JP2571584B2 - 潤滑性樹脂組成物 - Google Patents

潤滑性樹脂組成物

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は潤滑性樹脂組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、機械の軽量化に伴い、合成樹脂製品が機械部品
として数多く用いられるようになり、軸受部に使われる
ものには摺動特性の優れた合成樹脂が要求されている。
従来、摺動性の良い合成樹脂として、ポリアミド、ポリ
アセタール、ポリエチレン、フッ素樹脂等を用いられて
いる。これらは低荷重、低速領域においては無潤滑下で
もその用をなすが、高荷重、高速になるに従って、摩擦
熱のために焼き付いたり、フローしたりして、使用でき
なくなる。フッ素樹脂、特に四フッ化エチレン樹脂は、
充填剤を加えて摩耗特性を改良することにより優れた摺
動特性を示すが、このものは圧縮成形でしか成形でき
ず、また非常に高価であるという欠点を有する。そこで
その他の合成樹脂に固体潤滑剤を加え摺動特性を向上さ
せようとする手段が採られているが、この方法では高速
高荷重下での摺動特性の向上は充分ではない。また上記
の問題を解決するには、合成樹脂に潤滑油を加え、いわ
ゆる含油プラスチックとする方法があり、その具体的手
法として(1)単に樹脂に潤滑油を混入する、(2)潤
滑油を保持できる担体を潤滑油と共に加える、(3)前
記(1)および(2)の他に油の導通体として繊維状の
充填材を加えたもの等がある。このような含油プラスチ
ックは潤滑油を浸み出させることにより摺動特性をもた
せようとするものであるが、1)摩擦係数が低い値で安
定しない、2)加熱されると油が浸み出てしまう、3)
成形性が悪い、4)摺動の際担体が相手材料を削る、
5)成形時もしくは混練時に油が分離しやすい、6)材
料物性が低下する、7)摺動した面に油がついてほこり
等が付着しやすい、8)一旦油が切れると異常摩耗が起
こす等多くの問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べたように、従来の技術においては、摩擦係数
が低い値で安定し、摩耗係数が小さくしかも機械的特性
(特に強度)の低下がないような材料は得られず数多く
の優れた特性を有する合成樹脂も低摩擦性および耐摩耗
性が要求される摺動材料には適しないという問題があっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この発明は合成樹脂
100重量部に対し、カルボキシル基、エステル基、イソ
シアネート基、アルコール性水酸基、エポキシ基、アミ
ノ基およびメルカプト基の中のいずれか1種類を含むポ
リフルオロエーテルを0.5〜20.0重量部と含フッ素ゴム
を0.5〜20.0重量部配合して潤滑性のある樹脂組成物と
する手段を採用したものである。以下その詳細を述べ
る。
まず、この発明における合成樹脂は特に限定されるも
のではなく、熱硬化性または熱可塑性のいずれの樹脂で
あってもよく、たとえば、フェノール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、メラミン・フェノール共縮合樹脂、
キシレン変性フェノール樹脂、ユリア・グアナミン共縮
合樹脂、アミノ樹脂、アセトグアナミン樹脂、メラミン
・グアナミン樹脂、ポリエステル樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂、エポキシアク
リレート樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、テトラ
フルオロエチレン樹脂、クロロトリフルオロエチレン樹
脂、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、テトラフルオロエチレン・パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体、フッ化ビニリデン樹
脂、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体、塩化
ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン樹脂
(低密度、高密度、超高分子量)、塩素化ポリオレフィ
