JP2569684Y2 - 浄水ポット - Google Patents

浄水ポット

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JP2569684Y2
JP2569684Y2 JP7915692U JP7915692U JP2569684Y2 JP 2569684 Y2 JP2569684 Y2 JP 2569684Y2 JP 7915692 U JP7915692 U JP 7915692U JP 7915692 U JP7915692 U JP 7915692U JP 2569684 Y2 JP2569684 Y2 JP 2569684Y2
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JP
Japan
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water
water purification
outlet
inner container
inlet
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JP7915692U
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JPH0641618U (ja
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邦博 星加
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は浄水フィルターを内蔵
した電気ポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】浄水フィルターを内蔵した従来の電気ポ
ットは、図4に示すように内容器1にポンプ2を介して
接続された揚水通路3の上端に切替弁4を設け、その切
替弁4の二つの出口の一方に吐出口5を接続すると共
に、他方に浄水フィルター6を接続し、浄水フィルター
6の出側を内容器1の上方に開放させた構成となってい
た。
【0003】また、図5に示すものは、内容器1に揚水
ポンプ2を介して揚水通路3を接続し、その揚水通路3
の上端に安全弁7を介して吐出口5を接続している。ま
た、同様に内容器1に浄水ポンプ8を介して浄水通路9
を接続し、その上端に接続した浄水フィルター6の出側
を内容器1の上方に開放させた構成となっている。
【0004】なお、図4及び図5において、11はヒー
タである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記の図4に示すもの
は、切替弁4及びその操作装置等でなる切替装置が必要
となりコスト高になる問題がある。また、図5に示すも
のは、揚水ポンプ2と浄水ポンプ8の2台のポンプが必
要となり、これもコスト高になる問題がある。
【0006】そこで、この考案は部品の増加なく、低コ
ストで製作しうる浄水機能のもった浄水ポットを提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの第1の手段は、加熱手段を備えた内容器、及び上記
内容器内の液体の吸入口と排出口とを備えた浄水フィル
ターを有する浄水ポットにおいて、上記浄水フィルター
の排出口を吸入口よりも加熱手段に近い位置に設けた構
成としたものである。
【0008】また、第2の手段は、同じく加熱手段を備
えた内容器、及び上記内容器内の液体の吸入口と排出口
とを備えた浄水フィルターを有する浄水ポットにおい
て、上記浄水フィルターの吸入口と排出口の液体の温度
差を発生させる第二の加熱手段を設けた構成としたもの
である。
【0009】
【作用】上記の第1及び第2の手段に係る浄水ポット
は、浄水フィルターの吸入口付近の水と排出口付近の水
との温度差により、浄水フィルターの内部を通過する対
流が生じ、水はその内部を通過する間に浄化される。
【0010】
【実施例】図1に示した第1実施例は、通常の電気ポッ
トと同様に、内容器1の底面に揚水ポンプ2を介して揚
水通路3を接続し、その揚水通路3の上端に安全弁7を
介して吐出口5を接続している。また、内容器1の底面
にヒータ11が取付けられる。
【0011】上記の内容器1の下面に浄水フィルター6
が設けられ、その浄水フィルター6の吸入口12が内容
器1の側壁下部に連通している。また、該フィルター6
の排出口13がヒータ11の中央部分に設けた孔に連通
している。上記の吸入口12はヒータ11から離れた位
置にあり、排出口13はヒータ11の中央部分にある。
【0012】第1実施例の浄水ポットは以上のごときも
のであるので、ヒータ11に通電してこれを加熱する
と、内容器1内の水が次第に加熱される。前述のように
浄水フィルター6の排出口13は吸入口12よりヒータ
11に近いので、排出口13付近の水温は吸入口12付
近の水温より高くなる。そのため、浄水フィルター6内
を吸入口12側から排出口13側へ移動する対流が生
じ、その移動の間に水は浄化剤14に接して浄化され
る。
【0013】浄水フィルター6の種類によっては、水温
が一定以上になると、浄水剤14に吸着した物質が放出
されることがあるので、これを防ぐために、図2(a)
に示すように、吸入口12に形状記憶合金のバネ17を
用いた開閉弁18を設けると共に、排出口13にバイメ
タル弁を用いた開閉弁19を設けてもよい。上記の形状
記憶合金のバネ17は、低温状態ではマルテンサイト相
の伸長状態にあり開閉弁18は吸入口12を開放する
が、高温状態になると、図2(b)に示すように母相に
戻り収縮するので、開閉弁18が吸入口12を閉塞す
る。また、バイメタルを用いた開閉弁19は、低温状態
では図2(a)に示すように下向きにわん曲し、排出口
13を開放するが、高温状態になると、図2(b)に示
すように反転して排出口13を閉塞する。
【0014】上記の各開閉弁18、19の作動温度を一
定に設定しておくと、所定の温度になると浄水フィルタ
ー6が閉塞され、浄水機能が自動的に停止される。
【0015】次に、図3に示す第2実施例は、浄水フィ
ルター6の設置位置が前述のものと相違する。即ち、こ
の場合の浄水フィルター6は内容器1の側壁下部の外側
面に設けられ、その吸入口12が下部に、排出口13が
上部に設けられ、それぞれ内容器1に連通している。ま
た、浄水フィルター6の下面に浄水用の補助ヒータ15
が取付けられる。
【0016】上記の補助ヒータ15は加熱用のヒータ1
1とは別に通電される。補助ヒータ15に通電される
と、吸入口12の付近及び浄水フィルター6の底面部分
の水温が排出口13の付近の水温より高くなる。このた
め、吸入口12付近の水が対流により浄水フィルター6
の内部を移動し、排出口13から排出され、その移動の
間に浄化される。
【0017】なお、吸入口12及び排出口13に図2
(a)のごとき弁を設けてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上のように、この考案は浄水フィルタ
ーの吸入口付近と排出口付近の水温に温度差を生じさせ
ることにより、浄水フィルター内を対流により水を移動
させるようにしたものであるから、従来のような切替装
置や浄水専用ポンプが不要であり、製品のコスト低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の概略を示す断面図
【図2】(a)は同上の変形例の一部の概略を示す断面
図、(b)は(a)図の開弁状態の概略断面図
【図3】第2実施例の概略を示す断面図
【図4】従来例の概略を示す断面図
【図5】他の従来例を概略を示す断面図
【符号の説明】
1 内容器 2 揚水ポンプ 3 揚水通路 4 切替弁 5 吐出口 6 浄水フィルター 7 安全弁 8 浄水ポンプ 9 浄水通路 11 ヒータ 12 吸入口 13 排出口 14 浄水剤 15 浄水用ヒータ 17 バネ 18 開閉弁 19 開閉弁

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を備えた内容器、及び上記内容
    器内の液体の吸入口と排出口とを備えた浄水フィルター
    を有する浄水ポットにおいて、上記浄水フィルターの排
    出口を吸入口よりも加熱手段に近い位置に設けたことを
    特徴とする浄水ポット。
  2. 【請求項2】 加熱手段を備えた内容器、及び上記内容
    器内の液体の吸入口と排出口とを備えた浄水フィルター
    を有する浄水ポットにおいて、上記浄水フィルターの吸
    入口と排出口の液体の温度差を発生させる補助加熱手段
    を設けたことを特徴とする浄水ポット。
JP7915692U 1992-11-17 1992-11-17 浄水ポット Expired - Lifetime JP2569684Y2 (ja)

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JPH0641618U JPH0641618U (ja) 1994-06-03
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