用いることにより、その接合固さが、モニタ部15
を支持できるように調節されている。
【0021】さらに、ノートブック型PC11は、図5
のような状態で使用することもできる。すなわち、この
ノートブック型PC11は、図5のようにキーボード1
9を取り外すとともに、本体部25に対して係合させた
状態での使用も可能となっている。ここで、本体部25
は、図6に示すように、その前部27の両側端縁に凹状
に形成されたコネクタ部28が設けられた構成となって
おり、このコネクタ部28に、キーボード19の下面か
ら突出する図示しないコネクタ部を接続することによ
り、図5に示すような状態での使用が可能となってい
る。さらに、このノートブック型PC11においては、
キーボード19を完全に取り外した状態での使用が可能
となっている。キーボード19を完全に取り外した際の
本体部25およびモニタユニット12の状態を図7に示
す。
【0022】なお、図6に示すように、本体部25から
キーボード19を取り外した場合において、本体部25
は、その前部27の内部にバッテリーユニット26が残
留する構成となっている。本体部25の内部構造を図8
に示す。図8に示すように、本体部25は、その前端部
25aにバッテリーユニット26を備えており、さらに
バッテリーユニット26の後方に、ハードディスクドラ
イブを備えたベイ部30やCPU(図示略)などの演算
部、CPUを冷却するファン31、PCカードスロット
32等が配置された構成となっている。なお、これらの
本体部25内部の構成要素の中で、最も重量の大きい重
量物は、バッテリーBが装着された際のバッテリーユニ
ット26であり、したがって、バッテリーユニット26
を本体部25の前部27に配置することで、本体部25
(および本体ユニット13)は、その重心が、前部27
(13b)側に位置するように構成されることとなる。
なお、ここでバッテリーユニット26が配置される位置
は、モニタユニット12の第1のヒンジ22が本体ユニ
ット13に対して接続される部分の近傍とされる。ま
た、図8に示すように、本体部25の後端部34にはデ
ータの入出力に用いられるコネクタ類35が配置されて
いる。これらコネクタ類35は、SCSI(Small Comp
uter System Interface)などの、レガシー・インタフ
ェースと呼ばれる従来からあるコネクタ類を含んで構成
されている。なお、これらのコネクタ類35は、本体ユ
ニット13の後端面13c(図2参照)から接続可能に
配置されている。
【0023】次に、本実施の形態の作用を説明する。上
述のように、ノートブック型PC11は、図1,図2、
あるいは図3,図4のような状態での使用が可能である
が、図1,図2のような状態でノートブック型PC11
を用いる場合、モニタ部15の重心が図2中Gmで示す
ような位置にあることから、本体ユニット13には、第
2のヒンジ23を介し、図2中M1で示すような方向の
モーメントが作用する。このモーメントM1は、本体ユ
ニット13の後端面13cの下端部を支点として、本体
ユニット13の前端部13d(図2参照)を上方に持ち
上げる(本体ユニット13を前部から後部に向けて下方
に傾斜させる)ように作用する力であるが、特にユーザ
がモニタ部15を開くとき(図2中A方向に回動させる
とき)には、モーメントM1に加えてユーザの力による
モーメントM2がモーメントM1と同方向に作用するこ
ととなる。しかも、本体ユニット13の前部13bにお
いてはキーボード19が着脱可能となっていることか
ら、特に、キーボード19を取り外した場合に、本体ユ
ニット13の前部13bの重さが軽くなり、モーメント
M1あるいはM2に抵抗する力が減少すると考えられ
る。このような場合、ユーザがノートブック型PC11
を開くような操作をするときに本体ユニット13の前端
部13dが浮き上がってしまい、操作中にユーザが本体
ユニット13の前端部13dを手で抑える必要が生じる
ことも考えられ、これによりユーザの使い勝手が大幅に
低下する懸念がある。
【0024】しかしながら、本実施の形態においては、
本体ユニット13が、キーボード19を取り外しても、
その位置になおバッテリーユニット26が残留するよう
に形成されており、バッテリーユニット26に装着され
た重量物たるバッテリーBの重量により、モーメントM
1およびM2に対して抵抗できるようになっている。つ
まり、本実施の形態においては、本体ユニット13の本
体部25に内蔵される各構成要素のうち、バッテリーユ
ニット26が本体ユニット13の前部13bにレイアウ
トされることによって、モニタユニット12の本体ユニ
ット13に対する角度を変更するときのノートブック型
PC11の転倒や本体ユニット13の前端部13dの浮
き上がり等を防止することが可能となっているのであ
る。
【0025】さらに、図3,図4のように、第1のヒン
ジ22、第2のヒンジ23の角度を変更し、アーム部2
