JP2568596B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JP2568596B2
JP2568596B2 JP62302316A JP30231687A JP2568596B2 JP 2568596 B2 JP2568596 B2 JP 2568596B2 JP 62302316 A JP62302316 A JP 62302316A JP 30231687 A JP30231687 A JP 30231687A JP 2568596 B2 JP2568596 B2 JP 2568596B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアイロン本体より電源コードが導出していな
いコードレスアイロンに関するものである。
従来の技術 最近、アイロンがけの操作性を高めるために、アイロ
ン本体から電源コードを導出させず、アイロン本体には
発熱体と給電端子を設け、アイロン本体とは別個に構成
した載置台に電源端子を設け、アイロン本体を載置台に
載置することにより上記両端子を接続させて発熱体への
給電を行い、実際のアイロンがけの際にアイロン本体を
載置台から取出して使用するコードレスアイロンが開発
されている。しかし、このようなアイロンで問題となる
のはアイロン本体の取出しに伴って、載置台の電源端子
が外部に露出するため、使用者がこれに触れて感電をす
るおそれがあるという点であり、従来では2つの電源端
子をそれぞれ電源と接離するためにリレーを用い、この
リレーを駆動して2つの接点を同時にオン・オフし、電
源端子と電源を接離していた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような構成では、2つの接点を同時に
開閉するためリレー開閉時にリレーの2つの接点間のど
ちらにおいてもアークが発生し、接点が摩耗する。その
ため、どちらの接点にも高い信頼性が要求される。しか
も、2接点のリレーでは信頼性に限界があり、1接点の
リレーを2個用いると高信頼性ものが2個必要となり値
段が高くなる。また接点の摩耗や痛みが進みリレーが溶
着した場合、どちらの接点が溶着したか発見しにくく、
溶着後の対処もとりにくい。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、比較的
安価なリレー構成で高い信頼性を確保するとともに、リ
レー溶着に用いる対策をたてやすいコードレスアイロン
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明のコードレスアイ
ロンは、載置台に、第1・第2の電源端子のそれぞれに
接続され、これら第1・第2の電源端子を電源に対し
て、接離する第1・第2のリレーと、アイロン本体の載
置台への着脱状態を検知する載置検知手段と、載置検知
手段の出力を受けて、アイロン本体載置時には第1リレ
ーの閉成後に第2リレーを閉成し、アイロン本体離脱時
には第2リレーの開放後に第1リレーを開放するように
第1・第2リレーの駆動タイミングを制御するマイクロ
コンピュータを設けたものである。
作用 この構成による作用は次のようになる。アイロン本体
が載置台に載置されると、載置検知手段により載置が確
認され、マイクロコンピュータによって第1リレーがオ
ンした後に第2リレーがオンする。また、アイロン本体
が載置台から取り外されると、載置検知手段によって離
脱が確認されマイクロコンピュータによって第2リレー
がオフした後に第1リレーがオフする。したがって、第
2リレーの接点間にはアークが発生するが、第1リレー
の接点間にはアークは発生しない。そのため、第2リレ
ーには信頼性の高いリレーが必要であるが、第1リレー
は比較的信頼性の低いリレーでよく、小型で安価なリレ
ーでよい。その結果、比較的安価に信頼性の高いリレー
駆動系が構成できる。また、第2リレーにのみアークが
発生するため、リレーの溶着が第2リレーに限られる。
そのため、簡単な回路でリレーの溶着が検知できるばか
りか、第2リレー溶着時には第1リレーによる電源切り
離しができ、リレー溶着時のトラブル対策がとりやすい
メリットがある。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図において、1はアイロン本体で、ベースに埋設
されたヒータからなる発熱体2、上記ベースの温度に応
じた信号を発生する温度信号発生回路3およびこれらに
導通する給電端子4a,4b,4cを有する。5は載置台で、ア
イロン本体1が載置されたときに前記給電端子4a,4b,4c
に接触する電源端子6a,6b,6cと、この電源端子6a,6b,6c
と電源ラインを接離する感電防止リレー7a,温度調整リ
レー7b,トライアック7cと、これらのリレー7a,7bおよび
トライアック7cを駆動する感電防止リレー駆動回路8お
よび温度調整リレー駆動回路9、これらのリレー駆動回
路8,9への駆動信号を異なったタイミングで出力するマ
イクロコンピュータを有するマイクロコンピュータ10
(以下マイコンと略す)。温度信号発生回路3の信号を
タイコン10が認識できる信号に変換する温度検知回路11
およびリードスイッチからなる載置検知手段12を具備す
る。そしてこの載置検知手段12はアイロン本体1に設け
た磁石でONされるようにしてある。
また、13はマイコン10などに直流電源を与えるための
定電圧回路、14は温度調整リレー7bの溶着を検知するた
めの溶着検知回路である。
以上のように構成された実施例について、以下第2図
を参考にその動作を説明する。まず、アイロン本体が載
置台5に載置されると、アイロン本体1の給電端子4a,4
b,4cと載置台5の電源端子6a,6b,6cが接続されるととも
に、アイロン本体1に取り付けられた磁石が載置台5に
設けられたリードスイッチよりなる載置検知手段12に接
近してこれをONする。載置検知手段12がオンするとマイ
コン10はアイロン本体1が載置台5に置かれたことを認
識し、感電防止リレー駆動回路8に感電防止リレー7aが
オンするように信号を送る。上記感電防止リレー駆動回
路8は、感電防止リレー7aを駆動するとともにトライア
