JP2570067B2 - 複数給湯器制御方法 - Google Patents
複数給湯器制御方法Info
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- JP2570067B2 JP2570067B2 JP4239960A JP23996092A JP2570067B2 JP 2570067 B2 JP2570067 B2 JP 2570067B2 JP 4239960 A JP4239960 A JP 4239960A JP 23996092 A JP23996092 A JP 23996092A JP 2570067 B2 JP2570067 B2 JP 2570067B2
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- water heater
- hot water
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- time
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の給湯器を並列に
接続して給湯能力の範囲を増大させた並列型複数給湯器
における運転制御方式に関する。
接続して給湯能力の範囲を増大させた並列型複数給湯器
における運転制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数の給湯器を並列に接続するこ
とにより、個々の給湯器の備えた給湯能力の範囲（例え
ば、最小出湯量から最大出湯量までの範囲）を増大させ
ることが行われており、このような並列型複数給湯器に
おいては消費湯量の増減に応じて出湯量を増減させる際
に運転する給湯器の台数を制御することが行われる。例
えば、実開昭64− 41844号公報に記載されたものは、２
台の給湯器を接続して成る並列型複数給湯器では、１台
の給湯器のみが運転中の場合に、出湯量即ち消費湯量が
増加して運転中の１台の給湯器の最大出湯能力に達した
時、他の１台の給湯器の水量調整弁を開いて運転を開始
する。２台とも運転している時は、２台の給湯器の水量
調整弁を、予め設定された最大流量を超えない流量の開
度に調節し（過流出防止）、その開度を保持する。次
に、出湯量が減少して一方の給湯器の出湯量が所定値
（例えば、最大値の70％以下）になると他方の給湯器の
水量調整弁を閉じて運転停止することにより、必要な台
数の給湯器を運転して給湯を行う台数制御が行われてい
る。
とにより、個々の給湯器の備えた給湯能力の範囲（例え
ば、最小出湯量から最大出湯量までの範囲）を増大させ
ることが行われており、このような並列型複数給湯器に
おいては消費湯量の増減に応じて出湯量を増減させる際
に運転する給湯器の台数を制御することが行われる。例
えば、実開昭64− 41844号公報に記載されたものは、２
台の給湯器を接続して成る並列型複数給湯器では、１台
の給湯器のみが運転中の場合に、出湯量即ち消費湯量が
増加して運転中の１台の給湯器の最大出湯能力に達した
時、他の１台の給湯器の水量調整弁を開いて運転を開始
する。２台とも運転している時は、２台の給湯器の水量
調整弁を、予め設定された最大流量を超えない流量の開
度に調節し（過流出防止）、その開度を保持する。次
に、出湯量が減少して一方の給湯器の出湯量が所定値
（例えば、最大値の70％以下）になると他方の給湯器の
水量調整弁を閉じて運転停止することにより、必要な台
数の給湯器を運転して給湯を行う台数制御が行われてい
る。
【０００３】ところが、複数給湯器の出湯運転を開始す
る際に最初に出湯運転を開始する給湯器（以下、メイン
給湯器という）を特定すると、特定されたメイン給湯器
の運転時間が極端に長くなって耐久性を劣化させるとい
う問題があり、この問題を解決するために、所定時間
（一般には、24時間）毎に複数給湯器を構成する給湯器
の間でメイン給湯器を順次交替（ローテーション）さ
せ、各給湯器の運転時間を均等にすることが行われてい
る。
る際に最初に出湯運転を開始する給湯器（以下、メイン
給湯器という）を特定すると、特定されたメイン給湯器
の運転時間が極端に長くなって耐久性を劣化させるとい
う問題があり、この問題を解決するために、所定時間
（一般には、24時間）毎に複数給湯器を構成する給湯器
の間でメイン給湯器を順次交替（ローテーション）さ
せ、各給湯器の運転時間を均等にすることが行われてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の並列型複数給湯器の制御においては、マイコン等に
より24時間をカウントしてメイン給湯器のローテーショ
ンを行うものであるが、時間をカウントし始める時点を
給湯器を電源コンセントに接続した時点即ち給湯器設置
施工完了時点とすると、設置作業は通常昼間行われるも
のであるから、ローテーションが使用頻度の高い昼間に
行われることになり、使い勝手が悪くなるという問題が
あった。また、別の方法として、制御システムに設定さ
れた時刻で動作する時計機構を設け、使用頻度の少ない
