JP2570831B2 - 記録装置のファーブラシクリーニング機構 - Google Patents

記録装置のファーブラシクリーニング機構

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JP2570831B2 JP63263393A JP26339388A JP2570831B2 JP 2570831 B2 JP2570831 B2 JP 2570831B2 JP 63263393 A JP63263393 A JP 63263393A JP 26339388 A JP26339388 A JP 26339388A JP 2570831 B2 JP2570831 B2 JP 2570831B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 レーザプリンタ等のトナー現像剤を用いる記録装置に
おけるトナー像転写後の感光体表面の残留トナーを除去
するファーブラシのクリーニング機構の改良に関し、 ファーブラシの回転に対する負荷を軽減し、かつファ
ーブラシ中に付着したトナーを効果的に除去し得る押し
当て板を用いてトナー除去効率の向上を図ることを目的
とし、 トナー像転写後の感光体表面の残留トナーを除去する
ファーブラシに複数枚の押し当て板を押し付けることに
より、該ファーブラシに付着したトナーを除去するクリ
ーニング機構であって、前記複数枚の押し当て板はファ
ーブラシと接触する先端部分に櫛歯形状の切り欠きを有
し、それぞれの櫛歯部分が互いに重ならないように所定
間隔をもって積層方向に対向配置した構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザプリンタ、電子写真複写機、或いは静
電記録装置等のトナー現像剤を用いる記録装置における
トナー像転写後の感光体表面の残留トナーを除去するフ
ァーブラシのクリーニング機構の改良に関するものであ
る。
電子写真複写機、静電記録装置、或いはレーザプリン
タ等のトナー現像剤を用いる記録装置においては、トナ
ー像転写後の感光体表面にトナーが残留することは避け
られず、この残留トナーを除去してやらないと以後の記
録品質が低下する問題があり、そのような感光体表面の
残留トナーを充分に除去するクリーニングが要求され
る。
従って、前記感光体表面の残留トナーを除去する方法
として、感光体の表面を傷付けることがなく、かつ比較
的クリーニング性の良好なファーブラシによるクリーニ
ング方式が提案されている。
ところがこのファーブラシクリーニング方式ではファ
ーブラシ内に付着したトナーを十分に除去することが難
しく、このファーブラシ内に付着したトナーが既にクリ
ーニングされた感光体表面に再付着する傾向がある。こ
のため、そのようなファーブラシに付着したトナーを容
易に除去するクリーニング機構が必要とされている。
〔従来の技術〕
従来のトナー像転写後の感光体表面の残留トナーを除
去するファーブラシとそのファーブラシに付着したトナ
ーのクリーニング方法を第3図のレーザプリンタの例で
説明すると、矢印Aで示す方向に回転し、帯電器2によ
り一様に帯電された円筒状の感光ドラム1の感光面に、
レーザ3により記録情報に応じてON−OFF変調したレー
ザ光を回転ミラー4で走査して露光し、形成された静電
潜像を現像器5によってトナー像にする。そのトナー像
を転写部6において記録紙7に転写し、更に定着する。
一方、トナー像転写後の感光ドラム1の感光面に残留
したトナーは、先ず除電器8によりその帯電が解除さ
れ、次に感光ドラム1の感光面に当接して矢印Bの方向
に回転するファーブラシ9により払い落とされることに
よってクリーニングしている。
そしてこのようなクリーニング操作によってファーブ
ラシ9に付着したトナーは、十分に除去しないと感光ド
ラム1の感光面に対するクリーニング性が低下するの
で、第4図に示すように該ファーブラシ9の別の面に対
してそれぞれに二段に押し付けて配置した2つの押し当
て板10及び11により回転するファーブラシ9の毛先を効
果的に振動させることを利用して、該ファーブラシ9中
に付着したトナーを振り落とすことにより除去してい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述した従来のファーブラシのトナークリー
ニング機構では、ファーブラシ9中に付着したトナーを
効率良く除去するために、該ファーブラシ9に押し付け
る2つの押し当て板10及び11の毛足に対する押し付け量
の制御が困難であった。
即ち、ファーブラシ9の毛足に対する2つの押し当て
板10及び11の押し付け量を大きくすると、ファーブラシ
9の回転負荷が増加すると共に、その毛足が大きく倒れ
てトナーの振り落し量が減少する。また該ファーブラシ
9の毛先に傾き癖がついて対応する感光ドラム1の感光
面に対する接触量が少なくなり、トナーが残留する感光
面に対するクリーニング不足が誘発される。また逆に押
し付け量を少なくすると、ファーブラシ9の回転負荷は
軽減されるが、該ファーブラシ9中に付着したトナーの
除去効率が悪くなり、ファーブラシ9中のトナーが既に
クリーニングされた感光体1の表面に再付着し、記録画
質を悪化させる問題があった。
本発明は上記した従来の問題点に鑑み、ファーブラシ
の回転に対する負荷を軽減し、かつファーブラシ中に付
着したトナーを効果的に除去し得る押し当て板を用いた
トナー除去効率の良い新規な記録装置のファーブラシク
リーニング機構を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記した目的を達成するため、トナー像転写
後の感光体表面の残留トナーを除去するファーブラシに
複数枚の押し当て板を押し付けることにより、該ファー
ブラシに付着したトナーを除去するクリーニング機構で
あって、前記複数枚の押し当て板はファーブラシと接触
する先端部分に櫛歯形状の切り欠きを有し、それぞれの
櫛歯部分が互いに重ならないように所定間隔をもって積
層方向に対向配置した構成とする。
〔作 用〕
