JPS5833582Y2 - 直流出力回路 - Google Patents
直流出力回路Info
- Publication number
- JPS5833582Y2 JPS5833582Y2 JP3404182U JP3404182U JPS5833582Y2 JP S5833582 Y2 JPS5833582 Y2 JP S5833582Y2 JP 3404182 U JP3404182 U JP 3404182U JP 3404182 U JP3404182 U JP 3404182U JP S5833582 Y2 JPS5833582 Y2 JP S5833582Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- transistor
- control signal
- operational amplifier
- Prior art date
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- Expired
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
本考案は自動制御系等に使用される電流制御形の直流出
力回路の改良に関する。
力回路の改良に関する。
特に、出力電流路に断線が生じたことを検出することの
できる回路を備えた直流出力回路に関する。
できる回路を備えた直流出力回路に関する。
自動制御系では直流電流の大きさにより制御情報を伝達
する方式が広く用いられている。
する方式が広く用いられている。
例えば、直流電流値を4mA−OmAの範囲に変化させ
、これに制御情報の0% 100%を割り当てる方式な
どが一般的である このような方式では、電源である直
流出力回路 制御装置の近くに配置され、負荷はプロセ
ス系のバルブ位置等に配置されるため、この間が比効的
長い電線で結ばれているコトカ多い。
、これに制御情報の0% 100%を割り当てる方式な
どが一般的である このような方式では、電源である直
流出力回路 制御装置の近くに配置され、負荷はプロセ
ス系のバルブ位置等に配置されるため、この間が比効的
長い電線で結ばれているコトカ多い。
また、電流 回路の特徴として、負荷を直列に複数
個接続 、とができるので、出力電流路はさらに長く
り複雑化することが多い0 このような装置では、出力電流路に断線が生じル可能性
カある。
個接続 、とができるので、出力電流路はさらに長く
り複雑化することが多い0 このような装置では、出力電流路に断線が生じル可能性
カある。
断線が生じるといくつかの制御機能が同時に失われるの
で、これを直ちに警報し処理することが必要である。
で、これを直ちに警報し処理することが必要である。
従来から用いられている方法としては、例えば出力情報
量が0%のときでも、出力電流が4m At’2げ残る
ようにしておき、電流値が4mA以下に定めた最低基準
を下まわるときに異常とするものが一般的である。
量が0%のときでも、出力電流が4m At’2げ残る
ようにしておき、電流値が4mA以下に定めた最低基準
を下まわるときに異常とするものが一般的である。
このため、出力電流路に電流を検出するための特別の回
路を付加する必要があり高価であった。
路を付加する必要があり高価であった。
本考案は、制御信号を増幅する演算増幅器に、出力電流
路からの電圧が帰還されていれば、出力電流路に断線が
生じたとき、この演算増幅器の出力電圧が大きく負に振
り込むことを利用し、この出力電圧から簡単に断線検出
ができることに着目したものである。
路からの電圧が帰還されていれば、出力電流路に断線が
生じたとき、この演算増幅器の出力電圧が大きく負に振
り込むことを利用し、この出力電圧から簡単に断線検出
ができることに着目したものである。
本考案は電流制御形の直流出力回路で、簡単な回路構成
の断線検出回路を提供することを目的とする。
の断線検出回路を提供することを目的とする。
第1図は本考案実施例回路の回路図である。
図でAは演算差動増幅器、Dはダイオード、QIQ2は
トランジスタ、R1−R9は抵抗器である。
トランジスタ、R1−R9は抵抗器である。
■+および■−は電源端子、Eは制御信号入力、Com
は共通電位点、Tは断線警報端子を示す。
は共通電位点、Tは断線警報端子を示す。
制御信号人力Eは抵抗器R9を介して演算増幅器Aの逆
相入力端子に結合され、この出力は抵抗器R5を介して
トランジスタQ2のベース電極に与えられている。
相入力端子に結合され、この出力は抵抗器R5を介して
トランジスタQ2のベース電極に与えられている。
トランジスタQ2のエミッタ電極の電位は抵抗器R6に
より、演算増幅器Aの逆相入力端子に帰還されている。
より、演算増幅器Aの逆相入力端子に帰還されている。
出力電流は電源■+から抵抗器R4を通り、トランジス
タQ2で制御され、負荷Zに流れ、電源V−に至るよう
に構成されている。
タQ2で制御され、負荷Zに流れ、電源V−に至るよう
に構成されている。
演算増幅器Aの出力点aの電位は抵抗器R□、ダイオー
