JP2570587B2 - マルチピースソリッドゴルフボール - Google Patents
マルチピースソリッドゴルフボールInfo
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- JP2570587B2 JP2570587B2 JP5205649A JP20564993A JP2570587B2 JP 2570587 B2 JP2570587 B2 JP 2570587B2 JP 5205649 A JP5205649 A JP 5205649A JP 20564993 A JP20564993 A JP 20564993A JP 2570587 B2 JP2570587 B2 JP 2570587B2
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- golf ball
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、飛び性能、打撃フィー
リング、耐久性が良好であり、しかも量産性に優れたマ
ルチピースソリッドゴルフボールに関する。
リング、耐久性が良好であり、しかも量産性に優れたマ
ルチピースソリッドゴルフボールに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
ツーピースソリッドゴルフボールが広く使用されつつあ
るが、このツーピースソリッドゴルフボールは、アマチ
ュアゴルファーにとっては飛距離が出るものの、ランが
大きくコントロールが難しい上に打撃感が硬いという欠
点がある。また、コンプレッションを小さくして、ソフ
トな打撃感を得ようとすると、反撥性が低下し、飛距離
が低下するという欠点を持っている。
ツーピースソリッドゴルフボールが広く使用されつつあ
るが、このツーピースソリッドゴルフボールは、アマチ
ュアゴルファーにとっては飛距離が出るものの、ランが
大きくコントロールが難しい上に打撃感が硬いという欠
点がある。また、コンプレッションを小さくして、ソフ
トな打撃感を得ようとすると、反撥性が低下し、飛距離
が低下するという欠点を持っている。
【０００３】このような欠点を改良するものとして、ボ
ールの構造、特にソリッドコア部分を２層又は３層以上
に層分けし、硬度、比重、各層の径（厚み）を変量して
形成したマルチピースソリッドゴルフボールが提案され
ている。
ールの構造、特にソリッドコア部分を２層又は３層以上
に層分けし、硬度、比重、各層の径（厚み）を変量して
形成したマルチピースソリッドゴルフボールが提案され
ている。
【０００４】しかしながら、従来のマルチピースソリッ
ドゴルフボールは、特にその製法においてかなりの改良
されるべき問題があり、量産性に乏しいといえる。例え
ば２層コアにカバーを被覆してなるスリーピースソリッ
ドゴルフボールにおいて、これら２層からなるソリッド
コアは内層、外層共にポリブタジエンゴムを主体とし、
不飽和カルボン酸金属塩、過酸化物等を含むゴム組成物
から形成されているが、これらゴム組成物からソリッド
コアを得る場合は、まず内層コアをツーピースソリッド
ゴルフボールのコアを作る手法で加熱・加圧・成型し、
これに外層コアを被覆するに際してはまず外層用組成物
をハーフシェルの形状に未加硫もしくは半加硫状態に成
型し、それを更に内層コアに被せ、本格的に加熱・加圧
・成型するという通常のツーピースソリッドゴルフボー
ルのコア作製の２倍以上の工数を必要とする問題を持っ
ている。
ドゴルフボールは、特にその製法においてかなりの改良
されるべき問題があり、量産性に乏しいといえる。例え
ば２層コアにカバーを被覆してなるスリーピースソリッ
ドゴルフボールにおいて、これら２層からなるソリッド
コアは内層、外層共にポリブタジエンゴムを主体とし、
不飽和カルボン酸金属塩、過酸化物等を含むゴム組成物
から形成されているが、これらゴム組成物からソリッド
コアを得る場合は、まず内層コアをツーピースソリッド
ゴルフボールのコアを作る手法で加熱・加圧・成型し、
これに外層コアを被覆するに際してはまず外層用組成物
をハーフシェルの形状に未加硫もしくは半加硫状態に成
型し、それを更に内層コアに被せ、本格的に加熱・加圧
・成型するという通常のツーピースソリッドゴルフボー
ルのコア作製の２倍以上の工数を必要とする問題を持っ
ている。
【０００５】この場合、外層のコア用ゴム組成物を射出
成型法にて成型硬化させることも考えられるが、一般に
知られるようにポリブタジエンゴム等のゴムは流動性が
悪く、更に成型時に硬化反応をさせるため、サイクルタ
イムが長くなるなど問題点が多く、実現性に乏しい。
成型法にて成型硬化させることも考えられるが、一般に
知られるようにポリブタジエンゴム等のゴムは流動性が
悪く、更に成型時に硬化反応をさせるため、サイクルタ
イムが長くなるなど問題点が多く、実現性に乏しい。
【０００６】また、スリーピースゴルフボールとして、
エラストマー製の芯部と、中間層と、熱可塑性材料から
成る外皮とで構成されるゴルフボールにおいて、前記中
間層が、組成物の総重量に対して少なくとも１０重量
％、好ましくは少なくとも３５重量％のアミドのブロッ
ク共重合体を含む熱可塑性材料で製作されるものも提案
されている（特開平４−２４４１７４号公報）が、更に