0の位置を変更することにより、モニタ部15の本体ユ
ニット13に対する位置や角度を変更する場合において
も、図4に示すように、本体ユニット13には、第1の
ヒンジ22を介して、モニタ部15の重量に起因するモ
ーメントM1’や、ユーザがモニタ部15の位置・角度
を変更する際に生じるモーメントM2’が作用する。し
かしながら、この場合においても、本体ユニット13の
前部13bに重量物たるバッテリーBが収容されるため
に、上記と同様に、ノートブック型PC11の転倒や本
体ユニット13の前端部13dの浮き上がり等を防止す
ることができる。そして、同様の効果を、本体部25と
キーボード19を図5のように係合させた状態とした
り、または図7のように完全に取り外すことにより、モ
ーメントM1’およびM2’に対抗する力が小さくなっ
たとしても実現することができる。
【0026】なお、図4に示したようにアーム部20を
立ち上げた状態とした場合には、ヒンジ部16を含めた
モニタユニット12の可動範囲が広範囲となり、したが
って、モニタ部15の重量に起因して本体ユニット13
に働くモーメントM1’、あるいはユーザがモニタ部1
5の位置・角度等の調整操作を行う際に本体ユニット1
3に対して働くモーメントM2は、さまざまな方向に作
用すると考えられるが、本体ユニット13は、どのよう
に第1のヒンジ22、第2のヒンジ23の開閉角度やア
ーム部20の位置を変更した場合においても、その端部
が浮き上がることが無いように形成されている。これに
より、常に、ノートブック型PC11の操作時における
安定性が保たれることとなる。
【0027】以上説明したように、本実施の形態のノー
トブック型PC11においては、モニタユニット12が
本体ユニット13に対してヒンジ部16を介して接続さ
れるとともに、本体ユニット13の前部13bの上面が
着脱可能なキーボード19として形成され、本体ユニッ
ト13の前部13bの下面にバッテリーを収容可能なバ
ッテリーユニット26が設けられている。これにより、
キーボード19を取り外した状態としたまま、モニタユ
ニット12をさまざまな位置・角度に配置した場合、あ
るいは、ヒンジ部16の位置・角度を調整してモニタ部
15の位置・角度を調整する場合においても、本体部2
5が、モニタユニット12から作用するモーメントに対
して抵抗可能であり、これにより本体ユニット13の端
部の浮き上がりを防止して安定性を確保し、ユーザによ
る操作性を高めることが可能である。
【0028】特に、本実施の形態では、本体ユニット1
3に対して、モニタ部15と本体ユニット13との開閉
を司ることとなる第2のヒンジ23と反対側の端部にバ
ッテリーユニット26が設けられるために、最も力の掛
かるモニタ部15の開閉操作の際にも本体ユニット13
の安定性が確保される。
【0029】さらに、本実施の形態では、モニタユニッ
ト12を立ち上げた場合においても、キーボード19の
本体ユニット13に対する着脱状態に関わらずノートブ
ック型PC11を使用することができ、なおかつ、この
場合にモニタユニット12の配置状態に関わらず本体ユ
ニット13の安定性を確保できるように本体部25内部
の構成要素のレイアウトがなされている。したがって、
モニタを立ち上げる際にキーボードの取り外しが必要な
上述の従来の技術に比較して、モニタユニット12立ち
上げ時の使い勝手を向上させることができるとともに、
本体ユニット13を常に安定な状態に保つことができ
る。
【0030】また、本実施の形態では、モニタユニット
12を立ち上げた状態においてモニタユニット12と本
体ユニット13とを接続する第1のヒンジ22の近傍
に、バッテリーユニット26が配置されているために、
モニタユニット12および本体ユニット13を含めたノ
ートブック型PC11の全体の重心を第2のヒンジ23
の近傍、すなわち、本体ユニット13の中央部に対して
配置することができ安定性がよい。
【0031】また、本実施の形態においては、上述の従
来の技術とは異なり、本体ユニット13を折り曲げてモ
ニタユニット12を立ち上げる必要がないので、本体ユ
ニット13の後端面13cに対してコネクタ類35を配
置することができる。したがって、本体ユニット13の
側部にコネクタ類35を配置する場合に比較して、コネ
クタ類35の設置スペースを広くとることができ、レガ
シーポートと呼ばれる比較的サイズの大きい従来型のコ
ネクタを設置することが可能となる。つまり、レガシー
ポートのサポートを可能として、ユーザの使用性を向上
させることが可能となる。
【0032】以上において、本発明の一実施の形態を説
明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
なく、その趣旨を逸脱しない範囲内で他の構成を採用す
ることが可能である。例えば、上記実施の形態のノート
ブック型PC11は、バッテリーBをバッテリーユニッ
ト26から外した場合に、モニタ部15の位置や本体ユ
