JP2571017Y2 - ディスタッカ - Google Patents
ディスタッカInfo
- Publication number
- JP2571017Y2 JP2571017Y2 JP2537692U JP2537692U JP2571017Y2 JP 2571017 Y2 JP2571017 Y2 JP 2571017Y2 JP 2537692 U JP2537692 U JP 2537692U JP 2537692 U JP2537692 U JP 2537692U JP 2571017 Y2 JP2571017 Y2 JP 2571017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- guide pin
- cartridge
- guide pins
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高速ロボットにて板金
機械にワークを供給する際に用いられるディスタッカに
関するものである。
機械にワークを供給する際に用いられるディスタッカに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在販売されているディスタッカは、ワ
ーク変更によって段取り替えを行なうと同じワークでも
位置の再現性がないのが普通である。また、ワークの大
きさが変わると、搬出を行なうロボットのグリッパの位
置も変わるのが普通である。このとき、通常設けられる
マグネットフロータと2枚取り検出センサの位置も合わ
せ直さなければならなかった。
ーク変更によって段取り替えを行なうと同じワークでも
位置の再現性がないのが普通である。また、ワークの大
きさが変わると、搬出を行なうロボットのグリッパの位
置も変わるのが普通である。このとき、通常設けられる
マグネットフロータと2枚取り検出センサの位置も合わ
せ直さなければならなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のディスタッ
カのように、ワークの位置再現性がないと、同じワーク
でも一度他のワークを扱うと、ロボットのグリッパ軌跡
のティーチングをやり直さなければならずやっかいであ
った。また、ワークの大きさが変わることで、搬出時の
ロボットのグリッパ位置が変わると、ワークごとにグリ
ッパ位置をティチングしなければならない。
カのように、ワークの位置再現性がないと、同じワーク
でも一度他のワークを扱うと、ロボットのグリッパ軌跡
のティーチングをやり直さなければならずやっかいであ
った。また、ワークの大きさが変わることで、搬出時の
ロボットのグリッパ位置が変わると、ワークごとにグリ
ッパ位置をティチングしなければならない。
【0004】本考案は上記のことに鑑みなされたもの
で、ワークの種類、大きさが変わった場合の段取り替え
が簡単で、ロボットのティーチングも簡単にできるよう
にしたディスタッカを提供することを目的とするもので
ある。
で、ワークの種類、大きさが変わった場合の段取り替え
が簡単で、ロボットのティーチングも簡単にできるよう
にしたディスタッカを提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本考案に係るディスタッカは、基台1上に、ワーク
2を積み重ね載置するワークカートリッジ3を前後、左
右の両方向に位置決めして着脱可能に載置し、このワー
クカートリッジ3の上方に、ワーク2を1枚づつ所定の
高さまで持ち上げる持ち上げ装置18を設け、上記ワー
クカートリッジ3に上記ワーク2の位置決めをする複数
個のガイドピンを立設すると共に、この各ガイドピンの
うち、前後方向の一方あるいは左右方向の一方に位置決
め側のガイドピンを、ワークカートリッジ3に対して一
定に位置に立設する基準用ガイドピンとし、他のガイド
ピンを、上記基準用ガイドピンに当接されるワーク2を
所定の位置にセットするようワーク2の形状に応じて位
置変更可能とした構成となっている。
に、本考案に係るディスタッカは、基台1上に、ワーク
2を積み重ね載置するワークカートリッジ3を前後、左
右の両方向に位置決めして着脱可能に載置し、このワー
クカートリッジ3の上方に、ワーク2を1枚づつ所定の
高さまで持ち上げる持ち上げ装置18を設け、上記ワー
クカートリッジ3に上記ワーク2の位置決めをする複数
個のガイドピンを立設すると共に、この各ガイドピンの
うち、前後方向の一方あるいは左右方向の一方に位置決
め側のガイドピンを、ワークカートリッジ3に対して一
定に位置に立設する基準用ガイドピンとし、他のガイド
ピンを、上記基準用ガイドピンに当接されるワーク2を
所定の位置にセットするようワーク2の形状に応じて位