性能面及び製造工程上の簡略性の面で良好なマルチピー
スソリッドゴルフボールが望まれる。
エラストマー製の芯部と、中間層と、熱可塑性材料から
成る外皮とで構成されるゴルフボールにおいて、前記中
間層が、組成物の総重量に対して少なくとも１０重量
％、好ましくは少なくとも３５重量％のアミドのブロッ
ク共重合体を含む熱可塑性材料で製作されるものも提案
されている（特開平４−２４４１７４号公報）が、更に
性能面及び製造工程上の簡略性の面で良好なマルチピー
スソリッドゴルフボールが望まれる。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、従来提案されているポリブタジエンゴムを主体とす
る材料から構成される複数層構成のソリッドコアをカバ
ーで被覆してなるマルチピースソリッドゴルフボールと
同等以上の性能を持ち、量産性に優れたマルチピースソ
リッドゴルフボールを提供することを目的とする。
で、従来提案されているポリブタジエンゴムを主体とす
る材料から構成される複数層構成のソリッドコアをカバ
ーで被覆してなるマルチピースソリッドゴルフボールと
同等以上の性能を持ち、量産性に優れたマルチピースソ
リッドゴルフボールを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、内層コアに
１又は２以上の外層コアが被覆されてなる複数層構成の
ソリッドコアをカバーで被覆したマルチピースソリッド
ゴルフボールにおいて、上記外層コアをショアーＤ硬度
３０〜５０で、示差熱分析（ＤＳＣ）によるガラス転移
温度が−２５℃以下のポリエーテルエステル型熱可塑性
エラストマー１００〜５０％と、曲げ弾性率が２００〜
４００ＭＰａのエチレン−（メタ）アクリル酸共重合体
のアイオノマー０〜５０％からなる混合物を主体とする
材料で形成することにより、外層コアを硬化反応を伴わ
ず１段の射出成型のみで形成することができ、これによ
り生産性が著しく改良され、更にカバーに曲げ弾性率が
２００〜４５０ＭＰａでショアーＤ硬度が５５〜６８の
エチレン−（メタ）アクリル酸共重合体のアイオノマー
を用いることにより、従来提案されているポリブタジエ
ンゴム、不飽和カルボン酸金属塩、過酸化物等からなる
材料で構成される複数層構成のソリッドコアをカバーで
被覆してなるマルチピースソリッドゴルフボールと同様
の性能を持つゴルフボールが得られることを知見した。
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、内層コアに
１又は２以上の外層コアが被覆されてなる複数層構成の
ソリッドコアをカバーで被覆したマルチピースソリッド
ゴルフボールにおいて、上記外層コアをショアーＤ硬度
３０〜５０で、示差熱分析（ＤＳＣ）によるガラス転移
温度が−２５℃以下のポリエーテルエステル型熱可塑性
エラストマー１００〜５０％と、曲げ弾性率が２００〜
４００ＭＰａのエチレン−（メタ）アクリル酸共重合体
のアイオノマー０〜５０％からなる混合物を主体とする
材料で形成することにより、外層コアを硬化反応を伴わ
ず１段の射出成型のみで形成することができ、これによ
り生産性が著しく改良され、更にカバーに曲げ弾性率が
２００〜４５０ＭＰａでショアーＤ硬度が５５〜６８の
エチレン−（メタ）アクリル酸共重合体のアイオノマー
を用いることにより、従来提案されているポリブタジエ
ンゴム、不飽和カルボン酸金属塩、過酸化物等からなる
材料で構成される複数層構成のソリッドコアをカバーで
被覆してなるマルチピースソリッドゴルフボールと同様
の性能を持つゴルフボールが得られることを知見した。
【０００９】即ち、上記ポリエーテルエステル型熱可塑
性エラストマーは、プラスチックをベースにした材料で
ありながら、ゴムと同じ弾性を持つもので、プラスチッ
クと同様に機械成型（射出成型、押出成型）ができる。
このポリエーテルエステル型熱可塑性エラストマーを主
体とした材料で外層コアを形成し、カバーにエチレン−
（メタ）アクリル酸共重合体のアイオノマーの中で比較
的高剛性のものを用いたマルチピースソリッドゴルフボ
ールは、ゴルフボールの飛び性能、打撃感触を損うこと
もなく、耐久性も良好で、従来の内層コア・外層コア共
にゴム組成物で形成した多層ソリッドコアにカバーを被
覆したマルチピースソリッドゴルフボールと同等以上の
性能を持ち、またゴム成型の場合、その成型加工は、混
練り、型入れ（予備成型）、加硫といった工程が必要で
あったが、この工程が一挙に短縮され、１回の工程で成
型が完了し、生産性、加工コストの面で大きなメリット
を有し、量産性に優れることを知見し、本発明をなすに
至ったものである。
性エラストマーは、プラスチックをベースにした材料で
ありながら、ゴムと同じ弾性を持つもので、プラスチッ
クと同様に機械成型（射出成型、押出成型）ができる。
このポリエーテルエステル型熱可塑性エラストマーを主
体とした材料で外層コアを形成し、カバーにエチレン−
（メタ）アクリル酸共重合体のアイオノマーの中で比較
的高剛性のものを用いたマルチピースソリッドゴルフボ
ールは、ゴルフボールの飛び性能、打撃感触を損うこと
もなく、耐久性も良好で、従来の内層コア・外層コア共
にゴム組成物で形成した多層ソリッドコアにカバーを被
覆したマルチピースソリッドゴルフボールと同等以上の