ン樹脂、ポリプロピレン樹脂、変性ポリオレフィン樹
脂、水架橋ポリオレフィン樹脂、エチレン・ビニルアセ
テート共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合
体、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド樹脂、メ
タクリル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネイト
樹脂、セルロース系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、
ポリウレタンエラストマー、ポリイミド樹脂、ポリエー
テルイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アイオノマー
樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、メチルペンテン
重合体、ポリアリルスルホン樹脂、ポリアリルエーテル
樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルフ
ァイド樹脂、ポリスルホン樹脂、全芳香属ポリエステ
ル、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂、熱可塑性ポリエステルエラストマ
ー、その他各種高分子物質のブレンド物などを例示する
ことができる。
つぎに、この発明におけるカルボキシル基、エステル
基、イソシアネート基、アルコール性水酸基、エポキシ
基、アミノ基およびメルカプト基の中のいずれか1種類
を含むポリフルオロエーテルは−CxF2x−O−〔xは1
〜4の整数〕を主要構造単位とし、平均分子量が約500
〜50000の重合体にカルボキシル基、エステル基、イソ
シアネート基、アルコール性水酸基、エポキシ基、アミ
ノ基、メルカプト基などの官能基を導入したもので、た
とえつぎのようなものである。すなわち、 カルボキシル基含有のもの: HOOC−CF2OC2F4OCF2OnCF2COOHなど、 エステル基を含有したもの: H3COOC−CF2OC2F4OCF2OnCOOCH3など、 イソシアネート基を含有したもの: OCN−C6H3(CH3)−NHCOCF2C2F4O CF2OnCF2CONH−(CH3)C6H3−NCOなど、 アルコール性水酸基を含有したもの: HOCH2 2NHCO−CF2OC2F4O CF2OnCF2CONHCH2 2OHなど アミノ基を含有したもの: H2NCH2 2NHCO−CF2OC2F4O CF2OnCF2CONHCH2 2NH2など、 メルカプト基を含有したもの: HSCH2 2NHCO−CF2OC2F4O CF2OnCF2CONHCH2 2SHなど、 である。ここで式中mおよびnは任意の整数である。
また、この発明における含フッ素ゴムは、含フッ素オ
レフィンの重合した単位を少なくとも1種含有するもの
であり、かつ重合した2種以上の単位からなる弾性状重
合体が好ましく、このような含フッ素ゴム状弾性体とし
ては、たとえば四フッ化エチレン・プロピレン系共重合
体からなる二元系共重合体および反応サイトとしてグリ
シジルエーテル基を含む単位からなる三元系の四フッ化
エチレン・プロピレン系共重合体を挙げることができ
る。さらに四フッ化エチレン・パーフルオロアルキルパ
ーフルオロビニルエーテル系共重合体、フッ化ビニリデ
ン、六フッ化プロピレン系重合体、フッ化ビニリデン・
五フッ化プロピレン系共重合体、フッ化ビニリデン・三
フッ化塩化エチレン系重合体、四フッ化エチレン・エチ
レン・イソブチレン系共重合体、エチレン・六フッ化プ
ロピレン系共重合体、四フッ化エチレン・ブテン−1系
共重合体、四フッ化エチレン・エチルビニルエーテル系
共重合体などにも例示することができる。そしてこのよ
うな含フッ素ゴム状弾性体における上記各成分の含有割
合は、弾性共重合体である限り広範囲にわたって選定さ
れ得るものであり、たとえば40〜70モル%の四フッ化エ
チレンおよび60〜30モル%のプロピレンからなる共重合
体、50〜90モル%のフッ化ビニリデンと50〜10モル%の
六フッ化プロピレンおよび0〜30モル%の四フッ化エチ
レンからなる共重合体、30〜90モル%の四フッ化エチレ
ンおよび70〜10モル%のパーフルオロアルキルパーフル
オロビニルエーテルからなる共重合体、50〜90モル%の