夜間の設定時刻にローテーションを行わせる方法がある
が、時計設定を忘れたり、時計機構が故障するとローテ
ーションを行わなくなるという問題があった。
来の並列型複数給湯器の制御においては、マイコン等に
より24時間をカウントしてメイン給湯器のローテーショ
ンを行うものであるが、時間をカウントし始める時点を
給湯器を電源コンセントに接続した時点即ち給湯器設置
施工完了時点とすると、設置作業は通常昼間行われるも
のであるから、ローテーションが使用頻度の高い昼間に
行われることになり、使い勝手が悪くなるという問題が
あった。また、別の方法として、制御システムに設定さ
れた時刻で動作する時計機構を設け、使用頻度の少ない
夜間の設定時刻にローテーションを行わせる方法がある
が、時計設定を忘れたり、時計機構が故障するとローテ
ーションを行わなくなるという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、時計設定を忘れた、或い
は時計機構が故障した場合においても確実にメイン給湯
器のローテーションを行うことのできる複数給湯器制御
方法を提供することである。
は時計機構が故障した場合においても確実にメイン給湯
器のローテーションを行うことのできる複数給湯器制御
方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の複数給湯器制御方法は、それぞれ水量調整弁
及び出湯電磁弁を備えた給湯器を少なくとも２台並列に
接続して成る並列型複数給湯器において、予め設定され
たローテーション開始時刻を送信する時計機構と、最新
のローテーション完了から経過した所定時間（例えば、
24時間＋α分、但しαは時計機構とカウンタ機構との間
のバラツキを考慮して定める）を送信するマイコン等か
ら成るカウンタ機構とを設け、時計機構からのローテー
ション開始時刻と、カウンタ機構からの所定時間経過時
刻とで早い方の時刻にローテーションを行うものであ
り、時計設定を忘れた、或いは時計機構が故障した場合
においても確実にメイン給湯器のローテーションを行う
ことができる。
に本発明の複数給湯器制御方法は、それぞれ水量調整弁
及び出湯電磁弁を備えた給湯器を少なくとも２台並列に
接続して成る並列型複数給湯器において、予め設定され
たローテーション開始時刻を送信する時計機構と、最新
のローテーション完了から経過した所定時間（例えば、
24時間＋α分、但しαは時計機構とカウンタ機構との間
のバラツキを考慮して定める）を送信するマイコン等か
ら成るカウンタ機構とを設け、時計機構からのローテー
ション開始時刻と、カウンタ機構からの所定時間経過時
刻とで早い方の時刻にローテーションを行うものであ
り、時計設定を忘れた、或いは時計機構が故障した場合
においても確実にメイン給湯器のローテーションを行う
ことができる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を、図を参照して説明する。
本実施例においては、３台の給湯器１，２，３を並列に
接続しており、各給湯器１，２，３は、それぞれ熱交換
器11，12，13と、熱交換器11，12，13の入口側に接続さ
れた入水路21，22，23と、熱交換器11，12，13の出口側
に接続された出湯路31，32，33と、入水路21，22，23と
出湯路31，32，33とを連通させるバイパス路41，42，43
と、熱交換器11，12，13を加熱するバーナ 101，102 ，
103 とを備えている。
本実施例においては、３台の給湯器１，２，３を並列に
接続しており、各給湯器１，２，３は、それぞれ熱交換
器11，12，13と、熱交換器11，12，13の入口側に接続さ
れた入水路21，22，23と、熱交換器11，12，13の出口側
に接続された出湯路31，32，33と、入水路21，22，23と
出湯路31，32，33とを連通させるバイパス路41，42，43
と、熱交換器11，12，13を加熱するバーナ 101，102 ，
103 とを備えている。
【０００８】各給湯器１，２，３において、バイパス路
41，42，43の分岐部より下流側即ち熱交換器11，12，13
入口側の入水路21，22，23に、缶体通水量ＱK1，ＱK2，
ＱK3を検出する入水量センサ51，52，53を設け、バイパ
ス路41，42，43に、バイパス水量ＱB1，ＱB2，ＱB3を検
出するバイパス水量センサ61，62，63及びバイパス水量
ＱB1，ＱB2，ＱB3を調節するバイパス弁71，72，73を設
けるとともに、バイパス路41，42，43の合流部より上流
側即ち熱交換器11，12，13出口側の出湯路31，32，33に
過流出防止機能付水量調整弁81，82，83を、下流側の出
湯路31，32，33に出湯電磁弁91，92，93を設ける。ま
た、バーナ 101，102 ，103 に接続されたガス供給路に
それぞれ比例制御弁111 ，112 ，113 が設けられてい
る。各給湯器１，２，３の入水路21，22，23を共に元給
水路４に接続する一方、出湯路31，32，33を共に給湯路
５に接続しており、元給水路４に入水温度Ｔc を検出す