置変更可能とした構成となっている。
【0006】
【作 用】ワークカートリッジ3は基台1上に位置決
め載置され、このワークカートリッジ3上に積み重ね載
置されるワーク2は基準用ガイドピンにてその一側端辺
が常に同一位置に位置決めされ、また他のガイドピンに
て、上記基準用ガイドピンに当接された状態で所定の位
置にセットされる。従ってロボットのグリッパによるワ
ークの搬出位置はワーク2の形状が変化しても変わら
ず、ロボットのティーチングをワーク2の形状変更の度
に行なう必要がない。
め載置され、このワークカートリッジ3上に積み重ね載
置されるワーク2は基準用ガイドピンにてその一側端辺
が常に同一位置に位置決めされ、また他のガイドピンに
て、上記基準用ガイドピンに当接された状態で所定の位
置にセットされる。従ってロボットのグリッパによるワ
ークの搬出位置はワーク2の形状が変化しても変わら
ず、ロボットのティーチングをワーク2の形状変更の度
に行なう必要がない。
【0007】
【実 施 例】本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図中1は基台であり、この基台1にはワーク2をあ
らかじめ積載可能にしたワークカートリッジ3が前後方
向と左右方向に位置決め部材4a,4bにて位置決めさ
れて載置されるようになっている。基台1及びワークカ
ートリッジ3には昇降台用切欠き5が設けられており、
この昇降台用切欠き5内に昇降台装置6の昇降台6aが
上下方向に移動可能に嵌入されている。そしてこの昇降
台6aにはL字状に形成されたブラケット部材7が固着
してあり、このブラケット部材7の先端が、上記基台1
の側方に立設されたエアシリンダ8のロッド9の先端に
結合されている。上記ワークカートリッジ3には複数個
のガイドピン立設用孔10が設けてある。
る。図中1は基台であり、この基台1にはワーク2をあ
らかじめ積載可能にしたワークカートリッジ3が前後方
向と左右方向に位置決め部材4a,4bにて位置決めさ
れて載置されるようになっている。基台1及びワークカ
ートリッジ3には昇降台用切欠き5が設けられており、
この昇降台用切欠き5内に昇降台装置6の昇降台6aが
上下方向に移動可能に嵌入されている。そしてこの昇降
台6aにはL字状に形成されたブラケット部材7が固着
してあり、このブラケット部材7の先端が、上記基台1
の側方に立設されたエアシリンダ8のロッド9の先端に
結合されている。上記ワークカートリッジ3には複数個
のガイドピン立設用孔10が設けてある。
【0008】そして上記複数個のガイドピン立設用10
により、図4から図6に示すように、ワーク2の大きさ
に合わせて、この各ワーク2の外周に当接してこれを揃
える複数本の基準用ガイドピンと調整用ガイドピンが立
設されるようになっている。上記基準用ガイドピンは、
各ワーク2の手前側端辺位置が一定の位置になるように
するための手前側基準用ガイドピン11a,11aと、
左右方向に一方、例えば左側に位置してワーク2の左側
端辺に当接する左側基準用ガイドピン11bとがある。
また調整用ガイドピンは上記手前側基準用ガイドピン1
1aに対向する奥側調整用ガイドピン12aと左側基準
用ガイドピン11bに対向する右側調整用ガイドピン1
2bとがある。
により、図4から図6に示すように、ワーク2の大きさ
に合わせて、この各ワーク2の外周に当接してこれを揃
える複数本の基準用ガイドピンと調整用ガイドピンが立
設されるようになっている。上記基準用ガイドピンは、
各ワーク2の手前側端辺位置が一定の位置になるように
するための手前側基準用ガイドピン11a,11aと、
左右方向に一方、例えば左側に位置してワーク2の左側
端辺に当接する左側基準用ガイドピン11bとがある。
また調整用ガイドピンは上記手前側基準用ガイドピン1
1aに対向する奥側調整用ガイドピン12aと左側基準
用ガイドピン11bに対向する右側調整用ガイドピン1
2bとがある。
【0009】上記各ガイドピンのうち、手前側基準用ガ
イドピン11a,11aの位置はワーク2の大きさ等種
類が変わっても前後方向に一定位置となっており、他の
ガイドピンのうち、左側基準用ガイドピン11bと右側
調整用ピン12bは各ワーク2が左右方向の基準位置、
例えば左右方向の中心位置に位置決めするように付け替
えができるようになっている。また奥側調整用ガイドピ
ン12aは各ワーク2が手前側基準用ガイドピン11a
に当接するように付け替えができるようになっている。
上記各調整用ガイドピン12a,12bが取付け点に対
して回動可能になっていてワーク2側に付勢当接可能に
なっている。
イドピン11a,11aの位置はワーク2の大きさ等種
類が変わっても前後方向に一定位置となっており、他の
