JP2570413B2 - 直流2線式無接点スイッチ - Google Patents

直流2線式無接点スイッチ

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JP2570413B2
JP2570413B2 JP1008303A JP830389A JP2570413B2 JP 2570413 B2 JP2570413 B2 JP 2570413B2 JP 1008303 A JP1008303 A JP 1008303A JP 830389 A JP830389 A JP 830389A JP 2570413 B2 JP2570413 B2 JP 2570413B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は近接スイッチや光電スイッチのように直流で
動作する検出回路により信号を発し、この信号で直流電
源に直列に接続された負荷をオン・オフする直流2線式
無接点スイッチに関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の直流2線式無接点スイッチの一例を示
し、検出回路1は定電流回路2と直列に接続されて、こ
の両端が両出力端子3,4に接続されている。検出回路1
の出力端は抵抗5とトランジスタ6のベースと抵抗7を
介して端子4に接続されている。このトランジスタ6の
コレクタ・エミッタは定電流回路2の両端に接続されて
いる。また検出回路1と並列に抵抗8とトランジスタ9
のコレクタ・エミッタの直列回路が接続され、このベー
スと端子3との間に定電圧ダイオード10が接続されてい
る。さらにこのトランジスタ9のベースとエミッタとの
間に抵抗11が接続されている。両出力端子3,4の間には
出力用トランジスタ12が接続されている。この両出力端
子3,4の間には2線式のケーブルなどを介して負荷13と
直流電源14との直列回路が接続される。
検出回路1が被検出物体の接近等の現象を検出しない
とき、その検出信号はローレベルでトランジスタ6がオ
ンしないから定電圧ダイオード10には小電流が流れ、ト
ランジスタ9はオンしない。したがってトランジスタ12
もオンしない。そして検出回路1には電源14から負荷13
と定電流回路2を介して安定した小電流が供給される。
このとき定電流回路2の電流I1は検出回路1の電流I2
りも定電流ダイオード10に流れる電流I3だけ大きいがこ
の電流I1は所定の小電流で負荷13に影響しない。このと
き検出回路1の印加電圧は定電圧ダイオード10のツエナ
電圧VZとトランジスタ9のベース・エミッタ間の電圧V
BEとの和である。
検出回路1が現象を検出すると検出信号はハイレベル
となるからトランジスタ6がオンし、定電流回路2は短
絡される。したがって定電圧ダイオード10の電流I3が増
加し、トランジスタ9がオンする。このトランジスタ9
がオンするとトランジスタ12がオンし、電源14から負荷
13に流れる電流はほとんどトランジスタ12を介して流れ
る。このとき検出回路1に印加される電圧も電圧VZと電
圧VBEとの和であり、検出回路1の現象の検出の有無に
かかわらず検出回路1に印加される電圧は余り変化しな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような構成では検出回路1による現象の検出の
有無にかかわらず検出回路1の電圧はほぼ一定に保たれ
ているが検出回路1が現象を検出しないときにもトラン
ジスタ9には僅かなベース電流が流れており、完全なオ
フ状態とはならない。このため検出回路1が検出状態か
ら非検出状態に変化するとき、第3図に示すようにトラ
ンジスタ12がオンからオフに変るとき端子3,4間の電圧V
Z+VBEから電源電圧Eへの立ち上がりが遅れ時間Tdを要
するという欠点があった。このため負荷の復帰遅れを生
じたり、検出回路の高速応答に対しても支障をきたすと
いう問題があった。
本発明の目的は、両端子間電圧の立ち上がりに対して
時間遅れのない直流2線式無接点スイッチを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため本発明は、負荷と直流電源
との直列回路が接続される出力端子と、この出力端子の
間に接続され、所定の現象を検出して検出信号を発する
検出回路と定電流回路との直列回路と、コレクタ・エミ
ッタが前記定電流回路に並列に接続され、前記検出回路
の出力端がベースに接続された第1のトランジスタと、
前記検出回路と並列に接続された定電圧ダイオードと第
1の抵抗との直列回路と、前記検出回路と並列に接続さ
れ、ベースが前記定電圧ダイオードと第1の抵抗との接
続点に接続された第2のトランジスタのコレクタ・エミ
ッタ通路と第2の抵抗との直列回路と、コレクタ・エミ
ッタが前記出力端子の間に接続され、ベースが前記第2
の抵抗と第2のトランジスタのコレクタ・エミッタ通路
との接続点に接続された出力トランジスタとからなり、
前記検出回路からの検出信号の有無にかかわらず検出回
路に定電圧ダイオードのツェナ電圧と第2のトランジス
タのベース・エミッタ間の電圧の和の電圧を供給するよ
うにした直流2線式無接点スイッチにおいて、前記第2
のトランジスタのコレクタ・エミッタ通路と第2の抵抗
との間にコレクタ・エミッタ通路が挿入され、ベースが
検出回路の出力端に接続された第3のトランジスタを設
け、この第3のトランジスタのコレクタ・エミッタ通路
と第2の抵抗との接続点に出力トランジスタのベースを
接続したことを特徴とする。
〔作用〕
本発明における直流2線式無接点スイッチにおいて
は、検出回路が所定の現象を検出しているとき、第1の
トランジスタと第3のトランジスタは検出回路のハイレ
ベル信号でオン状態になり、定電流回路の機能が失わ
れ、出力トランジスタのベースに電流が流れ込んで出力
トランジスタがオン状態となる。このとき、検出回路に
