JP2570238B2 - プログラム作成システム,同システムを構成するプログラム作成装置およびプログラム作成方法 - Google Patents

プログラム作成システム,同システムを構成するプログラム作成装置およびプログラム作成方法

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JP2570238B2
JP2570238B2 JP3505316A JP50531691A JP2570238B2 JP 2570238 B2 JP2570238 B2 JP 2570238B2 JP 3505316 A JP3505316 A JP 3505316A JP 50531691 A JP50531691 A JP 50531691A JP 2570238 B2 JP2570238 B2 JP 2570238B2
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JP
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program
package
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聡 菅野
浩司 久田
敏文 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は,設置場所等の環境に応じて種々の機能が
要求されるワードプロセッサ等のOA機器,POS(ポイント
・オブ・セールス)ターミナル,ECR(電子キャッシュ・
レジスタ),ATM(オートメイテド・テラー・マシン)等
の端末装置に要求される機能に応じたアプリケーション
・プログラムを作成するにあたって,プログラムの価
格,プログラムを格納するために必要なメモリ容量,ハ
ードウエアの価格等を見積もることのできるプログラム
作成システム,ならびにプログラム作成装置および方法
に関する。
背景技術 これらの端末装置においては,必要とされる機能がユ
ーザごとに異なる。たとえばPOSターミナルの場合,ク
レジット・カードによる割引を行う店舗では割引プログ
ラムを搭載している必要がある。また,一括払いと分割
払いとで価格が異なる商品を販売する店舗ではそれに応
じたプログラムをPOSターミナルに搭載しておく必要が
ある。
端末装置がこれらのすべての機能を実現するためのア
プリケーション・プログラムを搭載していれば,すべて
の顧客,すべての場所に共用できる。しかしながら,そ
うすると膨大な容量をもつメモリが必要となる。そこ
で,端末装置において必要な機能のそれぞれを実現する
ためのプログラム・パッケージをあらかじめ格納してお
き,個々のユーザにおいて必要とされる機能が選択され
ると,その機能に対応したプログラム・パッケージを選
出し,それらを組合せてユーザごとに異なるアプリケー
ション・プログラムを生成するアプリケーション・プロ
グラム作成装置があった。
しかしながら,従来のアプリケーション・プログラム
作成装置では,端末装置に要求される機能を満足するア
プリケーション・プログラムを作成する場合,そのアプ
リケーション・プログラムを格納するために必要なメモ
リ容量は開発完了間際になるまで正確に把握することが
できず,アプリケーション・プログラムの完了時にメモ
リ容量が不足する場合がある。また,その価格もアプリ
ケーション・プログラムが完了するまで決定できない。
そのために,システム提案時点において正確な見積金額
をユーザに提示できない。
この発明は,端末装置に要求される機能を満たすアプ
リケーション・プログラムを格納するために必要なメモ
リ容量の算出,ならびにそのアプリケーション・プログ
ラムの価格およびそのアプリケーション・プログラムを
含むハードウェアの価格の算出を迅速に行うことができ
るようにすることを目的とする。
発明の開示 第1の発明は,プログラム・パッケージ総額,メモリ
容量およびメモリ総額を算出することのできるプログラ
ム作成装置および方法を提供している。
第1の発明によるプログラム作成装置は,それぞれが
単位機能を実現するためのプログラムからなる複数のプ
ログラム・パッケージを格納したプログラム・ファイル
手段,実現を要求する一組の機能を入力するための機能
入力手段,複数のプログラム・パッケージを示すID番号
にそれぞれ対応してそのプログラム・パッケージの単価
とそのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメ
モリ容量とをあらかじめ記憶したパッケージ・データ・
テーブル,メモリの種類ごとにその単価をあらかじめ記
憶したメモリ単価テーブル,上記機能入力手段によって
入力された機能を実現するためのプログラム・パッケー
ジの総額を上記パッケージ・データ・テーブルを参照し
て算出する第1の算出手段,上記機能入力手段によって
入力された機能を実現するためのプログラム・パッケー
ジを格納するのに必要なメモリ容量を上記パッケージ・
データ・テーブルを参照して算出する第2の算出手段,
上記第2の算出手段によって算出されたメモリ容量を実
現するためのメモリの総額を上記メモリ単価テーブルを
参照して算出する第3の算出手段,ならびに算出された
プログラム・パッケージの総額,メモリ容量およびメモ
リ総額を出力する第2の出力手段を備えている。
上記第2の出力手段はたとえば表示装置である。
第1の発明によるプログラム作成方法は,それぞれが
単位機能を実現するためのプログラムからなる複数のプ
ログラム・パッケージを格納したプログラム・ファイル
に格納し,複数のプログラム・パッケージを示すID番号
にそれぞれ対応してそのプログラム・パッケージの単価
とそのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメ
モリ容量とをあらかじめ記憶したパッケージ・データ・
テーブルを作成し,メモリの種類ごとにその単価をあら
かじめ記憶したメモリ単価テーブルを作成し,入力され
た一組の機能を実現するためのプログラム・パッケージ
の総額を上記パッケージ・データ・テーブルを参照して
算出し,入力された一組の機能を実現するためのプログ
ラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量を上
記パッケージ・データ・テーブルを参照して算出し,算
出されたメモリ容量を実現するためのメモリの総額を上
記メモリ単価テーブルを参照して算出し,算出されたプ
ログラム・パッケージの総額,メモリ容量およびメモリ
総額を出力するものである。
第1の発明によると,ユーザが必要とする機能を選択
して入力することによって,その機能を満足するアプリ
ケーション・プログラムにかかる費用,必要なメモリ容
量およびメモリの費用が算出される。
したがって,アプリケーション・プログラムを作成す
るときにまたは提案するときに,前もって正確な見積金
額を提示できる。
アプリケーション・プログラム自体の価格が算出され
るので,アプリケーション・プログラムのみの販売も実
現できる。この場合にはユーザに既に設置されている端
末装置におけるプログラムが変更されることになる。新
しいアプリケーション・プログラムを格納するために必
要なメモリ容量も算出されるので,ユーザが持っている
端末装置のメモリの容量が充分か否か即座に判断するこ
とができる。
第2の発明は,プログラム・パッケージの総額,メモ
リ容量およびハードウェア総額を算出することのできる
プログラム作成装置および方法を提供している。
第2の発明によるプログラム作成装置は,それぞれが
単位機能を実現するためのプログラムからなる複数のプ
ログラム・パッケージを格納したプログラム・ファイル
手段,実現を要求する一組の機能を入力するための機能
入力手段,複数のプログラム・パッケージを示すID番号
にそれぞれ対応してそのプログラム・パッケージの単価
とそのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメ
モリ容量とそのプログラム・パッケージの実行に必要な
オプション機器の種類とをあらかじめ記憶したパッケー
ジ・データ・テーブル,メモリの種類ごとの単価と,標
準ハードウェア単価とをあらかじめ記憶したハードウェ
ア単価テーブル,オプション機器の種類ごとの単価をあ
らかじめ記憶したオプション機器単価テーブル,上記機
能入力手段によって入力された機能を実現するためのプ
ログラム・パッケージの総額を上記パッケージ・データ
・テーブルを参照して算出する第1の算出手段,上記機
能入力手段によって入力された機能を実現するためのプ
ログラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量
を上記パッケージ・データ・テーブルを参照して算出す
る第2の算出手段,上記第2の算出手段によって算出さ
れたメモリ容量を実現するためのメモリの総額を上記ハ
ードウェア単価テーブルを参照して算出する第3の算出
手段,上記機能入力手段によって入力された機能を実現
するためのプログラム・パッケージによって要求される
オプション機器の総額を上記パッケージ・データ・テー
ブルおよび上記オプション機器単価テーブルを参照して
算出する第4の算出手段,上記ハードウェア単価テーブ
ルに記憶されている標準ハードウェア価格と,算出され
たメモリ総額およびオプション機器総額とを加算してハ
ードウェア総額を算出する第5の算出手段,ならびに算
出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ容量お
よびハードウェア総額を出力する第2の出力手段を備え
ている。
上記第2の出力手段はたとえば表示装置である。
第2の発明によるプログラム作成方法は,それぞれが
単位機能を実現するためのプログラムからなる複数のプ
ログラム・パッケージを格納したプログラム・ファイル
に格納し,複数のプログラム・パッケージを示すID番号
にそれぞれ対応してそのプログラム・パッケージの単価
とそのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメ
モリ容量とそのプログラム・パッケージの実行に必要な
オプション機器の種類とをあらかじめ記憶したパッケー
ジ・データ・テーブルを作成し,メモリの種類ごとの単
価と,標準ハードウェア単価とをあらかじめ記憶したハ
ードウェア単価テーブルを作成し,オプション機器の種
類ごとの単価をあらかじめ記憶したオプション機器単価
テーブルを作成し,入力された一組の機能を実現するた
めのプログラム・パッケージの総額を上記パッケージ・
データ・テーブルを参照して算出し,入力された一組の
機能を実現するためのプログラム・パッケージを格納す
るのに必要なメモリ容量を上記パッケージ・データ・テ
ーブルを参照して算出し,算出されたメモリ容量を実現
するためのメモリの総額を上記バードウェア単価テーブ
ルを参照して算出し,入力された一組の機能を実現する
ためのプログラム・パッケージによって要求されるオプ
ション機器の総額を上記パッケージ・データ・テーブル
および上記オプション機器単価テーブルを参照して算出
し,上記ハードウェア単価テーブルに記憶されている標
準ハードウェア価格と,算出されたメモリ総額およびオ
プション機器総額とを加算してハードウェア総額を算出
し,算出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ
容量およびハードウェア総額を出力するものである。
第2の発明によると,ユーザが必要とする機能を選択
して入力することによって,その機能を満足するアプリ
ケーション・プログラムにかかる費用,必要なメモリ容
量,および端末装置,オプション機器を含むハードウェ
ア総額が算出される。
したがって,ユーザが端末装置,オプション機器を含
むハードウェアを導入するときに,ハードウェアの正確
な見積金額をユーザに前もって提示できる。またアプリ
ケーション・プログラム自体の価格も算出されているの
で,アプリケーション・プログラムのみの販売も行うこ
ともできる。
第3の発明は,第1または第2の発明のプログラム作
成装置を含むプログラム作成システムを提供している。
第3の発明によるプログラム作成システムは,第1ま