性能を持ち、またゴム成型の場合、その成型加工は、混
練り、型入れ（予備成型）、加硫といった工程が必要で
あったが、この工程が一挙に短縮され、１回の工程で成
型が完了し、生産性、加工コストの面で大きなメリット
を有し、量産性に優れることを知見し、本発明をなすに
至ったものである。
【００１０】以下、本発明につき更に詳述する。本発明
のマルチピースソリッドゴルフボールは、内層コアに１
又は２以上の外層コアが被覆されてなる複数層構成のソ
リッドコアをカバーで被覆したマルチピースソリッドゴ
ルフボールにおいて、上記外層コアが、ショアーＤ硬度
３０〜５０で、示差熱分析（ＤＳＣ）によるガラス転移
温度が−２５℃以下のポリエーテルエステル型熱可塑性
エラストマー１００〜５０％と、曲げ弾性率が２００〜
４００ＭＰａのエチレン−（メタ）アクリル酸共重合体
のアイオノマー０〜５０％からなる混合物を主体とする
材料で形成され、カバーが曲げ弾性率が２００〜４５０
ＭＰａでショアーＤ硬度が５５〜６８のエチレン−（メ
タ）アクリル酸共重合体のアイオノマーで形成されたも
のである。
のマルチピースソリッドゴルフボールは、内層コアに１
又は２以上の外層コアが被覆されてなる複数層構成のソ
リッドコアをカバーで被覆したマルチピースソリッドゴ
ルフボールにおいて、上記外層コアが、ショアーＤ硬度
３０〜５０で、示差熱分析（ＤＳＣ）によるガラス転移
温度が−２５℃以下のポリエーテルエステル型熱可塑性
エラストマー１００〜５０％と、曲げ弾性率が２００〜
４００ＭＰａのエチレン−（メタ）アクリル酸共重合体
のアイオノマー０〜５０％からなる混合物を主体とする
材料で形成され、カバーが曲げ弾性率が２００〜４５０
ＭＰａでショアーＤ硬度が５５〜６８のエチレン−（メ
タ）アクリル酸共重合体のアイオノマーで形成されたも
のである。
【００１１】このマルチピースソリッドゴルフボール
は、図面に示すようなコア内層１とコア外層２からなる
二層構造のソリッドコア３をカバー４で被覆してなるス
リーピースソリッドゴルフボールとして好適に形成さ
れ、更にソリッドコアが３層、４層等のマルチピースソ
リッドゴルフボールについても有効に使用し得る。
は、図面に示すようなコア内層１とコア外層２からなる
二層構造のソリッドコア３をカバー４で被覆してなるス
リーピースソリッドゴルフボールとして好適に形成さ
れ、更にソリッドコアが３層、４層等のマルチピースソ
リッドゴルフボールについても有効に使用し得る。
【００１２】ここで、上記内層コアとしては、基材ゴム
に共架橋剤、過酸化物を配合したゴム組成物を加熱・加
圧・成型して製造することができる。
に共架橋剤、過酸化物を配合したゴム組成物を加熱・加
圧・成型して製造することができる。
【００１３】この場合、基材ゴムとしては、従来からソ
リッドゴルフボールに用いられてきたポリブタジエンゴ
ム或いはポリブタジエンゴムとポリイソプレンゴムの混
合物を使用することができるが、本発明においては、高
反撥を実現するためにシス構造を９０％以上有する１，
４−ポリブタジエンゴムが基材ゴム中９０％以上含まれ
ることが好ましい。
リッドゴルフボールに用いられてきたポリブタジエンゴ
ム或いはポリブタジエンゴムとポリイソプレンゴムの混
合物を使用することができるが、本発明においては、高
反撥を実現するためにシス構造を９０％以上有する１，
４−ポリブタジエンゴムが基材ゴム中９０％以上含まれ
ることが好ましい。
【００１４】共架橋剤としては、従来ソリッドゴルフボ
ールには、メタクリル酸、アクリル酸等の不飽和脂肪酸
の亜鉛塩、マグネシウム塩やトリメチルプロパントリメ
タクリレート等のエステル化合物が使用されており、本
発明においてもこれらを使用することができるが、反撥
性の高さよりアクリル酸亜鉛が本発明に好適に使用し得
る。これら共架橋剤の配合量は、上記基材ゴム１００重
量部に対し１０〜３０重量部とすることが好ましい。
ールには、メタクリル酸、アクリル酸等の不飽和脂肪酸
の亜鉛塩、マグネシウム塩やトリメチルプロパントリメ
タクリレート等のエステル化合物が使用されており、本
発明においてもこれらを使用することができるが、反撥
性の高さよりアクリル酸亜鉛が本発明に好適に使用し得
る。これら共架橋剤の配合量は、上記基材ゴム１００重
量部に対し１０〜３０重量部とすることが好ましい。
【００１５】過酸化物としては、種々選定し得るが、ジ
クミルパーオキサイド或いはジクミルパーオキサイドと
１，１−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ）３，３，５−ト
リメチルシクロヘキサンの混合物が好適である。その配
合量は、基材ゴム１００重量部に対し０．５〜１重量部
とすることが好ましい。
クミルパーオキサイド或いはジクミルパーオキサイドと
１，１−ビス（ｔ−ブチルパーオキシ）３，３，５−ト
リメチルシクロヘキサンの混合物が好適である。その配
合量は、基材ゴム１００重量部に対し０．５〜１重量部
とすることが好ましい。
【００１６】なお、上記ゴム組成物には、更に必要に応
じ、比重調整に酸化亜鉛や硫酸バリウムなどを配合し得
るほか、老化防止剤等も配合される。
じ、比重調整に酸化亜鉛や硫酸バリウムなどを配合し得
るほか、老化防止剤等も配合される。
【００１７】上記内層コア用ゴム組成物は、上記成分を