る入水温度センサ６が配設されている。
41，42，43の分岐部より下流側即ち熱交換器11，12，13
入口側の入水路21，22，23に、缶体通水量ＱK1，ＱK2，
ＱK3を検出する入水量センサ51，52，53を設け、バイパ
ス路41，42，43に、バイパス水量ＱB1，ＱB2，ＱB3を検
出するバイパス水量センサ61，62，63及びバイパス水量
ＱB1，ＱB2，ＱB3を調節するバイパス弁71，72，73を設
けるとともに、バイパス路41，42，43の合流部より上流
側即ち熱交換器11，12，13出口側の出湯路31，32，33に
過流出防止機能付水量調整弁81，82，83を、下流側の出
湯路31，32，33に出湯電磁弁91，92，93を設ける。ま
た、バーナ 101，102 ，103 に接続されたガス供給路に
それぞれ比例制御弁111 ，112 ，113 が設けられてい
る。各給湯器１，２，３の入水路21，22，23を共に元給
水路４に接続する一方、出湯路31，32，33を共に給湯路
５に接続しており、元給水路４に入水温度Ｔc を検出す
る入水温度センサ６が配設されている。
【０００９】設定温度Ｔs と、入水温度センサ６で検出
した入水温度Ｔc と、入水量センサ51，52，53で検出し
た缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3と、バイパス水量センサ
61，62，63で検出したバイパス水量ＱB1，ＱB2，ＱB3と
に基づいて、バイパス弁71，72，73と、過流出防止機能
付水量調整弁81，82，83と、出湯電磁弁91，92，93及び
比例制御弁111 ，112 ，113 を制御する。
した入水温度Ｔc と、入水量センサ51，52，53で検出し
た缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3と、バイパス水量センサ
61，62，63で検出したバイパス水量ＱB1，ＱB2，ＱB3と
に基づいて、バイパス弁71，72，73と、過流出防止機能
付水量調整弁81，82，83と、出湯電磁弁91，92，93及び
比例制御弁111 ，112 ，113 を制御する。
【００１０】過流出防止機能付水量調整弁81，82，83
は、各給湯器１，２，３の缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3
が各給湯器１，２，３の最大流量Ｑmax1，Ｑmax2，Ｑma
x3以上になる（ＱK1≧Ｑmax1，ＱK2≧Ｑmax2，ＱK3≧Ｑ
max3）時はそれぞれに開度を小さくし、流量を絞って互
いに独立して過流出防止を行うものであり、一方缶体通
水量ＱK1，ＱK2，ＱK3がそれぞれ最大流量Ｑmax1，Ｑma
x2，Ｑmax3未満（ＱK1＜Ｑmax1，ＱK2＜Ｑmax2，ＱK3＜
Ｑmax3）の時は缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3に充分な開
度をそれぞれ保持している。上記過流出防止を行ってい
ない状態では、各給湯器１，２，３の通水抵抗が等しい
と、各給湯器１，２，３の缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3
が互いに等しくなる（ＱK1＝ＱK2＝ＱK3）。
は、各給湯器１，２，３の缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3
が各給湯器１，２，３の最大流量Ｑmax1，Ｑmax2，Ｑma
x3以上になる（ＱK1≧Ｑmax1，ＱK2≧Ｑmax2，ＱK3≧Ｑ
max3）時はそれぞれに開度を小さくし、流量を絞って互
いに独立して過流出防止を行うものであり、一方缶体通
水量ＱK1，ＱK2，ＱK3がそれぞれ最大流量Ｑmax1，Ｑma
x2，Ｑmax3未満（ＱK1＜Ｑmax1，ＱK2＜Ｑmax2，ＱK3＜
Ｑmax3）の時は缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3に充分な開
度をそれぞれ保持している。上記過流出防止を行ってい
ない状態では、各給湯器１，２，３の通水抵抗が等しい
と、各給湯器１，２，３の缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3
が互いに等しくなる（ＱK1＝ＱK2＝ＱK3）。
【００１１】各給湯器１，２，３のバイパス弁71，72，
73は、缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3とバイパス水量
ＱB1，ＱB2，ＱB3との比である分配比として目標分配比
（ＱK1／ＱB1＝１／α1 、ＱK2／ＱB2＝１／α2 、ＱK3
／ＱB3＝１／α3 ）を得る開度にそれぞれ調節される。
73は、缶体通水量ＱK1，ＱK2，ＱK3とバイパス水量
ＱB1，ＱB2，ＱB3との比である分配比として目標分配比
（ＱK1／ＱB1＝１／α1 、ＱK2／ＱB2＝１／α2 、ＱK3
／ＱB3＝１／α3 ）を得る開度にそれぞれ調節される。
【００１２】台数制御においては、メイン給湯器（例え