たは第2の発明のプログラム作成装置に,上記機能入力
システムによって入力された機能を実現するためのプロ
グラム・パッケージを上記プログラム・ファイル手段か
ら読出して出力する第1の出力手段がさらに設けられた
ものである。
第3の発明によると,ユーザによって端末装置に要求
される一組の機能が入力されると,既に作成されている
多くのプログラム・パッケージの中からそれらの機能を
実現するためのプログラム・パッケージが選択されて組
合わされる。これにより,その端末装置に適したアプリ
ケーション・プログラムが作成され出力される。
先に説明したように,アプリケーション・プログラム
自体の価格が算出されているので,アプリケーション・
プログラムのみを販売することができる。また新しいア
プリケーション・プログラムを格納するために必要なメ
モリ容量も算出されているので,新しいアプリケーショ
ン・プログラムを端末装置のメモリに転送する前に,ユ
ーザが持っている端末装置のメモリ容量が充分か否か即
座に判断することができる。端末装置のメモリ容量が充
分でない場合には,新しいアプリケーション・プログラ
ムを転送する前に,メモリ容量を増やしておくことがで
きる。
ユーザの既に設置している端末装置がプログラム作成
装置に公衆電話回線,専用回線等の通信回線を介して接
続されている場合には,アプリケーション・プログラム
を伝送するための通信制御装置がプログラム作成システ
ムにさらに設けられる。プログラム作成装置によって作
成されたアプリケーション・プログラムが通信回線を介
して端末装置に通信制御装置によって伝送され,その端
末装置のメモリに記憶される。
フロッピィ・ディスク等の記録媒体を用いてプログラ
ム作成装置と端末装置との間でアプリケーション・プロ
グラムを授受する場合には,アプリケーション・プログ
ラムを記録媒体に記録するための記録装置がプログラム
作成システムにさらに設けられる。プログラム作成装置
によって作成されたアプリケーション・プログラムが記
録媒体を用いて端末装置のメモリに転送される。
これらの場合には,端末装置におけるプログラムが新
しいアプリケーション・プログラムに変更される。
図面の簡単な説明 第1図から第5図は第1の発明の実施例(第1の実施
例)を示すものである。
第1図はアプリケーション・プログラム作成装置を示
すPOSターミナル・システムの構成を示すブロック図で
ある。
第2図はアプリケーション・プログラム作成装置の構
成を示すブロック図である。
第3図はアプリケーション・プログラム作成装置のRA
Mに設けられたメモリ管理テーブルを示すものである。
第4図は,アプリケーション・プログラム作成装置に
おいて,POSターミナルに要求される初回のアプリケーシ
ョン・プログラムを作成してPOSターミナルにロードす
る手順を示すフロー・チャートである。
第5図はPOSターミナルに既にロードされているアプ
リケーション・プログラムをアプリケーション・プログ
ラム作成装置において改造する場合の手順を示すフロー
・チャートである。
第6図から第10図は第2の発明の実施例(第2の実施
例)を示すものである。
第6図はPOSターミナルの構成を示すブロック図であ
る。
第7図はアプリケーション・プログラム作成装置のRA
Mに設けられたパッケージ管理テーブルを示すものであ
る。
第8図はPOSターミナルのRAMに設けられたパッケージ
・アドレス管理テーブルと空きエリア管理テーブルとを
示すものである。
第9図はアプリケーション・プログラム作成装置がPO
Sターミナルで必要とされるアプリケーション・プログ
ラムを作成してロードするとき,およびPOSターミナル
に既にロードされているアプリケーション・プログラム
を改造するときの手順を示すフロー・チャートである。
第10図はPOSターミナルにおけるCPUのアプリケーショ
ン・プログラムのロード処理および削除処理の手順を示
すフロー・チャートである。
第11図から第16図は第3の発明の実施例(第3の実施
例)を示すものである。
第11図はECRシステムの構成を示すブロック図であ
る。
第12図はマスタECRの構成を示すブロック図である。
第13図はECRにおけるROMに格納された常駐プログラム
の内容を示すものである。
第14図はECRのRAMに設けられたメモリ管理テーブル・
エリア,パッケージ・エリアおよびファイル・エリアを
示すものである。
第15図はメモリ管理テーブルの詳細を示すものであ
る。
第16図は,あるアプリケーション・プログラムの処理
実行中に他のアプリケーション・プログラムを呼出すと
きの処理手順を示すフロー・チャートである。
第17図から第23図は第4の発明の実施例(第4の実施
例)を示すものである。
第17図はホスト装置と複数のPOSターミナルとからな
るPOSターミナル・システムの構成を示すブロック図で
ある。
第18図はPOSターミナルの構成を示すブロック図であ
る。
第19図はPOSターミナルの常駐プログラムが格納され
たROMを示すものである。
第20図はPOSターミナルのアプリケーション・プログ
ラム・パッケージが格納されたRAMを示すものである。
第21図はアプリケーション・プログラム・パッケージ
の構造的関係を示すものである。
第22図はホスト装置からマスタPOSターミナルへのア
プリケーション・プログラムのダウン・ライン・ローデ
ィング,およびマスタPOSターミナルからサテライトPOS
ターミナルへのアプリケーション・プログラムのダウン
・ライン・ローディングの様子を示すものである。
第23図はマスタPOSターミナルにおけるアプリケーシ
ョン・プログラムの受信,送信処理手順を示すフロー・
チャートである。
第24図から第26図は第5の発明の実施例(第5の実施
例)を示すものである。
第24図はPOSターミナルのRAMに設けられたメモリ管理
/実行回数管理テーブルを示すものである。
第25図はPOSターミナルのRAMに設けられた実行履歴テ
ーブルを示すものである。
第26図はPOSターミナルにおけるパッケージ・スーパ
バイザ・プログラムにしたがう処理手順を示すフロー・
チャートである。
第27図から第30図は第6の発明の実施例(第6の実施
例)を示すものである。
第27図,第28図および第29図はそれぞれプログラム作
成装置のRAMに設けられたパッケージ・データ・テーブ
ル,ハードウェア単価テーブルおよびオプション機器単
価テーブルを示すものである。
第30図はアプリケーション・プログラム作成装置にお
ける価格の見積り処理手順を示すフロー・チャートであ
る。
発明を実施するための最良の形態 第1実施例 まず第1の発明の実施例について第1図から第5図を
参照して説明する。
第1図は,アプリケーション・プログラム作成装置を
含むPOS(ポイント・オブ・セールス)ターミナル・シ
ステムの構成を示すブロック図である。
アプリケーション・プログラム作成装置10は多くの店
舗に共通に用いられる。アプリケーション・プログラム
を供給する側からみれば店舗は顧客であるから,この実
施例では店舗を顧客ということにする。
各店舗には一般に複数台のPOSターミナルが設置され
る。一店舗に設置される複数台のPOSターミナルの中の
1台がマスタ・ターミナル13A,他がサテライト・ターミ
ナル13である。一店舗に設置されている複数台のPOSタ
ーミナルには一般に同一のアプリケーション・プログラ
ムがロードされる。例外的に一店舗内であっても,ある
POSターミナルにロードされるアプリケーション・プロ
グラムと他のPOSターミナルにロードされるアプリケー
ション・プログラムとがそれらの全部においてまたは一
部において異なることがある。たとえば,マスタPOSタ
ーミナルとサテライトPOSターミナルにそれぞれロード
されるアプリケーション・プログラムはその一部におい
て異なることがある。この実施例では全く同一のアプリ
ケーション・プログラムがロードされる複数のPOSター
ミナルには同一のPOSターミナルID(識別)番号を付す
ことにする。このID番号はアプリケーション・プログラ
ムの供給のためのID番号であり,売上げの管理等のため
のターミナル番号とは異なる概念のものである。
各店舗内において複数台のサテライトPOSターミナル1
3が構内回線によってマスタPOSターミナル13Aに接続さ
れている。マスタPOSターミナル13Aは公衆電話回線また
は専用回線によってアプリケーション・プログラム作成
装置10に接続されている。後述するように,アプリケー
ション・プログラムおよびメモリ管理テーブルを含む各
種データがアプリケーション・プログラム作成装置10か
らマスタPOSターミナル13Aに伝送される。また必要に応
じてメモリ管理テーブルがマスタPOSターミナル13Aから
アプリケーション・プログラム作成装置10に伝送され
る。
マスタPOSターミナル13AはサテライトPOSターミナル1
3とアプリケーション・プログラム作成装置10との間の
アプリケーション・プログラムやメモリ管理テーブルの
伝送の中継装置として働く。たとえば,アプリケーショ
ン・プログラム作成装置10からマスタPOSターミナル13A
に伝送されたアプリケーション・プログラムがサテライ
トPOSターミナル13宛のものである場合には,マスタPOS
ターミナル13Aは受信したアプリケーション・プログラ
ムを所要のサテライトPOSターミナル13に分配する。マ
スタPOSターミナル13Aに代えて,売上げの集計や統計処
理を行なうホスト・コンピュータにPOSターミナルとア
プリケーション・プログラム作成装置との間の中継機能
をもたせてもよい。
アプリケーション・プログラムをアプリケーション・
プログラム作成装置10からPOSターミナル13または13Aに
フロッピィ・ディスク12を用いてロードすることもでき
る。この場合には,後述するメモリ管理テーブルはアプ
リケーション・プログラム作成装置10内に保存しておく
ことが好ましい。またはフロッピィ・ディスク12を用い
てメモリ管理テーブルがアプリケーション・プログラム
作成装置10とPOSターミナル13または13Aとの間で授受さ
れる。
以下の説明において,POSターミナルをマスタ・ターミ
ナルとサテライト・ターミナルとに特に区別して言及す
る必要がない場合には,単にPOSターミナル13というこ
とにする。
第2図はアプリケーション・プログラム作成装置10の
構成を示すブロック図である。
アプリケーション・プログラム作成装置10の動作はCP
U20によって統括される。CPU20には,バスを介して,ROM
22,RAM23,ライブラリ24,通信制御装置25,フロッピィ・
ディスク装置27,キーボード等の入力装置28および表示
装置29が接続されている。ROM22にはCPU20の実行プログ
ラムが記憶されている。RAM23には後述するメモリ管理
テーブルが設定される。ライブラリ14はハード・ディス
ク装置で構成されており,複数のアプリケーション・プ
ログラム・パッケージ(以下,単にアプリケーション・
パッケージという)が記憶されている。通信制御装置25
は公衆電話回線や専用回線を介してマスタPOSターミナ
ル13Aと通信する。
POSターミナル13の構成は周知であるのでその詳細な
説明は割愛するが,最低限必要な事項のみを述べてお
く。POSターミナル13はROMとRAMとを備えている。ROMに
は常駐プログラムがあらかじめ格納されている。常駐プ
ログラムはPOSターミナルの行なう基本的な処理を制御
するためのものであり,たとえば入力受付等を処理する
入力処理プログラム,アプリケーション・プログラムの
ロード処理を行なうプログラム,売上登録処理プログラ
ム,レポート作成プログラム,ハードウェアのチェック
等のための自己診断プログラム,後述する第3実施例で
説明するパッケージ・インタフェース・プログラム等を
含む。RAMにはアプリケーション・プログラム作成装置1
0から供給されかつロードされたアプリケーション・プ
ログラムが格納される。
アプリケーション・プログラムは機能別にパッケージ
化されている。これが上述したアプリケーション・パッ
ケージである。アプリケーション・パッケージとして実
現される機能には,たとえば割引機能1(クレジット・
カードを用いた場合の割引),割引機能2(時間帯に応
じた割引),価格修正機能(一括払と分割払とに応じて
価格が決定される),消費税算出機能,米国用タックス