一般的な混練り機、例えばニーダー、バンバリミキサー
やロール等を用いて混練りし、金型に入れ、これを好ま
しくは１４５〜１６０℃にて加熱・加圧・成型し、通常
直径３０〜３７ｍｍのコア内層として調製する。直径が
３０ｍｍより小さい場合、ボール全体の反撥性が十分と
れず、３７ｍｍを越えると打撃による耐久性が低下する
場合が生じる。このとき、内層コアの硬度はＪＩＳ−Ｃ
硬度で４０〜７５の範囲になることが好ましく、４０未
満では、ボールが軟らかくなりすぎ、打撃耐久性の低下
や反撥性の低下を招く場合が生じる。一方、７５を超え
ると逆にボールが硬すぎ、打感が悪くなる場合が生じ
る。
一般的な混練り機、例えばニーダー、バンバリミキサー
やロール等を用いて混練りし、金型に入れ、これを好ま
しくは１４５〜１６０℃にて加熱・加圧・成型し、通常
直径３０〜３７ｍｍのコア内層として調製する。直径が
３０ｍｍより小さい場合、ボール全体の反撥性が十分と
れず、３７ｍｍを越えると打撃による耐久性が低下する
場合が生じる。このとき、内層コアの硬度はＪＩＳ−Ｃ
硬度で４０〜７５の範囲になることが好ましく、４０未
満では、ボールが軟らかくなりすぎ、打撃耐久性の低下
や反撥性の低下を招く場合が生じる。一方、７５を超え
ると逆にボールが硬すぎ、打感が悪くなる場合が生じ
る。
【００１８】次に、上記内層コア上に形成される外層コ
アは、ショアーＤ硬度３０〜５０で、示差熱分析（ＤＳ
Ｃ）によるガラス転移温度が−２５℃以下のポリエーテ
ルエステル型熱可塑性エラストマー１００〜５０％と、
曲げ弾性率が２００〜４００ＭＰａのエチレン−（メ
タ）アクリル酸共重合体０〜５０％からなる混合物を主
体とする材料を内層コア上に同中心的に射出成型するこ
とにより形成される。
アは、ショアーＤ硬度３０〜５０で、示差熱分析（ＤＳ
Ｃ）によるガラス転移温度が−２５℃以下のポリエーテ
ルエステル型熱可塑性エラストマー１００〜５０％と、
曲げ弾性率が２００〜４００ＭＰａのエチレン−（メ
タ）アクリル酸共重合体０〜５０％からなる混合物を主
体とする材料を内層コア上に同中心的に射出成型するこ
とにより形成される。
【００１９】ここで、ポリエーテルエステル型熱可塑性
エラストマーとは、テレフタル酸、又はテレフタル酸と
イソフタル酸との混合物と、多価アルコール成分として
１，４−ブタンジオール及びポリテトラメチレングリコ
ール（ＰＴＭＧ）もしくはポリプロピレングリコール
（ＰＰＧ）とから合成され、ポリブチレンテレフタレー
ト（ＰＢＴ）部分をハードセグメント、ポリテトラメチ
レングリコール（ＰＴＭＧ）もしくはポリプロピレング
リコール（ＰＰＧ）部分をソフトセグメントとするポリ
エーテルエステル系のマルチブロックコポリマーで、東
レ・デュポン社の「ハイトレル」、東洋紡績株式会社の
「ペルプレン」の商標名で知られているものを用いるこ
とができる。ここで、この熱可塑性エラストマーはショ
アーＤ硬度が３０〜５０で、特に３５〜４５が好まし
い。このタイプの熱可塑性エラストマーは硬度・弾性率
を高分子結晶で保持している特性上、低硬度・低弾性率
ほど反撥弾性が高い。そのため５０より大きいショアー
Ｄ硬度を持つものは反撥特性面で使用し難く、３０より
軟らかいものは反撥弾性そのものは高いものの軟らかす
ぎ使用し難い。更にガラス転移温度が−２５℃以下のも
のを使用する。−２５℃より高いと、反撥弾性が低く、
その温度依存性も大きく使用し難い。
エラストマーとは、テレフタル酸、又はテレフタル酸と
イソフタル酸との混合物と、多価アルコール成分として
１，４−ブタンジオール及びポリテトラメチレングリコ
ール（ＰＴＭＧ）もしくはポリプロピレングリコール
（ＰＰＧ）とから合成され、ポリブチレンテレフタレー
ト（ＰＢＴ）部分をハードセグメント、ポリテトラメチ
レングリコール（ＰＴＭＧ）もしくはポリプロピレング
リコール（ＰＰＧ）部分をソフトセグメントとするポリ
エーテルエステル系のマルチブロックコポリマーで、東
レ・デュポン社の「ハイトレル」、東洋紡績株式会社の
「ペルプレン」の商標名で知られているものを用いるこ
とができる。ここで、この熱可塑性エラストマーはショ
アーＤ硬度が３０〜５０で、特に３５〜４５が好まし
い。このタイプの熱可塑性エラストマーは硬度・弾性率
を高分子結晶で保持している特性上、低硬度・低弾性率
ほど反撥弾性が高い。そのため５０より大きいショアー
Ｄ硬度を持つものは反撥特性面で使用し難く、３０より
軟らかいものは反撥弾性そのものは高いものの軟らかす
ぎ使用し難い。更にガラス転移温度が−２５℃以下のも
のを使用する。−２５℃より高いと、反撥弾性が低く、
その温度依存性も大きく使用し難い。
【００２０】更に、外層コア材としては、上記ポリエー
テルエステル型熱可塑性エラストマーに曲げ弾性率２０
０〜４００ＭＰａのエチレン−（メタ）アクリル酸共重
合体のアイオノマーを０〜５０％混合した組成物使用し
得る。先に述べたようにポリエーテルエステル型熱可塑
性エラストマーは硬度・弾性率を高分子結晶で保持して
いる特性上、高硬度になるにつれ反撥弾性が劣り、外層
コア材として使用し難いが、逆にエチレン−（メタ）ア
クリル酸共重合体のアイオノマーは高硬度ほど反撥弾性
が高くなる材料で高硬度タイプの外層コアを形成する際
は、このエチレン−（メタ）アクリル酸共重合体のアイ
オノマーをポリエーテルエステル型熱可塑性エラストマ