フッ化ビニリデンおよび10〜50モル%の五フッ化プロピ
レンからなる共重合体などを例示することができる。勿
論、上記含フッ素ゴム状弾性体は、前記成分単位および
反応サイトのほかに、さらに別の単位(たとえば、四フ
ッ化エチレン・プロピレン系共重合体がフッ化ビニリデ
ン、エチレン、イソブチレン、アクリル酸およびそのア
ルキルエステル、六フッ化プロピレン、三フッ化塩化エ
チレン、クロロエチルビニルエーテル、パーフルオロア
ルキルビニルエーテルなどの単位)を適当に含有してい
てもよい。また四フッ化エチレン・プロピレン共重合体
に含有される反応サイトはグリシジルビニルエーテル基
を含む単位からなり、中でもグリシジルビニルエーテル
が好ましいが、ほかにグリシジルアクリレート、アクリ
ル酸、メタクリル酸、2−クロロエチルビニルエーテル
などを例示することができる。
ここでこの発明において合成樹脂に官能基をもつポリ
フルオロエーテルと官能基をもつ含フッ素ゴムとを混合
する理由はどちらか一方の化合物では異種の官能基相互
の反応による網目構造の形成が不可能であり、ポリフル
オロエーテルを合成樹脂組織内に留めることが出来ず、
通常の潤滑剤含有合成樹脂と同様の欠点を呈するからで
あり、また異った官能基を持つ2種類以上のポリフルオ
ロエーテルを混合するときよりも網目構造が強固とな
り、合成樹脂の組織内により良く留めることが出来るか
らである。なお、ポリフルオロエーテルと含フッ素ゴム
とを共に0.5〜20.0重量部加える理由は、下限値未満の
少量では摺動特性の改良効果が不充分であり、逆に上限
値を越える多量では合成樹脂の機械的特質が著しく低下
して好ましくないからであり、中でも特に好ましいの
は、1.0〜15.0重量部の範囲である。
このような合成樹脂とポリフルオロエーテル、含フッ
素ゴムを混合するには、従来からよく知られた方法を利
用すればよく、たとえば合成樹脂と前記の配合成分を個
別に、もしくはフルオロクロロハイドロカーボンなどの
ような溶媒に適宜溶かして、ヘンシェルミキサー、ボー
ルミル、タンブラーミキサー等の混合機によって混合し
た後溶媒を除去して、溶融混合性のよい射出成形機もし
くは溶媒押出機に供給するか、または予め熱ローラ、ニ
ーダ、バンバリーミキサー、溶融押出機などを使用して
溶融混合してもよい。また、これら組成物を成形するに
あたっても、その方法を特に限定するものではないが、
圧縮成形、押出成形、射出成形などが実用的であるほ
か、ジェットミル、冷凍粉砕機等によって微粉砕した溶
融混合物の粉末をそのまま、または所望の粒径に分級し
て、流動浸漬塗装、静電粉体塗装などに利用することも
出来る。
この発明の潤滑性樹脂組成物は、前記潤滑性配合剤す
なわち含フッ素ゴム状弾性体、ポリフルオロエーテルな
どのほかに、一般に合成樹脂に広く配合し得る添加剤
を、潤滑性樹脂組成物の特性を低下させない範囲の量で
適宜併用することも出来る。このような添加剤として
は、たとえば離型剤、難燃剤、耐候性改良剤などが例示
されるが、これら添加剤は、この発明の潤滑性配合剤と
同時に添加配合させるが、予め添加剤と潤滑性配合例と
を混合したもの、もしくはグラフト共重合エラストマー
としたものを配合する方法を採ることが出来る。さらに
上記の添加剤に従来から公知、公用の固体もしくは液体
の潤滑剤を併用することは勿論可能であり、四フッ化エ
チレン樹脂粉末、グラフファイト、フッ化黒鉛、タル
ク、窒化ホウ素、フッ素系オイル、シリコーン系オイ
ル、その他工業用潤滑剤等も使用目的に応じて適宜選択
使用することができる。いずれも、この発明の潤滑性樹
脂組成物の潤滑性を損わない限り、中間製品もしくは最
終製品において化学的もしくは物理的な処理によって性
質改善のための変性が可能であることは勿論である。
〔作用〕
この発明の潤滑性樹脂組成物においては、ポリフルオ
ロエーテルの官能基と含フッ素ゴムの官能基とが相互に
反応することにより、樹脂組織内に潤滑性を有するポリ
フルオロエーテルと含フッ素ゴムとを含む三次元の網目
構造が形成され、その網目が細かく分散して存在するた
め摩擦係数は小さく、しかもこの潤滑性物質が脱落する
ことなく組織内に強固にとどまるため、摩擦係数は長期
間安定して維持され、同時に基材の合成樹脂組織が補強
され摩耗が小さく機械的強度の低下もなく、従来の含油
プラスチックの有していた欠点のすべてが解決されるも
のと推定される。
〔実施例〕
まず、以下に示す実施例および比較例に使用した原材