算出機能,ヨーロッパ用タックス算出機能等々がある。
第3図はアプリケーション・プログラム作成装置10に
おけるRAM23に設定されるメモリ管理テーブルの一例を
示すものである。
メモリ管理テーブルは各顧客において,異なるPOSタ
ーミナルID番号ごとに作成され,メモリ空間管理テーブ
ルとパッケージ・アドレス管理テーブルとから構成され
る。
メモリ空間管理テーブルには,そのPOSターミナルID
番号が付されたPOSターミナルに備えられているRAMの全
エリアのスタート・アドレスおよびエンド・アドレスが
設定される。必要ならばそのPOSターミナルに備えられ
ているROMの全エリアのスタート・アドレスおよびエン
ド・アドレスも設定される。
パッケージ・アドレス管理テーブルには,POSターミナ
ルのRAMに記憶されるすべてのアプリケーション・パッ
ケージについて,それらのID番号,スタート・アドレス
およびエンド・アドレスが設定される。スタート・アド
レスおよびエンド・アドレスはPOSターミナル13内のRAM
のそのアプリケーション・パッケージが記憶される記憶
エリアのスタート・アドレスおよびエンド・アドレスで
ある。
アプリケーション・プログラム作成装置10はこのメモ
リ管理テーブルを参照することによって,各POSターミ
ナルにおいて,そのRAMのどの記憶エリアにどのアプリ
ケーション・パッケージが記憶されているか,およびそ
のアプリケーション・パッケージの容量がどの程度であ
るかを判断することができる。このメモリ管理テーブル
はアプリケーション・パッケージの削除や追加を行なう
ときに参照されるとともに更新される。更新されるのは
パッケージ・アドレス管理テーブルのみである。
メモリ管理テーブルはアプリケーション・パッケージ
をアプリケーション・プログラム作成装置10からPOSタ
ーミナル13に送信したのち,同じPOSターミナル13に送
信されそのRAMに記憶される。アプリケーション・プロ
グラムを改造する場合には,アプリケーション・プログ
ラムが改造されるPOSターミナル13からこのメモリ管理
テーブルがアプリケーション・プログラム作成装置10に
伝送される。上述したようにアプリケーション・パッケ
ージをフロッピィ・ディスクを通してPOSターミナルに
ロードする場合には,メモリ管理テーブルをアプリケー
ション・プログラム作成装置10内に保存しておくことが
好ましい。
第4図は,POSターミナルのRAMにまだアプリケーショ
ン・プログラムが全く記憶されていないときに,アプリ
ケーション・プログラム作成装置10でそのPOSターミナ
ルに適したアプリケーション・プログラムを作成してPO
Sターミナルにロードする手順を示すものである。
アプリケーション・プログラム作成装置10において,
アプリケーション・プログラム作成の対象となるPOSタ
ーミナルに設定すべき機能(アプリケーション・プログ
ラムの機能)の一覧が入力される(ステップS1)。これ
は,アプリケーション・プログラム作成装置10の表示装
置29に表示されるメニューにしたがって入力されること
が好ましい。
機能一覧が入力されると,装置10においてこれらの入
力された機能相互間に矛盾がないかどうかがチェックさ
れる(ステップS2)。たとえば2種類の割引機能が入力
された場合に,これらの割引機能における割引時間帯が
同じでしかも割引率が異なるとすれば,これらの割引機
能は互いに衝突することになるので,妥当ではないと判
断される。妥当でないと判断されたときにはその旨が表
示されるので,機能一覧の入力処理が繰返される。
妥当性チェックにおいて,メモリ容量のチェックも行
なうことが好ましい。すなわち,入力されたすべての機
能を実現するためのアプリケーション・パッケージの容
量とPOSターミナル13のRAMのメモリ容量とを比較し,RAM
のメモリ容量がこれらのアプリケーション・プログラム
のすべてを格納するには不足する場合には妥当性なしと
判断される。この場合にも機能一覧入力に戻り,機能の
再入力が行なわれる。
入力された複数の機能間に矛盾が無ければ,入力され
た諸機能をそれぞれ実現するアプリケーション・パッケ
ージがライブラリ24から取り出され(ステップS3)その
配列順序が定められる。一般に複数のアプリケーション
・パッケージの配列順序は適当でよい。アプリケーショ
ン・パッケージごとにそのプログラムの容量は決ってい
るから,配列順序が定まれば,POSターミナル13内のRAM
上における配置が定まり,各アプリケーション・パッケ
ージのスタート・アドレスおよびエンド・アドレスが定
まる。複数のアプリケーション・パッケージはPOSター
ミナル13のRAM内に詰めて(すなわち空きエリアをつく
ることなく)配列される。このようにして,そのPOSタ
ーミナルに関するパッケージ・アドレス管理テーブルが
作成される。POSターミナルのRAMのメモリ容量はあらか
じめ設定されているか,またはPOSターミナルから伝送
されるので,メモリ空間管理テーブルも完成する(ステ
ップS4)。
ライブラリ24から取り出されたアプリケーション・パ
ッケージが,作成されたメモリ管理テーブルに従ってPO
Sターミナル13にロードされ(ステップS5),最後にメ
モリ管理テーブルがPOSターミナル13にロードされる
(ステップS6)。
アプリケーション・パッケージおよびメモリ管理テー
ブルのPOSターミナルへのロードのやり方には2つあ
る。その1つはアプリケーション・プログラム作成装置
10の通信制御装置25から回線を通してPOSターミナル13
に伝送することである。もう1つはフロッピィ・ディス
ク装置27によってフロッピィ・ディスク12にアプリケー
ション・パッケージおよびメモリ管理テーブルが書込ま
れる。このフロッピィ・ディスク12がPOSターミナル13
に装填され,POSターミナル13においてフロッピィ・ディ
スク12に書込まれているアプリケーション・パッケージ
等が読取られる。フロッピィ・ディスク12を介してアプ
リケーション・パッケージをPOSターミナル13にロード
する場合には,第4図のステップ36を省略してもよい。
この場合にはメモリ管理テーブルはアプリケーション・
プログラム作成装置10のRAM23に保存される。
アプリケーション・パッケージおよびメモリ管理テー
ブルのPOSターミナル13へのローディングにおいて,ア
プリケーション・パッケージはメモリ管理テーブルのパ
ッケージ・アドレス管理テーブルにしたがって該当する
POSターミナルのRAMに格納される。
POSターミナル13は,そのROMにあらかじめ格納されて
いる常駐プログラムおよびRAMにロードされたアプリケ
ーション・プログラム(アプリケーション・パッケー
ジ)にしたがう動作を行なう。常駐プログラムとアプリ
ケーション・プログラムのリンクおよびアプリケーショ
ン・プログラム相互のリンクについては第3の実施例に
おいて説明する。
第5図はPOSターミナル13にすでにロードされている
アプリケーション・プログラムをアプリケーション・プ
ログラム作成装置10において改造する場合の動作を示す
フロー・チャートである。このフロー・チャートにおい
てはアプリケーション・プログラム作成装置10はPOSタ
ーミナル13と回線を通して交信する。
まず,アプリケーション・プログラム作成装置10はア
プリケーション・プログラム改造の対象となっているPO
Sターミナル13にメモリ管理テーブル伝送コマンド送
る。そのPOSターミナル13はこのコマンドに応答してそ
のRAMに記憶されているメモリ管理テーブルをアプリケ
ーション・プログラム作成装置10に送信するので,アプ
リケーション・プログラム作成装置10は送信されてきた
管理テーブルを受信し,RAM23に記憶する(ステップS1
0)。
続いて入力装置28から上記POSターミナル13に設定す
べき新たな機能および削除すべき機能を含む新要求機能
一覧が入力される(ステップS11)。この新要求機能一
覧の妥当性チェックが同じようにして行なわれる(ステ
ップS12)。
入力された新要求機能一覧と,ステップS10で受信し
たメモリ管理テーブルとが比較され,追加すべきアプリ
ケーション・パッケージ,削除すべきアプリケーション
・パッケージが抽出される(ステップS13)。
不要なアプリケーション・パッケージを削除してPOS
ターミナル13におけるRAMの格納可能なメモリ・エリア
を広げるため,POSターミナル13に対して削除すべきアプ
リケーション・パッケージを削除すべき旨のコマンドが
送信される(ステップS14)。この削除コマンドに応答
してPOSターミナル13では指定されたアプリケーション
・パッケージがそのRAMから消去される。
アプリケーション・プログラム作成装置10ではパッケ
ージ・アドレス管理テーブルから削除されたアプリケー
ション・パッケージに関するデータが消去され,メモリ
管理テーブルが更新される(ステップS15)。
アプリケーション・プログラム作成装置10において,
続いて,追加すべきアプリケーション・パッケージがラ
イブラリ24が取り出され(ステップS16),メモリ管理
テーブルを参照してこのアプリケーション・パッケージ
が既にPOSターミナル13にロードされているか否かがチ
ェックされる(ステップS17)。そのアプリケーション
・パッケージが既にPOSターミナル13にロードされてい
るものであれば(通常このようなエラーは起りにくい
が),表示装置29に既に存在している旨が表示され,そ
のアプリケーション・パッケージの追加処理は行なわれ
ない(ステップS18,S19)。この後,追加すべきアプリ
ケーション・パッケージがまだあればステップS16に戻
る(ステップS26)。
追加すべきアプリケーション・パッケージがまだPOS
ターミナル13にロードされていないものであれば,この
アプリケーション・パッケージの容量と,メモリ管理テ
ーブルによって判断されるPOSターミナル13のRAMの空き
エリアの容量とが比較され,アプリケーション・プログ
ラムをロードすべきRAMのエリアが検索される(ステッ
プS20)。POSターミナル13のRAMにロードすべき空きエ
リアがあれば(ステップS21),このアプリケーション
・パッケージのロード先がその空きエリアに決定される
(ステップS23)。このロード先アドレスと追加すべき
アプリケーション・パッケージがPOSターミナル13に送
信されるので(ステップS24),POSターミナル13では受
信したアプリケーション・パッケージをRAMの指定され
たアドレスに格納する。アプリケーション・プログラム
作成装置10において,追加したアプリケーション・パッ
ケージに関するデータがメモリ管理テーブルに記憶さ
れ,このメモリ管理テーブルが更新される(ステップS2
5)。
もしPOSターミナル13のRAMに追加すべきアプリケーシ
ョン・パッケージをロードできる空きエリアがない場合
には,RAMの容量が不足してアプリケーション・パッケー
ジをロードできない旨が表示装置29に表示される(ステ
ップS22)。この場合にはステップS11に戻り,新要求機
能一覧の再入力が行なわれるであろう。
追加すべきアプリケーション・パッケージのすべてに
ついて上記の処理が繰返される(ステップS26)。
追加すべきアプリケーション・パッケージが既にPOS
ターミナルにロードされているものであるかどうかのチ
ェック,POSターミナルのRAMに追加すべきアプリケーシ
ョン・パッケージのすべてを格納できる容量があるかど
うかのチェックはステップS12の妥当性チェックの処理
において行なうようにしてもよい。
追加すべきアプリケーション・パッケージのすべてに
ついて処理が終了すると,更新されたメモリ管理テーブ
ルがアプリケーション・プログラム作成装置10から該当
するPOSターミナル13に送信され,そのPOSターミナル13
のRAMに記憶される(ステップS27)。
アプリケーション・パッケージの削除コマンド,およ
び追加すべきアプリケーション・パッケージはフロッピ
ィ・ディスクを通してアプリケーション・プログラム作
成装置10からPOSターミナル13にロードすることができ
るのはいうまでもない。
第2実施例 上述した第1実施例ではアプリケーション・プログラ
ム作成装置がPOSターミナルに備えられたRAMにアプリケ
ーション・パッケージを格納できる空きエリアがあるか
