JP2572327B2 - 有機性汚水の処理方法および処理装置 - Google Patents

有機性汚水の処理方法および処理装置

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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機性汚水の好気性生
物ろ床による浄化技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、好気性生物ろ床(Biolo
gical Aerated Filter 略称BA
F)は公知である。従来のBAFは図4に示すように槽
13の水面下にアンスラサイト、シャモット、坑火石な
ど粒状鉱物の充填層14を設け、該充填層14内または
下部に空気散気管15を設けたものである。
【0003】しかし、従来型BAFは充填層14だけで
は汚水処理を行うことができず各種の付帯設備(処理水
貯槽20、洗浄排水貯槽22、洗浄ポンプ21、洗浄水
供給配管24など)が不可欠となっており、極めて繁雑
なシステムとなっている他、これら付帯設備の設置スペ
ースや建設費が大きく、従来型BAFの重大な欠点とな
っている。
【0004】また、従来型BAFは次のような方法で運
転されている。すなわち、下水などの有機性汚水(原
水)は、沈殿池16にて沈降性のよいSSを除去した
後、BAFの充填層14内を下向流で流過し、生物ろ過
された後、清澄処理水となって処理水貯槽20に流入す
る。このような処理を続けるに従い、BAFの充填層1
4内にSSが蓄積し、目詰まりが進むため、ろ過抵抗が
急増するので、処理水貯槽20内に貯留されている清澄
水をポンプ21によってBAFの下部に供給し、BAF
の充填層14内のろ材を流動化させ、逆洗する。この結
果BAFの充填層14からの洗浄廃水が急激に多量に排
出されるので、これを洗浄排水貯槽22に一旦貯留し、
これを定量的に少しづつポンプ23によって沈殿池16
に移送し、洗浄廃水中のSSを沈降分離させる。
【0005】以上のように図4の従来型BAFによる処
理方法は複雑で、さらに次のような欠点がある。 下水のようにSSが100mg/リットル以上ある
原水の場合はBAFの前段に沈殿池16を設けなければ
ならない。さもないと、BAFでの目詰まりが急激に進
んでしまう。しかし、沈殿池16でのSSの沈降分離速
度は下水処理の場合せいぜい25〜30m/日と小さい
値しかとれないので、沈殿池16の建設費、設置スペー
スが極めて大きなものとなってしまう。 BAFのろ床の洗浄のために、ろ床容積の3倍以上
という多量の洗浄用水を短時間に使用するため、洗浄用
水槽(処理水貯槽20を利用する)の所要容積と洗浄排
水貯槽22が極めて大きなものとなってしまう欠点があ
る。また、洗浄用のポンプ21の動力設備費も高い。
【0006】 BAFのろ床の目詰まりが早く、下水
処理の場合、BAFの前段に沈殿池16を設けて、SS
をあらかじめ減少させても、ろ過速度25m/日という
小さなろ過速度でろ過しても、なおろ過継続時間は20
〜24時間しかない。従って、BAF自体の設置面積や
建設コストが大きくなるだけでなく、頻繁にBAFを洗
浄しなければならないという重大な欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
装置の前記〜の欠点のために生じる諸種の問題を完
全に解決する新処理システムを確立することを課題とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の以
下に述べる有機性汚水の処理方法および処理装置によっ
て達成される。すなわち、(1)原水を固液分離部で固
液分離した後、好気性生物ろ床で処理する有機性汚水の
処理方法において、曝気気泡の付着によって浮上する性
質を有する、網目構造の骨格のみからなり、それが連続
している立体的網目構造をもつ粒状ろ材を充填し、原水
を上向流で流しながら曝気することによって浮上充填層
を上部に形成せしめ、該層の下部にろ材支持部材を設け
ず空間部を設けた上向流好気性生物ろ床を複数並列に設
