JP2572454Y2 - 車載用ラジオ受信機 - Google Patents

車載用ラジオ受信機

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JP2572454Y2
JP2572454Y2 JP1990072353U JP7235390U JP2572454Y2 JP 2572454 Y2 JP2572454 Y2 JP 2572454Y2 JP 1990072353 U JP1990072353 U JP 1990072353U JP 7235390 U JP7235390 U JP 7235390U JP 2572454 Y2 JP2572454 Y2 JP 2572454Y2
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noise
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Kenwood KK
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、Radio Data Systemのデータが受信可能
であり、且つ、受信中の周波数に対して代替えの周波数
をサーチ可能にした車載用ラジオ受信機に関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来のRadio Data Systemのデータを受信可能にした
車載用ラジオ受信機では、受信中の放送局の電波が予め
定めたレベル以下になり、しかも、音声変調レベルが所
定のレベル以下になると、受信状態の良好な放送局をサ
ーチし、その放送局の電波を受信するように構成してい
る。
このため、特に平均変調レベルの低いクラッシック音
楽などにおいては受信状態が少しでも悪化すると代替周
波数のサーチを開始してしまい、また、代替周波数のサ
ーチ中はミューティング回路を動作させるから音切れが
目立ち耳障りになるという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは音切れが目立たずに代替周波数
をサーチするようにした車載用ラジオ受信機を提供する
ことろにある。
(ハ)問題点を解決するための手段 第1図はこの考案の機能ブロック図である。
この考案の車載用音響変換装置は、Radio Data Syste
mのデータが受信可能な車載用ラジオ受信機において、 受信した電波の強さが所定レベル以上か否かを識別す
る第1の識別手段と、所定周波数以上のノイズを検出す
るノイズ検出器と、ノイズ検出器の検出したノイズレベ
ルが所定レベル以上であるか否かを識別する第2の識別
手段とを設け、 第1の識別手段及び第2の識別手段の両方の識別結果
に基づき音声出力をミュートした後、受信していた局か
ら得たAFリストに基づいて同一のPIコード局を探索する
まで代替周波数サーチを継続するものである。
(ニ)作用 この考案の作用を第1図を用いて説明する。
この考案によれば、第1の識別手段が受信電波の強さ
が予め定めたレベル以下であることを識別し、また、ノ
イズレベル検出器を介して得られるノイズレベルが予め
きめたレベル以上であることを第2の識別手段が識別す
ると、代替周波数探索手段を制御して代替周波数をサー
チする。
このため、サーチ中に音切れが発生してもノイズにマ
スクされて音切れが目立たない。
(ホ)実施例 この考案に係る車載用ラジオ受信機の実施例を第1図
乃至第4図に基づき説明する。
図中、1はRadio Data System(以下、RDSという)の
データを受信することのできる車載用ラジオ受信機のア
ンテナ、2はアンテナ1の受信した電波を増幅する高周
波増幅部と所定の中間周波数に変換するミキサ部とを有
するフロントエンド、3はフロントエンド2の局部発振
器として機能するPLL回路、4は中間周波増幅回路、5
は検波器、6は検波器5の出力である音声信号5aからノ
イズを取り去るノイズキャンセラ回路、7はステレオ復
調回路、9は中間周波増幅回路4の出力からRDSのデー
タを復調し、所定の同期をとるRDSデータ復調・同期回
路、10は検波器5の出力である音声信号5aから音声帯域
外の周波数のノイズ信号を取り出し、このノイズ信号の
レベルを検出するノイズ検出器、10aはノイズ検出器10
を構成するハイパスフィルタ、10bはハイパスフィルタ1
0aを介して得られたノイズ信号のレベルを検出するレベ
ル検出回路、11はこの車載用ラジオ受信機を制御するマ
イクロコンピュータ、12は受信中の周波数に対して代替
周波数をサーチする代替周波数探索手段、13は中間周波
増幅回路4を介して得られる信号強度信号4aに基づき受
信した電波の強さが予め定められたレベル以上か否かを