どうか,およびアプリケーション・パッケージのロード
先アドレスを決定する処理を行なっている。
第2の発明はこのような処理をPOSターミナルが実行
するようにしたものである。アプリケーション・プログ
ラム作成装置は,各POSターミナルに既にロードされた
アプリケーション・パッケージのID番号のみを管理す
る。
このような第2の発明の実施例について第6図から第
10図を参照して説明する。
この第2実施例においても第1図に示すPOSターミナ
ル・システムおよび第2図に示すアプリケーション・プ
ログラム作成装置の構成がそのままあてはまる。
上述したようにPOSターミナル13の構成は周知である
が,ここではその概略的な電気的構成について第6図を
参照して説明しておく。
POSターミナル13の全体的な動作はCPU30によって制御
される。常駐プログラムが格納されるROM32,アプリケー
ション・パッケージを記憶するRAM33,アプリケーション
・プログラム作成装置10と交信するための通信制御装置
34およびフロッピィ・ディスク装置35がバスによりCPU3
0に接続されている。POSターミナル13はさらに,取引に
関するデータ(商品価格,総額,釣銭額,税金等)を表
示する表示装置36,取引に関するデータの入力を行なう
ためのキーボード37およびレシートやジャーナルを印字
するためのプリンタ38を備え,これらはCPU30にバスに
より接続されている。
第7図はアプリケーション・プログラム作成装置10の
RAM23に設けられたパッケージ管理テーブルを示すもの
である。パッケージ管理テーブルには,各顧客につい
て,異なるPOSターミナルID番号ごとに,そのPOSターミ
ナルのRAMに記憶されるすべてのアプリケーション・パ
ッケージのID番号が設定される。
第8図は各POSターミナル13におけるRAM33に設定され
るパッケージ・アドレス管理テーブルと空きエリア管理
テーブルとを示すものである。
パッケージ・アドレス管理テーブルは,RAM33に記憶さ
れているアプリケーション・パッケージごとに,そのID
番号,ならびにそのアプリケーション・パッケージがロ
ードされているRAM33内の記憶エリアのスタート・アド
レスおよびエンド・アドレスから構成されている。
空きエリア管理テーブルは,RAM33内の空いている(ア
プリケーション・パッケージがロードされていない)記
憶エリアのスタート・アドレスとエンド・アドレスとを
設定するものである。この他に,必要ならば,RAM33の全
エリアのスタート・アドレスとエンド・アドレスとを含
むメモリ空間管理テーブルがRAM33に設けられる。
第9図は,アプリケーション・プログラム作成装置10
がPOSターミナルに必要とされるすべてのアプリケーシ
ョン・パッケージをロードするとき(初回ロード時;第
4図に対応)およびPOSターミナルに既にロードされて
いるアプリケーション・パッケージを改造するとき(不
要なアプリケーション・パッケージの削除と必要なアプ
リケーション・パッケージの追加:第5図に対応)の両
方において行なわれる動作を示すものである。
まずアプリケーション・パッケージの初回ロードの対
象となっているまたは改造の対象となっているPOSター
ミナル13に要求される機能の一覧が入力される(ステッ
プS30)。入力された要求機能一覧の妥当性のチェック
が行なわれる(ステップS31)。
続いて,入力された要求機能一覧と該当するPOSター
ミナルについてのパッケージ管理テーブルとが比較さ
れ,この比較に基づいて削除すべきアプリケーション・
パッケージおよび追加すべきアプリケーション・パッケ
ージが決定される(ステップS32,S33)。初回ロード時
には削除すべきアプリケーション・パッケージは存在し
ない。
削除すべき1または複数のアプリケーション・パッケ
ージがあれば,削除すべきアプリケーション・パッケー
ジのID番号と,それを削除すべきことを示すコマンドと
を含む電文がアプリケーション・プログラム作成装置10
から該当するPOSターミナル13に送られる(ステップS3
4)。この電文を受信したPOSターミナル13は後述するよ
うに指定されたアプリケーション・パッケージの削除処
理を行なう。
上記の電文にはあて先を示すPOSターミナルのID番号
が含まれ,該当する1または複数のPOSターミナルのみ
がその電文にしたがう処理を行なうのはいうまでもな
い。上述のように,マスタPOSターミナル13Aは複数のサ
テライトPOSターミナル13とアプリケーション・プログ
ラム作成装置10との間の中継装置として作用する。1つ
のPOSターミナルID番号で指定されるサテライトPOSター
ミナル13が複数個存在する場合には,マスタPOSターミ
ナル13Aは上記電文をこれらのサテライトPOSターミナル
に順次送ることになるであろう。サテライトPOSターミ
ナル13からアプリケーション・プログラム作成装置10に
対する応答,およびアプリケーション・プログラム作成
装置10から複数のサテライトPOSターミナル13へのアプ
リケーション・パッケージの伝送の中継処理も同じよう
にマスタPOSターミナル13Aによって行なわれる。このよ
うなマスタPOSターミナル13Aの中継処理については第4
実施例において後に詳述される。マスタPOSターミナル1
3Aの中継処理が円滑に実行されるように,アプリケーシ
ョン・プログラム作成装置10は電文を受信すべきPOSタ
ーミナル13のターミナル番号(アプリケーション・プロ
グラム供給のためのID番号ではなく,売上管理等のため
の各POSターミナルに固有の番号)をマスタPOSターミナ
ル13Aに与えるとよい。
削除コマンドの送信ののち,決定された追加すべき1
または複数のアプリケーション・パッケージがライブラ
リ24から読出され(ステップS35),この追加すべきア
プリケーション・パッケージがロード・コマンドととも
に該当するPOSターミナル13に送信される(ステップS3
6)。
削除コマンドおよび追加すべきアプリケーション・パ
ッケージを受信したPOSターミナル13から応答電文がア
プリケーション・プログラム作成装置10に伝送されてく
るので,この応答電文がチェックされる(ステップS3
7)。
応答電文が追加すべきアプリケーション・パッケージ
が該当するPOSターミナル13のRAM33に正常にロードされ
たことを示していれば(ステップS38でYES),該当する
POSターミナルに関するパッケージ管理テーブルを更新
し(ステップS39),終了コマンドを該当POSターミナル
13に伝送して処理を終える。このパッケージ管理テーブ
ルの更新処理においては,削除すべきものと決定された
アプリケーション・パッケージのID番号がパッケージ管
理テーブルから消去され,かつ追加すべきと決定された
アプリケーション・パッケージのID番号がパッケージ管
理テーブルに追加される。
該当するPOSターミナル13から何らかの異常を示す応
答電文が伝送された場合には(ステップS38でNO),そ
の電文が解析され,どのような異常が生じたかが判定さ
れる(ステップS40)。該当するPOSターミナル13のRAM3
3に追加すべきアプリケーション・パッケージをロード
できるに充分な空きエリアが無い場合には(ステップS4
1でYES),要求機能一覧の再入力が行なわれる。他のエ
ラー,たとえば伝送エラーなどの場合には(ステップS4
1でNO),追加すべきアプリケーション・パッケージが
ロード・コマンドとともに該当するPOSターミナル13に
再送信される。
第10図はPOSターミナル13におけるCPU30の処理手順を
示している。
アプリケーション・プログラム作成装置10から直接
に,またはマスタPOSターミナル13Aを介して何らかのコ
マンドを受信すると(ステップS50),それがロード・
コマンドであるか,削除コマンドであるか,終了コマン
ドであるかが判定される(ステップS51,S52,S53,S6
6)。
削除コマンドの場合には,そのコマンドを含む電文に
は削除すべき1または複数のアプリケーション・パッケ
ージのID番号が付随しているから,削除すべきものと指
定されているアプリケーション・パッケージがRAM33か
ら消去される(ステップS54)。
アプリケーション・パッケージの削除により生じたRA
M33の空きエリアに他のアプリケーション・パッケージ
が移され,RAM33に散在する空きエリアが1箇所にまとめ
られる(ステップS55)。
このようにしてRAM33上でアプリケーション・パッケ
ージを再配列することにより形成された1つの空きエリ
アのスタート・アドレスとエンド・アドレスとが空きエ
リア管理テーブルに書込まれることにより,この空きエ
リア管理テーブルが更新される(ステップS56)。さら
に,上述したアプリケーション・パッケージの削除処理
および再配列処理によって新たに形成されたRAM33内の
アプリケーション・パッケージの配列を反映するよう
に,パッケージ・アドレス管理テーブルが更新される
(ステップS57)。
アプリケーション・プログラム作成装置10から与えら
れるコマンドがロード・コマンドの場合には,そのロー
ド・コマンドに付随して伝送されてきた1または複数の
アプリケーション・パッケージが受信される(ステップ
S58)。空きエリア管理テーブルを参照することにより
空きエリアの容量が受信した1または複数のアプリケー
ション・パッケージを格納するのに充分であるかどうか
が判断される(ステップS59,S60)。
受信した追加すべきアプリケーション・パッケージを
格納するのに充分な空きエリアがRAM33にあれば(ステ
ップS60でYES),受信したアプリケーション・パッケー
ジが空きエリアに記憶される(ステップS61)。追加す
べきアプリケーション・パッケージのロードにより空き
エリアが狭くなる。残った空きエリアを示すアドレス・
データを用いて空きエリア管理テーブルが更新される
(ステップS62)。また,追加的にロードされたアプリ
ケーション・パッケージのID番号,ならびにそれがロー
ドされている記憶エリアのスタート・アドレスおよびエ
ンド・アドレスがパッケージ・アドレス管理テーブルに
書込まれることにより,このテーブルが更新される(ス
テップS63)。アプリケーション・パッケージの追加的
ロード処理が正常に終了したことを示す応答電文がアプ
リケーション・プログラム作成装置10に送信される(ス
テップS64)。
追加すべきアプリケーション・パッケージが複数ある
場合には,アプリケーション・プログラム作成装置10か
らPOSターミナル13にアプリケーション・パッケージを
1つずつ送るようにしてもよい。
空きエリア管理テーブルを参照した結果,空きエリア
が全く無い,または受信したアプリケーション・パッケ
ージを格納するには空きエリアが不足することが分った
場合には(ステップS60でNO),その旨を示すエラー応
答電文がPOSターミナル13からアプリケーション・プロ
グラム作成装置10に伝送される(ステップS65)。
アプリケーション・プログラム作成装置10から終了コ
マンドが送られてくれば,すべての処理が終る(ステッ
プS66)。受信したコマンドがロード・コマンド,削除
コマンドおよび終了コマンドのいずれでもない場合に
は,コマンドが異常である旨がPOSターミナル13からア
プリケーション・プログラム作成装置10に送られる(ス
テップS67)。
第3実施例 第11図から第16図を参照して第3の発明の実施例につ
いて説明する。
第3の発明は上述した複数のアプリケーション・プロ
グラム相互のリンク,およびアプリケーション・プログ
ラムと常駐プログラムとの間のリンクに関するものであ
る。
第11図は電子式キャッシュ・レジスタ・システムの構
成を示すものである。POSターミナルの一例としてこの
実施例では電子式キャッシュ・レジスタ(以下ECRとい
う)が示されている。
一店舗内に複数台のECRが設置されており,そのうち
の一台がマスタECR43A,他がサテライトECR43である。こ
の実施例においても,マスタECRとサテライトECRとを区
別する必要がない場合には,単にECR43ということにす
る。
複数台のECR43が構内回線によって相互に接続されて
いる。マスタECR43Aは公衆電話回線,または専用回線を
通してホスト装置40と接続されている。この実施例にお
いてもマスタECR43AがサテライトECR43とホスト装置40