ば、給湯器１）が出湯運転中に出湯要求量が増大し、所
定の増数条件を満たすと、他の給湯器２，３の出湯運転
を開始するものであり（増数制御）、給湯器１，２また
は給湯器１，２，３が出湯運転中であるときに出湯要求
量が減少し、所定の減数条件を満たすと、最新に出湯運
転を開始した給湯器から順次停止していくものである
（減数制御）。
ば、給湯器１）が出湯運転中に出湯要求量が増大し、所
定の増数条件を満たすと、他の給湯器２，３の出湯運転
を開始するものであり（増数制御）、給湯器１，２また
は給湯器１，２，３が出湯運転中であるときに出湯要求
量が減少し、所定の減数条件を満たすと、最新に出湯運
転を開始した給湯器から順次停止していくものである
（減数制御）。
【００１３】図２において、３台の給湯器１，２，３に
内蔵されて機器本体を制御する複数の機器コントローラ
1011，1012，1013と、各機器コントローラ1011，1012，
1013に対応して伝送線31，32，33でそれぞれ接続された
リモートコントローラ1021，1022, 1023と、各機器コン
トローラ1011，1012，1013と各リモートコントローラ10
21，1022, 1023との間の伝送線1031，1032，1033に伝送
線1051，1052，1053を介して接続されたシステムコント
ローラ1000とを備えており、各機器コントローラ1011，
1012，1013及び各リモートコントローラ1021，1022, 10
23はそれぞれ機器アドレスが割り当てられ、自身の機器
アドレス宛の信号のみを受け付ける。なお、リモートコ
ントローラは機器コントローラ１台に対して２台以上設
けても良いものである。
内蔵されて機器本体を制御する複数の機器コントローラ
1011，1012，1013と、各機器コントローラ1011，1012，
1013に対応して伝送線31，32，33でそれぞれ接続された
リモートコントローラ1021，1022, 1023と、各機器コン
トローラ1011，1012，1013と各リモートコントローラ10
21，1022, 1023との間の伝送線1031，1032，1033に伝送
線1051，1052，1053を介して接続されたシステムコント
ローラ1000とを備えており、各機器コントローラ1011，
1012，1013及び各リモートコントローラ1021，1022, 10
23はそれぞれ機器アドレスが割り当てられ、自身の機器
アドレス宛の信号のみを受け付ける。なお、リモートコ
ントローラは機器コントローラ１台に対して２台以上設
けても良いものである。
【００１４】システムコントローラ1000による制御が開
始されない時は、各機器コントローラ1011，1012，1013
と、それに対応するリモートコントローラ1021，1022,
1023との間のみで信号を送受信し、リモートコントロー
ラ1021，1022, 1023により各機器コントローラ1011，10
12，1013を内蔵する機器本体を制御するもので、それぞ
れ対応する機器コントローラとリモートコントローラと
は同じ機器アドレスが割り当てられており、同じ機器ア
ドレスを備えた機器コントローラとリモートコントロー
ラとの間でのみ信号が送受信される。
始されない時は、各機器コントローラ1011，1012，1013
と、それに対応するリモートコントローラ1021，1022,
1023との間のみで信号を送受信し、リモートコントロー
ラ1021，1022, 1023により各機器コントローラ1011，10
12，1013を内蔵する機器本体を制御するもので、それぞ
れ対応する機器コントローラとリモートコントローラと
は同じ機器アドレスが割り当てられており、同じ機器ア
ドレスを備えた機器コントローラとリモートコントロー
ラとの間でのみ信号が送受信される。
【００１５】システムコントローラ1000による制御が開
始されると、機器コントローラとそれに対応するリモー
トコントローラとの機器アドレスを異ならせることによ
り、機器コントローラ及びリモートコントローラがシス
テムコントローラ1000とのみ通信可能とし、機器コント
ローラとリモートコントローラとの間の直接通信を遮断
する。
始されると、機器コントローラとそれに対応するリモー
トコントローラとの機器アドレスを異ならせることによ
り、機器コントローラ及びリモートコントローラがシス
テムコントローラ1000とのみ通信可能とし、機器コント
ローラとリモートコントローラとの間の直接通信を遮断
する。
【００１７】各機器コントローラ1011，1012，1013に
は、予め設定したローテーション開始時刻（例えば、AM
3:00）になると、出湯開始時に最初に燃焼を開始するメ
イン給湯器を交替するローテーションを行うように信号
を発する時計機構と、前回のローテーション完了からの
経過時間をカウントし、所定時間（例えば、24時間＋α
分、但しαは時計機構とカウンタ機構との間のバラツキ
を考慮して定める）が経過するとローテーションを行う
ように信号を発するマイコン等から成るカウンタ機構と
が設けられており、１台の機器コントローラ（例えば、
1011）で時計機構にローテーション開始時刻（AM3:00）
