JP2569692Y2 - 採光窓の化粧板取付構造 - Google Patents
採光窓の化粧板取付構造Info
- Publication number
- JP2569692Y2 JP2569692Y2 JP3216193U JP3216193U JP2569692Y2 JP 2569692 Y2 JP2569692 Y2 JP 2569692Y2 JP 3216193 U JP3216193 U JP 3216193U JP 3216193 U JP3216193 U JP 3216193U JP 2569692 Y2 JP2569692 Y2 JP 2569692Y2
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- JP
- Japan
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- main body
- body frame
- clip
- frame
- decorative plate
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は採光窓の化粧板取付構造
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、換気等のための開閉用機構を電動
で形成したり、この開閉指示を赤外線等を利用したリモ
ートコントロールで行えるようにした採光窓が提供され
ている。この場合、採光窓における本体枠の枠部内に、
上記開閉のための機構や配線を納めるための収納空間を
形成するとともに、この収納空間を隠す化粧板を本体枠
の内面に取り付けておき、上記機構のメンテナンスや配
線作業等は、上記化粧板を取り外して行うものとしてい
る。
で形成したり、この開閉指示を赤外線等を利用したリモ
ートコントロールで行えるようにした採光窓が提供され
ている。この場合、採光窓における本体枠の枠部内に、
上記開閉のための機構や配線を納めるための収納空間を
形成するとともに、この収納空間を隠す化粧板を本体枠
の内面に取り付けておき、上記機構のメンテナンスや配
線作業等は、上記化粧板を取り外して行うものとしてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の化粧板
はビス止めであったために、採光窓の本体枠の内面にビ
スが露出して見栄えが悪くなる上に、このビス止めされ
た化粧板の着脱は、高所での作業となることもあって、
手間のかかるものとなっている。本考案はこのような点
に鑑み為されたものであり、その目的とするところは化
粧板の着脱を容易に行うことができる採光窓の化粧板取
付構造を提供するにある。
はビス止めであったために、採光窓の本体枠の内面にビ
スが露出して見栄えが悪くなる上に、このビス止めされ
た化粧板の着脱は、高所での作業となることもあって、
手間のかかるものとなっている。本考案はこのような点
に鑑み為されたものであり、その目的とするところは化
粧板の着脱を容易に行うことができる採光窓の化粧板取
付構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、採光
窓における本体枠の内面に取り付けられて本体枠の枠部
内に設けた収納空間を隠す化粧板の取付構造であって、
本体枠の枠部の下部に設けた上方に開口する溝に化粧板
の下端縁を位置させるとともに、本体枠の枠部の上部に
着脱自在となっているクリップによって、化粧板の上部
を固定していることに特徴を有している。
窓における本体枠の内面に取り付けられて本体枠の枠部
内に設けた収納空間を隠す化粧板の取付構造であって、
本体枠の枠部の下部に設けた上方に開口する溝に化粧板
の下端縁を位置させるとともに、本体枠の枠部の上部に
着脱自在となっているクリップによって、化粧板の上部
を固定していることに特徴を有している。
【0005】
【作用】本考案によれば、クリップの着脱を行うだけで
化粧板の着脱を行うことができる。この時、本体枠の枠
部の上部に、その辺に沿ってクリップをスライド自在と
する係合部と、この係合部の一端にあってクリップを着
脱自在とする着脱用切欠部とを設けておけば、クリップ
が不用意に外れてしまうことがないものとすることがで
きる。
化粧板の着脱を行うことができる。この時、本体枠の枠
部の上部に、その辺に沿ってクリップをスライド自在と
する係合部と、この係合部の一端にあってクリップを着
脱自在とする着脱用切欠部とを設けておけば、クリップ
が不用意に外れてしまうことがないものとすることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図に示す採光窓は、屋根部に取り付けられる本体
枠1と、本体枠1の下部に取り付けられる下部枠3と、
本体枠1の上面に固定される金属製の取付枠2と、2層
の透明板40,40を有して上記取付枠2における蝶番
部20に回動自在に取り付けられる窓体4とからなるも
ので、本体枠2の一片には、上記窓体4の開閉のための
駆動部5や、図3に示すように駆動部5に至る電源接続
のための端子台55等を納める収納空間10が形成され
ており、また本体枠1の内面には収納空間10を隠すた
めの化粧板11が取り付けられている。この化粧板11
は、その下縁が上記下部枠3の上面に形成された溝30
に嵌まるとともに、上部がクリップ6によって固定され
ている。
ると、図に示す採光窓は、屋根部に取り付けられる本体
枠1と、本体枠1の下部に取り付けられる下部枠3と、
本体枠1の上面に固定される金属製の取付枠2と、2層
の透明板40,40を有して上記取付枠2における蝶番
部20に回動自在に取り付けられる窓体4とからなるも
ので、本体枠2の一片には、上記窓体4の開閉のための
駆動部5や、図3に示すように駆動部5に至る電源接続
のための端子台55等を納める収納空間10が形成され
ており、また本体枠1の内面には収納空間10を隠すた
めの化粧板11が取り付けられている。この化粧板11
は、その下縁が上記下部枠3の上面に形成された溝30
に嵌まるとともに、上部がクリップ6によって固定され
ている。
【0007】ここにおけるクリップ6は、図2にも示す
ように、上下に並ぶ突片60,61を備えたもので、本
対枠1の上部に固着されたプレート15を突片60,6
1間ではさむようにして本体枠1に取り付けられる。上
記プレート15は、その上面に長手方向に沿った係合溝
16を備えるとともに、この係合溝16を横断すること
になる切欠17とを備えており、上部の突片60の先端
に上記係合溝16と係合する凸部を備えているクリップ
6は、切欠17のところにおいてプレート15に対して
着脱を行うとともに、係合溝16に沿う方向にスライド
させて係合溝16に上記凸部を係合させることで、プレ
ート15に固定されるものであり、このようにプレート