け、これらに前記固液分離部で固液分離した原水を供給
し、これらの上向流好気性生物ろ床の少なくとも1つを
洗浄する際には、その上向流好気性生物ろ床に前記の固
液分離した原水を供給しながら、その生物濾床への空気
供給量を一定時間増加することにより、前記生物ろ床を
下方向に膨張させて前記粒状ろ材を洗浄し、該洗浄操作
により生じたろ床洗浄排水を前記固液分離部へ導くこと
を特徴とする有機性汚水の処理方法。
【0009】
【0010】ここで、前記好気性ろ床の前段の固液分離
手段は沈殿などの公知の手段のいずれでもよいがろ過
であることが好ましい。また、前記好気性ろ床のろ材
、立体的網目構造を有する粒状ろ材であることにより
後述の効果を得ることができるので、好ましい。
【0011】なお、該固液分離手段および方法ならびに
別途設置する固液分離装置にかかる固液分離の手段およ
び方法は原水に含まれる懸濁物が速やかに、効率よく分
離できる手段および方法であればよく、例えばろ過によ
る方法や凝集剤を使用する沈殿法などを適宜に採用でき
る。
【0012】
【作用】本発明の代表的構成例の作用を図1を参照しつ
つ以下に説明する。但し、本発明の実施態様はこれに限
定されるものではない。以下に有機性汚水の代表例とし
て下水を取り上げて説明する。処理工程の最初は、ろ床
に粒状ろ材などを充填したろ過層Fを有するろ過槽1で
行われるろ過工程であり、ろ過槽1でのろ過操作によっ
て下水中の微細なSSを高度に除去し、SS含有量を凡
そ30mg/リットル以下に低下せしめたろ過水を得
る。
【0013】ろ過層Fに充填されているろ材としては材
質が軽量のプラスチックろ材例えばポリプロピレン製な
どの中空状ろ材9であって、その形状は円筒状、角筒
状、または球状もしくは多面体状のいずれの粒状物も適
用できる。特に図2に示したような側面に格子状の開口
部10を多数有する中空状ろ材9が好適なろ材である。
このろ材によってろ過抵抗の増加を著しく少なくでき
る。
【0014】工程の第2は第1工程で得られたろ過水を
ろ過水流出管2で複数の固定床型好気性生物ろ床A1
2 、・・の各々に供給する。以下簡単のために図1に
示した2基のろ床構成の例について説明する。実際には
これらろ床は5ユニット以上、好ましくは10ユニット
以上設けることが望ましい。
【0015】本発明の好気性生物ろ床A1 およびA2
用いるろ材は、比重の大きな粒状鉱物よりなるろ材のア
ンスラサイト、シャモット、活性炭、坑火石、セラミッ
クなどは洗浄が面倒であるため好ましくないので、比重
が1.0に近く流動化し易い立体網目構造をもつ粒状
ろ材11(図3)、例えば前記した立体的網目構造をも
ポリウレタンフォームの粒状片を用いると、軽くて流
動し易いという利点のみでなく、微生物を粒状体の表面
だけでなく、その内部にも高濃度に固定化できるので最
適である。
【0016】しかして、ろ過水をろ過水流出管2を通し
て生物ろ床A1 (およびA2 )の下部から流入し、空気
散気管D1 (およびD2 )から吐出される気泡ととも
に、ろ過水は上向流で立体網目構造を有する粒状ろ材
11が充填されている生物ろ床A1 (およびA2 )を通
過して行く。この過程で、ろ過水中のBODとSSは生
物処理学的に高度に除去され、SSが20mg/リット
ル以下の清澄な生物処理水となる。なお、好気性生物ろ
床の立体網目状ポリウレタンフォームは空気散気管D
1(およびD2 )からの気泡が前記ポリウレタンフォー
ムの表面および内部に捕捉されるため、見掛け比重が
1.0未満になり、槽内に浮上した状態になる。
【0017】立体的網目構造のポリウレタンフォームか
らなる粒状ろ材の空隙率が96%以上と極めて大きいこ
と、および好気性生物ろ床A1 (およびA2 )に流入す
る下水のSSがあらかじめろ過手段によって高度に除去
され、SSが30mg/リットル以下に減少しているた
め、生物ろ床A1 (およびA2 )のろ床の目詰まりは著
しく少なく、ろ過速度100m/日という高ろ過速度で
も60時間以上運転しても目詰まりは起こらず生物ろ過
処理を継続できる。
【0018】しかしながら、これ以上の時間生物ろ床A
1 (およびA2 )の処理を続けると過剰微生物のリーク