識別する第1の識別手段、14はノイズ検出器10の検出し
たノイズレベルが予めきめられたレベル以上であるか否
かを識別する第2の識別手段である。
さて、FM受信機では、受信強度が弱い時、マルチパス
による入力がある時、または、隣接チャンネル妨害があ
る時にはノイズが多く発生するから、この考案の車載用
ラジオ受信機では、ノイズの状態と受信強度に基づき受
信状態の品位を判断し、代替周波数のサーチを開始する
ように構成している。
具体的には、中間周波増幅回路4を介して得られる受
信電波の強さが予め定めたレベル以下であることを第1
の識別手段12が識別し、また、ノイズレベル検出器10を
介して得られるノイズレベルが予めきめたレベル以上で
あることを第2の識別手段13が識別すると、RAM(図示
していない)に格納された代替え放送局の周波数リスト
(以下、AFリスト)に基づきPLL回路3の電圧制御発振
器(VCO)の発振周波数を変化させ、放送局のサーチ動
作を行うと共に、サーチ中はミュート回路(図示してい
ない)を動作させてオーディオアンプに雑音が出るのを
防ぐようにしている。
次に、この考案の動作を第3図に基づき説明する。
受信強度が所定のレベル以下になり(ステップS1)、
しかも、ノイズレベルが所定のレベル以上になるとミュ
ート回路を一定時間動作させ(ステップS3)、直ちに、
AFリストを読み込むと共に代替周波数のサーチを開始す
る(ステップS4)。
そして、読み込んだAFリストに基づくPLL回路3の分
周比であるN値をPLL回路3に出力し(ステップS5)、P
LL回路3が完全にロック状態になるまで待つ(ステップ
S6)。
この状態で受信中の放送局の受信強度が所定のレベル
以上であり(ステップS7)、しかも、放送局の識別コー
ド(以下、PIコードという)がサーチ開始前に受信して
いた放送局の識別コードと一致すれば、放送内容が同一
であるから(ステップS8)、一定時間ミュート回路を動
作させた後音声を出力させる(ステップS10)。
また、ステップS7で受信中の放送の受信強度が所定レ
ベル以下である時、または、ステップS8で受信中の放送
のPIコードが同一でない時には、一旦、元の周波数に戻
すと共にPLL回路3がロック状態になるのを待ち(ステ
ップS11,S12)、その後、ミュート回路を一定時間動作
させるようにしている(ステップS9)。
したがって、受信強度が良好で、しかも、PIコードが
同一の放送局を探すまでステップS1からステップS10ま
でを繰り返し実行するようになっている。
第4図はこの考案の他の実施例であり、第4図では、
中間周波増幅回路4で得られる信号強度4aと、検波器5
から得られるミュート信号5aと、所定レベルのノイズが
発生したときノイズキャンセラ回路6aの出力に得られる
制御信号6aとで代替周波数のサーチの開始を制御するよ
うに構成している。
(ヘ)考案の効果 この考案に係る車載用ラジオ受信機によれば、上述の
ように構成したので、受信状態が悪化し、ノイズが増え
ると代替周波数のサーチを開始する。
このため、代替周波数のサーチの際に発生する音切れ
が目立たず、また、操作上の不快感がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案に係る車載用ラジオ受信機
の実施例を示し、第1図は機能ブロック図、第2図はハ
ードウエアのブロック図、第3図はフローチャート、第
4図はこの考案の他の実施例を示すブロック図である。 主な符号の説明 10:レベル検出器 10a:ハイパスフィルタ 10b:レベル検出回路 12:代替周波数探索手段 13:第1の識別手段 14:第2の識別手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】Radio Data Systemのデータが受信可能な
    車載用ラジオ受信機において、 受信した電波の強さが所定レベル以上か否かを識別する
    第1の識別手段と、所定周波数以上のノイズを検出する
    ノイズ検出器と、ノイズ検出器の検出したノイズレベル
    が所定レベル以上であるか否かを識別する第2の識別手
    段とを設け、 第1の識別手段及び第2の識別手段の両方の識別結果に
    基づき音声出力をミュートした後、受信していた局から
    得たAFリストに基づいて同一のPIコード局を探索するま
    で代替周波数サーチを継続することを特徴とする車載用
    ラジオ受信機。
JP1990072353U 1990-07-09 1990-07-09 車載用ラジオ受信機 Expired - Fee Related JP2572454Y2 (ja)

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