ック7cをも同時に駆動するようになっており、マイコン
10の駆動信号によって感電防止リレー7aとトライアック
7cがオンし、温度検知回路11と温度信号発生回路3に電
力が供給される。温度信号発生回路3は感熱抵抗素子と
発振回路からなり、感熱抵抗素子の抵抗値によって発振
の周期が変化し、給電端子4cおよび電源端子6cを通して
温度検知回路11に発振電流を流す。感熱抵抗素子は発熱
体2が埋込まれたベースに取付けられており、したがっ
て、温度検知回路11にはベースの温度に応じた周期の発
振電流が流れる。温度検知回路11は、この発振電流をマ
イコン10に読み込めるような発振電圧に変換する。マイ
コン10は感電防止リレー7aおよびトライアック7cをオン
させ、所定時間後この発振電圧の発振周期を読みとるこ
とによってベースの温度を認識する。そして、ベースの
温度が希望の温度より低い時は、マイコン10より温度調
整リレー駆動回路9に信号を送って温度調整リレー7bを
オンし、これにより発熱体2に通電してベースを加熱す
る。ベースの温度が所定の温度より高いときは、温度調
整リレー7bはオフし、やがてベースが冷却されて所定温
度より低くなると、その時点で再度温度調整リレー7bが
オンする。このように温度調整リレー7bのオン,オフに
よりベースの温度制御が行われる。次にアイロン本体1
が載置台5より取出されると、載置検知手段12がオフ
し、アイロン本体1が取出されたことをマイコン10が認
識する。ここでマイコン10はまず温度調整リレー7bがオ
フするように温度調整リレー駆動回路9に信号を出す。
次いで、マイコン10はプログラムによる計時手段により
所定時間計時する。その後、マイコン10は感電防止リレ
ー駆動回路8に信号を送り、感電防止リレー7aおよびト
ライアック7cをオフし、電源端子6a,6b,6cを完全に電源
より絶縁することによって、使用者が電源端子に触れて
感電するのを防ぐ。以上のようにマイコン10はリレーを
オンする場合は感電防止リレー7a,温度調整リレー7bの
順にオンし、オフする場合は逆に温度調整リレー7b,感
電防止リレー7aの順にオフしている。したがって、感電
防止リレー7aにはアークが発生しないため、小型で安価
なリレーでも充分な信頼性・耐久性が確保できる。ま
た、リレーが溶着する場合を考えると、溶着を起こすの
は温度調整リレー7bの方であり、本実施例のように溶着
検知回路14を簡単に設けることができ、溶着が検知でき
る。溶着検知回路14は感電防止リレー7aがオンしている
場合に動作し、温度調整リレー7bがオンしているとこの
溶着検知回路14にはマイコン10の電源電圧と同レベルの
電圧V1が入力される。温度調整リレー7bがオフしている
場合は、溶着検知回路14には交流電圧が入力され、交流
電圧のピーク値V2は先のV1よりもはるかに大きい値であ
る。溶着検知回路14では入力電圧を整流平滑し、基準電
圧と比較した結果をマイコン10に出力する。したがっ
て、温度調整リレー7bがオンしている場合は、マイコン
10にローレベルを出力し、温度調整リレー7bがオフして
いる場合はハイレベルを出力する。マイコン10はこの結
果を監視することにより温度調整リレー7bの溶着を認識
できる。温度調整リレー7bが溶着すると、アイロン本体
1が載置台5より取出され載置検知手段12がオフされな
い限り、発熱体2への通電がされ続け、ベースの温度が
一方的に上昇するため、やがて異常高温になり非常に危
険である。したがって、マイコン10が温度調整リレー7b
の溶着を確認した場合は、直ちに感電防止リレー7aをオ
フし、発熱体2への通電を止めるとともに、マイコン10
のすべての動作を止めることによって、使用者に異常を
知らせる。以上のように本実施例の構成では、簡単なリ
レー溶着検知回路を付加することによって溶着がすばや
く検知でき、早急な対策を打つことによって危険を避け
ることができる。また異常高温によって温度ヒューズを
切ることもなく、メンテナンスの面でも容易になり、極
めて有用なコードレイアイロンが提供できる。
発明の効果 以上のように本発明は、載置台に、第1・第2の電源
端子のそれぞれに接続され、第1・第2の電源端子を電
源に対して接離する第1・第のリレーと、アイロン本体
の載置台への着脱状態を検知する載置検知手段と、載置
検知手段の出力を受けて、アイロン本体載置時には第1
リレーの閉成後に第2リレーを閉成し、アイロン本体離
脱時には第2リレーの開放後に第1リレーを開放するよ
うに第1・第2リレーの駆動タイミングを制御する遅延
手段を設けることにより、比較的安価なリレー構成で高
い信頼性が確保できるとともに、リレー溶着時における
トラブル対策が取りやすい優れたコードレスアイロンを
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるブロック回路図、第
2図はマイクロコンピュータのフローチャートである。 1……アイロン本体、2……発熱体、4a,4b……給電端
子、5……載置台、6a,6b……電源端子、7a,7b……リレ
ー(感電防止リレー,温度調整リレー)、10……マイク
ロコンピュータ、12……載置検知手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体により加熱されるベースおよびこの
    発熱体に導通する給電端子を備えたアイロン本体と、こ
    のアイロン本体を載置する載置台とを具備し、上記載置
    台には、前記給電端子と接触し電力を供給する第1・第
    2の電源端子と、これら第1・第2の電源端子のそれぞ
    れに接続され、同第1・第2の電源端子を電源に対して
    接離する第1・第2のリレーと、上記アイロン本体の載
    置台への着脱状態を検知する載置検知手段と、載置検知
    手段の出力を受けて、アイロン本体載置時には第1リレ
    ーの閉成後に第2リレーを閉成し、アイロン本体離脱時
    には第2リレーの開放後に第1リレーを開放するように
    第1・第2リレーの駆動タイミングを制御するマイクロ
    コンピュータとを備えたコードレスアイロン。
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