ニット13に対する角度を変更し、あるいは第1のヒン
ジ22、第2のヒンジ23の開閉角度やアーム部20の
位置を変更したとしても、本体ユニット13の安定性が
保たれるようになっている。
【0033】また、上記実施の形態においては、本体ユ
ニット13の前部13bに配置すべき重量物として、本
体ユニット13内の構成要素のうち比較的重量の大きい
バッテリーBを用いることとされていたが、これに限ら
ず、ベイ部30やファン31、あるいはハードディスク
ドライブなどの他の構成要素であって比較的重量の大き
いものを本体ユニット13の前部13b(本体部25の
前部27)に配置してもよいし、また、これらの構成要
素をバッテリーユニット26と組み合わせて本体ユニッ
ト13の前部13bに配置するようにしてもよい。
【0034】さらに、上記実施の形態ではモニタユニッ
ト12は本体ユニット13に結合された構成とされてい
たが、これに限定されず、図9のようにモニタユニット
12と本体ユニット13とが取り外し可能な構成であっ
てもよい。図9に示すノートブック型PC41は、上記
実施の形態のノートブック型PC11と同様に、本体ユ
ニット42の前部上面に設けられたキーボード43が着
脱可能とされるとともに、キーボード43を取り外した
際に、本体ユニット42の前部にバッテリーユニット
(図示略)が残留する構成となっている。さらに、この
ノートブック型PC41では、モニタユニット44が、
基台部45と、基台部45に取り付けられるヒンジ部
(立ち上がり機構)46と、このヒンジ部46に接続さ
れるとともに図示しない表示画面を備えたモニタ部47
とを有している。ヒンジ部46は、上記実施の形態のヒ
ンジ部16と同様に、アーム部50と、基台部45とア
ーム部50とを接続する第1のヒンジ51と、アーム部
50とモニタ部47とを接続する第2のヒンジ52とを
有した構成となっており、モニタ部47の高さ位置を調
整する立ち上がり機構として、あるいはモニタ部47の
角度を調整するための角度調整機構として機能するよう
になっている。
【0035】また、アーム部50の基台部45側の端部
からは、ビデオ信号用のコネクタ54と、無線LAN信
号用のコネクタ55が延出している。一方、ノートブッ
ク型PC41の本体ユニット42の上面には、基台部4
5を受け入れる凹状の受け部57が形成されている。そ
して受け部57内には、コネクタ54に接続可能なコネ
クタ59と、コネクタ55に接続可能なコネクタ60が
設けられている。
【0036】モニタユニット44を本体ユニット42に
接続する際には、図9に示すように、まず、モニタユニ
ット44の基台部45を本体ユニット42の受け部57
へ導入し、モニタユニット44の基台部45から伸びる
凸部61を、本体ユニット42の凹部57へ挿入して基
台部45の位置を合わせ、さらに、ネジ58を用いて基
台部45を受け部57に対してねじ止めする。さらにコ
ネクタ54をコネクタ59に、コネクタ55をコネクタ
60に接続することによってモニタユニット44を本体
ユニット42に取り付ける。さらに、コネクタ類が露出
した受け部57を図示しないカバーにより覆うことによ
って、本体ユニット42に対してモニタユニット44を
取り付けることができる。このような構成のノートブッ
ク型PC41においても、上記実施の形態と全く同様の
作用・効果を得ることができる。
【0037】また、上記実施の形態において、モニタユ
ニット12は、ヒンジ機構として機能するヒンジ部16
によりモニタ部15の位置が立ち上げられる構成となっ
ていたが、これに限定されず、モニタ部15の位置ある
いは角度を調整可能な他の機構を採用するようにしても
よい。また、これ以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、
他の構成に適宜変更することが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザによるモニタの見易さを確保しつつ、コンピュー
タ装置の安定性を高めることができる。また、こうした
コンピュータ装置に種々のコネクタを設けてユーザの使
い勝手を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であるノートブック型P
Cの一使用態様を示す斜視図である。
【図2】 図1の状態とされたノートブック型PCの側
面図である。
【図3】 図1、図2に示したノートブック型PCのヒ
ンジ部を立ち上げた際の状態を示す斜視図である。
【図4】 図3の状態とされたノートブック型PCの側
面図である。
【図5】 図1、図2に示したノートブック型PCのキ
ーボードを一部取り外した際の状態を示す斜視図であ
る。
【図6】 同、ノートブック型PCの本体ユニットの本
体部の斜視図である。
【図7】 同、ノートブック型PCのキーボードを完全
に取り外した際の状態を示す斜視図である。