ーに一定量ブレンドして用いることが有効である。ブレ
ンド量としては、このエチレン−（メタ）アクリル酸ア
イオノマーが硬度・反撥弾性の温度依存性が大きいこと
から、このブレンド物の主体として使うことは難しく、
曲げ弾性率２００〜４５０ＭＰａのもので０〜５０％の
ブレンド率にすべきである。特に好ましくは高硬度のも
のを少量ブレンドすることから曲げ弾性率３００〜４０
０ＭＰａのものを０〜３０％ブレンドすることが好適で
ある。
テルエステル型熱可塑性エラストマーに曲げ弾性率２０
０〜４００ＭＰａのエチレン−（メタ）アクリル酸共重
合体のアイオノマーを０〜５０％混合した組成物使用し
得る。先に述べたようにポリエーテルエステル型熱可塑
性エラストマーは硬度・弾性率を高分子結晶で保持して
いる特性上、高硬度になるにつれ反撥弾性が劣り、外層
コア材として使用し難いが、逆にエチレン−（メタ）ア
クリル酸共重合体のアイオノマーは高硬度ほど反撥弾性
が高くなる材料で高硬度タイプの外層コアを形成する際
は、このエチレン−（メタ）アクリル酸共重合体のアイ
オノマーをポリエーテルエステル型熱可塑性エラストマ
ーに一定量ブレンドして用いることが有効である。ブレ
ンド量としては、このエチレン−（メタ）アクリル酸ア
イオノマーが硬度・反撥弾性の温度依存性が大きいこと
から、このブレンド物の主体として使うことは難しく、
曲げ弾性率２００〜４５０ＭＰａのもので０〜５０％の
ブレンド率にすべきである。特に好ましくは高硬度のも
のを少量ブレンドすることから曲げ弾性率３００〜４０
０ＭＰａのものを０〜３０％ブレンドすることが好適で
ある。
【００２１】この外層コア材には、必要により重量調整
剤として酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化防止剤等を適量
添加して形成される。
剤として酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化防止剤等を適量
添加して形成される。
【００２２】こうして作られる外層コア組成物として
は、ショアーＤ硬度３０〜５５で、曲げ弾性率が５０〜
２７０ＭＰａであることが好ましい。
は、ショアーＤ硬度３０〜５５で、曲げ弾性率が５０〜
２７０ＭＰａであることが好ましい。
【００２３】この場合、曲げ弾性率が５０ＭＰａより小
さいと外層コアとしての硬度が不十分な場合が生じ、２
７０ＭＰａを越えると打撃感が悪くなることがある。
さいと外層コアとしての硬度が不十分な場合が生じ、２
７０ＭＰａを越えると打撃感が悪くなることがある。
【００２４】以上のようにして得られる多層構成のソリ
ッドコアは、通常、厚さ１．５〜２．７ｍｍのカバーで
被覆される。カバー材料としては、アイオノマー樹脂を
主材とし、必要により着色等の目的で無機充填剤（例え
ば二酸化チタン）を含有させたものを使用する。
ッドコアは、通常、厚さ１．５〜２．７ｍｍのカバーで
被覆される。カバー材料としては、アイオノマー樹脂を
主材とし、必要により着色等の目的で無機充填剤（例え
ば二酸化チタン）を含有させたものを使用する。
【００２５】このカバーに用いられるアイオノマー樹脂
としては、曲げ弾性率が２００〜４５０ＭＰａでショア
ーＤ硬度が５５〜６８のエチレン−（メタ）アクリル酸
共重合体のアイオノマーで、デュポン社の「サーリ
ン」、三井デュポンポリケミカル社の「ハイミラン」、
エクソン化学の「アイオテック」などが例示される。
としては、曲げ弾性率が２００〜４５０ＭＰａでショア
ーＤ硬度が５５〜６８のエチレン−（メタ）アクリル酸
共重合体のアイオノマーで、デュポン社の「サーリ
ン」、三井デュポンポリケミカル社の「ハイミラン」、
エクソン化学の「アイオテック」などが例示される。
【００２６】このカバーをソリッドコアに被覆する方法
としては、通常の射出成型による方法、予めハーフカッ
プを成型しこれをコアに被せ熱プレス成型する方法が例
示できる。
としては、通常の射出成型による方法、予めハーフカッ
プを成型しこれをコアに被せ熱プレス成型する方法が例
示できる。
【００２７】以上のようにして得られるマルチピースソ
リッドゴルフボールは、コア外層に射出成型可能で反撥
のよい熱可塑性エラストマーを使ったことにより、カバ
ーのみでなくコア外層も射出成型により成型可能とな
り、ゴム組成物で内・外層コアを作る手法に比べ著しく
生産性が高くなっている。並びに、飛び性能、打撃フィ
ーリング、耐久性も良好である。
リッドゴルフボールは、コア外層に射出成型可能で反撥
のよい熱可塑性エラストマーを使ったことにより、カバ
ーのみでなくコア外層も射出成型により成型可能とな
り、ゴム組成物で内・外層コアを作る手法に比べ著しく
生産性が高くなっている。並びに、飛び性能、打撃フィ
ーリング、耐久性も良好である。
【００２８】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【００２９】〔実施例１〜５，比較例１〜３〕表１，２
の配合処方による内層コア用ゴム組成物をバンバリーミ
キサーを用いて混練りし、１５５℃で１５分間加圧成型
して、ソリッドコア内層を調製した。このコア内層上
に、表１，２の処方の熱可塑性ポリエステルエラストマ
ー組成物を射出成型し、ツーピースソリッドコアを得