15に固定された時、下方の突片61の先端が化粧板1
1の上部を押して、化粧板11の外れ止めを行う。
ように、上下に並ぶ突片60,61を備えたもので、本
対枠1の上部に固着されたプレート15を突片60,6
1間ではさむようにして本体枠1に取り付けられる。上
記プレート15は、その上面に長手方向に沿った係合溝
16を備えるとともに、この係合溝16を横断すること
になる切欠17とを備えており、上部の突片60の先端
に上記係合溝16と係合する凸部を備えているクリップ
6は、切欠17のところにおいてプレート15に対して
着脱を行うとともに、係合溝16に沿う方向にスライド
させて係合溝16に上記凸部を係合させることで、プレ
ート15に固定されるものであり、このようにプレート
15に固定された時、下方の突片61の先端が化粧板1
1の上部を押して、化粧板11の外れ止めを行う。
【0008】しかしてこの採光窓においては、その設置
施工時における配線や上記駆動部5のメンテナンス等の
ために化粧板11を外して収納空間10を露出させるに
は、プレート15に係合しているクリップ6を切欠17
のところまでスライドさせて抜き取ればよく、この状態
で化粧板11を斜め上方に引き上げて溝30から化粧板
11の下縁を抜き出すことで、化粧板11の取り外しを
行うことができる。そして化粧板11の取り付けにあた
っては、溝30に化粧板11の下縁を差し込み、その
後、クリップ6を切欠17に差し込んで横にスライドさ
せることで、クリップ6をプレート15に取り付けれ
ば、クリップ6によって化粧板11の上部が押さえられ
て、化粧板11が固定されるものである。
施工時における配線や上記駆動部5のメンテナンス等の
ために化粧板11を外して収納空間10を露出させるに
は、プレート15に係合しているクリップ6を切欠17
のところまでスライドさせて抜き取ればよく、この状態
で化粧板11を斜め上方に引き上げて溝30から化粧板
11の下縁を抜き出すことで、化粧板11の取り外しを
行うことができる。そして化粧板11の取り付けにあた
っては、溝30に化粧板11の下縁を差し込み、その
後、クリップ6を切欠17に差し込んで横にスライドさ
せることで、クリップ6をプレート15に取り付けれ
ば、クリップ6によって化粧板11の上部が押さえられ
て、化粧板11が固定されるものである。
【0009】この場合、クリップ6が本体枠1の内面に
露出することになるが、クリップ6は意匠性の富んだも
のとすることができるために、クリップ6の露出が問題
となることはない。また、クリップ6による押圧固定で
あるために、化粧板11の厚みが薄くて強度をとれなく
ても問題となることがない。
露出することになるが、クリップ6は意匠性の富んだも
のとすることができるために、クリップ6の露出が問題
となることはない。また、クリップ6による押圧固定で
あるために、化粧板11の厚みが薄くて強度をとれなく
ても問題となることがない。
【0010】
【考案の効果】以上のように本考案においては、クリッ
プの着脱を行うだけで化粧板の着脱を行うことができる
ものであって、化粧板の着脱に要する手間を削減するこ
とができるものであり、またクリップによる固定は、化
粧板の厚みが薄くて加工を施すことが困難な場合にも何
ら問題を招くことがなく、さらには意匠的に優れたもの
を得ることができる。
プの着脱を行うだけで化粧板の着脱を行うことができる
ものであって、化粧板の着脱に要する手間を削減するこ
とができるものであり、またクリップによる固定は、化
粧板の厚みが薄くて加工を施すことが困難な場合にも何
ら問題を招くことがなく、さらには意匠的に優れたもの
を得ることができる。
【図1】一実施例を示すもので、(a)は断面図、(b)は部
分拡大断面図である。
分拡大断面図である。
【図2】同上のクリップ取付部の斜視図である。
【図3】同上の化粧板を取り外した状態を示す斜視図で
ある。
ある。
1 本体枠 6 クリップ 10 収納空間 11 化粧板 30 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 採光窓における本体枠の内面に取り付け
られて本体枠の枠部内に設けた収納空間を隠す化粧板の
取付構造であって、本体枠の枠部の下部に設けた上方に
開口する溝に化粧板の下端縁を位置させるとともに、本
体枠の枠部の上部に着脱自在となっているクリップによ
って、化粧板の上部を固定していることを特徴とする採
光窓の化粧板取付構造。 - 【請求項2】 本体枠の枠部の上部は、その辺に沿って
クリップをスライド自在とする係合部を備えるととも
に、この係合部の一端にあってクリップを着脱自在とす
る着脱用切欠部を備えていることを特徴とする請求項1
記載の採光窓の化粧板取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216193U JP2569692Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 採光窓の化粧板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216193U JP2569692Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 採光窓の化粧板取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074644U JPH074644U (ja) | 1995-01-24 |
JP2569692Y2 true JP2569692Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12351220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3216193U Expired - Fee Related JP2569692Y2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 採光窓の化粧板取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569692Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP3216193U patent/JP2569692Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074644U (ja) | 1995-01-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980113 |
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