JP2871078B2 - 並列設置給湯器の運転制御方法 - Google Patents

並列設置給湯器の運転制御方法

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JP2871078B2 JP2318113A JP31811390A JP2871078B2 JP 2871078 B2 JP2871078 B2 JP 2871078B2 JP 2318113 A JP2318113 A JP 2318113A JP 31811390 A JP31811390 A JP 31811390A JP 2871078 B2 JP2871078 B2 JP 2871078B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数台の瞬間式給湯器を並列に設置し、水
源より送られる水を各給湯器に分岐供給して各給湯器で
熱交換された湯の合計を給湯することができるように構
成し、かつ、水源側に取付けたフローセンサにより流量
を検出し、小流量の場合には1台の給湯器を運転し、流
量増加に応じて他の給湯器を同時に運転して、低能力か
ら大能力まで安定した給湯を行なうことができるように
した給湯装置の運転制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
前記並列設置給湯器の一例を第5図について説明す
る。第5図において、1,2,3はそれぞれ並列に設置され
た瞬間式給湯器であって、その各給湯器の熱交換器を給
水管4に並列に接続すると共に、それぞれの出湯管を共
通の給湯管5に接続している。なお、6は給湯栓であ
る。
この種の給湯装置は、水源側にフローセンサ7を配設
し、その検出値に基づいてマイコン制御部8により各給
湯器の運転が制御される。すなわち、従来は、小流量の
場合は給湯器1の電磁弁1aを開き、1台の給湯器1のみ
を運転して給湯し、1台の給湯器の能力以上の流量のと
きには電磁弁1a,2aを開いて2台の給湯器1と2とを運
転し、流量がさらに多い場合には電磁弁1a,2a,3aを開い
て3台の給湯器1,2,3を同時に運転して大型給湯器と同
様の機能を持たせている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の並列設置給湯器の運転は、1台の能
力範囲内の流量の場合はNo1の給湯器1を運転し、それ
以上の流量の場合はNo1とNo2の給湯器1,2を運転し、さ
らにそれ以上の流量の場合はNo1〜No3の給湯器1,2,3を
運転するというふうに運転の順序が特定されていた。
このため、従来のこの種の給湯装置においては、個々
の給湯器の使用頻度および運転時間が異なり、最少流量
時に運転される器具に最も負担が掛って寿命が決定され
るという問題がある。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、複
数台の給湯器の使用頻度および運転時間をほゞ均等化さ
せて器具全体の寿命を延長することができる並列設置給
湯器の運転制御方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記の如き目的を達成するため、小流量で
最初に運転される待機用給湯器を特定することなく、2
台またはそれ以上の運転を行った後1台運転の流量であ
ることを検出すると待機用給湯器を順送りに切替えるこ
とを特徴とする。
また、本発明は、1台運転の流量時にはそのトータル
流量をカウントし、そのトータル流量が設定流量以上に
達した後流量が零になったことを検出すると待機用給湯
器を他の給湯器に切替えることを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、前記の如く、2台またはそれ以上の運転を
行った後1台の運転の流量であることを検出すると待機
用給湯器を順送りに切替えるので、例えば3台並列設置
の場合、最初の待機用給湯器をNo1の給湯器とすると、
小流量の場合にはNo1の給湯器が運転され、1台運転の
能力以上のときにはNo1とNo2、またはNo1,No2,No3の給
湯器が運転され、その後1台運転の流量であることを検
出するとNo2の給湯器が待機用給湯器となり、次回の給
湯時にはNo2の給湯器から運転され、さらにその運転が
複数台になった後1台運転の流量になったことを検出す
るとNo3の給湯器が待機用給湯器となり、かくして小流
量で最初に運転される給湯器が順次切替えられて各給湯
器の使用頻度が平均化される。
また、本発明は、1台運転の流量時にはそのトータル
流量をカウントし、そのトータル流量が設定流量以上に
達した後流量が零すなわち運転を停止したことを検出す
ると、待機用給湯器を他の給湯器に切替えるので、1台
運転流量の状態が続く場合でも各給湯器の使用頻度を平
均化させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施の一例を第2図ないし第4図につ
いて説明する。
第1図は2台の給湯器を並列設置した場合の運転動作
のフローチャートを示すものである。
この図に示すように、電源をオンすると、待機用給湯
器の電磁弁(この場合No1給湯器の電磁弁1a)が開いて
待機する。この状態において給湯栓6が開かれると、流
水があったことをフローンサ7が検出して電子制御部8
によりNo1給湯器の運転を開始し、次いで流量が1台運
転の能力x(例えば毎分9)以上かどうかを判断
し、流量がx以上のときにはNo2給湯器の電磁弁2aを
開いてNo1とNo2の給湯器の合計能力により給湯する。そ
して、その後もフローセンサによる流量の検出を続行
し、2台運転を行なう必要がない流量x−x′(例えば
毎分7)以下であることを検出すると、No1給湯器の
電磁弁1aをオフしてNo2給湯器により給湯する。
そして、前記No1またはNo2給湯器単独の運転時には、
