JP2569753Y2 - 電動載置台 - Google Patents

電動載置台

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JP2569753Y2
JP2569753Y2 JP1991017435U JP1743591U JP2569753Y2 JP 2569753 Y2 JP2569753 Y2 JP 2569753Y2 JP 1991017435 U JP1991017435 U JP 1991017435U JP 1743591 U JP1743591 U JP 1743591U JP 2569753 Y2 JP2569753 Y2 JP 2569753Y2
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松沢広文
田口英行
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば眼科装置が装
着される可動テーブルをモータで駆動するようにした電
動載置台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、眼科装置が装着された可動テーブ
ルを本体上に左右移動可能に設け、この可動テーブルを
左右方向に駆動するモータを設けると共に、このモータ
を正転又は逆転させて可動テーブルを左動又は右動させ
る左動スイッチ及び右動スイッチを設けた電動載置台が
考えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この様な電動載置台に
おいては、スイッチの操作方向が可動テーブルの移動方
向と必ずしも一致していなかった。このため、可動テー
ブルを希望の方向に一操作で駆動するには、各スイッチ
の操作による可動テーブルの移動方向を記憶するか、或
はスイッチの側部に付された駆動方向表示を見るかする
必要があり、不便であった。
【0004】そこで、この考案は、この様な点に鑑み、
可動テーブルの駆動方向とモータ駆動操作用の操作手段
の操作方向とを一致させることにより、従来のような配
慮を必要としない電動載置台を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案は、可動テーブルを本体上に上下又は水平
方向に移動可能に設け、前記可動テーブルを移動方向に
モータで移動駆動可能に設けた電動載置台において、前
記可動テーブルの端部に前記可動テーブルの移動方向に
操作可能で且つ前記端部から突出するレバーを設け、前
記レバーの操作方向を検知する検知手段を設けると共
に、前記検知手段からの検知信号を基に前記可動テーブ
ルを前記レバーの操作方向に駆動可能に前記モータを制
御する制御手段が設けられている電動載置台としたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】この様な構成によれば、モータ停止時にレバー
を可動テーブルの移動方向に操作すると、レバーの操作
方向が検知手段により検知され、この検知手段からの検
知信号は制御手段に入力される。
【0007】この制御手段は、検知信号を受けてレバー
の操作方向を判断し、可動テーブルをレバーの操作方向
に駆動可能にモータを駆動制御する。また、可動テーブ
ルの移動範囲内に例えば車椅子の肘掛け等の障害物、或
は壁等の障害物があると、レバーの端部が肘掛けや壁等
の障害物に当って、検知手段からの検知信号が制御手段
に入力され、制御手段が可動テーブル3の移動を停止さ
せるので、可動テーブルの移動範囲に障害物があって
も、可動テーブルやモータ或は障害物等の破損を防止で
きると共に、障害物が人である場合には安全性を充分に
確保できる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0009】[第1実施例] 図1〜図5はこの考案の第1実施例を示したものであ
る。
【0010】図1において、1は本体、2は本体1に昇
降駆動可能に装着された昇降支柱(可動支柱)、3は昇降
支柱2上に水平方向に左右動可能に装着された左右動テ
ーブル(可動テーブル)である。
【0011】昇降支柱2は図4に示した昇降モータ5
(図1では省略)で昇降駆動され、左右動テーブル3は図
4に示した左右動モータ6(図1では省略)で左右に駆動
される様になっている。
【0012】左右動テーブル3の両端部下面すなわちテ
ーブルの移動方向端部下面には筺体状に形成されたブラ
ケット7(図2〜図3参照)が固定されている。このブラ
ケット7の側面には、昇降モータ5を正転させて昇降支
柱2を上昇させる上昇スイッチ8、及び昇降モータ5を
逆転させて昇降支柱2を下降させる下降スイッチ9が装
着されている。
【0013】また、左右動テーブル3の端部下方には、
図3に示した様にスイッチ押圧部10a,操作部10
b,検出端部10cからクランク状に形成された操作レ
バー10が配設されている。この操作レバー10のスイ
ッチ押圧部10aは左右動テーブル3の移動方向と直交
する水平軸11を介して枢着されている。しかも、この
操作レバー10は、操作部10bが垂直になるように図
示しないスプリングで付勢保持されている。これにより
操作レバー10の操作部10bが左右動テーブル3の移
動方向に回動操作可能となっている。
【0014】更に、ブラケット7内には、操作レバー1
0の操作方向を検知する検知手段が配設されている。こ
の検知手段は、スイッチ押圧部10aの上下に配設した
マイクロスイッチ12,13から構成されている。
【0015】本体1内には、検知手段からの検知信号を
基に左右動テーブル3を操作レバー10の操作方向に駆
動可能に左右動モータ6を制御する制御回路14(図4
参照)が制御手段として配設されている。
【0016】次に、この様な構成の電動載置台の制御回
路14による制御を説明する。
【0017】この様な構成によれば制御回路14は、図
示しないメイン電源が投入された状態で、上昇スイッチ
8をONさせると、昇降モータ5を正転させて、昇降支柱
2が上昇させる。また、制御回路14は、下降スイッチ
9をONさせると、昇降モータ5を逆転させて、昇降支柱
2を下降させる。
【0018】一方、左右動モータ6の停止時に操作レバ
ー10の操作部10bを左右動テーブル3の移動方向の
一方に操作すると、例えば図5(a)に示した様に左方に
引っ張り操作すると、操作レバー10のスイッチ押圧部
10aによりマイクロスイッチ12がONさせられる。こ
れにより、操作レバー10の左操作方向が検知手段であ
るマイクロスイッチ12により検知され、このマイクロ
スイッチ12からの検知信号(ON信号)は制御回路14に
