JP2572226Y2 - 立体保管設備 - Google Patents

立体保管設備

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JP2572226Y2
JP2572226Y2 JP1992083158U JP8315892U JP2572226Y2 JP 2572226 Y2 JP2572226 Y2 JP 2572226Y2 JP 1992083158 U JP1992083158 U JP 1992083158U JP 8315892 U JP8315892 U JP 8315892U JP 2572226 Y2 JP2572226 Y2 JP 2572226Y2
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Inventor
哲男 新山
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、エレベータスライド
式駐車設備もしくはエレベータ式駐車設備または昇降式
立体自動倉庫などの立体保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の立体保管設備には、本出願人が
先に提案した特公昭58−25826号公報に示すもの
がある。これは、上下方向へ延びる駐車用ラックの前側
に昇降機を設け、その昇降機の昇降ケージと上記ラック
との間の隙間を跳ね板によって覆うとともに、その跳ね
板を上記の昇降ケージの開口部の下部に上下揺動自在に
支持し、上記の跳ね板を同上の昇降ケージに設けた駆動
装置によって横向き揺動姿勢と上向き揺動姿勢とに切換
えるものである。
【0003】この構成の駐車設備では、昇降ケージから
跳ね板を通って駐車用ラックのラック部分へ自動車を自
走させ、そのラック部分で自動車を駐車し、その後、運
転者が上記の跳ね板を通って昇降ケージへ戻るようにな
っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記構成において、ラ
ック部分と昇降ケージとの間を運転者が容易に通行でき
るようにするため、本考案者は、昇降ケージに手すりを
設けることを本考案に先立って考えた。これは、昇降ケ
ージの開口部の左右両側に手すりを設けて、各手すりを
昇降ケージ側に近づけた収納姿勢と跳ね板の上側へ進出
させた進出姿勢とに切換え可能に構成し、その手すりの
姿勢を切換え操作する装置を設けたものである。
【0005】しかし、上記の先提案例では、手すりのた
めに専用の切換え装置が必要となるので、昇降機の製作
コストが上昇する。本考案は、手すりを安価に設置でき
るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、立体保管設備を例えば図1から図3に示
すように、次のように構成した。
【0007】上下方向へ延びるラック1の前側に昇降機
2を設け、その昇降機2の昇降台5と上記ラック1との
間の隙間Cを覆う跳ね板11を設けて、その跳ね板11
を上記の昇降台5に上下揺動自在に支持するとともに、
上記の跳ね板11を横向き揺動姿勢Xと上向き揺動姿勢
Yとに切換え操作する駆動装置16を同上の昇降台5に
設けた立体保管設備において、上記の跳ね板11の側部
の上側に上下方向へ延びる手すり12を設け、その手す
り12の上部を揺動自在かつ上下移動自在に支持するガ
イド部材18を上記の昇降台5に設け、同上の手すり1
2の下部を揺動自在に支持する枢支部20を上記の跳ね
板11の揺動部に設けたものである。
【0008】
【作用】本考案は、例えば図1に示すように、次のよう
に作用する。昇降機2の昇降台5を昇降操作する時に
は、跳ね板11がラック1に干渉しないように、駆動装
置16によって跳ね板11を上向き揺動姿勢Yへ切換え
ておく。すると、二点鎖線図に示すように、上記の跳ね
板11の枢支部20が手すり12の下部を上内側(図中
の上右側)へ移動させるとともに、その手すり12の上
部をガイド部材18に沿って上側へ移動させて、上記の
手すり12を収納姿勢Nへ切換える。
【0009】ラック1と昇降台5との間で自動車などを
移動させる場合には、その昇降台5を所定の高さ位置に
停止させた状態で、駆動装置16によって跳ね板11を
横向き揺動姿勢Xへ切換える。すると、実線図に示すよ
うに、上記の跳ね板11の枢支部20が手すり12の下
部を下外側(図中の下左側)へ移動させるとともに、その
手すり12の上部をガイド部材18に沿って下側へ移動
させて、上記の手すり12を進出姿勢Mへ切換える。
【0010】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。跳ね板に連動して手すり
の姿勢が切換えられるので、その手すりのための専用の
切換え装置を省略できる。このため、手すりを安価に設
置できる。しかも、上記の手すりは1本もので造ること