などの原因により生物処理水中のSSの含量が増加し始
めるのでこの時点で、ろ過水の供給を行いながら空気ブ
ロアB1 (あるいはB2 )の吐出空気量を急激に増加さ
せる。この吐出空気量を急激に増加させる時点は生物処
理水の濁度を濁度計によって測定するなど任意の手段を
用いて決定することができる。
【0019】例えば生物ろ床A1 内に5〜30分間程度
多量の空気を送り込むと、ろ材が激しい気液混相流によ
って攪乱され、それまで捕捉していたSSと増殖微生物
がろ材から除去され、生物処理水流出管3中に流出し始
める。この時生物処理水流出管3の処理水流出バルブV
3 を閉じ、洗浄排水流出管4の洗浄排水バルブV1 を開
けておき、洗浄排水を洗浄排水流出管4を通して、さら
に洗浄排水還流管5の方に導いて生物処理工程の前段の
ろ過工程のろ過層Fに直送するか、別個に設置した固液
分離槽Sに移送するかする。
【0020】空気ブロアB1 からの吐出空気量を所定の
時間後に定常値に減少させた時点から1〜2時間位はS
Sの含量が高い洗浄排水の流出が続くが、その後再びS
Sが10〜15mg/リットル程度の清澄水が流出する
ようになるので、その時点で生物処理水流出管3の処理
水流出バルブV3 を開き、洗浄排水流出管4の洗浄排水
バルブV1 を閉じ、生物処理水を生物処理水流出管3の
方に放流し始める。このように、生物ろ床A1 (あるい
はA2 )の洗浄を終了させた後、別の生物ろ床(実際に
はA3 、A4 ・・・A10など)の洗浄を同様の方法で順
次行って行く。
【0021】上記図1に示した2基の生物ろ床による、
例えば生物処理の説明において、好気性生物ろ床A
1 (およびA2 )で生物処理を行うと表現して説明した
のは、生物ろ床A1 でろ過水の生物処理をするだけでな
く、ある時点ではろ床A1 およびろ床A2 が同時に生物
処理を行う時間帯があることを意味している。
【0022】このように、生物ろ床を並列に複数基例え
ば10基設置しておくと1基の洗浄が生物処理に及ぼす
時間的影響を十分の一にすることができることになる。
なお、凝集剤を洗浄排水流出管4の途中の凝集剤添加部
8で添加して沈澱による固液分離の効率を上げることが
できる。
【0023】本発明のろ過工程のろ過層Fのろ材として
図2に示したような中空状ろ材9を使用すると、ろ過層
Fの洗浄にはろ過槽の底部のドレンバルブ7を開いて槽
内の原水を全量ドレンするだけで簡単に洗浄でき、洗浄
用水を使用する必要がなく極めて好ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示すが、本発
明はこれに限定されるものではない。団地下水を対象に
して、図1に示した本発明のシステムによって下水の生
物処理を行った。本発明の生物処理の条件は以下のとお
りである。
【0025】1)原水水質の平均品質 pH 7.2 SS 120mg/リットル BOD 146mg/リットル 水温 18℃
【0026】2)原水処理量 50m3 /日
【0027】3)ろ過層Fの構成 ろ材の種類 中空状ろ材(直径10mm、長さ
15mm) 材質 ポリプロピレン 充填層 高さ 2.5m (ろ過槽直径
0.365mφ) 流通方向 上向流 ろ過速度 500m/日
【0028】 4)好気性生物ろ床の構成(A1 、A2 、A3 、A4 、A5 ,A6 とも同じ) 設置基数 6基 ろ材種類 10×25×25mmの角状立体的網目構造体 材質 ポリウレタンフォーム ろ床 高さ 3m 直径 0.32mφ 流通方向 上向流 生物ろ過速度 100m/日 供給空気量 16Nm3 /日
【0029】5)好気性生物ろ床の洗浄方法(A1 、A
2 、A3 、A4 、A5 ,A6 とも同じ) 原水を供給しながら、各ユニットあたりの空気供給量を
20分間110リットル/分に増加させた(これは定常
処理時の空気供給量である11リットル/分の10倍に
相当)その後、洗浄排水バルブV1を開け、1.5時間
後にバルブを閉じた。この時点で処理水のSSは15m