た。この外層コアの射出成型条件は下記の通りである。
の配合処方による内層コア用ゴム組成物をバンバリーミ
キサーを用いて混練りし、１５５℃で１５分間加圧成型
して、ソリッドコア内層を調製した。このコア内層上
に、表１，２の処方の熱可塑性ポリエステルエラストマ
ー組成物を射出成型し、ツーピースソリッドコアを得
た。この外層コアの射出成型条件は下記の通りである。
【００３０】 シリンダー温度 ホッパー側温度 １９０℃ 中央部温度 ２００℃ ノズル側温度 ２１０℃ ノズル温度 ２２０℃ 保圧時間 １５秒 冷却時間 ２５秒 金型温度 ３０℃
【００３１】次に得られたツーピースソリッドコア上に
表１，２に示した配合処方によって調製したカバー材を
射出成型にて被覆し、直径４２．８ｍｍのスリーピース
ソリッドゴルフボールを製造した。
表１，２に示した配合処方によって調製したカバー材を
射出成型にて被覆し、直径４２．８ｍｍのスリーピース
ソリッドゴルフボールを製造した。
【００３２】〔比較例４，５〕表１，２に示すコア配合
処方によるコア組成物をバンバリーミキサーを用い混練
りし、１５５℃で１５分間加圧成型してコアを作製し
た。次に、得られたコア上に表１，２に示した配合処方
により調製されたカバー材を射出成型にて被覆し、直径
４２．８ｍｍのツーピースゴルフボールを製造した。
処方によるコア組成物をバンバリーミキサーを用い混練
りし、１５５℃で１５分間加圧成型してコアを作製し
た。次に、得られたコア上に表１，２に示した配合処方
により調製されたカバー材を射出成型にて被覆し、直径
４２．８ｍｍのツーピースゴルフボールを製造した。
【００３３】〔比較例６〕市販のスリーピースソリッド
ゴルフボールで、２層のコア共にゴム組成物で形成され
たものを用いた。
ゴルフボールで、２層のコア共にゴム組成物で形成され
たものを用いた。
【００３４】次に、上記ゴルフボールの硬度、初速、打
撃フィーリング、耐久性指数を評価した。結果を表３，
４に示す。
撃フィーリング、耐久性指数を評価した。結果を表３，
４に示す。
【００３５】
【表１】
【００３６】
【表２】 １）日本合成ゴム（株） ＪＳＲ ＢＲ０１ ２）東レデュポン（株） ハイトレル４０４７（ショア
ーＤ硬度４０，ガラス転移温度−４０℃） ３）東レデュポン（株） ハイトレル５５５７（ショア
ーＤ硬度５５，ガラス転移温度−２０℃） ４）三井デュポンポリケミカル（株） Ｎａタイプアイ
オノマー（曲げ弾性率３７０ＭＰａ） ５）宇部興産（株） ＰＡＥ１２０２（ショアーＤ硬度
４２） ６）三井デュポンポリケミカル（株） Ｚｎタイプアイ
オノマー（曲げ弾性率３３０ＭＰａ）
ーＤ硬度４０，ガラス転移温度−４０℃） ３）東レデュポン（株） ハイトレル５５５７（ショア
ーＤ硬度５５，ガラス転移温度−２０℃） ４）三井デュポンポリケミカル（株） Ｎａタイプアイ
オノマー（曲げ弾性率３７０ＭＰａ） ５）宇部興産（株） ＰＡＥ１２０２（ショアーＤ硬度
４２） ６）三井デュポンポリケミカル（株） Ｚｎタイプアイ
オノマー（曲げ弾性率３３０ＭＰａ）
【００３７】
【表３】
【００３８】
【表４】 １）ボールに１００ｋｇ荷重をかけた時のたわみ量で、
数値が大きいほどやわらかい。 ２）ゴルフボール公認テストに使われるＲ＆Ａ（ＵＳＧ
Ａ）の初速度計と同タイプのもので測定 ３）プロゴルファーによる打撃感触テスト ◎：大変よ
い ○：よい ×：悪い ４）ロボットマシンにてヘッドスピード５０ｍ／ｓで繰
り返し打撃、破壊時の打撃数を比較例５（通常のツーピ
ースゴルフボール）を１００として指数化したもの
数値が大きいほどやわらかい。 ２）ゴルフボール公認テストに使われるＲ＆Ａ（ＵＳＧ
Ａ）の初速度計と同タイプのもので測定 ３）プロゴルファーによる打撃感触テスト ◎：大変よ
い ○：よい ×：悪い ４）ロボットマシンにてヘッドスピード５０ｍ／ｓで繰
り返し打撃、破壊時の打撃数を比較例５（通常のツーピ
ースゴルフボール）を１００として指数化したもの
【００３９】表３，４の結果から認められるように、本
発明に係るスリーピースゴルフボールは、外層コアを射
出成型できることにより、著しく生産性が向上したばか
りでなく、できあがったボールについても従来のツーピ
ースボールと同等レベルの初速特性を示し、打撃フィー
リングや耐久性も改良されたものを得ることができた。
発明に係るスリーピースゴルフボールは、外層コアを射
出成型できることにより、著しく生産性が向上したばか
りでなく、できあがったボールについても従来のツーピ
ースボールと同等レベルの初速特性を示し、打撃フィー
リングや耐久性も改良されたものを得ることができた。
【００４０】
【発明の効果】本発明のマルチピースソリッドゴルフボ
ールは、飛び性能、打撃フィーリング、耐久性が良好で
あり、しかも量産性に優れたものである。
ールは、飛び性能、打撃フィーリング、耐久性が良好で
あり、しかも量産性に優れたものである。
【図１】スリーピースソリッドゴルフボールの一例を示
す断面図である。
す断面図である。
１ 内層コア ２ 外層コア ３ ソリッドコア ４ カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｋ 55:00
Claims (2)
- 【請求項１】 内層コアに１層又は２層以上の外層コア
が被覆されてなる複数層構成のソリッドコアをカバーで