ガイドピンのうち、左側基準用ガイドピン11bと右側
調整用ピン12bは各ワーク2が左右方向の基準位置、
例えば左右方向の中心位置に位置決めするように付け替
えができるようになっている。また奥側調整用ガイドピ
ン12aは各ワーク2が手前側基準用ガイドピン11a
に当接するように付け替えができるようになっている。
上記各調整用ガイドピン12a,12bが取付け点に対
して回動可能になっていてワーク2側に付勢当接可能に
なっている。
【0010】基台1の支柱13が立設されており、この
支柱13には基台1側へ向けてマグネットフロータ14
が設けてあり、またこれの上端部に2枚取りセンサ15
が取付けてある。そしてさらにこの支柱13にはワーク
カートリッジ3上に積み重ねたワーク2の積み重ね量が
規定量の1/2になったことを検知する近接センサ16
が取付けてある。そしてこの近接センサ16がワークカ
ートリッジ3上のワーク2の積み重ね量が1/2になっ
たことを検知したときに、この検出信号により上記ワー
ク支持装置6のエアシリンダ8が作動して、このエアシ
リンダ8が上記積み重ね高さHの1/2だけ伸長して昇
降台6aを上記ストロークだけ上昇するようになってい
る。
支柱13には基台1側へ向けてマグネットフロータ14
が設けてあり、またこれの上端部に2枚取りセンサ15
が取付けてある。そしてさらにこの支柱13にはワーク
カートリッジ3上に積み重ねたワーク2の積み重ね量が
規定量の1/2になったことを検知する近接センサ16
が取付けてある。そしてこの近接センサ16がワークカ
ートリッジ3上のワーク2の積み重ね量が1/2になっ
たことを検知したときに、この検出信号により上記ワー
ク支持装置6のエアシリンダ8が作動して、このエアシ
リンダ8が上記積み重ね高さHの1/2だけ伸長して昇
降台6aを上記ストロークだけ上昇するようになってい
る。
【0011】昇降台6aの上昇は上記したように基台1
の位置から積み重ね高さHの1/2のストロークにわた
って行われるが、上昇したときのブラケット部材7の上
端高さはワーク2の搬出位置Pの高さより低くなってお
り、昇降台装置6として上記ワーク2の搬出経路Rと干
渉しないようになっている。
の位置から積み重ね高さHの1/2のストロークにわた
って行われるが、上昇したときのブラケット部材7の上
端高さはワーク2の搬出位置Pの高さより低くなってお
り、昇降台装置6として上記ワーク2の搬出経路Rと干
渉しないようになっている。
【0012】基台1の奥側には支持台17が立設されて
おり、この支持台17に持ち上げ装置18が取付けてあ
る。この持ち上げ装置18は、支持台17にブラケット
を介して垂直状に取付けたエアシリンダ19と、これの
ロッド20に取付けたガイド部材21と、このガイド部
材21に水平に固着した複数本のアーム22と、各アー
ム22の下側に取付けた吸着部材23と、上記支持台1
7に垂直状に固着し、かつ上記ガイド部材21に摺動自
在に係合するガイドレール24とからなっている。上記
各アーム22はその張り出し長及び方向が調節可能とな
っている。吸着部材22はマグネットあるいはバキュー
ムカップ等が用いられている。
おり、この支持台17に持ち上げ装置18が取付けてあ
る。この持ち上げ装置18は、支持台17にブラケット
を介して垂直状に取付けたエアシリンダ19と、これの
ロッド20に取付けたガイド部材21と、このガイド部
材21に水平に固着した複数本のアーム22と、各アー
ム22の下側に取付けた吸着部材23と、上記支持台1
7に垂直状に固着し、かつ上記ガイド部材21に摺動自
在に係合するガイドレール24とからなっている。上記
各アーム22はその張り出し長及び方向が調節可能とな
っている。吸着部材22はマグネットあるいはバキュー
ムカップ等が用いられている。
【0013】上記基台1の上面には複数個のエア吹き出
し口24が設けてあり、ワークカートリッジ3はこのエ
ア吹き出し口24を閉じるように載置される。
し口24が設けてあり、ワークカートリッジ3はこのエ
ア吹き出し口24を閉じるように載置される。
【0014】上記構成における作用を以下に説明する。
ワーク支持装置6のエアシリンダ8を縮小した状態、す
なわち昇降台6aを下動した状態で、ワークカートリッ
ジ3上に所定高さHにワーク2を積み重ね載置する。こ
のワーク2の積み重ねは、ワークカートリッジ3を基台
1から取り外して他の場所で行なうようにしてもよい。
上記状態で持ち上げ装置18のエアシリンダ19を伸縮
動作してガイド部材21を上下動することにより、カー
トリッジ3上のワーク2が1枚づつ吸着部材23にて搬
出位置Pまで持ち上げられ、この位置に待機しているロ
ボットハンド25に受け渡される。
ワーク支持装置6のエアシリンダ8を縮小した状態、す