【図8】 同、本体ユニットの内部の各要素のレイアウ
トを示す斜視図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態を示すノートブック
型PCの分解斜視図である。
【図10】 従来のノートブック型PCの斜視図であ
る。
【図11】 図10に示したノートブック型PCの他の
使用態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,41…ノートブック型PC(コンピュータ装
置)、12,44…モニタユニット、13,42…本体
ユニット、13b…前部、13c…後端面、14…表示
画面、15,47…モニタ部、16,46…ヒンジ部
(立ち上がり機構)、18…上面、18a…前部、18
b…後部、18c…中央部、19,43…キーボード、
20,50…アーム部、21…凹部、22,51…第1
のヒンジ、23,52…第2のヒンジ、25…本体部
(筐体)、26…バッテリーユニット(バッテリー収容
部)、27…前部、35…コネクタ類、B…バッテリー
(重量物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 1/00 312M (72)発明者 臼井 英之 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 田中 健一 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 山崎 和彦 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 高橋 知之 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 4E360 AB16 AB42 BB02 BB17 BB19 BB22 BB25 EA21 EC12 EC14 GA02 GA04 GA46 GB46 5B020 DD02 DD51

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を備えたモニタユニットと、 前記表示画面を制御する制御部を内蔵する本体ユニット
    とを備え、 前記モニタユニットは、前記本体ユニットの一部にヒン
    ジ部を介して接続され、 前記本体ユニットは、その前部の一部が着脱可能なキー
    ボードとして形成されるとともに、当該前部の他の部分
    に、当該本体ユニットに内蔵すべき各要素のうちの重量
    物が収容可能とされていることを特徴とするコンピュー
    タ装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ部は、前記本体ユニットの前
    後方向と交差する方向の軸周りに回動可能なものである
    ことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 前記キーボードは、前記本体ユニットの
    前記前部の上層部を構成し、 前記重量物は、前記本体ユニットの前記前部の下層部に
    内蔵されることを特徴とする請求項1記載のコンピュー
    タ装置。
  4. 【請求項4】 表示画面を備えたモニタユニットと、 前記表示画面を制御する制御部を有する本体ユニットと
    を備え、 前記本体ユニットは、その前部の上面に着脱可能なキー
    ボードを備えるとともに、当該キーボードを取り外した
    際に、当該本体ユニットに内蔵すべき重量物が当該前部
    に残留する構成とされ、 前記モニタユニットは、前記本体ユニットに対して、当
    該本体ユニットの前部が持ち上がる方向にモーメントを
    作用させる位置に移動可能に取り付けられることを特徴
    とするコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 演算処理を行う演算処理部を内蔵する筐
    体を備えた本体ユニットと、 前記演算処理部の演算結果を表示する表示画面を備えた
    モニタユニットとを備え、 前記本体ユニットは、その前部側に重心が位置するよう
    に、前記筐体内部の構成要素の平面的配置が行われ、 前記モニタユニットは、前記表示画面の高さ位置を調整
    可能な立ち上がり機構を有し、 かつ、前記モニタユニットは、その重心の位置範囲が前
    記本体ユニットをその前部から後部に向けて傾斜させる
    ように配置可能とされていることを特徴とするコンピュ
    ータ装置。
  6. 【請求項6】 前記本体ユニットは、その後部の端面に
    データを入出力するためのコネクタが配列されているこ
    とを特徴とする請求項5記載のコンピュータ装置。
  7. 【請求項7】 前記立ち上がり機構は、折り畳んだ際
    に、前記筐体の上面後部に形成された凹部に収容される