被覆したマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、
上記外層コアが、ショアーＤ硬度３０〜５０で、示差熱
分析（ＤＳＣ）によるガラス転移温度が−２５℃以下の
ポリエーテルエステル型熱可塑性エラストマー１００〜
５０％と、曲げ弾性率が２００〜４００ＭＰａのエチレ
ン−（メタ）アクリル酸共重合体のアイオノマー０〜５
０％からなる混合物を主体とする材料で形成され、カバ
ーが曲げ弾性率が２００〜４５０ＭＰａでショアーＤ硬
度が５５〜６８のエチレン−（メタ）アクリル酸共重合
体のアイオノマーで形成されたことを特徴とするマルチ
ピースソリッドゴルフボール。 - 【請求項２】 前記内層コアが、ポリブタジエンゴム、
アクリル酸亜鉛、過酸化物を必須成分とするゴム組成物
を加熱硬化したもので、外径が３０〜３７ｍｍであるこ
とを特徴とする請求項１のマルチピースソリッドゴルフ
ボール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5205649A JP2570587B2 (ja) | 1992-08-31 | 1993-07-28 | マルチピースソリッドゴルフボール |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25553592 | 1992-08-31 | ||
| JP4-255535 | 1992-08-31 | ||
| JP5205649A JP2570587B2 (ja) | 1992-08-31 | 1993-07-28 | マルチピースソリッドゴルフボール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06142228A JPH06142228A (ja) | 1994-05-24 |
| JP2570587B2 true JP2570587B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=26515181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5205649A Expired - Lifetime JP2570587B2 (ja) | 1992-08-31 | 1993-07-28 | マルチピースソリッドゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570587B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6712718B2 (en) | 2001-10-23 | 2004-03-30 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Three-piece solid golf ball |
| US6805644B1 (en) | 1999-04-14 | 2004-10-19 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Three-piece solid golf ball |
| US7037216B2 (en) | 2004-09-22 | 2006-05-02 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece golf ball |
Families Citing this family (27)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6124389A (en) * | 1996-02-16 | 2000-09-26 | Acushnet Company | Multilayer golf ball and composition |
| JP3912446B2 (ja) | 1997-08-08 | 2007-05-09 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| JP3516124B2 (ja) | 1997-08-08 | 2004-04-05 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| JPH1176460A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-03-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | スリーピースソリッドゴルフボール |
| JP3178410B2 (ja) * | 1998-03-16 | 2001-06-18 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| US6759482B1 (en) | 1998-03-27 | 2004-07-06 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Three-piece solid golf ball |