との間の通信の中継装置として働く。
ホスト装置40は,ECR43から売上等の集計データを収集
してその管理を行なうとともに,ECR43の動作仕様が変更
になったときに必要とされるアプリケーション・プログ
ラムの改造のために,アプリケーション・パッケージを
ダウン・ライン・ローディングする等の動作を行なう。
ホスト装置40は上述したアプリケーション・プログラム
作成装置の機能をもっている。
第12図はマスタECR43Aの電気的構成を示すブロック図
である。マスタECR43Aは全体の動作を統括するCPU50を
含んでいる。このCPU50には,バスを介してROM51,RAM5
2,クロック信号発生回路53,キーボード54,表示装置55,
プリンタ56,インライン・インタフェース57およびオン
ライン・インタフェース58が接続されている。
サテライトECR43は,オンライン・インタフェース58
が設けられていないことを除いて,マスタECR43Aと同じ
構成である。
キーボード54は取引データ(商品コード,価格等)を
入力するためのものであり,表示装置55には入力された
取引データおよび算出された取引データ(総額,釣銭額
等)が表示される。プリンタ56はレシートやジャーナル
に取引データを印字する。
インライン・インタフェース57は構内回線と接続さ
れ,他のECR43との交信を制御する。オンライン・イン
タフェース58は公衆電話回線または専用回線に接続され
ており,ホスト装置40との交信を制御する。
ROM51には,第13図に示すように,ECR43の基本的な動
作を制御するための上述した常駐プログラムがあらかじ
め格納されている。この常駐プログラムはアプリケーシ
ョン・パッケージ間をリンクするためのパッケージ・イ
ンタフェース・プログラムをその一部に含んでいる。
RAM52には第14図に示すように,メモリ管理テーブル
として用いられるエリア,複数のアプリケーション・パ
ッケージを記憶するパッケージ・エリア,および複数の
アプリケーション・パッケージによって共通に使用され
るデータ(たとえば取引データ等)を記憶するファイル
・エリアが設けられている。
アプリケーション・パッケージは,上述したように,
割引処理,税金処理,レシートのフォーマット作成処理
等の個別の機能をそれぞれ実現するためのものであり,
相互に独立している。各アプリケーション・パッケージ
にはID番号が付けられている。このID番号は第14図では
1,2,…,nで表わされている。アプリケーション・パッケ
ージは,より詳しくは,アプリケーション・プログラム
自体と,アプリケーション・プログラムで用いるデータ
(定数等を含む,これをローカル・データという)とか
ら構成されている。これらのアプリケーション・プログ
ラムとローカル・データはアプリケーション・パッケー
ジのID番号ごとに記憶されている。ローカル・データを
記憶するエリアはワーク・エリアとしても用いられる。
アプリケーション・パッケージi(i=1〜n)が記
憶されているエリアのうちアプリケーション・プログラ
ムが記憶されている場所のスタート・アドレスをadai,
ローカル・データが記憶されている場所のスタート・ア
ドレスをaddiとする。先頭のアプリケーション・パッケ
ージ(第14図ではアプリケーション・パッケージ1)が
記憶されているエリアのスタート・アドレスada1がパッ
ケージ・エリアのスタート・アドレスである。アプリケ
ーション・パッケージはこのスタート・アドレスada1か
らアドレス値が増大する方向に順次記憶される。最後の
アプリケーション・パッケージ(第14図ではアプリケー
ション・パッケージn)のエンド・アドレスaddcがパッ
ケージ・エリアのカレント・アドレスである。パッケー
ジ・エリアでは一般にはカレント・アドレス以降が空き
エリアとなっている。アプリケーション・パッケージを
追加する場合には,このカレント・アドレスaddcの次の
アドレスから追加すべきアプリケーション・パッケージ
が記憶される。
ファイル・エリアのボトム・アドレスがこのファイル
・エリアのスタート・アドレスとなる。すなわち,ファ
イル・エリアにはデータがスタート・アドレスからアド
レス値が減少する方向に遡って記憶されていく。ファイ
ル・エリア内のデータが記憶されている場所の最も小さ
い値のアドレスがカレント・アドレスadfcである。新た
なデータはこのカレント・アドレスadfcより1つ小さい
アドレスの場所からアドレスを遡って記憶されていくこ
とになる。
上述したアドレスadai,addi,addc,adfs,adfcはRAM52
の絶対アドレスである。
メモリ管理テーブルの詳細が第15図に示されている。
メモリ管理テーブルには,パッケージ・エリアのスター
ト・アドレスada1およびカレント・アドレスaddc,なら
びにファイル・エリアのスタート・アドレスadfsおよび
カレント・アドレスadfcが記憶されている。またメモリ
管理テーブルは,RAM52に記憶されている各アプリケーシ
ョン・パッケージに関するデータを記憶している。アプ
リケーション・パッケージに関するデータには,そのア
プリケーション・パッケージのID番号,そのアプリケー
ション・パッケージが記憶されているRAM52のエリアの
プログラム・スタート・アドレスadaiおよびローカル・
データ・スタート・アドレスaddiがある。
各アプリケーション・パッケージ内のアプリケーショ
ン・プログラムに記述されているアクセスすべき場所の
アドレスには相対アドレスが用いられる。この相対アド
レスは,アプリケーション・プログラムの先頭のステー
トメントが記憶されるであろう場所をアドレス0とし,
ローカル・データについてもその先頭のデータが記憶さ
れるであろう場所をアドレス0とし,後続するステート
メントまたはデータについては順次それが記憶されるで
あろう場所ごとにアドレスが増大するように定められて
いる。したがって,アプリケーション・プログラムにし
たがってRAM52内のパッケージ・エリア内の記憶場所を
アクセスする場合(プログラム・アドレスをジャンプさ
せたり,データを読出すまたは格納するために記憶場所
をアクセスする場合)には,そのパッケージのアプリケ
ーション・プログラム・スタート・アドレスadaiまたは
ローカル・データ・スタート・アドレスaddiにプログラ
ムに記述されている相対アドレスを加算することによ
り,RAM52内の目的とする記憶場所の絶対アドレスが算出
される。
第16図は,CPU50があるアプリケーション・パッケージ
iにしたがって処理を行なっている途中で他のアプリケ
ーション・パッケージjにしたがう処理に移り,その処
理終了後再び元のアプリケーション・パッケージiに戻
る,いわゆる関数(サブルーチン)呼出しの動作を示す
ものである。
CPU50がアプリケーション・パッケージi内のアプリ
ケーション・プログラムにしたがう処理を実行している
ときに(ステップS70),他のアプリケーション・パッ
ケージjに移るための命令が読出されたとする(ステッ
プS71)。この命令はpacall(PID,a,b,c)という関数で
与えられる。パラメータPIDは移るべきアプリケーショ
ン・パッケージjのID番号を示すものである。この実施
例ではPIDはjを指定するので第16図ではPjと表わされ
ている。パラメータa,bおよびcはアプリケーション・
パッケージjにしたがう処理を実行するためのデータで
ある。
この命令pacallによってROM51内の常駐プログラム内
のパッケージ・インタフェース・プログラムが呼出され
る。このパッケージ・インタフェース・プログラムはRO
M51内においてあらかじめ定められたアドレスをもつエ
リアに格納されている。
CPU50はこのパッケージ・インタフェース・プログラ
ムにしたがって次のような処理を実行する。すなわち,
メモリ管理テーブルを参照して,命令pacall内のパラメ
ータPID(Pj)と一致するID番号をもつアプリケーショ
ン・パッケージのアプリケーション・プログラム・スタ
ート・アドレスadajが検索され,このアドレスadajがメ
モリ管理テーブルから読出される(ステップS73)。制
御は読出したアドレスadajにジャンプする(ステップS7
4)。
絶対アドレスadajをスタート・アドレスとしてRAM52
にはアプリケーション・パッケージjのプログラムが格
納されているから,このアプリケーション・パッケージ
j内のアプリケーション・プログラムにしたがう処理が
パラメータa,bおよびcを用いて実行されることになる
(ステップS75)。このアプリケーション・プログラム
jの処理において(アプリケーション・プログラムiに
したがう処理においても同じであるが),スタート・ア
ドレスadajまたはaddjにプログラム内の相対アドレスを
加算することにより,アクセスすべきRAM52内の記憶場
所が指定されるのは上述した通りである。
アプリケーション・パッケージj内の所定の処理が終
り,リターン命令が読出されると,制御はアプリケーシ
ョン・パッケージiに戻り,このアプリケーション・プ
ログラムiにしたがう処理が続けられることになる(ス
テップS72)。
このように,あるアプリケーション・プログラムから
他のアプリケーション・プログラムにジャンプするとき
には,必ず常駐プログラム内のパッケージ・インタフェ
ース・プログラムを経由している。また,メモリ管理テ
ーブルが設けられ,このメモリ管理テーブルにはアプリ
ケーション・パッケージが格納されているRAM52内のエ
リアの絶対アドレスが設定されているので,パッケージ
・インタフェース・プログラムにしたがう処理において
ジャンプすべきアプリケーション・パッケージの絶対ア
ドレスが分る。さらに,各アプリケーション・プログラ
ムにおいてはそのアプリケーション・パッケージのスタ
ート・アドレスを基底とする相対アドレスが用いられて
いる。このようにして,相互に独立なアプリケーション
・パッケージのリンクが達成されるとともに,アプリケ
ーション・パッケージのRAM内の配置位置にかかわりな
く,アプリケーション・プログラムの実行が可能とな
る。
常駐プログラムは上述のように入力処理プログラム,
アプリケーション・パッケージのロード処理プログラ
ム,パッケージ・インタフェース・プログラム等から構
成され,これらのプログラムもまたパッケージ化されて
いる。したがって,常駐プログラムを構成する個別プロ
グラム相互間のリンクも上述した方法によって実現する
ことができる。
第4実施例 第17図から第23図を参照して第4の発明の実施例につ
いて説明する。
第4の発明はホスト装置(ホスト・コンピュータ)か
ら複数の端末装置へのアプリケーション・プログラムの
伝送(ダウン・ライン・ローディング)に関するもので
ある。
この実施例では再びPOSターミナル・システムが示さ
れている。POSターミナル・システムは基本的には第1
図に示すものと同じであり,POSターミナルの構成は基本
的には第6図に示すものと同じであるが,これらはこの
発明の実施例に適した形態で第17図および第18図にそれ
ぞれ示されている。
一つの会社が複数の店舗を持っているものとする。第
17図を参照して,各店舗内に複数台のPOSターミナルが
設置されており,そのうちの一台がマスタPOSターミナ
ル13A,他がサテライトPOSターミナル13である。マスタP
OSターミナルとサテライトPOSターミナルとを区別する
必要がない場合には,単にPOSターミナル13ということ
にする。
各店舗内において,複数台のPOSターミナル13が構内
回線によって相互に接続されている。マスタPOSターミ
ナル13Aは公衆電話回線,または専用回線を通してホス
ト装置(ホスト・コンピュータ)11と接続されている。
マスタPOSターミナル13AがサテライトPOSターミナル13
とホスト装置11との間の通信の中継装置として働く。ホ
スト装置11は本社内に設置されている。
ホスト装置11は,POSターミナル13から売上等の集計デ
ータを収集しその管理を行なうとともに,POSターミナル
13に初回のアプリケーション・パッケージをダウン・ラ
イン・ローディングする,POSターミナル13の動作仕様が
変更になったときに追加すべきアプリケーション・パッ
ケージをダウン・ライン・ローディングする,等の動作
を行なう。ホスト装置11は上述したアプリケーション・