そのトータル流量をカウントし、そのトータル流量が設
定流量例えば100以上になったかどうかを判断し、設
定トータル流量以上になってから流量零すなわち運転を
中止し、その運転中止状態が例えば5秒以上継続したこ
とを検知するとNo2電磁弁をオンすると共にNo1電磁弁を
オフし、かつ、トータル流量カウンターをリセットす
る。すなわち、この場合は、待機用給湯器がNo1であっ
たものをNo2給湯器に切替える。
上記の動作において、流量零にかったことを検出した
後待機用給湯器を切替えるのは、給湯中に切替えると、
その時の流量によって温度が急上昇したり、場合によっ
ては一時的に停止状態になることがあるなどタイミング
に問題があるからである。
第2図ないし第4図は給湯器を3台設置した場合に本
発明を適用した運転動作のフローチャートである。
第1図と同様に、No1給湯器を最初の待機用とした場
合には、電源オンによりNo1給湯器の電磁弁1aがオンす
る。
この状態において給湯栓6が開かれると、第1図と同
様にしてNo1給湯器を運転し、流量がx(例えば毎分
9)以上のときにはNo2給湯器の電磁弁もオンして2
台並列運転を行ない、さらに、x+x′(例えば毎分
11)以上のときにはNo3の給湯器の電磁弁もオンして
3台並列運転を行なう。そして、フローセンサ7が3台
運転を行なう必要がない流量であることを検出するとNo
3給湯器の電磁弁をオフし、さらに、2台運転を行なう
必要がない流量であることを検出するとNo1給湯器の電
磁弁をオフしてNo2給湯器に単独運転にて給湯する。ま
た、No1またはNo2給湯器の単独運転時には、そのトータ
ル流量をカウントし、そのトータル流量が設定流量例え
ば100以上になったかどうかを判断し、設定流量以上
になってから流量が零になってその状態がある設定時間
経過したことを検出するとNo2給湯器の電磁弁をオンす
ると共にNo1給湯器の電磁弁をオフし、かつ、トータル
流量カウンターをリセットする。
かくしてNo2給湯器が待機状態となり、次に給湯栓が
開かれると、第3図に示すように、先ず第2給湯器が運
転され、2台運転が必要な流量のときにはNo2給湯器とN
o3給湯器とが運転され、3台運転が必要な流量のときに
はさらにNo1給湯器が運転され、かくして複数台の運転
が行なわれた後1台運転の流量になるとNo3給湯器が待
機状態となる。また、このとき、1台運転の流量でトー
タル流量が設定流量以上になった後流量零になったこと
を検出した場合もNo3給湯器が待機状態となる。
かくしてNo3給湯器が待機状態になってから給湯栓が
開かれると、第4図に示すように、先ずNo3給湯器が運
転され、2台運転が必要な流量になるとNo3給湯器とNo1
給湯器とが運転され、3台運転が必要な流量になるとさ
らにNo2給湯器が運転され、その後1台運転の流量にな
るとNo1が待機状態となって次回の運転は第2図の如く
して行なわれる。1台運転の流量でトータル流量が設定
流量以上になった後流量零になったことを検出した場合
も同様である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、複数の給湯器を
並列に設置する給湯装置において、各給湯器の使用頻度
および運転時間をほゞ均等化させて器具全体の寿命を延
長させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は2台の給湯器を並列設置した場合の本発明の一
実施例を示すフローチャート、第2図ないし第4図は3
台の給湯器を並列設置した場合の本発明の一実施例を示
すフローチャートで、第2図は最初の給湯時、第3図は
2回目の給湯時、第4図は3回目の給湯時のものであ
る。第5図は並列設置給湯器の構成を示す説明図であ
る。 1……No1給湯器、1a……No1給湯器の電磁弁、2……No
2給湯器、2a……No2給湯器の電磁弁、3……No3給湯
器、3a……No3給湯器の電磁弁、4……給水管、5……
給湯管、6……給湯栓、7……フローセンサ、8……電
子制御部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の瞬間式給湯器を並列に設置し、水源
    より送られる水を各給湯器に分岐供給して各給湯器で熱
    交換された湯の合計を給湯することができるように構成
    し、かつ、水源側に取付けたフローセンサにより流量を
    検出し、その検出流量に応じて給湯器の使用台数を切り
    替えるようにした並列設置給湯器の運転制御方法であっ
    て、小流量で最初に運転される待機用給湯器を特定する
    ことなく、2台またはそれ以上の運転を行った後1台運
    転の流量であることを検出すると待機用給湯器を順送り
    に切替えることを特徴とする並列設置給湯器の運転制御
    方法。
  2. 【請求項2】複数の瞬間式給湯器を並列に設置し、水源
    より送られる水を各給湯器に分岐供給して各給湯器で熱
    交換された湯の合計を給湯することができるように構成
    し、かつ、水源側に取付けたフローセンサにより流量を
    検出し、その検出流量に応じて給湯器の使用台数を切り
    替えるようにした並列設置給湯器の運転制御方法であっ
    て、小流量で最初に運転される待機用給湯器を特定する
    ことなく、2台またはそれぞれ以上の運転を行った後1
    台運転の流量であることを検出すると待機用給湯器を順
    送りに切替えると共に、1台運転の流量時にはそのトー
    タル流量をカウントし、そのトータル流量が設定流量以
    上に達した後流量が零になったことを検出すると待機用
    給湯器を切替えることを特徴とする並列設置給湯器の運
    転制御方法。
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