なわち昇降台6aを下動した状態で、ワークカートリッ
ジ3上に所定高さHにワーク2を積み重ね載置する。こ
のワーク2の積み重ねは、ワークカートリッジ3を基台
1から取り外して他の場所で行なうようにしてもよい。
上記状態で持ち上げ装置18のエアシリンダ19を伸縮
動作してガイド部材21を上下動することにより、カー
トリッジ3上のワーク2が1枚づつ吸着部材23にて搬
出位置Pまで持ち上げられ、この位置に待機しているロ
ボットハンド25に受け渡される。
【0015】上記作動によりカートリジ3上のワーク2
が順次搬出されていき、その積み重ね高さが1/2Hに
なり、これが近接センサ16にて検出されるとワーク支
持装置6のエアシリンダ8が作動して、昇降台6aが上
記1/2Hだけ上昇されて最上部のワーク2は所定の積
み重ね高さHに位置される。この状態で再び上記搬出作
業を行なう。昇降台6aが上昇したときのブラケット部
材7の上端の高さはワーク10の搬出位置Pより低くな
っていることにより、ワーク支持装置6がワーク2の搬
出経路の邪魔になることがない。
が順次搬出されていき、その積み重ね高さが1/2Hに
なり、これが近接センサ16にて検出されるとワーク支
持装置6のエアシリンダ8が作動して、昇降台6aが上
記1/2Hだけ上昇されて最上部のワーク2は所定の積
み重ね高さHに位置される。この状態で再び上記搬出作
業を行なう。昇降台6aが上昇したときのブラケット部
材7の上端の高さはワーク10の搬出位置Pより低くな
っていることにより、ワーク支持装置6がワーク2の搬
出経路の邪魔になることがない。
【0016】上記ワークカートリッジ3の交換時には基
台1のエア吹き出し口24からエアを噴出させることに
よりワークカートリッジ3が基台1上で移動しやすくな
り、前後、左右の各方向への位置決めが容易に行なわれ
る。
台1のエア吹き出し口24からエアを噴出させることに
よりワークカートリッジ3が基台1上で移動しやすくな
り、前後、左右の各方向への位置決めが容易に行なわれ
る。
【0017】ワークカトリッジ3上に積み重ね載置する
ワーク2の形状、例えばその大きさが変わった場合に
は、このワーク2の変更にあわせてガイドピン11a,
11b,12a,12bの立設位置を変える。このと
き、ワーク2の手前側辺の位置が常に一定の位置とな
り、また左右方向の中心部に各ワーク2が位置するよう
に上記ガイドピンをセットすると共に、持ち上げ装置1
8の吸着部材23の位置を変更する。このときワーク2
の手前側端辺は常に一定の位置にくるようにする。
ワーク2の形状、例えばその大きさが変わった場合に
は、このワーク2の変更にあわせてガイドピン11a,
11b,12a,12bの立設位置を変える。このと
き、ワーク2の手前側辺の位置が常に一定の位置とな
り、また左右方向の中心部に各ワーク2が位置するよう
に上記ガイドピンをセットすると共に、持ち上げ装置1
8の吸着部材23の位置を変更する。このときワーク2
の手前側端辺は常に一定の位置にくるようにする。
【0018】すなわち、図4、図5、図6に示すよう
に、大きさが異なるワーク2において、その手前側端辺
を手前側基準用ガイドピン11a,11aに当接させて
前後方向の位置決めを行なう。そして左右のガイドピン
11b,12b及び奥側のガイドピン12aを上記各ワ
ーク2が左右方向中央に位置するようにその立設位置を
変更する。
に、大きさが異なるワーク2において、その手前側端辺
を手前側基準用ガイドピン11a,11aに当接させて
前後方向の位置決めを行なう。そして左右のガイドピン
11b,12b及び奥側のガイドピン12aを上記各ワ
ーク2が左右方向中央に位置するようにその立設位置を
変更する。
【0019】また上記のようにワーク2の大きさが変化
したときには吸着部材23の位置及び数も図4〜図6に
示すように変更する。
したときには吸着部材23の位置及び数も図4〜図6に
示すように変更する。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、ワークカートリッジ3
は常に一定の位置に載置されること、及びワークカート
リッジ3上に積み重ね載置されるワーク2は基準用ガイ
ドピンにてその一側端辺がその形状の変形に関係なく常
に同一位置に位置決めされ、また他のガイドピンにて、
上記基準用ガイドピンに当接された状態で所定の位置に
セットされることにより、ワーク2の種類、大きさが変
わった場合の段取りが簡単であり、またこのワークカー
トリッジ3より持ち上げられたワーク2を搬出するロボ
ットのグリッパ24の位置はワーク2の形状が変わって
も同じ位置で搬出でき、ロボットのティーチングを、ワ
ーク2の形状変更の度に行なう必要がなくなり、ワーク