プログラム作成装置の機能をもっている。
アプリケーション・パッケージを含むデータはホスト
装置11,マスタPOSターミナル13A,サテライトPOSターミ
ナル13の順に伝送される。この実施例では,ホスト装置
11,マスタPOSターミナル13AおよびサテライトPOSターミ
ナル13の3階層構成となっているが,より多くの階層に
よる構成としてもよい。
第18図はPOSターミナル13の電気的構成を示すブロッ
ク図である。POSターミナル13は全体の動作を統括するC
PU60を含んでいる。このCPU60には,バスを介して,ROM6
1,RAM62,キーボード64,表示装置65,プリンタ66および通
信制御装置67が接続されている。
キーボード64は取引データ(商品コード,価格等)を
入力するためのものであり,商品キー,部門キー,テン
キー等を含む。表示装置65には入力された取引データお
よび算出された取引データ(総額,釣銭額等)が表示さ
れる。プリンタ66はレシートやジャーナルに取引データ
を印字する。
マスタPOSターミナル13Aに設けられた通信制御装置67
はホスト装置11との通信およびサテライトPOSターミナ
ル13との通信を制御する。サテライトPOSターミナル13
に設けられた通信制御装置67はマスタPOSターミナル13A
との通信を制御する。
ROM61には,第19図に示すように,POSターミナル13の
基本的な動作を制御するための常駐プログラムがあらか
じめ格納されている。
RAM62は,売上データや集計データを記憶するデータ
・エリアと,複数のアプリケーション・パッケージを記
憶するパッケージ・エリアとを含んでいる。このパッケ
ージ・エリアの内容の一例が第20図に示されている。
この実施例の常駐プログラムとアプリケーション・プ
ログラムの区分けは上述した実施例と少し異なってい
る。
この実施例では常駐プログラムには,POSターミナルを
起動するための起動プログラム,上述したアプリケーシ
ョン・インタフェース・プログラム,自己診断プログラ
ム,アプリケーション・プログラムのロード処理のため
のプログラム等が含まれる。
一方,アプリケーション・プログラムには,上記実施
例では常駐プログラムに分類されてた入力処理プログラ
ム,売上登録処理プログラム,レポート作成プログラム
等も含まれる。
このように,あるプログラムを常駐プログラムの概念
に含ませるか,アプリケーション・プログラムの概念に
含ませるかは全く自由である。常駐プログラムは,最低
限,POSターミナルの起動プログラムとアプリケーション
・インタフェース・プログラムを含めばよい。
この実施例におけるアプリケーション・プログラム
(アプリケーション・パッケージ)を大別すると,各種
キーの配列や機能を設定するための設定機能プログラム
(設定機能パッケージ),入力処理や売上登録(総額,
釣銭の計算を含む)の基本動作を制御する取引機能プロ
グラム(取引機能パッケージ),およびレポート作成プ
ログラム(レポート機能パッケージ)に分けられる。取
引機能パッケージには,部門登録のためのプログラム
(部門登録パッケージ),PLU(Price Look Up)の登録
のためのプログラム(PLU登録パッケージ),値引きを
行なうときに用いられるプログラム(値引き機能パッケ
ージ)等が付随する。設定機能パッケージやレポート機
能パッケージにもより細い処理を規定するためのアプリ
ケーション・パッケージが同様に付随する。これらの常
駐プログラムおよびアプリケーション・プログラムの構
造的関係が第21図に示されている。
アプリケーション・パッケージは上述した実施例と全
く同じように任意の配列でRAM62内に格納されている。
第3実施例で示したように,各アプリケーション・パッ
ケージは自己のプログラム内で有効な相対アドレスを用
いて記述されている。アプリケーション・パッケージは
常駐プログラム内のアプリケーション・インタフェース
・プログラムによって相互にリンクされ、連係的に動作
する。
電源投入後,常駐プログラムによってPOSターミナル
が起動される。その後キー入力があると,そのキー入力
に応じて設定機能パッケージ,取引機能パッケージおよ
びレポート機能パッケージの何れかが呼出される。ま
た,取引機能パッケージが呼出されると,このパッケー
ジにしたがう動作実行中に処理内容に応じて部門登録パ
ッケージ,PLU登録パッケージまたは値引き機能パッケー
ジが呼出される。このようにしてPOSターミナルが動作
する。
ホスト装置11は基本的には第2図に示すものと同じ構
成である。
第22図はホスト装置11からマスタPOSターミナル13Aを
経てサテライトPOSターミナル13にアプリケーション・
パッケージがダウン・ライン・ローディング(以下,DLL
という)される様子を示すものである。
各アプリケーション・パッケージには上記実施例と同
じようにID番号が付けられている。またすべてのPOSタ
ーミナルにターミナルNO.が割当てられている。ターミ
ナルNO.はPOSターミナル毎に異なる番号であり,この実
施例で0から始まる連続番号が用いられている。ターミ
ナルNO.は第1実施例で述べたターミナルID番号とは異
なるものである。
第23図はマスタPOSターミナル13Aにおける通信処理手
順を示すものである。ホスト装置11からサテライトPOS
ターミナル13へのアプリケーション・パッケージのDDL
処理を,第22図を参照し,かつ第23図に示すマスタPOS
ターミナル13Aの動作を中心に説明する。
イニシャル処理ののち(ステップS80),ホスト装置1
1からDLLを開始する旨のメッセージが送られてくるので
これが受信される(ステップS81)。エラー等の異常が
なければマスタPOSターミナル13Aはホスト装置11に対し
てOK(ACK)を返信する。
続いてホスト装置11からDLLされるアプリケーション
・パッケージのID番号およびローディングの対象となる
サテライトPOSターミナルのターミナルNO.が送られてく
るのでこれが受信される(ステップS82)。DLLされるア
プリケーション・パッケージとはサテライトPOSターミ
ナル13に新たにロードすべきまたは追加すべきパッケー
ジであり,これが複数個あればそれらすべてのID番号が
ホスト装置11から伝送される。また,アプリケーション
・パッケージをロードすべきサテライトPOSターミナル1
3が複数台あればそのすべてのターミナルNO.がホスト装
置11から伝送される。
アプリケーション・パッケージのID番号とサテライト
POSターミナルNO.の受信ののちOKメッセージがマスタPO
Sターミナル13Aからホスト装置11に送られると,次にホ
スト装置11からアプリケーション・パッケージが送られ
てくるのでこれが受信され,RAM62のバッファ・エリアに
格納される(ステップS83)。アプリケーション・パッ
ケージが複数個ある場合には,これらを1個ずつ伝送す
るようにしてもよいし,複数個のアプリケーション・パ
ッケージを連続的に伝送するようにしてもよい。
いずれにしても,すべてのアプリケーション・パッケ
ージの伝送が終るとホスト装置11は終了メッセージを伝
送する。マスタPOSターミナル13Aはこの終了メッセージ
を受信すると(ステップS84),OKメッセージをホスト装
置11に返送する。これにより,ホスト装置11とマスタPO
Sターミナル13Aとの交信が終了する。
続いてマスタPOSターミナル13AはサテライトPOSター
ミナル13との交信に移る。受信したアプリケーション・
パッケージをロードすべきサテライトPOSターミナル13
のターミナルNO.は既に受信している。まず,サテライ
トPOSターミナル13のターミナルNO.を指定するためのポ
インタに0がセットされる(ステップS85)。
ポインタNによって示されるターミナルNO.をもつサ
テライトPOSターミナル13がアプリケーション・プログ
ラムのDLLの対象かどうかが判断される(ステップS8
6)。
ポインタNによって指定されるサテライトPOSターミ
ナル13がDLLの対象であれば,そのサテライトPOSターミ
ナル(ターミナルNO.N)にDLLを開始する旨のメッセー
ジがマスタPOSターミナル13Aから送信される(ステップ
S87)。該当するサテライトPOSターミナル13からOKの旨
のメッセージが返送されると,DLLするアプリケーション
・パッケージのID番号がそのサテライトPOSターミナル1
3に送信される(ステップS88)。
サテライトPOSターミナル13からOKメッセージが送信
されれば,このサテライトPOSターミナル13に,マスタP
OSターミナル13AのRAM62に格納されているアプリケーシ
ョン・パッケージが送信される(ステップS89)。複数
個のアプリケーション・パッケージが1個ずつ別個に送
信されてもよいし,連続的に送信されてもよい。
すべてのアプリケーション・パッケージの送信が終了
すると終了メッセージがマスタPOSターミナル13Aからサ
テライトPOSターミナル13に送信され,そのサテライトP
OSターミナル13からOKのメッセージが返送されればその
サテライトPOSターミナル13に対するDLLは終了する。
ポインタNが1インクレメントされ(ステップS9
0),新たなターミナルNO.のサテライトPOSターミナル1
3に対して上述した処理が繰返される(ステップS91)。
ポインタNの値がサテライトPOSターミナルの数を超え
れば,終了処理を行なって,すべての動作が終る(ステ
ップS92)。
ポインタNによって指定されるターミナルNO.をもつ
サテライトPOSターミナル13がDLLの対象でない場合に
は,ポインタNのインクレメント処理のみが行なわれる
(ステップS86,S90)。
DLLの対象としてマスタPOSターミナル13Aが指定され
ていた場合にはマスタPOSターミナル13Aはホスト装置11
から送られたアプリケーション・パッケージをRAM62の
パッケージ・エリアに格納するのはいうまでもない。
ホスト装置11からは新たなまたは追加すべきアプリケ
ーション・パッケージID番号に加えて,第1および第2
実施例で示したように,必要に応じて削除すべきアプリ
ケーション・パッケージのID番号や,新たなまたは追加
すべきアプリケーション・パッケージを記憶すべきRAM
のアドレス等のデータもマスタPOSターミナル13Aに伝送
され,これらのデータはさらにサテライトPOSターミナ
ル13に伝送される。
第5実施例 上述した第3実施例で明らかにされたように,ECRまた
はPOSターミナル等の端末装置では,アプリケーション
・パッケージiが他のアプリケーション・パッケージj
を呼出し,アプリケーション・インタフェース・プログ
ラムを経て制御を移すことができる。呼出される回数の
多い(使用頻度の高い)アプリケーション・パッケージ
はその端末装置において重要なまたは有用なものであ
る。アプリケーション・パッケージの使用頻度は端末装
置の置かれた状況等によって左右されることもある。し
たがって,アプリケーション・パッケージの呼出された
回数を計数することは重要である。アプリケーション・
パッケージの使用頻度に関する統計に基づいて,その重
要度,利用度の分析が可能となるとともに,必要頻度の
低いアプリケーション・パッケージの開発を中止する等
の措置をとることも可能となる。
一方,アプリケーション・パッケージが呼出された順
序およびその時刻についてのデータを保存することもト
ラブルが発生したときの対策のために必要なことであ
る。
第5の発明はアプリケーション・パッケージの呼出さ
れた回数や時刻を管理することに関するものである。
この実施例では第18図に示すPOSターミナル13がその
まま適用される。第19図に示すROMおよび第20図に示すR
AMの構成もそのまま適用される。
RAM62には第20図に示すエリアに加えて,第24図およ
び第25図に示すテーブルを格納するエリアが設けられて
いる。
第24図はメモリ管理/実行回数管理テーブルを示すも
のであり,これはメモリ管理テーブルに実行回数管理テ
ーブルを追加したものである。メモリ管理テーブルは第
15図に示すものと同じであるが,ここでは簡単のために
アプリケーション・パッケージのID番号とそれに対応し
てプログラムのスタート・アドレスとが記憶されてい
る。メモリ管理/実行回数管理テーブルには上記のデー