本発明ではファーブラシに押し当てる複数枚の押し当
て板の各先端部分を櫛歯形状にし、その各押し当て板を
櫛歯部分のみが互いに重ならないように所定間隔をもっ
て重ねた状態で回転するファーブラシに押し付けること
により、ファーブラシに対して各押し当て板の櫛歯部分
が梳き通り、かつ該ファーブラシに対する押し付け抵抗
が、1枚の押し当て板を押し付けた場合の押し付け抵抗
と同程度に大きく減少するので、その回転負荷が軽減さ
れ、しかもファーブラシ中に付着したトナーが櫛歯部分
による掻き落としと、振り落としの相互作用により効率
良く除去される。
更にファーブラシに対する複数枚の押し当て板の押し
付け抵抗が減少するため、その押し付け量の制御も容易
となる。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る記録装置のファーブラシクリー
ニング機構の一実施例を示す斜視図である。
9は円筒状の感光ドラム1の感光面に当接して該感光
ドラム1の回転方向とは逆方向(矢印B)に回転する残
留トナー除去用のファーブラシであり、該ファーブラシ
9の該感光ドラム1と当接する側と略反対側の面に、各
先端部分を櫛歯形状に切り欠いた複数枚の押し当て板、
本実施例では3枚のステンレス製の押し当て板21,22及
び23を第2図に示すように、例えばその各先端部分を前
記ファーブラシ9における植毛間隔よりも大きい幅の櫛
歯形状に切り欠き、その各押し当て板21,22及び23を櫛
歯部分21a,22a及び23aのみが互いに重なり合わないよう
に所定間隔をもって積層する方向に押し付けて配置す
る。
このようなファーブラシ9に対する押し当て板21,22
及び23の押し付け構成とすることにより、回転するファ
ーブラシ9に対して各押し当て板21,22及び23の先端櫛
歯部分21a,22a及び23aが押圧されるだけでなく、梳き通
るようになり、しかもその押し付け抵抗が、該ファーブ
ラシ9に1枚の押し当て板を押し付けた場合と同程度の
押し付け抵抗となるので、その回転負荷が軽減され、フ
ァーブラシ9中に付着したトナーは、各押し当て板21,2
2及び23の先端櫛歯部分21a,22a及び23aによる掻き落と
し作用と、振るい落とし作用により効果的に除去され、
効率よくクリーニングすることが可能となる。
従って、ファーブラシ9の前記感光ドラム1の感光面
に対するクリーニング性も向上する。
なお、ファーブラシ9に対する複数枚の押し当て板2
1,22及び23の押し付け抵抗が減少するため、その押し付
け量の制御も容易となり、該複数枚の押し当て板21,22
及び23の櫛歯部分21a,22a及び23aの櫛歯幅、櫛歯長さ及
び櫛歯間隔等を任意に組合わせることによりファーブラ
シ9に対する複数枚の押し当て板の押し付け量を従来よ
りも大きくすることもでき、ファーブラシ9におけるト
ナーのクリーニング効果をより高めることができる。
また、本実施例では先端を櫛歯形状とした3枚の押し
当て板を用いた場合の例について説明したが、本発明は
この例に限定されるものではなく、例えば必要に応じて
2〜4枚、或いはそれ以上の枚数の先端を櫛歯形状とし
た押し当て板も適用可能であり、同様な効果が得られ
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係る記録装
置のファーブラシクリーニング機構によれば、ファーブ
ラシに対する複数枚の押し当て板の押し付け抵抗が著し
く減少し、その押し付け量の制御が容易となるので、ト
ナーの除去効果の良好な押し付け量を確保することが可
能となる。
従って、前記記ファーブラシに対するトナーの除去効
果の良好な押し付け量の確保と、各押し当て板の先端櫛
歯部分により、ファーブラシ中のトナーが効果的に除去
され、効率の良いクリーニングが実現でき、このことが
感光ドラムの感光面に対するクリーニング性をも向上す
る等、実用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録装置のファーブラシクリーニ
ング機構の一実施例を示す構成斜視図、 第2図は本発明に係る記録装置のファーブラシクリーニ
ング機構におけるトナー除去用の押し当て板を説明する
ための斜視図、 第3図は従来のファーブラシクリーニング機構を説明す
るための装置構成図、 第4図は従来のファーブラシクリーニング機構を示す斜
視図である。 第1図及び第2図において、 1は感光ドラム、9はファーブラシ、21,22,23は押し当
て板、21a,22a,23aは櫛歯部分をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像転写後の感光体(1)表面の残留
    トナーを除去するファーブラシ(9)に複数枚の押し当
    て板(21〜23)を押し付けることにより、該ファーブラ
    シ(9)に付着したトナーを除去するクリーニング機構
    であって、 上記複数枚の押し当て板(21〜23)はファーブラシ
    (9)と接触する先端部分(21a〜23a)に櫛歯形状の切
    り欠きを有し、それぞれの櫛歯部分(21a〜23a)が互い
    に重ならないように所定間隔をもって積層方向に対向配
    置してなることを特徴とする記録装置のファーブラシク
    リーニング機構。
JP63263393A 1988-10-18 1988-10-18 記録装置のファーブラシクリーニング機構 Expired - Lifetime JP2570831B2 (ja)

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JPH02109084A JPH02109084A (ja) 1990-04-20
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JPH0553455A (ja) * 1991-08-23 1993-03-05 Toshiba Corp 転写装置

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