JP2571404Y2 - ビット誤り率検出装置 - Google Patents

ビット誤り率検出装置

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JP2571404Y2
JP2571404Y2 JP6689793U JP6689793U JP2571404Y2 JP 2571404 Y2 JP2571404 Y2 JP 2571404Y2 JP 6689793 U JP6689793 U JP 6689793U JP 6689793 U JP6689793 U JP 6689793U JP 2571404 Y2 JP2571404 Y2 JP 2571404Y2
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豊喜 山本
晃司 山下
章 桂山
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はデジタル系通信装置に搭
載されるビット誤りをトリガ(ビット誤り率)により検
出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル信号を利用する通信装
置の通信状態は、図5に示すように、デジタル送受信装
置A,B,Cを経由する無線伝送路(Yルート)を監視
部によりモニタすることで監視されている。
【0003】例えばぅちBに故障が発生した場合、監視
部では、Yルートの異常を把握することにより、故障発
生を感知できるが、担当する範囲のどの装置が故障した
のか特定することができない。そこで、装置Aにおい
て、ビット誤り率を測定機で測定し、装置B、装置Cも
同様に測定して、故障した装置を特定している。
【0004】また、従来の測定器としては、ビット誤り
率測定器が通常使用されており、デジタル送受信装置か
ら出力される異常を告知する信号(故障情報)から故障
状況を示す指標(ビット誤り率)を算出する機能を有し
ている。
【0005】また、デジタル送受信装置によって出力さ
れる故障情報の信号が異なり、出力された信号が、例え
ばECL(エミッタ・カップリング・ロジック)信号の
場合には、図6(a)に示すように、信号レベルが低い
ため、増幅する必要があり、信号変換機能を有する付加
部材によって、例えば、図6(b)に示すようなTTL
信号に変換して測定器に導いていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前述した監視
部による故障の特定には、故障した装置を特定するため
の測定に多大な稼働を必要とする。さらに、不定期に発
生するような故障であった場合には、故障しそうな装置
に目安をつけて測定することは困難である。
【0007】また、ECL信号からTTL信号に変換す
るための変換装置が別途必要であった。測定機として用
いてるビット誤り率測定器では、ビット誤り率の表示の
みであり、トリガ(ビット誤り率)の任意設定による検
出機能がなかった。
【0008】そこで本考案は、故障が発生したデジタル
通信機を容易に特定することができ、異常発生の履歴に
より故障の発生を予測可能なビット誤り率検出装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、通信装置から出力されるビット誤りに対応
した入力信号からビット誤り数をカウントするカウント
部と、所定のビット誤り率を基準ビット誤り率として設
定する設定部と、前記カウント部でカウントしたビット
誤り率から前記入力信号のビット誤り率を算出し、前記
ビット誤り率が前記ビット誤り率を越えた時に異常を告
知する信号を出力する演算比較部と、前記異常を告知す
る信号を計数する異常回数計数部と、前記異常を告知す
る信号に基づいて警報情報を転送する警報転送部とで構
成されたビット誤り率検出装置を提供する。
【0010】
【作用】以上のような構成のビット誤り率検出装置は、
送受信装置毎に搭載され、異常発生時には、その警報情
報を告知し、且つ集中管理している箇所に転送させて、
容易に故障している送受信装置が特定される。また常
時、異常情報(ECL信号)を測定させ、その異常発生
回数をカウントされ、故障に至る前に状態の変化を保守
者等に連絡される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細
に説明する。図1には本考案による実施例としてのビッ
ト誤り率検出装置の概略的な構成のブロック図を示し説
明する。
【0012】このビット誤り率検出装置において、図示
されない通信装置のERR−MON端子から送出された
ECL信号(故障情報)をTTL信号に変換する信号変
換部1と、一定の時間内のビット誤り数をカウントしビ
ット誤り率を算出し、予め定めた基準ビット誤り率と比
較し、算出したビット誤り率が基準ビット誤り率を越え
た場合に、異常を示す信号を出力する演算比較部2と、
前記異常を示す信号をカウントする異常回数計数部3
と、そのカウント数等を表示する表示部4と、異常が発
生した際に警報を所定箇所に警報転送部5とにより構成
される。
【0013】前記演算比較部2は、前記信号変換部1か
ら出力されたTTL変換信号もしくは、通信装置が発し
た故障情報のTTL信号から、一定の時間内のビット誤
り数をカウントし、後述する基準ビット誤り率に基づい
た信号(前記異常を示す信号)を出力するカウント部6
と、基準信号を出力する基準パルス発振部7と、前記基
準信号に基づき、任意のトリガパルスを発生することに
より、任意の基準ビット誤り率を設定できるトリガパル
ス設定部(基準ビット誤り率を設定)8と、前記カウン
ト部6からの異常を示す信号を所定時間遅延させて前記
異常回数計数部3に出力する遅延回路9とで構成され
る。
【0014】図2には、図1に示したビット誤り率検出
装置の詳細な構成例を示す。但し、警報転送部は示して
いない。まず、信号変換部1おいては、通信装置のER
R MON端子から送出されたECL信号がERR P
LS IN端子に入力する。ERR PLS IN端子
には、切替え端子10が設けられており、ECL信号が
入力される場合には、ECL信号をTTL信号に変換す
るICで変換される。しかし、通信装置からTTL信号
が入力される場合には、切替え端子10を切替えして、
前記IC11を通さずに、そのまま入力信号とする。
【0015】そして、前記信号変換部1からの信号は、
カウント部6に入力され、例えば、1KHzの基準クロ
ックを発振する基準パルス発振部7により区切られた所
定時間にカウントされたビット誤り数からビット誤り率
として算出される。その際にトリガパルス設定部8のス