タに加えて,アプリケーション・パッケージID番号に対
応してそのアプリケーション・パッケージが呼出された
回数が記憶される。
第25図は実行履歴テーブルを示すもので,呼出された
アプリケーション・パッケージのID番号が呼出された順
序でストアされているとともに,ID番号に対応してその
アプリケーション・パッケージが呼出された時刻(時,
分,秒)がストアされる。
第26図はパッケージ・スーパバイザと呼ばれるプログ
ラムを示すものである。このパッケージ・スーパバイザ
はすべてのアプリケーション・パッケージ内にそれぞれ
設けられており,そのアプリケーション・パッケージか
ら他のアプリケーション・パッケージへの移行を制御す
るものである。第16図との関係でいえば,ステップS71
における処理の詳細を規定するものである。
アプリケーション・パッケージiにしたがう処理を実
行しているときにアプリケーション・パッケージjに移
るための命令pacall(PID,a,b,c)が読出されたとき
に,制御はアプリケーション・パッケージi内のパッケ
ージ・スーパバイザにまず移る。
第26図を参照して,まずメモリ管理テーブルが参照さ
れ,命令pacallによって呼出すべき(移るべき)アプリ
ケーション・パッケージがあるかどうかがチェックされ
る(ステップS100)。呼出すべきアプリケーション・パ
ッケージがなければ(ステップS101でNO),制御はこの
パッケージ・スーパバイザを抜けてアプリケーション・
パッケージi内のプログラムの元の位置に戻る。
呼出すべきアプリケーション・パッケージjがメモリ
管理テーブルにあれば,そのパッケージjのID番号に対
応して実行回数管理テーブルの呼出された回数が1イン
クレメントされる(ステップS101,S102)。
続いて,実行履歴テーブルに呼出されるべきアプリケ
ーション・パッケージjのID番号とそのときの時刻が記
録される(ステップS103)。
この後,制御は第16図に示すパッケージ・インタフェ
ース・プログラムに移行するので(ステップS104),パ
ッケージ・スーパバイザにおける処理は終る。
第6実施例 最後に第27図から第30図を参照して第6の発明の実施
例について詳述する。
この第6実施例においては,第1実施例の説明におい
て用いられた第1図に示すPOSターミナル・システムお
よび第2図に示すアプリケーション・プログラム作成装
置がそのまま適用される。
第1実施例で説明したように,POSターミナルに要求さ
れる機能に応じてアプリケーション・プログラム作成装
置において複数のアプリケーション・パッケージが選択
的に組合され,それらが該当するPOSターミナルにロー
ドされる。アプリケーション・パッケージの価格はそれ
ぞれ異なるからその組合せの価格も組合せに応じて異な
るものとなる。アプリケーション・パッケージの容量も
それぞれ異なるからその組合せをストアするために必要
なメモリ容量も組合せに応じて異なるものとなる。アプ
リケーション・プログラムによってオプション機器を必
要とするものもある。したがって,POSターミナルに要求
される機能に応じてそのPOSターミナルの全体的な価格
も異なるものとなる。
第6実施例は,POSターミナルに対する要求機能一覧の
入力に応答して,その要求機能一覧を満たす機能を備え
たPOSターミナルの総額を見積ることのできるアプリケ
ーション・プログラム作成装置に関するものである。
第1図に示すPOSターミナル・システムおよび第2図
に示すアプリケーション・プログラム作成装置の重複説
明は省略し,異なる点のみ説明する。
アプリケーション・プログラム作成装置10のRAM23に
は,第27図に示すパッケージ・データ・テーブル,第28
図に示すハードウェア単価テーブルおよび第29図に示す
オプション機器単価テーブルがあらかじめ設定されてい
る。
第27図を参照して,パッケージ・データ・テーブルに
は,アプリケーション・パッケージごとに,そのアプリ
ケーション・パッケージのID番号および単価,そのアプ
リケーション・パッケージをストアするために必要なメ
モリ容量,ならびにそのアプリケーション・パッケージ
が必要とする(もしあれば)オプション機器(1個また
は複数個)の番号(NO.)が1パッケージ・レコードと
して記憶されている。これらのパッケージ・レコード
は,ライブラリ24に格納されているすべてのアプリケー
ション・パッケージについて作成されかつパッケージ・
データ・テーブルに設定されている。
オプション機器には,たとえば計量器やCRT表示装置
等がある。POSターミナルに標準的に装備されている表
示装置が数字表示器であるとする。計算器を制御すると
ともにそこから得られる計量データを金額に換算するア
プリケーション・パッケージでは計量器とCRT表示装置
がオプション機器となる。この場合には数字表示器がCR
T表示装置と交換することが必要となる。オプション機
器を必要としないアプリケーション・パッケージもある
のはいうまでもない。
アプリケーション・プログラム作成装置10のCPU20は
入力された機能に対応するアプリケーション・パッケー
ジのID番号をパッケージ・データ・テーブル上で検索
し,そのID番号を含むレコードを参照する。
第28図を参照して,ハードウェア単価テーブルには,
標準ハードウェア単価,各種RAMの単価および各種ROMの
単価が設定されている。
標準ハードウェア単価とは,アプリケーション・パッ
ケージがロードされる端末装置本体の価格であり,アプ
リケーション・パッケージ,アプリケーション・パッケ
ージを格納するためのRAMまたはROMおよびオプション機
器は除かれる。たとえば,常駐プログラムを格納したPO
Sターミナル本体(アプリケーション・パッケージ,ア
プリケーション・パッケージを格納するためのRAMまた
はROMおよびオプション機器を除く)の価格である。
POSターミナルには,上述した実施例のようにアプリ
ケーション・パッケージをRAMに格納するもの(これをR
AMマシンという)と,アプリケーション・パッケージを
ROMに格納するもの(これをROMマシンという)とがあ
る。RAMマシンにおいては,アプリケーション・パッケ
ージは,上記実施例のように,伝送回線を通してまたは
フロッピィ・ディスクを介してRAMにロードされる。ROM
マシンにおいてはアプリケーション・パッケージはROM
ライタ等を用いてROMに書込まれる。
ハードウェア単価テーブルにおいて,RAM単価はRAMマ
シンでアプリケーション・パッケージを格納するために
用いられるRAMの単価である。ROM単価はROMマシンでア
プリケーション・パッケージを書込むために用いられる
ROMの単価である。
アプリケーション・プログラム作成装置10におけるCP
U20は,入力された要求機能一覧に列挙されたすべての
機能を達成するためのアプリケーション・パッケージを
格納するのに必要なメモリ容量をパッケージ・データ・
テーブルを参照して算出し,RAMマシンかROMマシンの指
定入力に応じて算出した容量を満たすRAMまたはROMの種
類および個数を決定し,ハードウェア単価テーブルを参
照して必要なメモリの合計額を算出する。
第29図を参照して,オプション機器単価テーブルに
は,ライブラリ24に格納されているすべてのアプリケー
ション・パッケージで必要とされるオプション機器につ
いて,そのNO.に対応してその価格が設定される。
アプリケーション・プログラム作成装置10のCPU20
は,入力された要求機能一覧に列挙されたすべての機能
を達成するためのアプリケーション・パッケージが要求
するオプション機器をパッケージ・データ・テーブルを
参照して決定し,これらのオプション機器の総額をオプ
ション機器単価テーブルを参照して算出する。
第27図から第29図に示す単価は適宜変更可能であるの
はいうまでもない。
第30図は,アプリケーション・プログラム作成装置10
におけるCPU20の見積り処理手順を示すフロー・チャー
トである。
単価変更指令が入力装置28から入力された場合には,
入力されたパッケージ,ハードウェアおよびオプション
機器の新たな単価に応じて第27図から第29図に示す各テ
ーブルの単価が書換えられる(ステップS110,S111)。
あるPOSターミナルに要求される機能の一覧が入力さ
れると,これらの機能に対応するアプリケーション・パ
ッケージが選択され,それらのID番号が決定される(ス
テップS112,S113)。この後,パッケージ・データ・テ
ーブルを参照して,要求されるすべてのアプリケーショ
ン・パッケージの単価が読出され,かつそれらが相互に
加算され,要求されたアプリケーション・パッケージの
合計金額Sが算出される(ステップS114)。
さらに,パッケージ・データ・テーブルを参照して要
求されるすべてのアプリケーション・パッケージのメモ
リ容量が読出され,それらが相互に加算され,必要なメ
モリ容量Mが算出される(ステップS115)。
このようにして得られたメモリ容量Mに基づき,かつ
RAMマシンかROMマシンかの区別にしたがって,算出され
たメモリ容量をもつ1個もしくは複数個のRAMまたはROM
の種類が決定される(ステップS116)。そして,決定さ
れたRAMまたはROMの種類の単価がハードウェア単価テー
ブルから読出され,必要個数分の単価が相互に加算さ
れ,必要なメモリの合計金額Aが算出される(ステップ
S117)。
さらに,要求されたアプリケーション・パッケージが
必要とするオプション機器のNO.がパッケージ・データ
・テーブルから読出される(ステップS118)。必要なオ
プション機器のNO.に対応する単価がオプション機器単
価テーブルから読出さされ,これらが相互に加算される
ことによりオプション機器の合計価格Bが算出される
(ステップS119)。
ハードウェア単価テーブルから標準ハードウェア価格
が読出される。上記ステップS117で算出された必要なメ
モリの合計価格AとステップS119で算出された必要なオ
プション機器の合計価格Bとが標準ハードウェア価格に
加算され,ハードウェア総価格Hが得られる(ステップ
S120)。
以上の処理において得られたアプリケーション・パッ
ケージの合計価格S,ハードウェア総価格Hおよび必要な
メモリ容量Mが表示装置29に表示される(ステップS12
1)。
以上のようにして,ユーザにおいて必要とされる機能
一覧が入力されると,それらの機能を実現するために必
要なアプリケーション・パッケージが選出され,選出さ
れたアプリケーション・パッケージの組合せによって構
成されるアプリケーション・プログラムの価格,そのア
プリケーション・プログラムを格納するのに必要なメモ
リ容量,およびメモリを含むハードウェアの総価格が算
出される。このようにして要求機能一覧を入力するだけ
で正確なPOSターミナル一台分の見積金額を得ることが
できる。
この発明はPOSターミナルのアプリケーション・プロ
グラム作成装置に限られることなく,ユーザが要求する
端末装置の全機能をアプリケーション・パッケージの組
合せによって実現するあらゆる種類のアプリケーション
・プログラム作成装置に適用できるのはいうまでもな
い。
産業上の利用可能性 端末装置に要求される単位機能ごとにその機能を実現
するためのプログラムがパッケージ化されている。した
がって,端末装置ごとに要求される一組の機能が異なっ
ていてもそれに対応するプログラム・パッケージを組合
せることにより,要求される一組の機能を満たすプログ
ラムを対応する端末装置に容易に供給できる。要求され
た機能に変更があった場合にもこれに容易に対処でき
る。この発明はアプリケーション・プログラムの多品種
生産に適している。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平2−75274 (32)優先日 平2(1990)3月22日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平2−74348 (32)優先日 平2(1990)3月24日 (33)優先権主張国 日本(JP) (56)参考文献 特開 昭59−22120(JP,A) 特開 昭63−118836(JP,A) 特開 昭58−151762(JP,A) 特開 昭62−231360(JP,A) 特開 昭62−171033(JP,A) 特開 昭58−211230(JP,A) 特開 昭58−175037(JP,A) 特開 平1−98347(JP,A) 特開 平1−68833(JP,A) 発明協会公開技報85−14754 発明協会公開技報83−9237