を設定すると、システムコントローラ1000にローテーシ
ョン開始時刻（AM3:00）が送信されて記憶されるととも
に、システムコントローラ1000から他の機器コントロー
ラ（例えば、1012，1013）に上記設定されたローテーシ
ョン開始時刻（AM3:00）を送信して、他の機器コントロ
ーラ（1012，1013）は受信したローテーション開始時刻
（AM3:00）を設定する。なお、上記機器コントローラに
設けられた時計機構はリモートコントローラの操作で時
刻設定を行うことができるようにすると良く、また、時
計機構とカウンタ機構はリモートコントローラ1021，10
22, 1023に設けても良い。
は、予め設定したローテーション開始時刻（例えば、AM
3:00）になると、出湯開始時に最初に燃焼を開始するメ
イン給湯器を交替するローテーションを行うように信号
を発する時計機構と、前回のローテーション完了からの
経過時間をカウントし、所定時間（例えば、24時間＋α
分、但しαは時計機構とカウンタ機構との間のバラツキ
を考慮して定める）が経過するとローテーションを行う
ように信号を発するマイコン等から成るカウンタ機構と
が設けられており、１台の機器コントローラ（例えば、
1011）で時計機構にローテーション開始時刻（AM3:00）
を設定すると、システムコントローラ1000にローテーシ
ョン開始時刻（AM3:00）が送信されて記憶されるととも
に、システムコントローラ1000から他の機器コントロー
ラ（例えば、1012，1013）に上記設定されたローテーシ
ョン開始時刻（AM3:00）を送信して、他の機器コントロ
ーラ（1012，1013）は受信したローテーション開始時刻
（AM3:00）を設定する。なお、上記機器コントローラに
設けられた時計機構はリモートコントローラの操作で時
刻設定を行うことができるようにすると良く、また、時
計機構とカウンタ機構はリモートコントローラ1021，10
22, 1023に設けても良い。
【００１８】図３のフローチャートにおいてローテーシ
ョン処理を説明すると、カウンタ機構が前回のローテー
ション完了から所定時間（24時間＋α分）の経過をカウ
ントして出力した信号と、時計機構が出力したローテー
ション開始時刻（AM3:00）信号とで、時間的に早く出力
された信号による時刻でローテーションを行い、ローテ
ーション終了後にカウンタ機構を零にリセットする。
ョン処理を説明すると、カウンタ機構が前回のローテー
ション完了から所定時間（24時間＋α分）の経過をカウ
ントして出力した信号と、時計機構が出力したローテー
ション開始時刻（AM3:00）信号とで、時間的に早く出力
された信号による時刻でローテーションを行い、ローテ
ーション終了後にカウンタ機構を零にリセットする。
【００１９】なお、本実施例においては、システムコン
トローラ1000が設けられているが、システムコントロー
ラ1000を備えていない複数給湯器制御システムにおいて
も、各機器コントローラ1011，1012，1013にカウンタ機
構と時計機構とを設けているから、ローテーションを行
うことができる。また、システムコントローラ1000にの
みカウンタ機構と時計機構とを設けても良い。
トローラ1000が設けられているが、システムコントロー
ラ1000を備えていない複数給湯器制御システムにおいて
も、各機器コントローラ1011，1012，1013にカウンタ機
構と時計機構とを設けているから、ローテーションを行
うことができる。また、システムコントローラ1000にの
みカウンタ機構と時計機構とを設けても良い。
【００２０】上記実施例においては、全ての給湯器が時
計機構を備えているものについて述べてきたが、時計機
構を備えていない給湯器を接続しても良い、即ち少なく
とも１台の給湯器に時計機構が備えられていれば良いも
のであり、少なくとも１台の給湯器に時計機構とカウン
タ機構が備えられていることにより、上記ローテーショ
ン制御を行うことができ、また、システムコントローラ
が時計機構を備えた給湯器から現在時刻を受信して記憶
し、時計機構を備えていない給湯器のリモートコントロ
ーラに現在時刻を送信して表示する。
計機構を備えているものについて述べてきたが、時計機
構を備えていない給湯器を接続しても良い、即ち少なく
とも１台の給湯器に時計機構が備えられていれば良いも
のであり、少なくとも１台の給湯器に時計機構とカウン
タ機構が備えられていることにより、上記ローテーショ
ン制御を行うことができ、また、システムコントローラ
が時計機構を備えた給湯器から現在時刻を受信して記憶
し、時計機構を備えていない給湯器のリモートコントロ
ーラに現在時刻を送信して表示する。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から次に述べる効果を奏する。予め設定されたローテー
ション開始時刻を送信する時計機構と、最新のローテー
ション完了から経過した所定時間（例えば、24時間＋α
分、但しαは時計機構とカウンタ機構との間のバラツキ
を考慮して定める）を送信するマイコン等から成るカウ
ンタ機構とを設け、時計機構からのローテーション開始