料はつぎのとおりである。なお〔 〕内に略号を示す。
ポリエチレン〔PE〕 (三井石油化学社製:ハイゼックス1300J)、 ナイロン12〔PA12〕 (ダイセル化学社製:ダイアミドL1640P)、 ナイロン66〔PA66〕 (東レ社製:アミランCM3001N)、 ポリアセタール〔POM〕 (ポリプラスチック社製:ジュラコンM90−02)、 カルボキシル基含有ポリフルオロエーテル〔DIAC〕 (伊国モンテフルオ社製:カルボキシル変性フッ素オイ
ルFOMBLIN Z−DIAC)、 エステル基含有ポリフルオロエーテル〔DEAL〕 (伊国モンテフルオ社製:エステル変性フッ素オイルFO
MBLIN Z−DEAL2000)、 アルコール性水酸基含有ポリフルオロエーテル〔DO
L〕 (伊国モンテフルオ社製:アルコール性水酸基含有フッ
素オイルFOMBLIN Z−DOL2000)、 含フッ素ゴム〔FR〕 (四フッ化エチレン54モルとプロピレン43モルとグリシ
ジルビニルエーテル2モルとからなり、ムーニ粘度60−
MLI+4(100℃)を示す共重合エラストマー) エポキシ基含有ポリフルオロエーテル で、平均分子量約2000のポリフルオロエーテル〔PFPE
〕 アミノ基含有ポリフルオロエーテル H2N(CH2 2NHCO−CF2OC2F4OCF2OnCF2CONH
(CH22NH2で、平均分子量約2000のポリフルオロエー
テル〔PFPE〕 メルカプト基含有ポリフルオロエーテル HSCH2 2NHCO−CF2OC2F4OCF2OnCF2CONHC
H2 2SHで、平均分子量約2000のポリフルオロエーテル
〔PFPE〕 三級アミン(N,N−ジメチルベンジルアミン) である。なお、各原材料の配合割合(部)はすべて重量
部である。
実施例1〜14: 各種原材料を第1表に示すような割合に配合し、ヘン
シェルミキサーで充分混合した後、二軸溶融押出機に供
給し、第2表に示す溶融混合条件で押出して造粒し、そ
のペレットを射出成形機によって同表に示す条件のもと
に内径14mm、外径23mm、長さ13mmのリング状試験片を作
製した。得られた試験片について摩擦係数および摩耗係
数cm3/kg・mを求めた。摩擦試験はスラスト型摩擦試験
機を用い、滑り速度毎分10m、荷重10kg/cm2の条件で運
転開始60分後の摩擦係数を測定し、また摩耗試験はスラ
スト型摩耗試験機を用いて滑り速度毎分32m、荷重3.1kg
/cm2の条件下で行なった。これら試験における相手材は
いずれも軸受鋼SUJ2(焼き入れ研削仕上げ)であり、得
られた結果は第2表に併記した。
比較例1〜8: 含フッ素ゴムを配合しないで第3表に示す割合で各種
原材料を配合し、第4表に示す溶融混合条件および射出
成形条件で試験片を作製した以外は 実施例1〜14と全く同様の方法で各試験片の摩擦係数
および摩耗係数を測定した。得られた結果を第4表に併
記した。
第1表および第2表と第3表および第4表とから明ら
かなように含フッ素ゴムを配合した実施例1〜14は含フ
ッ素ゴムを含まない比較例1〜8よりも相対的に小さい
値の摩擦係数および摩耗係数を示し、従来の含油プラス
チックが有する欠点を現わすことはなく、きわめて好ま
しいものであった。また、従来広く用いられている硬質
の充填剤を添加することなしに、低摩擦、低摩耗の目的
が達成されるので、摺動時に相手材を損傷させることも
なかった。
〔効果〕
以上述べたことから明らかなように、この発明の潤滑
性樹脂組成物からなる成形体は合成樹脂本来の機械的性
質を保有しつつ優れた摺動特性を有し、かつ成形性も良
好であるから、従来見ることの出来なかった摺動性、成
形性および経済性の三者を同時に満足させる材料であ
る。したがってこの組成物を軸受材などの摺動部材料に
は最適のものであり、この発明の意義は非常に大きいと
言うことができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂100重量部に対し、カルボキシル
    基、エステル基、イソシアネート基、アルコール性水酸
    基、エポキシ基、アミノ基およびメルカプト基の中のい
    ずれか1種類の基を含むポリフルオロエーテルを0.5〜2
    0.0重量部と含フッ素ゴムを0.5〜20.0重量部配合したこ
    とを特徴とする潤滑性樹脂組成物。
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