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが単位機能を実現するためのプロ
    グラムからなる複数のプログラム・パッケージを格納し
    たプログラム・ファイル手段, 実現を要求する一組の機能を入力するための機能入力手
    段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージを上記プログラム・ファイ
    ル手段から読出して出力する第1の出力手段, 複数のプログラム・パッケージを示すID番号にそれぞれ
    対応してそのプログラム・パッケージの単価とそのプロ
    グラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量と
    をあらかじめ記憶したパッケージ・データ・テーブル, メモリの種類ごとにその単価をあらかじめ記憶したメモ
    リ単価テーブル, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージの総額を上記パッケージ・
    データ・テーブルを参照して算出する第1の算出手段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメモ
    リ容量を上記パッケージ・データ・テーブルを参照して
    算出する第2の算出手段, 上記第2の算出手段によって算出されたメモリ容量を実
    現するためのメモリの総額を上記メモリ単価テーブルを
    参照して算出する第3の算出手段,ならびに 算出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ容量
    およびメモリ総額を出力する第2の出力手段, を備えているプログラム作成装置を含むプログラム作成
    システム。
  2. 【請求項2】それぞれが単位機能を実現するためのプロ
    グラムからなる複数のプログラム・パッケージを格納し
    たプログラム・ファイル手段, 実現を要求する一組の機能を入力するための機能入力手
    段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージを上記プログラム・ファイ
    ル手段から読出して出力する第1の出力手段, 複数のプログラム・パッケージを示すID番号にそれぞれ
    対応してそのプログラム・パッケージの単価とそのプロ
    グラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量と
    そのプログラム・パッケージの実行に必要なオプション
    機器の種類とをあらかじめ記憶したパッケージ・データ
    ・テーブル, メモリの種類ごとの単価と,標準ハードウェア単価とを
    あらかじめ記憶したハードウェア単価テーブル, オプション機器の種類ごとの単価をあらかじめ記憶した
    オプション機器単価テーブル, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージの総額を上記パッケージ・
    データ・テーブルを参照して算出する第1の算出手段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメモ
    リ容量を上記パッケージ・データ・テーブルを参照して
    算出する第2の算出手段, 上記第2の算出手段によって算出されたメモリ容量を実
    現するためのメモリの総額を上記ハードウェア単価テー
    ブルを参照して算出する第3の算出手段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージによって要求されるオプシ
    ョン機器の総額を上記パッケージ・データ・テーブルお
    よび上記オプション機器単価テーブルを参照して算出す
    る第4の算出手段, 上記ハードウェア単価テーブルに記憶されている標準ハ
    ードウェア価格と,算出されたメモリ総額およびオプシ
    ョン機器総額とを加算してハードウェア総額を算出する
    第5の算出手段,ならびに 算出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ容量
    およびハードウェア総額を出力する第2の出力手段, を備えているプログラム作成装置を含むプログラム作成
    システム。
  3. 【請求項3】それぞれが単位機能を実現するためのプロ
    グラムからなる複数のプログラム・パッケージを格納し
    たプログラム・ファイル手段, 実現を要求する一組の機能を入力するための機能入力手
    段, 複数のプログラム・パッケージを示すID番号にそれぞれ
    対応してそのプログラム・パッケージの単価とそのプロ
    グラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量と
    をあらかじめ記憶したパッケージ・データ・テーブル, メモリの種類ごとにその単価をあらかじめ記憶したメモ
    リ単価テーブル, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージの総額を上記パッケージ・
    データ・テーブルを参照して算出する第1の算出手段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメモ
    リ容量を上記パッケージ・データ・テーブルを参照して
    算出する第2の算出手段, 上記第2の算出手段によって算出されたメモリ容量を実
    現するためのメモリの総額を上記メモリ単価テーブルを
    参照して算出する第3の算出手段,ならびに 算出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ容量
    およびメモリ総額を出力する第2の出力手段, を備えているプログラム作成装置。
  4. 【請求項4】上記第2の出力手段が表示装置である,請
    求の範囲第3項に記載のプログラム作成装置。
  5. 【請求項5】それぞれが単位機能を実現するためのプロ
    グラムからなる複数のプログラム・パッケージを格納し
    たプログラム・ファイル手段, 実現を要求する一組の機能を入力するための機能入力手
    段, 複数のプログラム・パッケージを示すID番号にそれぞれ
    対応してそのプログラム・パッケージの単価とそのプロ
    グラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量と
    そのプログラム・パッケージの実行に必要なオプション
    機器の種類とをあらかじめ記憶したパッケージ・データ
    ・テーブル, メモリの種類ごとの単価と,標準ハードウェア単価とを
    あらかじめ記憶したハードウェア単価テーブル, オプション機器の種類ごとの単価をあらかじめ記憶した
    オプション機器単価テーブル, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージの総額を上記パッケージ・
    データ・テーブルを参照して算出する第1の算出手段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージを格納するのに必要なメモ
    リ容量を上記パッケージ・データ・テーブルを参照して
    算出する第2の算出手段, 上記第2の算出手段によって算出されたメモリ容量を実
    現するためのメモリの総額を上記ハードウェア単価テー
    ブルを参照して算出する第3の算出手段, 上記機能入力手段によって入力された機能を実現するた
    めのプログラム・パッケージによって要求されるオプシ
    ョン機器の総額を上記パッケージ・データ・テーブルお
    よび上記オプション機器単価テーブルを参照して算出す
    る第4の算出手段, 上記ハードウェア単価テーブルに記憶されている標準ハ
    ードウェア価格と,算出されたメモリ総額およびオプシ
    ョン機器総額とを加算してハードウェア総額を算出する
    第5の算出手段,ならびに 算出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ容量
    およびハードウェア総額を出力する第2の出力手段, を備えているプログラム作成装置。
  6. 【請求項6】上記第2の出力手段が表示装置である,請
    求の範囲第5項に記載のプログラム作成装置。
  7. 【請求項7】それぞれが単位機能を実現するためのプロ
    グラムからなる複数のプログラム・パッケージを格納し
    たプログラム・ファイルに格納し, 複数のプログラム・パッケージを示すID番号にそれぞれ
    対応してそのプログラム・パッケージの単価とそのプロ
    グラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量と
    をあらかじめ記憶したパッケージ・データ・テーブルを
    作成し, メモリの種類ごとにその単価をあらかじめ記憶したメモ
    リ単価テーブルを作成し, 入力された一組の機能を実現するためのプログラム・パ
    ッケージの総額を上記パッケージ・データ・テーブルを
    参照して算出し, 入力された一組の機能を実現するためのプログラム・パ
    ッケージを格納するのに必要なメモリ容量を上記パッケ
    ージ・データ・テーブルを参照して算出し, 算出されたメモリ容量を実現するためのメモリの総額を
    上記メモリ単価テーブルを参照して算出し, 算出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ容量
    およびメモリ総額を出力する, プログラム作成方法。
  8. 【請求項8】それぞれが単位機能を実現するためのプロ
    グラムからなる複数のプログラム・パッケージを格納し
    たプログラム・ファイルに格納し, 複数のプログラム・パッケージを示すID番号にそれぞれ
    対応してそのプログラム・パッケージの単価とそのプロ
    グラム・パッケージを格納するのに必要なメモリ容量と
    そのプログラム・パッケージの実行に必要なオプション
    機器の種類とをあらかじめ記憶したパッケージ・データ
    ・テーブルを作成し, メモリの種類ごとの単価と,標準ハードウェア単価とを
    あらかじめ記憶したハードウェア単価テーブルを作成
    し, オプション機器の種類ごとの単価をあらかじめ記憶した
    オプション機器単価テーブルを作成し, 入力された一組の機能を実現するためのプログラム・パ
    ッケージの総額を上記パッケージ・データ・テーブルを
    参照して算出し, 入力された一組の機能を実現するためのプログラム・パ
    ッケージを格納するのに必要なメモリ容量を上記パッケ
    ージ・データ・テーブルを参照して算出し, 算出されたメモリ容量を実現するためのメモリの総額を
    上記ハードウェア単価テーブルを参照して算出し, 入力された一組の機能を実現するためのプログラム・パ
    ッケージによって要求されるオプション機器の総額を上
    記パッケージ・データ・テーブルおよび上記オプション
    機器単価テーブルを参照して算出し, 上記ハードウェア単価テーブルに記憶されている標準ハ
    ードウェア価格と,算出されたメモリ総額およびオプシ
    ョン機器総額とを加算してハードウェア総額を算出し, 算出されたプログラム・パッケージの総額,メモリ容量
    およびハードウェア総額を出力する, プログラム作成方法。
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発明協会公開技報83−9237
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