g/リットル以下に回復していた。 6)処理結果 運転開始後1ヶ月目〜10ヶ月目の間の平均値で表す。 1.ろ過層Fのろ過処理水水質 pH 7.2 SS 28mg/リットル BOD 53mg/リットル 水温 18℃ 2.生物ろ床流出水の水質(定常処理時、各ユニット合
計の平均値) pH 6.9 SS 8mg/リットル BOD 9mg/リットル 水温 16℃ 3.生物ろ床 ろ過継続時間 68〜75時間 ろ床洗浄頻度 70時間に1回
【0030】以上の処理結果は生物ろ床の洗浄に洗浄用
水を使用することなく、またろ過槽Fの洗浄もろ過処理
水のドレンのみによる洗浄で得られた結果である。また
処理中生物ろ床内にSSが蓄積するトラブルは認められ
なかった。
【0031】
【発明の効果】従来型BAFでは不可欠であった洗浄
用水槽、洗浄排水槽、洗浄ポンプ、洗浄水系統の配管な
どの付帯設備が全て不用になり、施設が単純化され建設
費用も低減できる。 洗浄用水を短時間に多量に供給するために必要であっ
た強力な洗浄ポンプが不用となり、運転コストも低減で
きる。
【0032】生物処理ろ床の充填ろ材に立体網目構造
をもつ粒状物を用いたので微生物の保持量が従来型BA
Fの10倍と高く、処理中の目詰まりが少ないので生物
処理ろ床の通水速度を従来型BAFにおけるより4〜6
倍も速く採っても良好な水質を得ることができ、その上
ろ床洗浄の頻度も数日間に1回となり従来より大幅に少
なくできる。 生物処理工程の前段に独自のろ過手段を採用するシス
テム構成によって沈澱池が省略でき、生物処理ろ床の設
置面積も小さいことと相まって施設全体の省スペース効
果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生物処理方法の具体的一例を説明する
ためのフロー図である。
【図2】本発明の中空状粒状ろ材の一例を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の立体網目構造を有する粒状ろ材の一例
を示す斜視図である。
【図4】従来の生物処理方法の典型的例を説明するため
のフロー図である。
【符号の説明】
1 ろ過槽 7 ドレンバル
ブ 2 ろ過水流出管 8 凝集剤注入
点 3 生物処理水流出管 A1 好気性生物
ろ床A1 4 洗浄排水流出管 A2 好気性生物
ろ床A2 5 洗浄排水還流管 B1 空気ブロア
1 6 流出管 B2 空気ブロア
2 1 空気散気管D1 13 ろ過槽 D2 空気散気管D2 14 浸漬ろ床 F ろ過層F 15 空気散気
管 V1 洗浄排水流出バルブV1 16 沈澱池 V2 洗浄排水流出バルブV2 17 原水流入
管 V3 処理水流出バルブV3 18 ブロア V4 処理水流出バルブV4 29 処理水流
出管 S 固液分離槽S 20 処理水貯
槽 P 還流用ポンプP 21 洗浄用水
ポンプ 9 中空状ろ材 22 洗浄排水貯
槽 10 格子状の開口部 23 洗浄排水
ポンプ 11 立体網目構造を有する粒状ろ材 24 洗浄水供
給配管 12 孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を固液分離部で固液分離した後、好
    気性生物ろ床で処理する有機性汚水の処理方法におい
    て、曝気気泡の付着によって浮上する性質を有する、網
    目構造の骨格のみからなり、それが立体的に連続してい
    る立体的網目構造をもつ粒状ろ材を充填し、原水を上向
    流で流しながら曝気することによって浮上充填層を上部
    に形成せしめ、該層の下部にろ材支持部材を設けず空間
    部を設けた上向流好気性生物ろ床を複数並列に設け、こ
    れらに前記固液分離部で固液分離した原水を供給し、こ
    れらの上向流好気性生物ろ床の少なくとも1つを洗浄す
    る際には、その上向流好気性生物ろ床に前記の固液分離
    した原水を供給しながら、その生物濾床への空気供給量
    を一定時間増加することにより、前記生物ろ床を下方向
    に膨張させて前記粒状ろ材を洗浄し、該洗浄操作により
    生じたろ床洗浄排水を前記固液分離部へ導くことを特徴
    とする有機性汚水の処理方法。
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