も可能なので、その手すり自体もコンパクトかつ安価に
造れる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1から図3で説
明する。図1は、図2中の矢印A部分の拡大図、図2は
エレベータスライド式駐車設備の立面図、図3は図1の
左側面図である。
【0012】図2に示すように、立体保管設備である駐
車設備は、上下方向へ延びる一対の駐車用ラック1・1
の間に設けた昇降機2を紙面に直角の方向へ移動自在に
構成してなる。上記の各ラック1は、4つのラック部分
1a・1b・1c・1dを備える。上記の昇降機2は、
台車3と、その台車3から上向きに突出した支持枠4
と、その支持枠4に上下移動自在に支持した昇降ケージ
5とを備える。符号6は、上記の台車3の走行輪である。
符号7は自動車である。
【0013】上記の昇降ケージ5と上記の各ラック1と
の間の隙間Cを覆う跳ね板11が設けられ、その跳ね板
11の左右の側部の上側に手すり12が設けられる。こ
れらの跳ね板11と手すり12の構造を図1と図3で説
明する。
【0014】上記の跳ね板11は、上記の昇降ケージ5
の開口部14の下部に設けた枢支軸15に上下揺動自在
に支持されるとともに、その昇降ケージ5に設けた駆動
装置16によって、横向き揺動姿勢X(図1中の実線図
参照)と上向き揺動姿勢Y(同図中の二点鎖線図参照)と
に切換え操作される。その駆動装置16は、図外のスプ
ロケット及びチェーン機構によって上記の枢支軸15に
連動連結される。
【0015】前記の手すり12は、上記の跳ね板11の
側部の上側に上下方向へ延びるように設けられる。ま
た、昇降ケージ5の開口部14の外側上部に断面C形の
ガイド部材18が斜め上向きに設けられる。上記の手す
り12の上端にローラ19が回転自在に支持されて、そ
のローラ19が上記ガイド部材18に嵌入される。これ
により、上記の手すり12の上部が上記ガイド部材18
に揺動自在かつ上下移動自在に支持される。さらに、前
記の跳ね板11の先端の揺動部から枢支部20が横向き
に突設される。この枢支部20に上記の手すり12の下
部が揺動自在に支持される。
【0016】同上の図1に示すように、上記の手すり1
2は、駆動装置16で跳ね板11を横向き揺動姿勢Xへ
切換えることによって、実線図の進出姿勢Mへ切換えら
れ、同上の駆動装置16で跳ね板11を上向き揺動姿勢
Yへ切換えることによって、二点鎖線図の収納姿勢Nへ
切換えられる。
【0017】本考案に係わる立体保管設備は、上記のエ
レベータスライド式駐車設備に代えて、エレベータ式駐
車設備であってもよく、立体自動倉庫であってもよい。
ラック1は一列だけであってもよい。この場合、昇降ケ
ージ5の両端部のうちのラック1に対面する端部だけに
跳ね板11と手すり12が設けられる。上記の昇降ケー
ジ5に代えて、プレート状の昇降台を使用してもよい。
ガイド部材18は、斜め上向きに設けることが好ましい
が、上下方向へ真っすぐに設けても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2中の矢印A部分の拡大図である。
【図2】立体保管設備であるエレベータスライド式駐車
設備の立面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【符号の説明】
1…ラック、2…昇降機、5…昇降台(昇降ケージ)、1
1…跳ね板、12…手すり、16…駆動装置、18…ガ
イド部材、20…枢支部、C…隙間、X…横向き揺動姿
勢、Y…上向き揺動姿勢。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向へ延びるラック(1)の前側に昇
    降機(2)を設け、その昇降機(2)の昇降台(5)と上記ラ
    ック(1)との間の隙間(C)を覆う跳ね板(11)を設け
    て、その跳ね板(11)を上記の昇降台(5)に上下揺動自
    在に支持するとともに、上記の跳ね板(11)を横向き揺
    動姿勢(X)と上向き揺動姿勢(Y)とに切換え操作する駆
    動装置(16)を同上の昇降台(5)に設けた、立体保管設
    備において、 上記の跳ね板(11)の側部の上側に上下方向へ延びる手
    すり(12)を設け、その手すり(12)の上部を揺動自在
    かつ上下移動自在に支持するガイド部材(18)を上記の
    昇降台(5)に設け、同上の手すり(12)の下部を揺動自
    在に支持する枢支部(20)を上記の跳ね板(11)の揺動
    部に設けた、ことを特徴とする立体保管設備。
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JPH0639813U JPH0639813U (ja) 1994-05-27
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