搬出用のロボットのティーチング作業を簡素化できる。
は常に一定の位置に載置されること、及びワークカート
リッジ3上に積み重ね載置されるワーク2は基準用ガイ
ドピンにてその一側端辺がその形状の変形に関係なく常
に同一位置に位置決めされ、また他のガイドピンにて、
上記基準用ガイドピンに当接された状態で所定の位置に
セットされることにより、ワーク2の種類、大きさが変
わった場合の段取りが簡単であり、またこのワークカー
トリッジ3より持ち上げられたワーク2を搬出するロボ
ットのグリッパ24の位置はワーク2の形状が変わって
も同じ位置で搬出でき、ロボットのティーチングを、ワ
ーク2の形状変更の度に行なう必要がなくなり、ワーク
搬出用のロボットのティーチング作業を簡素化できる。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す側面図である。
【図3】本考案の実施例を示す平面図である。
【図4】ワークの大きさが変わった状態の作用説明図で
ある。
ある。
【図5】ワークの大きさが変わった状態の作用説明図で
ある。
ある。
【図6】ワークの大きさが変わった状態の作用説明図で
ある。
ある。
1…基台、2…ワーク、3…ワークカートリッジ、1
1,11a,11b,12,12a,12b…ガイドピ
ン、18…持ち上げ装置。
1,11a,11b,12,12a,12b…ガイドピ
ン、18…持ち上げ装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 基台1上に、ワーク2を積み重ね載置す
るワークカートリッジ3を前後・左右の両方向に位置決
めして着脱可能に載置し、このワークカートリッジ3の
上方に、ワーク2を1枚づつ所定の高さまで持ち上げる
持ち上げ装置18を設け、上記ワークカートリッジ3に
上記ワーク2の位置決めをする複数個のガイドピンを立
設すると共に、この各ガイドピンのうち、前後方向の一
方あるいは左右方向の一方の位置決め側のガイドピン
を、ワークカートリッジ3に対して一定の位置に立設す
る基準用ガイドピンとし、他のガイドピンを、上記基準
用ガイドピンに当接されるワーク2を所定の位置にセッ
トするようにワーク2の形状に応じて位置変更可能にし
たことを特徴とするディスタッカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2537692U JP2571017Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | ディスタッカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2537692U JP2571017Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | ディスタッカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578331U JPH0578331U (ja) | 1993-10-26 |
JP2571017Y2 true JP2571017Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12164135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2537692U Expired - Lifetime JP2571017Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | ディスタッカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571017Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3280552B1 (en) * | 2015-04-10 | 2018-08-15 | ABB Schweiz AG | A stacking line system, and a method for stacking blanks which are outputted from a blanking shear or press |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP2537692U patent/JP2571017Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0578331U (ja) | 1993-10-26 |
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