    ことを特徴とする請求項5記載のコンピュータ装置。
  8. 【請求項8】 表示画面を備えたモニタユニットと、前
    記表示画面を制御する制御部を内蔵する本体ユニットと
    を備え、 前記モニタユニットは、 前記表示画面が形成されるモニタ部と前記本体ユニット
    とを接続するアーム部と、 前記本体ユニットおよび前記アーム部を接続する第1の
    ヒンジと、 前記アーム部および前記モニタ部を接続する第2のヒン
    ジとを有し、 前記本体ユニットは、前記第1のヒンジの角度および前
    記第2のヒンジの角度が変更され前記アーム部の位置が
    変更されることにより前記モニタユニットにおける前記
    モニタ部の位置または角度が変化する状態にて、当該本
    体ユニットの端部の浮き上がりを防止することを特徴と
    するコンピュータ装置。
  9. 【請求項9】 前記本体ユニットの端部には、キーボー
    ドが着脱自在に取り付けられ、 前記本体ユニットは、前記キーボードを取り外した場合
    に、前記第1のヒンジの角度および前記第2のヒンジの
    角度が変更され前記アーム部の位置が変更されることに
    より前記モニタユニットにおける前記モニタ部の位置ま
    たは角度が変化する状態にて、当該本体ユニットの端部
    の浮き上がりを防止することを特徴とする請求項8記載
    のコンピュータ装置。
  10. 【請求項10】 表示画面を備えたモニタユニットと、 前記表示画面を制御する制御部を内蔵する本体ユニット
    とを備え、 前記モニタユニットは、ヒンジ機構を介して前記本体ユ
    ニットに接続され、 前記本体ユニットは、前記ヒンジ機構と当該本体ユニッ
    トとの接続部の近傍に重量物を内蔵していることを特徴
    とするコンピュータ装置。
  11. 【請求項11】 表示画面を有するモニタ部と、 前記表示画面を制御する制御部を備えた本体ユニットと
    を備え、 前記モニタ部および本体ユニットは、その端部が開閉ヒ
    ンジを介して開閉可能に結合され、 前記本体ユニットは、当該本体ユニットを平面視した場
    合に前記開閉ヒンジと反対側に位置する端部の一部が、
    着脱可能なキーボードとされるとともに、同端部の他の
    一部に重量物が内蔵された構成となっていることを特徴
    とするコンピュータ装置。
  12. 【請求項12】 前記重量物は、前記本体ユニットを駆
    動する電源となるバッテリーであることを特徴とする請
    求項11記載のコンピュータ装置。
  13. 【請求項13】 前記本体ユニットは、本体側ヒンジ部
    およびアーム部を有し、 前記開閉ヒンジは、 前記アーム部に対して接続されていることを特徴とする
    請求項11記載のコンピュータ装置。
  14. 【請求項14】 前記本体側ヒンジ部は、前記アーム部
    を、前記本体ユニットに対する角度が調整可能となるよ
    うに保持し、 前記開閉ヒンジは、前記モニタ部を前記アーム部に対す
    る角度が調整可能となるように保持することを特徴とす
    る請求項13記載のコンピュータ装置。
  15. 【請求項15】 表示画面を有するモニタユニットと、 前記表示画面を制御する制御部を内蔵する本体ユニット
    とを備え、 前記モニタユニットは、前記表示画面の位置を可動とす
    るように変形可能な構成とされるとともに、その変形範
    囲内において当該本体ユニットの前部が持ち上がる方向
    にモーメントを作用させ、 前記本体ユニットの上面前部は、着脱可能に形成され、 前記本体ユニットの下面前部に対して、バッテリーを着
    脱可能なバッテリー収容部が設けられていることを特徴
    とするコンピュータ装置。
  16. 【請求項16】 表示画面を有するモニタユニットが取
    り付け可能とされるとともに、当該表示画面を制御する
    制御部を内蔵した本体ユニットを備え、 前記本体ユニットは、前記モニタユニットを取り付けた
    状態にて、当該モニタユニットの位置および角度を変更
    する際に作用するモーメントに抵抗可能に形成され、 かつ、前記本体ユニットは、 着脱可能なキーボードと、 当該キーボードを取り外した際に、当該本体ユニットの
    うち前記キーボードがあった部分に残留するバッテリー
    収容部と、 を備えていることを特徴とするコンピュータ装置。
  17. 【請求項17】 前記モニタユニットは、基台部と、当
    該基台部に取り付けられて、前記表示画面の高さ位置を
    調整可能な立ち上がり機構とを備えたものであり、 前記本体ユニットには、前記基台部を着脱可能な受け入
    れ部が設けられていることを特徴とする請求項16記載
    のコンピュータ装置。
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