| JP2000210394A (ja) | 1999-01-22 | 2000-08-02 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 多層ソリッドゴルフボ―ル |
| JP2001079116A (ja) | 1999-09-14 | 2001-03-27 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチ−ピースソリッドゴルフボール |
| JP4299422B2 (ja) | 1999-12-06 | 2009-07-22 | Ｓｒｉスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| US6723008B2 (en) | 2000-09-11 | 2004-04-20 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
| US6739986B2 (en) | 2000-09-11 | 2004-05-25 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
| JP3861971B2 (ja) | 2000-09-11 | 2006-12-27 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| JP3861972B2 (ja) | 2000-09-11 | 2006-12-27 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| JP3861970B2 (ja) | 2000-09-11 | 2006-12-27 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
| US6746345B2 (en) | 2000-09-11 | 2004-06-08 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
| JP2002355340A (ja) | 2001-05-30 | 2002-12-10 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチピースソリッドゴルフボール |
| JP2003180874A (ja) | 2001-12-17 | 2003-07-02 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチピースゴルフボール |
| JP4553114B2 (ja) * | 2004-06-17 | 2010-09-29 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール用樹脂成形物及びゴルフボール |
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| US7086968B2 (en) | 2004-06-25 | 2006-08-08 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf Ball |
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| JP2010269184A (ja) * | 2010-09-07 | 2010-12-02 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
| JP5828645B2 (ja) | 2011-02-22 | 2015-12-09 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| JP5828654B2 (ja) | 2011-03-28 | 2015-12-09 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| US20140265022A1 (en) * | 2013-03-12 | 2014-09-18 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball manufacturing method |
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| GB2248067A (en) * | 1990-08-22 | 1992-03-25 | Taylor Made Golf Co | Golf balls of three piece structure |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5205649A patent/JP2570587B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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|---|---|
| JPH06142228A (ja) | 1994-05-24 |
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