イッチ12の設定状態により、ビット誤り率を1×10
-8〜5×10-5の範囲で任意な値を基準ビット誤り率を
設定することができる。 この基準ビット誤り率と算出
されたビット誤り率との比較は、スイッチ12の設定状
態により定められ、算出されたビットが誤り率基準ビッ
ト誤り率を越えた場合には、IC13から異常を示す信
号が遅延回路9に出力される。
【0016】この遅延回路9は、可変抵抗とコンデーサ
により最大遅延時間10秒に設定できるようになってお
り、トランジスタ14の動作により、外部に出力できる
ように構成されている。
【0017】そして、所定時間遅延された信号は、異常
回数計数部3に出力され、カウントされる。そして任意
に設定した回数になった場合には、発光ダイオード15
等により表示される。またカウントされた回数は、リセ
ットスイッチ16を押すことによってクリアされる。
【0018】次に図3には、このビット誤り率検出装置
の外観図を示す。図3(a)は、正面から見た図であ
り、通信装置に搭載できるようにユニットに構成され、
操作用のスイッチ類及び表示部材が設けられている。
【0019】このビット誤り率検出装置には、エラーカ
ウントの表示部4、リセットボタン16、カウントオー
バーの際に点灯する発光ダイオード15、クロックラン
プ17、電源スイッチ18、入力端子(ERR PLS
IN)19及び、背面側には、電源端子20が設けら
れている。
【0020】図3(b)には、送受信装置例えば、デジ
タル通信装置に搭載された状態のビット誤り率検出装置
を示す。この例では、ビット誤り率検出装置21はユニ
ットケースの上部にマウントされ、復調符号処理盤22
のERR MON端子23とケーブル24で接続されて
いる。
【0021】図4には、実際に、本考案のビット誤り率
検出装置が用いられる一例を示したシステム図である。
例えば、複数設営される中継局Bの各送受信装置に搭載
されたビット誤り率検出装置は、図1に示すような外部
出力端子が設けられており、警報転送部(遠隔監視制御
装置)5を介して、無線信号で監視局の回線切替え制御
装置に送出される。
【0022】この監視局は、送受信装置31、回線切替
え装置32、回線切替え制御装置33、システム接続装
置34、監視制御情報中継装置35及び、各送受信装置
の故障等の状態変化(状変データ)を履歴してファイル
する無線統合連用保守システム36により構成されてい
る。この保守システムに記録されるデータは、故障発生
局情報mとシステム故障情報nが代表的なものである。
【0023】以上説明したように本実施例のビット誤り
率検出装置は、ECL/TTL変換部及びエラーカウン
ト部を含み構成されて、通信機に搭載されたものであ
り、ECL信号とTTL信号の両方に対応でき、さら
に、標準使用されている規格と異なるECL信号にも対
応することができる。
【0024】また、従来のビット誤り率測定器では、ビ
ット誤り率のみの表示であったが、本実施例の装置で
は、トリガ(ビット誤り率)を任意の値に設定すること
により、トリガ設定時のエラー回数のカウント表示及び
外部出力(リレー出力)を可能にした。
【0025】従って、送受信装置毎に本実施例のビット
誤り率検出装置を搭載させて、異常発生時には、その警
報情報を告知し、且つ集中管理している箇所に転送させ
て、容易に故障しているデジタル通信装置を特定するこ
とができる。
【0026】そして常時、異常情報(ECL信号)を測
定させ、その異常発生回数をカウントして、故障に至る
前に対策を行い、故障を防止することができる。さらに
通常、定期的に行う測定などの保守稼働を削減すること
ができる。また本考案は、前述した実施例に限定される
ものではなく、他にも考案の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0027】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、故
障が発生したデジタル通信機を容易に特定することがで
き、異常発生の履歴により故障の発生を予測可能なビッ
ト誤り率検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例としてのビット誤り率検出
装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】図1に示したビット誤り率検出装置の詳細な構
成例を示す図である。
【図3】図3(a)は、本考案によるビット誤り率検出
装置の外観を示す図、図3(b)には、送受信装置に搭
載された状態のビット誤り率検出装置を示す図である。
【図4】本考案のビット誤り率検出装置が用いられる一
例を示したシステム図である。
【図5】従来の送受信装置の管理システムを説明するた
めの図である。
【図6】図6(a)は、ECL信号の一例を示す図、図
6(b)は、TTL信号の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…信号変換部、2…演算比較部、3…異常回数計数
部、4…表示部、5…警報転送部、6…カウント部、7
…基準パルス発振部、8…トリガパルス設定部、9…遅
延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤本 高弘 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 1/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置から出力されるビット誤りに対
    応した入力信号からビット誤り数をカウントするカウン
    ト部と、 所定のビット誤り率を基準ビット誤り率として設定する
    設定部と、 前記カウント部でカウントしたビット誤り率から前記入
    力信号のビット誤り率を算出し、前記ビット誤り率が前
    記ビット誤り率を越えた時に異常を告知する信号を出力
    する演算比較部と、 前記異常を告知する信号を計数する異常回数計数部と、 前記異常を告知する信号に基づいて警報情報を転送する
    警報転送部と、 を具備することを特徴とするビット誤り率検出装置。
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JP2003018130A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信誤り率検出装置

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