時刻と、カウンタ機構からの所定時間経過時刻とで早い
方の時刻にローテーションを行うものであり、時計設定
を忘れた、或いは時計機構が故障した場合においても確
実にメイン給湯器のローテーションを行うことができ
る。
から次に述べる効果を奏する。予め設定されたローテー
ション開始時刻を送信する時計機構と、最新のローテー
ション完了から経過した所定時間（例えば、24時間＋α
分、但しαは時計機構とカウンタ機構との間のバラツキ
を考慮して定める）を送信するマイコン等から成るカウ
ンタ機構とを設け、時計機構からのローテーション開始
時刻と、カウンタ機構からの所定時間経過時刻とで早い
方の時刻にローテーションを行うものであり、時計設定
を忘れた、或いは時計機構が故障した場合においても確
実にメイン給湯器のローテーションを行うことができ
る。
【図１】 本発明の複数給湯器制御方法を適用する複数
給湯器の概略構成図である。
給湯器の概略構成図である。
【図２】 本発明の複数給湯器の制御ブロック図であ
る。
る。
【図３】 本発明に係る複数給湯器制御方法のフローチ
ャートである。
ャートである。
１，２，３ 給湯器、４ 元給水路、５ 給湯路、６
入水温度センサ 11，12，13 熱交換器、21，22，23 入水路、31，32，
33 出湯路 41，42，43 バイパス路、51，52，53 入水量センサ 61，62，63 バイパス水量センサ、71，72，73 バイパ
ス弁 81，82，83 過流出防止機能付水量調整弁、91，92，93
出湯電磁弁 1000 システムコントローラ、1011，1012，1013機器コ
ントローラ 1021，1022, 1023リモートコントローラ
入水温度センサ 11，12，13 熱交換器、21，22，23 入水路、31，32，
33 出湯路 41，42，43 バイパス路、51，52，53 入水量センサ 61，62，63 バイパス水量センサ、71，72，73 バイパ
ス弁 81，82，83 過流出防止機能付水量調整弁、91，92，93
出湯電磁弁 1000 システムコントローラ、1011，1012，1013機器コ
ントローラ 1021，1022, 1023リモートコントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 水量調整弁及び出湯電磁弁を備えた給湯
器を少なくとも２台並列に接続して成る並列型複数給湯
器において、ローテーション開始時刻を送信する時計機
構と、最新のローテーション完了から経過した所定時間
を送信するカウンタ機構とを設け、時計機構からのロー
テーション開始時刻と、カウンタ機構からの所定時間経
過時刻とで早い方の時刻にローテーションを行うことを
特徴とする複数給湯器制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4239960A JP2570067B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 複数給湯器制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4239960A JP2570067B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 複数給湯器制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666449A JPH0666449A (ja) | 1994-03-08 |
| JP2570067B2 true JP2570067B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17052396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4239960A Expired - Fee Related JP2570067B2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 複数給湯器制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570067B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH083387B2 (ja) * | 1988-08-18 | 1996-01-17 | リンナイ株式会社 | 併設型給湯器の水量制御装置 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP4239960A patent/JP2570067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0666449A (ja) | 1994-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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