ドDにより、トランジスタQ1のベース電極に導かれて
いる。
ドDにより、トランジスタQ1のベース電極に導かれて
いる。
このように構成された回路の動作を説明すると、回路が
正常に動作しているときには、制御信号人力Eは増幅さ
れ、トランジスタQ2により、負荷2に流れる出力電流
iを制御している。
正常に動作しているときには、制御信号人力Eは増幅さ
れ、トランジスタQ2により、負荷2に流れる出力電流
iを制御している。
このとき、演算増幅器Aの出力点aの電位Vaは
■8二V−4−− i R4VBE −1bR5である
。
。
ただしVBEはトランジスタQ2のベース・エミッタ間
の電位差、ibはトランジスタQ2のベース電流である
。
の電位差、ibはトランジスタQ2のベース電流である
。
ここで、R4は比較的小さな値の抵抗器であり、VBE
は数百mV、ibは極く小さな電流であるので、■aは
正の値になっている。
は数百mV、ibは極く小さな電流であるので、■aは
正の値になっている。
このため、ダイオードDに印加されている電圧は逆電流
であり、電流が流れないのでトランジスタQ□のベース
は共通電位と等しい。
であり、電流が流れないのでトランジスタQ□のベース
は共通電位と等しい。
従ってトランジスタQ1は不活性状態にあり、端子Tと
共通電位点Com0間には導通がない。
共通電位点Com0間には導通がない。
次に、負荷Zの回路に断線が生じ、電流iが流れなくな
ったものとする。
ったものとする。
トランジスタQ2のエミッタ電極は■+になるので、こ
れが抵抗器R6を通して演算増幅器Aの逆相入力端子に
高い正電位として現われる。
れが抵抗器R6を通して演算増幅器Aの逆相入力端子に
高い正電位として現われる。
このためa点の電位■8は大きく負に振り込まれ、ダイ
オードDに電流が流れる。
オードDに電流が流れる。
これによりトランジスタQ1のベース電位が下り、トラ
ンジスタQ1は導通状態となる。
ンジスタQ1は導通状態となる。
すなわち端子Tと共通電位点C8mの間が導通する。
端子Tには断線検出情報を利用する回路が結合されてい
る。
る。
この回路から電気的に分離する必要があるならば、フォ
トカプラ等によりこの端子Tの導通情報をとり出せばよ
い。
トカプラ等によりこの端子Tの導通情報をとり出せばよ
い。
第2図は、演算増幅器Aの出力点aの電位Vaが、負荷
Zの断線により変動する様子を示したものである。
Zの断線により変動する様子を示したものである。
正常時に正電位にある■8は、断線と同時に大きく負電
位に振り込まれる。
位に振り込まれる。
このように、例えば第1図の抵抗器R4のような、出力
電流路に押入された抵抗の両端の電位変化は小さなもの
であっても、a点の電位は大きな変動を示すので、簡単
な回路で断線検出を行なうことができる。
電流路に押入された抵抗の両端の電位変化は小さなもの
であっても、a点の電位は大きな変動を示すので、簡単
な回路で断線検出を行なうことができる。
本考案の回路では、断線検出のために特別な増幅器等を
一切使用する必要がなく、極めて安価な断線検出回路を
得ることができる。
一切使用する必要がなく、極めて安価な断線検出回路を
得ることができる。
この回路は、出力電流iが零になっても、それが出力回
路の断線によるのではなく、正常な制御による場合にも
、トランジスタQ2の工□ツタ電圧が高くなるが、端子
Eの電圧が相応の制御値にあるのでa点の電位は正電位
にある。
路の断線によるのではなく、正常な制御による場合にも
、トランジスタQ2の工□ツタ電圧が高くなるが、端子
Eの電圧が相応の制御値にあるのでa点の電位は正電位
にある。
したがって、断線ではなく正常な制御により出力電流が
零になった場合には警報が送出されない。
零になった場合には警報が送出されない。
なお、上記例に示した回路は考案の範囲を限定するもの
でない。
でない。
例えばトランジスタにNPN型のものを使用する。
電界効果トランジスタを使用する。
抵抗器R4の挿入位置を変える、演算増幅器の帰還点を
変える。
変える。
バッファ増幅器もしくは反転回路を挿入する等各種の変
形回路が考えられる。
形回路が考えられる。
また、a点の電圧検出の方法についても、この例に限ら
ずこれを利用する他の回路との関係で、適当な回路を用
いて行なうことができる。
ずこれを利用する他の回路との関係で、適当な回路を用
いて行なうことができる。
第1図に示す回路で、ダイオードDに発光ダイオードを
使用すれば、断線警報を直接光により知らせることがで
きる。
使用すれば、断線警報を直接光により知らせることがで
きる。
本考案の回路に出力電流が一定である定電流電源装置の
無負荷警報回路として、そのまま応用することかできる
。
無負荷警報回路として、そのまま応用することかできる
。
以上述べたように本考案によれば、出力電流が制御入力
信号に応じて変化する電流制御形の直流出力回路で、出
力負荷の断線を自動的に検出することのできる回路が極
めて簡単な構成により得られる。
信号に応じて変化する電流制御形の直流出力回路で、出