は定電圧ダイオードのツェナ電圧と第2のトランジスタ
のベース・エミッタ間の電圧の和に相当する電圧が印加
されている。ここで、検出回路が所定の現象を検出しな
くなると検出回路からの出力がローレベル信号に転じる
と同時に第1のトランジスタと第3のトランジスタはオ
フとなるが、このとき第3のトランジスタが完全にオフ
になるので出力トランジスタは遅れることなくオフ状態
となり、出力端子間の電圧の立ち上がりに遅れを生じな
い。そして、定電流回路の機能も回復し、検出回路には
定電圧ダイオードのツェナ電圧と第2のトランジスタの
ベース・エミッタ間の電圧の和に相当する電圧が印加さ
れる。
〔実施例〕
第1図は本発明による直流2線式無接点スイッチの実
施例を示し、第2図と同一のものには第2図と同一の符
号を付している。第1図において、検出回路1、定電流
回路2、両端子3,4、第1のトランジスタ6、定電圧ダ
イオード10、出力トランジスタ12などは従来のものと全
く同じであるからこの説明は省略する。本発明が従来の
ものと異なる点は、抵抗8とトランジスタ9との間に直
列にトランジスタ15のコレクタ・エミッタが接続されト
ランジスタ回路16を形成していることであり、このトラ
ンジスタ15のベースが抵抗17とダイオード18を介して検
出回路1の出力端に接続されていることである。このた
め出力トランジスタ12のベースはトランジスタ15のコレ
クタに接続されている。
要するにこの実施例では、検出回路1に一定の電圧を
供給するためのトランジスタ9に直列にトランジスタ15
を挿入し、このトランジスタ15により出力トランジスタ
12をオフしようとするものである。
このように構成すると検出回路1の出力信号がハイレ
ベルのとき、トランジスタ6がオンし、定電流回路2が
短絡され、定電圧ダイオード10の電流が増加してトラン
ジスタ9がオンし、トランジスタ15もオンする。このた
め出力トランジスタ12がオンしこの無接点スイッチのオ
ンとなる。ここで検出回路1の信号がローレベルに転ず
ると両トランジスタ6,15はオフされこの無接点スイッチ
はオフになる。このときトランジスタ15は完全にオフさ
れるから両端子3,4間の電圧Vは瞬時に立ち上がり遅れ
時間がない。しかも検出回路1に印加される電圧は従来
のものと同様に検出回路1の現象の有無にかかわらず電
圧VZと電圧VBEとの和で大きな差はなく、検出回路1は
良好な検出動作をすることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明による直流2線式無接点スイ
ッチにおいては、第2のトランジスタ9のコレクタ・エ
ミッタ通路と第2の抵抗8との間にコレクタ・エミッタ
通路が挿入され、ベースが検出回路1の出力端に接続さ
れた第3のトランジスタ15を設け、この第3のトランジ
スタ15のコレクタ・エミッタ通路と第2の抵抗8との接
続点に出力トランジスタ12のベースを接続したことによ
り、検出回路が所定の現象を検出しなくなってその出力
が反転すると同時に第3のトランジスタがオフして出力
トランジスタを完全にオフすることができるからスイッ
チオフ時の両出力端子間の電圧の立ち上がり時間の遅れ
を解消することができ、直流2線式無接点スイッチの高
速応答化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による直流2線式無接点スイッチの一実
施例を示す結線図、第2図,第3図は従来の直流2線式
無接点スイッチの一例を示し、第2図は結線図、第3図
は出力端子間の電圧変化を示す波形図である。 1:検出回路、2:定電流回路、3,4:出力端子、6,9,15:ト
ランジスタ、10:定電圧ダイオード、11:抵抗、12:出力
トランジスタ、13:負荷、14:直流電源、16:トランジス
タ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷(13)と直流電源(14)との直列回路
    が接続される出力端子(3,4)と、この出力端子(3,4)
    の間に接続され、所定の現象を検出して検出信号を発す
    る検出回路(1)と定電流回路(2)との直列回路と、
    コレクタ・エミッタが前記定電流回路(2)に並列に接
    続され、前記検出回路(1)の出力端がベースに接続さ
    れた第1のトランジスタ(6)と、前記検出回路(1)
    と並列に接続された定電圧ダイオード(10)と第1の抵
    抗(11)との直列回路と、前記検出回路(1)と並列に
    接続され、ベースが前記定電圧ダイオード(10)と第1
    の抵抗(11)との接続点に接続された第2のトランジス
    タ(9)のコレクタ・エミッタ通路と第2の抵抗(8)
    との直列回路と、コレクタ・エミッタが前記出力端子
    (3,4)の間に接続され、ベースが前記第2の抵抗
    (8)と第2のトランジスタ(9)のコレクタ・エミッ
    タ通路との接続点に接続された出力トランジスタ(12)
    とからなり、前記検出回路(1)からの検出信号の有無
    にかかわらず検出回路(1)に定電圧ダイオード(10)
    のツェナ電圧(Vz)と第2のトランジスタ(9)のベー
    ス・エミッタ間の電圧(VBE)の和の電圧を供給するよ
    うにした直流2線式無接点スイッチにおいて、前記第2
    のトランジスタ(9)のコレクタ・エミッタ通路と第2
    の抵抗(8)との間にコレクタ・エミッタ通路が挿入さ
    れ、ベースが検出回路(1)の出力端に接続された第3
    のトランジスタ(15)を設け、この第3のトランジスタ
    (15)のコレクタ・エミッタ通路と第2の抵抗(8)と
    の接続点に出力トランジスタ(12)のベースを接続した
    ことを特徴とする直流2線式無接点スイッチ。
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