入力される。
【0019】このマイクロスイッチ12からの検知信号
を受けると制御回路14は、操作レバー10の操作方向
を左方と判断し、左右動テーブル3を操作レバー10の
操作方向である左方に駆動可能に左右動モータ6を正転
駆動制御して、左右動テーブル3を左方に駆動する。
【0020】この駆動による左右動テーブル3の左方へ
の移動に伴い、図5(c)の如く左右動テーブル3の移動
範囲内に例えば車椅子の肘掛け15等の障害物、或は図
5(d)の如く壁16等の障害物があると、操作レバー1
0の検出端部10cが肘掛け15や壁16等の障害物に
当って、マイクロスイッチ13がONさせられ、このON信
号が制御回路14に入力される。このれにより制御回路
14は、左右動モータ6を停止させて、左右動テーブル
3の左方への移動を停止させる。この様にして可動テー
ブル3の移動範囲に障害物があっても、可動テーブル3
やモータ或は障害物等の破損を防止できると共に、障害
物が人である場合には安全性を充分に確保できる。
【0021】また、左右動モータ6の停止時に操作レバ
ー10を左右動テーブル3の移動方向の他方、例えば図
5(b)の如く右方に押圧操作すると、操作レバー10の
スイッチ押圧部10aによりマイクロスイッチ13がON
させられる。これにより、操作レバー10の操作方向が
検知手段であるマイクロスイッチ13により検知され、
このマイクロスイッチ13からの検知信号(ON信号)は制
御回路14に入力される。
【0022】このマイクロスイッチ14からの検知信号
を受けると制御回路14は、操作レバー10の操作方向
を右方と判断し、左右動テーブル3を操作レバー10の
操作方向である右方に駆動可能に左右動モータ6を逆転
駆動制御して、左右動テーブル3を右方に駆動する。
【0023】[第2実施例] 以上説明した実施例では、操作レバー10の操作で左右
動テーブル3を左右方向への駆動制御させるようにした
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、
図6〜図9に示した様にしても良い。
【0024】図6においては、操作レバー20が、ブラ
ケット7に水平軸21で上下回動可能に枢着されている
と共に、図示しないスプリングで常時は水平に保持され
ている。
【0025】また、図7に示した如く操作レバー20の
基部の上下に配設したマイクロスイッチ22,23がブ
ラケット7に検知手段として取り付けられていて、図8
(a),(b)に示した様に操作レバー20の上動操作により
マイクロスイッチ22がONさせられ、操作レバー20の
下動操作によりマイクロスイッチ23がONさせられ、マ
イクロスイッチ22,23からのON信号(検知信号)は制
御回路24に入力される様になっている。
【0026】しかも、制御回路24は、マイクロスイッ
チ22からのON信号を受けると、昇降モータ5を正転さ
せてテーブル2,3を上昇させ、マイクロスイッチ23
からのON信号を受けると、昇降モータ5を逆転させてテ
ーブル2,3を下降させる。
【0027】尚、図9に示した様に、操作レバー20を
含むテーブル上下動操作手段を左右動テーブル3の左右
端部だけでなく前後縁部にも複数設けることにより、こ
のテーブル上下動操作手段を安全のためのストッパスイ
ッチとしても良い。
【0028】
【効果】この考案は、以上説明したように、可動テーブ
ルの駆動方向とモータ駆動操作用の操作手段の操作方向
とを一致させる様にしたので、いずれのスイッチが可動
テーブルをどの方向に駆動するものであるか否かを記憶
したり確認したりする様な面倒な作業をしなくても、移
動方向を間違うことなく可動テーブルを希望の方向に駆
動することができる。また、可動テーブルの移動範囲内
に例えば車椅子の肘掛け等の障害物、或は壁等の障害物
があると、レバーの端部が肘掛けや壁等の障害物に当っ
て、検知手段からの検知信号が制御手段に入力され、制
御手段が可動テーブルの移動を停止させるので、可動テ
ーブルの移動範囲に障害物があっても、可動テーブルや
モータ或は障害物等の破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る可動テーブルの第1実施例の正
面図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】図1の可動テーブルの要部断面図である。
【図4】図1〜図4の可動テーブルの制御回路図であ
る。
【図5】(a)〜(d)は、図1〜図4に示した可動テーブル
の操作説明図である。
【図6】図6はこの考案に係る可動テーブルの第2実施
例を示す正面図である。
【図7】図6の可動テーブルの要部拡大断面図である。
【図8】(a),(b)は、図6,図7に示した可動テーブル
の操作説明図である。
【図9】図6〜図8に示した可動テーブルの変形例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…固定テーブル 2…昇降支柱(可動支柱) 3…左右動テーブル(可動テーブル) 5…昇降モータ 6…左右動モータ 10…操作レバー 12,13…マイクロスイッチ(検知手段) 14…制御回路(制御手段) 22,23…マイクロスイッチ(検知手段) 24…制御回路(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 古川桂子 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社ト プコン内 (72)考案者 小村清一 大阪市八尾市西弓削3−9株式会社コム ラ製作所内 (56)参考文献 実開 昭62−136830(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動テーブルを本体上に上下又は水平方
    向に移動可能に設け、前記可動テーブルを移動方向にモ
    ータで移動駆動可能に設けた電動載置台において、 前記可動テーブルの端部に前記可動テーブルの移動方向
    に操作可能で且つ前記端部から突出するレバーを設け、
    前記レバーの操作方向を検知する検知手段を設けると共
    に、前記検知手段からの検知信号を基に前記可動テーブ
    ルを前記レバーの操作方向に駆動可能に前記モータを制
    御する制御手段が設けられていることを特徴とする電動
    載置台。
JP1991017435U 1991-03-22 1991-03-22 電動載置台 Expired - Fee Related JP2569753Y2 (ja)

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