力負荷の断線を自動的に検出することのできる回路が極
めて簡単な構成により得られる。
本考案の回路は正常時に警報回路を開放状態にあるので
、電流に無駄がなく、リレー等の余分な部品を必要とし
ない優れた特徴がある。
、電流に無駄がなく、リレー等の余分な部品を必要とし
ない優れた特徴がある。
また、本考案の回路は、出力電流が零になってもこれが
出力回路の断線によるのではなく、正常な制御によるも
のであるときには、警報が送出されることがない優れた
特長がある。
出力回路の断線によるのではなく、正常な制御によるも
のであるときには、警報が送出されることがない優れた
特長がある。
本考案の回路は自動制御システムの直流電流による制御
出力回路として実施するとき、その利用効果は極めて大
ぎい。
出力回路として実施するとき、その利用効果は極めて大
ぎい。
第1図は本考案実施例回路の構成図、第2図は第1図の
a点の電位変化を示す図。 A・・・・・・演算増幅器、D・・・・・・ダイオード
、Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、R1−R9・
・・・・・抵抗器、■+。 ■−・・・・・・電源端子、E・・・・・・制御信号入
力、Com・・・・・・共通電位点、T・・・・・・断
線警報端子。
a点の電位変化を示す図。 A・・・・・・演算増幅器、D・・・・・・ダイオード
、Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、R1−R9・
・・・・・抵抗器、■+。 ■−・・・・・・電源端子、E・・・・・・制御信号入
力、Com・・・・・・共通電位点、T・・・・・・断
線警報端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 共通電位点Comとの間に与えられる制御信号Eを入力
とし、負荷2に供給される直流電流がこの制御信号によ
り制御されるように構成された電流制御形の直流出力回
路において、 上記共通電位点Comに対してそれぞれ正負の電位にあ
る電源V+、V−を備え、 上記負荷2にはこの正負の電位にある電源から直流電流
が供給されるように構成され、 上記電源のうち上記共通電位点Comに対して上記制御
信号Eの極性と等しい極性の電源との間に設けられた抵
抗分圧回路R7,R8と、この抵抗分圧回路の分圧点を
一方の入力とし上記制御信号Eを他方の入力とし上記正
負の電位にある電源により駆動される差動形の演算増幅
器Aと、 この演算増幅器Aの出力により制御されコレクタ・エミ
ッタ回路が上記負荷と直列に接続された制御用のトラン
ジスタQ2と、 このトランジスタQ2のコレクタまたはエミッタの電位
を上記演算増幅器Aに負帰還結合する帰還回路R6と、 上記共通電位点Comと上記極性の反対極性の電源との
間にコレクタ・エミッタ回路が接続された警報用のトラ
ンジスタQ0と、 このトランジスタQ□のベース電極と上記演算増幅器A
の出力との間に接続されたダイオードDを含む回路と を備えたことを特徴とする直流出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3404182U JPS5833582Y2 (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 直流出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3404182U JPS5833582Y2 (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 直流出力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57171578U JPS57171578U (ja) | 1982-10-28 |
JPS5833582Y2 true JPS5833582Y2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=29831371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3404182U Expired JPS5833582Y2 (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 直流出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833582Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-03-10 JP JP3404182U patent/JPS5833582Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57171578U (ja) | 1982-10-28 |
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